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元スレ新ジャンル「アルジャーノンクール」
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男 「……それじゃあ女ちゃん、10×2は?」
女 「ええっと、ええっとね、じゅうに……はじゅうたすにだから、かける、かける」
生徒1 「せんせー、にじゅうだよ、にじゅう!」
女 「!! わたしがきかれたの!まーくんがいっちゃダメなの!」
男 「まあまあ女、じゃあ10×3は?今度は守君は答えちゃだめだぞ」
女 「ええっと、さんじゅー?あってる?」
男 「あってるあってる。えらいぞ、女ちゃん」
女 「えへへー。わたしえらい?すごい?」
男 「えらいえらい。すごいすごい」
女 「ええっと、ええっとね、じゅうに……はじゅうたすにだから、かける、かける」
生徒1 「せんせー、にじゅうだよ、にじゅう!」
女 「!! わたしがきかれたの!まーくんがいっちゃダメなの!」
男 「まあまあ女、じゃあ10×3は?今度は守君は答えちゃだめだぞ」
女 「ええっと、さんじゅー?あってる?」
男 「あってるあってる。えらいぞ、女ちゃん」
女 「えへへー。わたしえらい?すごい?」
男 「えらいえらい。すごいすごい」
女 「せんせー、わたしのこと好き?」
男 「もちろん。先生はここにいるみんなのことg」
女 「じゃーわたし、せんせーとけっこんしてあげてもいいよ?」
生徒2 「あ、ずるーい!せんせーとはあたしがけっこんするの!」
生徒3 「えー、ちがうよー。せんせいのおよめさんはわ・た・し」
女・生徒2・生徒3 「ぐるるるるる……」
男 「いやー、先生困っちゃうなー。でもせんせー、みんなのことが同じくらい好きだからなあー」
男 「もちろん。先生はここにいるみんなのことg」
女 「じゃーわたし、せんせーとけっこんしてあげてもいいよ?」
生徒2 「あ、ずるーい!せんせーとはあたしがけっこんするの!」
生徒3 「えー、ちがうよー。せんせいのおよめさんはわ・た・し」
女・生徒2・生徒3 「ぐるるるるる……」
男 「いやー、先生困っちゃうなー。でもせんせー、みんなのことが同じくらい好きだからなあー」
女 「でもせんせー、わたしととったしゃしんをごりょうしんにおくったっていってたー」
生徒たち 『えー!』
男 「ギクギクッ!だってそうでもしないとやれ見合いしろだの孫の顔がみたいだのうるさいし……」
生徒2 「せんせー!いったいどういうことかせつめーしてください!あたしとは遊びだったんですか?」
男 「えーと、それはだねえ……ていうかおまえら意味わかっていってるのか……?」
生徒1 「せんせー!」
男 ビクッ「こんどはなにかな、守君?」
生徒1 「いいから早くじゅぎょうをすすめてください。ふゆかいです」
男 「あ、授業ね、ごめんね」
男 「というわけでおまえら、守君も怒ってることだし、授業再開!」
生徒たち 『えー!』
男 「えーじゃない!ほら、教科書の次のページ!掛け算の次は、割り算を……」
生徒たち 『えー!』
男 「ギクギクッ!だってそうでもしないとやれ見合いしろだの孫の顔がみたいだのうるさいし……」
生徒2 「せんせー!いったいどういうことかせつめーしてください!あたしとは遊びだったんですか?」
男 「えーと、それはだねえ……ていうかおまえら意味わかっていってるのか……?」
生徒1 「せんせー!」
男 ビクッ「こんどはなにかな、守君?」
生徒1 「いいから早くじゅぎょうをすすめてください。ふゆかいです」
男 「あ、授業ね、ごめんね」
男 「というわけでおまえら、守君も怒ってることだし、授業再開!」
生徒たち 『えー!』
男 「えーじゃない!ほら、教科書の次のページ!掛け算の次は、割り算を……」
ぼくはばかです(^p^)
でも先生もそんな馬鹿な僕を見て優越感抱いてたよね(^p^)
でも先生もそんな馬鹿な僕を見て優越感抱いてたよね(^p^)
女 「あ、せんせー!」
男 「やあ、女ちゃん」
青年 「先生、ようこそいらっしゃいました」
男 「あ、どうもはじめまして。女さんの担任の男と申します。よろしくおねがいします」
青年 「そんなにかしこまらないでくださいよ、僕の方が年下なんですから」
男 「……失礼ですが、女さんとのご関係は……?」
青年 「ハハハ、さすがに親子には見えないですよね……女は兄の子です、6人兄弟で一番上の兄の。ちなみに僕は末っ子でした」
青年 「彼女の父親が彼女をその……手放してから、初めは上の兄たちに預けられてたんですが、虐待やら食費の問題やらでめぐりめぐって僕のところに」
青年 「いや、お恥ずかしい家系です。僕は兄弟で一人大学をでていないので、つまはじきものなんですよ。厄介なものを押し付けられたってわけです」
男 「やあ、女ちゃん」
青年 「先生、ようこそいらっしゃいました」
男 「あ、どうもはじめまして。女さんの担任の男と申します。よろしくおねがいします」
青年 「そんなにかしこまらないでくださいよ、僕の方が年下なんですから」
男 「……失礼ですが、女さんとのご関係は……?」
青年 「ハハハ、さすがに親子には見えないですよね……女は兄の子です、6人兄弟で一番上の兄の。ちなみに僕は末っ子でした」
青年 「彼女の父親が彼女をその……手放してから、初めは上の兄たちに預けられてたんですが、虐待やら食費の問題やらでめぐりめぐって僕のところに」
青年 「いや、お恥ずかしい家系です。僕は兄弟で一人大学をでていないので、つまはじきものなんですよ。厄介なものを押し付けられたってわけです」
あの主人公も賢くなった時わりとクールになってたな
最後やっぱりしばらくして死んだんだろうか
最後やっぱりしばらくして死んだんだろうか
青年 「あ、もちろん僕がそう思ってるわけではないですよ?彼女は家の仕事も店もよく手伝ってくれますし」
男 「彼女がよくいってます、パン屋さんの仕事は楽しいって。友達もたくさんいて、みんな仲良しだって」
青年 「それが本当ならどんなによかったか……彼女はわかっちゃいませんが、同僚たちは彼女をおもちゃにしてるだけです」
青年 「根はいいやつらなんですがね、なんどいってもやめないんですよ」
青年 「もちろん、あんまり彼女を傷つけたり、それから彼女に手を出そうなんてやつらは全員叩きだしてやりましたがね」
青年 「経営ってもんもありますしね、あんまり厳しくするわけにはいかなくて」
青年 「もちろん、僕自身は彼女にできる限りの愛情を注いでるつもりですがね」
男 「彼女がよくいってます、パン屋さんの仕事は楽しいって。友達もたくさんいて、みんな仲良しだって」
青年 「それが本当ならどんなによかったか……彼女はわかっちゃいませんが、同僚たちは彼女をおもちゃにしてるだけです」
青年 「根はいいやつらなんですがね、なんどいってもやめないんですよ」
青年 「もちろん、あんまり彼女を傷つけたり、それから彼女に手を出そうなんてやつらは全員叩きだしてやりましたがね」
青年 「経営ってもんもありますしね、あんまり厳しくするわけにはいかなくて」
青年 「もちろん、僕自身は彼女にできる限りの愛情を注いでるつもりですがね」
男 「そうですか……ところで女ちゃん、そのおかしはどうしたの?」
女 「さっき友だちのゆう君にもらったの!あまくておいしいよって!」
男 (甘くておいしいって……暴君ハバネロじゃないか)
男 「ねえ、女ちゃん?それ、せんせーにくれないかな?」
女 「?……ちょっとだけならいいよ?」
男 「できれば、全部ほしいんだけどな」
女 「だめだよ!これはわたしがゆう君にもらったの!」
男 「……後でポイフルいっぱい買ってあげるから、ね?」
女 「むう……せんせーだから!せんせーだからとくべつだよ?」
男 「ありがと、女ちゃん……こういうわけですか」
青年 「毎回この程度ならいいんですけど、ね」
女 「さっき友だちのゆう君にもらったの!あまくておいしいよって!」
男 (甘くておいしいって……暴君ハバネロじゃないか)
男 「ねえ、女ちゃん?それ、せんせーにくれないかな?」
女 「?……ちょっとだけならいいよ?」
男 「できれば、全部ほしいんだけどな」
女 「だめだよ!これはわたしがゆう君にもらったの!」
男 「……後でポイフルいっぱい買ってあげるから、ね?」
女 「むう……せんせーだから!せんせーだからとくべつだよ?」
男 「ありがと、女ちゃん……こういうわけですか」
青年 「毎回この程度ならいいんですけど、ね」
女 「おっかいっもの!おっかいっもの!」
男 「こらこら、そんなにはしゃぐなって」
女 「もー!せんせーはうれしくないの?でーとなのよ、これははつでーと!」
男 「デートって……パン屋の仕事で果物買うだけじゃ……」
女 「おしごとも!でーとかつおしごと!じゅーよーですよ~これは~」
男 「はいはい、危ないから前向いて歩いて」
女 「むー、わかってますーだ」
男 「こらこら、そんなにはしゃぐなって」
女 「もー!せんせーはうれしくないの?でーとなのよ、これははつでーと!」
男 「デートって……パン屋の仕事で果物買うだけじゃ……」
女 「おしごとも!でーとかつおしごと!じゅーよーですよ~これは~」
男 「はいはい、危ないから前向いて歩いて」
女 「むー、わかってますーだ」
女 「キャッ!」
カップル男 「チッ……なんだぁオマエ」
カップル女 「クスクス」
女 「あ、ああの、ごめ」
カップル男 「なんだぁ!?聞こえねーンだよぉ」
カップル女 「ちょっとぉ……やめたげなよぉ。かわいそーじゃない……クスクス」
男 「あの、すみませんでした。この子が失礼しました」
カップル男 「あんたさあ……ちゃんと見張っといてくれないと困るよ?それか家からださないとかさぁ」
男 「見張る?……いったいどういう意味ですか」
カップル女 「ちゃんとした女に相手されないんだったらさ……お店来れば私がたっぷりサービスしてあげるよぉ?」
カップル男 「おまっ」
カップル女 「なによう、お店にくればみんなお客でしょう?」
カップル男 「チッ……なんだぁオマエ」
カップル女 「クスクス」
女 「あ、ああの、ごめ」
カップル男 「なんだぁ!?聞こえねーンだよぉ」
カップル女 「ちょっとぉ……やめたげなよぉ。かわいそーじゃない……クスクス」
男 「あの、すみませんでした。この子が失礼しました」
カップル男 「あんたさあ……ちゃんと見張っといてくれないと困るよ?それか家からださないとかさぁ」
男 「見張る?……いったいどういう意味ですか」
カップル女 「ちゃんとした女に相手されないんだったらさ……お店来れば私がたっぷりサービスしてあげるよぉ?」
カップル男 「おまっ」
カップル女 「なによう、お店にくればみんなお客でしょう?」
女 「ご、ごめ、ごめんなさい……グジッグジ」
ポン
男 「泣くな……あの、すみませんが僕の恋人を馬鹿にしないでくれますか?」
カップル男 「はあ?頭おかしいんじゃねーか?」
男 「失礼ですね……僕は彼女を両親に紹介しましたし、彼女も僕と結婚したいといってくれてます」
カップル女 「その女と?うわぁ、そういう趣味なんだ……ヒクわ」
男 「そういう趣味とは?男として、きれいな女性と付き合いたいと思うのは当然だと思いますが。少なくとも彼女はあなたより心も体もきれいですよ」
ポン
男 「泣くな……あの、すみませんが僕の恋人を馬鹿にしないでくれますか?」
カップル男 「はあ?頭おかしいんじゃねーか?」
男 「失礼ですね……僕は彼女を両親に紹介しましたし、彼女も僕と結婚したいといってくれてます」
カップル女 「その女と?うわぁ、そういう趣味なんだ……ヒクわ」
男 「そういう趣味とは?男として、きれいな女性と付き合いたいと思うのは当然だと思いますが。少なくとも彼女はあなたより心も体もきれいですよ」
カップル男 「んだと!もっぺんいってみやがれコラ!」
カップル女 「もういいよ行こ行こ……頭おかしいんだって」
男 「ふう……ほら、もう泣くなってば」
女 「グジッグジッ……せんせー、おこってない?」
男 「怒ってない怒ってない。どうして先生が怒るのさ?あ、でもこれからは前向いて歩かないとダメだぞ」
女 「せんせー、やっぱりわたしなんかとあるくの、いや?」
男 「いやじゃないよ。あんな人のいうこと気にしちゃダメだ」
女 「……うん」
カップル女 「もういいよ行こ行こ……頭おかしいんだって」
男 「ふう……ほら、もう泣くなってば」
女 「グジッグジッ……せんせー、おこってない?」
男 「怒ってない怒ってない。どうして先生が怒るのさ?あ、でもこれからは前向いて歩かないとダメだぞ」
女 「せんせー、やっぱりわたしなんかとあるくの、いや?」
男 「いやじゃないよ。あんな人のいうこと気にしちゃダメだ」
女 「……うん」
てこてこ てこてこ てこてこ
ガヤガヤ クスクス みろよ、あれ……
女 「せんせー、やっぱり……」
男 「どうした?さっきのことまだ気にしてるのか?」
女 「ううん、それだけじゃないの。パンやのマミちゃんにもいわれたの。わたしみたいなあたまのにぶいのが、でーとなんておかしいって」
男 「マミちゃん、そんなひどいこといったのか……こんd」
女 「わたしのせいで!せんせーまでわらいものだって!わたしはせんせーにめいわくを!めいわくをかけてるんだって!!」
男 「女ちゃん……それはちがうよ。」
女 「せんせー……もっと私の、ヒック、頭が、よかったら、ヒック……」
男 「女ちゃん、ともかく今日はもう帰ろう?おじさんには先生が話しとくから、さ?」
女 (コクッ)
ガヤガヤ クスクス みろよ、あれ……
女 「せんせー、やっぱり……」
男 「どうした?さっきのことまだ気にしてるのか?」
女 「ううん、それだけじゃないの。パンやのマミちゃんにもいわれたの。わたしみたいなあたまのにぶいのが、でーとなんておかしいって」
男 「マミちゃん、そんなひどいこといったのか……こんd」
女 「わたしのせいで!せんせーまでわらいものだって!わたしはせんせーにめいわくを!めいわくをかけてるんだって!!」
男 「女ちゃん……それはちがうよ。」
女 「せんせー……もっと私の、ヒック、頭が、よかったら、ヒック……」
男 「女ちゃん、ともかく今日はもう帰ろう?おじさんには先生が話しとくから、さ?」
女 (コクッ)
てこてこ てこてこ
女 「ねえ、せんせー……」
男 「なに?女ちゃん」
女 「わたし、あたまがよくなりたい。みんなにばかにされないくらい。せんせーとあるいててもはずかしくないくらい」
男 「……なれるよ、女ちゃんなら」
女 「ねえ、せんせー……」
男 「なに?女ちゃん」
女 「わたし、あたまがよくなりたい。みんなにばかにされないくらい。せんせーとあるいててもはずかしくないくらい」
男 「……なれるよ、女ちゃんなら」
見ていたいが明日がある…おやすみ支援
明日まで残ってますように
明日まで残ってますように
男 「はーい、今日の授業はここまで!」
生徒1 「きりーつ!れい!」
生徒たち 『ありがとーございました!!』
男 「はい、みんな気をつけて帰ってねー」
男 「ふう……今日も女ちゃん来なかったな」
男 「あの二人で買いだしに行った日からか」
男 「おじさんの話では、家で自分で勉強するんだって言い張ってるらしいけど」
男 「……やっぱり女ちゃんがいないとさびしいなぁ」
男 「いや、そういう意味じゃないよ?ただ、やっぱり彼女はやる気もある方だし……」
男 「って、だれに言い訳してんだろ、おれ」
生徒1 「きりーつ!れい!」
生徒たち 『ありがとーございました!!』
男 「はい、みんな気をつけて帰ってねー」
男 「ふう……今日も女ちゃん来なかったな」
男 「あの二人で買いだしに行った日からか」
男 「おじさんの話では、家で自分で勉強するんだって言い張ってるらしいけど」
男 「……やっぱり女ちゃんがいないとさびしいなぁ」
男 「いや、そういう意味じゃないよ?ただ、やっぱり彼女はやる気もある方だし……」
男 「って、だれに言い訳してんだろ、おれ」
白衣の男 「あの、すみません」
男 「!!?」
白 「すみません、お忙しいところを」
男 「いえいえ、ところであなたは?」
白 「失礼いたしました。わたくし、こういうものです」
男 「えーっと、○○大学医学部脳医学科研究員、ですか?」
白 「ええ、この精神遅延者研究施設の上位組織に当たります」
男 「そのいい方はやめてください。ここは学校ですよ?」
白 「これは失礼。それで、なぜわたくしがここに来たのかというとですね」
男 「いうと?」
白 「被験者を募りに来たのですよ」
男 「!!?」
白 「すみません、お忙しいところを」
男 「いえいえ、ところであなたは?」
白 「失礼いたしました。わたくし、こういうものです」
男 「えーっと、○○大学医学部脳医学科研究員、ですか?」
白 「ええ、この精神遅延者研究施設の上位組織に当たります」
男 「そのいい方はやめてください。ここは学校ですよ?」
白 「これは失礼。それで、なぜわたくしがここに来たのかというとですね」
男 「いうと?」
白 「被験者を募りに来たのですよ」
男 「被験者?」
白 「ええ。わたくしは 博士の下で研究をしております」
白 「博士は発達脳医学の権威でして。あなたも名前くらい聞いたことがあるかと思いますが」
白 「特に、生物の脳の機能を活性化する手術が専門です。いままでにはフナに始まりニワトリ、マウス、犬まで。すでに十分な動物実験を済ませています」
男 「話はだいたいわかりました。まずはここの生徒で試してみたいと。精神遅延者ならどうなってもいいと」
白 「理解が早くて助かります。ですがそのいい方は正確ではありません」
白 「いままでの経験から、元の知能が高い生物ほど比例して高い成長を遂げています」
白 「正直なところ、普通の人間に施せばどれほど知能が上がるかわかりません。そのとき、彼が何を考えているかも」
白 「例えばですが、彼は普通の人間には決して解けない殺人のトリックを思いつくかもしれません。そしてそれを実行するかも」
白 「人間を超えた超人を創るには、モラルの視点からも批判があります。」
白 「ですが、精神遅滞者が健全な生活を送れるようになるのに反対する人はいないでしょう?」
白 「ええ。わたくしは 博士の下で研究をしております」
白 「博士は発達脳医学の権威でして。あなたも名前くらい聞いたことがあるかと思いますが」
白 「特に、生物の脳の機能を活性化する手術が専門です。いままでにはフナに始まりニワトリ、マウス、犬まで。すでに十分な動物実験を済ませています」
男 「話はだいたいわかりました。まずはここの生徒で試してみたいと。精神遅延者ならどうなってもいいと」
白 「理解が早くて助かります。ですがそのいい方は正確ではありません」
白 「いままでの経験から、元の知能が高い生物ほど比例して高い成長を遂げています」
白 「正直なところ、普通の人間に施せばどれほど知能が上がるかわかりません。そのとき、彼が何を考えているかも」
白 「例えばですが、彼は普通の人間には決して解けない殺人のトリックを思いつくかもしれません。そしてそれを実行するかも」
白 「人間を超えた超人を創るには、モラルの視点からも批判があります。」
白 「ですが、精神遅滞者が健全な生活を送れるようになるのに反対する人はいないでしょう?」
男 「……三つ、質問してもいいですか?」
白 「かまいませんよ?」
男 「一つ、その手術に危険はないですか?」
白 「どんな手術にも危険はつきものです。虫歯の治療で死んだ人もいます」
男 「二つ、あなた方は彼らをきちんと人間扱いしますか?」
白 「私たちの手術が成功すれば、そうせざるを得なくなるでしょう」
男 「三つ、私はその手術に反対することができますか?」
白 「もちろん。そうすればあなたはくびになって新しい先生が雇われるでしょう」
白 「かまいませんよ?」
男 「一つ、その手術に危険はないですか?」
白 「どんな手術にも危険はつきものです。虫歯の治療で死んだ人もいます」
男 「二つ、あなた方は彼らをきちんと人間扱いしますか?」
白 「私たちの手術が成功すれば、そうせざるを得なくなるでしょう」
男 「三つ、私はその手術に反対することができますか?」
白 「もちろん。そうすればあなたはくびになって新しい先生が雇われるでしょう」
男 「もう一つ、質問してもいいですか?」
白 「いいでしょう」
男 「被験者には誰が選ばれるんでしょう?」
白 「……おそらく、女さんですね」
男 「!!……なぜですか」
白 「おやおや、質問は一つではなかったのですか?」
男 「なぜですか」
白 「博士からはある程度健康なら、だれでもいいといわれてるんですが」
白 「あ、ちなみにこの施設での選考はわたくしに一任されています」
白 「同様の施設がいくつかあって、そこから各々代表が送られてくるわけです」
白 「だから、女さんが手術を受けると決まったわけじゃありませんよ?」
白 「いいでしょう」
男 「被験者には誰が選ばれるんでしょう?」
白 「……おそらく、女さんですね」
男 「!!……なぜですか」
白 「おやおや、質問は一つではなかったのですか?」
男 「なぜですか」
白 「博士からはある程度健康なら、だれでもいいといわれてるんですが」
白 「あ、ちなみにこの施設での選考はわたくしに一任されています」
白 「同様の施設がいくつかあって、そこから各々代表が送られてくるわけです」
白 「だから、女さんが手術を受けると決まったわけじゃありませんよ?」
男 「なぜですか」
白 「ふぅ……単に好みだからですよ」
白 「事前に写真つきのファイルを見せられましてね」
白 「ああ、この中では一番マシかなって」
男 「一ついってもいいですか?」
白 「どうぞ」
男 「私はあなたがきらいです」
白 「そうですか」
白 「ふぅ……単に好みだからですよ」
白 「事前に写真つきのファイルを見せられましてね」
白 「ああ、この中では一番マシかなって」
男 「一ついってもいいですか?」
白 「どうぞ」
男 「私はあなたがきらいです」
白 「そうですか」
男 「やあ、女ちゃん。お見舞いに来たよ」
女 「せんせー?せんせー、あのね、あたまがいたいの」
男 「大丈夫かい?そのことお医者さんにはいった?」
女 「うん、だけどね、我慢しなさいって。それはあたまがよくなってるしょーこだって」
男 「……ねえ、女ちゃん。手術、いやじゃなかった?」
女 「どーして?わたし、頭よくなりたいよ?それでね、せんせーとでーとするの。えいがをみたり、かふぇでおちゃするのよ」
女 「せんせー?せんせー、あのね、あたまがいたいの」
男 「大丈夫かい?そのことお医者さんにはいった?」
女 「うん、だけどね、我慢しなさいって。それはあたまがよくなってるしょーこだって」
男 「……ねえ、女ちゃん。手術、いやじゃなかった?」
女 「どーして?わたし、頭よくなりたいよ?それでね、せんせーとでーとするの。えいがをみたり、かふぇでおちゃするのよ」
男 「……そっか。女ちゃんはいい子だね」
なでなで
女 「えへへ……せんせー、くすぐったいよう」
男 「さて。そろそろ先生は帰らなくちゃ」
女 「帰っちゃうの?また来てくれる?」
男 「もちろん。毎日……は無理だけど、できる限り会いに来るよ」
女 「やくそく!ゆびきり!」
男 「はいはい。ゆーびきーりげーんまーん」
女 「うそついたらはりせんぼんのーます!ゆーびきった!」
なでなで
女 「えへへ……せんせー、くすぐったいよう」
男 「さて。そろそろ先生は帰らなくちゃ」
女 「帰っちゃうの?また来てくれる?」
男 「もちろん。毎日……は無理だけど、できる限り会いに来るよ」
女 「やくそく!ゆびきり!」
男 「はいはい。ゆーびきーりげーんまーん」
女 「うそついたらはりせんぼんのーます!ゆーびきった!」
>>1
これ見覚えがあるんだけど前にも立てた?
これ見覚えがあるんだけど前にも立てた?
博士 「男先生ですか?」
男 「はい。あなたは?」
博士 「私は 博士と申します。この実験の責任者で……この手術の考案者でもあります」
男 「そうですか。それで、その博士が僕に何か用でも?」
博士 「いえ、用というほどのことでもないのですが……ただ、おわびがしたくて」
男 「?」
博士 「あなたのところへ行った私の部下……アレは最低の人間です」
博士 「本来ならば、研究室に置きたくもないんですが……アレの父親がこの実験のスポンサーでしてね」
博士 「女ちゃんを手術するのも、なかばヤツのごり押しで決まりました」
男 「…………」
男 「はい。あなたは?」
博士 「私は 博士と申します。この実験の責任者で……この手術の考案者でもあります」
男 「そうですか。それで、その博士が僕に何か用でも?」
博士 「いえ、用というほどのことでもないのですが……ただ、おわびがしたくて」
男 「?」
博士 「あなたのところへ行った私の部下……アレは最低の人間です」
博士 「本来ならば、研究室に置きたくもないんですが……アレの父親がこの実験のスポンサーでしてね」
博士 「女ちゃんを手術するのも、なかばヤツのごり押しで決まりました」
男 「…………」
博士 「ただ、勘違いしてほしくないのですが」
博士 「この手術は女ちゃんにとっても悪いものではありません」
博士 「彼女自身、健常者並みの知能を得ることに関して、強い意欲を持っています」
博士 「今のところ、副作用の兆候もみられませんし……」
博士 「……我々は彼女と、彼女のような知的障害者全員のために今回の手術をおこないました」
博士 「どうか、研究者全員が彼のような人間だと思わないで下さい」
男 「……ポイフル」
博士 「はい?」
男 「女ちゃんは甘いものが大好きです。特に、ポイフルが」
博士 「!!わかりました、箱買いしておきましょう」
男 「よろしくおねがいします」
博士 「この手術は女ちゃんにとっても悪いものではありません」
博士 「彼女自身、健常者並みの知能を得ることに関して、強い意欲を持っています」
博士 「今のところ、副作用の兆候もみられませんし……」
博士 「……我々は彼女と、彼女のような知的障害者全員のために今回の手術をおこないました」
博士 「どうか、研究者全員が彼のような人間だと思わないで下さい」
男 「……ポイフル」
博士 「はい?」
男 「女ちゃんは甘いものが大好きです。特に、ポイフルが」
博士 「!!わかりました、箱買いしておきましょう」
男 「よろしくおねがいします」
男 「やっほー。女ちゃん、調子はどう?」
女 「やあ、先生。おひさしぶり」
男 「女……ちゃん?」
女 「どうした?先生。豆が鳩鉄砲……いや、変だな」
男 「どうしたの?その格好」
女 「ん?これか?ここの窓から見ているとな、みんなが同じ服を来ているのに気づいてな。“白衣”さんに頼んでもらったんだ……変だろうか?」
男 (セーラー服って……そうか、この下は通学路か)
女 「やあ、先生。おひさしぶり」
男 「女……ちゃん?」
女 「どうした?先生。豆が鳩鉄砲……いや、変だな」
男 「どうしたの?その格好」
女 「ん?これか?ここの窓から見ているとな、みんなが同じ服を来ているのに気づいてな。“白衣”さんに頼んでもらったんだ……変だろうか?」
男 (セーラー服って……そうか、この下は通学路か)
>>+で途中まで…今日はみてくれる人がいるので最後まで書きたいです。
新ジャンル「頭のよわい子」 の途中で アルジャーノンっぽいの出てきたな
男 「退院おめでとう、女ちゃん」
女 「ありがとう、先生。明日からはまたパン屋の仕事を再開しようと思うから、よければ買い物に来てくれ」
女 「それで、あの……授業の方だが、正直もう私には必要ないと思うんだ。自分で勉強できるし、わからないことは“白衣”さんが教えてくれるし」
男 「……そっか、そうだよね」
女 「というわけで、すまないが私があの教室に行くことはもうないと思う。先生、いままでお世話になった。ありがとう」
男 「女ちゃん」
女 「あ、“白衣”さん!」
男 「退院祝いに買ったポイフル、どうしよっかな」
女 「ありがとう、先生。明日からはまたパン屋の仕事を再開しようと思うから、よければ買い物に来てくれ」
女 「それで、あの……授業の方だが、正直もう私には必要ないと思うんだ。自分で勉強できるし、わからないことは“白衣”さんが教えてくれるし」
男 「……そっか、そうだよね」
女 「というわけで、すまないが私があの教室に行くことはもうないと思う。先生、いままでお世話になった。ありがとう」
男 「女ちゃん」
女 「あ、“白衣”さん!」
男 「退院祝いに買ったポイフル、どうしよっかな」
>>46
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