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    元スレ提督「この事件の犯人は俺だけど、安価でなんとしても逃げおおせる」

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    1 :

    提督(きっかけは大規模作戦が終わったし慰安旅行に行こうと誰かが言い出したからだった)

    提督(次に誰かがせっかくだから無人島にバカンスいこうといった)

    提督(あれよあれよという間に、話は決まり。俺たちは無人島で一週間休暇を楽しむこととなった)

    提督(はじける水しぶき。焼ける砂浜。きらめく太陽。透き通る海原)

    提督(みんなとビーチバレーをしたり、海で泳いだり。夜は肝試しや花火にいそしむ)

    提督(みなの肌も少しずつ焼けていった。白から茶色へ。まるでそれは欧米文化の侵食。米からパンへ。オウジーザス)

    提督(白く輝く肌も美しいが、小麦色の健康的な肌も魅力的だ)

    提督(白がダイアモンドの輝きならば、さしずめ茶色は人間国宝が生み出す茶碗の趣。わびとさび。高貴から陶器へ)

    提督(だからねーちゃんサンオイル塗ってやんべ。提督のえっちー。げへへへー。なーんてアホな会話をしていたのがはるか昔のようだ)

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1490443658

    2 = 1 :

    提督(バカンスにきて3日目の夜、事件は起こった)

    提督(はじめに言っておこう。この事件の犯人は俺だ)

    キャアアアアアア

    提督(本日未明、つんざく悲鳴)

    提督(これから始まるは絶望の序曲か。はたまた俺の滅亡の破局か)

    提督(俺は絶対につかまりたくない)

    提督(なんとしても逃げ切ってやる!)

    3 = 1 :

    提督「どうした!?」

    吹雪「あ、あれ……」

    提督「なんだこりゃ。あひどいな。部屋がめちゃくちゃだ」

    吹雪「それもなんですけど、そこじゃないんです!」

    提督「どういうことだ?」

    吹雪「あれを見てください!」

    提督「……! あれは……? ↓2か?」

    5 :

    連装砲くん

    7 = 1 :

    提督「連装砲くんか?」

    吹雪「そうです!」

    提督「せっかくのバカンスなのになんでこんなもん持ってきやがった」

    吹雪「私じゃありませんし、問題はそこじゃありません!」

    提督「……?」

    吹雪「近づいてよくみてください」

    提督「ああ」スタスタ

    提督「……!」

    提督「壊れてるのか?」

    吹雪「そうなんです」

    8 = 1 :

    提督「まいった。バカンスに装備を持ってきて、さらにそれを壊したとなれば俺の責任問題だな。そうだ。見なかったことにしよう」

    吹雪「させませんよ!」

    提督「わかったわかった。じゃあ帰ったら明石あたりになおさせるから」

    吹雪「問題は! それだけじゃないんです!」

    提督「まだなにかあるのか?」

    吹雪「私の荷物から↓2がなくなっているんです!」

    9 :

    護身用の拳銃

    10 :

    水着

    11 = 1 :

    吹雪「水着がなくなっているんですよ!」

    提督「なんだと!?」

    吹雪「荒らされた部屋! 壊れている連装砲くん! なくなっている水着! これはどう考えても事件ですよ! 盗難事件です!」

    提督「確かに。事件のにおいがするな」

    吹雪「そうです!」

    提督「よし。その前にもう一度よく探してみよう。どこかにあるかもしれんしな」

    吹雪「というか司令官さっさと返してください私の水着」

    提督「……え?」

    12 = 1 :

    吹雪「司令官でしょ? 犯人」

    提督「いやいやいや。……え?」

    吹雪「早く返してください」

    提督「普通に俺じゃねえよ」

    吹雪「だって今この無人島にいる男の人は司令官しかいませんし。一緒に来た女の子たちが盗むとは思えませんし」

    提督「証拠もないのに犯人扱いするんじゃありません」

    吹雪「いまだったら不問にしますよ」ジー

    提督(やべえ。めっちゃ疑われてる)タラー

    提督「ふう。いいか吹雪」

    吹雪「なんですか?」

    ↓2言いくるめろ!

    14 = 5 :

    逆にそんなすぐ疑われるような行為をすると思うか

    15 :

    男の性欲舐めんな。水着盗むくらいなら権力盾に襲う

    16 = 1 :

    提督「お前の推理はわかった。女の子の水着を盗むのは男としか考えられない。だから唯一の男である俺が犯人」

    吹雪「そうにきまってます」

    提督「なるほど。もっともな推理だ。すばらしい」

    吹雪「えへへへ。でしょう?」

    提督「ああ。しかし普通過ぎて誰でも考え付くとも言える」

    吹雪「え?」

    提督「逆にそんなすぐ疑われる行為を俺がすると思うか?」

    吹雪「……あ」

    提督「水着を盗んだら男の俺が疑われるにきまっとる。しかも無人島だ」

    吹雪「で、でもそれを逆手にとってってことも」

    17 :

    提督「何のために? リスクが大きすぎる」

    吹雪「……むむむ」

    提督「それにただ水着がほしかったら鎮守府で盗むわ。そしたら外部の犯行にも見せかけられるしな」

    吹雪「……確かに」

    提督「だろう?」

    吹雪「……申し訳ありません。司令官。早計でした」

    提督「構わんよ。疑いが晴れたようで何よりだ」

    18 = 17 :

    吹雪「しかしそれでは犯人は誰なんでしょうか?」

    提督「……とりあえずみんなを呼ぼうか。もしかしたら誰か知っているかもしれないしな」

    吹雪「はい!」

    (……)

    比叡「ふ、吹雪ちゃんの水着がぬすまれたーっ!?」

    青葉「あらら。これはスクープのにおいがしますね!」

    木曽「お前がやったんだろう。吐け楽になれ」

    「男は狼なのよ。気を付けなさいってことね」

    提督「だから俺はやってねえって」

    吹雪「そうですよ! 司令官はやってません!」

    19 = 17 :

    提督「ってわけなんだけど、誰か知らない?」

    比叡「さあ?」

    青葉「知りませんねー」

    木曽「知らん」

    「見てないわね」

    吹雪「やっぱり、盗まれたんだ……」

    提督「ああ。それもおそらく犯人はこの中にいる」

    「残念ながらそうみたいね」

    木曽「この無人島には俺たちしかいないはずだしな。仮に本当に盗難事件ならそういうことになる」

    青葉「吹雪ちゃんの水着盗難事件! あふれ出る男のリビドー! やはり無人島は男を開放的にさせるのか! 来週の一面はこれで決まりですね!」

    比叡「二面は?」

    青葉「次の司令官へのインタビュー記事です!」

    提督「だから俺は犯人じゃねーよ」

    20 = 17 :

    提督「とりあえず現場に向かってみよう」

    吹雪「はい!」

    (……)

    比叡「うわあ。荒れまくりじゃないですか」

    青葉「水着が見つからなくて探し回ったんですかね」

    「なんで、連装砲くんがいるんだろ」

    提督「聞いてくれ。みんなが来る前にざっとだけど部屋捜索をしてみたんだ」

    吹雪「何勝手に人の部屋捜索してんですか」

    提督「壊れた連装砲くんだけじゃなくてあるものを見つけた」

    木曽「あるものだと?」

    提督「↓2だ」

    21 :

    飴玉

    24 = 5 :

    カメラキャップ

    25 :

    提督の手袋

    28 = 17 :

    提督「これだ」ジャーン

    吹雪「ぶっ!」

    比叡「ひえー」

    青葉「これはなんと大胆な……」

    木曽「……アリだな」

    「変ね。吹雪の体型じゃその水着は着られないと思うけど」

    提督「吹雪、これはお前の水着か?」

    吹雪「違いますよ! セクハラですよ!」

    29 = 17 :

    提督「ははは。悪かったよ」

    青葉「でも吹雪ちゃんのものじゃないとしたらなんでそんなものがここに?」

    提督「盗んだ犯人が落としていった。ってとこだろうな」

    木曽「なるほど。吹雪だけじゃ飽き足らずほかのやつらの水着も盗んだということか」

    提督「くそっ! 犯人め! なんてけしからんまねを!」

    「だったら、もしかして私たちの水着も盗まれてるんじゃないの?」

    比叡「確かに。確認してみましょう!」

    (……)

    提督「……で? どうだった?」

    吹雪「みんな盗まれてたみたいです」

    提督「ジーザス! なんてやつだ!」

    30 :

    最近末尾SOが色んなスレで暴れてるのな
    やけに臭いレスやAAを貼り付けて

    31 = 17 :

    青葉「ところで司令官の水着はどうだったんですか?」

    提督「ちゃんとあったけど」

    「ふーん。あったんだ」

    提督「……え?」

    木曽「これはもう犯人きまったんじゃないのか?」

    吹雪「司令官。私信じていたのに……」

    提督「まて。違うぞ」

    比叡「往生際が悪いですよ! みんなが盗まれていて一人だけ盗まれていない! だったらその盗まれなかった人が犯人です!」

    提督(くそっ! また疑われている!)

    ↓2言いくるめろ!

    32 = 21 :

    もし犯人だったらそんなヘマしないぞ

    33 = 26 :

    水着はあったがパンツがなくなってた

    34 = 5 :

    もし、もしもだ俺が犯人だったらその手を使って誰かに擦り付ける

    35 = 25 :

    なんで女物盗むようなやつが男物を盗むんだよ!

    36 :

    男物の水着に盗む価値があると思うか?

    37 :

    財布がなくなっていた

    38 = 17 :

    提督「待て。誰が盗まれてないなんていった?」

    比叡「え?」

    提督「水着はあったといったが盗まれていないなんて一言も言ってない」

    吹雪「……? どういう意味ですか?」

    提督「さっき見たら俺のパンツがなくなっていた」

    「なんですって!?」

    提督「なぜ犯人が俺の水着を盗まなかったは知らんが、パンツは盗まれていた」

    木曽「なるほどな。これで盗まれなかった人が犯人という俺たちの推理は破綻したか」

    比叡「うーん。なかなかいい推理だと思ったのですが」

    提督「だから俺は犯人じゃないって」

    木曽「悪かったよ。そう怒るな。俺とお前の仲じゃないか」

    39 = 17 :

    提督「しっかしまあ犯人はあれか。両刀使いか」

    吹雪「両刀使い?」

    青葉「男も女も両方いけちゃうってことですよ」

    吹雪「え、えー……」

    提督「艦娘だけじゃなく俺のパンツも盗むとは」

    「いや、むしろ艦娘のほうはカモフラージュで司令官のほうが本命。……だったりして」

    提督「ありえるな。ちょっと引くけど」

    木曽「仮にそう考えると俺たち艦娘の誰かが犯人というのも現実味を帯びてきたな」

    提督「ああ」

    40 = 17 :

    こんなところで今日は終わり。付き合ってくれてありがとう

    41 = 17 :

    >>3

    修正
    × 提督「なんだこりゃ。あひどいな。部屋がめちゃくちゃだ」
    ○ 提督「なんだこりゃ。ひどいな。部屋がめちゃくちゃだ」

    42 = 25 :

    乙です

    43 :

    比叡「うーん。頭がこんがらがってきました」

    提督「とりあえず今日のところはもう寝ないか? 夜も遅いしな」

    木曽「賛成だ。みな疲れている。捜査は明日にしよう」

    吹雪「あのー、私寝るところがないんですけど」

    「じゃあ私の部屋にくる? まだベッドに余裕があったと思うから」

    吹雪「ほんと? ありがとう! 暁ちゃん!」

    青葉「……」

    青葉「……」ニヤリ

    44 = 43 :

    (……)

    提督(……)

    提督(危ない場面は何度かあったが)

    提督(何とか乗り切ったか)

    提督(今のところは順調といっていいだろう)

    提督(何せみんな)

    提督(事件が起こったことにすら気付いてないからな)

    45 = 43 :

    提督(最初に言ったように今夜起こった事件の犯人は俺だ)

    提督(事件というのはもちろん吹雪の水着盗難事件のこと……)

    提督(ではない)

    提督(俺が言った事件というのは……)

    提督(今夜起こったもうひとつの事件)

    提督(空母蒼龍失踪事件)

    提督(この事件の犯人は)

    提督(俺だ)


    一日目・終了

    46 = 43 :

    終わり方が半端だったんできりのいいところまで。続きはたぶん夜

    47 :

    提督のパンツを盗む容疑者が多すぎる

    48 :

    提督のパンツは疑いを逸らす為の方便では?と思ったが確かにあり得る事なだけに……うーむ。

    49 :

    というか蒼龍消えたの誰も気づかないのかよw

    50 = 43 :

    提督「……」

    提督「……」フー

    提督「今日もなんとかがんばるか」

    (……)

    「あ! 司令官!」

    提督「ああ、暁か。おはよう」

    「うん! おはよう!」

    提督「朝から元気がいいなお前は。昨日あんなことがあったっていうのに」

    「こんなときこそ元気が大事なのよ!」

    提督「なるほど。そのとおりだな」


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