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元スレ京太郎「俺が三年生?」初美「もっと傍にいてもいいですかー?」

みんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
798は多分霞さんとして……
コンマ判定
怜:1-44
竜華:45-55
エイスリン:56-66
霞:67-77
哩姫:78-88
久:89-00
直下
コンマ判定
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霞:67-77
哩姫:78-88
久:89-00
直下
スピンオフの主人公こと園城寺怜さんで
まぁ、確率的には妥当ですね
というわけでおやすみなさい
まぁ、確率的には妥当ですね
というわけでおやすみなさい
おいっす
土曜の夜なんでやろうかと
それじゃ、もうちょっとしたら始めます
土曜の夜なんでやろうかと
それじゃ、もうちょっとしたら始めます
怜「人多いー、帰るー」
竜華「こーら、帰るんならきちんと見るもん見てから」
怜「あっ、急に立ちくらみが……」
竜華「はいはい。それにしても、全然見えへんなぁ」
怜「見えぬなら、帰ってしまおう、ホトトギス」
竜華「せやから帰らへんって」
怜「園城寺怜、辞世の句」
竜華「こらこら、死なへんから」
怜「死ぬ死ぬ、精神的に」
竜華「心配せんでも大丈夫」
怜「竜華……」
竜華「うちら、なにがあっても親友やん?」
怜「うわー、心配になってきたー」
竜華「な、なんで!?」
――バスガデルデー
竜華「あ、セーラ戻ってきた」
怜「なんやねん今の」
セーラ「ただいまーっと。バッチリ見てきたで!」
竜華「先行偵察ご苦労さま。うちら人多くて全然近寄れへんかったから」
セーラ「ま、朝飯前やな」
怜「英語で言うと?」
セーラ「朝飯前……なんやったっけ? たしか、ぴ、ぴ、ぴーす……」
セーラ「そや……レストインピース!」
怜「ご臨終やん……やっぱ帰る」
竜華「ちょっ、まだ結果聞いてへんから!」
怜「もう家に帰って安らかに眠るわ……」
竜華「せ、セーラ、どうだったん?」
セーラ「あー、それな」
怜「言いよどんだ! やっぱり……」
セーラ「言いにくいんやけど……」
竜華「そんな……」
セーラ「番号、きっちりあったで?」
怜「……へ?」
セーラ「せやから、番号あったって」
怜「っちゅーことは……」
竜華「合格……?」
セーラ「いやぁ、自分の目で確かめたほうがええかなーって思ったんやけど」
怜「……」ポケー
竜華「セーラのアホっ、心臓止まるかと思ったわ!」
セーラ「うぇっ!?」
怜「う、うち……」
怜「ちょっと、夕日に向かって走ってくる……!」ダッ
竜華「怜ー! まだ日ぃ沈んでへんよー!」
セーラ「走ってんなー」
怜「いやー、ついに本当の力が目覚めちゃった的な?」トン
竜華「本番で覚醒とかえらい都合ええなぁ」トン
「なんか漫画みたいですね」トン
怜「千里山編、みたいな? あ、それロンね、7700」
「ひぇっ、ハコ割れ……」
泉「先輩方、世間話感覚で後輩いじめるのやめません?」
泉「なんですか、暇人ですか」
怜「泉が冷たい……うち、悲しい」オヨヨ
竜華「よしよし」
泉「お二人はなにかやることとかないんですかね?」
怜「もう卒業旅行は済んでもうたし」
竜華「新生活のスタートまでは、泉の言うとおり暇人やね」
泉「はぁ……まぁ、練習相手つとめてくれるのはありがたいですね」
怜「泉も昔はかわいかったのに……」
泉「はい、やめやめ。次打ちましょうか!」
怜「麻雀したいからって、水ぶっかけてきたり」
竜華「あー、あったあった」
泉「あー、あー! 聞こえなーい!」
怜「もうすっかり黒歴史やんな」
竜華「ふふ、そっとしとこか」
「先輩方、お疲れ様です」
怜「フナQもお疲れさん」
竜華「春の大会、いけそう?」
「自信はありますね」
怜「ま、程々に頑張ってなー」
竜華「無理はせぇへんようにね」
「大丈夫ですよ。おばちゃ――やなくて、監督の目もありますし」
泉「なんだったら私もいますからね」
竜華「頼もしいなぁ」
怜「さすが元ヴァグラピードの凶星――」
泉「あー、あー!」
「しかし、そういうのって誰が考えて付けるんでしょうね? 雑誌とかで見かけますけど」
怜「うちもそういうのあるわ。誰が呼んだかフューチャリスティックプレイヤー」
竜華「うちはなんか無極点だかなんだかって言われとったな」
怜「無極点て?」
竜華「ようわからんなぁ」
泉「と、とにかくですね……誰にでもなにかしらあるんですよ、そういうの!」
怜「よっ、浪速の凶星」
泉「ヴァグラピード! 和訳はダメ、絶対!」
怜『以上、桜の開花状況をお伝えしました』
京太郎「まぁ、なんつーかおめでとう?」
怜『あの地獄の勉強会には意味があったんやな』
京太郎「まったくだよ」
怜『ところで、そっちはどない感じ?』
京太郎「俺も受かったよ」
怜『おお!』
京太郎「ま、行かないんだけどな」
怜『もったいな!』
京太郎「いいんだよ、元々記念受験みたいなもんだし」
怜『つまり、うちらのあの時間は遊びだったんやね……』
京太郎「違う! 俺は本気で君のことを……!」
怜『さよなら、ダーリン……』
京太郎「待ってくれ! 怜……怜ぃぃいいいい!!」
京太郎「とまぁ、寸劇はここまでにしとくか」
怜『えー? 物足りへんなぁ』
京太郎「いつまでもやってたら話が進まないからな」
怜『進めるような話、あったっけ?』
京太郎「ないなぁ」
怜『ならうちにできることは一つ……』
京太郎「と言うと?」
怜『イチャイチャ長電話する!』
京太郎「通話料金がかさむから切るな!」
怜『ちょいちょいちょーい!』
怜『うちらに必要なのは頭を冷やすこと……ちゃう?』
京太郎「その通りだな。さしあたっては電話を切ってクールダウンを――」
怜『と言うと?』
京太郎「頭を冷やすには、やっぱひとりの時間が必要なんじゃないか?」
怜『と言うと?』
京太郎「だから……って、さっきからなんだよ」
怜『と言うとを繰り返せばあら不思議、会話が永遠に続きます』
京太郎「なるほど……と言うと?」
怜『イチャイチャ長電話ができます』
京太郎「と言うと?」
怜『二人の愛が深まります』
京太郎「と言うと?」
怜『えっと、次は……子供が出来ちゃう?』
京太郎「おい、ものすごい飛躍があったぞ」
京太郎「と言うとの乱用はイジメっぽくなるからやめような」
怜『人を散々言葉責めしといて』
京太郎「と言うと?」
怜『今まさにこの状況やな』
京太郎「とまぁ、こんな感じだな」
怜『うちの心は深く深ーく傷つきました』
京太郎「お前と話してるのは正直楽しいんだけどな」
怜『ならなんで……まさか、他に女ができた……?』
京太郎「いやいやいやいや」
怜『よよよ……うちとのことは――』
京太郎「遊びじゃないから。俺は……」
京太郎「……やっぱり言うつもりがないことまで言いそうになるな」
怜『……と言うと?』
京太郎「終わりだ終わり。続きは直接会った時だな」
怜『しゃあないなぁ……うん、また今度やな』
京太郎「園城寺、素敵な未来ってのは見つけられそうか?」
怜『さぁ……でも、今がそうなのかも』
京太郎「そうか。なら、俺はもうちょっと先まで頑張ってみるよ」
怜『と言うと?』
京太郎「お互い、元気でいようなってことだよ」
竜華「怜ー? もうそろ時間やでー?」
怜「あと二時間ー」
竜華「長すぎ。ほら、起きた起きた」バッ
怜「あぁん!」
怜「竜華の鬼畜……」
竜華「今日はセーラが久しぶりにこっち来るんやから」
怜「せやな。雑誌見せてどないな反応するか楽しみやわ」
竜華「セーラのプロ入り初の特集やからなぁ」
怜「愛宕の洋榎と記事並んどる言うたら怒るかな?」
竜華「なんでこっちがページ後なんや! とか喧嘩しそうやな」
怜「あの二人は並べたらおもろいわな」
竜華「さ、そうと決まったら準備準備」
怜「ふわぁ……ねむ」
セーラ「こっちこっちー!」
竜華「久しぶり」
怜「聞くまでもなく元気そうやなぁ」
セーラ「おう、食うもん食っとるからな!」
竜華「この前の試合、テレビで見たよ」
セーラ「あー、カッコ悪いとこ見せてもうたなぁ」
怜「あないなとこに新人がポッと放り込まれて、よう頑張ったと思ったけど」
セーラ「気合で負けたつもりはなかったんやけどな」
竜華「ゴールデンウィークはゆっくりできるん?」
セーラ「まぁな、せっかくやからどっか行って打ちまくろうかな」
怜「ゆっくりとは一体……」
竜華「あはは、とりあえずお昼にせぇへん?」
京太郎「問題は、あの雰囲気をどうするかだよな」
京太郎「あいつと話してると、どうもコントじみた空気になるし」
京太郎「もういっそ話さないで、いきなりいってみるか?」
京太郎「……ありかもな」
怜「もし、そこのお方」
京太郎「いや、すいません。今ちょっと自分のことで手一杯で」
怜「ほほう? 私で良ければご相談に乗りましょうか?」
京太郎「旅の恥はかきすてか……実はこれから告白ってやつをするんですけど」
怜「こくはくとな? 残酷で薄情なあれですかな?」
京太郎「いやいや、そっちの酷薄じゃなくて――」クルッ
京太郎「っておいっ、お前だったのかよ!」
怜「やっほやっほー、この前の電話ぶりー」
京太郎「この出だしから躓いた感……」
怜「で、なんやったっけ? 告白?」
京太郎「……お前、いま一人?」
怜「うん。言うても竜華たちを待っとる状態やけど」
京太郎「じゃあさ、ちょっと――」
怜「キスもーらい……んっ」
京太郎「……お前さ、なにしてくれてんの?」
怜「え? 流れ的にそうかなーって」
京太郎「そうだけど、そうだけどさっ」
怜「はい、ここで一言」
京太郎「好きでした」
怜「過去形!?」
京太郎「済まない、俺の心はもう……」
怜「待って、行かないで!」
京太郎「やめてくれ、そんなことをしても俺は……」
怜「あなたをつなぎとめられるなら……かまへんから」
京太郎「怜……」ギュッ
怜「京太郎……」ギュッ
京太郎「……あーあ、やっぱりこんな雰囲気になった」
怜「それで、本当のとこはどうなん?」
京太郎「言わなきゃダメか?」
怜「また変な雰囲気になりそうやなぁ」
怜「というわけで、どうぞ」
京太郎「それじゃあ、失礼します」クイッ
怜「んっ……」
セーラ「うわぁ……」
竜華「……」
竜華(須賀くん……そっか、怜と……)
セーラ「あー……竜華、ラーメンでもおごろうか?」
竜華「ううん、大丈夫」
セーラ「そか」
竜華「そや、ジュースでも買いにいかへん? 須賀くんの分も」
怜「もう病院やだー」
竜華「もうちょっとやん。頑張って」
怜「うぅ、体重い……」
竜華「こら、おとなしくしてる」
怜「これが産みの苦しみなんやな……」
竜華「怜がお母さん……なんか感慨深いわぁ」
怜「おっぱいは竜華の方がそれっぽいんやけど」モミモミ
竜華「こ、こらぁっ」
怜「あ、やば……なんか来た」
竜華「もしかして陣痛? な、ナースコール!」
京太郎「生まれそうって聞いたから飛んできてみれば……」
怜「見事なフェイントやったなぁ」
京太郎「まぁ、元気そうな顔見れただけでも良しとするよ」
怜「やん、うちの旦那優しい」
京太郎「俺の嫁さんはお茶目だな」
怜「チャームポイントやん」
京太郎「そういえば、清水谷は?」
怜「他の女の名前……浮気の兆候!?」
京太郎「どうしてそうなるかなぁ……ずっとついててくれたんだろ?」
怜「大事ないってわかったら帰ったわ。竜華も忙しいんやろな」
京太郎「なら余計に感謝しとかないとな」
怜「うんうん、感謝感謝」
怜「ところで……名前、もう考えとる?」
京太郎「ああ……男だったら望で、女だったら希とかいいんじゃないか?」
怜「そらまた希望に溢れとるなぁ」
京太郎「まだ全然膨らんでないのに気が早いかな?」
怜「今から未来でパンパンになるんやな、うちのお腹」
京太郎「まぁ、そうだな」
怜「目一杯パンパンされた結果やな」
京太郎「怜……もうちょっと言い方ないのか?」
怜「じゃあ、まぐわったとか?」
京太郎「また直球だな」
怜「ええやん。ともかくヤってデキちゃったんやから認知してな、ダーリン」
京太郎「結婚してるのに認知もなにもないだろうが……」
怜「ふふ、せやな」
京太郎「……」
怜「どしたん?」
京太郎「ようやく素敵な未来ってやつに追いついたみたいだなって思ってさ」
怜「もしかしてあの時の? どんだけ遠い未来見とんねん。どっと疲れるのも当たり前やわ」
京太郎「ネガティブなだれかさんをどうにかしようと必死だったんだよ」
怜「やだ、うち愛されすぎ?」
京太郎「わかってるなら無理するなよ?」
怜「無理するのが無理やなぁ。竜華に後で怒られそうやし」
京太郎「ま、明日はうちの母親が見張りに来るからよろしくな」
怜「お義母さんが?」
京太郎「相当張り切ってたから、覚悟しとけよ」
怜「アルバム持ってきてもらお」
京太郎「おい、人の昔の写真を掘り返すんじゃない」
怜「温故知新?」
京太郎「そこはそっとしておこうぜ」
怜「あのアルバムさえあれば……うち、きっと乗り越えられるから」
京太郎「お前、それ卑怯だなぁ」
怜「なんだかんだで折れてくれるダーリン大好き」
京太郎「尻に敷かれそうで怖いわ」
怜「なに言うとんの? いっつも組み敷かれてるのはこっちやねん」
京太郎「はいはいはいはい、そういうのはできるようになってからな」
怜「はーい」
京太郎「そういえばさ」
怜「なに?」
京太郎「今ってさ、お前にとって素敵な未来ってことでいいのか?」
怜「うーん……まぁ、妊娠は想像以上に辛いけども、概ね?」
京太郎「一概にはいえないよな、そりゃ」
怜「でも、幸せなんかなー、とは思う」
京太郎「そうか」
怜「そっちは?」
京太郎「言うまでもないだろ」
京太郎「だってここは、あの日見た未来の続きなんだからさ」
『エンディング――いつか見た未来の続き』
というわけで終了
いつもこのぐらいの長さにとどめたい所存
さて、安価取りたいんでこんな時間ですけど人いますかね
いつもこのぐらいの長さにとどめたい所存
さて、安価取りたいんでこんな時間ですけど人いますかね



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