元スレ【宇宙開発】加速器、国際リニアコライダー、「宇宙の謎に迫る国家プロジェクト」に、日本学術会議が猛反発のワケ
宇宙天文news覧 / PC版 /みんなの評価 :
451 :
>>449
じゃあまず、科学でリニアコライダーの値段を10,000分の1にできんかのう
452 :
>>451
> じゃあまず、科学でリニアコライダーの値段を10,000分の1にできんかのう
その通り、そういう技術にこそ研究費を投じて研究開発すべきだよね。
実際に、原理的には同じ加速エネルギーを達成するのに何桁も小さいテーブルに載せられるほどの小型加速器で済ませられる可能性のある新しい加速技術の芽がある。
日本は、半世紀以上も前に生まれた古い技術を巨大化することで補ってきただけの巨大加速器というオワコンになど投資せずに、そういう新しい未来技術の開拓にこそ研究費を出して全力で研究させるべきだよな。
453 :
今から30年以上も前に日本の物理学社などが、
プラズマの中の波のエネルギーを荷電粒子に渡すといった
まるでサーフィンの波乗りのような原理に基づいた
プラズマ加速方式の加速器の原理を提唱していた。
それによれば、装置の規模が小さくても相当高い
エネルギーまで荷電粒子を加速できるのだという。
しかし、なぜかその後試作されたとか発展があった
などの話も聞かない無いようだ。仮にそのような
加速器がたとえ数GeVとか1TeVぐらいまでしか
加速できないようなものだとしても、小さい装置で
それだけのエネルギー加速ができるのなら、加速器
ビームによるいろいろな応用への敷居が下がるはずで、
どうなっているのかなぁ?
454 = 453 :
プラズマ加速
については フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
に記述がされていることが判明したので、関心のある人は
参照されたい。
455 = 453 :
おそらく進展が無いのは、高エネルギーの粒子加速器を
安価にかつ小型に作られてしまうと、加速器を作る業者にとっては
事業としてのメリットが無くなることや、
巨額の費用を使っていることの見直しが始まると関係各方面の利権が縮小してしまう
などのデメリットがあるので、開発を停めているか、資金が出ないためでは
ないかと思われる。どれだけの予算を回しているかが、担当の役人のプライド
だったり、研究代表者の格を誇る根拠だったりするわけで、
車で言えばロールスロイスに乗ることがホンダのシビックに乗るよりも
気分が良いし上等の人間であることを示すという感じかな。
456 :
>>1
じゃあ、地方振興や村おこしの予算を丸ごと割いて、パイを増やしてあげたらいいよw
457 :
建設予定地が大阪や京都だったら通ったろうな!
要は僻地の岩手なんぞに最先進の設備は勿体無いと言う事だろ!w
458 :
岩手だの京都だのといった、日本国内での「コップの中の嵐」がこの問題の本質ではないだろう。
バブル期という昭和の社会現象をリアルに体験した50代以上の高齢者にはイマイチぴんとこない考え方らしいが、
日本全体が世界の辺境に、むしろ亡国の淵へ落ちぶれつつある現実の中で、
いかにして全体として生き延びるために科学技術予算を使っていけばいいのか、
という問題。
459 :
コリアに似てるから駄目!
461 :
どこが研究者に給料払う、施設使用料取れるのか、
全部、日本が面倒みるんだろ
462 :
万博やる時代じゃない。大阪は時代錯誤。
463 :
三橋貴明が間違っているとでも抜かすつもりかね?wwwwwwwwww
464 :
ラッココアラ
465 :
>>463
お前は三橋が「読者は死ね」と言ったら死ぬのか?
466 :
>>463
> 三橋貴明が間違っているとでも抜かすつもりかね?wwwwwwwwww
ILCの価値判断に関しては三橋は完全に過大評価して間違っている
三橋がいつも強調している将来の日本人のためを考えるのならばILCに投資する資金を
スモールサイエンス、中でも生命科学・材料科学・量子情報といった重要な幾つかの分野の基礎研究に集中投資するほうが
遥かに未来の日本の新しい産業の芽を生み出してくれる
特に、それら重点分野の若手研究者が安心して基礎研究に没頭できるように安定雇用する研究体制のために資金を使うべきだ
ILCのような巨大加速器はオワコンだよ、加速器の巨大化によるエネルギー向上は今や限界に達しつつある
三橋は文系だから過去の延長でしか巨大加速器の価値を判断できない
そして巨大加速器の建設から撤退し既存のものの運転すら打ち切って巨大加速器と縁を切ったアメリカが現在も世界一の科学技術大国である事実を三橋貴明は良く噛み締めるべきだ
高エネルギー物理学実験という分野の未来を望むのなら何桁も効率の良い加速技術の研究開発に集中すべきだ
日本が今後も高エネルギー物理学に投資するのであれば、桁違いに高効率の新しい加速技術の研究開発・実用化にこそ投資すべきだ
研究投資は未来の新たな価値創造のためにするものであって過去の栄光への執着のためにすべきものではない
その新たな価値を生み出せる分野は素粒子物理学ではなく生命科学・材料科学・量子情報といった分野だ
467 :
でかい装置、高額の装置が無ければできないようなことは、
リターンを考えてやってくれなければ国家といえども破綻するよ。
ところで、
創造性は資金を要しないほど発揮されたりコスパがいいんだよ。
多額の資金を要するとなると、必ず資金を集めるための手間とか
説得交渉が必要で、そうなると大勢が納得してくれるような
ものだけになってしまう。それがノーベル賞を取るためとかいう
理由であっても。世間の大多数に理解できない、考えも付かない、
突飛なアイディアを進めるためには、いきなり大きな資金や
装置を使う必要は通常はない。小さい資金を大勢がそれぞれ
持って他と同じことを避けて自分の信じるところを探し求めたり
追求する、そのほとんどは無成果に終わるにしても、数が多ければ
あたりも出る。そのためには熟慮するだけの時間と心の余裕、
思念を邪魔する事務的手続き、説明しても理解して貰えないことを
説明しようとする無駄な時間を省く必要がある。装置よりも人間の
知力開発に投資して貰う方が健全なんだろうがな。給料の3割程度
の研究費ぐらいは人を雇って研究することを期待する以上は付けて
おいて、それではできない大規模資金は外部だろうと政府からだろうと
申請してとれば良いだけ。有望な研究なら研究者が金を集めなくても
投資家の側から資金提供の申し入れがあるのが健全。有望な投資に
値する研究がどこかで行われていないか、あるいは使われずに
眠っている研究を有効に利用したり利益を出すのに使えないかを
探し当てる金鉱堀りのような、研究者とは別の才覚の人間が
投資をする会社に雇われて鵜ノ目鷹の目で研究や特許や発明を
調査するような具合にならないと、ダメだろうな。
研究者自身に特許の書類を書かせるような無駄な時間の使い方も
問題だろう。企業が従業員の発明は職務発明として企業のものに
するのなら、発明家とそれを特許化する人間は分業して発明家が
下らない書類を書く雑務をさせないようにするべき。
468 :
そんなものより、東北大の次世代型放射光施設を至急造れ。
469 :
世界が待つ日本のILC誘致 村山斉氏
米カリフォルニア大学バークレー校教授
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO39743920Y9A100C1KE8000/
2019/1/9 2:00
宇宙の始まりのナゾを調べる次世代の巨大加速器、国際リニアコライダー(ILC)を日本に誘致する構想がなかなか進まない。
タイムリミットが迫っており、日本政府の誘致方針の表明が必要だ。
ILCは世界中の物理学者が欲しいマシンで、欧米は日本と一緒にやりたいと思っている。
日本には大きなチャンスだ。ぜひ誘致に動いてほしい。
ILCは日米欧を中心に国際協力で建設する計画だ。世界中の物理学者が話し合って、どのような装置を作れば良いかを考え、基本的な設計はすでにできている。
建設地も東北地方の北上山地が適当という意見がまとまった。日本政府が誘致方針さえ表明すれば、参加各国が建設費の分担などの具体的な交渉を始められるところまで来ている。
ILCは、欧州の巨大加速器「LHC」で発見され、2013年のノーベル賞の対象となったヒッグス粒子を大量に作り出せる。
ヒッグス粒子は見つかったものの、詳しい性質はまだ分かっていない。また宇宙の4分の1を占める「ダークマター」と呼ばれる物質はまったく正体不明だ。
これらに迫り、宇宙の成り立ちや将来を明らかにするのがILCだ。
ILCの総建設費は約8000億円と見込まれ、厳しい財政下での負担を懸念する意見があることは知っている。基礎科学にかかる資金が巨額になっていることへの批判もあるだろう。
だが先日、ノーベル財団を訪問した際、財団の関係者が「ブレークスルーはすぐに役立つか分からないが、価値が分かる人がいないと乗り遅れる」と基礎科学の大切さを説く意見が出た。
ILC誘致は世界から有能な人材を集めるだけでなく、国際貢献にもつながる。
基礎科学の研究は「これを知りたい」というモチベーションでがむしゃらに進む。
そのために技術開発の面でもむちゃな要求をするから、企業の論理だけではできないブレークスルーが生まれる。
ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
欧州は19年に次期研究計画の議論を始める。
計画の中に建設費などを盛り込むには、日本の方針を18年中に出す必要があったが、欧州は19年3月7日まで待つと決めた。
電車の出発時刻は過ぎているのに、大事な日本の乗車を待ってくれている状態だ。
まだ間に合う。日本政府は誘致に名乗りを上げてほしい。
470 :
http://bbc.in/2DbLgsI
現代日本にはこういうことをできる土地もカネもないのだから
日本人の研究者は欧州か中国へ移動して研究させてもらうべきだね
471 :
>>469
> ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
じゃあもう30年待てば 400億円で作れるな。ILCが30年遅れたところで人類は何も困らない。
472 :
>>469
>ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
実際に作り始めるとその200倍になるんですね、わかります
473 :
>>469
> 世界が待つ日本のILC誘致 村山斉氏
> 米カリフォルニア大学バークレー校教授
何故、アメリカ政府におねだりしないのだ
アメリカは日本と比べてGDPつまり経済規模が3倍もあるのだ
しかも科学技術予算額について言えば、アメリカ政府が支出しているアメリカ軍(国防総省つまりDARPA)経由のも含めれば日本政府のそれの3倍よりもずっと多い
それだけ豊かな国の物理学で超一流の大学で教授職を務めている村山氏は何故に潤沢な科学技術予算を出している豊かな国アメリカでなく日本にILC建設をねだるのか?
しかもアメリカは現時点で巨大加速器建設計画を全く有していない
> 宇宙の始まりのナゾを調べる次世代の巨大加速器、国際リニアコライダー(ILC)を日本に誘致する構想がなかなか進まない。
> タイムリミットが迫っており、日本政府の誘致方針の表明が必要だ。
> ILCは世界中の物理学者が欲しいマシンで、欧米は日本と一緒にやりたいと思っている。
> 日本には大きなチャンスだ。ぜひ誘致に動いてほしい。
巨大加速器を失っているアメリカにこそ大きなチャンスだろう、是非、アメリカが誘致に動いてもらいたいものだ
> ILCの建設費も、こうした技術革新で30年前の計画当初に比べ20分の1になった。
だがILCはずっと昔に建設されたスタンフォード大学の線形加速器SLACの全長3.2 kmの約10倍(短縮案でなく当初案のフルスケール)の規模を求めている
しかも建設費の大きな部分を占める土木工事(全長30キロのトンネル掘削など)は言うまでもなく20分の1にはなっていない(そういう古典的な土木工事のコストは基本的に不変だと考えるべきだ)
建設費が技術革新で1桁下がっても求めている加速器のサイズが1桁上がれば何をか言わんや
しかも加速器の単位長当たりの制作費が当時と同じ(インフレを考慮したとしても)という保証は全くない
常識的に考えれば加速器の規模が大きくなり加速エネルギーも桁違いに増大し要求される実験精度がずっと高くなっている以上、
加速器制作に許される誤差は以前のSLACよりもずっと小さくなったと推定するのが適切で
加速器の制作上の誤差を桁違いに小さくすることはコスト増大の大きな要因になる
ウィキペディアのILCの項を読むとILC建設計画に関してはアメリカも手を上げていたそうだから、
日本は分不相応な立候補を取り止めてアメリカに譲り、アメリカ主体で建設してもらい日本は分相応の分担を現物提供の形で貢献するのが適切だ
KEKを始めとする日本の高エネルギー物理学者・素粒子物理学者は、何故、アメリカも手を上げていたILC建設計画を「日本がやる」と言って世界に期待させる無責任な約束をしたのだ?
余りにも無責任で無謀すぎる
475 :
同じ金額で、月にリニアカタパルト設置するほうがよっぽど人類のためになる。
477 :
CGで作って、動作もゲームのようにシミュレーションにして、
それで遊んで満足してくれたら安上がりなので、作らずに済めば
関係者にもれなく一千万円を贈呈しても良い位だろうね。
478 :
>>466
財務省をまったくわかってない
これはどう分配するって話じゃなくて研究費を削減したいだけ
480 = 479 :
■信号諜報活動は実行され、合衆国政府の他の電子戦(争)プログラムのように(同様の風習で)この技術の秘密を保持した
■国家安全保障局は、この技術にかんする入手可能な情報を絶えず監視し、一般国民に科学研究調査を与えなくする(さし押させる)
(これらは、この技術の秘密を保持するための国際情報機関の協定でもある)
■国家安全保障局は、遠くから人間の電気的活動を分析する独自の電子装置を持っている
■国家安全保障局のコンピュータで生成される脳機能マッピングは、全ての電気的活動を連続的に絶えず監視できる
※brain mapping(functional brain mapping):脳機能局在つまり脳の各部位がどのような働きをしているかを、あたかも脳を地図に見立てたかのように”マッピング”し、その結果から図などを作成することである。
これにより脳の各部位ごとの機能を明らかにすることを目的とする。現在多くの脳機能マッピングは大脳皮質を対象としている。生物の中でも特にヒトについての脳機能マッピングは他と区別してヒト脳機能マッピングと呼ばれることがある。
また脳の特定の部分ごとに大脳皮質マッピングなどと呼び分けたりもする。また臨床の場では術前脳機能マッピング、術中脳機能マッピングの呼び分けもある。
■国家安全保障局は、国家安全目的のため(数十万人の)個々の脳機能マッピングの記録と解読をする
■電磁界脳刺激もまた、軍によるブレイントゥコンピュータリンク(B2C:脳からコンピュータへの連動)
481 = 479 :
■信号諜報活動は実行され、合衆国政府の他の電子戦(争)プログラムのように(同様の風習で)この技術の秘密を保持した
■国家安全保障局は、この技術にかんする入手可能な情報を絶えず監視し、一般国民に科学研究調査を与えなくする(さし押させる)
(これらは、この技術の秘密を保持するための国際情報機関の協定でもある)
■国家安全保障局は、遠くから人間の電気的活動を分析する独自の電子装置を持っている
■国家安全保障局のコンピュータで生成される脳機能マッピングは、全ての電気的活動を連続的に絶えず監視できる
※brain mapping(functional brain mapping):脳機能局在つまり脳の各部位がどのような働きをしているかを、あたかも脳を地図に見立てたかのように”マッピング”し、その結果から図などを作成することである。
これにより脳の各部位ごとの機能を明らかにすることを目的とする。現在多くの脳機能マッピングは大脳皮質を対象としている。生物の中でも特にヒトについての脳機能マッピングは他と区別してヒト脳機能マッピングと呼ばれることがある。
また脳の特定の部分ごとに大脳皮質マッピングなどと呼び分けたりもする。また臨床の場では術前脳機能マッピング、術中脳機能マッピングの呼び分けもある。
■国家安全保障局は、国家安全目的のため(数十万人の)個々の脳機能マッピングの記録と解読をする
■電磁界脳刺激もまた、軍によるブレイントゥコンピュータリンク(B2C:脳からコンピュータへの連動)
482 :
>>478
ある分野でトップになっていて応用研究とかで花開けば
研究費に対するリターンは莫大なのにな。
484 :
仕方ないから、
赤石山脈の中央リニア新幹線トンネルの試掘トンネルを再利用して・・・。
リニア新幹線用給電設備もあるからね。
485 :
>>482
> ある分野でトップになっていて応用研究とかで花開けば
> 研究費に対するリターンは莫大なのにな。
全く何も分かっていないんだね
ILCは既にトップではないよ、レプトンを加速する線形加速器という極めて限定されたカテゴリでトップというだけで加速エネルギーでは既存のLHCに遠く及ばないし
アメリカで既に旧式の時代遅れとして運転を停止したテバトロンにすら及ばないだろう
ILCのリターンなど経済的に見れば実際上は何もない、少なくとも日本の将来の産業の芽を生み出すという観点からはね
またアカデミックな面でもLHCが発見できなかった新粒子をILCが発見できる可能性もまず皆無だ、エネルギーが決定的に足りないからね
ついでに言えば、巨大加速器の技術は既に先鋭化し過ぎて応用とはかけ離れてしまったのだよ
ちょうど現代の最先端の軍事技術が民生技術へのフィードバックを生み出せなくなったようにね
過去の加速器開発が過去の軍事技術開発と同様に様々な派生技術を生み出して応用面に貢献してきたのは事実だが、加速器も軍事技術も今や高度化し過ぎ先鋭化し過ぎて
民生技術とはかけ離れてしまった
だからILCから応用技術や応用研究は生まれないと断言できる、ILCは素粒子物理学のためだけの玩具なのだよ
486 = 485 :
>>478
> 財務省をまったくわかってない
> これはどう分配するって話じゃなくて研究費を削減したいだけ
もしそうならば、ILC建設などすれば、他の分野は建設しない場合よりも更に大幅に研究費を削減されて
ILC建設などすれば他の分野の研究は壊滅状態になるって理解できないのか?
財務省の路線がクズなのは事実だが、
ILC建設派は財務省を悪者にして自分達が巨額を独占することで他の分野にしわ寄せを及ぼす責任を感じないとは財務省並みのクズだよ、
自分達さえ良ければ他の分野の研究が壊滅状態になろうと構わないと考えているという意味でね、ILC建設派は
ILCを建設すべきだと主張するのならば、ILC建設派は財務省の路線を悪者にするのではなく、
ILC建設派自身が責任を持って科学技術予算に関しては財務省をそして日本政府を拡大に転じさせることだ
具体的に言えば、ILC建設派は、まず財務省のトップつまり財務大臣と財務省事務次官と主計局長の3人から公開の場で次の言質を取ることだ、
「他の分野の研究費はILCを建設しても絶対に削減しないどころか増加させる」とね、そして2020年度予算で実際に増額するのを実証させることだ
何しろ素粒子物理部門の予算はILCが認められれば膨大な増額を果たすのだ、
それならば、他の分野も自分達と同様に(少しでも)増大させるという言質を政府から取り実際に実証させるぐらいのことをやっても罰は当たらない
少なくともそのぐらいのことを素粒子物理部門の人間が汗を流して達成しない限り、ILCへの巨額投資が他の分野の研究者からの信頼や賛同を得られる筈がない
487 :
全長100km・総工費3兆円という世界最大の粒子加速器の建設プロジェクトをCERNが発表
http://gigazine.net/news/20190117-cern-future-circular-collider/
これから3兆円級をスイスと中国が作ろうとしてるところに、
5000億ぽっちでILCとか作ってみてもなあ
488 = 485 :
> CERNがLHCの8倍強力な超巨大加速器「FCC」建設へ!
>
> LHCはその名の通りハドロン(強粒子)を衝突させるための加速器だが、FCCは第一段階目で、電子―陽電子の衝突型加速器として運用される。
なんだ、CERNの次期巨大加速器のFCCが最初のフェーズでは電子-陽電子コライダーとして運用されるのなら、ILCなんて不要じゃないか
ILCでやる最大の目的だったヒッグス粒子の性質の精密測定もFCCの第一フェーズでやれるじゃないか
日本がILCを建設せねばならない理由は皆無になったね
489 = 482 :
>>485
ああ、言葉足らずだったかな。君と同様にILC建設には反対の立場だ。
8000億かけるなら5000万を20年1プロジェクトにかければ実に800プロジェクトに
ばら撒けるわけで、そこからなら3つ以上最先端の研究もできるかな、と見る。
490 :
>>489
> 8000億かけるなら5000万を20年1プロジェクトにかければ実に800プロジェクトに
> ばら撒けるわけで、そこからなら3つ以上最先端の研究もできるかな、と見る。
なるほど、それならば全く同感だね
しかもILCは建設して終わりではなく莫大な運転電力やメンテナンスなどの運営・維持コストを要する
恐らく40~50年先の運転終了までのホスト国としての負担総額は2兆円前後に上るだろうから
もっと多くのプロジェクトに1年当たりの平均予算ももっと多額にしてあげられるからね
それだけ多くのプロジェクトを優秀な若手研究者たちに安定して行わせてやれれば
学術的にも将来の産業の観点からも非常に重要な成果が幾つも現れるのは間違いないし
それによって優れた研究者が日本で多数育つことによって、更にその次の世代の研究にも良い影響が続くからね
ビッグサイエンス以外の分野だと年5千万の研究費が安定して長期的に支給されるなんて夢のような話だからねえ
でも年5千万で20年でもトータルで僅か10億に過ぎないんだから、巨大加速器というものが如何に馬鹿馬鹿しいほど巨額の銭喰らいか良く分かる
491 :
欧州は3兆円もかき集められるのかね
492 = 490 :
>>491
> 欧州は3兆円もかき集められるのかね
当然ながら世界中に奉加帳を回すんだろう
日本にも負担が求められるだろうが、この手の応分の負担はLHCの建設の時もあったはずで
負担すべき金額に相当する額の超電導磁石やら検出器やらを現物提供したんじゃなかったかな
そういう現物提供は良いと思うよ、日本メーカーにとっても最先端の高精度の仕事をやる機会になるしね
ただその最先端の高精度の仕事を日本企業にさせるために何千億円の加速器を日本で建設し運営・維持費も含めれば兆円単位の出費となると
得られるものに比べて負担が理不尽に大きすぎるから論外なわけだ
だから巨大加速器それ自体は他国に作らせて費用負担の大半もそのホスト国にさせて、日本としては現物提供ぐらいがちょうど都合が良い
それですら他の分野(生命科学や材料科学などのスモールサイエンス)の研究者の目には桁違いに高額の研究費支出として映るのは確実だが
まあその程度は研究費でなくて日本の産業水準の維持だと思えば安いものだ、ちょうど自衛隊の戦闘機を割高になっても直輸入でなくライセンス国産にするのと同じようにね
それで現実問題として、世界最大の経済大国でも科学技術大国でもあるアメリカが巨大加速器建設から手を引いてしまった現代では、
巨大加速器のホスト国分を一国で負担できる国は存在しなくなったから、ヨーロッパの多数国連合つまりCERNしか巨大加速器の建設ホストにはなり得ないんだよ
例外はチャイナで、あそこは国威発揚の手段として世界一の巨大加速器SPPを作ろうとしている、単体では確か世界最大の電波望遠鏡を作ったようにね
まあ技術ドロボウのチャイナのSPPは日本としては協力せず好きなようにやらせて放っておけば良い
日本の領土への侵略を虎視眈々と狙ってるドロボウ国家に一方的に盗まれるために超電導技術や検出器技術を無償提供すべき理由など日本には皆無だからね
ところがKEKなど日本の高エネルギー物理屋はアメリカすら撤退したという現実を考えず「ILCは日本で作るから日本にやらせて!」なんて勝手な約束を無責任にしたものだから、国として恥をかく羽目になった訳
しかし、たとえ国として恥をかこうとも、未来の日本のためにはILCなんかに無駄な巨費を費やせない、その金はスモールサイエンスの重要分野に重点投資しなければ将来の日本の産業の芽が失われてしまう
493 = 491 :
トンネル代除いて2兆円
100kmだから10mあたりで2億円
16Tの超電導磁石代がこれか
これを日本企業が作ればいいのか
日本の税金になるわけだが
494 = 490 :
>>493
> トンネル代除いて2兆円
> 100kmだから10mあたりで2億円
> 16Tの超電導磁石代がこれか
> これを日本企業が作ればいいのか
> 日本の税金になるわけだが
そんなものの代金なぞ全部日本で出せるか以前に、日本が全部出す必要など皆無
日本負担分は無償(日本の金)で、残りはCERNから受注して(CERNから金をもらって)やるに決まってるだろ
CERNがそれに文句あるなら日本の金に期待せず全部を自分らの金でドイツかフランスの企業ででも作れば良い、作れるものならな
別に奉加帳が回ってきた時に日本が金を出さなくても日本は一向に困らない、それで日本で困るのは少数の素粒子物理・高エネ物理の連中だけだ
495 :
で、つくばは活況を呈しているのか?
496 :
>>490
まあ自分は君ほどILC敵視してるわけじゃない。何らかの重要な発見とか研究進めるうちに新しい技術が出来るかもしれないとは思ってる。
でも現実とは違う財務省の「日本は借金にあえいでいる」という見解が庶民に根強くある以上次善策として不公平の象徴ともいえる
ILCは他の研究を圧迫しないように建設凍結するのが良いと思ってる。自分はILCも研究費ばら撒きどっちもやっていいと思ってるけど。
497 = 496 :
>>496
自己レス
×自分はILCも研究費ばら撒きどっちもやっていいと思ってるけど。
○自分は理想としてはILCも研究費ばら撒きどっちもやっていいと思ってるけど。
498 :
20キロメートルで出来るか?短くないか、
499 = 498 :
重力波のかぐらも巨額だが、今なにやってるんだ、見つかったしな重力波
500 :
>>499
2019年度に稼働するとか聞いた。
>見つかったしな重力波
1日中重力波を検出するには世界で3台以上の重力波検出器が
最低限必要だから(機器保全とか含めると4台以上か。)世界規模の科学研究には不可欠。
みんなの評価 :
類似してるかもしれないスレッド
- 【宇宙】「はやぶさ」の帰還とカプセルの再突入・回収にむけて--川口プロジェクトマネージャからのメッセージ (827) - [34%] - 2010/5/8 22:47
- 【宇宙開発】国際宇宙ステーション、一時制御不能に ロシア実験棟「ナウカ」が想定外のエンジン噴射 [すらいむ★] (131) - [33%] - 2021/8/7 16:15
- 【宇宙開発】イーロン・マスクが「核爆発で火星をテラフォーミングできる」と断言するワケ [すらいむ★] (147) - [30%] - 2022/8/30 3:00
- 【宇宙開発】宇宙にまき散らされたスペース・デブリ、中国が「凧あげ」型の新装備で回収成功 [すらいむ★] (56) - [30%] - 2022/8/17 4:00
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について