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    元スレ八幡「死ねばいいのに」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    301 = 1 :

    留美「……うん」

    八幡「でも嫌なんだろ?」

    留美「嫌だけど……」

    八幡「なら俺たちに手助けをさせろ」

    留美「え?」

    八幡「元通り仲良しになるのは無理だと思う。けど今の状況を変えることは出来るかもしれない」

    留美「なんで私を助けてくれるの?」

    雪乃「それはあなたが助けてほしい目をしてたからじゃないかしら」

    留美「……そっか。私、無意識に助けを求めてたんだ」

    八幡「雪ノ下、いいよな?」

    雪乃「ええ。これも奉仕部の一環だもの」

    302 = 1 :

    20時頃


    雪乃「先生、ご相談があるのですが」

    平塚「なんだね?」

    雪乃「苛めにあっている子を助けたいので許可を下さい」

    平塚「ふむ。いいだろう。何かあったら私が責任を取ろうじゃないか」

    雪乃「ありがとうございます」

    八幡「先生、男前っすね」

    平塚「褒めても何も出ないぞ。それでは君たちでまずは話し合いたまえ」

    八幡「うす」

    小町「お兄ちゃんが自分から面倒事に関わるなんてどしたの?」

    八幡「今にも泣きだしそうな女の子を守る側に立てれば男なら本望だからな」

    結衣「やだ、ヒッキー超カッコいい///」

    葉山「比企谷くん」

    戸塚「八幡、カッコいいよ!」

    戸部「比企谷くん、男前だわー」

    雪乃「その台詞パクリじゃない」

    八幡「うぐっ!」

    303 = 1 :

    ルミルミ編は長いので2回に分けます
    禁書3期いつやるのかなぁ

    304 :

    >>303
    フレ/ンダやら宗教関連使ってくるし不可能と聞いたことがある
    やってほしいのに

    305 :


    禁書は公式が活発化してるみたいだし期待したいね

    308 :

    コレと静ちゃんSSは本当に心から楽しく読めるわー
    め○りんの人とか少○Aとか地○のような日々とか最下層決定戦みたいな連中がウヨウヨいるからこういう本当の良策は貴重

    309 :

    誉めるときに一々他の名前出して腐すのやめいやほんとゲスだな

    310 :

    おつおつ 禁書3期はなかったんだ…

    311 :

    名前のくだり、1つ抜けてない?

    312 :

    氷菓は見終わって、農業高校の所は銀の匙か?最後のセリフの元ネタがわからん

    313 :

    >>312
    ググったら出てくるぞww

    314 :

    雪乃「それじゃ話し合いましょうか」

    葉山「雪ノ下さん、俺たちは奉仕部じゃないけど参加していいのかな?」

    雪乃「ええ。一応、比企谷くんが方法は考えたのだけれどみんなの意見も聞いた方がいいと比企谷くんが言うから」

    八幡「もしかしたら俺たちよりいい方法が出るかもしれないからな」

    戸塚「確かに自分だけで考えちゃうと視野を狭めることもあるもんね」

    八幡「その通りだ」

    雪乃「それと意見を出す前に言っておきたいことがあるの」

    小町「なんですか?」

    雪乃「苛めを無くす=孤立させない、ということではないことを理解して欲しいの」

    315 = 1 :

    結衣「どういうこと?」

    葉山「一人でいること自体は嫌じゃないってことかな?」

    八幡「ああ。鶴見から色々聞いたが誰かをハブにするのが流行ってたようでな。自分が被害を受ける前から嫌気はさしてたみたいだ」

    戸部「やっべー。そんなのが流行るとか小学生怖すぎっしょ」

    三浦「ふーん。可愛い子達でつるめば大丈夫だと思うんだけど」

    結衣「優美子、女子はそんな単純じゃないよ」

    三浦「でもあーし苛められてないし」

    結衣「それは隼人くんがいるからだよ」

    三浦「え」

    316 = 1 :

    結衣「優美子は鈍感だから気づいてないかもだけど、女子から結構嫌われてるからね?」

    三浦「」

    八幡「つまり葉山が安全地帯ってわけか」

    葉山「安全地帯?」

    海老名「そうそう。他の子達は優美子が隼人くんと親しいから手を出してこないんだよ」

    三浦「あ、あーし、そんな嫌われてたんだ……。まさかテニス部の後輩たちにも?」

    戸塚「テニス部の人達は大丈夫だと思うよ。みんな、三浦さんが根は真面目だって知ってるし」

    三浦「ほ、ホント?」

    戸塚「うん。それに何かあったら僕が何とかするから大丈夫だよ。一応、部長だし」

    317 = 1 :

    三浦「戸塚……」

    雪乃「青春をするのは後にしてもらえるかしら?」

    戸塚「ご、ごめん!」

    雪乃「それで誰か意見はないかしら?」

    海老名「趣味で仲間が出来ればいいんじゃないかな? そうすれば心に余裕も持てると思うし」

    八幡「それも一つの手だな」

    葉山「みんなで話し合いじゃ解決しないよな?」

    雪乃「そうね。あなたが一番わかってるでしょう?」

    葉山「……そうだね」

    318 = 1 :

    結衣「担任の先生に相談するのは後が怖いよね」

    雪乃「そうね。余計に被害が増す場合もあるわ」

    戸塚「被害が増すってシカト以外もされてたりするの?」

    雪乃「物を隠されたり、ノートに落書きされたりしてるそうよ」

    戸塚「そっか……」

    小町「うーん、小町じゃ解決案は出せそうにないですね」

    戸部「俺も俺も」

    八幡「んじゃ俺の意見を言うから聞いてくれ。一応、鶴見にも相談はしている」

    319 = 1 :

    説明後


    結衣「それでうまくいくのかな?」

    八幡「断言は出来ない。ただ小学校の同級生にそういった奴がいてな」

    葉山「その子も苛められてたのか?」

    八幡「最初はな。ただそれがばれてからはなくなった。関わろうとするやつもいなくなったがな」

    小町「雪乃さんはお兄ちゃんの意見に賛成なんですか?」

    雪乃「現状それが最適かと思うわ。私たちはずっと彼女の傍にいられるわけではないもの」

    海老名「そうだよね」

    八幡「この方法は鶴見にも負担は掛かるし理想の方法じゃないのかもしれない」

    雪乃「そうね」

    八幡「けど俺にはこれが限界だ。反対がなければ肝試しの時に行おうと思うんだが」

    葉山「俺は案を出せなかったから。比企谷くんの意見に従うよ」

    三浦「隼人が言うならあーしも」

    海老名「私も賛成かな」

    320 = 1 :


    戸塚「僕もだよ」

    小町「小町だよ」

    戸部「俺も文句ないっしょ」

    八幡「悪いな。それと戸部に協力してもらいたいんだがいいか?」

    戸部「俺?」

    八幡「ああ。お前が適任だと思う。嫌な役を押し付けてしまうことになるが……」

    戸部「そんなの全然いいっしょ。比企谷くんが言ってたべ? 女の子が泣きそうになってるんなら助けなくちゃでしょ!」

    八幡「助かる」

    戸部「比企谷くん、そこは助かるじゃなくてありがとうだべ?」

    八幡「あ、ありがとう」

    戸部「おう!」

    321 = 1 :

    翌日 水場


    八幡「というわけで肝試しの時に実行することになった」

    留美「うん」

    八幡「本当にいいのか? 中学に上がっても苦労するかもしれん」

    留美「いい。後は自分で頑張ってみる」

    八幡「そうか。……上手くいくといいんだがな」

    留美「いかなくてもいいよ」

    八幡「何でだ?」

    留美「八幡が助けを差し伸べてくれた時点で私は結構救われたと思うし」

    八幡「鶴見は子供なんだからもっと欲張ってもいいと思うぞ?」

    留美「子供じゃない。それに留美でいい」

    八幡「お、おう。それじゃ留美。頑張ろうな」

    留美「うん」

    322 = 1 :

    肝試し


    戸部「っべー。少し緊張してきたー」

    八幡「やっぱり俺が変わるか?」

    戸部「だいじょーぶ、だいじょーぶ。比企谷くん、上手くいったら後で祝杯あげんべ!」

    八幡「お、おう……。来たぞ」


    「あ、お兄さんたちだー」

    「片方普通の格好してるー」


    八幡(俺も普通の格好してるんだが)

    戸部「いやー、衣装が足りくなくてさー。君らの小学校貧乏すぎっしょ!」

    「えー」

    323 = 1 :

    「確かに体育館ぼろいし」

    「私たち、貧乏小学校だったんだー」

    八幡(さすがコミュ力高いだけあるな)

    留美「……」

    戸部「それより鶴見留美ちゃんだっけ?」

    留美「……うん」

    戸部「もしかして鶴見組のお嬢さんだったりー?」

    留美「そうだよ」

    戸部「マジかー。前に見たことあったと思ったんだわー」

    「え?」

    324 = 1 :

    「お兄さん、鶴見と知り合いなの?」

    戸部「おう。俺の親父ってヤクザの組員なんだわー」

    「」

    戸部「んで親父の上司が留美ちゃんのおじいちゃんってわけよ!」

    「……え? 鶴見のおじいちゃんが……?」

    「嘘……?」

    戸部「嘘じゃねーし。あれ? 学校の皆には黙ってたん?」

    留美「別に自分から言うことじゃないし」

    戸部「そっかー」

    八幡「戸部、お前の親父さんヤクザだったのか……」

    325 = 1 :

    戸部「おう。あんれー? 比企谷くんに言ってなかったっけ?」

    八幡「初耳だな」

    戸部「そっか。別にビビんなくていいから」

    八幡「いや、普通ビビるだろ。なあ?」

    「う、うん……」

    戸部「別に何もしねーから。あ、でも……」

    八幡「なんだ?」

    戸部「実は俺小学生の時苛められっ子だったんよ」

    八幡「マジか」

    326 = 1 :

    戸部「マジマジ。それで親父が切れて相手の家に殴り込みにいったことがあったわー」

    「……」

    戸部「まー、何もなければ怒ることもねーし。留美ちゃんはみんなと仲良くやってるんだべ?」

    留美「……」

    「……」

    留美「まあね」

    戸部「そっか。よかったわー。留美ちゃんのおじいちゃん、マジ怖いから」

    八幡「そうなのか?」

    戸部「組長さんなんだから当たり前だべ」

    「わ、わたし達そろそろ……」

    327 = 1 :

    八幡「おう。気を付けてな」

    「い、いこ!」

    「う、うん!」

    留美「……」

    「鶴見も行こう?」

    留美「わかった」

    八幡「ふぅ。お疲れさん」

    戸部「おう。いやー、演技って結構疲れるわー」

    八幡「マッカンでも奢ってやるよ」

    戸部「なにそれ?」

    328 = 1 :

    一時間後


    留美「八幡」

    八幡「おう」

    留美「ありがと。みんなにも伝えておいて」

    八幡「ああ」

    留美「さっきあの子達に謝られた」

    八幡「そうか。それでどう返したんだ?」

    留美「何もしないから私に関わらないようにお願いした」

    八幡「それでよかったのか?」

    留美「うん。結構ぼっちには慣れたし」

    八幡「また困ったことあったら連絡しろよ。ほれ、俺の連絡先だ」

    留美「ナンパ?」

    八幡「ち、違わい!」

    329 = 1 :

    留美「ふふ、冗談」

    八幡「大人をからかうな」

    留美「ごめん。……二学期から大丈夫かな?」

    八幡「不安か?」

    留美「少し」

    八幡「大丈夫とは断言は出来ない。けど今度は一人じゃない。世界だって違って見えるだろ」


    雪乃「また台詞をパクって……」


    八幡「……聞いてたのかよ」

    雪乃「ええ。鶴見さん、わたしの連絡先よ」

    留美「ありがと」

    雪乃「お互い美少女だし、何かあったら連絡しなさい」

    留美「う、うん……」

    330 = 1 :

    翌日 車中


    平塚「よくやったな、雪ノ下」

    雪乃「わたしは特に何も。比企谷くん、戸部くん、鶴見さんの頑張りです」

    平塚「わたしは全員頑張ったと思うがね」

    雪乃「そうですか」

    平塚「それより助手席でよかったのか?」

    雪乃「はい。由比ヶ浜さんの隣だと肩が痛くなるので。彼に任せます」

    平塚「なるほど。あの二人は付き合ってないのか?」

    雪乃「夏祭りの日に付き合うそうですが」

    平塚「なんだと!? クソ、リア充め!!」

    雪乃「お、落ち着いて下さい……」

    平塚「すまない。取り乱してしまった。そういえばこの前陽乃から連絡が来たよ」

    331 = 1 :

    雪乃「姉さんから?」

    平塚「ああ。雪ノ下の様子がだいぶ変わって驚いてたぞ」

    雪乃「そうですか。……そんなに変わりましたか?」

    平塚「ああ。表情が柔らかくなったし、何より楽しそうに見えるよ」

    雪乃「楽しそうに」

    平塚「比企谷と由比ヶ浜を奉仕部に入れたのは正解だったかな」

    雪乃「そうですね。趣味も広がりましたし」

    平塚「ああ、漫画に凝ってると比企谷から聞いたよ」

    雪乃「はい。今度、レンタルで沢山借りようかと思うんですが」

    平塚「なら帰りにゲオでも寄るかね?」

    雪乃「お願いします」

    332 = 1 :

    ここまで
    次回は八幡と結衣が付き合います

    333 :

    小町謎の自己紹介

    334 = 313 :



    >次回は八幡と結衣が付き合います
    な、なんだってー(棒

    ところでなんで雪乃は肩が痛がってるんだっけ?
    結衣が肩がこるなら分かるが

    335 = 305 :

    乙 本当にサクサク進むの気持ちいい
    ゆきのんが肩痛くなるのは由比ヶ浜が寝るからだろ多分

    336 :

    由比ヶ浜、あーしさんに対して容赦ないな

    337 :

    面白いキャラ付けのおかげで原作ほど毒がなくとも面白く回ってる辺り、この>>1上手いな

    338 :

    どの時空でも戸部はうるさいけどいい奴
    はっきりわかんだね
    このポンコツな可愛い結衣と次付き合うのか期待

    340 :

    この戸部いいなー
    友達になりたい

    341 :


    原作はキャラの好き嫌いかなり別れるけど
    このSSのキャラはみんな好きになれるw
    あの原作があってこそなんだろうけどさ

    342 = 312 :

    乙です
    この方法だと嘘がばれたときブリかえしそうで恐いな

    343 :

    >>342
    ガチのそーゆー産まれの人がいない限りはバレないんじゃね
    探るのも怖いし尻尾が見えなくても隠してて不思議ではないし

    344 :


    数話に一度の頻度でヘコまされる三浦がカワイイ

    >>334
    多分、スリーピング・ガハマが雪ノ下の肩に頭をもたれかけるからだと思います
    おそらくよだれも垂らしているはず

    345 :

    着実に築かれていくとべはちいいぞ~

    346 :

    ホモはまだ大人しくしていなさい

    347 :

    おつおつ
    次も待ってる

    348 :

    乙でございます

    349 :

    >>343
    そうでもないだろう、ルミルミにも虐めてた小学生たちにも親とか家族がいるんだし
    学区が同じなら保護者経由でバレることもあるだろう

    350 :

    よくこんなに長くかけるな〜


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