私的良スレ書庫
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元スレ提督「最近違和感を感じるとです」
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おばちゃん「あらぁ~、提督さんじゃない」キキーッ
提督「ああどうも、ご無沙汰しております」
おばちゃん「また新任の娘が入ったの?」
提督「ええ、今度はドイツから来た娘なんですよ」
おばちゃん「あら、そうなの?」
グラーフ「グ、グラーフ・ツェペリンだ」
おばちゃん「日本に来たばかりで大変ねぇ~。困ったことがあったら何時でも相談してね?」
グラーフ「あ、ああ。感謝する」
おばちゃん「あ、そうそう聞いてよ提督さん。この前ウチの旦那がねぇ~?…………」
……………
…………
………
……
…
12:00 ショッピングモール
提督「…グラーフ、大丈夫か?」
グラーフ「…少し疲れた…」
提督「じゃあ、このレストランで小休止しようか」
グラーフ「ああ、助かる…」
店員「いらっしゃいませっ。あ、提督さんでしたか!」
提督「ああ、どうも。二人座れるかな?」
店員「勿論です!お席にご案内致しますっ」
……………
グラーフ「…アトミラールは、皆から愛されているな…」
提督「まぁ毎日じゃないが、出歩く時はなるべく挨拶するようにしているしな」
提督「俺達は鎮守府に住まわせてもらっているに過ぎん。街の人と仲良くしておかないと、色々大変だからな」
グラーフ「なるほど…」
提督「まぁ、午前中の内に挨拶周りは大方済んだから、後はグラーフの私服選びだな」
グラーフ「私の?」
提督「ああ。まさか休日もその格好で出歩くつもりだったのか?」
グラーフ「いや…、まぁ…」
提督「休日位ちょっとでもお洒落しないと、男にモテんぞ?」
グラーフ「だから、色恋沙汰には興味が無いと…」
提督「良いから。折角俺が服を買ってやるって言っているんだ、こういう時は甘えなきゃ損だぞ?」
グラーフ「……分かった」
12:30 ショッピングモール
店員「ありがとうございましたー!提督さーん、また来てくださいねー!」
提督「ああ、気が向いたらなー」
提督「どうだったか?初めての外食は」
グラーフ「あんな本格的なイタリアンが、ショッピングモールに入っているのだな…。とても美味しかった」
提督「気に入ってくれたようで何よりだ。じゃあ、早速服を選びに行くぞ」
グラーフ「あ、アトミラール…その…、恥ずかしい話だが、私は自分に似合う服が分からんのだが…」
提督「あー、だろうな…」
グラーフ「すまない…」
提督「まー落ち込むなって。俺で良いなら選んでやるぞ?」
グラーフ「だ、ダンク…」
提督「じゃあとりあえず、あの店に行こう。まずどういう感じが似合うかを見極めんとな」
グラーフ「了解した」
すんません、またやらかしてました。
ツェペリン………×
ツェッペリン……○
でしたね……、二重チェックとは何だったのか…
ツェペリン………×
ツェッペリン……○
でしたね……、二重チェックとは何だったのか…
店員「いらっしゃいませ~」
提督「ああ、すみません。こいつに似合う服を見繕ってくれないか?」
店員「かしこまりました~。ではお身体のサイズを先に測らせていただきたいのですが、宜しいですか?」
グラーフ「ああ…」
店員「ん~、かなり身長が高いんですねぇ。しかもバストサイズもそこそこあるので、それを生かした服が良いかもしれませんね」
グラーフ「なるほど…」
店員「服の好みとかはあります?」
グラーフ「いや、特には…」
店員「でしたら、とりあえず似合いそうなコーデを一通り試しましょうか。その上で好みを絞っていきましょう」
グラーフ「了解した」
店員「ではまずこちらから…」
……………
グラーフ「あ、アトミラール…これはどうだ?」
提督「お、おぉ…、いきなりカジュアルな感じになったな…」
提督(黒タイツにホットパンツって、なかなかイイな…)
グラーフ「に、似合うだろうか…?」
提督「ああ…、一気に服装が変わったから、別人かと思ったよ…」
店員「ホットパンツに 白インナー、黒いアウターで纏めてみましたっ」
提督「……」ジーッ
グラーフ「あ、あんまり見つめられると…、恥ずかしい…///」
提督「普段から真面目なヤツがそういう格好すると…、スゴいギャップだな…」
店員「いかがですか?」
グラーフ「ど、どうだろう…。アトミラールはどう思う…?」
提督「良いんじゃないか?少なくとも俺は好みだな」
提督(ホットパンツから伸びる脚が特にイイ…)
グラーフ「そ、そうか…///じゃあこれを貰おうっ!」
店員「ありがとうございます!では次のコーデは清楚系で……」
……………
…………
………
……
…
以上が本日の投下分です。
グラーフって意外とウブっぽいので、それを押し出す方向で書いています。
大井っちはもう少し先で出て来ますが、安心してください。病んでいませんよ。
グラーフって意外とウブっぽいので、それを押し出す方向で書いています。
大井っちはもう少し先で出て来ますが、安心してください。病んでいませんよ。
おつ
大井っちは病んでいない(病んでいないとは言っていない)
大井っちは病んでいない(病んでいないとは言っていない)
>>103のダンクはダンケか?
それとも提督表記にアドミラルやアトミラール等読みに振れがあるみたいにダンケも振れがあるん?
それとも提督表記にアドミラルやアトミラール等読みに振れがあるみたいにダンケも振れがあるん?
お待たせしました、今から投下していきます。
ドイツ語に関しては、艦これのボイスから聞き取ったモノに当て字しているに過ぎません。
もしネイティブの方が居ましたら、許して下さい何でもしますんで。
ドイツ語に関しては、艦これのボイスから聞き取ったモノに当て字しているに過ぎません。
もしネイティブの方が居ましたら、許して下さい何でもしますんで。
15:30 カフェ
提督「いやぁ~…、相当買ったなぁ…」
グラーフ「~♪」ゴクゴク
提督「やはり女物は高いなぁ…、今日で相当使ってしまった……」ガックリ
グラーフ「……アトミラールが甘えて良いと言ったのだろう…」ムッ
提督「いや、そうなんだけどさ…、まさかここまで洋服を買うとは思わないわけで…」
グラーフ「し…仕方ないだろう…、ショッピングがこんなに楽しいとは思わなかったのだ…」モジッ
提督「グラーフずっとウキウキだったもんなぁ、初めてあんな楽しそうなグラーフを見たよ」ハハハ
グラーフ「……変か?」
提督「寧ろグラーフの素顔が見れて良かったよ。やっぱり連れ出して正解だった」
グラーフ「……///」ズズー
男店員「どうも、提督さん!」
提督「おお!久しぶりだな!」
男店員「はい!相変わらずお元気そうで!」
提督「君も相変わらず元気だねー。あっ、そうだ。君にも紹介するよ。最近入ったグラーフだ」
グラーフ「宜しく頼む」ペコッ
男店員「よ、宜しくお願いします!」ペコッ
提督「あのさ、ちょっと耳を貸してもらえるか?」チョイチョイ
男店員「はい?」スッ
提督「最近ウチの娘達に、彼氏や好きな人が出来たらしいが…、お前知ってるか?」ボソボソ
男店員「ああ~、確かにそういう話する娘は多いですね」ボソボソ
提督「相手は見たことあるか?」ボソボソ
男店員「う~ん…、残念ながら…」ボソボソ
提督「そうか…」
男店員「あ、でも、皆似たような特徴の男性の話ばかりしていますよ?」ボソボソ
提督「ほう…」
男店員「例えば、好きな食べ物が被っていたり、趣味が同じだったり…」ボソボソ
提督「それは同じ相手を好きになっている可能性があると…?」ボソボソ
男店員「うーん…、流石にそこまでは分かりませんね…」ボソボソ
提督「そうか…、分かった」
男店員「お役に立てず、すみません…」
提督「良いよ良いよ、少し分かっただけでも有難い」
グラーフ「……」ズズー
提督「それじゃあグラーフ、そろそろ次行くか」
グラーフ「うむ、その言葉を待っていた」ガタッ
男店員「ありがとうございましたー」
グラーフ「次はどこへ連れていってくれるのだ?」コツコツ
提督「そうだなぁ…、やっぱゲーセンかな」コツコツ
グラーフ「それはどういう場所なんだ?」コツコツ
提督「行ってみりゃ分かるよ」コツコツ
15:45 ゲームセンター
ガヤガヤ……
グラーフ「……」ポカーン
提督「もしかしてグラーフはゲームセンター初めてか?」
グラーフ「…この様な場所が存在したとは…」ソワソワ
提督「じゃあ今日はゲーセンでの遊び方を教えてやろう」
グラーフ「うむっ!」キラキラ
提督「じゃあまず音ゲーからだな。あれからやるか…」コツコツ
グラーフ「音ゲーとは何だ?」
提督「音楽に合わせて、ボタンやらタッチパネルやらを押して遊ぶ物が多いな。まぁ、リズムゲームとも言うな」
グラーフ「なるほど、早速やってみようっ」チャリン
『Welcome to jubeat Qubell……』チャララーン…
………………
グラーフ「音楽とは……、あそこまで難しいモノなのか……」ガクッ
提督「だから最初はイージーでやれって言ったじゃん…」
グラーフ「…あそこまで難しいとは思わないだろう…」ショボーン
提督「まぁ、音ゲーはこの辺にして、次はレースゲーだな」
グラーフ「それはどういうものだ?」
提督「そのままの意味で、レースをするゲームだよ。大体はクルマやカートでレースをして、1位でゴールしたヤツの勝ちだ」
グラーフ「なるほど…、アトミラールには負けんぞ?」フフッ
提督「俺だってレースゲーは得意だ。島風には負けたが、グラーフには絶対負けんよ」フフン
………………
提督「…クソッ…!唯一の俺の得意分野なのに…、いとも容易く負けるとはっ…」ガクッ
グラーフ「ゲームとは言え勝負だからな。何を言おうと私の勝ちだ」フフン
提督「マリ○カートならまだしも、ガチのレースゲーで負けるとはな…」
グラーフ「あっ」
提督「ん、どうした?グラーフ」
グラーフ「なぁアトミラール!あれは何だっ?」
提督「あれはクレーンゲームだな、ボタンやらレバーで景品を取るゲームだ」
グラーフ「なるほど!では、このカップアイスを取るゲームがやりたいのだが…」
提督「おっ、良いぞ?どれ、お手並み拝見といこう」チャリン
グラーフ「このレバーで操作するのだな?」カチャッ ウィーン…
提督「そうそう、それでそのボタンを押すとアームが下がって掴んでくれるんだ」
グラーフ「むぅ…、ここだっ」ポチッ
ウィーン…ガシッ…ウィーン…ガタン
グラーフ「獲ったぞっ!」テッテレー
提督「マジか…、俺それ一回も獲れたこと無いんだけど…」
グラーフ「ふふふ…、こんなの朝飯前だなっ」
提督「じゃあ俺もやってみるか…」チャリン
ウィーン…
提督「……ここだっ!」ポチッ
ウィーン…ガシッ…ポロッ…ウィーン…
提督「……やっぱり俺は、今日もダメだったよ…」ガクッ
グラーフ「ふふん、また私の勝ちだなっ!」ドヤッ
提督「くっそー…。てかそれ、早く食べないと溶けるぞ?」
グラーフ「そうだな、早速頂こう」パカッ
提督「………」ジー
グラーフ「ん~、もいひいな!これはっ」パクパク
提督「………」ジー
グラーフ「…むっ、何だ?」
提督「いや、美味しそうに食べるなーと…」
グラーフ「ふっ、しょうがないな。ほら、一口だけ食べさせてやろう」スッ
提督「やった、サンキュー!」パクッ
グラーフ「うむっ!じゃあ残りは私が……」ハッ
提督「どうした?」
グラーフ「…あっ、いや!…よく考えたらこれは……///」
提督「…ああ、俺も気が利かなかったな。新しいスプーン取ってくるよ」
グラーフ「いや待てっ!こっ、これで大丈夫だっ!///」
提督「そうか?だったら良いが…」
グラーフ「う、うむ…。では…い、頂こう…///」パクッ
グラーフ「~~~っ///」ボッ
提督「…美味しそうで何よりだ」
………………
グラーフ「なぁアトミラール!あの大きな機械は何だ?」
提督「プリクラだな、鈴谷とか浜風辺りが好きなヤツだな」
グラーフ「どういうゲームなんだ?」
提督「あれはゲームって言うより、友達と一緒に写真を撮って遊ぶヤツだな」
グラーフ「なるほど…」
提督「まぁ友達と言わず、カップルで取る奴等も居るが…」
グラーフ「……っ!」
提督「まぁ、今日はグラーフ1人だし、休日に仲の良い娘達と一緒に撮りに来るといい」スタスタ
グラーフ「まっ、待てっ!」ガシッ
提督「ん?」
グラーフ「い、一緒に撮ろうではないか…///」
提督「俺とで良いのか?」
グラーフ「ああ、寧ろアトミラールとが良い…///」
提督「そうか。じゃあ早速やるぞ」
………………
グラーフ「中は結構明るいのだな…、後ろは緑やら色々なカーテンまである…」
提督「明るいのは顔に影ができにくいようにする役割があったりするし、後ろのこれは、後で背景を合成する役割もあるな」チャリン
グラーフ「ほう…、様々な技術が使われているのだな…」
ピロリンッ
『好きなモードを選んでねっ』
提督「とりあえず適当に…」ピロリン
いやいいんだけどさ グラーフの無愛想の兵器みたいな設定はどこ行ったんだよw
『カウントダウンが終わったら撮影の合図だよっ!カウントダウンの間にポーズを決めてねっ!』
提督「じゃあ5枚撮れるみたいだし、どういうポーズで撮ろうか?」
グラーフ「ぽ、ポーズか…、そうだな…。最初は並んで撮ろう」
提督「よしっ」
『まずは1枚目っ!3、2、1!』カシャッ!
『次は2枚目っ!仲良しさをアピールしようっ! 』
提督「じゃあ次は帽子を交換して撮ろう」
グラーフ「い、良いのかっ?」
提督「良いから良いから、ほら笑顔笑顔っ!」
『 3、2、1っ!』カシャッ
『3枚目だよっ!ちょっと接近してもっと仲良しさアピール!』
提督「よし、3枚目だ。次はどうする?」
グラーフ「つっ!次はアトミラールが後ろから抱き締めている感じで頼むっ!」
提督「え、ええっ!?」
グラーフ「ほらっ、早くしないかっ!」バッ
提督「お、おう…///」ギュッ
グラーフ「んっ…!///」ゾクッ
『 3、2、1っ!』カシャッ
『4枚目はちょっぴりオチャメな感じでっ!』
提督「おいグラーフっ、表情硬いぞっ!」ムニッ
グラーフ「はひほふふっ!///」
提督「ほらほら~、表情筋固まってるぞー」ハハハ
グラーフ「むーーっ!」グニッ
提督「いひゃいいひゃい」ムニッ
『3、2、1っ!』カシャッ
グラーフ「何をするっ!///」バッ
提督「だってお前スゴいガチガチなんだもん」
グラーフ「ええい、最後は好きにさせてもらうぞっ!」バッ
提督「おう、かかってこい!」グッ
『最後は一番ラブラブなポーズでっ!』
グラーフ「……おい、目を瞑れ」グッ
提督「おい、お前…。何する気だよっ…!」タジッ
グラーフ「いっ良いから、もう時間がないんだっ!」
提督「え、ええいままよっ…!」ギュッ
グラーフ「よ、よし……。今なら…、今ならっ!」スッ
『3、2、1っ!』
グラーフ「っ!」
チュッ
カシャッ
提督「……っ!///」バッ
グラーフ「ハァ、ハァ…///」
提督「おま…、何で唇なんだよ…///」
グラーフ「…ほ、本当は頬にするつもりだったのだが……///き、気がついたら…、その…、そこだったのだ…///」モジッ
『ヒューヒューっ!アツイねーっ!』
提督「うるせぇっ!///」
グラーフ「し、写真はどうなるのだ?///」
提督「あー…、外の機械で加工するんだよ」
グラーフ「なるほど…///」
提督「このタッチペンで文字を書いたり、スタンプ貼ったりして加工するんだ」カチカチ
グラーフ「ほう…」カチカチ
提督「……」カチカチ
グラーフ「……」カチカチ
提督「……あっ、お前俺の目にグラサン張り付けてんじゃねーよ!」カチカチ
グラーフ「ふふっ…。あっ、貴様も私の頭に花を付けるなっ!私がアホに見えるだろっ!」カチカチッ
提督「あ、やりやがった…!こんのっ!」カチカチッ
……………
…………
………
……
…
18:00 鎮守府付近の埠頭
グラーフ「~~~♪」コツコツ
提督「なぁグラーフ…。やっぱ最後の1枚…、無かった事には」コツコツ
グラーフ「断る」キッパリ
提督「……お前も恥ずかしがってた癖に…」コツコツ
グラーフ「アトミラールが油断するからいけないのだ」コツコツ
提督「はぁ…、まぁ楽しんでくれたようで何よりだ」コツコツ
グラーフ「まぁ、なんだ…。今日は私に外の世界を教えてくれて、ダンケシェーン…」
提督「だから堅いって…、それに遊びを教えるのも、上司の務めだしな」
グラーフ「上司…か……。なぁ…、アトミラール」クルッ
提督「ん?」
グラーフ「私は、色恋沙汰に興味が無い、と言ったな…」
提督「ああ、そうだな…。兵器だから、愛想良くする理由が無いんだろ?」
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