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元スレナツメ「レッドが指名手配!?」
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翌日 ヤマブキシティ
クロイロ「グリーンが店に入っていきました」
ナツメ「それじゃあ私も行きます」
クロイロ「まだ13時までは3分ありますよ」
ナツメ「3分ぐらいいいですよ」
ナツメ「私はグリーンの真後ろに座りますから、ちゃんと見ててくださいよ」
クロイロ「はい」
クロイロ「グリーンが店に入っていきました」
ナツメ「それじゃあ私も行きます」
クロイロ「まだ13時までは3分ありますよ」
ナツメ「3分ぐらいいいですよ」
ナツメ「私はグリーンの真後ろに座りますから、ちゃんと見ててくださいよ」
クロイロ「はい」
店員「いらっしゃいませー」
ナツメ「……」キョロキョロ
ナツメ「いた…」
グリーン「…あいつ遅えな」
ナツメ「アローラチャンピオンのヨウ君なら来ませんよ」
グリーン「?…なんだ」
ナツメ「振り向かないでください、そのまま動かない方がいいですよ」
ナツメ「……」キョロキョロ
ナツメ「いた…」
グリーン「…あいつ遅えな」
ナツメ「アローラチャンピオンのヨウ君なら来ませんよ」
グリーン「?…なんだ」
ナツメ「振り向かないでください、そのまま動かない方がいいですよ」
グリーン「お前は誰だ、それにヨウが来ないってどういうことだ」
ナツメ「私はロケット団です」
グリーン「なんだとっ!?」
ナツメ「大声を出さないでください」
ナツメ「大声だけじゃありません、今からは私の許可なく指一本動かすことも許しません」
グリーン「…ヨウはどうした」
ナツメ「さあどうなったんでしょうねえ」
グリーン「てめえ…」
ナツメ「私はロケット団です」
グリーン「なんだとっ!?」
ナツメ「大声を出さないでください」
ナツメ「大声だけじゃありません、今からは私の許可なく指一本動かすことも許しません」
グリーン「…ヨウはどうした」
ナツメ「さあどうなったんでしょうねえ」
グリーン「てめえ…」
グリーン「…何が目的だ」
ナツメ「わかりやすくていいですね」
ナツメ「私はただレッドについて知りたいだけです」
グリーン「レッドの?」
グリーン「ああ、それなら…」
グリーン「あいつはマサラタウン出身の男で、今は20歳だな」
ナツメ「そんなこと知ってるに決まってるでしょ、ふざけたこと言ってると…」
グリーン「レッドは俺の親友だ」
グリーン「いくら脅されたところでお前みたいなどこの誰だかわかんねえやつには教えることなんか何にもねえよ」
ナツメ「わかりやすくていいですね」
ナツメ「私はただレッドについて知りたいだけです」
グリーン「レッドの?」
グリーン「ああ、それなら…」
グリーン「あいつはマサラタウン出身の男で、今は20歳だな」
ナツメ「そんなこと知ってるに決まってるでしょ、ふざけたこと言ってると…」
グリーン「レッドは俺の親友だ」
グリーン「いくら脅されたところでお前みたいなどこの誰だかわかんねえやつには教えることなんか何にもねえよ」
ナツメ「そう、じゃあ知ってるやつならいいのかしら?」
ナツメ「例えば私とか」
グリーン「…!?」
ナツメ「どうせヨウ君は来ないし、前座るわね」
グリーン「ナツメ、今までどこに」
ナツメ「さっき言ったでしょ、ロケット団だって」
グリーン「お前本当に…」
ナツメ「動かないでって言ったでしょ」
ナツメ「私のほかにも仲間が今あなたを狙ってる、いくらあなたでも複数人じゃ勝ち目はないわ」
ナツメ「しぬわよ」
ナツメ「例えば私とか」
グリーン「…!?」
ナツメ「どうせヨウ君は来ないし、前座るわね」
グリーン「ナツメ、今までどこに」
ナツメ「さっき言ったでしょ、ロケット団だって」
グリーン「お前本当に…」
ナツメ「動かないでって言ったでしょ」
ナツメ「私のほかにも仲間が今あなたを狙ってる、いくらあなたでも複数人じゃ勝ち目はないわ」
ナツメ「しぬわよ」
グリーン「…レッドのことか?」
ナツメ「ええ、あなたが知っていること全部」
グリーン「なんでロケット団に入った?」
ナツメ「話をそらさないで」
グリーン「…今俺が教えたところでお前にレッドを助けられるのか?」
グリーン「言っておくがレッドはもうリーグに捕まってるはずだ」
グリーン「そこから助け出そうということは少なくともジムリーダー、四天王、チャンピオンどもを全部敵にするってことだぞ」
ナツメ「…そんなの私がロケット団にいる時点で全員敵よ」
ナツメ「それにできるできないじゃなくてやらないとだめなの」
ナツメ「もしレッドと二度と会えない結果になったとしても」
ナツメ「ええ、あなたが知っていること全部」
グリーン「なんでロケット団に入った?」
ナツメ「話をそらさないで」
グリーン「…今俺が教えたところでお前にレッドを助けられるのか?」
グリーン「言っておくがレッドはもうリーグに捕まってるはずだ」
グリーン「そこから助け出そうということは少なくともジムリーダー、四天王、チャンピオンどもを全部敵にするってことだぞ」
ナツメ「…そんなの私がロケット団にいる時点で全員敵よ」
ナツメ「それにできるできないじゃなくてやらないとだめなの」
ナツメ「もしレッドと二度と会えない結果になったとしても」
グリーン「……」
グリーン「なんでそんなにレッドを助けたいんだ?」
ナツメ「レッドは友達だし…」
グリーン「だけ?」
ナツメ「だけ」
グリーン「ほんとに?」
ナツメ「ほんとに…ってなんの話してんの!」
グリーン「なんかあやしいからな」
グリーン「そーいや、最初にレッドの場所探してもらおうと思った時もなんであいつが修行してるってわかったんだ?」
ナツメ「え?」
グリーン「だってあん時のあいつは俺とか以外には何にも言わず行っちゃったんだぜ」
ナツメ「そ、それはレッドならそうかなと思って」
グリーン「なんでそんなにレッドを助けたいんだ?」
ナツメ「レッドは友達だし…」
グリーン「だけ?」
ナツメ「だけ」
グリーン「ほんとに?」
ナツメ「ほんとに…ってなんの話してんの!」
グリーン「なんかあやしいからな」
グリーン「そーいや、最初にレッドの場所探してもらおうと思った時もなんであいつが修行してるってわかったんだ?」
ナツメ「え?」
グリーン「だってあん時のあいつは俺とか以外には何にも言わず行っちゃったんだぜ」
ナツメ「そ、それはレッドならそうかなと思って」
グリーン「レッドならそうって言ってもさ、あいつが旅立ってシロガネ山に籠るまでに会うのってさ2回ぐらいじゃないの?」
グリーン「ジム戦するときと、チャンピオンになったよーって挨拶するときぐらいだよね」
グリーン「もしかしてちょくちょく会ってた?もっと言えばシロガネ山でも会ってたりした?」
ナツメ「…状況わかってる?」
ナツメ「ふざけたこと言ってると死んじゃうかもしんないのよ」
ナツメ「私本気よ」
グリーン「いやそれはない…お前には無理だな」
グリーン「ジム戦するときと、チャンピオンになったよーって挨拶するときぐらいだよね」
グリーン「もしかしてちょくちょく会ってた?もっと言えばシロガネ山でも会ってたりした?」
ナツメ「…状況わかってる?」
ナツメ「ふざけたこと言ってると死んじゃうかもしんないのよ」
ナツメ「私本気よ」
グリーン「いやそれはない…お前には無理だな」
グリーン「わざわざ俺に直接聞きにきたってことはもうお前にはレッドのことを知る方法がないんじゃないのか?」
グリーン「それにお前がナツメってわかった時点で俺の考えてることを読むのは無理だしな」
ナツメ「そのフーディンね…」
グリーン「そっ、俺のフーディンはボールの中からでもお前の超能力を妨害できる」
グリーン「最後にレッドは自分のためにロケット団に入ってるなんて知ったら悲しむよ」
ナツメ「それはもうレッドも知ってる」
グリーン「あ、そうなの?」
ナツメ「でも最初の二つは本当だから教えてもらわないと困る、お願い」
グリーン「それにお前がナツメってわかった時点で俺の考えてることを読むのは無理だしな」
ナツメ「そのフーディンね…」
グリーン「そっ、俺のフーディンはボールの中からでもお前の超能力を妨害できる」
グリーン「最後にレッドは自分のためにロケット団に入ってるなんて知ったら悲しむよ」
ナツメ「それはもうレッドも知ってる」
グリーン「あ、そうなの?」
ナツメ「でも最初の二つは本当だから教えてもらわないと困る、お願い」
グリーン「そーだなー、どーしよっかなー」
ナツメ「……」
グリーン「そんな怖い顔すんなよ」
グリーン「じゃあ俺に何もしないってんならいいよ」
ナツメ「わかった」
グリーン「ああ、そうだ!お前とレッドの昔の話聞きたいな」
ナツメ「昔のって…?」
グリーン「ナツメとレッドのジム戦が終わったぐらいからかな」
グリーン「もうそん時ぐらいから仲良かったの?」
ナツメ「別に…」
グリーン「詳しく聞きてえなー」
ナツメ「詳しくってほんとに昔のレッドは無口だから、それほど…」
グリーン「ほんとかよ、ちゃんと話せよ」
グリーン「もっっと詳しく話さないと教えねえ、一応ロケット団なんだからそれぐらいしてもらわないと」
ナツメ「……」
ナツメ「じゃあちょっと長いけど…」
ナツメ「……」
グリーン「そんな怖い顔すんなよ」
グリーン「じゃあ俺に何もしないってんならいいよ」
ナツメ「わかった」
グリーン「ああ、そうだ!お前とレッドの昔の話聞きたいな」
ナツメ「昔のって…?」
グリーン「ナツメとレッドのジム戦が終わったぐらいからかな」
グリーン「もうそん時ぐらいから仲良かったの?」
ナツメ「別に…」
グリーン「詳しく聞きてえなー」
ナツメ「詳しくってほんとに昔のレッドは無口だから、それほど…」
グリーン「ほんとかよ、ちゃんと話せよ」
グリーン「もっっと詳しく話さないと教えねえ、一応ロケット団なんだからそれぐらいしてもらわないと」
ナツメ「……」
ナツメ「じゃあちょっと長いけど…」
約10年前 ヤマブキジム
ジムトレ1「そこまで!勝者チャレンジャーレッド!」
ナツメ「ふぅ…負けちゃった、強いわねあなた」
レッド「……」ぺこっ
ナツメ「じゃあこれが私に勝った証のゴールドバッジ、それとこの技マシンも」
レッド「……」
ナツメ「どうしたの?受け取らないの?」
レッド「……」スッ
ナツメ「?」
レッド「ご飯粒ついてますよ…」ぼそっ
ナツメ「えっ…?」
ジムトレ1「そこまで!勝者チャレンジャーレッド!」
ナツメ「ふぅ…負けちゃった、強いわねあなた」
レッド「……」ぺこっ
ナツメ「じゃあこれが私に勝った証のゴールドバッジ、それとこの技マシンも」
レッド「……」
ナツメ「どうしたの?受け取らないの?」
レッド「……」スッ
ナツメ「?」
レッド「ご飯粒ついてますよ…」ぼそっ
ナツメ「えっ…?」
ナツメ「えっ…えっ…」
レッド「逆…」スッ ポロッ
レッド「とれた…」
ナツメ「あ…ありがと…もうっ!?」
レッド「ごはん残しちゃだめですよ…」
ナツメ「えっ…と…」
レッド「……」
レッド「逆…」スッ ポロッ
レッド「とれた…」
ナツメ「あ…ありがと…もうっ!?」
レッド「ごはん残しちゃだめですよ…」
ナツメ「えっ…と…」
レッド「……」
現在
ナツメ「こんな感じだったはず…」
グリーン「……」
グリーン「はぁ?」
グリーン「なんであいつはそんなことするんだよ」
グリーン「人の頬についてるご飯粒とって口に突っ込むって」
ナツメ「言ったからいいでしょ、教えてよ」
グリーン「だめだめ」
ナツメ「なんでよ」
グリーン「今のがきっかけで仲良くなったと思えない、もっとだ」
ナツメ「はぁ…」
ナツメ「こんな感じだったはず…」
グリーン「……」
グリーン「はぁ?」
グリーン「なんであいつはそんなことするんだよ」
グリーン「人の頬についてるご飯粒とって口に突っ込むって」
ナツメ「言ったからいいでしょ、教えてよ」
グリーン「だめだめ」
ナツメ「なんでよ」
グリーン「今のがきっかけで仲良くなったと思えない、もっとだ」
ナツメ「はぁ…」
約10年前 タマムシデパート屋上
レッド「……」ピッ ガコンッ ぷしゅ ごくごく
レッド「……」ごくごく
レッド「なくなった…」
ナツメ「あれ、レッド君?」
レッド「ナツメさん…」
レッド「俺のこと覚えてたんですね…」
ナツメ「ええ、もちろんよ、だってあなたは(悪い意味で)一番印象の強いトレーナーだったから」
レッド「……」
レッド「……」ピッ ガコンッ ぷしゅ ごくごく
レッド「……」ごくごく
レッド「なくなった…」
ナツメ「あれ、レッド君?」
レッド「ナツメさん…」
レッド「俺のこと覚えてたんですね…」
ナツメ「ええ、もちろんよ、だってあなたは(悪い意味で)一番印象の強いトレーナーだったから」
レッド「……」
レッド「ナツメさんは何しにここに…?」
ナツメ「年もそんなに変わんないんだし、さんなんてつけなくていいわよ、もちろん敬語もいらない」
ナツメ「君は少し変わってるけど、いいお友達になれそうだから」
レッド「……」
ナツメ「私はねたまーにだけど海が見たくなるの」
ナツメ「結構ジムって忙しくて直接海まではなかなか行けないの」
ナツメ「でもこのデパート屋上からなら海がよく見えるから週一ぐらいでここに来るの」
レッド「……」
ナツメ「そういやレッド君はバッジ何個集まったの?」
レッド「7つ…」
ナツメ「すごいじゃない、あと一つね、がんばって!」
レッド「うん…」
ナツメ「さて、そろそろ戻らないと、ほんとにちょっとしか見る時間ないのよね」
レッド「あ…」
ナツメ「どうしたの?」
レッド「俺にも君ってつけないくていい…」
ナツメ「わかった、またねレッド」
ナツメ「年もそんなに変わんないんだし、さんなんてつけなくていいわよ、もちろん敬語もいらない」
ナツメ「君は少し変わってるけど、いいお友達になれそうだから」
レッド「……」
ナツメ「私はねたまーにだけど海が見たくなるの」
ナツメ「結構ジムって忙しくて直接海まではなかなか行けないの」
ナツメ「でもこのデパート屋上からなら海がよく見えるから週一ぐらいでここに来るの」
レッド「……」
ナツメ「そういやレッド君はバッジ何個集まったの?」
レッド「7つ…」
ナツメ「すごいじゃない、あと一つね、がんばって!」
レッド「うん…」
ナツメ「さて、そろそろ戻らないと、ほんとにちょっとしか見る時間ないのよね」
レッド「あ…」
ナツメ「どうしたの?」
レッド「俺にも君ってつけないくていい…」
ナツメ「わかった、またねレッド」
一週間後
レッド「……」ピッ ガコンッ ぷしゅ ごくごく
レッド「……」ごくごく
レッド「なくなった…」
レッド「……」
ナツメ「レッド?」
レッド「…偶然」
レッド「今日も海…?」
ナツメ「うん」
レッド「……」ピッ ガコンッ ぷしゅ ごくごく
レッド「……」ごくごく
レッド「なくなった…」
レッド「……」
ナツメ「レッド?」
レッド「…偶然」
レッド「今日も海…?」
ナツメ「うん」
ナツメ「最近いいこと少なくて、嫌なことが多いのよね」
ナツメ「でもあの広い海を見ると少しだけどスーッとするの」
レッド「……」
ナツメ「レッドはいいことあった?」
レッド「……」がさごそ
ナツメ「えっこれ」
レッド「全部そろった…」
ナツメ「すごいじゃない!もう私より強いかもしれないわね」
レッド「……//」
ナツメ「でもあの広い海を見ると少しだけどスーッとするの」
レッド「……」
ナツメ「レッドはいいことあった?」
レッド「……」がさごそ
ナツメ「えっこれ」
レッド「全部そろった…」
ナツメ「すごいじゃない!もう私より強いかもしれないわね」
レッド「……//」
3年後
レッド「……」ピッ ガコンッ ぷしゅ ごくごく
レッド「……」ごくごく
レッド「はぁ…」
ナツメ「ため息なんかついてどうしたの?」
レッド「うわっ、びっくりした」
ナツメ「お待たせ」
レッド「今日は来ないかと思っちゃった」
レッド「……」ピッ ガコンッ ぷしゅ ごくごく
レッド「……」ごくごく
レッド「はぁ…」
ナツメ「ため息なんかついてどうしたの?」
レッド「うわっ、びっくりした」
ナツメ「お待たせ」
レッド「今日は来ないかと思っちゃった」
ナツメ「ねえレッド」
レッド「ん?」
ナツメ「あまり迷わないで自分が本当にやりたいことをやった方がいいよ」
レッド「?」
ナツメ「超能力を使わなくてもあなたが何を考えてるかだいたいわかるわ」
レッド「……」
レッド「その、聞いてもらってもいいかな?」
ナツメ「うん、いいよ」
レッド「実はチャンピオンやめようと思って…」
ナツメ「そう」
レッド「ん?」
ナツメ「あまり迷わないで自分が本当にやりたいことをやった方がいいよ」
レッド「?」
ナツメ「超能力を使わなくてもあなたが何を考えてるかだいたいわかるわ」
レッド「……」
レッド「その、聞いてもらってもいいかな?」
ナツメ「うん、いいよ」
レッド「実はチャンピオンやめようと思って…」
ナツメ「そう」
レッド「驚かないの?」
ナツメ「あなたのことだからチャンピオンは退屈だとかもっと強くなりたいとかいう理由でしょ」
レッド「せ、正解…」
レッド「超能力使ってないの?」
ナツメ「うん、でもわかるよ」
レッド「やめていいのかな…?」
ナツメ「あなたはもうやめても後悔しないんでしょ?」
レッド「…うん」
ナツメ「あなたのことだからチャンピオンは退屈だとかもっと強くなりたいとかいう理由でしょ」
レッド「せ、正解…」
レッド「超能力使ってないの?」
ナツメ「うん、でもわかるよ」
レッド「やめていいのかな…?」
ナツメ「あなたはもうやめても後悔しないんでしょ?」
レッド「…うん」
ナツメ「やめたらどうするの?」
ナツメ「というよりどこ行くの?」
ナツメ「その、もし…もしもだけど決まってないんなら」
レッド「シロガネ山に行こうかなと思ってる…」
ナツメ「そ…そう…決まってるんだったらね…」
ナツメ「いつやめるの?」
レッド「今から言いに行こうと思う」
レッド「それでそのままシロガネ山に行くつもり」
ナツメ「だったら…」
ナツメ「というよりどこ行くの?」
ナツメ「その、もし…もしもだけど決まってないんなら」
レッド「シロガネ山に行こうかなと思ってる…」
ナツメ「そ…そう…決まってるんだったらね…」
ナツメ「いつやめるの?」
レッド「今から言いに行こうと思う」
レッド「それでそのままシロガネ山に行くつもり」
ナツメ「だったら…」
現在
ナツメ「…って感じかな」
グリーン「…なんか最後きれてない?」
ナツメ「ああ、普通にがんばってって言っただけ」
グリーン「ええ…なんかあっただろ」
ナツメ「ない、早くレッドのこと教えなさい」
グリーン「あとレッドの『…』があきらかに減る過程が知りたいな」
ナツメ「……」
グリーン「ああ…いいかな、もう十分聞けたし」
ナツメ「…って感じかな」
グリーン「…なんか最後きれてない?」
ナツメ「ああ、普通にがんばってって言っただけ」
グリーン「ええ…なんかあっただろ」
ナツメ「ない、早くレッドのこと教えなさい」
グリーン「あとレッドの『…』があきらかに減る過程が知りたいな」
ナツメ「……」
グリーン「ああ…いいかな、もう十分聞けたし」
グリーン「レッドはチャンピオンたちによってリーグ本部からシンオウ地方のテンガン山まで運ばれる」
グリーン「テンガン山の頂上には槍の柱っていう神殿の遺跡がある」
グリーン「そこで何かするんだろうな」
ナツメ「それはいつなの?」
グリーン「ヨウの電話じゃ一日延期されたって言ってたし、明日だな」
ナツメ「えっ!?」
ナツメ「あれだったの…」
ナツメ「じゃあ今じゃないの!」
グリーン「テンガン山の頂上には槍の柱っていう神殿の遺跡がある」
グリーン「そこで何かするんだろうな」
ナツメ「それはいつなの?」
グリーン「ヨウの電話じゃ一日延期されたって言ってたし、明日だな」
ナツメ「えっ!?」
ナツメ「あれだったの…」
ナツメ「じゃあ今じゃないの!」
グリーン「えっ今!?」
ナツメ「あんなの私が仕組んだことってわかるでしょうが!」
ナツメ「なのにダラダラと話させて!」
グリーン「ダラダラと話してたのお前だろ!」
ナツメ「私のせいにする気!?」ぎにぃぃ
グリーン「いだだだだだだだだ!ひっぱんだ!」
ナツメ「こんなことしていられない、シンオウまで行かれたらめんどうだわ」
グリーン「今から行くのか?行ってもどうにもできないだろ」
ナツメ「方法があるから行くんでしょ…」
ナツメ「あんなの私が仕組んだことってわかるでしょうが!」
ナツメ「なのにダラダラと話させて!」
グリーン「ダラダラと話してたのお前だろ!」
ナツメ「私のせいにする気!?」ぎにぃぃ
グリーン「いだだだだだだだだ!ひっぱんだ!」
ナツメ「こんなことしていられない、シンオウまで行かれたらめんどうだわ」
グリーン「今から行くのか?行ってもどうにもできないだろ」
ナツメ「方法があるから行くんでしょ…」
ポケモンリーグ本部
レッド「あー、あー」
レッド「どうもみなさんこんばんはー」
レッド「なんか俺自分に関する記憶のほとんどなくなっちゃったみたいなんですよー」
レッド「でもみんなは俺のことレッドって呼ぶんで、たぶん名前はレッドっていいまーす」
レッド「最近あったことは、ごねてたら目隠しとってくれましたー」
レッド「それと正面の牢に人が入りました」
レッド「目がめちゃくちゃ細い俺より少し年上の男です」
レッド「でもぐったりして全く動きません」
レッド「あれ生きてるのかどうかも謎だ」
レッド「あー、あー」
レッド「どうもみなさんこんばんはー」
レッド「なんか俺自分に関する記憶のほとんどなくなっちゃったみたいなんですよー」
レッド「でもみんなは俺のことレッドって呼ぶんで、たぶん名前はレッドっていいまーす」
レッド「最近あったことは、ごねてたら目隠しとってくれましたー」
レッド「それと正面の牢に人が入りました」
レッド「目がめちゃくちゃ細い俺より少し年上の男です」
レッド「でもぐったりして全く動きません」
レッド「あれ生きてるのかどうかも謎だ」
アクロマ「まったく…うるさいですね」
レッド「あ、どうも!こんにちはー!」
アクロマ「…そうやって頭がおかしくなったら自分に用はなくなり解放される」
アクロマ「そんなことを考えてるんじゃないですか?」
レッド「…ちっばれてたのか」ぼそっ
レッド「じゃあそこまでわかるなら早く出してくれよ!」
アクロマ「いいですよ」
レッド「え、マジで!?」
レッド「あ、どうも!こんにちはー!」
アクロマ「…そうやって頭がおかしくなったら自分に用はなくなり解放される」
アクロマ「そんなことを考えてるんじゃないですか?」
レッド「…ちっばれてたのか」ぼそっ
レッド「じゃあそこまでわかるなら早く出してくれよ!」
アクロマ「いいですよ」
レッド「え、マジで!?」
レッド「いやー、やっとわかってくれたんだなー」
アクロマ「というより出てもらわないと困るんですがね」ガチャ
レッド「…あれ、あのまだ椅子に固定されたままなんですけど」
ワタル「牢からは出すが、その後逃げられる可能性があるからな」
レッド「あ、マントの人」
ワタル「俺はワタ」
アクロマ「あなたが来たということは早くしろと言っているのですね」
アクロマ「彼は昔からせっかちすぎる、今来たばかりだというのに」
アクロマ「ん?今は彼女ですか」
アクロマ「というより出てもらわないと困るんですがね」ガチャ
レッド「…あれ、あのまだ椅子に固定されたままなんですけど」
ワタル「牢からは出すが、その後逃げられる可能性があるからな」
レッド「あ、マントの人」
ワタル「俺はワタ」
アクロマ「あなたが来たということは早くしろと言っているのですね」
アクロマ「彼は昔からせっかちすぎる、今来たばかりだというのに」
アクロマ「ん?今は彼女ですか」
ワタル「それは外見だけの話だろ」
アクロマ「たしかに、本体は変わってませんからね」
レッド「?」
アクロマ「おっと、こんな話をしてる場合じゃなかったですね」
アクロマ「さあ行きましょう」
レッド「だからちょっと、椅子から離れさせて!」
レッド「背中かゆい!」
アクロマ「我慢してください」
アクロマ「それ以上騒ぐのなら口もふさがなければいけませんよ」
アクロマ「たしかに、本体は変わってませんからね」
レッド「?」
アクロマ「おっと、こんな話をしてる場合じゃなかったですね」
アクロマ「さあ行きましょう」
レッド「だからちょっと、椅子から離れさせて!」
レッド「背中かゆい!」
アクロマ「我慢してください」
アクロマ「それ以上騒ぐのなら口もふさがなければいけませんよ」
???「アクロマ」
アクロマ「…やれやれ、ワタルさんの次は本人が来ましたか」
アクロマ「もう連れて来てますよ」
???「そんなことは見ればわかります」
アクロマ「ではなんの用で?」
???「今までどこかにいた図鑑所有者のうち二人がカントーに入ったとのことです」
アクロマ「ええ、そんなことならわたくしも知っています」
???「知っているなら、何か対策をしなさい」
???「図鑑所有者どもは全員といっていいほどレッドの味方です」
???「そんなことはわかっているはずでしょう」
アクロマ「…やれやれ、ワタルさんの次は本人が来ましたか」
アクロマ「もう連れて来てますよ」
???「そんなことは見ればわかります」
アクロマ「ではなんの用で?」
???「今までどこかにいた図鑑所有者のうち二人がカントーに入ったとのことです」
アクロマ「ええ、そんなことならわたくしも知っています」
???「知っているなら、何か対策をしなさい」
???「図鑑所有者どもは全員といっていいほどレッドの味方です」
???「そんなことはわかっているはずでしょう」
アクロマ「あなた自身でどうにかしなくていいんですか?」
???「…どういうことですか」
アクロマ「カントーに来た図鑑所有者の一人はトウヤ君だそうじゃないですか」
レッド(トウヤ…そういやあの時目が覚めた時にそんなやつが…)
???「ええ、そうですね」
レッド「ねーねー、おねーさん」
レッド「なんかよくわかんないけど、そいつらに手は出さないでもらえる?」
???「あなたがおとなしく言うことを聞いてくれれば出す必要がないんですよ」
レッド「おおやさしい、じゃあおとなしくしてる」
???「…どういうことですか」
アクロマ「カントーに来た図鑑所有者の一人はトウヤ君だそうじゃないですか」
レッド(トウヤ…そういやあの時目が覚めた時にそんなやつが…)
???「ええ、そうですね」
レッド「ねーねー、おねーさん」
レッド「なんかよくわかんないけど、そいつらに手は出さないでもらえる?」
???「あなたがおとなしく言うことを聞いてくれれば出す必要がないんですよ」
レッド「おおやさしい、じゃあおとなしくしてる」
???「ただし」
レッド「?」
???「こちらは何もしなくても向こうから何かした場合は知りませんがね」
レッド「……」
アクロマ「あなたが何もしなにのなら後は全てわたくしがやっておきましょう」カキカキ
アクロマ「ワタルさん、すみませんがこれをラムダに渡してきてもらえますか」
ワタル「なんだこれは?」
アクロマ「ただ指示を書いただけです」
アクロマ「ああ、中は見ないでくださいね、一応極秘ということにしてますから」
アクロマ「急いでくださいね、あなたが戻ってきたらすぐ出発しますよ」
レッド「?」
???「こちらは何もしなくても向こうから何かした場合は知りませんがね」
レッド「……」
アクロマ「あなたが何もしなにのなら後は全てわたくしがやっておきましょう」カキカキ
アクロマ「ワタルさん、すみませんがこれをラムダに渡してきてもらえますか」
ワタル「なんだこれは?」
アクロマ「ただ指示を書いただけです」
アクロマ「ああ、中は見ないでくださいね、一応極秘ということにしてますから」
アクロマ「急いでくださいね、あなたが戻ってきたらすぐ出発しますよ」
一時間後
トウヤ「ねえ、なんでリーグに来たの?」
コトネ「レッドさんの捜索にあんたを倒した科学者にリベンジ、それにトウコとN君も探さなきゃいけない」
コトネ「これら全部をやるのにあって困らない、むしろあるべきもの」
コトネ「それは戦力!」
トウヤ「なんで?よくわかんない」
コトネ「だからまずはあんたのキュレムを取り戻さないと」
トウヤ「えっ無視ですか?」
トウヤ「ねえ、なんでリーグに来たの?」
コトネ「レッドさんの捜索にあんたを倒した科学者にリベンジ、それにトウコとN君も探さなきゃいけない」
コトネ「これら全部をやるのにあって困らない、むしろあるべきもの」
コトネ「それは戦力!」
トウヤ「なんで?よくわかんない」
コトネ「だからまずはあんたのキュレムを取り戻さないと」
トウヤ「えっ無視ですか?」
コトネ「あれ?」
トウヤ「なになに、どうしたの?」
コトネ「ドアが開かない」
トウヤ「ポケモンリーグに休みとかあったっけ?」
コトネ「知らない、でもここまで来て帰るわけにはいかないわ」
コトネ「メガニウムにぶち破ってもらいましょ」
トウヤ「ええっやばいよ!そんなことしちゃ…」
ガシャーン
コトネ「よーし」
トウヤ「あーあ…」
トウヤ「やっぱやめない…?やばいよ」
コトネ「ドア蹴破った時点でもうやばいんだから、ここでやめても一緒よ」
トウヤ「そう…だけど」
コトネ「さぁレッツゴー!」
トウヤ「なになに、どうしたの?」
コトネ「ドアが開かない」
トウヤ「ポケモンリーグに休みとかあったっけ?」
コトネ「知らない、でもここまで来て帰るわけにはいかないわ」
コトネ「メガニウムにぶち破ってもらいましょ」
トウヤ「ええっやばいよ!そんなことしちゃ…」
ガシャーン
コトネ「よーし」
トウヤ「あーあ…」
トウヤ「やっぱやめない…?やばいよ」
コトネ「ドア蹴破った時点でもうやばいんだから、ここでやめても一緒よ」
トウヤ「そう…だけど」
コトネ「さぁレッツゴー!」
トウヤ「ほんとに人いないね、本部ってこんなものなの?」
コトネ「私一回しか来たことないけど、その時でもちゃんと人はいたわね」
コトネ「こっちでいいの?」
トウヤ「たぶんそっちは四天王のいるところへの道だよ」
コトネ「じゃあどこにキュレムのボールがおいてあるの?」
トウヤ「僕ここに来たことないんだし、わかるわけないじゃん」
トウヤ「こういうのは分かれて探した方がよくない?」
コトネ「い、一緒に来たんだから一緒に探せばいいでしょ!別れる必要ないじゃない!」
コトネ「それとももし私が襲われたりしてもいいっての!?」
トウヤ(コトネなら返り討ちにしちゃいそうだけど…素手で)
コトネ「私一回しか来たことないけど、その時でもちゃんと人はいたわね」
コトネ「こっちでいいの?」
トウヤ「たぶんそっちは四天王のいるところへの道だよ」
コトネ「じゃあどこにキュレムのボールがおいてあるの?」
トウヤ「僕ここに来たことないんだし、わかるわけないじゃん」
トウヤ「こういうのは分かれて探した方がよくない?」
コトネ「い、一緒に来たんだから一緒に探せばいいでしょ!別れる必要ないじゃない!」
コトネ「それとももし私が襲われたりしてもいいっての!?」
トウヤ(コトネなら返り討ちにしちゃいそうだけど…素手で)
トウヤ「これだけ探しても普通のボールすら見つからないね」
トウヤ「人もいないし、なんか不気味だなぁ」
コトネ「なんか…こう…わかんないの?」
トウヤ「なにが!?」
コトネ「俺とあいつはたとえどれだけ離れていても魂でつなかってる、だからどこにいるかわかるんだってならないの?」
トウヤ「そんなことができたら最初からやるでしょ」
コトネ「とりあえず一回やってみよ」
トウヤ「やってみよってどうやんの」
コトネ「目をつぶって、心を落ち着かせて」
トウヤ「……」
コトネ「どう?」
トウヤ「…わかんない」
トウヤ「人もいないし、なんか不気味だなぁ」
コトネ「なんか…こう…わかんないの?」
トウヤ「なにが!?」
コトネ「俺とあいつはたとえどれだけ離れていても魂でつなかってる、だからどこにいるかわかるんだってならないの?」
トウヤ「そんなことができたら最初からやるでしょ」
コトネ「とりあえず一回やってみよ」
トウヤ「やってみよってどうやんの」
コトネ「目をつぶって、心を落ち着かせて」
トウヤ「……」
コトネ「どう?」
トウヤ「…わかんない」
トウヤ「ていうかこんなことで…」
トウヤ「今人の声が…」
コトネ「えっそういうのやめてよ」
トウヤ「いやほんとほんと」
トウヤ「それにまだ昼間だし幽霊とかじゃないと思うよ」
コトネ「ゆ、幽霊って言わないで!おばけって言いなさい!」
トウヤ「あれ、コトネってそういうのダメだった?」
コトネ「そ…そうだけど…」
トウヤ「へぇ~」にやっ
トウヤ「で、どうする?声のした方行ってみる?」
コトネ「ほんとにおばけじゃないよね…?」
トウヤ「だからこんな真昼間に幽霊なんて出ないって」
コトネ「お!ば!け!」
トウヤ「いやその人に聞こえるような声出さないでよ…」
コトネ「つい…」
トウヤ「今人の声が…」
コトネ「えっそういうのやめてよ」
トウヤ「いやほんとほんと」
トウヤ「それにまだ昼間だし幽霊とかじゃないと思うよ」
コトネ「ゆ、幽霊って言わないで!おばけって言いなさい!」
トウヤ「あれ、コトネってそういうのダメだった?」
コトネ「そ…そうだけど…」
トウヤ「へぇ~」にやっ
トウヤ「で、どうする?声のした方行ってみる?」
コトネ「ほんとにおばけじゃないよね…?」
トウヤ「だからこんな真昼間に幽霊なんて出ないって」
コトネ「お!ば!け!」
トウヤ「いやその人に聞こえるような声出さないでよ…」
コトネ「つい…」
トウヤ「この先から聞こえる」
コトネ「この先って壁じゃん」
トウヤ「でもコトネも聞こえたでしょ?」
コトネ「まあ聞こえるけど」
トウヤ「どこかに隠し扉とかあったりして」
コトネ「壊しちゃえば?」
トウヤ「すぐそうやって楽しようとする」
コトネ「メガニウム」ドーン
コトネ「ほんとだ部屋がある」
トウヤ「……」
コトネ「この先って壁じゃん」
トウヤ「でもコトネも聞こえたでしょ?」
コトネ「まあ聞こえるけど」
トウヤ「どこかに隠し扉とかあったりして」
コトネ「壊しちゃえば?」
トウヤ「すぐそうやって楽しようとする」
コトネ「メガニウム」ドーン
コトネ「ほんとだ部屋がある」
トウヤ「……」
トウヤ「電気もついてないし、雰囲気もなんだか不気味だね」
コトネ「……」
トウヤ「なんか急にしゃべらなくなったね、怖いの?」
コトネ「こ、怖くないし!」
トウヤ「そのわりに近いね」
コトネ「こ…これは…その…トウヤ寒そうだからあっためてあげようと思って」
トウヤ「僕全然寒くないよ」
コトネ「遠慮しなくていいから!」
トウヤ「……」
コトネ「……」
トウヤ「わっ!」
コトネ「ひゃうっ!?」
トウヤ「ぷっ…ふふふ」
コトネ「あ、遊んでる場合じゃないでしょ!」
コトネ「……」
トウヤ「なんか急にしゃべらなくなったね、怖いの?」
コトネ「こ、怖くないし!」
トウヤ「そのわりに近いね」
コトネ「こ…これは…その…トウヤ寒そうだからあっためてあげようと思って」
トウヤ「僕全然寒くないよ」
コトネ「遠慮しなくていいから!」
トウヤ「……」
コトネ「……」
トウヤ「わっ!」
コトネ「ひゃうっ!?」
トウヤ「ぷっ…ふふふ」
コトネ「あ、遊んでる場合じゃないでしょ!」
トウヤ「痛い…」ひりひり
コトネ「次やったらこんなんじゃすまないから」
トウヤ「気をつけます…」
コトネ「わかればよろしい」
トウヤ「あっ」
コトネ「ぎゃひっ!?」
コトネ「この…さっき言ったばっかでしょうが!」
トウヤ「違う違う!驚かしてんじゃないよ!」
コトネ「次やったらこんなんじゃすまないから」
トウヤ「気をつけます…」
コトネ「わかればよろしい」
トウヤ「あっ」
コトネ「ぎゃひっ!?」
コトネ「この…さっき言ったばっかでしょうが!」
トウヤ「違う違う!驚かしてんじゃないよ!」
トウヤ「これ牢屋だよ」
コトネ「それが何よ」
トウヤ「ポケモンリーグに牢屋があるなんておかしくない?」
トウヤ「それにここたぶん隠し扉があったようなところだし」
コトネ「たしかに…」
トウヤ「ポケモンリーグってこんなところじゃないよね…」
コトネ「……」
トウヤ「一度ここから出よう」
トウヤ「それでコトネはみんなのところに」
トウヤ「後は僕一人でやるから」
コトネ「それが何よ」
トウヤ「ポケモンリーグに牢屋があるなんておかしくない?」
トウヤ「それにここたぶん隠し扉があったようなところだし」
コトネ「たしかに…」
トウヤ「ポケモンリーグってこんなところじゃないよね…」
コトネ「……」
トウヤ「一度ここから出よう」
トウヤ「それでコトネはみんなのところに」
トウヤ「後は僕一人でやるから」
コトネ「な、なんでよ!?」
トウヤ「なんとなくだけど危ない気がする…」
コトネ「嫌よ、私も行く!」
トウヤ「だってコトネ、怖いの無理でしょ」
コトネ「無理じゃない!」
トウヤ「幽霊でるよ」
コトネ「ゆ…おばけなんて怖くない!」
コトネ「トウヤに何かあったときの方が怖いもん」
コトネ「お願いだから一人でなんて言わないで…」
トウヤ「なんとなくだけど危ない気がする…」
コトネ「嫌よ、私も行く!」
トウヤ「だってコトネ、怖いの無理でしょ」
コトネ「無理じゃない!」
トウヤ「幽霊でるよ」
コトネ「ゆ…おばけなんて怖くない!」
コトネ「トウヤに何かあったときの方が怖いもん」
コトネ「お願いだから一人でなんて言わないで…」
トウヤ「…うーん、じゃあほんとに危なかったら僕を置いてでも逃げてね」
コトネ「え…でも…」
トウヤ「それが約束できないなら無理やりでも…」
コトネ「うん…わかった」
トウヤ「僕だってコトネには無事でいてほしいから…」
コトネ「トウヤ…」
コトネ「よーし、じゃあレッツゴー!」
トウヤ「え…」
コトネ「何ぼかーんとしてんの、ほら行った行った」
コトネ「え…でも…」
トウヤ「それが約束できないなら無理やりでも…」
コトネ「うん…わかった」
トウヤ「僕だってコトネには無事でいてほしいから…」
コトネ「トウヤ…」
コトネ「よーし、じゃあレッツゴー!」
トウヤ「え…」
コトネ「何ぼかーんとしてんの、ほら行った行った」
コトネ「けっこう広いね」
トウヤ「しっ!誰かいる…」
コトネ「えっ、誰かってもごっ」
トウヤ「……」
レッド「あれー?今日はぐるぐるメガネじゃないんだ」
トウヤ「レ、レッドさん!?」
コトネ「えっ!?」
レッド「おー、トウヤにコトネじゃんか」
レッド「さっきからうるさいなーとは思ってたけど、なんでこんなところにいるんだ?」
コトネ「……」
トウヤ「レッドさんこそなんでこんなところに…」
トウヤ「と、とにかくそこから出します」
トウヤ「コトネ、メガニウムで牢を…」
トウヤ「うっ…」
コトネ「あれはレッドさんではない」(無言の腹パン)
トウヤ「しっ!誰かいる…」
コトネ「えっ、誰かってもごっ」
トウヤ「……」
レッド「あれー?今日はぐるぐるメガネじゃないんだ」
トウヤ「レ、レッドさん!?」
コトネ「えっ!?」
レッド「おー、トウヤにコトネじゃんか」
レッド「さっきからうるさいなーとは思ってたけど、なんでこんなところにいるんだ?」
コトネ「……」
トウヤ「レッドさんこそなんでこんなところに…」
トウヤ「と、とにかくそこから出します」
トウヤ「コトネ、メガニウムで牢を…」
トウヤ「うっ…」
コトネ「あれはレッドさんではない」(無言の腹パン)
トウヤ「何すんのさ!」
コトネ「ごめん、つい」
コトネ「でもあれはレッドさんじゃない」
トウヤ「なんでそんなことわかるの」
コトネ「まずくさい、レッドさんはもっといい匂いがする」
コトネ「あと話し方、雰囲気もなんとなく違うな、おやじくさいし」
コトネ「それにおっさんくさいし、とりあえずくさい、とにかくくさい」
レッド「く…」
ラムダ「くさいって言うなー!」バッ
コトネ「ごめん、つい」
コトネ「でもあれはレッドさんじゃない」
トウヤ「なんでそんなことわかるの」
コトネ「まずくさい、レッドさんはもっといい匂いがする」
コトネ「あと話し方、雰囲気もなんとなく違うな、おやじくさいし」
コトネ「それにおっさんくさいし、とりあえずくさい、とにかくくさい」
レッド「く…」
ラムダ「くさいって言うなー!」バッ
トウヤ「ほんとだ、全然違う」
トウヤ「おっさんだ」
ラムダ「おっさんいうな!」
ラムダ「でも見破られたからには仕方ねえ」
ラムダ「思ったより来るのが早かったなぁ、図鑑所有者ども」
カリン「だって直接リーグに来るんだもの」
イツキ「せっかくどこに行ってもリーグに行くよう用意してたのにね」
コトネ「あっ…えっと…うん、見たことある人たち」
トウヤ「見たことある人たちって…僕でも知ってるよ」
トウヤ「この人本部の四天王でしょ」
コトネ「そう、それが言いたかったの」
カリン「嘘つけ!」
コトネ「でもなんで四天王とロケット団のおっさんが一緒にいるのか不思議ね」
ラムダ「俺はもうロケット団じゃねえ、これでもリーグの職員だ」
トウヤ「じゃあなんでそのリーグの職員がレッドさんの変装して牢屋に入ってたのさ」
トウヤ「おっさんだ」
ラムダ「おっさんいうな!」
ラムダ「でも見破られたからには仕方ねえ」
ラムダ「思ったより来るのが早かったなぁ、図鑑所有者ども」
カリン「だって直接リーグに来るんだもの」
イツキ「せっかくどこに行ってもリーグに行くよう用意してたのにね」
コトネ「あっ…えっと…うん、見たことある人たち」
トウヤ「見たことある人たちって…僕でも知ってるよ」
トウヤ「この人本部の四天王でしょ」
コトネ「そう、それが言いたかったの」
カリン「嘘つけ!」
コトネ「でもなんで四天王とロケット団のおっさんが一緒にいるのか不思議ね」
ラムダ「俺はもうロケット団じゃねえ、これでもリーグの職員だ」
トウヤ「じゃあなんでそのリーグの職員がレッドさんの変装して牢屋に入ってたのさ」
カリン「あんたたちレッドを助けようとしてんでしょ」
カリン「困るのよね~、そういうことされると」
イツキ「そうそう、君たち図鑑所有者たちはこっち側だと思ったんだけどね」
イツキ「全然命令聞いてくんないし」
ラムダ「もうちょっとでここで一番偉い人の計画が完了するんだ、ちーっとだけおとなしくしてくれよ」
トウヤ「ここでおとなしくって、いいイメージないなー」
トウヤ「それにおとなしくするのは嫌いだし」
コトネ「私も」
カリン「じゃあどうするの?」
トウヤ「ウォーグル!」
コトネ「マリルリ!」
カリン「困るのよね~、そういうことされると」
イツキ「そうそう、君たち図鑑所有者たちはこっち側だと思ったんだけどね」
イツキ「全然命令聞いてくんないし」
ラムダ「もうちょっとでここで一番偉い人の計画が完了するんだ、ちーっとだけおとなしくしてくれよ」
トウヤ「ここでおとなしくって、いいイメージないなー」
トウヤ「それにおとなしくするのは嫌いだし」
コトネ「私も」
カリン「じゃあどうするの?」
トウヤ「ウォーグル!」
コトネ「マリルリ!」
トウヤ「って感じで捕まっちゃった…っとメール送信完了」
トウヤ「どれぐらいかかるかなー」
コトネ「どれぐらいかかるかなーじゃねえだろ!」ゲシッ
トウヤ「ぐへぇー」
コトネ「何落ち着いてんの!私たち牢屋にぶち込まれてんのよ!」
トウヤ「だってどうしようもないじゃない」
トウヤ「そんなに同じ牢なのが嫌なの?」
コトネ「嫌じゃない!…って違う!」
トウヤ「一応メールは送ったからさ、そのうち助けが来るよ」
コトネ「そのうちって?」
トウヤ「1日は確実にかかるね」
トウヤ「どれぐらいかかるかなー」
コトネ「どれぐらいかかるかなーじゃねえだろ!」ゲシッ
トウヤ「ぐへぇー」
コトネ「何落ち着いてんの!私たち牢屋にぶち込まれてんのよ!」
トウヤ「だってどうしようもないじゃない」
トウヤ「そんなに同じ牢なのが嫌なの?」
コトネ「嫌じゃない!…って違う!」
トウヤ「一応メールは送ったからさ、そのうち助けが来るよ」
コトネ「そのうちって?」
トウヤ「1日は確実にかかるね」
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