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    元スレ提督「この事件の犯人は俺だけど、安価でなんとしても逃げおおせる」

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    101 = 82 :


    蒼龍の失踪はバレちゃいけないのか、バレてもいいから逃げおおせるのか

    102 = 85 :

    時間を稼げば稼ぐほど逃げおおせる可能性も高まるとか俺も蒼龍も逃げ切ってやるとか言ってるから
    先に蒼龍だけ逃がして自分もトンズラこく気じゃないかなーって

    103 :

    >>100
    君は何を言っているんだ

    104 :

    蒼龍をどうにかしたんじゃなくて蒼龍と何かしてるのか

    106 :

    提督「……」

    提督「……よし。今日も一日頑張るか」

    (……)

    提督(今日で蒼龍とみんなが会わなくなって三日目)

    提督(そろそろみんなも不審に思ってるかもしれないな)

    提督(何とかばれないようにしたいところだが)

    提督「ん?」

    提督「あそこにいるのは↓2か」

    ↓2 出会った艦娘。今いる5人の中で

    107 :

    吹雪

    108 :

    比叡

    109 = 106 :

    提督「おはよう比叡」

    比叡「……ん? ああ司令ですか。おはようございます」

    提督「なんだ? ずいぶん眠そうだな」

    比叡「ええ。昨日は遅くまで女子会トークに花が咲きまして」

    提督「女が五人も集まったらそうなるよなあ。どんな話したんだ?」

    比叡「そりゃもう定番中の定番! 恋愛トークですよ!」

    提督「誰が誰を好きーとか?」

    比叡「そうそう!」

    提督「ちなみに俺のこと好きだったやついた?」

    比叡「えー、そうですね。まあ、なんといったらいいか」

    提督「そのガチでいなかったみたいな反応やめて」

    比叡「でも司令はいい人だと思いますよ!」

    提督「励ましが雑!」

    110 = 106 :

    提督(さて、こいつはわかりやすいというか素直なやつだからな)

    提督(聞いたら意外と重要なことを教えてくれるかもしれん)

    提督(今日の議論に向けて何か情報を仕入れてたほうがいいか?)

    ↓2 何の話をする?

    111 :

    艦娘たちの3サイズ

    112 :

    今日のパンツの色

    113 :

    比叡の悩み

    114 :

    木曾に疑われてる気がするんだが何か言ってなかったか

    115 = 106 :

    提督「そういえば今日はいい天気だけどパンツの色って何色?」

    比叡「今日は下、水着です」

    提督「あれ? 盗まれてないの?」

    比叡「誰が履いてない水着を盗むんですか」

    提督「……確かに」

    比叡「司令だって盗まれてないでしょう?」

    提督「そういやそうだった……」

    比叡「どうしました?」

    提督「いやなんかどんな使われ方してるのか想像したらすごいブルーになった。今なら下着盗まれた女の子の気持ちがわかるわ」

    比叡「それはよかったです。司令にはデリカシーさの欠片くらい持っててほしいですから」

    提督「ちなみに今下に履いてる水着の色は?」

    比叡「青ですが」

    提督「グッド」

    比叡「欠片くらいは持っててくださいほんとに」

    116 = 106 :

    (……)

    提督「おはようみんな」

    提督「そろってるみたいだし、今日も議論を始めようか」

    吹雪「ちょっと待ってください。蒼龍さんが来てないですよ」

    提督「ああ。今日もちょっと気分が優れないそうだ」

    比叡「まだ体調が悪いんですか? あまりに酷いようならお医者様に見てもらったほうが」

    提督「いや体のほうは大丈夫なんだけど、精神的にちょっとしんどいらしい」

    木曽「まあそういう時もある。そっとしといてやろう」

    提督「そうしてくれるとありがたいよ」

    117 = 106 :

    提督「今日の議題なんだが、なんかあるか?」

    吹雪「うーん」

    木曽「じゃ俺から出そう。これについてだが」スッ

    吹雪「ぶっ!」

    提督「ああ。それエロ水着か。吹雪の」

    吹雪「だから違いますって!」

    木曽「これに関して議論しよう」

    「賛成よ」

    青葉「アリですね!」

    吹雪「なんでみんなそんなノリノリなんですか!?」

    118 = 106 :

    提督「じゃあこの吹雪の水着についてなんだけど」

    「ちょっと待って。これが吹雪の水着とは限らないんじゃないの?」

    吹雪「そうですよ! きっと犯人が落としたんですよ!」

    青葉「確かに! せっかくあれだけ探し回った挙句、見つけた獲物を落とすなんて間抜けな話ですしね!」

    木曽「じゃあ誰のだ? 俺は違うが」

    比叡「私も違います」

    「私も」

    青葉「青葉のじゃないですよ!」

    吹雪「じゃあ司令官のですか?」

    提督「ちがうわ。当然のように振るんじゃねえよ。どんだけ性癖倒錯者だ俺は」

    119 = 106 :

    「ここにいる誰のでもないとすると、答えはひとつね」

    木曽「蒼龍のものってことか」

    青葉「妥当ですね!」

    比叡「まあ、そうなるでしょう」

    吹雪「だから言ったじゃないですか!」

    提督「……」

    提督(まあ実際に蒼龍の物のわけだが)

    提督(さて、同意するか反論するか)

    ↓2 何を言う?

    120 = 114 :

    もしかしたら俺たちの知らない誰かのものってことはないよな?

    122 = 106 :

    提督「もしかして、俺たちの知らない誰かのってことはないよな?」

    「誰かって?」

    提督「んなもん知らん。俺はまだ外部犯を疑っているからな」

    木曽「その可能性もあるっちゃあるが」

    提督「だろう?」

    「じゃあこうしましょう。水着の持ち主かどうか今から蒼龍さんに聞きに行けばいいのよ」

    提督「……!」

    「違ったら、司令官の言う外部犯の線が強くなるわ」

    青葉「それが一番手っ取り早いですね!」

    提督(しまった。そう来たか)

    提督(こいつらを蒼龍のところを行かすわけにはいかない)

    ↓2 どうする?

    123 :

    とりあえず蒼龍の部屋に向かう→途中で不審人物を見かけたふりをしてみんなで後を追わせる

    124 = 113 :

    蒼龍は早朝に病院へ搬送したと伝える

    125 :

    いくらなんでも無理があるだろ…

    126 = 106 :

    提督「……実は黙っていたんだが」

    比叡「……? なんですか?」

    提督「蒼龍は早朝に病院に搬送されたんだ」

    「え?」

    提督「風邪が悪化して、肺炎になって」

    吹雪「ここ無人島ですよ? どうやって搬送したんですか?」

    提督「えーっと、そこはほら。救急ヘリで」

    木曽「ヘリの音に誰も気付かないわけないだろうが」

    提督「……」

    青葉「いやー、司令官って意外にわかりやすいですね!」

    127 = 106 :

    「今の反応ではっきりしたわね。この水着は蒼龍さんのものね!」

    木曽「間違いないな」

    提督「……」

    「わかるわよ。司令官。あなたが蒼龍さんをかばっていることくらい」

    提督「……!!」

    吹雪「大丈夫ですよ! 誰にも言いませんから!」

    提督「いや、違うぞ。俺は」

    「だってこんなエッチな水着を持ってるなんて知られたら恥ずかしいものね。だからかばったんでしょ?」

    提督「……ばれちまったか」

    比叡「心配しないでください! 私たちは口は堅いほうですから!」

    提督「ああ、言わないでくれ。蒼龍に堅く口止めされてるんだ」

    128 = 106 :

    提督「その水着の持ち主はわかったけど、それがなんになるんだ?」

    木曽「まあどうにもならないがな。ちょっと気になっただけだ」

    吹雪「私的には疑いが晴れてよかったです!」

    提督「さて、次に話しておきたいことはあるか?」

    木曽「ああ、青葉があるってよ」

    青葉「ええ!? 青葉ですか!?」

    木曽「ほら、お前隠しカメラ仕掛けてただろ。吹雪の部屋に」

    提督「なんだと!?」

    吹雪「ええ!?」

    比叡「なんで早く出してくれなかったんですか! 犯行の現場が写っているかもしれないのに!」

    青葉「いや写ってないですよ。だって、カメラ仕掛けたの事件が起こった後ですし」

    提督「……え?」

    129 = 106 :

    「なーんだ。びっくりした」

    提督「……なんでそんなことを?」

    青葉「ほらよく言うじゃないですか。犯人は犯行現場に戻ってくるって、だからこっそり証拠映像を撮ってあとで使おうと思いまして」

    吹雪「よ、よかったあ。着替えとか撮られたわけじゃなかったんだ」

    青葉「映像はまだチェックしてないんですけど、なんで木曽さん知っているんですか?」

    木曽「吹雪の部屋を捜査してる途中でたまたま見つけてな」

    提督「……とりあえず見てみようか」

    130 = 106 :

    青葉「……あっ。写りましたよ!」

    提督「……何も起こらないな」

    青葉「仕掛けたの深夜ですし」

    木曽「退屈だ。早送りしてくれ」

    青葉「はい」キュルキュル

    比叡「……あれ? 誰か入って来ましたよ!」

    木曽「これは俺だな。気になって軽く捜査してみた。特に何もなかったがな」

    提督「木曽が出て行って、そのまま朝になったか」

    131 = 106 :

    提督「次に入ってきたのは、暁か」

    「私も捜査にね」

    青葉「連装砲くんを重点的に調べてるみたいですね」

    「ちょっと気になったからね。めちゃくちゃに壊されててよくわからなかったけど」

    青葉「それで次は吹雪さんですか」

    吹雪「はい。荷物だけ取りにいこうかなって」

    提督「で、次が木曽か」

    木曽「ああ、もう一回ちゃんと調べとこうかと思ってな」

    青葉「あ、ここで隠しカメラに気付いたんですか」

    木曽「まあな」

    132 = 106 :

    提督「ここで映像は終わり、か」

    青葉「せっかく仕掛けたのに、特に何も収穫はなかったですね」

    比叡「みんな特に怪しい動きはしてなかったですしね」

    吹雪「木曽さんは二回目の捜査で何か見つけました?」

    木曽「特に何も。隠しカメラくらいか」

    提督(隠しカメラの映像に特に変わったものは写ってなかった)

    提督(さて、どうするか)

    ↓2 何を言う?

    133 :

    映像をもらっていく

    134 :

    他にカメラは仕掛けてないか

    135 = 112 :

    比叡の作ったカレーが食べたい

    136 :

    カメラ仕掛けた時に青葉が何かしたのでは?

    137 = 106 :

    提督「青葉、他にカメラは仕掛けてないか?」

    青葉「ないですよ」

    木曽「本当か?」

    青葉「……本当はあります」

    提督「どこだ?」

    青葉「連装砲くんの中です」

    提督「あれ、青葉が持ってきたのか」

    「でも確か調べたときはカメラっぽいのなんてなかったような」

    青葉「超小型カメラですからね。でも壊れてたんですよ! あれ高かったのに!」

    木曽「なるほど。犯人が連装砲くんを壊したのはそのためか」

    提督「めちゃくちゃに壊したのもカメラを探すためってとこだろうな」

    138 = 106 :

    提督「そろそろいい時間だな」

    「今日の議論はこれくらいにしない?」

    吹雪「今日もめぼしい情報はありませんでしたね」

    比叡「犯人がまだまだつかめませんね」

    木曽「材料がなさすぎる。どうしようもないな」

    青葉「うう。せっかくカメラまで仕掛けたのに」

    提督「じゃあ、今日はこのくらいにしておくか」

    (……)

    提督(今日も無事議論が終わった)

    提督(ここまでは順調だ)

    提督(順調にことは進んでる)

    提督(さて、夜まで何をするか)

    ↓2 何する?

    139 = 133 :

    自分の下着を餌にして囮捜査

    140 :

    大胆にもうひと犯行、木曽の水着を盗もう

    141 = 106 :

    提督(……木曽の水着を盗むか)

    提督(このタイミングで盗むのは誰も予想だにしてないだろう)

    提督(まずありえないからな)

    提督(警戒はしているだろうが、リスクを犯すリターンはある)

    提督(ここで盗むことによって外部犯に見せ付けられるかもしれない)

    提督(そうすれば、惑わせられる。時間を稼げる)

    提督(やる価値はある)

    142 = 106 :

    提督(といってもどうするかな)

    提督(木曽の荷物は大部屋にあるし)

    提督(部屋には大体誰かしらいる)

    提督(これをどうかしないとどうしようもないな)

    ↓2 どうする?

    143 = 134 :

    エロ水着とすり替える

    144 = 113 :

    深海棲艦らしき機影を視認
    哨戒にいかせる

    145 = 133 :

    さも当然といったていで堂々と入り物色し持ち去る

    146 :

    パンツを外の木に引っ掛けとく

    147 :


    提督「大変だ! 木曽!」

    木曽「どうした?」

    提督「今さっき外でおかしな人影を見かけた」

    木曽「何だと?」

    提督「もしかしたら、深海凄艦かもしれない」

    木曽「お前が言ってた何者か、か?」

    提督「ああ。可能性はある」

    木曽「……わかった。いってみよう。念のため、他のやつらも連れて行くがいいか?」

    提督「頼む!」

    148 = 147 :

    (……)

    提督(あっさり成功したな)

    提督(さて)ゴソゴソ

    提督(……これが木曽の水着か)

    提督(木曽がまだつけてないから本当にただの水着だが)

    提督(さて、後はこれをどこかに処分すればいいわけだけど)

    提督(……どうするか)

    木曽「何やってんだ?」

    提督「……!!」

    149 = 147 :

    提督「早いな。もう帰ってきたのか」

    木曽「ああ。みんなと見てきたが、特に怪しい人影もなかった」

    提督「そうか。じゃあ俺の気のせいかもしれない。苦労をかけた。すまない」

    木曽「疲れてるんじゃないか? 今日はもう休め」

    提督「じゃあ少し早いがお言葉に甘えて今日は寝させてもらうよ」

    木曽「それがいい」

    150 = 147 :

    提督(よかった。ばれてはいないようだな)

    提督(とっさに水着をポケットにしまっていてよかった)

    木曽「……なあ」

    提督「なんだ?」

    木曽「お前にとって、俺たちは……」

    提督「……?」

    木曽「いや、なんでもない。忘れてくれ」

    提督「……ああ。お休み木曽」

    木曽「お休み」


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