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    元スレ新?ジャンル「妹萌え」

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    751 :

    あれあれ?妹がスク水を着るという俺の予想が…

    752 = 704 :

    「…しゃてき?」
    「うんうん」
    「いらっさい~サバゲー同好会射撃訓練場ようこそであります~」
    「なんか、景品にめちゃくちゃ穴が開いてるんだが…」
    「落としたらゲットなんですけどね~…であります~」
    「…こういうのってコルク栓の銃じゃないのか?なんでエアガン…」
    「………じ、実戦を想定して…」
    「やってみる~あのクマ欲しいし」
    「まいどっ!…であります~」
    「…まぁ、あのクマは無傷だしな」
    「よぉし!」

    バラタタタタタタタタタ…

    「………」
    「………」
    「………ざ、ざんねんであります」
    「クマさん…」

    753 :

    ドキッ!ツンデレだらけの文化祭 ~デレもあるよ!~



    …ごめん、言ってみたかっただけ…。

    754 = 704 :

    「…きっさてん?」
    「うんっ!のどかわいたし」
    「そうか」

    「…な、何しにきたのよっ」
    「…は?」
    「へぇ…カップルでご来店ってわけ………そこらへんの空いてる席に勝手に座ったらっ」
    「………えと」

    「まだ、注文きまらないわけ?」
    「…あ、悪い」
    「早く決めて、早く飲んで食べて、お店の回転率下げないでよねっ」
    「…あ、ごめんなさい…じゃあ、あの、紅茶のケーキセット」
    「…あ、じゃあ、俺もウーロン茶でケーキセット」
    「………紅茶とウーロン茶のケーキセットね………ふんっ」
    「………」
    「………」

    「はい、お待たせっ…まぁ、待ったなんていわせないけどっ………これで、そろってるわよねっ」
    「………なぁ、このモンブラン頼んでないんだが」
    「そ、それは…その、ざ、材料が余ったから」
    「え?でも、悪いよ」
    「う、うるさいわねっ!人の好意は素直に受け取りなさいよねっ!」
    「…コウイって?」
    「あっ………だから、その、そういうんじゃなくて…えと」
    「…あと俺のケーキにフォークないんだけど」
    「………だ、だって、あんたたち恋人同士なんでしょ?」
    「なにが?」
    「えと」
    「ふ、ふんっ!!…あんたたちなんかやっすいケーキで『はい、あーん』とかしてるのがお似合いなのよっ!!」
    「はぁ?…おい、待て、フォーク………」
    「………」
    「………」
    「………え、えと、はい、あー」
    「…し、しないっ!!俺はやらないからなっ!!」

    755 = 704 :

    「…そろそろ終わりか」
    「そだね」
    「このあとは………キャンプファイヤーとダンスだっけ?」
    「あ、うん。そだね」
    「………あ、あのさ」
    「ん?」
    「よかったら…でいいんだが」
    「なになに?」
    「…俺とさ」
    「…あ………うん」
    「踊ってくれないか?」
    「………イヤ」

    756 :

    いいよーいいよー

    757 = 704 :

    ちょっとお外に出て行きます…

    758 :

    >>754
    ツンデレ喫茶wwwwwwwwwww

    759 = 712 :

    「………イヤ」

    なん・・・だと・・・?

    760 = 704 :

    ターララッタターララーラタッタッタ

    (…お兄ちゃんたち、どこに行ったのかな)

    (ダンス…全員参加のはずなんだけどなぁ)

    「うーん…」
    鈴木「妹ちゃんっ!おっどろー!」
    「え?でも、女の子同士って…」
    涼木「いいじゃんっ!いいじゃんっ!女の子同士でぐるぐるしてる人一杯いるし!」
    須々木「ていうか、彼氏とかいないしねー」
    鈴置「だね~。あれ?鈴城は?」
    寿数喜「いない…もしかして…」
    「あそこで天嵜と踊ってるの鈴城じゃない?」
    「なぁにぃ!?抜け駆けぇ!?」
    寿々木「からかいに行かないと!!写メ準備しろっ!!行くぞ!!皆の集!!」
    「「応っ!!」」」
    「…あ、あの、そういうのは鈴城さんが………あぁ…」
    佐藤「あ…あの」
    「佐藤さん?」
    佐藤「………いっしょに、踊らない?」
    「え?あ…はい、いいですけど」

    761 :

    校庭を見下ろす。

    中央に炎。
    グラウンドの夜間照明は切られており、赤い炎と月の光が
    生徒達を照らす。

    閉め切った空間に、かすかに笑い声とオクラホマミキサーが届く。

    陽気な音楽、テンポの良い、懐かしいリズム。
    そういえば、小学校からフォークダンスといえばコレだった。

    暖かい光を放つ文化祭の名残。
    最近はビニールやらそういうものは燃やしてはいけないらしく
    今年から分別回収が徹底された…世知辛い世の中だ。

    窓の外、暖かく優しい炎…

    それはまるで俺の

    762 = 712 :

    ちんp・・・

    よし殺せ

    763 = 761 :

    「まるで俺の心を照らし、その影を濃く見せるレフ板のように思えた――」
    「………」
    「こんな感じ?」
    「…レフばん?」
    「うん。レフ板」
    「………ていうか、今のよくわからん文章はなんだ?」
    「男くんの心の声」
    「………」
    「ていうか、男くん、そんなに窓の近くにいたら見つかるって」
    「…あ、ああ、すまん」

    764 = 761 :

    「みんな楽しそうだねぇ~」
    「そう思うなら、今からでも」
    「やだよぅ…踊りなんてできないし…」
    「………踊らなくても、そのへんに座ってればいいだろ?そういうやつ多いし」
    「…だって、座ってたら、おどりに誘われるんだもん」
    「だからって、こんなとこでサボらなくても…」
    「ふっふふふ…まさか教室に隠れているとは、思うまい…」

    765 = 761 :

    「つか、学級委員がサボるなよ」
    「え?」
    「…いや、お前、委員長じゃん?」
    「………あぁ!ホントだ」
    「今頃みんな探してるんじゃ」
    「大丈夫!点呼なんかしないし。探してるとしても妹ちゃんくらいじゃないかな」
    「妹か…一応メールを」
    「だいじょぶだって!クラスの皆も妹ちゃんも『どうせあいつら二人でしっぽりやってんだろ』としか思ってないし!」
    「………」
    「ん?」
    「それって、すごく微妙」
    「うん。びみょ~だねぇ…下手に言い訳したら、逆にアブないねぇ」
    「………」

    766 = 761 :

    「………」
    「………」
    「あのさ…」
    「なに?」
    「…レフ板てさ、影消す方に使うよな?」
    「あ…そういえば、そうかも」

    767 :

    まだ会ったな>>1よ。

    さぁ、ほぼ男子校だった俺をもっとニヤニヤさせてくれ

    768 = 756 :

    あれ?>>1のID変わった?

    769 = 761 :

    「…で?」
    「『…で?』とは?」
    「いや、なんで、わざわざ教室に隠れてるんだと」
    「だって、踊りたくなかったし…」
    「それだけじゃないだろ?踊りたくないだけだったら、帰ればいいし」
    「………そこは、ほら、男くんと二人っきりになりたくて」
    「………」
    「や、冗談だよ?」
    「…わ、わかってる」
    「………ん?…冗談でもないかな?」
    「…は?」
    「あ、そかそっか、ふたりっきりになりたかったのか」
    「…あの、女?」
    「うんうん。なるほどなるほど」

    770 = 761 :

    >>768
    変わりますた…

    771 = 761 :

    「昨日から、なんかヘンだぞ…どうした?なにかあったのか?」
    「…そうかな?…いや、なにもないけど」
    「…そうか?」
    「ねぇ、後夜祭おわるまで、ちょっとお話しない?」

    772 = 712 :

    最近の>>1の怒涛の更新はすごいな

    773 = 761 :

    「あのさ、初めて会ったときくらいのこと覚えてる?ほら、中学生のころ」
    「…まぁ。始業式の日、なんか隣に座ったヤツが初対面なのにすごく馴れ馴れしかった」
    「へぇ、そなんだ」
    「…お前のことだぞ?」
    「………そだっけ?」
    「ああ」

    774 = 761 :

    「あーごめんねぇ…よく言われるんだけど…」
    「いや、謝られることでもないが」
    「…わかんないんだよねぇ、そういうの…今でもだけどさ」
    「?」
    「………そんなことより、なんでウチの中学って女子ブルマだったんだろ?」
    「…は?」

    775 = 761 :

    「…考えてみれば惜しいことしたなぁ」
    「なにが?」
    「だって、ブルマだよ?あのころだったら、妹ちゃんの生ブルマが見れたというのに…」
    「なまって…」
    「………あぁ…妹ちゃん、中学の制服とかブルマとかちゃんととってあるのかなぁ」
    「…いや、とってあったとしても、もう着れないんじゃないか?サイズ的に」
    「わかってないっ!!」
    「え」
    「男くん、わかってないよっ!!ちょっと小さめのサイズを身につけて、丈が足りなかったり
     ぱっつんぱっつんだったりして、それが恥ずかしくてややうつむき加減で」
    「何を言ってるんだ、お前は」
    「いいから、想像してごらんって!!…ちょっと小さめのブルマを………………」
    「とりあえず、鼻血を拭け」

    776 :

    久しぶりの女な変態的言動w

    777 = 761 :

    「………うぅ…ごめん、取り乱して」
    「…いや、いつもどおりだろ」
    「そ、そんなことない…よ?」
    「………」
    「…でも、ホント、写真の一枚くらい撮っとけばよかった…」
    「………撮ってないんだな」
    「あ、うん…あの頃は、そんなに興味なかったし…」
    「…興味ないって………妹に?」
    「うん…っていうより、妹ちゃんも男くんも…全部かなぁ」
    「………他人に?」
    「そだね」

    778 = 761 :

    「昔からね、親しい友達とかいなかったし、自分にはお母さんさえいれば…それでいいって思ってた」
    「………」
    「他の人なんかどうでもいい…って。…こんなだから、友達いなかったんだけど」
    「…」
    「…でもまぁ、けっきょく捨てられちゃったんだけどね。…こんなだから、ね。………話したよね?」
    「ああ。…おふくろさんは?」
    「最近は電話もかけてこないねぇ…。でも、毎月お金は振り込まれてるから、元気なんじゃないかな?」
    「…そうか」

    779 = 761 :

    「…ごめんね」
    「なにが?」
    「………たぶん、男くんのこともどうでもいいって思ってた」
    「………」
    「…ただ隣に座ってる人で。たぶん、次の日いなくなっても全然気にならなかった」
    「…そうか」
    「ごめん」
    「…べつにいいさ」
    「で、でもね、今は…その、違うから………どうでもよくないから」
    「ああ、ありがとな」
    「…うん………ごめんね」

    781 = 761 :

    「…妹ちゃんにね、初めてあったときさ」
    「ああ」
    「期待、してたんだ。…わかってくれるんじゃないかって」
    「………まぁ、妹もおふくろに捨てられたようなもんだしな」
    「…うん。共感してもらえるかもって…キズを舐めあえるんじゃないかって…思ってたのかもなぁ」
    「…」
    「………妹ちゃんは、こっちの予想のナナメ上くらいをいっちゃってたけど」

    782 = 761 :

    初対面でさ、聞いたんだ。

    『ねぇ、あなたはどうして母親に捨てられたの?』って

    …こういうことって、もうちょっと親しくなってから聞くべきだって、今ならわかるんだけどね。
    そうじゃないか…。うん。こんなこと聞いても傷つけちゃうだけだね…。

    きっと『私は捨てられてなんかないっ』とか『私がお母さんを捨てたんだっ』とか
    そういう言葉が聞けるって、思ってた。
    私が、そうだったから。………でもね、妹ちゃんは、こう言ったの。

    『…私が、お母さんに必要とされなかったからですね』

    覚えてる。じっと、見てたから。
    ちょっと泣きそうで、困った感じで笑ってた。

    783 :

    リアルタイム遭遇だ!
    でもきっと今日も寝落ちするんだろうな……



    俺が

    784 = 761 :

    わからなかった。
    だって、男くんから、話し聞いてて、妹ちゃん全然悪くないじゃん?
    それどころか、私より、扱いひどいよ…だって、私は、お母さんについていこうと思えば行けたんだし…

    それでね、聞いたの
    『お母さんのコト恨んでないの?』って

    後悔その2…なに言っちゃったんだろねぇ、私。…アレってさ、妹ちゃん来てから一週間も経ってなかったじゃん?
    なんで…あんな…傷えぐっちゃうようなこと言っちゃったんだろね…
    でもね、妹ちゃんさ『お母さんのことは今でも好きです』って…
    再婚のことも

    『好きな人には幸せになってもらいたいじゃないですか』だって

    ………そんなこと言うんだよ?
    どうして、そんな風に考えられるのか全然わかんなかった。
    そのときはね、『ごめんね~変なこと聞いて、じゃーねー』とか言って、ごまかして帰ったんだけど。

    家に帰ってもわからない。

    私が間違ってるのか。妹ちゃんがおかしいのか。

    知りたいって思った。
    妹ちゃんのこと、もっとたくさん知りたいって。

    理解できたら、私も妹ちゃんみたいに“許せる”のかなって…

    785 :

    「…それが、お前の理由か?」
    「ん?」
    「妹を好きになった理由」
    「…最初は、そだね。決定的になったのはストーキングしてたときに」
    「…ストーキング?」
    「うん。半年くらい後かなぁ…妹ちゃん、捨てられた子犬見つけちゃって」
    「ああ…」
    「………見てられなくなって、私も一緒に飼ってくれる人探しちゃった…」
    「…」
    「あのときの妹ちゃんって、もう子犬と一緒に抱きしめたくなるくらい、かわいくって…
     いや、実際に思わず抱きしめちゃったんだけど………」
    「………男だったら、かなり危ないストーカーだな」
    「そだね」

    786 = 785 :

    「今はね、ちょっとわかるの…妹ちゃんの『好きな人には幸せになって欲しい』ってやつ」
    「…そうか」
    「うん。妹ちゃんと………男くんのおかげ、かな」
    「………俺は何もしてない」
    「…私ね、妹ちゃんと男くんに幸せになって欲しい」
    「………」
    「特に、妹ちゃん。…だってさ、妹ちゃんこそ、幸せになるべきじゃん?」
    「そうだな…」
    「だからね、男くん」

    787 :

    ここまで読んでやっと男と妹の関係が理解できた

    ような気がする…俺読解力無さすぎだな…

    788 :

    好きな人に幸せになってほしい・・・か。じゃあ俺としては女には男と・・・いや、なんでもない

    789 = 785 :

    「…妹ちゃんを幸せにしてあげて」
    「…」
    「妹ちゃんの気持ちは知ってるよね?」
    「ああ」
    「兄妹だから…っていうのは無しの方向で」
    「…兄妹は兄妹だ」
    「…それでもいいよ。………二人で、幸せになって?」
    「…お前は?」
    「私?…私は、二人の愛人とかそういうポジションで」
    「………お前さ」
    「…なに?」
    「自分が言ってることわかってるのか?」
    「…わかってる」
    「…妹が、『女さんとお兄ちゃんで幸せになってください』って言ったら、お前は了解するのか?
     妹があきらめるのを見て、満足するのか?」
    「それはっ」
    「好きなんだろ?妹のこと。なんで、あきらめるんだ?」
    「好きだよ…」
    「だったら」
    「好きだよっ!!…妹ちゃんも…男くんも…好きだって言ってるじゃんっ!!!」

    790 = 785 :

    「…好きだよ?………でもね、私はダメ。私はダメだよ…」
    「…そんなこと」
    「ダメ…なんだよ。私ね、妹ちゃんから好きって言われても、男くんから好きって言われても
     …ダメなんだ………信じられない…」
    「…」
    「…信じられないの。…今は、好きだって言ってくれるのかもしれない。でもさ、10年後は?20年後は?」
    「…」
    「………ごめんね。わけわかんないよね。信じたいよ?でも信じられないの。好きって言われても不安なの。
     …不安で、不安で、私はきっと、私との組み合わせになる人に依存しちゃう………そして、いつか嫌われる…」
    「…女」
    「私は、誰かと二人で幸せになれる自信なんてない。…ずっと、ずっと三人で暮らしていけたらいいけど
     …私のために、妹ちゃんと男くんが幸せになれる可能性までなくなっちゃうとしたら…私はそんな自分がイヤ」
    「…」
    「………たぶんね、私、ダメなんだよ。常識とかないし。恋愛も、誰かと生きてくことも…向いてないんだ。
     だからさ………あのね、それならさ…自分の好きな人たちに幸せになってもらいたいって、思ってもいいよね?」

    791 :

    VIPでスレタイを発見したとき誰がんこんな展開を予想できただろうか・・・

    楽しく読んでます。
    無理の無い範囲でがんばってください!!

    793 = 785 :

    「…ごめんね。文化祭、楽しかったのに…こんな話して……でも、でもね」
    「なぁ…お前ってさ、俺と妹のこと好きなんだよな?」
    「え?あ、うん」
    「確か、ぐちゃぐちゃに汚したいくらい?」
    「あ、う…そ、そう…だけど」
    「俺も……妹は聞いてみないとわからんが、それくらい好きだぞ?」
    「…うん。ありがと………でもね」
    「信じなくてもいい」
    「…え」
    「…10年後とか20年後とか信じられないものは、信じなくていいんだ」
    「…で、でも、やだよっ!いつか嫌われるって、そう思ってるのは………つらいよ」
    「お前さ、昔、言ってただろ?『好きな理由がなくなったら、嫌いになるのか』って」
    「え?」
    「俺はさ、前に言ったと思うけど、お前がお前だから好きなんだ」
    「………」
    「お前は信じなくてもいい。俺は、お前に10年でも20年でも『好き』って言い続けてやる」
    「…」
    「お前がお前である限りさ、ずっとずっと、百年でも二百年でも、女のことずっと好きだ。
     …たぶん妹もそう言う」
    「………ぉとうさん…?」
    「…え?」
    「あ…ううん。なんでもない…」
    「…と、とにかくだ。無理に信じなくていいんだ。…信じられるように、俺が好きだって言い続けるから」
    「………」
    「…な、なんだよ」
    「………優しいよね、男くん」
    「そんなことない」
    「…毎日、好きって言ってくれるの?」
    「あ、ああ」
    「私が不安になったときも?お願いしたら、『好き』をくれる?」
    「ああ」
    「疲れない?…イヤにならない?」
    「…自分の好きなモノに好きと言うだけだ。疲れるわけ無い」
    「…今、すごい約束してるって、わかってる?」
    「………ああ」

    794 :

    鳥肌立った・・・。

    女・・・お願いされなくても言ってあげるよおぉぉぉぉぉぉ!!!!!

    795 = 785 :

    「…私が私である限りか………難しいこと言うね、男くん」
    「そ、そうか?」
    「だって、『男くんの好きな私』でいつづけろってことだよね?」
    「あ…いや、ありのままのお前っていうか…そのな…いや、そういうのを押し付けるつもりとかはなくて…」
    「………でも、少しくらいは、私も頑張らないと」
    「…?」
    「………あきらめてちゃ、ダメだよね?」
    「ああ」
    「…あれ?男くん、まぶたになんかついてるよ?」
    「ん?………どうだ?」
    「あーそっちじゃなくて…とってあげるから、ちょっと、かがんで」
    「ああ…頼む」
    「う、うん……………じゃ、とるね」
    「ああ………ていうか、なんで、そんなに…」
    「いいから、黙って、目を瞑れ」
    「あ?ああ…」
    「………………」
    「………………」
    「………」
    「…あの」
    「えへ」
    「…『えへ』…じゃない…」
    「いいじゃん~男くんだって期待してたでしょ?」
    「………」
    「雄弁な沈黙」
    「…えっとな」
    「………イヤだった?」
    「…そんなことはない」
    「どうして?」
    「それは……………その……な」
    「…お願い」
    「………す、好きだから…だっ」
    「ふふっ」
    「………うぅ」
    「………男くん、私もね………好き、だよ」

    796 :

    もう最高です

    797 :

    ふぅ…

    798 :

    もう
    最高です

    800 = 785 :

    「おっはよー!!」
    「よぉ」
    「おはようございます、女さん」
    「はぁ…妹ちゃん今日もかわいい…なでていい?なでていい?」
    「うわっうわわわ」
    「毎朝毎朝、飽きないのかお前ら」
    「…男くんっ」
    「…なんだよ」
    「………一日一回」
    「?」
    「………」
    「………『お願い』の方でもいいけど」
    「??」
    「………………………好きだ」


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