私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「俺が三年生?」初美「もっと傍にいてもいいですかー?」

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済がついてるのは選べません
個別
大星淡 済
天江衣
桧森誓子 済
姉帯豊音
三尋木咏
神代小蒔
ネリー・ヴィルサラーゼ
宮永照 済
エイスリン・ウィッシュアート
白水哩
竹井久
福路美穂子
松実玄
薄墨初美
滝見春
石戸霞
園城寺怜
真屋由暉子 済
清水谷竜華
鶴田姫子
特殊
久照
久美穂子
小蒔霞
哩姫
怜竜
17分まで
済がついてるのは選べません
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大星淡 済
天江衣
桧森誓子 済
姉帯豊音
三尋木咏
神代小蒔
ネリー・ヴィルサラーゼ
宮永照 済
エイスリン・ウィッシュアート
白水哩
竹井久
福路美穂子
松実玄
薄墨初美
滝見春
石戸霞
園城寺怜
真屋由暉子 済
清水谷竜華
鶴田姫子
特殊
久照
久美穂子
小蒔霞
哩姫
怜竜
17分まで
コンマ
咏:1-18
ネリー:19-36
竜華:37-45
小蒔:46-54
豊音:55-81
霞:82-90
衣:91-00
直下
咏:1-18
ネリー:19-36
竜華:37-45
小蒔:46-54
豊音:55-81
霞:82-90
衣:91-00
直下
うたたんということで
それにしても前スレ1000はどうしようか……
巷で言うところの掲示板形式になるんですかね?
正直、未知の領域です
というわけでおやすみなさい
それにしても前スレ1000はどうしようか……
巷で言うところの掲示板形式になるんですかね?
正直、未知の領域です
というわけでおやすみなさい
咏「はぁ……めんどくさ」
健夜「どしたの? ため息なんて珍しい」
咏「まぁねぃ、色々悩みがあんの」
健夜「悩みかぁ……今日の晩御飯とか?」
咏「小鍛冶さんは平和でいいなっと」
はやり「あ、ガールズトーク? まぜてまぜてー」
理沙「暇っ」プンスコ
咏「野依さんぶっちゃけてんねぃ」
健夜「空き時間だしね」
はやり「それよりそれより、なんの話してたのかな?」
健夜「悩み事だって」
咏「ま、小鍛冶さんのよりは深刻じゃね? 知らんけど」
健夜「わ、私のは置いといてもいいから」
理沙「私は気になるっ」グゥ
咏「お腹空いてるだけじゃね?」
はやり「ドーナツあるよ?」
理沙「いただきます!」
咏「あらら、味方いなくなっちゃったねぃ。どうする?」
健夜「だから晩御飯のことはいいってば!」
はやり「今はうたちゃんの話の方が気になるかなぁ」
咏「あたしの方もそんな大した話じゃないけどさ。親がお見合いしろってうるさいだけで」
理沙「……」ポロッ
健夜「それって……」
はやり「結婚するの!?」
理沙「抜けがけ!」プンスコ
咏「ドーナツ落ちてる落ちてる」
はやり「どんな手使ったの!?」ガシッ
咏「いや、知らんし」
健夜「け、けけけっ、結婚ってことは……初夜でベッドインで血痕で……!」アワアワ
咏「小鍛冶さんさぁ……」
咏(地雷踏んじゃったねぃ、こりゃ)
咏(ま、たしかに話題がちょーっとアレだったけどさっ)
咏「お三方、騒ぎすぎじゃね? お見合いなんて普通にある――」
理沙「は?」
はやり「あはは、久しぶりに切れちゃったゾ☆」
健夜「……ちょっと表出ようか」ゴゴゴゴ
咏(あらま、地雷はこっちだったか)
咏「うへぇ……」
えり「どうしたんですか、変な声上げて」
咏「あーもう、あの三人容赦なさ過ぎだっての!」
えり「あの三人……というと小鍛冶プロに瑞原プロ、それに野依プロですか?」
咏「正解! ま、賞品はないけどさっ」
えり「いりませんよ。それより、またなにか余計なことを言ったんじゃないですか?」
咏「まぁねぃ」
えり「やっぱり……」ハァ
咏「えりちゃん頭痛? 体大事にしないとダメだぜぃ?」
えり「根治は難しそうですけどね」
咏「うふっは! そりゃそうだ! あたしらすっかりコンビ扱いだしさっ」
えり「自覚があるんだったら改めなさい!」ギリギリ
咏「いひゃいいひゃいいひゃい!」
咏「あー、ほっぺたちぎれるかと思った……えりちゃん段々容赦なくなってきてね?」
えり「ええ、おかげさまで」
咏「そりゃどーも」
えり「はぁ……それで、明日の打ち合わせですけど」
咏「そういえば週末ってどうなってたっけ?」
えり「どうして明日のことを話そうというタイミングで週末の話になるんですか」
咏「目先の打ち合わせなんてどーせ無駄になるしねぃ」
えり「主に誰のせいだと思ってます?」
咏「さぁねぃ、わっかんねー」ケラケラ
えり「……」イラッ
咏「お、目元ひくついてんねぃ」
えり「だ、れ、の、せいですかっ!」グイィ
咏「いたっ、ちょっ、耳ちぎれるっての!」
咏「はぁ、はぁ……」
えり「ふぅ……」
咏「……二人して息荒くして、これって事後ってやつじゃね? 知らんけど」
えり「今度は右耳ですか?」
咏「えりちゃんは冗談が通じないねぃ」
えり「何事にも程度というものがあるでしょう。それで、週末の話でしたか」
咏「ああ、実家に帰るからさ」
えり「なにかあったんですか?」
咏「ちょっと親がうるさくてねぃ、直接文句言いに行くだけだぜぃ?」
えり「ご両親が……もしかして身を固めろとか?」
咏「そんなとこ。その話を小鍛冶さんたちにしたら酷い目あってさっ」
えり「それはそうでしょうね」
咏「そんなわけで、予定の調整お願いってわけ」
えり「……私はマネージャーではないんですけどね」
咏「ま、細かいことは気にしない方向で」
えり「まぁ、幸いというか珍しくというか、何の予定もありませんね」
咏「そう? じゃ、お土産は期待してくれてもいいぜぃ。お先ー」
えり「あっ、明日の打ち合わせがまだ――」
咏「おつかれー」
えり「……帰るも何も、チームの本拠地も神奈川でしょうに」
京太郎「ああ、週明けにはそっち帰るから」
京太郎「その後? まぁ、決めてはいるよ。相手がなんて言うかはわかんないけどさ」
京太郎「うん、わかってるよ。じゃあまたな、母さん」ピッ
京太郎「……気ままな一人旅ももうすぐ終わりか」
京太郎「なんだかんだであっという間だったな」
京太郎「名残惜しいけど、モラトリアムも終了だな」
京太郎「……覚悟決めろ。多分、これから行くのは他の道よりもずっと険しい道だ」
京太郎(当たり前だ。久ちゃんたちみたいに打ち込んでたわけでもないし、のめり込んでたわけでもない)
京太郎(他の奴からすれば馬鹿にされるくらい、心構えだってなっちゃいない)
京太郎(それでも――)
京太郎「――っと、考え事はあとにするか」
京太郎「今は観光を楽しんでだな……えっと、海軍カレーに家系ラーメン?」
京太郎「シュウマイに肉まんか。中華街あるもんな」
京太郎「迷うなぁ……ま、適当に入ればいいか」
京太郎「さーて、せっかくの一人旅だ。孤独にグルメと――」
咏「――♪」テクテク
京太郎「……よし、転身だ。向こうからまわろう」
京太郎「てかなんでこんなとこに……タイミングが悪いな」クイクイ
京太郎「はいはい、なんですか――」
咏「こんなとこでなにしてんのさ?」
京太郎「……一人旅」
咏「さーて、どこ行く?」
京太郎「……あのさ、一応一人旅の途中なんですけど」
咏「旅は道連れ世は情けって言うしねぃ」
京太郎「捕まったのが運の尽きか……」
咏「そもそもデフォルトで幸薄いんじゃね? 知らんけど」
京太郎「はぁ……で、あんたはこんなとこでなにしてんだよ」
咏「観光?」
京太郎「針生さんに確認取っていいか?」
咏「あららー? 気の早い蚊が!」ビシッ
京太郎「いって! いきなり叩くなよ!」
咏「刺されなくって良かったんじゃね?」ケラケラ
京太郎「そもそも蚊なんていないだろうがっ」
京太郎「それで、三尋木さんは神奈川でなにしてんだよ」
咏「……なにって、地元だぜぃ?」ムスッ
京太郎「あ、そうなの。そういやチームも横浜だったな」
咏「聞いといてその反応って失礼じゃね? 知らんけど」グリグリ
京太郎「知らんけどって言ってる割に痛い!」
咏「お兄さんは年上に対して口の利き方がなってないねぃ、お兄さんはっ」ビシビシ
京太郎「あーもう、なんで機嫌悪いんだよあんた!」
咏「さぁねぃ」
京太郎「さあねってな……」
京太郎(なんかまずいこと言ったか?)
京太郎(やっぱり針生さんのことが……いや、直後に笑ってたし)
京太郎(機嫌が悪くなったのは……)
京太郎「……咏さん?」
咏「うんうん、それで良し」
京太郎「もう少しはっきり言ってもらえたら助かるんだけどな」
咏「ま、そこらへんは面倒な女の心理ってやつじゃね?」
京太郎「なるほど、たしかに面倒――って叩くな!」
京太郎「お見合い?」
咏「そ、知らない男と顔合わせて食事してお話してきましたと」
京太郎「……へぇ、どうだったんだよ」
咏「どうだったと思う?」
京太郎「そうだな……いつもの調子でうやむやにしたとか?」
咏「不正解」
京太郎「じゃあ、普通に挨拶して飯食って歓談してきたってのか?」
咏「まぁねぃ」
京太郎「マジかよ、あんたにそんな社交性があったとは……」
咏「こう見えて社会人だっての」
京太郎「なるほど、自分の背丈に自覚が――あいたっ!」
京太郎「なら縁談は円満にいったのかよ」
咏「だったら?」
京太郎「そりゃあ諦めてもらうしかないな」
咏「理由は?」
京太郎「あんたはこの先、出来の悪い弟子にかかりっきりになるんだ。そんな暇はないって話」
咏「ふーん、で?」
京太郎「この前の誘い、受けるよ。俺を弟子にしてください」
咏「……ま、赤点ギリギリかね」
京太郎「辛いな」
咏「人を待たせすぎってのはもちろん、言葉遣いもなってないし誠意も足りないねぃ」
京太郎「反論はしづらいな……誠意ってのは?」
咏「色々あるけど、とりあえず理由ってとこ」
京太郎「あのさ、あんたから誘ってきたんだろうが」
咏「それはそれ。受けようと思った理由は別にあるでしょ、知らんけど」
京太郎「言わなきゃダメか?」
咏「知りたいねぃ」
京太郎「……仕方ないな」
京太郎「嬉しかったんだ」
京太郎「実感として、麻雀において俺は運って部分で他の奴に劣ってる」
京太郎「欲しい牌が来ないからほとんど和了れないし、まずい牌ばっかを握らされてやむなく振り込むことも多い」
京太郎「それは知識を増やしても場数を踏んでも覆らない」
京太郎「でも、あんたは俺に期待してくれた」
京太郎「それは俺の扱いにくい力を含めてかもしれないけど、とにかくそれが嬉しかったんだ」
京太郎「だから、あんたと一緒にやっていきたい」
京太郎「――以上」
咏「なるほど、それなら及第点をやってもいいかねぃ」
京太郎「あれだけ言わせといてか……それより、俺が言ったこと覚えてるか?」
咏「普通に打ちたいってやつ?」
京太郎「ああ、それでもいいなら」
咏「あえて茨の道を進むと。酔狂にも程があるっての」
咏「でもまぁ、そこまで言うなら認めてやらんでもないかね」
京太郎「よし、なら行くか」グイッ
咏「っとと、どこに連れてく気なのさ」
京太郎「あんたの家だよ。縁談は破談にしてこなきゃな」
咏「いや、それウソだし」
京太郎「はぁ? お見合いはしてないってのかよ」
咏「お見合いの話自体はあったけどねぃ。さっき実家に行って突っぱねてきたとこ」
京太郎「……やられた。まんまと言わされた」
咏「ま、そゆこと」ケラケラ
京太郎「くそ、いずれは言うつもりだったけどよ」
京太郎「まぁいいか。それじゃあなんかうまいものでも奢ってくれよ」
咏「一人旅は?」
京太郎「もう終わりかけだしな。それに、あんたと二人きりなら悪くない」
咏「……そういうのは最初に言っとけば点数もおまけするっての」
京太郎「……ぐふっ」
咏「快勝快勝♪」
京太郎「観光のはずがなんで雀荘でボコボコにされてんだよ……」
咏「んー? そりゃ弟子の力量は見とかないとねぃ」
京太郎「くそっ、ふざけんな! もう一回だ!」
咏「まだやんの?」
京太郎「勝つまでやる」
咏「あらま、根気強いことで」
京太郎「そりゃあ、俺の武器は諦めないことぐらいだからな」
咏「ま、それでいいんじゃね? 今のうちはさ」
京太郎「ほら、次だ次」
咏「はいはい、わかってるっての」
京太郎『ツモ、2000オール』
えり「決まりました。最終試合は須賀プロのツモで終局です」
咏「ま、最後は無難に締めたってとこかねぃ」
えり「今日の得点も加えれば須賀プロがトップ。プロ入り三年目にして初の大会優勝です」
咏「昨日の失点から持ち直したのは褒めてやってもいいかね」
えり「須賀プロといえば三尋木プロとの師弟関係が有名ですが、スタイルは全く異なりますね」
咏「人には向き不向きってもんがあるしねぃ。それ言ったらあいつは麻雀そのものに向いてないんだけどさっ」
えり「向いているかどうかはともかく、プロとしては変わった経歴があることは確かですね」
咏「まぁねぃ」
えり「それでは今大会の優勝者、須賀プロへのインタビューに移りましょう」
『優勝おめでとうございます』
京太郎『はは、さすがに優勝しろってせっつかれてますからね』
「おお、須賀プロが優勝か」
「まこちゃんも後輩として鼻が高いんじゃないのー?」
まこ「ええまあ、あの先輩がって驚きもありますがね」
「たしかになぁ。彼もここで打ってたけど大抵負けてたからな」
「竹井ちゃんに気の毒なぐらいボコボコにされてたりね」
まこ(まったく、懐かしいのぉ)
まこ(まさかあがぁな姿が見られるとは)
久「まこー、卒論キツーい」
まこ「まったく、来るなりなんじゃ」
久「なによー、息抜きに来たっていいでしょ」
まこ「はいはい、適当に座っとれ」
「お、竹井ちゃんいいとこに来たな」
「ちょうど彼氏のインタビューやってるよ」
久「やだもう、そんなんじゃないってば……って優勝したのあいつ!?」
まこ「まったく、衝撃じゃな」
久「ホントにね……でも、良かったじゃない」
まこ「同感じゃな」
「ご無礼、ツモりました」
「上がられたか……それにしても頑張ってるみたいだな、須賀」
「ククッ……もう四年前か。懐かしい」



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