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    元スレ提督「そろそろバレンタインだし安価で艦娘の好感度をあげよう」

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    1 :

    提督「……」カリカリ

    トントン

    提督「入れ」

    明石「失礼します」

    提督「げ。明石か」

    明石「げってなんですか」

    提督「うるさい。俺は忙しいんだ。あっちいけ」

    明石「そんな邪険にしないでくださいよ。いい物を持ってきましたから」

    提督「いいもの?」


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1486981117

    2 = 1 :

    明石「話は変わりますが提督。もうすぐバレンタインですけど首尾はどうですか?」

    提督「ふん、俺様はモテモテだからな。この鎮守府にいるすべての艦娘からチョコをもらうに決まってる」

    明石「すごい自信ですね」

    提督「当然だ」

    明石「ではそれを確かめてみましょう!」

    提督「あ?」

    明石「じゃーん! 私が開発したバレンタインシュミレーターです!」

    提督「また変なものを発明しやがったのか」

    明石「これで提督がバレンタインに何個本命チョコをもらうか確かめてみましょう!」

    提督「確かめるまでもない。艦娘はみんな俺様にメロメロだ」

    ピピピ

    ピーッ

    明石「出ましたよ! えーっと2%です!」

    提督「は?」

    3 = 1 :

    提督「2%ってのは何だ?」

    明石「提督が本命チョコをもらう確率です。ちなみに100%で確実に一個本命チョコがもらえるってことになります」

    提督「……つまり?」

    明石「提督はほぼ確実に義理チョコしかもらえないってことですね!」

    提督「……う」

    明石「う?」

    提督「うがー!」

    明石「あ、壊れた」

    提督「壊れているのはこの機械だ! なんだこのポンコツは!」ゲシゲシ

    明石「あ、だめですって。そんなことをしたら……」

    ピピピ

    ピーッ

    明石「ほら。0%になっちゃったじゃないですか」

    提督「やかましい! 俺は認めんぞ! 絶対に認めんぞ!」

    明石「へー。じゃあ提督はバレンタインに義理チョコしかもらえなくてもいいんですね」

    提督「ぐぬぬぬ」

    4 = 1 :

    提督「ど、どうしたらいいんだ?」

    明石「そこは私にお任せください。このバレンタインシュミレーター君はただ確率をはじき出すだけでありません」

    提督「というと?」

    明石「ビッグデータを駆使して提督の行動を導いてくれます! この機械のいうとおりに動けば好感度上昇間違いなしです!」

    提督「なにい!」

    明石「ほらほらさっそく出ましたよ。↓2をすればいいそうです!」

    5 :

    うんこ

    6 :

    自害

    7 :

    解体

    8 :

    自害せよ、提督wwwwww

    9 :

    いきなり自害かい

    10 :

    はええわwww

    11 :

    来世に期待だねwwwwww

    12 :

    チョコのために自害していくのか……

    13 :

    できることとできないことがあろう!

    14 = 1 :

    明石「自害すればいいそうです!」

    提督「自害?」

    明石「そうです。自殺ともいいます」

    提督「……」

    明石「……」

    提督「この機械やっぱ壊れてるな」

    明石「おかしいですねー」

    提督「お前なんぞに頼った俺が間違ってたよ」

    明石「あ、待ってください! このシュミレーターは超高性能です。AIもついているので意図を聞いてみましょう」

    15 = 1 :

    明石「あー、もしもし。シュミレーター君。さっきの自害ってのはどういうことですか?」

    「簡単だ。その男が手っ取り早く好感度を上げるには自殺するのが一番だ」

    提督「なんだと!? このポンコツが!」ゲシゲシ

    「そうやっていつも暴力に訴えるところだ。それで女の子に好かれようなどとは片腹痛い」

    提督「ぐ、ぐぬぬぬぬ」

    明石「おお、意外ともっともらしいことを言いますね」

    16 :

    渋で結婚バージョンの漫画みたな。

    17 = 1 :

    提督「お、俺はそんなに嫌われてるのか?」

    「そうだ。超嫌われている。カマドウマと同じくらい嫌われている」

    提督「そこまでか……」ズーン

    「これは慈悲だ。悪いことは言わない。君には死ぬという選択肢もある。来世に望みを託せ」

    提督「……」

    「参考までに教えておくが、死亡したときの退職金は遺族にちゃんと支払われる。自害でもな。死亡退職金は二割り増しだ。お得だぞ」

    提督「ぐ、ぐぐぐぐ」

    18 = 1 :

    提督「やっぱり納得いかーん!」

    「そうか。残念だ」

    明石「あ、そのシュミレーターに逆らったら駄目ですよ」

    提督「え?」

    ピピピ

    ピーッ

    明石「ほら、確率が-200%にまで下がりました」

    提督「マイナスだと!?」

    19 = 1 :

    提督「マイナスとはなんだ?」

    明石「そうですねー。ここまでマイナスがひどいとチョコを貰える貰えないの話ではなくなってきますね」

    提督「どういうことだ?」

    明石「最悪、死にます」

    提督「は?」

    明石「死にます。サクッといかれたり、いつものお茶に毒が混ぜられてたりします」

    提督「まじかよ」

    明石「だからなんとしても今から好感度をあげましょう!」

    提督「……ああ」

    明石「シュミレーターさん。提督を導き給えー! 出ました! ↓2をすればいいそうです!」

    20 :

    聖杯を使う

    21 :

    無人島開拓

    22 :

    工廠に資金を融通

    23 = 8 :

    ガッツ村を超えろ、提督

    24 :

    反射炉作らなきゃ

    25 = 1 :

    明石「無人島開拓です!」

    提督「なるほど。どうあっても俺をこの鎮守府から出したいようだな」

    「物事には時機というものがある。君子危うきときに近寄らず。君はいったんひいた方がいい」

    明石「確かに! 私もシュミレーターさんに賛成です!」

    提督「……だが俺がいなくなったら業務が滞る」

    明石「一切そんなことはありません!」

    「たまには君も自然に囲まれた生活をしたほうがいい」

    提督「しかし」

    明石「これは保険でもあります」

    提督「なに?」

    明石「このままバレンタインを迎えたら確実に提督は殺されます」

    「然り」

    明石「ですので、無人島にいったん身を隠してはどうでしょう? チョコがどうの言ってる場合ではありません」

    提督「ぐぐぐ、一理あるかもしれない」

    明石「よし! 話は決まりましたね! いい感じの無人島はすでに見つけておきました! さよなら提督! お元気で!」

    「達者で暮らせ」

    提督「……」

    27 = 1 :

    提督「……」

    提督「……さて」

    提督「無人島に着いたわけだが、何をするか」

    提督「食料は3日分。持ち物はナイフのみ」

    提督「どうしよう……。まじで」

    「では私が導いてやろう」

    提督「……!! シュミレーター!」

    「心配するな。私がついている」

    提督「教えてくれ! 俺はどうしたらいい!?」

    「まずは↓2だ」

    28 = 9 :

    魚を捕る

    29 :

    [田島「チ○コ破裂するっ!」]

    30 :

    魚の養殖や畜産

    31 = 16 :

    びっくりするほどユートピア

    32 = 1 :

    ごめん。>>29って何?

    33 :

    >>32
    フィルターかかってるけどオナニーのこと
    おそらく荒らしなんで無視すればいい

    34 :

    そのまま安価下の>>30でいいとおもう

    35 = 21 :

    わかんなかったら>>1の判断で下にずらせばいいと思うよ

    36 = 1 :

    >>33ありがとう
    オナニーね了解。安価はそのままで行くよ

    37 = 20 :

    そのままなのか…

    38 = 1 :

    「自慰だ」

    提督「は?」

    「まずは冷静になれ。そのためには自慰が一番効率がいい」

    提督「ぐっ、こんなポンコツの言うことなど無視したいが俺様にはこいつしか頼るものがねえ」

    「私を信じろ」

    提督「だが、ただやれといわれてできるものでもない。何かしらモノが必要だ」

    「……私は明石から生み出された」

    提督「知ってるよ。それがどうした」

    「つまり私は明石の娘だ」

    提督「!!」

    「もう言葉は要らないだろう?」

    提督「ひゅー、最高じゃねえか」

    39 = 1 :


    提督「……」

    「冷静になったな」

    提督「はてさて、これからどうするか」

    「心配ない。私は完璧な人工知能。人工無脳とはわけが違う」

    提督「ほう」

    「もうすでに君は二度も私のいうことに従った。そろそろ何か起きてもいいころだ」

    提督「なんだと?」

    ↓2 何が起きた?

    40 :

    隕石落下

    41 = 34 :

    温泉が湧く

    42 = 11 :

    艦娘の反乱

    43 = 30 :

    ハイライトオフの金剛が泳いでやって来た

    44 = 20 :

    イ級が流れてきた

    45 = 1 :

    ブシャー

    「見ろ。温泉がわいた」

    提督「いやなんでだよ!」

    「これがディープラーニングだ」

    提督「ぐぐぐ、よくわからないがまあいい。しかし何で温泉なんだ?」

    「汚れているだろう」

    提督「は?」

    「君が自慰で汚れているだろう。洗うがよい」

    提督「シュミレーター……」

    46 = 1 :

    提督「いい湯だった。源泉のままだったら熱いから海水で冷ましてちょうどいい温度にしておいた」

    「うむ。これで衛生面の不安は多少なくなったな」

    提督「さすがに飲用には使えないが、なにかと助かるな」

    「ああ。私は入れないがな」

    提督「……さて、次はどうしたらいい?」

    「↓2だ」

    48 :

    寝床を作ろう

    49 :

    ここまで明石以外の艦娘の登場なし

    50 = 1 :

    「寝床を作れ」

    提督「適当にそこらへんで眠るんじゃ駄目なのか?」

    「馬鹿が。君はピクニックにでも来ているつもりか? 急に雨が降ってきたらどうする? びしょぬれになって風邪でも引いたらどうする?」

    提督「た、確かに」

    「理想は、雨風をしのげる洞窟だな。獣対策にもなるし、温度調整にも優れている」

    提督「なるほど。お前のビッグデータから洞窟の場所とかは探れないのか?」

    「無理だ。私のデータはすべてシュミレーターのためにに使われている」

    提督「くそっ! 自分で探すしかないのか!」


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