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    元スレまほ「大洗女子学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」

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    101 :

    ナカジマ「まあ趣味ですからね~」

    まほ「答えになってない」

    ツチヤ「西住さんはカスタマイズしたりしないんですか?車」

    まほ「戦車ならまだしも車は持っていない」

    ホシノ「へー、意外。名家のお嬢様なんだからベンツとか持ってるんだと思ってたよ」

    まほ「そもそも自動車免許を持ってないからな」

     ナカジマ&スズキ&ホシノ&ツチヤ『めんきょ?』

    まほ「えっ」

     ナカジマ&スズキ&ホシノ&ツチヤ『え?』

    まほ「・・・まさか、君達自動車免許は・・・」

     ナカジマ&スズキ&ホシノ&ツチヤ『・・・』

    まほ「・・・」

    スズキ「・・・が、学園艦は私有地だから・・・」セフセフ

    まほ「いやいやいや」

    102 :

    大洗絶対廃校させるマン「ほう・・・」

    103 = 1 :

    ホシノ「で、でも自転車だって免許無しで乗っていいじゃないか!法律上は車両扱いなのに!」

    まほ「言い訳にもならないぞ」

    ナカジマ「ど、どうしよう・・・免許無かったら自動車運転できないのかな・・・」アセアセ

    スズキ「運転できないならどうやって運転すればいいの?」アセアセ

    ツチヤ「自動車部解散かぁ・・・」ガクガク

    まほ「私にいい考えがある」

    ホシノ「!偽造!」

    まほ「違う。勉強して試験に挑み、免許を取ればいい」

    ツチヤ「おおー!その手があったか!」

    ナカジマ「よーし、そうと決まればみんなで試験勉強だ。自動車部なんだから簡単だって」

    ホシノ「スズキ、ネットで試験の問題検索してみて、何か問題だしてみて」

    スズキ「んーと、じゃあいくよー。『救急車が近づいてきたら、道を譲るためでも車線を越えてはいけない』○か×か」

    ホシノ「まる」

    スズキ「ばーつっ」

    ホシノ「!?」

    まほ「これは紗希が思いやられるな・・・」

    104 :

    紗希とばっちり

    105 = 1 :


    スズキ「じゃ、次の問題いくよ。『いついかなる状況であろうと、制限速度を越えて走行してはならない』○か×か」

    ホシノ「フン、こんなのは簡単だ。まる・・・・・・いや、待てよ」

    ホシノ「たとえば私の愛するチームの仲間がケガをしてしまい、命に関わる状況だったとする。一分一秒でも早く病院に向かわなければならないのに、制限速度など守っている場合があるか?」

    ホシノ「いやない!仲間の命がかかっているんだからそれくらい大丈夫に決まってる!きっと法律も勘弁してくれるさ!ということで答えは×だ!」

    スズキ「はい不合格ー」

    ホシノ「・・・」プルプル

    ナカジマ「こりゃ大洗一速い女の異名も返上だねぇ」

    ホシノ「これは問題が悪いんだよ!どんな理由があろうと人命救助を優先しちゃいけないなんておかしいだろ!ていうか普通に制限速度越えてるヤツらバンバンいるし!」

    ツチヤ「まあまあ落ち着いて。2時間後に試験なんだから少しでも時間は無駄にできないスよ。実技の方は皆完璧だし、筆記さえなんとかなれば楽勝ッスよ」

    まほ「私も受けるから一緒に頑張ろう」

    ホシノ「・・・うん、がんばる」

    ナカジマ「偶然にも大洗で運転免許試験があるなんてラッキーだよね」

    スズキ「んじゃ次の問題。『一般道路でニトロエンジンを吹かしてレースをするのはとてもいいことだ』」

    ホシノ「まるっ!」

    スズキ「ばーつっ」

    ホシノ「うおおお~~~!ふざけんなぁ~~~!」ドンガラガッシャ~ン!

    106 = 1 :

     ―運転免許試験会場

     ザワザワザワ・・・

    スズキ「けっこう人いるね」

    ナカジマ「各学園艦で順番に出張試験が開かれてるらしいから、他の学園艦からも試験を受けに来てるんだよ。もし私達が今回落ちたら他の学園艦にまた試験に行かなくちゃだね」

    ホシノ「平気さ、受かるにきまってる」

    ツチヤ「その自信はどこから」

    まほ「まあ全員知識と経験があるのだから何とかなるだろう。では散開して指定された席に向かおう。諸君らの健闘に期待する」ビシッ

    ナカジマ「はっ!了解であります!」ビシッ

    まほ「さて、私の席は~・・・」キョロキョロ


    カチューシャ「今日こそ合格してみせるわ・・・もうノンナにもクラーラにも子供扱いなんてさせない・・・偉大なるカチューシャは車の運転なんてへっちゃらちゃらなんだから!」メラメラ

    まほ「・・・」

    107 :

    次スレは、オープンキャンパスに参加かな?

    108 = 1 :

    まほ「カチューシャ」

    カチューシャ「!?ま、マホーシャ!?どうしてここにいるーシャ!?」

    まほ「それはこちらの台詞だ。なぜお前が大洗にいるーしゃ」

    カチューシャ「な、何故ってそんなの決まってるじゃない!免許よ免許!車の運転免許を手に入れるためよーシャ!」

    まほ「-シャで遊ぶのやめていいか?」

    カチューシャ「仕方ないわね。あなたも試験受けるの?」

    まほ「ああ、まさかカチューシャの後ろの席だとは思いもしなかったが・・・とりあえず、お互いに頑張ろう」

    カチューシャ「ふふん!そうね、まあこの偉大なるカチューシャなら楽勝だけど。この私が認めたマホーシャなら合格して当然よね?カチューシャを失望させないように!」

    まほ「フッ・・・がんばるよ。自分で言うのもなんだが、かなり勉強したからな。自信しかないよ」

     ガラッ

    蝶野「は~いみなさーん席に座ってー。試験官の蝶野でーっす。これから試験をはじるからケータイの電源は切ってねー」

    まほ「カチューシャ、えんぴつ貸して」

    カチューシャ「はぁ!?持ってきてないの!?もうっ、ほんとにおっちょこちょいなんだから・・・」スッ

    蝶野「それではー、試験開始!」

     バッ! カキカキカキ・・・

    カチューシャ(いくわよカチューシャ!16回目の挑戦よ!今度こそ合格してみせる!私はカチューシャよ!いつだってカチューシャなんだから!)カキカキカキ

    まほ(・・・)


    まほ(ぜんぜんわからん)

    109 :

    16回とか心折れるやろ…

    110 :

    夢だけで飯が食えるか!

    111 :

    お姉ちゃんガッデム

    113 :

    カチューシャ「・・・」カキカキカキ・・・

    まほ《・・・・・・カチューシャ》ボソボソ

    カチューシャ「・・・」カキカキカキ・・・

    まほ《カチューシャ》ツンツン

    カチューシャ《ッ!・・・なによ。試験中よ》ボソボソ

    まほ《こたえおしえてくれ》ボソボソ

    カチューシャ《はぁ!?なに言ってるのよ!そんなのダメに決まってるじゃない!》ボソボソ

    まほ《だってわからないんだ》ボソボソ

    カチューシャ《自信しかないとかドヤってたクセになによソレ!ちゃんと勉強してこなかったから悪いんでしょ!》ボソボソ

    蝶野「そこ、テスト中は私語を慎みなさい」

    まほ「今この子にそう言っていたところです」

    カチューシャ「!?」

    114 = 1 :

    蝶野「あんまり喋ってると失格にしますからね」

    まほ「はーい」

    カチューシャ「っ~・・・」ムスッ

    まほ「・・・」

    カチューシャ「・・・」カキカキ

    まほ《・・・カチューシャ、カチューシャ》ツンツン

    カチューシャ「・・・」カキカキ

    まほ《カチューシャ》チクッ

    カチューシャ《痛ゥッ!?・・・いいかげんにしてよ!私が貸してあげたエンピツでブッ刺さないでよ!》ボソボソ

    まほ《こたえおしえてってば》ボソボソ

    カチューシャ《勉強不足で合格しても危ないだけじゃない!ちゃんと勉強して次の試験でがんばりなさい!》ボソボソ

    まほ《西住流に敗北などあってはならない。あるのは勝利のみ》ボソボソ

    カチューシャ《西住の名を地に叩きつけて引きずりまわしてるわよアナタ!》ボソボソ

    蝶野「そこ!私語は慎みなさいと言ったでしょう!」

    まほ「おこられちった」

    カチューシャ「~~~っ!・・・」グヌヌ

    115 :


    クラーラ「クピポ(※ロシア語)」

    ノンナ「はい」

    クラーラ「スッポコペッポコポコポコピー(※ロシア語)」

    ノンナ「そうですね」

    クラーラ「ピーパッパッパラッポ パッパッパラッポ(ロシア語)」

    ノンナ「フフ・・・クラーラ、冗談はよしこさんですよ」

    クラーラ「パーティイカナアカンネン(※ロシア語)」

    ノンナ「フフフッ・・・それは・・・フフフッ、的を射ていますね」

     ガララッ ワイワイガヤガヤ・・・

    ノンナ「さて、どうやら試験が終わったようですね。カチューシャは今度こそ合格しているでしょうか・・・」

    クラーラ「プクク・・・(※ロシア語)」

    カチューシャ「・・・」ズンズン

    ノンナ「同志カチューシャ。それにまほさんも。どうでしたか?試験の結果は」

    カチューシャ「落ちたわよ!」バァン!

    まほ「惜しかったな」

    カチューシャ「マホーシャのせいで失格になったんじゃないの!ぜんぶマホーシャのせいなんだからね!」

    まほ「そうだな。全て私のせいだ。すまん。私が悪かったんだ。私が・・・」

    カチューシャ「いやそういう言い方だとカチューシャが悪者みたいになっちゃうからやめなさい!」

    116 :

    すまねぇロシア語はさっぱりなんだ

    117 = 1 :

    ナカジマ「あ、西住さん~。どうでしたー?」

    まほ「おっこっちゃった」

    ナカジマ「(><)」アチャ~

    まほ「そっちは?」

    ホシノ「落っこったよ!」バァン!

    まほ「(▽ ▽)」アチャ~

    スズキ「私受かった~」イエ~イ

    ツチヤ「私も私も~」イエア~

    ナカジマ「落ちたのはホシノだけなんだー。あ、カっちゃんもダメだった?」

    カチューシャ「うるさいわね!マホーシャが足引っ張ったからよ!」

    ノンナ「カチューシャ、過ぎたことをカチュカチュ言っているよりも、次の試験のために勉強し直す方がいいと思いますよ」

    クラーラ「ピカチュウ」

    ノンナ「クラーラも『カチューシャならやれば出来るピカ』」と言っています

    カチューシャ「日本語で言いなさいよ!」

    ナカジマ「ブルル~ン ブロロブロ~」

    カチューシャ「!?・・・あなたもロシア語しゃべれるの!?」

    ナカジマ「ううん、フィアットエンジンのマネしただけだよ」

    カチューシャ「フリーダムね!」

    118 :

    すロさ

    119 :

    ホシノは黒焚連合初代総長か……
    しかしこのカチューシャかわいそう

    120 :

    カチューシャは西住流家元に受験料返せと言っても許されるな

    121 :

     ―自動車部部室地下秘密基地

    ノンナ「さ、カチューシャ、まほさん、ホシノさん、がんばって勉強しましょう。本日二度目の運転免許試験は二時間後に迫っているのですから」

    まほ「運転免許の試験ってそういうものだったのか」

    スズキ「カっちゃんはどの問題がわからなかったの?」

    カチューシャ「私は勉強は完璧よ!マホーシャが答えを見せろってうるさいから失格扱いにされちゃったの!」

    ツチヤ「西住流なのに卑怯な手は使っちゃダメでしょ~」

    まほ「!・・・答えを訊くのは卑怯なのか・・・戦線状況がわからない時は仲間に通信で訊くのが当然だったからつい・・・」

    カチューシャ「ほんっと戦車脳ね!」

    ナカジマ「ライト兄弟って車キライだったのかなぁ?」

    カチューシャ「マイペースね!」

    スズキ「合格したらココにある車で好きなの一台あげるからガンバってねカっちゃん!」

    カチューシャ「ありがとね!」

    クラーラ「ホンワカパッパ ホンワカパッパ」

    カチューシャ「日本語でいいなさいね!」

    まほ「敵の作戦(試験問題)を探るために偵察を出すというのはどうだろう」

    カチューシャ「普通の女の子になりなさいね!」

    ナカジマ「よくボールが止まって見えるって言うけどボールも私のこと止まって見えるのかなぁ」

    カチューシャ「もう勘弁して!!!」

    122 :

    スネ夫が自慢話してるときに流れる曲やめろwwwwww

    123 :

    大特持ってる人は学科免除じゃろう?

    124 :


    ホシノ「・・・~~~!んがぁー!なんでこんなに覚えることいっぱいあんの!?もう頭の容量が満タンだよ~!」ヌガー

    スズキ「ホシノがキレた」

    カチューシャ「ヤケにならないの。気持はわかるけど逆に言えば運転免許の試験なんて覚えるだけでいいんだから。ほら、ここの問題わかる?」スッ

    ホシノ「・・・○?」

    カチューシャ「そう、正解よ。じゃ、この問題は?」

    ホシノ「・・・う~~~ん・・・ま――」

    カチューシャ「・・・」ジトー

    ホシノ「!・・・ば、×・・・?」

    カチューシャ「!」パァー

    ホシノ「×!この答えは×!」

    カチューシャ「そう!そうよ!正解!やるじゃないの!あなた、自分で思ってるよりやればできるのよ!ね!」バシバシ

    ホシノ「・・・は、ハハハ・・・そ、そっかな~?やっぱアタシってやればできる子なのかな~!」ハハハ

    カチューシャ「そうそう!がんばりなさい!このカチューシャが教えてあげるから一緒に合格しましょう!」

    ホシノ「おおーっ!」

     ツチヤ「さすがプラウダの小さな巨人だね~。人心掌握はお手の物ってカンジだね」

     スズキ「ウチの西住隊長もすごい隊長だけど、また違ったタイプのすごい隊長ってトコかな」

    まほ「カチューシャ、私にも教えてくれ」

    カチューシャ「フンッ!」プイッ

    まほ「ちょ」

    ノンナ「どうやらカチューシャはまほさんに対してまだプンプンしているようですね」

    クラーラ「アッチョンプリケ」

    125 :

    通訳仕事してくれ

    126 :

    まほ「カチューシャ、すまなかった」

    カチューシャ「今更ごめんなさいしても遅いわ!このカチューシャの邪魔をしたんだから!シベリア送りにされないだけありがたいと思いなさい!」

    まほ「今度は邪魔したりしないから。私にも勉強教えてくれ」

    カチューシャ「フン!」

    ツチヤ「あらら・・・女王様は気分屋ですな~」

    ノンナ「カチューシャは一度決めたことをそう簡単に変えたりはしません。まほさんの態度次第ですね」

    クラーラ「デッカクイキロヨ オトコナラ」

    ナカジマ「ロシアでもみかんって食べます?」

    まほ「カチューシャ、君の助けが必要なんだ」

    カチューシャ「!・・・」

    まほ「私一人の力では試験という難敵を撃破できない。援護射撃を要請する」

    カチューシャ「・・・カチューシャが必要なの?」

    まほ「ああ、君にしかできないことだ」

    カチューシャ「っ!・・・も、も~仕方ないわね!偉大なる同志カチューシャがいないとマホーシャはどーしようもないんだから!寛大なカチューシャはマホーシャに手を貸してあげるわ!」ニヨニヨ

    まほ「感謝する」

    ノンナ「やはり同志カチューシャは偉大で寛大でチョロいですね」

    クラーラ「ドテチン」

    127 = 1 :

     ―運転免許試験会場

    ホシノ「よーしやるぞー!本日二度目の試験だ!今度こそ合格してみせる!」グッ

    まほ「準備は万全だ。後は頭に叩き込んだ手順を遂行するのみ」

    カチューシャ「このカチューシャが教えてあげたんだもの、合格するに決まってるわ!そうよね?マホーシャ、ホシノフ」

    ホシノ「あ、ホシーシャとかじゃないんだ」

    スズキ「ガンバレーみんなー」フリフリ

    ツチヤ「フレーフレー!」

    クラーラ「ウッウー!」

    ノンナ「がんばって下さいカチューシャ。合格したらボルシチをおごりますよ」

    カチューシャ「・・・ジャムとサワークリームも付けてね」ニッ


    蝶野「それでは第二次試験をはじめます。試験開始!」

     バッ! カキカキカキ・・・

    ホシノ(・・・お?・・・おお?・・・おおお!?・・・わ、わかるぞ!前回よりもスラスラ解ける!やっぱ私ってやればできる子なんだ!でぇへへへ!)カキカキカキ

    カチューシャ(なんだかずいぶん簡単に感じるわ・・・人に教えるのって自分にとってもより鮮明に頭に残るのね・・・マホーシャとホシノフのおかげってとこかしら・・・)カキカキカキ

    まほ(ぜんぜんわからん)

    128 = 1 :

    >>127

    カチューシャ「・・・ジャムとサワークリームも付けてね」ニッ
     ↓
    カチューシャ「・・・ジャムと紅茶も付けてね」ニッ

     に訂正。サワークリームはビーフストロガノフでしたわ

    129 :

    やっぱり隊ちょ、まほさんを支える人がいないとダメわに!

    131 :

    ノンナ「カチューシャは今度こそ合格するでしょうか・・・」

    クラーラ「チッチキチー」

    ノンナ「そうですね。たとえ何度打ちのめされようと、カチューシャは決してあきらめないでしょう」

    クラーラ「ドリルスナ」

    ノンナ「ええ、同志カチューシャは誰よりも強く、大きな方ですから」

    スズキ「カっちゃんが受かったらどんな車をプレゼントしよっか?クラシックな方がいいかなー。スーパーカーもいいかもね。ガルウィングのヤツとか」

    ツチヤ「自信家だからスンごいのじゃないとね~。モンスタートラックとかもイイかも!」

    ナカジマ「ロボットに変形する車作りたいなー」

    ノンナ「みなさん、カチューシャに合格祝いをくださるのはうれしいのですが、あんまりトンでもないのはやめてください」

    クラーラ「ドリルセンノカ~イ」


     ガララ・・・ ガヤガヤガヤ

    ツチヤ「あ、終わったみたいだよ」

    スズキ「ホシノ!カっちゃん!まほさん!どうだった!?」

    ホシノ「(^^)」ニッコォ~

    カチューシャ「(^^)」ニッコォ~

    まほ「(▽ ▽)・・・」

    スズキ「みなまで言わなくていいよ」

    132 = 1 :

     ―自動車部部部室地下秘密基地

    ホシノ「わーっはっはっは!これが大洗一速い女の実力さー!」ガッハッハ!

    ツチヤ「よかったね~」パチパチパチ

    クラーラ「アメマ!」

    ノンナ「クラーラも祝福しています」

    カチューシャ「このカチューシャにかかれば運転免許なんておちゃのこさいさいなのよ!カーチュカチュカチュカチュ!」ケラケラケラ

    スズキ「それ笑い声なの?」

    まほ「・・・」ズーン

    ナカジマ「落ち込まないでくださいよまほさん。運転免許試験は何度受けたっていいんですから、受かるまでがんばればいいんですよ」

    まほ「・・・ああ」

    カチューシャ「マホーシャ、良かったわね。あなた不合格で正解よ」

    まほ「!」

    ツチヤ「ええっ!それはいくらなんでもヒドイんじゃ・・・」

    カチューシャ「いい?車の運転は命に関わる重大なコトなのよ。交通ルールや常識をちゃんと理解していない人が免許なんか持ってたら、自分だけじゃなくて他人まで巻き込む事故を起こしかねないわ」

    カチューシャ「免許試験は○×問題がほとんどで当てずっぽで合格もできるでしょう。けどそんなんじゃ危ないドライバーになるだけ。しっかり知識を身につけてないんだから、合格しなくて良かったわ」

    まほ「カチューシャ・・・」

    カチューシャ「大事なのは免許を取ることじゃないの。車を運転する知識とルールをキチンと覚えることが大事なのよ。だからちゃんと勉強してがんばりなさい」

    まほ「・・・ああ。そうだな・・・カチューシャの言う通りだ」

    カチューシャ「まっ、ドライブに出かけたかったらこの偉大で寛大で免許も持ってるカチューシャがあなたを助手席に乗せてあげてもいいわよ!カーチュカチュカチュ!」ケラケラ

    ノンナ「ノンナハナハナハ」ケラケラ

    クラーラ「クララララ・・・」ケラケラ

    まほ「プラウダとは・・・」

    133 = 1 :

    スズキ「さあさ、カっちゃん!約束通りご褒美として好きな車をプレゼントするよ!どんなのがお好み?私のオススメは真っ赤なポルシェ」

    カチューシャ「カチューシャが乗る車なんだからスンごいカッコイイのじゃなきゃね」

    ツチヤ「やっぱドリ車がいいよね~!ギュンギュン回るヤツにしよう!」

    ホシノ「いいや、なんといってもスピードこそ最強!フォーミュラーカーがいい!」

    ナカジマ「私が改造したデロリアンをプレゼントするよ。後部からガソリン垂れ流しながら火花散らすように改造してあるから、映画と同じように走った跡に炎の道を作れるよ!」

    カチューシャ「どう考えても危ないじゃない!もっとマトモなオススメはないの?アメリカ産だけど、私はキャデラックがすきよ」

    スズキ「キャディがお好き?結構、じゃあますます好きになるよ。さあさ、どうぞ。キャディのニューモデルだよ」ガチャ

    ツチヤ「カっちゃん背がちいちゃいから車が大きく感じるかもねー」

    カチューシャ「おお、ほんとに大きいわね!おお、ほんとに大きいわね!」

    ホシノ「なんで二回言うんだ?」

    カチューシャ「えへへっ、二回目はコダマよ」

    ノンナ「カチューシャはずいぶんゴキゲンのようですね」

    クラーラ「ヤマピカリャー」

    まほ「いいなあ・・・」ジー

    134 :

    一番好きなのは…

    135 = 1 :

    カチューシャ「ぶるる~ん、ぶろろ~ん、ききーっ」ブンブンブブブン

    ツチヤ「運転ごっこ楽しそう」

    スズキ「快適でしょ?んああ言わないで。シートがビニール、でもレザーなんて見かけだけで夏は熱いわよく滑るわすぐヒビ割れるわ、ろくな事はない。天井もたっぷりあるよ。ノンナさんが乗っても大丈夫」

    ノンナ「どうも」

    スズキ「どうぞ回してみて。エンジン入れてみて」

    カチューシャ「カチュッ」カチンッ ガロロロロ・・・

    スズキ「いい音でしょ?余裕の音だ。馬力が違うね」

    ナカジマ「カっちゃんにピッタリだよ。これにしたら?」

    ホシノ「もっとスピードがほしいなら改造してあげるから」

    ツチヤ「プラウダ式に塗装してあげよっか!」

    カチューシャ「・・・」

    ノンナ「カチューシャ、何か不満があるのですか?」

    カチューシャ「一番の問題は・・・」

    スズキ「なに?」

    カチューシャ「足が届かないの」

    スズキ「あっ・・・」

     ナカジマ「・・・えーっと」 ホシノ「それは・・・」 ツチヤ「どうしようも・・・」

    カチューシャ「・・・」

    まほ「当分運転ごっこで我慢するしかないな」

    クラーラ「ダッフンダ」

    136 :

    ブレーキアクセルくらい改造できそうなのにな

    137 = 1 :

    今回はここまでで

    全然関係ない唐突な話だけど、劇場版ガルパンの大学選抜戦序盤でアンチョビ達が偵察(「地毛だ!」のとこ)で、敵を発見したアンチョビの

     アンチョビ「敵集団発見!ゆっくり横一列で進んできている!」

    の言い方がカッコイイのと、203奪取した後カール自走臼砲の砲撃シーンで、赤星パンターがやられるとこで、まほの

     まほ「三発目が来る前に前進しろ!」

    の言い方がえげつないくらいかっこよくて好きです

    138 :

    ブレーキやアクセルを手元のパネルで操作できるような補助装置もあるが、基本的に身障者用で福祉車両扱いになるので、勝手に装備すると取り締まられるらしい。
    まあ公道を堂々と女子高生が運転する戦車が走ってるガルパン世界の道交法は全くもって計り知れんが。

    139 :

    >>137
    地毛のやりとりすき

    140 :

    おかしいないま俺が書こうとしたことかかれたわ
    あれとうおおおおおこっちみてるぞぉぉぉおおおおがやばい

    141 :

    以前勤めていた会社に自衛隊で戦車乗ってたって人がいて、その人軌装車輌の免許はあるけど
    普通免許持ってないから車の運転ができなかったなあ。免許証に「キャタピラ車に限る」って
    書いてあったけど。

    142 :

    >>141
    履帯付きの普通車に乗るしかないな

    143 :

    カチューシャwww

    144 :

    戦車乗りの免許

    /nox/remoteimages/11/1f/4f57b36baae3b82e969fcf887ed2.jpeg

    145 :

    >>138 >>141
    このシリーズ毎度だれかが色んな知識教えてくれるから勉強になるね

    >>144
    ホンマなんや・・・

    146 = 1 :

     非常ベル<ウーウーウーウー!

    まほ「何か鳴ってる」

    ナカジマ「非常警報だ!みんな!すぐに脱出ポッドに!」

    まほ「だっしゅつポッド」

    スズキ「こっちのトイレが脱出用の非常口なんだ。地上の電話ボックスに繋がってる。ボタンを押すとぎゅーんって行くんだよ。これに乗って地下基地から出よう」

    カチューシャ「ちょっとちょっと、いきなりなんなのよコレ!警報が鳴ったと思ったらトイレから逃げろだなんて・・・」

    ホシノ「とうとう嗅ぎつかれたって訳だよ。奴らに見つからないように地下に秘密基地を作ったのに」

    ツチヤ「とにかく早く逃げよう!ほらほら、あとがつかえてるんだから」ギュウギュウ

    カチューシャ「ぐえっ!押しこまないで!カチューシャは逃げたりしないのに!」ギュウギュウ

    ノンナ「この人数では少々キツイかと・・・」ギュウギュウ

    クラーラ「ニャンパスー」

    ナカジマ「まほさんも早く!ほら、まだ一人分――」

     ウィーン

    ナカジマ「!?まほさん!どうして扉を・・・」

    まほ「私は残る。君達だけで逃げろ」ポチ

    ナカジマ「まほさーーーん!」ボッシューーーーート

    まほ「・・・これで皆は脱出できた。この地下基地に誰が押し入ろうとしているのか知らんが・・・私が相手をしてやろう」


     ガン!ガン!ガン! ドガァ! ドタバタドタバタ!

    そど子「無駄な抵抗はやめなさい!大洗風紀委員よ!」ピピー

    まほ「えっ」

    147 = 1 :

    ゴモヨ「西住まほさん以外は誰もいないようだよ」

    そど子「もぬけのカラってわけね・・・またも取り逃がしたわ!」クッ

    まほ「何がどうなっているのか説明してくれないか」

    そど子「私達風紀委員は大洗の風紀と治安と安全を守る組織よ。その風紀を乱す者達は生かしておけないわ!」

    まほ「えっ」

    パゾ美「自動車部はここ最近、毎週金曜の夜に公道で賭けレースをしている・・・なんとかシッポを掴もうと日夜追いかけてるんですけど・・・」

    そど子「せっかく隠れ家を見つけたのにまた逃げられたわ!くやしぃーッ!」ダァン!

    まほ「普通に授業で出会うんじゃないのか」

    そど子「そんなんじゃダメなのよ!正々堂々と捕まえなきゃ!私達は正義の風紀委員よ!授業時間中に捕まえるなんて、試合外で奇襲をしかけるのと同じくらい卑怯なことなの!」

    まほ「ルールがわからん」

    そど子「とにかく西住まほさん!私達に協力してもらうわよ!カモさんチームに編入し、尚且つ風紀委員として正義の鉄槌を振るってもらうわ!」

    まほ「風紀委員・・・私がか」

    ゴモヨ「あ、そんなに悪いものじゃないですよ」

    パゾ美「正義の名のもとにやりたい放題できるし」

    まほ「えっ」

    148 :

    風紀ヤクザ…

    149 :

    真っ赤なポルシェのせいで再び感じる昭和

    150 :

    緑の仲を駆け抜ける真っ赤なポルシェ


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