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元スレ京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」
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京太郎「認めたくない……」
明華「性癖を?」
京太郎「違うって」
明華「……私たちに、ちゃんとえっちな感情、抱いてくれます?」
京太郎「何の質問だよ、抱くよ……俺は普通なんだ」
明華「……本当ですか?」
京太郎「嘘はつかんさ」ハハッ
明華「なら良いですけど……わりとロリコン疑惑はありますよ」ジト
京太郎「俺をそういう人もいる……けど好みは明華さんみたいな子ですから」フッ
明華「なっ……そ、そういうの、ズルイです」カァッ
京太郎「ハハハハ!」
ネリー「あれ、キョータローじゃん」
京太郎「ネリー!」ダッ
ネリー「ふぇっ!?」
京太郎「ネリーじゃないか!」ガシッ
ネリー「なにっ!? なにっ!?」
京太郎「はははははっ!」グルグル
ネリー「ひゃわぁっ!? 足っ! 足ついてなっ、ひあああぁぁぁっ!!?」
ストン
京太郎「ふぅ、楽しかった」
ネリー「こっちはびっくりだったよ!」ポカポカ
京太郎「ははは、妙にじゃれつきたくなってな」ナデナデ
ネリー「むぅ!」
京太郎「許せ」フッ
ネリー「……でも、いいの?」
京太郎「ん、なにがだ?」
ネリー「……明華」ユビサシ
京太郎「ハッ!」バッ
明華「……きょ」
京太郎「きょ?」
明華「京太郎くんのロリコンー!!!」ダダダッ
京太郎「ま、待て違う! 誤解だぁっ!」
京太郎「くっ、このままではロリコンにされる!」
ネリー「もうロリコンで良いじゃん」
京太郎「よくないの! 俺はおっぱいが大きいおねーさんが好きなの!」
ネリー「知らないよそんなの」フンッ
京太郎「くっそう」
ネリー「ネリー、帰るからね」
京太郎「あ、おう」
ネリー「あ、キョータロー」
京太郎「ん?」
ネリー「そ、そのさ……」モジモジ
京太郎「?」
ネリー「明日、デート……しよ?」カァッ
京太郎「了解した」キリッ
乙です。
安定のハーレム(友達)ですね。
みんな可愛い中で、一人だけ別ポジションを確保した、
自由な咲ちゃんがとくに好きです。
安定のハーレム(友達)ですね。
みんな可愛い中で、一人だけ別ポジションを確保した、
自由な咲ちゃんがとくに好きです。
>>861
あご乗せ太郎です
あご乗せ太郎です
―――朝【じゃん荘:京太郎の部屋】
京太郎「ん、こんなもんか……」フム
ピリリリリッ
京太郎「誰だ……お前か」
ピッ
京太郎「おう」
咲『ネトマしよー』
京太郎「朝っぱらなんだなんだ」
咲『いやぁ、早起きは三文の得って言うでしょ』
京太郎「さてなぁ、お前が早起きが三文の得なんて言うとは」
咲『まぁなんでも良いから、ぶっ飛ばしてあげるからさぁ!』
京太郎「無理無理」
咲『ほう、その自信はどこから?』
京太郎「そういうことじゃなくて、今から用事あるんだよ」
咲『用事ねぇ』
京太郎「デートだよ」
咲『……なんで青春してんのさ!? 私には青春の「せ」の字もないのに!』
京太郎「ガンバ!」
咲『ぶっとばすよ!?』
京太郎「ハハハッ、嫉妬はよせよ」フッ
咲『こいつ……!』
京太郎「そんじゃな~」
咲『どーせロリでしょ!』
京太郎「……」
咲『あ、図星なんだやっぱ』
―――【池袋:東口】
京太郎「……」
京太郎(まぁ、ちょっと早かったか……)
ネリー「あ、キョータロー!」
京太郎「ん、あ、お……」
ネリー「えへへっ、おはよっ♪」
京太郎「……ね、ネリーさん?」
ネリー「?」
京太郎「ず、ずいぶんおめかししていらっしゃる」
ネリー「えへへっ、前よりねっ……」
京太郎「か、髪、な、流してんのな、今日」
ネリー「ちょっとは、大人っぽい?」
京太郎(それはねぇ、ねぇけど……)
ネリー「んっ、惚れ直した?」クスッ
京太郎「うん」
ネリー「……ふぇっ!?」カァッ
京太郎(ろ、ロリコンにされる! このままではロリコンにされてしまうぅぅっ!!)
ネリー(ほ、惚れ直したって、どういう……)
京太郎「い、いかんノリと勢いで変なことを口走った」クッ
ネリー(の、ノリと勢いだったんだ……でも、うん……かわいいとは思ってくれてるの、かな?)
京太郎「ともかく……いくか!」
ネリー「んっ……ねぇ」
京太郎「ん?」
ネリー「……手、つないで良い?」
京太郎「……おう」フッ
ギュッ
京太郎(やっこい)
ネリー(かたい……けど、あったかぃ……)エヘヘ
京太郎(くそ、俺は俺は……おっぱいの大きなおねーさんが好きなはずだっ!)
ネリー「えへへっ」
京太郎「と、とりあえずどこ行きたいとかあるか?」
ネリー「んっ……ネリーはキョータローと一緒ならどこでも良いよっ」
京太郎(もうなんか、ネリールートいっちゃいそうだぜ)
ネリー「いこっ!」
京太郎(同級生の合法ロリに腕を引かれる……心が躍るな!)
――― 一方その頃【臨海高校麻雀部】
アレク「そういえば」
モブ子「なんです」
メグ(今日は出席者が少ないデスネ)
アレク「……そろそろ出るのよね」
モブ子「……わかった、これ私の胃がまた痛くなる奴だ、黙って」
アレク「……WEEKLY麻雀TODAY」
モブ子「……」トオイメ
メグ「なんかヤバいことありまシタッケ?」
モブ子「シタッケ!」ハハハ
メグ「現実逃避してマスネ」
アレク「とりあえず京太郎……色々書かれてるんだろけど」
メグ「へぇ~京太郎も人気者になりそうデスネ」ケラケラ
アレク「……さて、色々邪推もされるだろうけどね」
メグ「ネリー、明華、ハオ、智葉……」
モブ子「まぁあたしに被害なきゃなんでも良いよ」
アレク「……修羅場にならなきゃ被害ないんじゃない?」
モブ子「……想像しただけで胃が」タンッ
メグ「ロン」ズドン
モブ子「ぐはっ!?」
アレク「なにやってんのあんたは」
モブ子「いや、撃たれたんですって」
アレク「……わかるけど、そんなリアクションしなくても」
モブ子「ええー……」
メグ「さて、続けマスカ」
モブ子「バイトまでは付き合うけど」
アレク「……で、なんでだんまりなのもう一人」
智葉「……」
モブ子「気にしないことにしましょう」キリッ
智葉(京太郎と噂が、京太郎と……と、友達から、上に……)
智葉「このままではマブダチになってしまう!?」
モブ子「なにこれこわい」
―――【池袋】
ネリー「ゲーセン?」
京太郎「学生のデートと言えばゲーセンかなって……ファミレスとかでも良いんだけどな」
ネリー「ん~でもネリーが言ったからね」
京太郎「ん?」
ネリー「キョータローと一緒ならどこでも良いって」エヘヘ
京太郎(このままでは告白して振られる!)
ネリー「んーなにしよっか、スカートだから踊ったりは無理だよ?」
京太郎「わかってるわ」
ネリー「でもキョータローが見たいなら、べ、別かも……」モジモジ
京太郎「……他の奴も見るからやだな」
ネリー(ど、独占欲?)
京太郎「……独占欲とかじゃないからな、付き合ってるわけでもないし」フイッ
ネリー「わかってるよーだ」
京太郎「無難に音ゲーとかUFOキャッチャーとかで良いんじゃないか?」
ネリー「あとプリクラ!」
京太郎「顔変わるぞあれ」
ネリー「んーそれでもデートっぽいことしたいじゃん」
京太郎「……ま、やりたいなら付き合うよ」フッ
ネリー「えへへ、ありがとっ」ギュッ
京太郎(手を握る力が強くなったがあれだな……やっこい)
ポトッ
ネリー「あ~おしい」
京太郎「UFOキャッチャーな、これ俺も得意ってわけじゃないしなぁ」
ネリー「やってやって!」
京太郎「カッコいい男ならここで取れるんだけど」チャリン
ネリー「ガンバッ!」
ウィー ポトッ
京太郎「くそう」
ネリー「ん~あのちっちゃいのカワイイから欲しかったんだけど」
京太郎「ええい、ここで諦めるわけにはいかん!」
ネリー「別に良いのに」
京太郎「男の子には意地ってのが……」
ウィー ポトッ
京太郎「フ〇ック!」
ネリー「そ、そんなに?」
京太郎「まだだ、まだ終わらんよ!」チャリン
ネリー「が、頑張るね」
京太郎「この一撃で歴史が変わる!」ポチッ
ネリー(そ、壮大……)
ウィー ストンッ
京太郎「シャアッ!」
ネリー「おー!」
京太郎「ほれ……!」スッ
ネリー「えへへっ、ありがと! カバンにつけとこ!」
京太郎「ま、カッコよく一発でとかは無理だったけどな」ハハハッ
ネリー「ううん」
京太郎「ん?」
ネリー「……ネリーにとっては、一発だとか関係なしに、キョータローはカッコいい、よ?」カァッ
京太郎(え、なに、キスするよ?)
京太郎(結局、ネリーが撮りたいって言ったんでプリクラに入ったわけだが)
ネリー「んーっと、どうやって撮ろっか!」
京太郎(てかなんだこれ……情報量が多すぎる)
ネリー「これで……こ、これ使ってみよ」ピッピッ
京太郎(あれがフレームか、って……)
京太郎「ば、バカップルが使ってそうなハート型のフレームはなんだ」カァッ
ネリー「せ、せっかくデートなんだからっ、い、良い、でしょ?」
京太郎「まぁ、ダメじゃないけど……」
ネリー(よ、よし!)
京太郎(ええい、このままではこちらがやられる……)
ネリー「と、撮る時は近づかなきゃだよっ」
京太郎「お、おう……」ズイッ
ネリー「は、早いよっ!」カァッ
京太郎「お、おう」スッ
ネリー「べ、別に良いけど……」フイッ
京太郎「?」
ネリー「ほら、カウントはじまるよっ!」
京太郎「お、おっす!」ズイッ
ネリー「ち、近いよ!」
京太郎「どうしろと!?」スッ
ネリー「離れすぎだからっ」
京太郎「ええい、わけがわからん!」
ネリー「え、ええと!」
ガバッ
京太郎(なにぃ!? 抱き着いてきた!?)
ネリー(い、勢い余ってなにしてるのネリー!? で、でもキョータローも腰しっかりつかんでくれてるしこれはあり、じゃなくてっ!)
ネリー「カメラの方!」
京太郎「はい!」バッ
カシャッ
京太郎(な、なんとかクリアしたぜ!)
ニマイメ、イクヨー
京太郎(なにぃ!?)
京太郎「ど、どうすれば良いネリー!」バッ
ネリー「ふぇっ!?」バッ
京太郎(ちょ、バカこのほぼ密着状態で顔同時に向き合ったら!)
ネリー「んっ!?」
京太郎「んん!?」
カシャッ
今回はここまでー寝る!
なぜか普通にラブコメっぽいなにか
ネリーの快進撃、智葉明華ハオに迫る負けヒロインの危機
そしてモブ子に迫る胃痛の危機
そんじゃまたー
部室に明華とハオが居ないんだけど、
まさか尾行してるのか・・・・・・?
まさか尾行してるのか・・・・・・?
駆けだせデータストーム!(再開!)
ハプニングキッスからどうなる京ちゃん、生きれ
―――【ゲーセン】
京太郎「……」
コトッ
ネリー「あ、で、出てきた……」
京太郎「お、おう」
スッ
ネリー「……っ~」カァッ
京太郎(あ~やっぱチュープリしちゃってるよ)
ネリー「……ご、ごめんねっ」
京太郎「あ、いや、良いんだけど……」
京太郎(ファーストキスとか気にするタイプでもないし、ファーストキスでもないし)
京太郎「気にすんな」ナデナデ
ネリー「ん、そ、そうじゃなくて……」
京太郎「ん?」
ネリー「……ネリーね、ちょっと、嬉しいんだっ」エヘヘ
京太郎(いかん、結婚したくなってしまう!)
ネリー「キョータローと、キス……」スッ
京太郎(そんな表情で唇に触れるな! くぅっ、絶対に結婚しようとか言っちゃだめだ、言っちゃだめだ!)
ネリー「んっ、いる?」
京太郎「……い、いらなぃ」
ネリー「そっか……」シュン
京太郎「……嘘だって、欲しい。超欲しい、10年後ネリーと一緒に見たい」
ネリー「ふぇっ!?」カァッ
京太郎(余計なこと言ったな俺)
ネリー「そ、それじゃあ……はい、あげるっ」スッ
京太郎「……」
ネリー「それにネリーはもうスマホに張っちゃったしっ♪」ニコッ
京太郎(ああ、我が愛しきロリよ……)
―――【物陰】
明華(ちょっとした用事で歩いていたらとんでもないものを見てしまいました……あれは、デート中!?)
ハオ(ちょっとした用事で歩いていたら明華を見つけて視線の先にとんでもないものを……)
明華(ん、あれはハオちゃん!?)
スッ
ハオ「……静かに、状況は?」
明華「たった今、見つけました……どうやら対象はぷ、ぷぷ……ぷ、プリクラを撮ったようですっ」
ハオ「っ……ふ、不潔です」カァッ
明華「ごもっとも……しかしマズイ」
ハオ「え?」
明華「このままでは、所謂……負けヒロインルート」
ハオ「……!!?」
明華「どうすれば」
ハオ「このまま尾行を続けますよ!」ガシッ ブンブン
明華「う゛あ゛あ゛あ゛」グワングワン
明華(尾行って時点で、割と負けヒロインルートですよ……)
―――【外】
京太郎「次はどこいく?」
ネリー「ん~まだ時間あるね、お昼?」
京太郎「そうだなぁ、昼食いながら考えるか」
ネリー「どこ行こっか」
京太郎「ファミレスとかで良いんじゃねーの」
ネリー「せっかく池袋まできたのに?」
京太郎「特に遠くもないだろ」ハハハ
ネリー「まぁそーだけど」
京太郎「ほら、学生デートっぽいだろ」
ネリー「……まぁ、なら、良いけど」ギュッ
京太郎「ん、そんじゃ行くか」フッ
ネリー(せっかく手、つないだのに……無反応?)
京太郎(やっこいやっこいやっこい……)
―――【ファミレス】
京太郎(所謂雑居ビル、その四階……本来、ファミレスに行く予定だった俺とネリーが入ったのは喫茶店)
カランカラン
「いらっしゃいませー」
京太郎(雑居ビル四階という位置にあるこのレトロな雰囲気醸し出す喫茶店、通常ならば違和感……)
「こちらのお席どうぞ」
京太郎(だが俺の生きてきた15年という感覚、それがこの店を選ばせた)
ネリー「へぇ~良さそうだね」ニコニコ
京太郎「だな……」チラッ
「お待たせしました、ランチセットAです」コトッ
京太郎(おかれたオムライス……これには俺も生唾を飲んだ)ゴクリ
ネリー「んーランチセットAおいしそうだね」
京太郎(他人の頼んでいたものを見てついついそう思ってしまうのは仕方のないこと、しかし……同時にある屈辱!)
ネリー「ネリーはAにする」
京太郎(俺はどうする? Bはオムライスではない……カレー? ここにきてカレー、デート中にカレー、そして俺は白い服、これは挑戦……まさに挑戦)
ネリー「あ、でもカレーも……んー」
京太郎(そう、悩む……不幸にも隣の席がAを頼んでしまった故の迷走)
ネリー「あ、Cはビーフシチューだ」
京太郎(ビーフシチュー……!!?)
ネリー「これにしよっかな」
京太郎(夏場、冷えた店内、ビーフシチュー……悪魔的な魅力……!!)
京太郎(いや、待て……!)
ここで、冷静さを取り戻す
京太郎(『ビーフシチュー』という単語にやられた、夏場の冷えた店内であれば……オムライスとカレーだって十分強い!)
ネリー「あ、三日間熟成させた牛肉が」
京太郎「!!?」
京太郎(悪魔的、いや……殺人的な単語!! これを頼まない手はない、しかしなんだこの感覚は……!)
ネリー「ん~でもオムライス、昔ながらの……」
京太郎(そうだ、こんな頼まない手を、断った客がすぐ傍にいる……奴は!)チラッ
?「……」フッ
京太郎(わ、笑いやがった……葛藤している俺を、わかっている!? ならば奴は、この店を知っている者!!?)
?「……」モグモグ
京太郎(ならば、オムライスか……どうする。ビーフシチューは思う壺、奴らの……この店の奴らの思うツボ……!!)
?「……」ククク
京太郎(く、どうする……どうする!)
ネリー「そろそろ決まった?」
京太郎「え、ああ」コクリ
京太郎(しまった……勢いでっ!!)
ネリー「すみませーん」
「はい、ご注文は?」
京太郎(くぅ、せめて、せめて……AかCのどちらかで、妥協っ……!)
ネリー「AとCを一つずつ」
京太郎(なに……?)
「はい、AとCを一つずつで、セットのドリンクはどうなさいますか?」
ネリー「アイスコーヒーとコーラで」
「はい、かしこまりました」ニコッ
テクテクテク
京太郎「ね、ネリーお前……!」
ネリー「悩んでたみたいだから、分け分けして食べれば良いじゃん」ニコッ
京太郎(圧倒的、圧倒的、女子力……! シェア、それが俺にはなかった……! まるで、一ミリも……!!)
?「っ……!!?」
京太郎(“ざまぁみろ!” 俺は勝った! すべてにおいて、勝利……! 圧倒的勝利……!!)
ネリー「キョータローどっち食べる?」
京太郎「C!」
ネリー「ん、けどちゃんとくれなきゃダメだよ?」
京太郎「もちろんさ!!」
「おまたせしましたー、こちらランチセットCです」
京太郎「はい」スッ
顔の横程度まで上げた腕、しかしながら揃えられた指……!
整った顔、そしてキリッとひきしめられた表情……まさに、悪魔
「こ、こちらランチセットAですっ」カァッ
ネリー「あ、はい……」ジト
「ではごゆっくり!」タタタッ
京太郎(さて、食うぞ、ビーフシチュー……肉、初心者はまず肉、だが俺は違う。まずは米もない、ただ素直にそのビーフシチューを……飲む!!)
ズズッ
京太郎「!!?」ビクッ
ネリー「え?」
京太郎(舌鼓! 腹の虫が一気に獲物を欲しがる! まさに悪魔的、判断は正解……しかし、どちらにしろ俺の勝ち……!)
京太郎「……」ホッコリ
ネリー「そんなにおいしいんだ、もらうね?」
京太郎「……」スッ
ネリー「えっ」
無意識……! だが“あーん”……!
ネリー「……んっ」パクッ
京太郎(そしていただく、そのオムライス!)
ネリー「わっ、おいし―――」
シュバッ
京太郎「!」パクッ
ネリー(ね、ネリーが口付けたスプーンそんな早く口に入れられたらその、意識……しちゃうっ)カァッ
京太郎「す、すばら……!」
ネリー「えっ」カァッ
京太郎(しっかりとしたオムレツ、その中に入ったケチャップライス……上にかかったケチャップは控えめ……!)
ネリー「ん、でもここで正解だったね、キョータローやるねっ」エヘヘ
京太郎(……中のケチャップライスと共に食べても濃すぎない!!)
ネリー「も、もう一口もらっていい?」
京太郎(次は肉……ネリーにやってから、この三日の調理過程を超えた肉……!)スッ
ネリー「んっ、おいしっ♪」
シュバッ
京太郎「……!」
京太郎(やはり……この肉は“飲める”……!)
京太郎(口に入れて、舌で押すだけで崩れ……飲める……なんていうことだ、雑居ビル、他の階層のファミレスや居酒屋に埋もれ、こんな……!)
ネリー「キョータロー?」
京太郎(だが、だからこそ良い。故にここの飯が、美味い……!!)
ネリー「おーいキョータロー?」
京太郎「最高のデートだ」フッ
ネリー「あ、うんっ……あ、あり、がと……?」カァッ
コトッ
京太郎「ふぅ、ごちそうさま……」
ネリー「ん、もうちょっとゆっくりする?」
京太郎「そうだな」フッ
?「……」スッ
京太郎「……」チラッ
?「そう来るとは思わなかったよ……京ちゃん」
京太郎「そうですね。だがまさかこんなところで会うとは思わなかった……」
ネリー(な、なに?)
京太郎「……照さん」フッ
照「……」
京太郎「……」
スッ
照「……」ピース
/:. : : : : :/: : : : |: : :||i: : : : : : ::.:.:|: : { : {: : : {:. : : : : : :.:.:.i|: : : : : : : : :|
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. // .i: : { ∨:.:.八}芋′ } : :| _)乂 ノ| |:.:.:.:./|. __ノ }.:.:.:. : |
. ´ .| : :. __, ;.:.:.:{ _)::::′__ j \| 乂::::::ソ |:.:.:/ .i ′.イ:.: : : : |
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--ヘ Vノ ____ {` .,_____ イ / \.:.: : :|
〈 '. '" :, // / ヽ.: :|
‘, '. ____ :,./ / / / .へ|
/⌒ヽ / /ヽ\__,ノ }ィ:γ⌒ヾ;/ // ヘ
京太郎「くっ、緊張感の欠片もない……!」
ネリー「へぇ~宮永照……ミヤナガテル!!?」
照「ミヤナガッテル? 動詞?」
京太郎「違うわ!」
照「ん……帰ろ」
京太郎「自由かポンコツ姉!」
まるで進まなかった……!!
痛恨のミス……!
ノリと勢いで良く分かんない感じになった
そんじゃまたー
乙です。
ネリーが彼女枠ヒロインとして京太郎といちゃちゃしててほっこりしました。
悪友っぽくて全く儚さの感じられないここの咲ちゃん。
それに負けないくらい図太そうな上、天然かつ自由そうなお姉さん。
活躍が楽しみです。
今回は無理でしょうが、ここの宮永姉妹から同時攻略されてる京ちゃんが見たいと思いました。
ネリーが彼女枠ヒロインとして京太郎といちゃちゃしててほっこりしました。
悪友っぽくて全く儚さの感じられないここの咲ちゃん。
それに負けないくらい図太そうな上、天然かつ自由そうなお姉さん。
活躍が楽しみです。
今回は無理でしょうが、ここの宮永姉妹から同時攻略されてる京ちゃんが見たいと思いました。
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