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    元スレ新?ジャンル「妹萌え」

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    603 :

    なんと言うツンデレらwwwwwwwwww
    これは色々と良い意味でヒドイwwwwwwwwww

    新ジャンル「本当はツンデレだったグリム童話」とかで是非スレを・・・wwwwwwww

    wwktkしつつ続き待ってます

    605 :

    >>1
    乙です。面白かったよ!

    606 :

    さーて、今日もほしゅほしゅっと

    608 :

    そしてWKTK

    609 :

    さらにわくてか


    >>1来るのは金曜かな?

    610 = 609 :

    って、べ、べつに>>1が来るのを待ってるわけじゃないんだからねっ!!

    611 :

    ――物心ついたときには、父は既に病の床に伏せていた。

    「おとーさんっ!おみまいにきたよっ!!」
    「…ああ。病院では静かにな」

    記憶に残る父は、べッドに寝たきりの姿だけ。
    物静かで儚げな…そんな印象しかない。

    「…からだの調子はどう?」
    「今日はまぁまぁ、かな。君こそ、花粉、つらいんじゃないか?今年は杉花粉が多いんだろう?」
    「私のコトはいいから、あなたは自分の体の心配してなさい」
    「せっかくだし、ついでに診てもらったらどうだ?」
    「…花粉症は治らないわよ。それより、イチゴ持ってきたんだけど、食べられる?」
    「うん、もらおうかな」

    父と母の会話も穏やかで、互いを気遣っていて…子ども心でも、二人は想い合っているんだとわかった。
    二人は愛し合ってるんだ…そう、思えた。

    「おいで。一緒にイチゴ、食べよう」
    「うんっ」

    穏やかで、優しい父………大好きだった。

    「ねぇ、おとーさんっ」
    「なんだい?」
    「わたしね、わたしねっ、ずっと、おとーさん、だいすきだよっ」
    「…そうか。うれしいなぁ。お父さんも、お母さんとお前のことずっとずっと好きだよ」
    「ずっとずっと~?ひゃくねんくらい~?」
    「ああ、ずっとずっと…百年でも二百年でも」

    小学校に上がる前に、父は死んだ。
    母が父にすがり付いて泣いていた…覚えてる。………あのとき泣いてたんだ…お母さん。

    612 :

    これは来たか!!!!

    613 = 611 :

    それからずっと、母とふたりで生きてきた。
    他に身寄りもなかったし、なによりふたりで生きていくのに何の問題もなかった。

    お母さんがいて、お父さんの写真と思い出があって…

    私が生まれたとき、どれほど父が喜んだか
    小さい頃、臥せる前の父にいろんなところに連れて行ってもらったこと

    もちろん記憶にはないが、たくさんの写真と、母が聞かせてくれた思い出。
    自分が愛されていたんだと、そしてずっと愛してくれているんだと信じていた。

    今、そばにいなくても、愛は変わらずにあり続ける…そう、信じていた。

    だから、寂しくなんかなかったし、他の子たちより幸せだとさえ思えることもあった。

    頑なに信じていた。自分は幸せなんだと。愛されているんだと。


    でも、永遠の愛なんてものは存在しなかった。

    614 :

    こんな時間にww

    615 = 611 :

    再婚?

    意味がわからなかった。理解できない。
    父が、私が、ずっと母のことを好きでいるように、母も私たちをずっと、愛してくれる…そう思っていた。

    あのとき、泣いた母は?父のことを愛していた?

    父のことは忘れて?幸せに?どういう意味?

    だとしたら…私は?………私も、いつか?

    母に問う。父を、私を選ぶのか、それとも…

    「どうしても、再婚するって言うなら、私は…私は、一人になる………私だけはずっとお父さんを忘れないっ!」

    けっきょく、母は再婚相手を選んだ。
    「なぜわかってくれないのか」と嘆きながら。

    わからない…。母が父を愛していたのか。父が、母が、私を愛していたのか。

    わからなくなった。信じられなくなった。

    私は、父を、母を愛していたのか?そう言えるのか?


    わかったことは一つだけ

    どんなに深い愛情も永遠には続かない。いつかは消える。

    だったら、私は誰も好きにならない。ずっと一人でい続ける。

    そう、思っていた…彼女に会うまで。

    616 = 611 :

    こんな時間に…こんばんは。

    女さんの過去なお話です。
    こんな経緯で女さんは一人暮らしをしているのです。きっと。
    なかなか地の文書くの下手くそなのですが、頑張って書いてみますた。

    …だから怒らないで下さい…責めないで下さい…反省してます…ごめんなさい…

    とっても説明不足なのですが、女さんの母は女さんに本質的な愛情っぽいものを注いでません。
    彼女が愛していたのはおとーさんだけだったのです。
    しかし、女さんにとって、それは否定したい事象であるため、女さんが視点の文章では直接的に書かれないという…
    聞かせてくれた思い出も父と母の思い出であり、父と娘もしくは父と母と娘の思い出ではないという…

    基本的に愛されずに育ってるのですが、愛されてると思い込んで生きていました。

    その思い込みさえも母の再婚によって粉々にされちゃうという…

    微妙にスキンシッパーなのも、こんな経緯からなんだろうなぁ

    さんは、『好き』という感情をどうしていいかわからない。どうすべきか知らない。
    大胆にストレートに表現・行動してみたり、かと思えば受け身だったり…
    さらに言うなら、『好き』という感情がよくわからないのかもなぁ…とか思ったり………

    とかいうことを考えてみました。矛盾とかありませんように…
    さてさて、文化祭はどうなってしまうのでしょう…

    >>596
    ごめんなさい…パクリました………許してくれそうなのでよかったぁ…

    >>603
    べ、別に、『さいきん新ジャンル立ててないし、いっそのこと立てちゃおっか』とか思ってなかったんだからっ!!

    >>612,614
    こんな時間に…どもっす。

    では、洗濯物を干し終わったので寝ます…明日天気だったらいいなぁ………

    620 :

    wktk

    許すも何も俺が調子に乗ってワクワクドキドキお祭り前日と本番と後夜祭なんて書いてたら半殺しの目にあってたぜ

    622 :

    >>616もまとめに載せた方がいいですよね?ね?

    623 :

    >>603
    お前は俺の数少ない楽しみを減らす気か

    624 :

    校長「つまりぃ…この一年間をどう過ごすかは君たち次第なわけだ。
     特に三年生諸君は、この中学最後の一年を意味のある有意義な一年にしてほしい…以上」

    「きりーつっ!きをつけぇー!…れいっ」

    「長いお話だったねぇ…」
    「ん?…あ、ああ」
    「校長先生の話ってなんであんなに長いんだろー…もーうんざりー」
    「………」
    「今日って、お昼ごはんどうする?」
    「………え?」
    「ほら、今日、給食ないじゃん?」
    「ああ…そうだな」
    「今、リンガーハットのさー」
    「あのさ」
    「ん?なになに?」
    「俺の勘違いかも知れないんだが」
    「うんうん」
    「…俺たち初対面だよな」
    「うん、そだね………あ」
    「…なんでそんなに馴れ馴れし」
    「自己紹介しないとっ!!」
    「………は?」
    「ほら、隣の席になったよしみってやつ?」
    「あ、ああ?」
    「はじめましてっ!私は…」

    625 = 624 :

    こんばんはー

    ちょっとむかし…2年くらい前になるのかなぁ…っていうところのお話から始まります。

    >>619
    あ、IDくらいで、その、ちょっと嬉しかったりするわけないじゃないですかっ
    べ、べつに『あ、gOOだ』くらいにしか思ってなかったし、それに、一回回線切っちゃったら
    ID変わっちゃうし、だからどうっていうわけじゃなくて…
    …と、とにかく、その、IDとか全然気にしてないんですっ

    >>620
    …も、もしかして、半殺されてしまうんでしょうか、俺………

    >>622
    As you like !!

    626 = 612 :

    またよく分からない時間帯にwwwwww
    乙!

    627 = 624 :

    「と、いうわけでリンガーハットに」
    「…どういうわけが」
    「あ…もしかして、おうちにごはん準備してある?」
    「…いや、なんか適当にコンビニで買って帰るかなぁって」
    「だったら、いいじゃんっ!行こうっ!リンガーハット!!」

    628 = 624 :

    「…男くんのうちって共働きだったり?」
    「…いや、なんで?」
    「だって、昼ごはんないって」
    「ああ…うちは、母親がいないだけだ」
    「そっかー」

    629 = 624 :

    「…お前んちは?」
    「ん?」
    「共働きなのか?」
    「ううん。…男くんと同じ、かな」
    「………そうか」
    「うん………さて、何食べるか決まった?」
    「ああ…皿うどん」

    630 = 624 :

    「あーおなかいっぱいー」
    「…まさか、杏仁豆腐まで」
    「なんかこう…つい」
    「………」
    「…話変わるんだけどさ」
    「ああ」
    「再婚、しないの?お父さん」
    「…しないんじゃないか。わからん」
    「そっかー」
    「…なぁ」
    「ん?」
    「なんで、今日初対面の人間と家庭の事情を語らってるんだ?」
    「んー?なんでだろーねー」

    631 = 624 :

    「…ただいまぁ………っと」

    「さて、晩ごはんー…までは、時間あるし…」

    「…留守電?」

    ピッ

    『イッケンデス………ピー……もしもし?…お母さんだけど、あの』

    プツッ

    「…お昼寝でもするかなぁ………」

    632 :

    お!こんな時間に>>1降臨か

    女の回想をずっと妹の回想だと思って読んでた…

    633 = 624 :

    「おっはよー」
    「…よぉ」
    「あれー?朝なのに元気ないねー」
    「…朝だからな」
    「ほらほら元気だしていこー」
    「…うっさい」
    「うわ!うわ!ひっどーい」

    634 = 624 :

    「ね、ね、知ってる?深夜2時に音楽室のバッハの肖像画から」
    「うちの学校、バッハの絵ないだろ…」

    635 = 624 :

    「私ね、葉桜って好きなんだー」
    「…で?」
    「………そういう反応って、モテないよ?」
    「………」

    636 = 624 :

    「………」
    「やっほー」
    「…なんで、また隣にお前がいるんだ?」
    「うーん…これで、3回目だねぇ」
    「…席替えの意味ねぇ」
    「でも、ほら、今回は廊下側の席だし…」
    「…まぁ、いいけどな」

    637 = 624 :

    「う゛………英語、宿題あったんだっけ」
    「ああ」
    「…やってない」
    「そうか」
    「………男くん」
    「………」
    「………」
    「………ほら、あと5分で写せよ」
    「ありがとっ」

    638 = 624 :

    女友「ね?」
    「ん?」
    女友「あんたさ、さいきん、男と仲良くない?」
    「うん。なかよしだよ」
    女友「………あのさ」
    「うん」
    女友「………つきあってるの?」
    「ううん。つきあってないよ」
    女友「ちなみに、あんたフリーよね?」
    「ふりー?自由?」
    女友「彼氏とかいないよね?ってこと」
    「うん。いないよ………って、なに、この尋問?」
    女友「………な、なんでもないわよっ」
    「………友ちゃん」
    女友「な、なんでもないんだからっ!!勘違いしないでよねっ!!」
    「…?」

    639 = 624 :

    「さて、プール開きです」
    「ああ」
    「…楽しいよね、プール」
    「…疲れるな」
    「………ふむ。じゃあ、男くんがプールの時間を楽しく過ごせるようにイイコトを教えてあげよう」
    「………別にいい」
    「男子は知らないだろうけど、女子の水着には」
    「だから、別にいいと」
    月見里「あ、あのっ!女さんっ!!」
    「え?」
    「あ?」
    月見里「あ、あのさ、ちょっと、いいかな?」
    「え?…いいけど」

    640 = 624 :

    女友「…ついに、月見里くんが動いたか」
    「…やまなし?」
    女友「いやさ、なんか、この前から女のオトコカンケイ聞かれてて」
    「………」
    女友「本格的に受験に入る前に告白とか…まさに青春っ!」
    「………」
    女友「…男的には、この状況ってどうなのよ?」
    「…別に関係ないだろ」
    女友「………関係ないんだー。ふーん。へぇー」
    「なんだよ」
    女友「べっつにぃー」

    641 :

    久しぶりのリアル遭遇wwktk

    642 = 624 :

    「…ふぅ」
    「よ」
    「あ…男くん」
    「…どうした?」
    「あ、うん…なんか、ヤマナシくんに付き合ってって言われちゃって」
    「………そうか」
    「断ってきた」
    「…そうか」
    「…うん」
    「………月見里、悪いやつじゃないけどな」
    「…知ってる。でも、付き合うとか、恋人とかそういうのピンと来ないし…」
    「…そうか」
    「…うん。あのさ、ヤマナシくんね、私のどこが好きかって聞いたら、『かわいくて、明るいところ』なんだってー」
    「…そうか」
    「………ね?『かわいくて明るい私』が好きなんだとしたらさ、そうじゃなくなったら嫌いになるのかなぁ」
    「…ん?」
    「例えばさ、事故とかに遭って、カオとかぐちゃぐちゃになって、そうなったら、好きな理由がなくなったら」
    「…」
    「………まぁ、いっか」
    「…なにが?」
    「なんでもなーい。えっと、何の話だったっけ?………あ、女子の水着なんだけど」
    「………」

    643 = 624 :

    女友「ね、知ってる?」
    「しらない」
    女友「………せめて、内容聞いてから、言ってよね」
    「うん」
    女友「…男にさ、彼女ができたらしい」
    「えぇっ!?ウソ?どんな子?」
    女友「…なんか、ここ一週間くらい、一緒に帰ったりしてるらしくて」
    「うわうわうわっ!ラブラブ?らぶらぶ?」
    女友「いや、手とかつないだりはしてないみたいなんだけど」
    「女の子と手をつないで下校する男くん………うわっ!想像できなーいっ!!っで?どんな子?」
    女友「なんか一個下の転校生らしいわよ」
    「年下?幼な妻?転校生って、もしかして、朝、パンくわえて走っててぶつかって、とか?」
    女友「………古典的ねぇ」
    「さっそく、からかわないとっ!!貴重な情報ありがとっ!!」

    644 = 624 :

    ちょっと離脱します

    646 :

    ちょっとということは
    全裸で正座して待機してれば
    戻ってくるってことだな!

    648 :

    「男くんっ!!」
    「…な、なんだよ」
    「あなたには黙秘権があります」
    「…は?」
    「ここでの供述は、法廷で不利な証拠として使われる場合があります」
    「………」
    「弁護士の立会いを求める権利があり、必要であれば公選弁護人をつけてもらう権利があります」
    「…なんでミランダ?」
    「…証拠はあがってるんだよぉ!」
    「…なんの?」
    「………自供して…ね?」
    「…だから何を?」
    「………カツ丼、食べる?」
    「いや、昼メシはもう食ったし」

    650 = 648 :

    「…ああ、それ、いもうと」
    「いもうと?」
    「ああ」
    「えっと、いもうとって、あの女の子で、年下で、『おにいぃちゃぁん』って甘えてくる…あの、いもうとっ!?」
    「…ああ」
    「も、もしかして『お兄様』とか『兄くん』とか…まさか『にぃにぃ』とか呼ばせてたり」
    「……お前は、どこからそういう」
    「てっ転校生…ってことは、義理!?義理の妹!?ちょっと…ありえない、それ…なにそれ…」
    「…いや、人の話を聞く気があるのか?」
    「あ、うん…いいの。わかってる。仕方ないよね。妹とはいえ血はつながってないんだし…思春期だし…」
    「………義理じゃないし」
    「うん。義理じゃないよね………………ん?…だって転校生」
    「…一緒に住んでなかったから」
    「………うん?どゆこと?」
    「…話すと長くなるんだが」
    「うんうん。聞きたいー」
    「………俺の両親さ」


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