私的良スレ書庫
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元スレ提督「最近違和感を感じるとです」
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夕張「ところで、他に用事は?」
グラーフ「ついでに親睦を深めてこいと言われたが…」
夕張「そうなの?」
明石「あっ!じゃあせっかくだし、装備見せてよ!」キラキラ
グラーフ「艦載機とかか?」
夕張「そうそう!私もグラーフさんの装備、じっくり見てみたかったんだよねーっ!」キラキラ
グラーフ「別に構わないが…」
明石「そうと決まれば、早速艦載機から見せてよ!ドイツ製の艦載機、じっくり見たことなくてさ!」
夕張「ビスマルクさんやプリンツさんの装備もそうだったけど、ドイツ製は面白いからね!」
グラーフ「…では、まずこの艦載機から……」
……………
…………
………
……
…
乙です。
クーデレに見せかけたチョロインだからなあ
入手するのに400回近く潜水棲姫を沈めて苦労して手に入れた娘なんでめっちゃ愛着ある
クーデレに見せかけたチョロインだからなあ
入手するのに400回近く潜水棲姫を沈めて苦労して手に入れた娘なんでめっちゃ愛着ある
乙です。
……提督(司令官)殿、時計の修理を依頼した方が良いかと(意見具申)
7:00 執務室
提督「……」カキカキ
コンコン
グラーフ「アトミラール、今戻った」ガチャッ
提督「お帰りー、夕張達と親睦は深められたか?」ピラッ
グラーフ「ああ、彼女達の話はとても興味深かった。近い内にまた顔を出そうと思う」バタン
提督「そうか、仲良くなれたようで何よりだ。あ、でもアイツらたまに変な事企むから気を付けろよ?」
グラーフ「そうなのか…?」
提督「ああ…。まぁ、変なクスリとか作ってないだけマシだとは思うが…」ゲンナリ
グラーフ「……」
提督「ま、そんな事置いといて。書類整理手伝ってくれ」ピラッ
グラーフ「り、了解した…」
提督「宜しく…って、あっ。しまった、印鑑を部屋に忘れてしまった…。ちょっと取りに行ってくる」ガタッ
グラーフ「分かった」
7:10 提督部屋前
提督「あー、やっぱり印鑑テーブルの上に置きっぱなしだったか…」ゴソゴソ
提督「まさか印鑑を忘れるとはな…
」ガチャッ
提督「さて、今日の外回りスケジュールも組まないとな」バタン ガチャリ
コツコツ…
提督「…あれ、北上?何してんだ、そんな所で」
北上「……」
提督「おーい、北上ー?」
北上「あのさ、提督…」
提督「ん?」
北上「あたしさー、見ちゃったんだよねー…」
提督「何を?」
北上「今朝、間宮さんが提督の部屋から、出てくるとこ…」
提督「……えっ」
北上「あたしショックだなー…。間宮さんとあたしの尊敬してる提督が、身体の関係で繋がっているなんてさー…」
提督「いや、そういうのじゃないから…」
北上「ふーん、否定するんだ」
提督「否定も何も、そもそもそういう関係じゃないって」
北上「でも昨夜間宮さんを部屋に連れ込んで、今朝出て来たのは事実でしょ?」
提督「それはそうだが、どうしてそういう考えになるんだ…」
北上「だって何も無かったという証拠は無いんだよ?提督が嘘をついている可能性だってあるし?」
提督「俺は嘘は吐かない」
北上「じゃあどうやって証明出来んの?」
提督「それは…、間宮本人に聞けば分かるだろ…」
北上「間宮さんが嘘を吐く可能性もあるんだよ?信じれると思う?」
提督「……なぁ、北上…」
北上「何?」
提督「…どうしてそんなに怒っているんだ?」
北上「どうして…?もしかして、提督は分からないの…?」
提督「上司が部下を泊めてあげただけで怒られる理由なんて、俺には思い付かんな」
北上「……はぁー……。提督はヒドイよね…、あたしらの気持ち、なーんにも分かってない…」
提督「……これでも皆の事を分かっているつもりだが…」
北上「あーあ…これだもんなぁー…。提督はいつになったら分かってくれるのかねー…」
提督「……」ギリッ
北上「ま、この事はあたしの胸の内に仕舞っておいてあげる」
提督「……、」
北上「じゃーねー、提督」ノシ
提督「待て、北上」ガシッ
北上「……何?」
提督「このまま誤解されたままなのは癪だ。何も無かった事を証明してやる」
北上「……どうやって?」
提督「今夜俺の部屋に泊まれ」
北上「………え?」キョトン
この提督は油田のそばで煙草を吸うのを男気と勘違いしてるみたいだな
提督「そこで俺が間宮にしたことを、そのままお前で再現してやる」
北上「ちょ、ちょっと待って!提督は何言ってるか分かってんの!?///」アセアセ
提督「ああ、変なことを言っているのは分かっている。でもそうすればきっと北上も、満足いく筈だ」
北上「ひゃぁ~…///ほ、本気?///」
提督「本気だ」
北上「~~~っ///いきなり過ぎるって~っ!///」
提督「もし嫌なら、別の方法を考えるg
北上「行くに決まってるじゃんっ!」ガバッ
提督「お、おう…。良いのか?」
北上「当たり前じゃん…///じ、じゃあ今夜提督の部屋に、行くからねっ///」
提督「ああ、あと着替えも持ってこい」
北上「う、うん…///」
提督「じゃあまたな」コツコツ
「……///」
「ヤバっ…、興奮してきちゃった///…ちょっとトイレに行ってこよっ///」タッタッタ
「言って信じないなら行動で信じさせてやる!」
言ってることは格好いいんだけど若干ズレてるし証明にもならないんだよなぁ……
言ってることは格好いいんだけど若干ズレてるし証明にもならないんだよなぁ……
テロだか戦争で壊れた石油だか液化ガスのパイプラインから溢れたものかっぱらう為に集まって作業してる最中に
タバコ吸って付近一帯の奴らが一瞬で消し炭になるアレを思い出した
タバコ吸って付近一帯の奴らが一瞬で消し炭になるアレを思い出した
???「間宮さんだけじゃ飽き足らず、私の北上さんまで…」ハイライトオフ
10:00 執務室
提督「よし、とりあえずここまでにしておこう」ピラッ
グラーフ「良いのか?」
提督「ああ、そろそろ外回りの時間だからな」
グラーフ「そういえば、そうだったな 」
提督「じゃあ行くぞ」ガチャッ
グラーフ「分かった」コツコツ
バタン
10:10 鎮守府通用門
提督「あっそうだ、グラーフ。鎮守府の外に出る際は、これを絶対に携帯しておく事」スッ
グラーフ「…何だ?このカードは」ピラッ
提督「それはクレジット機能付きの、身分証明カードだ。もし警官に身分を証明出来るものを出せと言われたら、それを出せ」
グラーフ「なるほど…」
提督「まぁ、グラーフは艦娘って分かりやすいし、提示する機会はほぼ無いだろう。が、トラブルを避ける為にも持っておいて損はない」
グラーフ「了解した」
ビスマルク「…あら?アトミラールにグラーフじゃない!」
プリンツ「今からお出掛けですか?」
提督「ああ、グラーフは今日が初の秘書艦だからな」
ビスマルク「…なるほどね。そういえば、グラーフは最近ここに着任したばかりだったわね」
プリンツ「思えば、私も初めて秘書艦任されたとき、アトミラールさんと一緒に街に行きましたね…。あの時はとても楽しかったですっ!」
提督「それは連れていった甲斐があったよ」ハハ
ビスマルク「わっ、私だって楽しかったわよっ」
提督「そりゃなによりで」ハハ
ビスマルク「と、ところでアトミラール。こ、この私と一緒に、今度デートにでも…///」
プリンツ「おっ、お姉様ズルいですっ!私も一緒に行きますっ」
ビスマルク「だっ、ダメよ!私は二人きりが良いのっ!」
プリンツ「させませんよ~っ!」
提督「…相変わらず二人は仲が良いな」
グラーフ「そうだな…」
提督「じゃあ俺らはそろそろ行くから、お前らはちゃんと仕事しとけよー?」コツコツ
ビスマルク「あっ、ちょっと待ちなさいよ!もっと私に構いなさいよっ!」
プリンツ「ダメですお姉様っ!アトミラールの仕事の邪魔をしてはっ!」
ビスマルク「ちょ、ちょっと離しなさいよっ!アトミラールが行ってしまうじゃないっ!」
プリンツ「い~や~で~す~っ!」
ビスマルク「あっ、行かないでっアトミラーーーーールっ!!」
コツコツ…
グラーフ「…良いのか?放っておいても」コツコツ
提督「あのまま付き合ってたらいつまでも経っても出発出来ん。それに…」コツコツ
グラーフ「…それに?」コツコツ
提督「グラーフと一緒に居られる、貴重な時間が短くなるじゃないか」コツコツ
グラーフ「………そうか」コツコツ
提督「えーと…。じゃあ最初は、俺らの顔見知りに挨拶して回るか」コツコツ
グラーフ「り、了解した」コツコツ
提督「そう緊張すんなって、皆優しい人達だからさ」ハハハ
グラーフ「いや、そういう意味では……、まぁ良いか…」コツコツ
最初に「私は北上さん一筋ですから!!」と力強く宣言していてほしい
そして今はその発言を後悔していてほしい
そして今はその発言を後悔していてほしい
鈍感すぎる主人公見るとどうしても脳味噌イカレチンポなんじゃねーかと思ってしまって駄目だ
それを言うならイカレポンチだろそっちだとプレイボーイみたいじゃないか
お待たせしました、今から残りを投下していきます。
何でインポの話しているんですかねぇ…
何でインポの話しているんですかねぇ…
10:25 商店街
ガヤガヤ……
グラーフ「今日は平日だというのに、人が多いな…」
提督「ここは市場も近いし、一般の人間だけじゃなく業者も沢山来るからな。早朝と夕方は特に混雑するんだ」
グラーフ「ほう…」
八百屋「おっ、提督さんじゃねーか!相変わらず別嬪さん侍らせて、羨ましいねぇ~」
提督「おはようございます!ウチの娘は皆別嬪ですからね、よく言われます」ハハハ
魚屋「じゃあ俺らにも1人位おすそ分けしてくれよっ」ガハハ
提督「そんな事言ってると、また奥さんに怒鳴られますよ~?」ニヤニヤ
魚屋「げっ!何で知ってんだ!」
提督「ウチの陸奥が、奥さんから相談受けたって言ってましたからね」ハハハ
八百屋「只でさえちいせぇ町なんだ、そういう噂はあっという間に広がっちまうよ」ガハハ
グラーフ「……」
提督「おっと、紹介するのを忘れていたな…、コイツは最近ウチに着任したグラーフ・ツェペリンだ」
グラーフ「よ、宜しく頼む」
八百屋「おう!」
魚屋「宜しくな、嬢ちゃん!」
花屋娘「あーっ!提督さんがまた違う女の子連れてるーっ!」
提督「ああ、コイツは例によって最近着任したグラーフだ」
グラーフ「宜しく頼む」
花屋娘「宜しくねっ!って言うか提督さんの反応つまんないー、もっと取り乱したりしないのー?」
提督「誰かさんから言われ慣れてるからな。お陰様で、冷静に対処できるようになったよ」ニヤッ
花屋娘「んもー、そういう皮肉ばっかり」
提督「ははっ、すまんすまん。来週も花買うから、それで勘弁してくれよ」
花屋娘「むー…、許すっ!」
提督「ははっ。じゃあ後で羽黒が来るから、いつものように宜しく頼む」
花屋娘「分かった!いつもありがとねーっ!」
グラーフ「……」ムッ
警官「あ、提督さん!おはようございます!」
提督「ああ、どうも!この前は隼鷹がお騒がせしてすみませんでした…」ペコッ
警官「いやいや、寧ろ感謝したいぐらいですよ」
提督「本当ですか?」
警官「ええ、何せ殴り倒した相手は暴漢でしたからね。お手柄です」
提督「だったら良いのですが…。あ、そうそう。この娘はこの前着任したばかりの艦娘なんです」
グラーフ「グラーフ・ツェペリンだ。宜しく頼む」スッ
警官「こちらこそ、宜しくお願いします。ああ、身分証は出さなくて良いですよ?」
グラーフ「何故だ?」
警官「提督さんが一緒ですし、別に怪しい訳でもないですからね」ハハハ
婦警「あの…、こちらの方は…?」
警官「ああそうだった。提督さん、実はウチも新米が1人入りまして…」
提督「すごい偶然ですね…」
警官「こちらの男性は、あの鎮守府で提督をされている方だ」
婦警「あっ、そうだったんですねっ!失礼致しましたっ!」ガバッ
提督「いやいや、良いんですよ。大変な事も多いかもしれませんが、お互いに頑張りましょう!」
婦警「はいっ!宜しくお願い致します!」ビシッ
グラーフ「……」ムッ
警官「呼び止めてしまい、申し訳ありませんでした」
提督「いえいえ、貴方は職務を全うされているだけですから」ハハハ
警官「そう言っていただけると助かります。それでは私達はこれで」ピシッ
提督「ええ、本日も御苦労様です」ピシッ
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