女「死のう」

男「おはよ、女」

女「あ…うん。おはよう」

男「電車おせーな、急ぐ必要なかったか」

女「どうだろうね」

男「ん？」

女「なんでもない」

女「今日こそ」

男「おはよ、女。また会ったな」

女「あ…うん。おはよう」

男「女、黄色い線の内側までお下がりください」

女「うん」

男「よし」

女「（今道路に飛び出せば死ねるかな）」

男「おはよ、女」

女「あ…うん。おはよう」

男「昨日ちゃんと寝たのか？フラフラしてるけど」

女「うん。大丈夫」

男「そうか」

期待

女「死ぬのって痛いのかな。切っただけでも、あんなに痛かった」

男「おはよ、女」

女「あ…うん。おは―」

男「おい女…その手、どうした？」

女「うん、料理してたら」

男「そうか…料理か」

女「そうだよ、私だって料理くらいできます」

男「なら今度俺のために弁当作ってくれよ」

女「……どうしよう」

男「ん？」

女「あ、いや…うん、まかせて」

かわいいな

女「首吊ってしのうか。でも死に際がきたないらしいな」

男「おはよ、女」

女「あ…うん。おはよう」

男「女ってさ。肌、奇麗だよな」

女「え、そ、そうかな？」

男「うん、そうだよ、白いし」

女「あ、うん。ありがと」

いいな

女「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい」

女「どうしてだろう、いつもよりそう思ってる」

男「おーい、女、おはよ」

女「あ…うん。おはよう」

男「いやーまいったよ、今日寝坊するは宿題忘れるはで、さんざんだよ」

男「嫌なことが多い日ってのは誰にでもあるもんなんだな」

女「あぁ、そうだね。そういうことって、うん。あるよね」

男「…今日、一緒に昼食おうぜ」

女「うん。（昨日、宿題なんてなかったよね…）」

メンヘラじゃん
男の方も病むなこれは

女「すいません。気分が悪いので保健室にいきます」

先「あ～じゃあ保健委員」

女「いえ、一人で大丈夫です」

先「そうか」

女「ふぅ、あれ？男？なにしてるの？」

男「え!?いや、別に、な、何も、うん…トイレ」

女「そう。トイレ…あっちだよ」

男「あ～、うん、あっちだな」

女「うん。教室」

男「ん？」

女「教室、戻ろうか」

男「うん」

女「屋上から飛び降りよう」

男「おはよ、女」

女「あ…うん。おはよう」

男「あのさ、女。俺、手離さないからな」

女「男、いつから気づいてた？」

男「さぁ、わからんね」

女「そう」

男「絶対。離さないから」

女「うん。」

なんか感動した

女「ねぇ、男」

男「ん？」

女「男は、死のうと思ったことないの？」

男「今目の前で首吊ろうとしてるやつがいるからそんなこと考えられないな」

女「男も忙しいね」

男「誰のせいだと…」

男「くそ！女を見失っちまった!!どうしよう!!」

女「誰を見失ったの？」

男「女だよ!!女!!」

女「ふ～ん、いるね。ここに」

男「うん、いたね。」

女「……」

男「あ、うん、ねｗほらｗｗよかったｗｗ」

女「なぜそこで照れる」

女「ああ、くそ、できない。どうすれば」

男「どうした？」

女「テトリスのハイスコアをどうしても抜けないんだ。これ終わったら自殺しようと決めてるのに」

男「お前最近死ぬ気ないだろ？まぁいいことなんだけど」

こういうの好きだわ。支援

新ジャンル「鬱デレ」ですねわかります

女「どうして他の人は自殺とか考えないんだろ？」

男「そりゃ、幸せだからだろ？」

女「まさか、だっていつも彼らは毎日を適当にすごしてるじゃないか」

男「う～ん、そういう奴もいるかもしれないけど、小さな幸せってのは誰にでもあるはずだろ」

女「私にも…あるのかな。小さな幸せが」

男「女には絶対にあると思うぞ、ただ気づいてないだけ」

女「そういゆうものかな」

男「うん、案外、近くにあるはずさ」

男「あ、女、その手」

女「ああ、うん。いつもの」

男「それ、やめないか、マジで」

女「どうして？」

男「前言ったろ。女、肌奇麗だって」

女「うん。でも無理かな」

男「今日から夜電話するよ」

女「うん。」

泣きそうになった

女「もしもし」

男「こんばんは、女」

女「ほんとに電話したね」

男「そりゃするさ、俺は嘘はつかないから」

女「そうだね」

男「女、今なにしてる？」

女「男と電話してる」

男「いや、そうじゃなくて」

女「わかってる。わかっていますよ」

男「そか、じゃあ、おやすみ」

女「うん。おやすみ」

女「……わかっているのかな…明日、男に怒られちゃうな」

女「男、手のことなんにも言わないな。どうしてだろ」

男「女、早く帰ろうぜ」

女「あ…うん。かえろ」

男「……」

女「……」

男「女」

女「…なに？」

男「今日も、電話するからな」

女「うん。まってる」

男「おい、女、好きな人ができると死ぬのが怖くなるらしいぞ」

女「まさに今の私だね」

男「え…」

女「冗談」

男「あ、冗談か…」

あぁいいわ。これ

男「おい女、お前なんか死んじまえよ、そのほうが楽だよ」

女「うん。わかった。死ぬね。さよなら」

男「ちょｗｗｗｗうそｗｗｗｗ」

>>19志村ーヤンデレヤンデレ！！

男「女は進路とかどうすんの？」

女「進路？そんなの考えたこともないな」

男「どうしてさ、もうそろそろ決めてなきゃまずいだろ」

女「だって、わたしには遠すぎる話だから」

男「え？」

女「絶対に来ない、未来だから」

男「……」

男「俺さ…精神医学を学ぼうと思ってるんだ」

女「ふ～ん、そうなんだ」

男「うん、そうすればさ、俺が女の心のケアできるだろ」

女「うん。いいね。それは。いいかもね」

男「だからさ、そうできるようになるまでさ、…うん」

女「うん。そうだね」

こういうの大好きだわ

女「ねぇ、男、私の手を放さないんだよね」

女「ねぇ、毎日私に電話してくれるんだよね」

女「ねぇ、私が自殺しようとするといつも止めてくれるんだよね」

女「ねぇ、私が一人になろうとするといつも追ってきてくれるんだよね」

女「ねぇ、私の手が傷ついてるの見るといつも怒ったような、心配したような顔してくれるんだよね」

女「ねぇ、私のために精神医学を学んでくれるんだよね」

女「ねぇ、いつも私に笑顔をくれたよね」

女「ねぇ、私小さな幸せ見つけたよ」

女「ねぇ、ねぇ、男」

女「男のおはよ、が聞きたいよ」

女「ねぇ、男はもういないんだね」

女「自殺少女の私より先に……男は死んじゃうんだね」

ぎやああああああ

これは…

…それ以上さきを言うな

コーヒーいただくよ。
茶って書いてあるけど

え…

女「いっぺん･･･････













死　　ん　　で　　み　　た

女「ヒキガネヲ止めたのはアナタ」

女「ヒキガネヲ引いたのも…アナタ」

女「サヨナラ…男」



おしまい

>>37あっー

急展開すぎるｗｗｗｗ

>>42
(´;ω;`)

良作だな…。

急展開ｗｗｗｗ
>>1乙

＿＿__　　　r っ　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿　　　＿　__
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楽しかった乙

…乙