元スレ国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
901 :
死 ね
903 :
なんだこのキチガイ?
暑さでやられたのか?
904 :
あ
あ
あ
905 = 904 :
あ
あ
あ
906 = 904 :
あ
あ
あ
907 :
あ
あ
あ
908 = 907 :
あ
あ
あ
909 :
ああ
ああ
910 = 909 :
ああ
ああ
911 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
912 = 911 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
913 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
914 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
915 :
更新来たかと思ったらまさかのキチガイだったで御座る
916 :
>>843
魔王様カワイイ
917 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
918 = 917 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
919 = 917 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
920 = 917 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
921 = 917 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
922 = 917 :
最近、思うんだけどさ。
HACHIMANとかいうタグ付ける奴うざくね?
八幡tueee!が嫌いとか言ってる奴、多すぎ。
「キリトの活躍奪うんじゃねえ!」
「ハチアスとかやめて!」
「上条さんの役割奪うなよ!」
「デレマスのヒロインNTRさせんな!」
これ、マジでキモいからね。
いやさ、お前らの気持ちも分かるよ?
何でも出来て、最強の八幡に嫉妬してるんだよね。お前らは葉山みたいな性格だもんね。
でも、落ち着いて考えてみろよ。
お前らが何と言おうと八幡が最強なのは誰の眼に見ても明らかんだから仕方ないじゃん。
ヒロインを奪われる~とかさ、クソみたいなキリト、上条辺りに救われるよりも八幡に救われる方が幸せに決まってるよね。
まずは誰よりも八幡が強い事実から目をそらすなよ。それは誰の目にも明らかだろ?
それを劣っている立場の奴等が「俺達の役割を奪うなよ」っていうのは成り立たないでしょ。
いやね、作品を汚すなってのは分かるよ?
例えばキリトが総武高校に転校してきてヒロインNTRしたなら、俺もキレて潰しにかかるわww
でもさ、八幡なんだから仕方ないじゃん。
もうワガママ言うのやめろよな。
八幡が主人公なら皆が救われるんだって。
キリトも上条も士道も必要ないからね?
あんなん好きな奴等はガイジだからね?
もうさ、他作品をsageするなとかいうガイジの話なんか聞くのも飽々してるんだわ。
あのね、sageしてるんじゃないの。
八幡が最強だから、周りが雑魚に見えてしまうのは仕方ない事なんだよ。
八幡が最強なのが気持ち悪いとか言うけど、実際にその世界に八幡がいれば最強なのは間違いないんだから当たり前だよね。
ゴミみたいな作品なんて八幡に蹂躙されて然るべきなんだよ。それによって俺達の目に触れる機会も増えるんだから感謝しろよ。
以上、クソアンチ共を完全論破。全員、速やかに砕け散れよ。
924 :
氷姫《なんで…あたしこんなことばっかり思い出してんだろ》
氷姫《誰かの気持ちが記憶の扉をノックしていくみたいに、順繰りにあの頃の映像を引き出して行く…》
氷姫《この時のあたしは…そう、逃げてばっかで》
氷姫《どうしようもなく弱かった》
??《ひでーな》
??《大人はすぐ、そうやって子供の頃の自分を馬鹿にするんだ》
氷姫《…仕方ないでしょ。そう言うときにやらかしたことってのは、目を逸らしたくなるもんなの》
氷姫《まあ、でも…そうね》
氷姫《今のあたしがそれに比べて強いかって聞かれたら》
氷姫《飛躍的に成長しました、なんて、口が割けても言えないわ》
氷姫《あくまであの頃から地続きなあたしでしかない》
氷姫《…冥王様の元での修行の日々、か》
氷姫《懐かしいな》
925 = 1 :
冥王「それでは、本日も引き続き魔力変化基礎学ですの」
冥王「この電撃発動装置の発する電圧に合わせて、己の体を電撃に変換しなさいな」
冥王「朝から、晩まで、ねえ」
ビリビリビリビリ!!!
魔王「うっ、くっ…!」
氷姫「ぐっ………!」
水精「うがー!!」
毒虎「………っ」
氷姫(ちょっとでも集中力が乱れたら、電撃が身体に流れる…!)
氷姫(上手く魔力の舵を取って、しかも電圧に合わせて針の穴を通すような調整を続けなきゃいけない………が)
氷姫(この鬼畜な修練にも慣れてきた。力をコントロールしながら、周りを観察出来るようになってきたわ)
冥王「…」ズズ…
氷姫(冥王。魔界でどの勢力からも一目置かれ、決して何者にも与しない謎の人物)
氷姫(気まぐれで弟子の受け入れを行い、やって来たものをしごき抜きながら、その悲鳴を聞きつつお茶を飲むのが趣味だとか)
氷姫(冗談だとばかり思っていたけど、どうやら噂は本当だ。とんでもない実力者だけど、性格は破綻しまくってる)
水精「うごごぉっ!」
氷姫(…水精。魔術師としてはエリートコースを突き進んできたはずのコイツは、ここじゃ劣等生もいいとこ)
氷姫(ほとんど根性でついて来てる辺り、逆に尊敬するわ。でも、悲鳴を聞かされ続ける側の身にもなって欲しいわね)
毒虎「………」
氷姫(こいつは、よく分からない。とにかくどんな修練もそつなくこなす。拷問級の修練をそれなりの成績でクリアするあたり、只者ではない…と思う)
926 = 1 :
氷姫「…うっ!」ビリ
氷姫(ちっ、気を抜きすぎた。いまいち、今日は調子が良くないな)
氷姫(昨夜、あんなのを見せられたせい…?)
魔王「…ふっ………くっ…!」ビリ
氷姫(…この女と、あの脳筋男。あれは何だったの?)
氷姫(脳筋の方は、流石に今日は修練を免除されたみたいだけど…いつも冥王様から逃げ仰せようって命知らずで、正直どうしてここにいるのか不思議でしょうがない)
氷姫(なんで冥王様はあんなのの命を助けたんだろう。それも、この女が取引をしたから…?)
魔王「うっ…んっ………!」ビリビリ
氷姫(明らかに、今日のこの女は体調が整っていない。昨日あれから冥王様に連れていかれて…一体何をしてたのよ?)
氷姫(冥王様は、邪神の加護を持つ娘と言った。ということは、この女…まさか行方不明って言われている魔王の娘?)
氷姫(だとしたら、その生まれもった邪神の加護で、冥王様から依怙贔屓うけてるっわけ…?)
氷姫(………嫌いなタイプだわ…そういうの…っ)
冥王「まあ!」
氷姫「!」
冥王「まあまあまあまあ!」
冥王「電波に乗って、随分な邪念が流れてきますこと! 修練中に気もそぞろなスットコドッコイはどちら様?」
冥王「いずれにせよ、お弟子さん皆様の、連帯責任に致しましょうねぇ」
氷姫「…ちょ、冥王さ…!」
冥王「電圧アーップですのっ!」
927 = 1 :
魔王「ぜ、ぜ、ぜ…」
水精「ヒュー…ヒュー…」
毒虎「………………」
氷姫「はあ、はあ、はあ」
氷姫(お)
氷姫(終わった…。乗り切っ…た)
氷姫(流石にあたしも、今日はもう動けないわ)
冥王「あらあら、ごゆっくりなさっている暇はなくってよ、子猫さん?」
氷姫「!」
魔王「は、はい…」ヨロ…
氷姫(ば、馬鹿な! ここまでやった後に、まだ何かするって言うの!?)
魔王「あぅ…っ!」グラッ
冥王「まあ、だらしない。これくらいで倒れちまふなんてことじゃ、あたくしが融資した分は少したりとも返せっこなくってよ」
魔王「は………はい」ヨロ…
氷姫(これは…)
氷姫(………近いうちに、あの女死ぬかもしれないわ)
水精「…氷姫」ゼェハァ
氷姫「?」
水精「あんたで、しょうが。師匠の、言ってた邪念って」
氷姫「…な、なんのことよ」
水精「あの時の慌てよう…アタイの目を、誤魔化せると思ってるわけ? 余裕があるからって、ずいぶんな、態度じゃない」
氷姫「う、うっさいわね! だったら何よ!」
水精「あの娘…。ひたむきな、いいコだわさ」
氷姫「…っ」
水精「あんたのせいで、死んだら…それであんたの自尊心は守られるってわけ?」
氷姫「なによっ! あんたが言えた義理なの!? 自尊心の固まりみたいだったあんたが!」
水精「アタイのは…」
水精「もうとっくに、粉々になったわさ…」
氷姫「…!」
水精「今、あるのは…只の………意地………」ムニャムニャ
氷姫「………」
水精「ぐがー…」
928 = 1 :
夜
氷姫(べ…別に)
氷姫(水精に言われたから気にかけてるとか、そういうんじゃないわよ)
氷姫(秘密の訓練なんてしてるようなら、それを盗み見てやる。抜け駆けなんて許す気はない。それだけ)
氷姫「…それだけよ」
炎獣「ん?」
氷姫「!」
炎獣「お前、何してんだ? こんなとこで」
氷姫「…ちょ、ちょっと冥王様にお話が、あるの」
炎獣「ふーん、そうか」
氷姫「あんたこそ、何してんのよ。あれだけやられといて、もう動いて平気なの?」
炎獣「ああ。所々死ぬほど痛ぇけどな!」
氷姫(それ、平気って言わないじゃない)
炎獣「なんだ、心配してくれんのか? 案外イイ奴だな、お前」
氷姫「はあ!? 今のをどう聞いたら心配してることになんのよ!?」
炎獣「俺もお師匠に用があるんだ。姫が、部屋に帰って来なくてよ」
氷姫(人の話聞いてんのか、この単細胞…)
炎獣「もしかして、お前も姫のこと気になってんのか?」
氷姫「ばっ…!」
炎獣「?」
氷姫「バッカじゃないの!? 何をトンチンカンなこと言ってんのよ!!」
氷姫「このチビ! トンマ! 死に損ない!」
炎獣「な、なんだよ、急に…」
「っああぁ!」
炎獣「!」
氷姫「な、何、今の悲鳴」
炎獣「姫の声だ!!」ダッ
氷姫「あ、ちょっと! 待ちなさいよ!」
929 = 1 :
魔王「うぅっ…あぐっ…!!」
冥王「なるほど、なるほど。邪なる波動は勿論のこと、聖なる波動にも同様の反応が見られる……」
魔王「ふぐぅっ……!!」
炎獣「ひ、姫っ!」
氷姫(な、何よこれ…!)
氷姫(妙な装置に、あの女がくくりつけられて…そこに物凄い力が渦巻いてる!)
氷姫(これは、魔力? いや、別の何かの…!)
炎獣「師匠っ! 何だよこれ!! どーゆーことだよ!?」
冥王「極論を言えば、プラスの因子とマイナスの因子と思われていた両極の力はイコールで繋げることが出来ると言うこと…」ブツブツ
炎獣「おい! 聞いてんのかよ!!」ダッ
冥王「重力10倍」
ズンッ!!
炎獣「うがッ!?」ドタンッ!
冥王「あら。煩わしいハエが飛んでいると思ったら、ボロ雑巾さんでしたのね、ごめん遊ばせ」
氷姫(く、区間を限定しての重力変化! 初めて見る…!)
冥王「お前さん方、あたくしの研究の成果を見学なさりに来たんですの? おほほ、いつもならその万死に値する厚かましさに相応の裁きを差し上げる所ですけれど」
氷姫「っ…」ビクッ
冥王「今宵のあたくしは特別機嫌がよろしくってよ」
冥王「光栄に思いなさいな、世紀の大発見の生き証人になることを許可致しますわ!」
氷姫(ど…どういうこと…!?)
炎獣「ぐっ…! 姫…!!」
魔王「あぁっ…!!」
冥王「さあ………お出でなさい!」
冥王「邪神の加護の化身!! 大魔人!!」
魔王「っあああああああぁ…!!」
930 = 1 :
――ズォオオオオオオオオッ!
魔人『…………………………………………』
炎獣「なっ―― 」
氷姫「!!」
冥王「おほほ…」
冥王「おほほほほほほほはほほほほほほ!!」
炎獣(魔人を…強制的に呼び出した…!!)
魔王「うぎっ…あぁあっ…!!」
931 = 1 :
氷姫(あの時の、化け物…!! 何て圧なの…!)
魔人『………………』ギュン!
氷姫(来る!!)
炎獣(やべえっ!!)
冥王「物理反射レベルA」ギュィインッ!
氷姫「えっ?」
魔人『!』ガツンッ!!
パリィッン!
冥王「あらあら。これでは相殺が限界ですのね」
魔人『………』ブォン!!
冥王「――物理反射レベルS」
パキンッ!!
魔人『………』グラッ…
炎獣「あ…あいつの打撃を、弾き返した…!?」
冥王「ふぅむ…少しぐらいは興になりそうですのね」
冥王「けれども、あたくしに手傷を負わせようなんて」
冥王「――百万光年早くってよ」ニヤァ…
932 = 1 :
魔人『…』ビュオッ!!
冥王「衝撃波風速10000」ゴンッ!!
魔人『…』グォッ!!
冥王「大地震動マグニチュード11」ズゴンッ!!
魔人『…』ギュバッ!!
冥王「雷撃威力設定255」ドカンッ!!
魔人『――…』フラ…
冥王「大爆発…」
冥王「最大級!」
ドガァアァアァアァンッ!!!
炎獣「うわぁあぁあっ!! し、死ぬぅ!!」
氷姫「きゃあぁあぁあっ!?」
933 = 1 :
冥王「捕獲」キュウゥン!
魔人『…!』
冥王「あらあら。案外呆気ないんですのね」
冥王(さて、ここからがメインですのよ)
冥王(あたくしの予想では、捕獲した魔人が囲いを脱しようとした瞬間…)
魔人『…』ズンッ!!
魔人『………』ズンッ!!!
冥王(そう、この瞬間、魔人自身が本来持ち合わせていないほどの、膨大な力の渦が発生する。それすなわち――)
冥王(邪神の加護! そしてそれが、最大限に発揮されるこの時に)
冥王(子猫さんの、器としての力を引き出す…!)
魔王「がっ…あっ………!!」
ギュオォオォオッ!!
炎獣「な、何が起こってんだ…!」
氷姫「…あっ、あたし生きてる…」
氷姫(冥王様の屋敷、跡形も無くなってるんだけど)
水精「………ちょ、ちょっと…死ぬとこだったわさ…これは何の騒ぎ!?」フラ…
毒虎「………」
934 = 1 :
ヒュイィインッ――
炎獣「!」
氷姫「な、何…この光」
水精「光の柱が、空に延びていく…! 今度は何が起こるっての!?」
炎獣「姫は…姫はどこだ!?」
氷姫「あそこよ! 光の柱の根元!」
氷姫「この光、あの女から伸びてるんだ…!!」
炎獣「! 姫…」
魔王「………」フワフワ
水精「ちょ、ちょっと! あれ!」
水精「星がひとつ、光ってる!」
氷姫「え!?」
キラッ
935 = 1 :
炎獣「…流れ星だ」
水精「な、なんだ。ただの偶然ってわけ?」
氷姫「………違う」
氷姫「今の光。あの光の柱が、星に作用して墜としたのよ」
水精「っ!? そ、そんなまさか!」
水精「そんなこと、そんなことあり得ないわ!!」
水精「星を落とすなんて、そんなことが出来たら、世界だって破滅させられるってこと――」
氷姫「それだけの力を」
氷姫「あの女が持ってるってことよ…!」
水精「…っ!」
魔王「………」フワフワ
炎獣「姫………」
毒虎「…」
936 = 1 :
冥王「………ふむ」
冥王(これが、邪神の加護の真骨頂)
冥王(そう………そうですの)
冥王(そういうことですの)
冥王「おほほほ…! 面白いですわぁ…!」
水精「…わ、笑ってる」
氷姫(じょ、冗談じゃない)
氷姫(冥王…こんな事を引き起こして平然としているなんて………天才とか超人とか、そういう域を越えてる!)
炎獣「姫!」ダッ
魔王「う………え、炎獣…」
炎獣「姫、大丈夫か」
魔王「よ、良かった…動けるように、なったんだね…。わ、私は、平気…」
炎獣「平気って、お前…!」
魔王「お、お師匠、様」
魔王「どう、でしたか…。出来そう、ですか」
魔王「魔人を、従える、技…」
炎獣「!」
冥王「うふふ。お馬鹿さんねぇ、誰に向かって質問をしているんですの?」
冥王「あたくしに不可能はなくってよ」
937 = 1 :
炎獣(魔人を、従える…)
炎獣(魔王はその術を得るために、お師匠とこんな危険なことをやってんのか?)
冥王「既に今日の実験で、魔人の力をある種コントロールすることに成功しましたわ」
冥王「けれども、毎回あたくしが戦って辺りを更地に変えてからというのも面倒ですし、もう少し効率を追求したいものですのね」
冥王「明日も実験を行いますわ。よろしくって?」
魔王「…は、い」
炎獣「なっ…」
炎獣「何言ってんだよ!? こんなこと、毎晩やってたらお前、本当に死んじまうぞ!?」
魔王「私は、平気、だよ…」ヨロ…
炎獣「わっ、馬鹿! まだ動くなって」
魔王「み、皆さん…迷惑を、かけて、ごめんな、さい」ヨロ…
氷姫「!」
水精「…め、迷惑ってーか、あんた…!」
魔王「氷姫、さん。すみま、せん。怒って、ますか…?」ヨロ…
氷姫「…っ!」
炎獣「何言ってんだよ! 自分の身体の心配しろって!」
魔王「本当、に…。ごめん、な、さ………」グラッ
炎獣「お、おい!」
氷姫「………」
938 = 1 :
氷姫《あたしだってね》
氷姫《冥王様の所に行くために人一倍努力していたつもりだった。それこそ、血ヘド吐く思いでね》
氷姫《自分で言うのも何だけど、才能もあったわ。だから、他の連中より優れてるのも当たり前だと思ってたわ》
氷姫《…あの子の存在は、そんなあたしを打ちのめした》
氷姫《あたしより可能性を秘めていて、邪神の加護なんて規格外のものも持っていて、そして、あたしよりも努力していた》
氷姫《なんでそんなに頑張れるの…って》
氷姫《…けーっこう、へこんだなぁ》
??《めんどくせー》
??《そいつが頑張ってるんなら、応援してやればいーじゃんか》
氷姫《…ガキんちょには分からないわよ》
??《な、なんだとー!?》
氷姫《…しばらくは、修練と言う名の、屋敷の修復だった。まあ、修復ってったって冥王様が一日でほとんどを再現しちゃったんだけどね》
氷姫《まったく、そのぶっとんだ能力には尊敬を通り越して笑えてくるわよ》
氷姫《それらを魔法で固定したり、書物の整理したりが、あたし達の仕事だった》
魔王「硬化」ヒュゥ…
魔王「これでよし」
炎獣「姫、無理してねぇか?」
魔王「あ、炎獣。うん、平気だよ。エントランスはほとんど終わったから、次は蔵書室かな」
炎獣「昨日の夜もやったんだろ…アレ。本当に大丈夫なのか?」
魔王「うん。身体が順応してきたから、苦痛も前ほどは感じないし。最後にはお師匠様が治療してくれるから」
炎獣「治療ってもさぁ。睡眠も少ししか取れないし、疲れが溜まらないわけねーだろ」
炎獣「朝飯も、ちゃんと食ってなかったじゃねぇか」
魔王「あはは。食欲沸かなくて」
炎獣「…」
炎獣(そうまでして…。いや)
炎獣(姫にとってあの力の驚異を無くすことは、俺が思ってる以上に意味があることなんだ)
炎獣(だったら、俺が出来るのは、応援してやることだけだ)
939 = 1 :
魔王「ね、炎獣。それよりその担いでる石像、重くないの?」
炎獣「ん? ああ、この熊の石像か?」
魔王「獅子だと思うけど…」
炎獣「これって、この辺りにあったと思うんだけどさー、向きとか覚えてないか」
炎獣「こうだったかな?」ドシーン
魔王「きゃ!?」
炎獣「テキトーにやるとお師匠キレるからさぁ。"あらあらあら、とんだズボラ屋さんが居たものね、地平線の彼方まで吹き飛ばして差し上げようかしら"とかナントカ言ってよ…」
魔王「じゃ、じゃあ炎獣、この石像は中庭に置いてあったやつだよ。多分東側から獅子の顔が噴水の方を向くようになってて…」
炎獣「えー!? ちょ、ちょっと待て! 覚えらんねえよ!」
書庫
ズシーン…
氷姫「…うっさいわね。またあの連中?」
氷姫「ったく。遊びに来てんじゃないんだってのよ」チッ
氷姫「…」
――魔王「本当、に…。ごめん、な、さ………」
氷姫(遊びに来ているのは…どっちよ?)
氷姫「はあ」
940 = 1 :
氷姫「ん? 何、この本…」
氷姫「………"究極氷魔法"!?」
氷姫「これっ…もしかして!」
氷姫「…間違いない。これは禁忌の魔法のひとつ」
氷姫「これを…もし、あたしがマスターすることが出来れば………」
グラッ ゴゴゴゴ…!
氷姫「!?」
氷姫(は、柱が倒れてくる! しまった、気づくのが遅れた…!)
氷姫(やば――)
ドスン!
氷姫「………っ」チラ
氷姫(あれ…柱が止まってる!?)
炎獣「あっぶねーなぁ!」ググ…!
氷姫「あ、あんた…!」
炎獣「早く、そこ出ろ! こいつを元に戻す!」
氷姫「わ、分かった」
炎獣「姫、いけるか!?」
魔王「うん! 炎獣お願い!」
炎獣「オラァ!」グイッ!
魔王「硬化!」ヒュゥ
941 = 1 :
炎獣「ふう、なんとかなったな」
魔王「良かった、間に合って」
氷姫「…」
炎獣「書庫は最初に硬化したはずだよな? 誰かやり残したのか?」
魔王「分からないけど…。あ、氷姫さん怪我してる! 待ってて、いま回復…」
氷姫「じっ、自分でできるっつーの!」バッ
魔王「あ…そ、そうだよね。ごめんなさい」
炎獣「おいおい。助けてもらっといてその態度はないんじゃねーの?」
氷姫「あたしは…っ!」
氷姫「この女に助けて貰ったんじゃない! あんたに助けて貰ったの!」
炎獣「え? あ、おう」
氷姫(…な)
氷姫(何言ってんだ? あたし)
炎獣「なんか改めて言われる照れんなぁ」
氷姫「照れるな気持ち悪い!」パキィン!
炎獣「おわちゃ!? こ、氷はやめろよっ!」
魔王(いいなぁ…炎獣は氷姫さんと普通に話せて)
魔王「…あれ?」
魔王「氷姫さん、この本…」
氷姫「っ! か、勝手に見るな!」バッ
魔王「それ、第五二代魔王の著書だよね…! その文読めるの!? 」
氷姫「は? …そりゃ、これは氷部署の奴なら読める文字…」
魔王「す、すごい!」ガバッ
氷姫「うわっ!?」
魔王「じゃあじゃあ、この本のこの部分何て書いてあるか分かる!?」パラパラ…
氷姫「な、なによ、あんた! …これは、"樹枝状の氷晶の魔方陣がもたらす効果"って…」
魔王「わー!!」
氷姫「ひぃ!」
魔王「じゃあ、これはこれは? 私この表記が分からなくってこの本が読み進められなくって!」
魔王「氷姫さん、読める!?」キラキラ
氷姫「な、なんなのよあんた!?」
炎獣「や…やべぇ。姫がスイッチ入っちまった」
942 = 1 :
炎獣「…」zZZ
氷姫「…も、もう勘弁して」グッタリ
魔王「うふふふ。これで読める本が増えたぞぉ」
氷姫「…」
氷姫「あんた、勝手に蔵書室に忍び込んで冥王様の書物漁ってたわけ?」
氷姫「とんだ猫ババ娘ね。あたしがこの事を冥王様に告げ口したら、あんたどうなると思って…」
魔王「ふっふーん」
魔王「氷姫さんだって、勝手に本読んでたの知ってるよ、私!」
氷姫「うげっ」ギク
氷姫(こ、こいつ案外抜け目ないわね)
魔王「えへへ。だから本当は、どんな本読んでるのか、お話したかったんだ」
氷姫「!」
――「本当はね…私、お姉ちゃんともっとお話したかったの」
氷姫「…」
魔王「だ…ダメかな? 氷姫さん」
氷姫「………名前」
魔王「え?」
氷姫「呼び捨てで…いーわよ…」
魔王「!」パァッ
魔王「うん! 氷姫!」
氷姫《…友達、って言うのかな。あたしにはそういう存在は、初めてだった》
氷姫《肩を並べるような存在はいなくて、あたしはいつも独りで、強くいなければならなかったから》
――「気高くありなさい、氷姫」
――「誰よりも気高く」
氷姫《…そうね、お母様。あたしは貴女の言いつけ通りにやってきたわ》
氷姫《回りの奴は、みんな見下してた。そうする事が正しいって、信じてた》
??《うっわー。友達になりたくねぇタイプ》
氷姫《ぐっ…言ってくれるわね、アンタ》
氷姫《まあ、実際高慢でどうしようもないあたしは…なかなか現実を受け入れられない。それはこの後もあたしの行動を鈍らせる》
氷姫《それに、誰かに助けられるってことも初めてのことで…どうしようもなく困惑したっけなぁ》
氷姫《あたしがそんな風にしてる間にも、事態はどんどん、動いていたんだけどね》
943 = 1 :
水精「…あー…だる…朝から晩まで修復しても終わんないわさ」
水精「なーんでアタイこんなことしてんだろ…必死にやっても誰も誉めちゃくれないし…」
水精「むしろコケにされ続けて…下手すりゃ死にかねないような修行を永遠とさせられて…」
水精「はーあ。どうして見目麗しき花のヤングジェネレーションを、こんなところで浪費せにゃならんのか…アタイにはもっと向いてることがある気がするわさ」
水精「…くそ…サボってやろっかしら」
毒虎「――水精」
水精「ヒョエッ!?」
水精「な、なによ! あーた、いつからそこに…」
水精「てか、喋れたわけ!?」
毒虎「海王の命を伝える。うぬに拒否権はない」
水精「――っ!? か、海王様の…」
水精「あ、あーた………何者!?」
毒虎「口外せぬと誓え」メキ…メキメキ…
毒虎「我が名は………」
――――――
――――
――
944 = 1 :
氷姫「ついに、この日が来たか…」
氷姫(…悪名高き、冥界からの生存修練)
氷姫(弟子を全員冥界に放り込んで、そこから自力で脱出することを目的とする修業)
氷姫(ってのは建前で、実際は楽して弟子を選りすぐろうっていう、冥王様の悪魔的横着。そのまま冥界の住人になって帰って来ない者も少なくないとか)
氷姫(けど、これはあたしにとってはチャンスだ。あの本に書いてあることが本当なら)
氷姫(冥界に進入することは、究極氷魔法を習得する条件になる。…絶対、モノにしてやるんだから)
魔王「あ、氷姫!」
氷姫「…何よ」
魔王「この本、ありがとう。おかげで翻訳出来る部分が増えたよ」
氷姫「もう読んだわけ? …あんたさ、昨夜も例の実験やったんでしょ?」
氷姫「いつ本なんか読んだのよ?」
魔王「明け方は自由時間だから。そこで読んじゃった」
氷姫「…それって睡眠時間じゃないの?」
魔王「えへへ」
氷姫「えへへじゃないわよ、この読書狂。あんたそのうちほんとに死ぬわよ」
魔王「そうかなあ?」
945 = 1 :
炎獣「ふわーあ…。よお」
氷姫「…っ」ピク
魔王「おはよ、炎獣」
炎獣「なんか天気悪くねーかぁ? いや、冥界なんていつも暗いけどよー、今日はなんか、嵐が来そうっつーか」
魔王「うん…この天候の中で、本当にあの修練をやるのかな?」
炎獣「まあ、お師匠のことだから"今日はお休みになさいませ!"とは言わねーだろうな」
魔王「炎獣…お師匠様のマネ、似てないね」
炎獣「なぬっ!? 似てるよなあ、氷姫?」
氷姫「…」フイ
炎獣「あ、あれ?」
魔王「氷姫?」
氷姫「…」スタスタ
炎獣「な、なんだよあいつ。今度は俺を無視かぁ?」
氷姫「…」
氷姫「…っ」
氷姫(ちょ…あ、あたしどうしちゃったわけ?)
氷姫(なんであいつの目が見れないの…?)
氷姫(昨日あいつに助けられてからだ。なんなの、これ)
氷姫(…。助けられたのよ、ね。あたし…)
水精「…っ。…」
毒虎「………。…」
氷姫「…ん? 何、あれ」
946 = 1 :
毒虎「…分かっているな」
水精「くっ…!」
毒虎「繰り返し言うが、お前に拒否権などないのだ」
水精「う、うっさい!」
水精「放っておいて!」
毒虎「…失敗は許されんぞ」
水精「………」
氷姫「…何を話てんだろ? よく聞こえないな」
氷姫(にしても珍しいわね。あの二人がしゃべってるなんて)
氷姫(と言うかあの男、喋れたんだ)
冥王「おはようございます。蒙昧なお弟子さんは揃ってまして?」
魔王「はい、全員います」
炎獣「眠ぃ…」
氷姫(…ひどい言われようだわ、相変わらずだけど)
水精「…」
毒虎「…」
冥王「では、早速始めませう」
947 = 1 :
冥王「本日は楽しい楽しい冥界ツアー。冥界でも随一の観光名所、死の森に皆様をご案内差し上げますわ!」
冥王「この修練の目的は、生きて屋敷まで帰ってくること。あたくし制限時間は設けませんので、どうぞ心行くまで冥界を堪能なさって頂いて結構です」
冥王「もっとも、時間が立てば立つほど、生者の臭いに霊魂共が集まってきて…」
冥王「気づけば自分の魂もすっぽり肉体から抜け落ちてる…なんてことも、あるかもしれませんわね?」
魔王「うぅ…」
炎獣「マジかよ」
冥王「それと、冥界を徘徊する死神にはお気をつけ遊ばせ。あの巨人は迷い混んだ生者の首を大鎌で跳ねることが生き甲斐の陰気さんですので」
冥王「皆様みたいなヒヨッコは、視界に入りでもしたら一巻の御仕舞いでせう」
水精「…っ」
氷姫(…死神)
氷姫(究極氷魔法の発動条件。どんな形であれ、死神に接触すること)
氷姫(隙を見て、必ず成し遂げてやる)
毒虎「…」
冥王「それでは、準備は宜しくて?」
魔王「はい」
冥王「あら、子猫はそんな準備でよろしいの?」
魔王「え?」
冥王「他の皆様はあたくしの魔法で吹き飛ばして差し上げますけれども、あなたはおんなじではなくってよ」
魔王「そ、それってどういう…」
冥王「何のために、あたくしが暗愚な子猫一匹のために毎晩特別授業をしていると思ってらっしゃるのかしら?」
冥王「お前さん、もう空間転移をマスターしてなくてはならない時期ですのよ」
魔王「!」
氷姫「…っ」
冥王「お前さんは死の森までは転移で飛ぶこと。邪神の加護がついてるんですもの、簡単ですわよね?」
948 = 1 :
氷姫「…」
氷姫(邪心の加護…特別授業…)
氷姫(そう…そうよね。この子は特別なんだから)
氷姫(所詮あたしは…あたしは………っ!)
炎獣「ちょ、ちょっと待ってくれよ。転移って物凄い魔力を使うんだよな?」
炎獣「今の姫じゃ無理だって! 昨日だって実験したんだろ? 体力が持たねぇよ!」
氷姫「…」イラ
氷姫「あんたが、口出すことなわけ?」
炎獣「は?」
氷姫「この修練だって、実験だって、そいつの意思でやってることじゃない。あんたがピーピー騒ぐことじゃないでしょって言ってんのよ」
魔王「…!」
炎獣「何だよ、その言い方」
魔王「いいの、炎獣」
炎獣「馬鹿野郎! 何かあってからじゃ遅いだろうが!」
冥王「――甘やかしの頓珍漢はお黙りなさいませ。あんまり締まりのない言動は、あたくし見下げ果てましてよ」
炎獣「!」
冥王「元々ここは何があってもおかしくない、冥界の狭間。遠足気分でお休みできる暇など微塵もありませんの」
冥王「それに。なるんですわよね?」
冥王「――魔王に」
949 = 1 :
炎獣「っ!」
氷姫(!!)
魔王「………」
魔王「はい」
魔王「そうです」
冥王「おほほ!」
冥王「でしたら、死ぬほど無理しなくては、お前さんのような子猫が魔王になれる希望など万に一つもなくってよ」
冥王「転移くらいのことは、やってのけなさいな」
魔王「…はい」
炎獣「………」
氷姫(魔、王…)
氷姫(魔王に、なる…?)
氷姫(この荒れ果てた乱世の魔界を統一して?)
氷姫(我が物顔で搾取する人間の驚異を排除して?)
氷姫(そんなこと…そんなことが)
氷姫「出来る、もんですか…!」
氷姫「…何を、思い上がってんのよ!」
氷姫「ちょっと特別扱いされたからって、何言っちゃってんの、あんた!」
氷姫「あんたなんかに…あんたなんかに」
氷姫「魔王が勤まるもんかっ!」
魔王「………」
魔王「うん、そうだよね」
魔王「でも、もう」
魔王「決めた事だから」
氷姫「っ!」ギュゥ…
950 = 1 :
炎獣「姫…」
魔王「…炎獣」
魔王「私――」
炎獣「うん」
炎獣「…お前が決めたなら、俺はついていくだけだから」クル…
魔王「あ…」
氷姫「…」
冥王「あらあら。急に静かで快適になりましたわね。辛気臭いのが鼻につきますけれど」
冥王「いつまでもおしゃべりしていられませんわよ」
冥王「出発の時間ですわ」
毒虎「…」ジリ
水精「…っ。どう、すんのさ」
毒虎「………」
毒虎「…我らのする事は変わらぬ」
毒虎「………ひとまずは、期を待つのだ」
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