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元スレ提督「安価でいくどもみんなと遊ぶ」
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―神風型の部屋―
提督「神風、こいつで勝負だ! 一年前の雪辱を果たしてやる!」
神風「百人一首? 再戦ね……いいわ、相手になってあげる」
春風「では、私がまた読み手をしますね」
提督「公平にな。春風なら心配はいらないと思うが」
春風「はい、まかせてください!」
神風「実力で勝てるんだから、そんな心配する必要はないわ」
提督「ほほう言ったな。その言葉、後悔させてやる」
春風(どうして二人とも百人一首で攻撃的なのでしょうか?)
提督「神風、こいつで勝負だ! 一年前の雪辱を果たしてやる!」
神風「百人一首? 再戦ね……いいわ、相手になってあげる」
春風「では、私がまた読み手をしますね」
提督「公平にな。春風なら心配はいらないと思うが」
春風「はい、まかせてください!」
神風「実力で勝てるんだから、そんな心配する必要はないわ」
提督「ほほう言ったな。その言葉、後悔させてやる」
春風(どうして二人とも百人一首で攻撃的なのでしょうか?)
~~~~~~~~
春風「じゃあ、始めますね」
神風「いつでもいいわ」
提督「一文字目で取ってやるからな!」
春風「では、上の句から。……さ」
神風「はいっ」パシッ
提督「これだ!」パシッ
神風「……やるわね」
提督「距離の差か……次はわからんぞ」
春風(本当に一言目で取ってしまいました……二人とも、練習したんでしょうか?)
神風「これは思ったより楽しめそう。春風、次よ!」
春風「は、はい。春すぎて――」
神風「これね」パシッ
提督「くっ、場所を把握していなかったか!」
神風「この程度なら、今回も勝っちゃいそうね」
提督「まだまだここからだ」
春風「じゃあ、始めますね」
神風「いつでもいいわ」
提督「一文字目で取ってやるからな!」
春風「では、上の句から。……さ」
神風「はいっ」パシッ
提督「これだ!」パシッ
神風「……やるわね」
提督「距離の差か……次はわからんぞ」
春風(本当に一言目で取ってしまいました……二人とも、練習したんでしょうか?)
神風「これは思ったより楽しめそう。春風、次よ!」
春風「は、はい。春すぎて――」
神風「これね」パシッ
提督「くっ、場所を把握していなかったか!」
神風「この程度なら、今回も勝っちゃいそうね」
提督「まだまだここからだ」
~~~~~~~~
春風「残り六枚……あと一つでも取られると司令官様の負けです」
提督「練習したつもりだったが、これでも神風に勝てないか……!」
神風「当たり前よ。正月の鎮守府百人一首大会で優勝したのよ。こんなところで負けていられないじゃない」
提督「俺そんなの知らないぞ!」
神風「遊びだったしわざわざ呼ばないわよ」
提督「くそ……次があったら呼べよ!」
神風「でも、私に勝てないようじゃ優勝なんて夢のまた夢ね」
提督「貴様に勝って、ビクトリーロードを歩むんだ! 春風!」
春風「お」
神風「はいっ」パシッ
提督「はぁい!」パシッ
提督「負けたぁあああああああ!!」
神風「ふふん、出直してきなさい」
春風(二人とも、楽しそうですね)
春風「残り六枚……あと一つでも取られると司令官様の負けです」
提督「練習したつもりだったが、これでも神風に勝てないか……!」
神風「当たり前よ。正月の鎮守府百人一首大会で優勝したのよ。こんなところで負けていられないじゃない」
提督「俺そんなの知らないぞ!」
神風「遊びだったしわざわざ呼ばないわよ」
提督「くそ……次があったら呼べよ!」
神風「でも、私に勝てないようじゃ優勝なんて夢のまた夢ね」
提督「貴様に勝って、ビクトリーロードを歩むんだ! 春風!」
春風「お」
神風「はいっ」パシッ
提督「はぁい!」パシッ
提督「負けたぁあああああああ!!」
神風「ふふん、出直してきなさい」
春風(二人とも、楽しそうですね)
―執務室―
提督「さらなる研鑽を積まなければいけないようだな……」
提督「というか、神風も間違いなく強くなってるよな。一文字目で取ってくるとかさすがに予想外だぞ」
下2
提督「さらなる研鑽を積まなければいけないようだな……」
提督「というか、神風も間違いなく強くなってるよな。一文字目で取ってくるとかさすがに予想外だぞ」
下2
―公園―
提督「ピクニックといえば公園だよな」
若葉「なぜだかとんでもない矛盾を感じる」
子日「この前ピクニックと言って山に行ってきたからじゃないかな?」
提督「なぜ知っている」
初春「知らぬ方が珍しいのじゃ」
初霜「青葉新聞に書いてありましたからね」
提督「プライベートはないのだろうか」
若葉「それも悪くないだろう?」
提督「……いや、悪いけど」
若葉「そうか……」
提督「ピクニックといえば公園だよな」
若葉「なぜだかとんでもない矛盾を感じる」
子日「この前ピクニックと言って山に行ってきたからじゃないかな?」
提督「なぜ知っている」
初春「知らぬ方が珍しいのじゃ」
初霜「青葉新聞に書いてありましたからね」
提督「プライベートはないのだろうか」
若葉「それも悪くないだろう?」
提督「……いや、悪いけど」
若葉「そうか……」
初春「ま、ピクニックもいいじゃろ」
初霜「そうですね。ピクニックと聞いて、お弁当も張り切りました!」
提督「つまり初霜の手作りと。これは期待が持てるな」
初霜「そ、そんな期待するほどの物じゃないですよ?」
初春「つまませてもらった分は美味しかったのじゃ。自信を持ってもいいぞ?」
初霜「そ、そうですか?」
子日「え、つまみぐい? ずるいー!」
初春「長女の特権じゃ」
初霜「あれは横でものほしそうに見られていたからだったんだけど……」
初春「な、なんのことじゃろな?」
提督「長女ねぇ……」
初春「う、うるさいのじゃ!」
初霜「そうですね。ピクニックと聞いて、お弁当も張り切りました!」
提督「つまり初霜の手作りと。これは期待が持てるな」
初霜「そ、そんな期待するほどの物じゃないですよ?」
初春「つまませてもらった分は美味しかったのじゃ。自信を持ってもいいぞ?」
初霜「そ、そうですか?」
子日「え、つまみぐい? ずるいー!」
初春「長女の特権じゃ」
初霜「あれは横でものほしそうに見られていたからだったんだけど……」
初春「な、なんのことじゃろな?」
提督「長女ねぇ……」
初春「う、うるさいのじゃ!」
若葉「ご飯の話をしていたらおなかがすいてきた。そろそろ食べないかい」
提督「そうだな。子日も思い出したかのようにおなかを鳴らしているし」
子日「ピクニックが楽しみでおやつもたくさん持ってきたんだから!」
初霜「おやつはおやつの時間になってからよ?」
子日「わかってる!」
提督「さて、初霜のお弁当はと……おっ」
若葉「なかなかいいのではないか?」
提督「だな、ちゃんと好みに合わせて作っていて、かつ彩も考えられて作られている。想像以上だ」
初春「姉としてもはなが高い」
子日「つまみ食いして?」
初春「あ、姉の威厳じゃ」
初霜「そんなに褒めないでください……では、お茶も用意しているので、どうぞ」
提督「そうだな。子日も思い出したかのようにおなかを鳴らしているし」
子日「ピクニックが楽しみでおやつもたくさん持ってきたんだから!」
初霜「おやつはおやつの時間になってからよ?」
子日「わかってる!」
提督「さて、初霜のお弁当はと……おっ」
若葉「なかなかいいのではないか?」
提督「だな、ちゃんと好みに合わせて作っていて、かつ彩も考えられて作られている。想像以上だ」
初春「姉としてもはなが高い」
子日「つまみ食いして?」
初春「あ、姉の威厳じゃ」
初霜「そんなに褒めないでください……では、お茶も用意しているので、どうぞ」
―執務室―
提督「バドミントンとかで遊んだりしたらしい……が、俺は寝ていたので知らない!」
提督「いや、今くらいの気候が一番過ごしやすくてな。梅雨とはいえ湿気さえなければ最高なんだよ」
下2
提督「バドミントンとかで遊んだりしたらしい……が、俺は寝ていたので知らない!」
提督「いや、今くらいの気候が一番過ごしやすくてな。梅雨とはいえ湿気さえなければ最高なんだよ」
下2
―会議室―
提督「ペンシルロケットを打ち上げる」
飛鷹「へぇ……え?」
祥鳳「ロケットって、自分で作れるものなんですか?」
鳳翔「ペンシルロケットは初心者や小さい子でも簡単に作れるようなキットが売られていますから、そこに関しては心配はいりませんよ」
瑞鳳「そうなんですか……初めて知りました」
千歳「どうしてペンシルロケットを?」
提督「そうだな、強いて言うなら、ロケットの作り方を理解することで艦載機の理解ももっと深まるんじゃないかと思うんだ」
龍驤「もっともらしい理由をよう吐けるなぁ」
隼鷹「たぶん今考えたいいわけだろうしね」
大鷹「でもいいんじゃないですか?」
龍鳳「はい、私もやってみたいです!」
提督「ペンシルロケットを打ち上げる」
飛鷹「へぇ……え?」
祥鳳「ロケットって、自分で作れるものなんですか?」
鳳翔「ペンシルロケットは初心者や小さい子でも簡単に作れるようなキットが売られていますから、そこに関しては心配はいりませんよ」
瑞鳳「そうなんですか……初めて知りました」
千歳「どうしてペンシルロケットを?」
提督「そうだな、強いて言うなら、ロケットの作り方を理解することで艦載機の理解ももっと深まるんじゃないかと思うんだ」
龍驤「もっともらしい理由をよう吐けるなぁ」
隼鷹「たぶん今考えたいいわけだろうしね」
大鷹「でもいいんじゃないですか?」
龍鳳「はい、私もやってみたいです!」
提督「これで賛成は三人だな」
飛鷹「何さりげなく提督まで数に入れてるのよ」
千歳「私は面白そうだと思います」
千代田「千歳お姉がするなら!」
鳳翔「そうですね。わたしもいいですよ」
提督「ハイ決定。過半数以上取れました!」
龍驤「別に焦らんでもええやろうに」
提督「エンジンと発射台、起動装置はあるので、側を作っていこうと思う」
千歳「では、ほとんど自由ですね」
千代田「そうなの?」
千歳「ペンシルロケットを飛ばすうえで大変なのはそこと場所くらいなの」
祥鳳「それなら確かに簡単にできそうですね」
大鷹「全員でこの世に一つだけのロケット、ですね」
瑞鳳「楽しそう!」
提督「じゃあまずは……トイレットペーパーの芯でいこうか」
龍驤「風情が台無しやろ」
飛鷹「何さりげなく提督まで数に入れてるのよ」
千歳「私は面白そうだと思います」
千代田「千歳お姉がするなら!」
鳳翔「そうですね。わたしもいいですよ」
提督「ハイ決定。過半数以上取れました!」
龍驤「別に焦らんでもええやろうに」
提督「エンジンと発射台、起動装置はあるので、側を作っていこうと思う」
千歳「では、ほとんど自由ですね」
千代田「そうなの?」
千歳「ペンシルロケットを飛ばすうえで大変なのはそこと場所くらいなの」
祥鳳「それなら確かに簡単にできそうですね」
大鷹「全員でこの世に一つだけのロケット、ですね」
瑞鳳「楽しそう!」
提督「じゃあまずは……トイレットペーパーの芯でいこうか」
龍驤「風情が台無しやろ」
―母港―
提督「なんだかんだでめっちゃ時間がかかったな……」
飛鷹「一部が我を通しすぎなのよね……」
隼鷹「酒を飛ばすとか面白そうじゃないか」
飛鷹「落ちるときに瓶が割れて大変になことになるわよ」
鳳翔「準備ができましたよ」
提督「いやー、わくわくするな」
瑞鳳「どこまで飛ぶかな」
龍鳳「どこまでも飛んでくれたら嬉しいです!」
鳳翔「そうですね、それは夢があっていいです」
提督「じゃあ、飛ばすぞ。3……2……1……発射!」
ビュンッ キラン
提督「……」
千歳「見えなくなりましたね……」
千代田「……ねえ、あのエンジンどこで手に入れたの」
提督「やっぱ、夕張かなと」
大鷹「ど、どこまでとんでいったんでしょうか」
龍驤「そりゃ、どこまでもやな」
提督「なんだかんだでめっちゃ時間がかかったな……」
飛鷹「一部が我を通しすぎなのよね……」
隼鷹「酒を飛ばすとか面白そうじゃないか」
飛鷹「落ちるときに瓶が割れて大変になことになるわよ」
鳳翔「準備ができましたよ」
提督「いやー、わくわくするな」
瑞鳳「どこまで飛ぶかな」
龍鳳「どこまでも飛んでくれたら嬉しいです!」
鳳翔「そうですね、それは夢があっていいです」
提督「じゃあ、飛ばすぞ。3……2……1……発射!」
ビュンッ キラン
提督「……」
千歳「見えなくなりましたね……」
千代田「……ねえ、あのエンジンどこで手に入れたの」
提督「やっぱ、夕張かなと」
大鷹「ど、どこまでとんでいったんでしょうか」
龍驤「そりゃ、どこまでもやな」
―執務室―
提督「やっぱ市販のを使うべきだったな……空中分裂とかしたらどうしよう」
提督「ま、まあパラシュートも開くようにしたし、どこに落ちても危険はないだろう。たぶん……」
下2
提督「やっぱ市販のを使うべきだったな……空中分裂とかしたらどうしよう」
提督「ま、まあパラシュートも開くようにしたし、どこに落ちても危険はないだろう。たぶん……」
下2
―提督私室―
朝風「朝よ朝! 気持ちのいい風が吹いているわよ!」
川内「こんな日は朝から走るべきだよ!」
提督「……おお、そうだな!」
朝風「いい返事ね。やっぱり朝はこうでなくっちゃ」
川内「夜戦も好きだけど、こうした朝も気持ちいいもんだからね」
提督「おうよ! で、どこを走る? 鎮守府一周か」
朝風「うーん、どうせならもっと行ってもいいわね」
川内「なら山とかどうかな」
提督「それだ!」
朝風「朝よ朝! 気持ちのいい風が吹いているわよ!」
川内「こんな日は朝から走るべきだよ!」
提督「……おお、そうだな!」
朝風「いい返事ね。やっぱり朝はこうでなくっちゃ」
川内「夜戦も好きだけど、こうした朝も気持ちいいもんだからね」
提督「おうよ! で、どこを走る? 鎮守府一周か」
朝風「うーん、どうせならもっと行ってもいいわね」
川内「なら山とかどうかな」
提督「それだ!」
―山―
提督「足腰を鍛えるにはちょうどいいな!」
朝風「ふふ、山の風も気持ちいいわ!」
川内「木々のざわめきが聞こえるみたいだ。これも朝ならではかな」
提督「それより、ペースは大丈夫か?」
朝風「あら、これでも軍人よ。このくらいなんでもないから」
川内「こんなことで疲れていたら夜戦なんてできないからね」
提督「そうだな! 俺もこのくらいで疲れてたら遠泳もできないからな」
朝風「案外私たちって気が合うのかもしれないわね」
川内「みんなで走ると気持ちいいからね」
提督「お、そこは朝のすがすがしさじゃないのか」
朝風「朝と、みんなでってことでしょ」
提督「足腰を鍛えるにはちょうどいいな!」
朝風「ふふ、山の風も気持ちいいわ!」
川内「木々のざわめきが聞こえるみたいだ。これも朝ならではかな」
提督「それより、ペースは大丈夫か?」
朝風「あら、これでも軍人よ。このくらいなんでもないから」
川内「こんなことで疲れていたら夜戦なんてできないからね」
提督「そうだな! 俺もこのくらいで疲れてたら遠泳もできないからな」
朝風「案外私たちって気が合うのかもしれないわね」
川内「みんなで走ると気持ちいいからね」
提督「お、そこは朝のすがすがしさじゃないのか」
朝風「朝と、みんなでってことでしょ」
~~~~~~~~
朝風「ほら見て、太陽が昇るわ」
提督「うーん、これも早朝ならではだな」
川内「一日の始まりを感じるよ」
朝風「二人とも、なんだか思ったより朝の良さをわかっているみたいじゃない」
川内「夜と朝は表裏一体。どちらかを理解するには片方も理解しなくちゃ」
提督「俺も昔は日が昇る前に起きては日の出をみたもんだ。むしろ、これが普段ってところか」
朝風「あら、むしろ私が教わらなきゃいけない立場かしら?」
提督「朝風には朝風にしか理解していない朝があるだろう」
川内「そうだね。どうせなら、またみんなで走ろう」
朝風「ええ、約束よ」
朝風「ほら見て、太陽が昇るわ」
提督「うーん、これも早朝ならではだな」
川内「一日の始まりを感じるよ」
朝風「二人とも、なんだか思ったより朝の良さをわかっているみたいじゃない」
川内「夜と朝は表裏一体。どちらかを理解するには片方も理解しなくちゃ」
提督「俺も昔は日が昇る前に起きては日の出をみたもんだ。むしろ、これが普段ってところか」
朝風「あら、むしろ私が教わらなきゃいけない立場かしら?」
提督「朝風には朝風にしか理解していない朝があるだろう」
川内「そうだね。どうせなら、またみんなで走ろう」
朝風「ええ、約束よ」
―執務室―
提督「まさか寝ているところをたたき起こされてランニングに誘われるとは」
提督「いや、ていうか二人はどうしたんだ。俺が言うのもなんだけど」
下2
提督「まさか寝ているところをたたき起こされてランニングに誘われるとは」
提督「いや、ていうか二人はどうしたんだ。俺が言うのもなんだけど」
下2
―廊下―
響「……暁、一人でトイレにも行けないのかい?」
暁「ほ、ほら、雷だって行きたいっていってたし」
雷「別に私は一人でも平気だけど」
電「でも、今日は電気の点検で全館消灯しているらしいので、一人だと心細い気持ちもわかるのです」
暁「そ、そうよね!」
響「窓から差し掛かる月明りと懐中電灯の明かり……」
雷「どうかしたの?」
響「ホラーにはうってつけだよね」
暁「や、やめなさいよ!」
電「こういう場面でそういうのは大体何かのフラグなのです」ズズ
響「……暁、一人でトイレにも行けないのかい?」
暁「ほ、ほら、雷だって行きたいっていってたし」
雷「別に私は一人でも平気だけど」
電「でも、今日は電気の点検で全館消灯しているらしいので、一人だと心細い気持ちもわかるのです」
暁「そ、そうよね!」
響「窓から差し掛かる月明りと懐中電灯の明かり……」
雷「どうかしたの?」
響「ホラーにはうってつけだよね」
暁「や、やめなさいよ!」
電「こういう場面でそういうのは大体何かのフラグなのです」ズズ
雷「? 電、何か引きずった?」
電「そもそも電は何も持っていないのです」
暁「ちょ、ちょっとやめてよ」
雷「でも聞こえたのよ」
響「ほら暁、そこの角を曲がればトイレに……」
「……」
響「……」
暁「響? どうしたの……ひっ」
雷「二人とも何を固まって……」
電「……」
「……」ブゥン
ガンッ
暁「ひいいいいいいい!!? なななななな」
雷「なにあれなにあれ!? な、鉈!? ていうか誰!?」
響「逃げるよ!」ダッ
暁「お、おいていかないで!」
「……」
電「……あの、もしかして」
電「そもそも電は何も持っていないのです」
暁「ちょ、ちょっとやめてよ」
雷「でも聞こえたのよ」
響「ほら暁、そこの角を曲がればトイレに……」
「……」
響「……」
暁「響? どうしたの……ひっ」
雷「二人とも何を固まって……」
電「……」
「……」ブゥン
ガンッ
暁「ひいいいいいいい!!? なななななな」
雷「なにあれなにあれ!? な、鉈!? ていうか誰!?」
響「逃げるよ!」ダッ
暁「お、おいていかないで!」
「……」
電「……あの、もしかして」
~~~~~~~~
暁「はあっ……はあっ……」
雷「な、なんなのあれ?」
響「……」
暁「も、もうやだぁ、部屋に戻るぅ」
雷「し、しっかりして暁!」
響「……」
暁「うぅ……ぐしゅっ……」
雷「な、泣かないで? それと、響は何を考えてるの?」
響「いや、さっきの……」
「……」ズズッ
暁「」
雷「ま、前から!? どど、どうしよ!」
響「……司令官、だよね?」
雷「……え?」
「……ふむ」
提督「電は騙されなかったが、響を一瞬でも勘違いさせたことについては自信を持っていいな」
雷「あ、頭の取ったら、司令官が? そ、そういうことだったの」
響「さすがに驚いたよ」
電「電もなのです」
提督「ところで、暁は大丈夫なのか?」
雷「あ……」
電「いろいろな意味で、大丈夫じゃないみたいなのです」
暁「はあっ……はあっ……」
雷「な、なんなのあれ?」
響「……」
暁「も、もうやだぁ、部屋に戻るぅ」
雷「し、しっかりして暁!」
響「……」
暁「うぅ……ぐしゅっ……」
雷「な、泣かないで? それと、響は何を考えてるの?」
響「いや、さっきの……」
「……」ズズッ
暁「」
雷「ま、前から!? どど、どうしよ!」
響「……司令官、だよね?」
雷「……え?」
「……ふむ」
提督「電は騙されなかったが、響を一瞬でも勘違いさせたことについては自信を持っていいな」
雷「あ、頭の取ったら、司令官が? そ、そういうことだったの」
響「さすがに驚いたよ」
電「電もなのです」
提督「ところで、暁は大丈夫なのか?」
雷「あ……」
電「いろいろな意味で、大丈夫じゃないみたいなのです」
―執務室―
提督「頭の部分とか会心の出来だと思ったが、誰も反応してくれなかった……」
提督「そもそも追っかけられた第六……いや、正確には暁にはさすがに申し訳なく思っているが」
下2
提督「頭の部分とか会心の出来だと思ったが、誰も反応してくれなかった……」
提督「そもそも追っかけられた第六……いや、正確には暁にはさすがに申し訳なく思っているが」
下2
明石夕張作の提督専用無反動46cm砲(ゴム弾のみ)を使って、大和型と狙撃勝負
提督「真面目に仕事をするからなにかご褒美プリーズ」
霞「どうして当たり前のことに褒美なんているのかしら」
提督「やる気を出すためさ」
霞「……」
提督「そんな呆れた顔をするな。ほら、いつもこんな感じだろ?」
霞「それを問題だと思わないの……」
提督「まあまあ、それで、何かないか?」
霞「すぐに言われて思いつくわけないじゃない。でも、そうね……溜まっている仕事を今日中に終わらせたら何かしてあげるわ」
提督「言ったな! 約束だぞ!」
霞(机の上に山積みになっているのがもう一つあるって知ったらどうするのかしらね)
霞「どうして当たり前のことに褒美なんているのかしら」
提督「やる気を出すためさ」
霞「……」
提督「そんな呆れた顔をするな。ほら、いつもこんな感じだろ?」
霞「それを問題だと思わないの……」
提督「まあまあ、それで、何かないか?」
霞「すぐに言われて思いつくわけないじゃない。でも、そうね……溜まっている仕事を今日中に終わらせたら何かしてあげるわ」
提督「言ったな! 約束だぞ!」
霞(机の上に山積みになっているのがもう一つあるって知ったらどうするのかしらね)
~~~~~~~~
提督「終わったぞ」
霞「……は?」
提督「書類、指示、任務、全部だ」
霞「……なんとなくそんな気はしていたけど」
提督「すごさに呆れてものが言えないか?」
霞「バカバカしさに頭が痛くなっているだけよ」
提督「そうか? どれ」ナデ
霞「――っ!」
提督「うーん、そういえば秘書官の頭を撫でたのって……あれ、初めてか?」
霞「は、離しなさい!」
提督「終わったぞ」
霞「……は?」
提督「書類、指示、任務、全部だ」
霞「……なんとなくそんな気はしていたけど」
提督「すごさに呆れてものが言えないか?」
霞「バカバカしさに頭が痛くなっているだけよ」
提督「そうか? どれ」ナデ
霞「――っ!」
提督「うーん、そういえば秘書官の頭を撫でたのって……あれ、初めてか?」
霞「は、離しなさい!」
提督「いや、もうちょっと」
霞「もうちょっとじゃなくて……じゃ、じゃあ、これがご褒美にするわよ」
提督「いいぞ」
霞「あ、あんたねぇ」
提督「俺は珍しいものには余念がないんだ」
霞「人を珍しいもの扱いするのはやめなさい!」
提督「どうした? 余裕がないぞ?」
霞「っ! も、もう好きにしなさい!」
提督「じゃあ好きにさせてもらおう」ナデナデ
霞「……もう」
霞「もうちょっとじゃなくて……じゃ、じゃあ、これがご褒美にするわよ」
提督「いいぞ」
霞「あ、あんたねぇ」
提督「俺は珍しいものには余念がないんだ」
霞「人を珍しいもの扱いするのはやめなさい!」
提督「どうした? 余裕がないぞ?」
霞「っ! も、もう好きにしなさい!」
提督「じゃあ好きにさせてもらおう」ナデナデ
霞「……もう」
~~~~~~~~
提督「いやぁ、大人しい秘書官はなかなか見れないぞ」
提督「あれはあれでかわいいな。うん。普段は怖いけど」
下2
提督「いやぁ、大人しい秘書官はなかなか見れないぞ」
提督「あれはあれでかわいいな。うん。普段は怖いけど」
下2
提督「初春、ちょっとこっちに来てくれないか」
初春「なんじゃ、突然呼んだかと思えば」
提督「まあちょっとな」
初春「仕方がないのう」テクテク
提督「よいしょ」グイッ
初春「!?」
提督「いやー、これを待っていたんだ」
初春「い、いきなり何事じゃ!」
提督「何って、膝の上に乗せただけだけど」
初春「そういうことを聞いておるのではない!」
初春「なんじゃ、突然呼んだかと思えば」
提督「まあちょっとな」
初春「仕方がないのう」テクテク
提督「よいしょ」グイッ
初春「!?」
提督「いやー、これを待っていたんだ」
初春「い、いきなり何事じゃ!」
提督「何って、膝の上に乗せただけだけど」
初春「そういうことを聞いておるのではない!」
提督「しかし、初春が何を言おうと離すことはないぞ?」
初春「なんじゃと。う……くっ……ほ、本当に離れないではないか!」
提督「腕相撲で天龍に勝てる力を舐めるなよ」
初春「比べ方がよくわからないのじゃが!」
提督「とにかく、無駄な努力ってことだな。ははは、まああきらめろ」
初春「い、いつまでこのままじゃ」
提督「うーん、今日一日かな」
初春「ふん、好きにするのじゃ!」
提督「好きにさせてもらおう」
初春「なんじゃと。う……くっ……ほ、本当に離れないではないか!」
提督「腕相撲で天龍に勝てる力を舐めるなよ」
初春「比べ方がよくわからないのじゃが!」
提督「とにかく、無駄な努力ってことだな。ははは、まああきらめろ」
初春「い、いつまでこのままじゃ」
提督「うーん、今日一日かな」
初春「ふん、好きにするのじゃ!」
提督「好きにさせてもらおう」
~~~~~~~~
提督「よーし、書類仕事は終わりっと。やっぱ、ちょうどいいぬくもりがあると違うよなぁ」
初春「……」
提督「初春、もういいぞ」
初春「……」
提督「初春?」
初春「……zzz」
提督「って、寝てるのか。人の膝の上でリラックスしちゃってまあ」
初春「うーむ……むにゃむにゃ」
提督「起こすのも悪いし、そっと部屋に運んでおいてあげるか」
初春「……」ギュッ
提督「……はは、初春は甘えん坊だな。なら、しばらくこのままでいるとするか」
提督「よーし、書類仕事は終わりっと。やっぱ、ちょうどいいぬくもりがあると違うよなぁ」
初春「……」
提督「初春、もういいぞ」
初春「……」
提督「初春?」
初春「……zzz」
提督「って、寝てるのか。人の膝の上でリラックスしちゃってまあ」
初春「うーむ……むにゃむにゃ」
提督「起こすのも悪いし、そっと部屋に運んでおいてあげるか」
初春「……」ギュッ
提督「……はは、初春は甘えん坊だな。なら、しばらくこのままでいるとするか」
~~~~~~~~
提督「起きた初春は逃げるように去っていった。恥ずかしかったんだろうな」
提督「なんやかんや寝ていたところを見ると、そこまで嫌がってなかったのだろうか」
下2
提督「起きた初春は逃げるように去っていった。恥ずかしかったんだろうな」
提督「なんやかんや寝ていたところを見ると、そこまで嫌がってなかったのだろうか」
下2
― 一航戦の部屋 ―
提督「赤城、紙相撲しようぜ」
赤城「あら、いいですね。もちろん、手作りですよね?」
提督「当たり前だろ。厚紙はすでに用意してある。これでつくるぞ」
赤城「うふふ、こういうのを作るなんていつぶりでしょう。ちょっとワクワクします」
提督「おいおい、ちゃんと勝利に向けてキャラを作れよ」
赤城「当たり前です。どんな横綱を作りましょう」
提督「幕下がせいぜいだろ」
赤城「自己紹介ですか?」
提督「ふっ、ははは」
赤城「うふふ」
提督「とりあえず作るか」
赤城「そうですね」
提督「赤城、紙相撲しようぜ」
赤城「あら、いいですね。もちろん、手作りですよね?」
提督「当たり前だろ。厚紙はすでに用意してある。これでつくるぞ」
赤城「うふふ、こういうのを作るなんていつぶりでしょう。ちょっとワクワクします」
提督「おいおい、ちゃんと勝利に向けてキャラを作れよ」
赤城「当たり前です。どんな横綱を作りましょう」
提督「幕下がせいぜいだろ」
赤城「自己紹介ですか?」
提督「ふっ、ははは」
赤城「うふふ」
提督「とりあえず作るか」
赤城「そうですね」
~~~~~~~~
提督「じゃん、ゴジラ型大関。その力はまさに十万トン。横綱となるための決戦に一か月前から準備をしてきた」
赤城「こちらはキングコング型大関。どっしりとしたその体型は多くの者を叩きつぶしてきた証拠です」
提督「何その設定」
赤城「提督だって同じじゃないですか」
提督「……まあいいか。さあて、勝負をするぞ! 土俵はこれだやはり」
赤城「やはり準備がいいですね。では始めましょう」
提督「じゃあ行くぞ。はっけよーい、のこった!」
赤城「……」トントントン
提督「……」トントントン
赤城「そこです、キングコング! その身に余る力を見せてあげなさい!」トントントン
提督「ゴジラ! そこでビームだ! ふっとばせ!」トントントン
提督「じゃん、ゴジラ型大関。その力はまさに十万トン。横綱となるための決戦に一か月前から準備をしてきた」
赤城「こちらはキングコング型大関。どっしりとしたその体型は多くの者を叩きつぶしてきた証拠です」
提督「何その設定」
赤城「提督だって同じじゃないですか」
提督「……まあいいか。さあて、勝負をするぞ! 土俵はこれだやはり」
赤城「やはり準備がいいですね。では始めましょう」
提督「じゃあ行くぞ。はっけよーい、のこった!」
赤城「……」トントントン
提督「……」トントントン
赤城「そこです、キングコング! その身に余る力を見せてあげなさい!」トントントン
提督「ゴジラ! そこでビームだ! ふっとばせ!」トントントン
加賀「……何をしているの?」
赤城「あ、お帰りなさい加賀さん」
提督「見ての通り紙相撲だ」
加賀「それは見てわかるのですが……」
赤城「提督のゴジラはもう土俵ギリギリですよ」
提督「ここで回すことで一気に追い詰める作戦なんだよ」
赤城「本当に回り込んできましたね……では、こちらは横から押し出しましょう」
提督「お、なかなかやるな……しかし、そっちのキングコングはちょっと体制が崩れてきているみたいだが」
赤城「その前に押し出してあげます」
加賀(何にも言えないわ)
赤城「あ、お帰りなさい加賀さん」
提督「見ての通り紙相撲だ」
加賀「それは見てわかるのですが……」
赤城「提督のゴジラはもう土俵ギリギリですよ」
提督「ここで回すことで一気に追い詰める作戦なんだよ」
赤城「本当に回り込んできましたね……では、こちらは横から押し出しましょう」
提督「お、なかなかやるな……しかし、そっちのキングコングはちょっと体制が崩れてきているみたいだが」
赤城「その前に押し出してあげます」
加賀(何にも言えないわ)
―執務室―
提督「十戦四勝四敗二分け。最後に焦りすぎて自分のを倒さなければ勝ち越していたんだが……」
提督「少し悔しいがまあいい。次の時に再戦だ」
下2
提督「十戦四勝四敗二分け。最後に焦りすぎて自分のを倒さなければ勝ち越していたんだが……」
提督「少し悔しいがまあいい。次の時に再戦だ」
下2
夕張と明石製の提督専用46cm単装砲(硬質ゴム弾のみ装填可能)を使って大和長門と狙撃勝負
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