元スレ新ジャンル「妹侍」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : △
1 :
妹侍「イキそうでごじゃるぅぅぅぅ///」
2 :
無念
4 :
>>1もっとがんばれ
5 :
妹「兄上、兄者(あにじゃ)、兄殿(あにどの)、兄君(あにぎみ)、御兄様(おにいさま)…
どのように呼べば良かろうか…これは難儀な…」
6 = 5 :
妹「兄上は拙者の兄ゆえ…
兄「待て、今のセリフをもう一度言ってみろ」
妹「何ゆえ?」
兄「まぁ、いいからいいから」
妹「御衣。兄上は拙者の兄ゆえ…はっ!?」
兄「…ゆえ、ゆえ」にやにや
妹「ばっ!? 馬鹿な! 拙者は駄洒落を言うつもりで
話してなどおりませぬっ!…えぇい、拙者の名誉を汚す
ならば、兄上といえども容赦いたしませぬぞ!?」
兄「みたらし団子買ってあげるから、許してくれよ。な?」
妹「うぬぬう…背に腹は変えられませぬ…」
兄(『武士は食わねど高楊枝』じゃないのか、まだまだ花より団子だな)
7 = 5 :
妹「兄上は当家の嫡男にあらせられまする、もっと凛としなされ!」
兄「妹の言葉が古すぎて、何を言ってるのかよくわからないよ」
妹「ややっ!?…左様ならば、是非もなし。えー、こほん…
お兄ちゃんはこの家の長男なんだから、もっとしっかりしてよね!?」
兄「ふうおっ!? こ、今度は効いたぜぇ…!」
妹「今様の娘の言葉遣いは、良くわからねど、真意は伝わった御様子…」
8 = 5 :
妹「兄上、起床の時間にございます。兄上、起きてくだされ、兄上」ゆさゆさ
兄「ふにゃあ…zzz…」
妹「うぬぬう…こと、ここに至らば、こうするもやむなし! お兄ちゃん、起きて!
もう起きる時間だよ!? 学校に遅刻しちゃうでしょ!? ねぇお兄ちゃあん!」
兄「うおっ!?…ん、妹か。今日も起こしてくれてありがとうな」
妹「妹が兄を助くは、当然のことにて。…にしても兄上、何ゆえ拙者が
口調を変えねば起きてくれぬのだ…」
9 :
バカじゃねーの?
10 :
七人の妹が何だって?
11 :
妹を侍らせるのかと思った俺は死んでいい
12 = 5 :
妹「七人の妹? 黒澤映画の名作と何か関係が?」
妹「寺子屋で習った『いんたあねっと』で検索してみよう」
妹「…こっ、これは…! い、遺憾! 遺憾! このようなものが
世に出るなど! これでは世の理(ことわり)が乱れるっ!
兄と妹が、こ、こ、こ、このようなまぐわいを…!」
兄「おまっ!? 俺のパソコンで何見てんだ!?」
妹「兄上か…是非もなし!」
兄「諦め方が潔すぎるよ! せめて説明ぐらいしろ!」
13 :
兄「ただいま~」
妹「御待ちしており申した、兄上様」
兄「ずっと玄関で正座して待っててくれたのか? ありがとうな。
しかしその格好で足しびれないか?」
妹「こ、この程度…! び、毘沙門天よ、拙者に加護を…っ!」
兄「毘沙門天に祈るほどしびれてるのか…」
14 :
いいぞもっとやれ
>>1はもっとがんばれ
15 :
>>13
ムーンウォークで回復できるお!
16 = 13 :
妹「兄上に問いまする。サムライが片手に持つものといえば?」
兄「何かのトンチっぽいが、まぁ無難に日本刀と答えておこう」
妹「兄上は誤まっておられます。正解はピストルにございます」
兄「侍がピストル?」
妹「漢字ではなく、カタカナにてサムライと書きまする」
兄「昭和の歌謡曲かよ!!」
17 = 13 :
妹「兄上、朗報にございまする! 正座によってしびれた足は、
『月歩』なる運動にて回復すると!!」
兄「頭打つからやめとけ。しかも『月歩』って、藤田和日郎の
漫画っぽいな」
18 = 13 :
妹「拙者の作った弁当とて、良いものにござるよ…ふふふ…」
兄「今日は30分早く学校に行く日だった! お、弁当作ってくれたのか?
ありがたい、もらってくぜ妹!」
妹「嗚呼っ、兄上! まだおかずをつめておりませぬ!!」
妹「是非もなし…こうなれば侍の作法、『潔く諦める』にて候」
兄「さ~て、弁当弁当っと♪ 早起きしたから腹減っちゃったぜ。
中身は何かな…っと」かぽっ
兄「…手作りなのはご飯だけか…」
19 = 13 :
~二人で電車に乗っておでかけしました~
妹「あ、兄上…少しばかり難儀なことが…」
兄「何だ?」
妹「先ほどから、その…あまり大きな声では言えませぬが…腰の左側に、
硬いものが押し付けられているのですが…」
兄「それ、お前の刀だ」
20 = 13 :
兄「成長期だというのに、こんな重いもの腰から下げて歩いて…
骨盤がゆがんでも知らないぞ?」
妹「骨盤? 骨盤なるものがゆがむと、いかようになるのですか?」
兄「そ、それは…おま…えぇと…!」
妹「?」
21 :
>>13
兄「…毘沙門天に帰命するなら恋愛はあきらめないと…。」
妹「なっ!…い、潔く…く、く…
ふぇぇぇ…。」
兄「あー、よしよし。」
22 = 13 :
~兄上が成長期の妹を心配するシリーズ 其の弐~
妹「チェスト! チェストッ!! チェェェストォォーッ!!!」
兄「成長期だってのに、体を壊すほどトレーニングして…体に悪そうだから、
運動量を控えさせるか」
兄「しかし、まともな言い方では妹に通じないぞ。どうする…? そうだ!」
妹「むっ、気配!…なんだ、兄上にございますか」
兄「妹よ、虎は何ゆえに強いと思う?」
妹「と、虎は…何ゆえ…?」
兄「もともと強いからよ!!」
妹「!!」
兄「体を壊すほどトレーニングを積んだところで、どこまで強くなれるか
なんて、たかが知れている。自分の体をいじめるようなことは、
控えておくんだな」
妹「あ、兄上…兄上ぇ…ぐすん、ひっく…」
兄「あ、あれ…? ちょっと言いすぎたかな?」
妹「あ、兄上も『花の慶次』を読んだのですね!? せ、拙者は嬉しゅう
ございますっ! これから兄上と『花の慶次』について語れるのかと
思うとっ!! 原作の『一夢庵風流記』は読まれましたか!?」
兄「俺が『花の慶次』から引用したことが、こうも簡単にバレるとは…
それにしても時代劇に関してはガチでオタクだな、妹」
24 = 13 :
兄「腹が減って眠れねぇ…台所でカップ麺でも食うか。…ん? 誰かがいるぞ」
兄「…妹! 俺がカップ麺ですませようとしてたっつうのに、蕎麦を鍋で茹でる
ところから始めるとは、本格的なやつめ!」
妹「あっ、兄上!? 後生にございますっ、父上と母上には、どうか御内密にっ!」
兄「別にいいけど、俺にも食わせてくれないかな、蕎麦」
妹「はっ、はい! すぐに用意いたしまする!」
25 = 14 :
続きがあるなら、保守
26 = 13 :
妹「夜に食す蕎麦も美味しゅうございますね、兄上!」
兄「何だぁ? 自画自賛かぁ?」
妹「ち、違いまするっ。…あ、兄上と共に頂くから、美味しいのです…」
兄(こいつ、料理は得意だし、尽くすタイプだし、良い嫁さんになるんだろうなぁ)
兄(…嫁さん!? そ、そうか、こいつもいつかは嫁に行くのか…そうかぁ…)
妹「兄上、いかがなされましたか? いささか顔色が優れませぬ」
兄「いや、ちょっと眠くなっただけだよ。食べ終わったら寝ような」
妹「床を暖めておきまする」
兄「そこまでしなくてもいいって」
28 :
これはなかなか・・・
保守
29 = 13 :
兄「ごちそうさま~。…あいつ、あんなに食べるの早かったっけ?
俺より早く蕎麦を食うようになるとはなぁ。いつの間にか成長してる
もんだな。さて、体も温まったし、寝よ寝よ」
むぎゅ
兄「ん、何だ? こ、これは…!?」
妹「床を暖めておきますると…言ったではありませぬか…」
30 = 15 :
>>29
いいねー
31 = 13 :
妹「こ、この妹…物心ついてより兄上に仕え、今に至りまするが…!
よもや…よもや足蹴にされようとは…っ!!」
兄「まっ、ままま待て! お、俺は部屋の暖房を点けておくとか、そういう
意味での『暖めておきます』だと思ったんだよ!!」
32 = 13 :
妹「太閤秀吉の時代より、『主君を暖めるには人肌で』と、相場が決まって
おりまするっ。これこそ奉仕の王道、天下の常道にございますっ!
そ、それを…それをわからず、拙者よりも暖房に思いを馳せむぎゃっ!?」
兄「はいはい、わかったわかった。蹴っちまってごめんな。今日は一緒に
寝てやるから、な? それに『主君の草履を暖めるには人肌で』だろう?」
妹「も、もう理屈は結構にございます…侍でありながら、理屈を並べ立てた拙者が
悪うございました…・せ、拙者の赤心がわかって頂ければ、ありがたき幸せ…」
33 = 13 :
妹「兄上…もそっと、御身を近くに」
兄「お前なぁ、いくら一緒に寝るからって、近くに寄りすぎだって」
妹「良いではありませぬかぁ、良いではありませぬかぁ」
兄「いつから悪代官になったんだお前は!」
34 :
これはいい 支援
35 = 13 :
兄「はいはい、良い子はもう寝る時間ですよー」
妹「兄上、拙者は子供ではございませぬっ」
兄「子供じゃなければ、こんな風に一緒に寝たがったり
しないだろう? ちゃんと一人で寝れるだろう?」
妹「うぬぬう…こ、子供でなくとも、一緒に寝ることが
ございまするっ!」
兄「なっ!?」
妹「…はっ!? せ、拙者は、何ということを口走って…!」
兄「…き、聞かなかったことにしてやるからな…」
妹「…お、御心遣い、痛み入りまする…」
36 = 13 :
兄「……」
妹「……」
兄(…寝た、かな?)
妹(…兄上は、御就寝なされただろうか…)
兄(妹があのタイミングで慌てたということは、もう知っているのかな、
ああいうことについて…まったく、どこで何が成長しているのか
わからんな…)
妹(兄上とはいえ、男なのだな…こうして一つの布団で寝ていては、
兄上に気苦労が…い、いや、拙者の考えすぎやもしれぬし…)
兄妹(ね、眠れん…!)
兄妹(水でも飲んで、落ち着いてから寝よう…)
がばっ
兄妹「「なっ!!?」」
兄「お、起きていたのか!?」
妹「兄上こそ!!」
39 = 13 :
妹「せっ、拙者は水でも飲んで、落ち着いてから寝ようと起きただけに
ございますっ! あ、あああ兄上は何ゆえっ!?」
兄「お、俺だって水でも飲んで、落ち着いてから寝ようと…って、え?」
妹「これは奇遇な…まったく同じにございますね…」
兄「そうだな…そこら辺が兄妹なんだな」
妹「きょ、兄妹…」
兄「うん、兄妹…」
妹「兄妹が一緒に寝るのは…仲むつまじく、良きことかと…」
兄「そ、そうだな…仲の良い兄妹なら、一緒に寝てもおかしくない…」
妹「……」
兄「……」
40 = 13 :
兄「水は…」
妹「…え?」
兄「水は、どうしたんだ? 飲みたいとか言ってたけど」
妹「い、いや…あれは…」
兄「?」
妹「一時の…気の迷いにございます…」
兄「!…そ、そうだな、俺も…水を飲みたいなと思っていたけど、
気のせいだった」
妹「お、可笑しゅうございますね、兄妹そろって、勘違いなどと…ふふ…」
兄「そ、そうだな、兄妹そろって勘違いだなんて…はは…」
妹「…お、おやすみなさいませ、兄上…」
兄「あ、ああ…おやすみ、妹…」
41 = 13 :
カァー カァー
兄「んあぁ、からすか。朝からうるさいなぁ」
兄「…妹、寝相がいいな。あれからちゃんと眠ったんだろうか」
兄「あれ? 口がやけに赤いな。…ああ、そうだった、蕎麦に
七味唐辛子かけて食ってたんだっけ。口の周りに付いてら」
兄「ん? 妹って、七味唐辛子なんてかけてたっけ? 七味
唐辛子をかけてたのは俺だけだったような…何で妹の
口に付いてるんだ?」
兄「…まぁいいや。ふわあぁ、正直、眠くて思い出せねぇ」
妹「むにゃむにゃ…兄上…むにゃ…接吻とは…良きもの…zz…」
終
42 = 28 :
終わった・・・のか?
>>1乙!
43 :
なぜ終わったぁ
44 = 13 :
妹「兄上、恋の極意は忍ぶ恋にございますよ」
兄「まさかお前が恋について語るとは、思ってもみなかったなぁ」
妹「…そ、そのように『葉隠』に書いてあっただけでございますよ…
拙者も詳しくは存じませぬ…存じませぬのよ…」
兄「言葉遣いが変になってるぞ?」
妹「なっ、ななな何でもございませぬっ! 何もしておりませぬのよ!」
兄「ううん?」
妹「しからば、これにて御免!」脱ッ!!
兄「…何だったんだ? まぁ、そろそろ難しい年頃だからなぁ」
妹「気づかれてはおらなかったか、そうか…安心はしたが、いささか
物足りなくもある…兄上、嗚呼、兄上…」
45 = 13 :
兄「もうすぐ妹の誕生日だなぁ。プレゼントは何が欲しい?」
妹「拙者は兄上に、いつまでも元気でいてほしい…いけませぬか?」
兄「い、いや、嬉しい言葉だけど、それってお前のプレゼントじゃないだろ?」
妹「侍が主君の武運長久を願って、何がおかしいのでございますかっ!」
46 = 13 :
兄「妹が俺を思ってくれる気持ちはわかったからさ、
欲しい物はないか? 物だよ、物」
妹「そ、そうでございますね…しいて言うならば…」
兄「どうやら心当たりがありそうだな」
妹「関孫六(せきのまごろく)にございます!」
兄「か、刀ぁ!? いくら俺でも買えんだろ、それは」
妹「いえ、包丁でございます。良き包丁で、兄上に拙者の
手料理を振舞おうかと」
47 = 13 :
ごりっ ごりっ ごりっ…
兄「妹の部屋から異常な音がする…いや、異常とはいっても
性的な意味で異常ではなさそうだから、兄としては一安心…
と言いたいところだが、それでも異常な音に変わりはないわけで…
というわけで入るぞ、妹」
妹「嗚呼っ!? 兄上、いけませぬ! 入ったら危のうございますっ!」
兄「入ったら危ない!? 何をやってるんだおま…なんだ、刀を研いでたのか」
妹「兄上には、このような姿を見せたくはなかった…」
兄「大丈夫、それはちっとも恥ずかしい行為じゃないから。ちと変だが」
48 = 43 :
続いてた!
49 :
よきこと
50 = 13 :
兄「お前なぁ、いつまでも夜更かしするのはよくないぞ。
ちゃんと眠って成長ホルモンを出すんだ」
妹「兄上を見守るのが、拙者の使命にございます。兄上が
寝るまで、拙者も眠りませぬ」
兄「やれやれ、これじゃ俺も眠るしかないなぁ。ほら、
俺は今から寝るから、妹もちゃんと寝るんだぞ?」
妹「御衣。おやすみなさいませ、兄上」
兄「…zz…z…」
妹「うふ、無防備な寝顔にございますなぁ、兄上。寝込みを襲うのは、
兵法の常道にて…」
兄「猫耳を襲う?」
妹「何と!?」
兄「こういうことだろうと思ったよ。湯冷めするぞ、早く布団の中に入りな」
妹「策士、策に溺れるとは、正にこのこと…。し、しかれども兄上と再び
添い寝できるとは、怪我の功名…!」
みんなの評価 : △
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