元スレ新ジャンル「常連客」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
351 :
続きを待ってる・・・
てゆーか見てるのオイラだけなのか?
352 :
いつも見てますが
354 = 347 :
ガヤガヤガヤ……
女「あらあら、今日も一杯」
男「お、女。ここだここ」
女「本当に空けといてくれたのね、ありがと」
男「なに、お前には世話になりっぱなしだからな」
女「ビールと……串、適当に何本か貰える?」
男「へい!」
女(へい、ねぇ……あんなにイキイキして……転職は正解だったかしらね)
男「ビールお待ちどう」
女「ありがとう。中々うまくやってるみたいね」
男「まだ開店3日目だけどな。楽しくやらせてもらってるよ」
女「会社の元同僚とか来ないの?」
男「来る来る。何言われるかと思ったけど、笑顔で祝ってくれたよ」
女「良かったじゃない。いい友達を持ったわね」
男「ああ、ほんといい奴らだよ」
女「女運はゼロだけどね」
男「それを言うなよ……」
355 = 347 :
男「はい、串盛り合わせ」
女「あら美味しそう」
友「男ー! 今日も来たぞー!」
男「おう、いらっしゃい!」
女「あれが今言ってたお友達?」
男「そうそう。元同僚の浦田」
女「ああ、あなたの消しゴム盗んだ人……」
浦田「男……この美人誰?」
男「ああ、俺がよく世話になってる占い師さんだ」
浦田「占い師!? へー占い師ってもっと胡散臭いのしかいないのかと思ってた」
女「あら、私は大丈夫なの?」
浦田「めっちゃ綺麗っす!」
女「ふふ、ありがと。お店来てくれたら一回サービスしてあげるわ」
浦田「ほんとっすか!」
男「スナックのママかお前は」
356 = 347 :
女「……ああ、そうだ」
男「どした?」
女「いい機会だから、浦田君に会社での男はどんな感じだったのか訊いてみようかしら」
男「ちょ、それはやめろっ!」
浦田「いいっすよ、いくらでも暴露してあげます!」
男「やめー!」
女「男うるさい」
~~~~~~~~
浦田「――とまあこんな感じっすかねぇ」
男「…………」
女「あんた……それでよくクビにならなかったわね」
男「じ、人望はあったからな!」
浦田「ああでも社内イベントの企画とかは率先してやってましたねぇ。しかも必ず大成功するんすよ、こいつがやると」
女「へぇ、変な才能には恵まれてるのねぇ」
浦田「お前が決めた日は絶対晴れるんだよな」
女「晴れ男なのねぇ、あんた(ニヤニヤ)」
男「……女、ビールもう一本いかが?」
女「あら、ありがとう♪」
357 = 347 :
浦田「じゃー俺はこれでっ!またな男!」
男「おう、またな」
浦田「女さんも、失礼します!」
女「はーいおやすみー」
男「…………」
女「あなた才能あるのねぇ、社員旅行の行き先もベストなところ選んで」
男「女に占ってもらいました……俺が選んだんじゃありません……」
女「安心しなさい、誰にも言わないから」
男「ほ、ほんとか!?」
女「企画を会社の人間でもない奴に、しかも占いで決めてたなんてバレたら、あんたの信用地に墜ちるわよ」
男「や、やっぱり……?」
女「ま、毎日ビール一本サービスで、黙っててあげるわ」
男「ありがとう女!」
女「これにこりて、何でもかんでも占いに頼るのはやめるのね」
男「ああ、そうするよ」
女「……あ、でもそれじゃああたしの売り上げが落ちるな……やっぱ好きなだけ利用していいわよ」
男「ええ……」
女「口止め料として、その度に焼き鳥サービスしてね」
男「へいへい……」
一人でも見てくれてるなら続けようかなと思ってたら以外に見てくれてた、ありがとう
次回からは名前欄に時間が昼なのか夜なのか書いてわかりやすくしようと思う
358 :
面白いから続けてくれ
359 = 347 :
女「今ねぇ、面白いことがあったのよ」
男「面白いこと?」
女「取材させてくれないかって言われちゃった」
男「取材!? 雑誌か何かか?」
女「そうみたいね。週刊パー速」
男「すげえ大手じゃねえか……」
女「ギャラもそれなりによかったんだけどねぇ」
男「うん? その言い方だと、断ったのか」
女「ええ、お客は増えてほしいけど、行列ができるほどは嫌」
男「あー、メディアの宣伝効果ってすごいもんな」
女「あたしがやってる占い、これでも結構疲れるからね。一日に百も二百も相手してたら倒れちゃうわ」
男「俺も気軽に来れなくなるしなぁ……」
女「あんたはちょっと気軽に着すぎだと思うけど」
360 = 347 :
女「――、――」
男「――。――、――!」
おじさん「お姉さん、いつもいるし大将と仲良いようだけど、付き合い長いのかい」
女「え? あー……まだそれほどでもないわよねぇ?」
男「まだ一年ぐらいですよ。自分がこの人の店にふらっと立ち寄ったんですけど、
その時の占いの結果が見事に当たってね。感動してそれからよく行くようになったんです」
おじさん「占い? お姉さん占い師なのかい」
女「ええ、駅の近くの×××××ってお店なんですけど。よかったらいらしてください」
おじさん「ああ、感動するほど当たるというのなら、また今度寄らせてもらうよ」
女「ありがとうございます」
男「明日の天気から無くした消しゴムの場所まで、何でも占ってくれますよ」
女「そんなこと頼むのあんただけだというに……」
このスレの書き手さん結構ストーリーがあったりするけど、
全然そんなの考えてないんでもしお題とか上げてくれれば喜んで書かせてもらいますぅ
361 :
スマンスマン
ずっと物陰から見てました
やっぱ簡単にでも人いるぜをアピールしなきゃ書き手も落ち込んじゃうか
362 :
>>360
男か女の家族が出てくると面白そうなんだぜ
363 :
男「そういやお前っていつも店開けてるけど、定休日とか作らないのか?」
女「作らなくても別に困らないからね。そこまでお客が多いわけでもないし」
男「平日の昼間ならなおさらか」
女「平日なんて、家に来客が何人かあるのと変わらないからね」
男「だからこうやって店開けてる最中でも俺と雑談ができる」
女「もしかしてあんたが店にいるから他のお客が来ないんじゃないでしょうね?」
364 = 363 :
女「ビールおかわりー」
男「あいよー」
女性「こんばんはー」
男「……え゛?」
女性「おー、脱サラして居酒屋始めたって本当だったんだー」
女「何? 知り合い?」
男「……アネキ、なんでここに……」
女「男のお姉さん?」
女性「んー昨日あんたの家言ったらさ、あんたが居酒屋始めたって聞いたから、どんな店なのか見に来たのよ」
女「あの、男……読めないんだけど、あんたの家ってどういうこと? お姉さんじゃないの?」
男「あ、すまん女。えーとこの人は俺の従姉なんだ。近所に住んでて、小さいころからずっと一緒だったから
親しみを込めてアネキって呼んでるんだ」
従姉「あたしもあんたも一人っ子だったからねー。……で、あなたはこいつの彼女?」
女「かの……っ!?」
男「違う違う!単なるうちのお得意さんだ!」
従姉「なぁんだ、やっと相手見つけたのかと思ったのに」
女(別に何かあるってわけでもないけど、そこまで必死に否定されると腹立つわね……)
365 = 363 :
男「しかしとうとうアネキにバレたか……はぁ~あ」
従姉「何よその嫌そうな溜め息は」
男「だってアネキの飲む量半端じゃないからな……これからは酒多めに仕入れないと……」
従姉「心配すんな、ちゃんと全部飲んでやるから!」
女「強いんですか?」
従姉「んーまぁまぁかな」
男「よく言うよ、ザルを超えたワクのくせして」
女「ワク……!」
従姉「なはは。酒に強い体に生まれたってのはいいねぇ、人生得してるよ」
男「それに付き合わされる周りの人間は人生損してるってこと忘れるなよ……」
とりあえず家族ではなくちょっと距離の離れた従姉というものを出してみた。
女のライバルにもなり得るし、どうだろうか。
細かなキャラ設定はまだ全然決めてない。
366 = 363 :
義理の姉にしたらよかったああぁぁあぁああorz
368 :
従姉「こんちはー」
女「いらっしゃいませ……って従姉さん!?」
従姉「あいつに店の場所教えてもらって来ちゃった。いいかな?」
女「え、ええ、もちろんです。どうぞ座ってください」
従姉「ありがと。綺麗な店だねー」
女「ありがとうございます。それで、今日は何を占いましょう?」
従姉「んーじゃぁ……あたしが男と結婚できるか占って」
女「けっ……!?」
従姉「そ。結婚」
女「わ、わかりました……ではここに手を置いてください」
従姉「これでいいの?」
女「大丈夫です。ではすこしお待ちを……」
女(あいつの運命の相手で出てきたのあたしだったからなぁ……けど縁の変化で変わることもあるし……)
369 = 368 :
従姉「……どう?」
女「……すいません……」
従姉「そっか……男が貴方の占いは絶対あたるって言ってたしなぁ……」
女「で、でもこれは現時点での結果であって、人との関わりが変化することで結果が変わることもあるので……」
従姉「あはは、そんな必死にフォローしてくれなくてもいいって。半分冗談みたいなものだったし」
女「じょ、冗談?」
従姉「そ、冗談。あたしあいつとやたらと縁があるからさ、もしかしたら……って思って頼んだんだけど、
流石にそこまでの縁はないみたいね」
女「そ、そうなんですか……」
従姉「あ、代金はちゃんと払うよ? はいこれ、代金一律よね?」
女「あ、はい。丁度ですね、ありがとうございます」
従姉「……ふーむ」
女「どうしたんですか?」
従姉「いや、結婚できないって言われたら、それはそれで燃えてきたなぁと思ってね」
女「は?」
従姉「ちょっと頑張ってみようかな」
女「はぁ……」
従姉「よし、ちょっと本気になってみよう。ありがとね、女さん」
女「あ、えっと……お役に立てたのなら光栄です」
従姉「あはは。そうだ、明日晴れるかな?」
女「天気予報では晴れだと言っていましたよ」
従姉「ズルいなぁ。もしかしてお金払わなきゃ駄目?」
女「冗談ですよ。朝は晴れますけど、昼から曇ります」
従姉「そっか、ありがと。じゃあね」
女「ありがとうございましたー」
370 :
女「……男を本気で、ね」
女「従妹さんならもっといい男狙えるだろうに」
女「やっぱそういう問題じゃないのかしらねぇ」
女「……あたしはどう思ってるんだろ」
女「……常連客、よね。一番の金づる」
女「それだけよね……うん、それだけ」
女「……あ、店行けばビール一本サービスしてくれるか」
女「従妹さんに協力させられるのかしらねぇ、あたし」
女「……それはあまり気が進まないわね」
女「おかしいわね、あいつのことそんな風に思ってるつもりなかったんだけど」
女「……ま、今は深く考える必要ないか」
371 = 370 :
ガラッ
女(開店から日も経って、やっと客の数も安定してきたわね)
従姉「あ、女さーん」
女「あ、従姉さん。もう来てたんですか?」
男「よう、いらっしゃい」
女「ビール。それと……つくねもらおうかしら」
男「あいよ」
男「そういや今日、アネキが店いったんだってな。迷惑かけなかったか?」
女「まさか、あんたじゃあるまいし」
男「どういう意味だよ……」
従姉「そういえばあの時当然のように聴いちゃったけど、女さんって天気も分かるんだね」
男「金取られるけどな」
従姉「え? 取られなかったよ?」
男「理不尽だ……」
372 = 370 :
女「大将、裏メニュー頂戴」
男「ねえよ」
従姉「大将、30分で焼き鳥500本チャレンジやります」
男「ねえよ!」
女「面白みのない店ねぇ」
従姉「一体何屋よここ」
男「居酒屋だよ馬鹿野郎……」
こういう意味の無い小ネタを延々とやるのが好きなのだけれど、居酒屋だとやりにくいね
昼は結構やりやすいんだけど。
とりあえず進展もありながら小ネタメイン、そんな感じでいけたならなぁと。
374 :
久しぶりにきた
楽しく読ませてもらってます
375 = 370 :
男「たとえばだ」
女「何?」
男「小さい女の子がお前の店に来たとする」
女「ふむふむ」
男「で、女の子は、自分がピアニストになれるかどうか占って欲しい、と頼むわけだ」
女「うん」
男「で、占いの結果は“なれない”だった。普段お前は占いの結果を正直に言ってるけど、この場合もやっぱりちゃんと言うのか?」
女「ええ、言うわよ」
男「……そっかぁ……」
女「というより、“小さい女の子”なんて呼ばれる年齢で、将来が決まってる人なんていないわ」
男「え、そうなのか?」
女「そりゃそうよ。周囲との縁が無さ過ぎるもの」
男「ああ、おまえいつも言ってるな。縁が変われば、って」
女「そういうこと。だからそういうときはいつもこう言ってるのよ」
女「いまのあなたでは無理だけど、これから努力することによってこの占いの結果はどうとでも変わる。
だからこんな占いなんか気にせずがんばりなさい、ってね」
男「へぇー。何だかお前、学校の先生見たいだな」
女「ふふ、女子高生の相手することは多いけどね。ほとんどが恋愛相談だけど」
376 = 370 :
従姉「こんちはぁ……」
女「あら、元気ないですね」
従姉「競馬で負けた……」
女「ギャンブルはほどほどにしないと駄目ですよ? それで今日はどうしたんです?」
従姉「占いってさぁ、勝負事の結果もわかるの?」
女「なるほど……そういうことですか……」
従姉「ち、違うの! 別に次のレースの結果訊きにきたんじゃなくてさ、どうなのかなーって疑問に思ったから!」
女「まぁ、率直に言うとわかりますけどね」
従姉「すごい! 大金持ちになれるじゃん!」
女「あはは。一時期それでホントに稼いだこともありましたよ」
従姉「……なんだ、女さんだってやってるんじゃん」
女「けど、すぐにやめましたね」
従姉「なんで?」
女「味気ないんですよ、すごく。占いで得た結果で勝って、そのお金を手にした時、世界がとってもつまらない物に見えました」
従姉「なるほどなぁ……確かに一番おいしいところを楽しんでないもんなぁ」
女「そういうことですね。ですからもうそれ以来、自分の私欲のために占いをするのはやめました」
従姉「女さん占い師の鑑だなぁ」
女「あはは、ありがとうございます……けど、値引きしたりはしませんからね」
従姉「商売人の鑑だなぁ……」
377 :
男「ほい秋刀魚お待ち」
従姉「おーいい匂い♪」
女「魚もいいわね……男、あたしクジラベーコン」
男「クジラは哺乳類だ」
女「陸を捨てておきながらよく哺乳類だなんて言えるわよね、恥ずかしくないのかしら」
男「クジラの大きさが陸にいたらえらいことだけどな」
女「リアルモンスターハンターよね」
男「野生のシロナガスクジラの親子が村を襲いました、とか大惨事だよな」
従姉「ねえ、あたし自分で秋刀魚の骨取れないんだけど」
男「じゃぁ頼むなよ……」
従姉「可愛い従姉の為に骨全部取って出してくれると思うじゃない!」
男「思わねえよ……」
378 :
>>377
さんまは骨ごと頭から丸かじりが一番美味いww
379 = 377 :
女「はい、取れたわよ」
従姉「お~、女さん器用だねぇ」
男「ほー、綺麗なもんだな」
従姉「あ、そう? えへへ照れるなぁ」
男「意味が分からない……」
女「そうそう、三人でお花見行かない?」
従姉「あ、いいねえお花見! 今丁度満開だし、行こうよ男!」
男「おう、いいぞ。接待の無いお花見なんて久しくやってないしな」
従姉「やったぁ! 酒もツマミもタダだあ!」
男「……え?」
女「ま、男なら本職だしいいお酒用意してくれるわよね。おつまみも沢山作って」
男「……いや、ツマミは作ってやるけど酒は自分たちで買ってこいよ? 全部俺が出すとか無理だぞ?」
女、従姉「「……え?」」
男「……え?」
>>378
日本には秋刀魚をシシャモのように扱う人間がいるのか……
380 = 378 :
>>379
ん?んまいぞ?やってみ?
但し、しっぽから行くなよ。骨が引っかかるから。
あくまでも頭からが正解!
381 :
>>380
食べ方が豪快すぎるぜ……
382 :
~さあお花見だ~
従姉「へえ~、こんな場所あったんだねぇ」
女「あまり知られてない穴場なのよ。普段から人通りも少ないし。桜、三本もあれば十分でしょ?」
従姉「あたしは何本でも構わないよ。花より団子ってね」
男「はぁ、はぁ……一番飲み食いする奴が……はぁ、ちょっとぐらい、持ったらどうだ……」
女「だらしないわねえ、普段から営業とか言ってたんだから少しぐらい体力あるでしょ」
男「少しぐらいの体力でこの量に対応できるわけねえだろ!クーラーボックスに弁当だぞ!?」
従姉「はいはい、文句は後で聞くから早くビールだしてビール」
男「帰りたい……」
383 = 382 :
女「おいしいわねえお弁当」
従姉「やっぱ本職は違うねぇ」
男「男としては女性に弁当作ってきて欲しいんだけどな……」
従姉「何夢見てんのよ。作れる人が作る、これが世界の真理!」
男「……もういいです。女、ビール取って」
女「え? もう無くなったわよ?」
従姉「焼酎ももうすぐ無くなりそうだけど」
男「ウワバミが二匹……」
384 = 382 :
男「ぐー……かー……」
従姉「相変わらず弱いなー」
女「とりあえず、上着でもかけといてあげようかしらね」
従姉「……女さん」
女「ん?」
従姉「女さんはさ、こいつのことどう思ってるの?」
女「へ? どうって……常連客だったり、友達だったり……それだけよ?」
従姉「……ふぅん?」ずいっ
女「な、何?」
従姉「女さんがさ、男を見るときの表情ね、男を見るときにしかしない顔だって気付いてる?」
女「……え?」
従姉「なんていうかこう、すごく満足そうというか、幸せそうな顔で見てるんだよね」
女「それは……自分では気付かなかったわ……」
従姉「そうなんだ……で、女さんは男のこと、ほんとになんとも思ってないの?」
385 = 382 :
女「う、うぅん……?」
従姉「この前あたしがこいつのこと本気で狙ってみるって言ったけど、女さん応援してくれる?」
女「…………」
従姉「あたしがもしこいつと付き合うことになったら、女さん祝福してくれる?」
女「…………」
従姉「答えられないってことは、少なくとも友達以上の感情は、ってことだよね」
女「え、えっと……」
従姉「……にひひ」
女「?」
従姉「頑張ろうね」
女「は?」
従姉「よし、この話終わり! おら男起きろ! まだ一時間しか経ってないぞこら!」
男「ね、寝かせてくれ……五時から起きて弁当作ってて……」
従姉「だーめー、今日店休みなんだから寝るなら夜寝なさいー」
女「……ふふっ」
従姉「うん?」
女「……頑張りましょうね」ぼそっ
従姉「……乾杯♪」
女「乾杯♪」
たまには関係が進展するネタも書かないとね。
個人的に従姉は好きなんで悪役に回らないように書いたつもりだけど、どう映るかな……
無理やり感が否めない……か?
386 :
なかなかええと思うよ
387 = 382 :
従姉「ロト当たったー!」
女「水難の相が出てますけどね」
従姉「……え?」
女「あと金運はあまり良くないみたいですけど?」
従姉「……嘘だな!」びしっ
女「ふふ、従妹さんもですよね」
従姉「ああそうさ、今回もカスリもしていなかったさ……」
女「水難の相は嘘ですけど、金運がよくないのは本当ですからね」
従姉「NOOOOOOOOOOO!!!」
388 = 382 :
女「お勘定」
男「1500万円になります」
女「…………」
従姉「……うわぁ」
男「べ、別にいいだろエイプリルフールなんだから!」
女「関西じゃよくあることなのに……」
従姉「これだから東の人間は……」
男「お前らだって東側だろ……」
~~~~~~~~
女「あ、お釣りいいから」
男「え、いいのか?」
女「嘘よ」
男「……あ、もう日付変わってるけど」
女「嘘よ」
男「…………」
女「嘘よ」
四月うましかfin。
昨日寝る前に気づいたけど従姉に対して女の喋り方が敬語だったり違ったり。
まぁ、仲良くなってきた同年代に対してはよくあること。
389 :
あぁ、今日は書き手サンの書き込みが無い・・・
毎日楽しみにしてる
プレッシャーに感じたらごめんなさい
390 :
女「ねえ、男――」
男「ん、ああそれは――」
従姉「――なの。でさあ、男あたしが思うに――」
男「それはどうかと思うけどな……」
客「大将、いつも綺麗な子達と仲良くして羨ましいねぇ」
女「ふふ、お上手ですね」
客「で、大将はどっちの子に気があるんだい?」
女「……っ!」
従姉「……っ!」
男「え、ええ!? やだなぁ二人はただの友人ですよ、友人」
客「おや、そうなのかい? てっきり私はどちらかに気があるのかと思ってたが」
男「そんなわけないじゃないですかー」
従姉「……頑張ろう」
女「うん、頑張ろう……」
391 = 390 :
ああ、書き忘れてた
>>389
プレッシャーには全然ならないのです、
逆に毎日見てくれてる人がいるなら毎日かけるように努めてみようかな、とやる気が出るのです
まぁ、ネタが思いつかないと投下できないんだけども……
読み手の皆様いつも見てくれてとてもありがとう。
392 :
男「終わりだ終わりだ終わりだ終わりだ」
女「終わらない。以上。はいお代」
男「いや、まだ何も……」
女「どうせミサイルが落ちてきて日本終わるとか思ってるんでしょ? 落ちてこない。はい教えたからお代ね」
男「……ドライだなー」
女「落ちてくるって分かればそれなりに慌てるかもしれないけどね」
男「なあ、お前明日世界が終るとしたら何して過ごす?」
女「そうねえ、すぐには思いつかないわ。あなたは何したいの?」
男「俺は、そうだなぁ……いつも通り、店開けると思うよ。世界が終るとしても、うちで飲みたいって人がいるかもしれないし」
女「……決めたわ」
男「あん?」
女「明日世界が終るとしたら、あなたの店にいるわ。世界が終るその瞬間まで、あなたと一緒に飲んでてあげる」
男「……ありがとな」
女「従姉さんはどうするのかしらね」
男「刹那主義だからなぁ。やることなさそうなら、アネキも誘って三人で終末まで飲み明かすか」
女「ふふ、いいわねそれ」
発射誤報が入ったときのVIPの勢いは異常
393 :
男「あーよかった何もなかった」
女「だから言ったでしょ、大丈夫だって」
男「……今更だけど女の占いってさ、必ず当たるよな」
女「そうねえ、まぁ二週間以内のことならほぼ当てられると思うけど。それ以降は少しブレてくるかしら」
男「すごいな……それって超能力みたいなもんか?」
女「どうかしらね。確かに、たまに勝手に見えてしまうことはあるけど。いつもやってる占いはちゃんと習ったものよ」
男「……じゃあやっぱり超能力あるんじゃないか」
女「羨ましい?」
男「まぁ、羨ましくないって言えば嘘になるけど。けどさ、いいことばかりでもないんだろ?」
女「ふふ、よく分かってるじゃない。逆に、勝手に見えるもので良いことなんてほとんど無いわよ」
男「そっか……大変だな、占い師も」
女「人の人生を左右する仕事をしてるんだもの。それぐらいは仕方ないわよ」
男「……嫌なことあったら、店来いよな」
女「あんたには結構救われてるのよ。お酒飲んで、からかって、愚痴って。いつもありがとね、相手してくれて」
男「お、おう。それはお互い様だしな」
女「ふふ、たしかにね。もう店に戻ったら?仕込みまだなんでしょ?」
男「あ、そうだな! んじゃ、また夜にな!」
女「ええ、またね」
女「……本当に、感謝してるのよ、あんたには」
394 :
仕事終わって深夜の楽しみ
書き手さんオツであります
395 :
従姉「……やっぱさ、先手必勝だと思うわけよ」
女「え?」
従姉「男! 明日デートしよう!」
男「はあ!?」
女「な……っ!?」
従姉「どうせ暇なんでしょ、明日定休日だし」
男「そりゃそうだけどよ……」
従姉「女さん明日の天気は?」
女「え? は、晴れだけど……」
従姉「ほらー絶好のデート日和。いいでしょ?」
男「はぁ……わかったよ……」
従姉「よし、じゃあ明日10時。駅前で待ち合わせね」
男「へいへい……」
従姉「にひひ、恨みっこなしね」
女「上手くいくように、願ってますよ」
従姉「……もしかして今何か占ったりした? 明日悪いことが起きるけど黙ってるとかない?」
女「ないない、絶対ない!」
396 = 395 :
女「暇ねぇ……」
女「今頃従姉さんは、デート中か……」
女「……どこ行ったのかしら……」
女「まさか……」
女「……いや、流石にそれはないわよね、うん」
女「……けど、あの二人子供のころからの付き合いだし……」
客「こんにちはー」
女「いらっしゃいませー」
女(そして私は考えるのをやめた)
397 :
~翌日~
男「おーす」
女「あら、いらっしゃい。デートはどうだった?」
男「死ぬほど連れ回された……」
女「よかったじゃない、楽しかったでしょ?」
男「まぁアネキが楽しそうだったからよしとするか……」
女「じゃ、来週はあたしとデートね」
男「はあ!? 何でそうなるんだよ!?」
女「いいじゃない、あんたとまだ一度も遊びに行ったことないんだから。見たい映画もあるし」
男「はぁ……割り勘だぞ」
女「はいはい。じゃ、来週は一日相手してもらうからね」
男「休日がああぁぁ」
>>394
夜遅くまでお疲れ様です
誰かお題とかネタないですかー
398 :
男と女の初顔合わせから
常連になるまでのエピソードが見たいかな・・・
年の設定はどうなってんだろ?
399 :
ん~
本編の進行はこのままでいいと思う。
欲を言えば今度の女とのデートで男が女のことを少し悩む程度に意識するといいかなと。
後、ネタになるかどうかは微妙だけど各キャラの過去(主に小さいころ)話とかどう?
400 :
やあ、書き手だよ
パソコンがぶっこわれて携帯難民だ、毎日楽しみにしてくれてる人ごめんなさい
二人のデートやっぱり書いた方がいいか……
どこか行ってほしいところあればどうぞ
みんなの評価 : ○
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