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    元スレ新?ジャンル「妹萌え」

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    652 = 648 :

    「………という、わけだ」
    「ふぅん………」
    「…『ふーん』って」
    「………ねぇ、男くん、その子…妹ちゃんだっけ?」
    「…ああ」
    「いつも、一緒に帰ってるんだよね?」
    「…ああ」
    「会ってもいい?」
    「………なんで?」
    「…会ってみたいから、かな」
    「………別にいいけど」
    「…ありがと」

    653 :

    久々のリアルタイムだ!
    寝れなくなっちゃった

    654 = 648 :

    >>632
    わーい。ミスリードしてほしいところでミスリードしてもらえるのは嬉しいですねぇ…
    あんまり意味はなかったんですが。

    >>646
    …―は短くうめき声をもらす。
      「ははっ…いい声だよ?―」
      「や、やだよぅ…すらっしゅぅ…ああんっ…」
     /は、扁平な腹部をまさぐりつつ―の反応を楽しんでいた 。

    ぜ、全裸で待機なんかしてても風邪引いちゃうだけなんだからっ!!


    さてさて、そろそろ現在に戻ります…

    655 = 648 :

    『…再婚、ですか?』

    『………そうですか』

    『…いいですよ』

    『はい、私は大丈夫です』

    『大丈夫です。心配しないで下さい』

    『…よかったです。………しあわせに、なってください』

    『大丈夫、ですよ』

    『………私は、もう、大人、ですから』

    656 = 648 :

    「おい」
    「――え?」
    「どうした?ぼぉっとして」
    「え?あの、その」

    「妹ちゃーんっ!ごめんーてつだってー」

    「あ、はーいっ!今行きますっ」
    「…?」

    657 = 653 :

    だめだ……眠い……
    続きwwktkしながら寝る

    658 = 648 :

    「…どうかな?じつはクリームシチューって、初挑戦なんだけど」
    「…普通にうまい」
    「おいしいです」
    「そ、そっかぁ…よかったぁ。おかわり、いっぱいあるからねぇ」
    「…今日、親父は?」
    「うん、遅くなるみたい」
    「お仕事、大変なんでしょうか?」
    「…今の時期は、そんなに忙しくなかったと思うけどな」
    「うん…さいきん残業、少ないし」
    「………たまには、いっしょにご飯が食べられるといいんですけど」
    「………かあさん、それだけで足りるの?」
    「え?…わ、わたしは、作るときに味見してるし…それにその、あの人が帰ってきたら一緒に食べたいなぁとか」
    「…」
    「…」
    「え?あれ?どうしたの?」
    「…ごちそうさま、です」
    「…ごちそうさま」
    「え?もう、ごちそうさま?せっかくたくさんつくったのにっ」
    「いや、まだ食べるけど…」
    「…その…違う意味で…」
    「??」

    659 = 648 :

    「そういえば、明後日の文化祭、シンデレラなんだって?」
    「………」
    「あ、はい」
    「男くんが王子様で、妹ちゃんがシンデレラだって?」
    「………そんなこと誰に」
    「女ちゃん。メル友だし」
    「あははは…」
    「…シンデレラってキスシーンとかあるんだっけ?」
    「な」
    「あ、ありませんよっ!!」
    「なんだぁ…残念。あ、カメラ持ってくからねぇ」
    「来るな…」
    「………ひどい」
    「お、お兄ちゃんっ………でも、カメラはちょっと」
    「おとーさん、日曜にいちばん新しいDVDのカメラ買って準備万端なのに…」
    「………」
    「………」
    「手ブレ補正もついてるのに…」
    「…来てもいいが、俺を映すな」
    「そんなぁ…」
    「あはははは…」

    660 :

    うぉぉあぉぉ!!

    久し振りに生1だぁっー

    これで今日は寝られないのと引き換えに明日はずっと幸せだ

    661 = 648 :

    「…あの人にも困ったもんだな」
    「…すいません」
    「………なんで、お前があやまる」
    「あ、それもそうですね…」
    「…でも、あの人のおかげだな。親父、けっこう変わったし。…前は捨てられても仕方ないようなヤツだったからな」
    「………」
    「…明日で準備も最後か」
    「そうですね。明日、体育館でリハーサルできるんでしたっけ?」
    「ああ、13時からだったかな」
    「私、午前中、自分のクラスの準備もあって」
    「そっちを優先しろ。こっちも大道具とかまだできてないみたいだし…まぁ、徹夜することはないらしいが」
    「…はい」
    「まぁ、去年よりは切羽詰ってないな」
    「そうですね…去年の今頃は………」
    「…悪かったな。受験生だったのに」
    「いいえ。楽しかったですし」
    「そうか」
    「はい」

    662 = 648 :

    ガチャ   バタン

    (…さて、台本、読んでおかないと)

    (………シンデレラ、か)

    (そういえば、今日、女さんヘンだったな…大丈夫かな…)

    (女さん…か)

    (…女さんが、シンデレラの方が良かったんじゃないかな。…お兄ちゃんも)

    (…女さん…お兄ちゃん…)

    (…お兄ちゃん)

    「………おにいちゃん」

    663 = 648 :

    ――お兄ちゃんに“初めて会った”のは小学校に入る直前の春…

    「…あ、あの…は、はじめましてっ………」
    「………」

    私はよく人見知りする子どもだった。…それは今でもか。
    初めて会う兄はすでに小学生で。自分より大人で。ちょっと怖かった。
    …とても緊張していたんだと思う。

    「はじめまして…じゃないんだけどな」
    「え?」
    「ずっと小さいころ、いっしょにいたんだよ?」
    「あ、う…」
    「ひさしぶり。…あいたかったよ」

    そう言って、優しく頭をなでてくれた兄。
    そういえば最近はぜんぜんなでてもらってないな…。

    「あ、あの、『おにぃちゃん』って、よんでもいいですか?」
    「うん」
    「…あ、あのあの」
    「なに?」
    「…おにぃちゃん」
    「うん?なに?」
    「あ、あの、その、えと…いいおてんきですね」
    「そうだね………妹ってさ」
    「は、はいっ」
    「大人みたいだね」
    「え?」

    …話し方が大人っぽい、と言われた。
    極度の緊張状態で敬語を使っていたからだと思った。

    それから日の暮れるまで、兄と遊んだ。楽しかった。
    ずっと、兄と一緒にいたくて駄々をこねた。母に怒られた。

    「きっとまたすぐに会えるよ」

    そう言った兄に再会したのは中学校になってからだった。

    664 = 648 :

    母は弱い人間だった。

    男の人を頼って、依存しては捨てられて。
    それを繰り返していた。
    ずっと、いろんな男の人について行った。いろんな町に行った。

    子どもの目から見ても、その姿は不安定で、頼りなく、
    私が他の大人たちから母を守ってあげないと…と思った。
    はやく大人になりたかった。

    『妹ってさ』

    兄の言葉。転校が多くて、友達もできなくて、たった一度、兄と遊んだことが
    私にとっていちばん幸せな思い出だった。忘れられない思い出だった。

    『大人みたいだね』

    …いつのころからだろう。常に敬語を使うようになった。

    はやく母を守れる大人になりたかった。

    666 = 648 :

    中学に入って、母がまた恋をした。
    年下の男性。幸せそうな母。
    “いつもの”人たちより長く続いていた。もしかしたら…とは思っていた。

    再婚。

    プロポーズされた夜、母の喜びようは形容しがたいものだった。
    私も素直に『おめでとう』と祝福した。
    うれしかった。母に幸せになってほしかった。

    しかし結婚には条件があるらしい。
    予想はできていた。私は再婚相手に対して冷たく当たっていた。
    嫌い…というほどでもなかったけど、ただその視線や、話の内容がイヤだった。

    結婚はしたい。でも、子どもは引き取りたくない。

    「………私は、もう、大人、ですから。…お兄ちゃんやお父さんもいますし」

    母の謝罪。

    謝罪。………躊躇することなく、母は謝った。私を捨てることを。私より再婚相手を選ぶことを。

    知っていた。
    母に必要なのは私ではなく、養育費で、
    母を守るものは中学生にしては大人びた私ではなく、大人の男性。

    それでも、母のことが好きだった。
    幸せになってほしかった。

    母が私を捨てることに対して泣きながら謝っているのが辛かった。

    泣いてほしくない、ただ幸せに笑っていてほしかった。

    667 = 648 :



    「…よぉ」
    「…お兄ちゃん?」
    「ああ」
    「………こ、こんにちわっ」
    「え?…あ、ああ」
    「…は、はじめまして、じゃないですよね?」
    「………そうだな。ひさしぶり、だな」
    「おひさし、ぶり、です…とても、とっても会いたかった、ですっ…」
    「ああ」

    そう言って、お兄ちゃんは私の頭を撫でてくれた。
    昔と変わらない…優しいお兄ちゃん。

    こらえていた涙があふれた。

    お兄ちゃんは、ただ優しく撫で続けてくれた…。

    668 = 648 :

    「今まで、ごめんな」
    「え?」
    「…そばにいてやれなくて」
    「それは…お兄ちゃんのせいじゃないですよ」
    「…これからは」
    「………はい」
    「これからはさ…できるだけ、ずっとそばにいるから」
    「…ありがとう、ございます」

    会いたかった。一緒にいたかった。
    これからはずっと…大好きな…

    669 = 648 :

    こんばんはー。

    妹ちゃん過去でした。
    時間が飛びますね。ぴょんぴょんですね。読みづらいかもです。すいません。

    実は、妹ちゃんも女さんも同じ様な状況にあっています。…というお話です。
    微妙に状況・心境が違うので、再婚というイベントに対して二人のスタンスが違うっぽいです。
    妹ちゃんの敬語は意識的なものなので、心の声は敬語じゃないんです…。

    ちなみに男母は、中学3年冬?くらいに再婚する赤の他人です。
    ちなみにちなみに男くんは現在高校2年生ではないかと…どこかで書いたっけ?

    さて文化祭に向かってぐだぐだと続いて行きます。

    予定としては、もう一度中学時代、女さん、妹ちゃん初アタックイベントで過去話があるくらいでしょうか…


    べ、べつにナマ遭遇でも、ずっと無理して起きてなくていいんだからっ!!
    パー速だし、保守なくても落ちることないんだし、眠かったら寝なさいよねっ!!
    …読んでくれるのはいいけど、無理して、体壊したりしても看病してあげられないんだからねっ!!

    いつもながら、こんな自己満足の小説崩れの文章を読んでくださる人がいることに感謝です。
    書き込みがあるととても嬉しいですねぇ。

    では、みなさま、良い週末をお過ごしください。

    672 :

    乙でした!

    673 = 660 :

    ずっと楽しみにしてるんだからね!!

    せっかく生で遭遇したときくらいゆっくり楽しませてよねっ

    ほんっとに一乙

    674 :

    やっぱり最高のツンデレ1ですね乙!!

    675 :

    >>1
    やっぱり設定とか面白いッ・・べ、別に褒めてるわけじゃないんだからッ!
    が、頑張りなさいよね!!

    676 :

    気になったけど
    月見里ってやまなしって読むの?
    隣に座ってる月見里はつきみさとなんだか……

    677 = 660 :

    やまなし って読むよ
    数少ないからわからんけど多分 つきみさと より やまなし が多い

    678 :

    月が見える里=山のない里→やまなし

    DDDより引用

    679 :

    どこかで見たと思ったらDDDか

    ともかく>>1
    このスレももうすぐ700か…いつの間にこんなに進んだのだろうか

    680 :

    >>1

    あんたの書く文章を楽しみにしたり癒されたり涙したりする輩もいるんだからね。
    べ、別にあたしのことじゃないんだからね!

    682 :

    こ、こっち見ないでよねっ!
    今日も>>1は来るのかな?

    683 :

    女は高2で一人暮らしか…大変そうだな

    684 :

    いつのまにのくす牧場に…

    685 :

    ここはツンデレの多いインターネッツですね

    >>1

    686 = 685 :

    「おい、もっと開けよ。よく見えないだろ」
    「これ以上はダメ。恥ずかしいもん」
    「小学生のころはよく見せ合いっこしたろ」
    「あのころはまだ子供だったから・・・。私もう中学生なんだよ」
    「親父には見せたんだろ、オレにはダメだっていうのかよ!」
    「だってパパは・・・」
    「じれったいな。オレが開いてやるよ!」
    「ダメ、お兄ちゃん、ああ・・・」
    「すげぇ、小学生のときとは全然ちがう」
    「やめて、そんなに開いたら全部見えちゃうよ・・・」
    「なんか複雑になってる」
    「あたりまえでしょ、中学生になって科目も増えてるんだから」
    「・・・別に悪くない成績じゃん」

    688 :

    >>687
    俺書き込んだっけ

    689 = 672 :

    >>687-688
    俺が・・・他に2人・・・?

    690 = 660 :

    >>689
    ここにもいるぜ…

    691 :

    俺が・・・いっぱい・・・?

    692 :

    ここまで、俺の自演

    693 = 653 :

    ↑これも俺の自演

    694 :

    俺ついに無意識に・・・

    695 :

    ヤヴェな…女でも妹でもなく、男の株が俺の中で鰻上り……って、別にそういうのじゃないんだからね!!

    696 :

    なんと言うツンデレと俺が多いスレ・・・・。

    いや・・・・なるほど。
    このスレには「ツンデレな俺」しかいなかったのか!!

    698 = 695 :

    このスレのATフィールドが解き放たれていく・・・・・・

    699 :

    >>698
    お前らは、わかってない!わかってない!
    そもそも全裸には萌えがない!服は脱がしてもry

    ですね、わかります。

    700 :

    「おっはよー!」
    「よぉ」
    「おはようございます」
    「いよいよ明日だねっ」
    「ああ」
    「今日はお昼から体育館でリハーサルだよね?午前中はどうするのかな?」
    「…あとから、皆にも話すが妹が自分のクラスの準備があるらしくてな」
    「あ、そなんだ」
    「すいません…でも午前中で終わる予定なので」
    「別にあやまんなくてもいいよ~。妹ちゃんのクラスってなにするんだっけ?」
    「えと、ちょっとした展示・発表です。各自が調べものして模造紙にまとめて教室に貼るだけです」
    「へぇ」
    「ふぅん…妹ちゃんは何を調べたの?」
    「『アオイガイ(Argonauta argo)の雌性体に見られる殻の機能と他の有殻頭足類との比較』です」
    「………は?」
    「えっと、『アオイガイ(Argonauta argo)の雌性体に見られる殻の機能と他の有殻頭足類との比較』です」
    「………」
    「へ、へぇ~…当日には見に行くね………ね?男くん?」
    「あ、ああ…」
    「はいっ、是非っ!!」


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