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    元スレ八幡「死ねばいいのに」

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    801 = 1 :

    いろは「せんぱーい、やばいですやばいです……」

    八幡「あざとい。出直してこい」

    いろは「なっ!?」

    雪乃「そうね」

    いろは「雪ノ下先輩まで? あざいとってなんですかー!」

    八幡「そのままの意味だよ。何か用か?」

    いろは「むぅ。まぁいいです。実は依頼があるんですけどー」

    雪乃「生徒会関連かしら?」

    いろは「はい。実は先週から生徒会の初仕事が始まったわけなんですけど……」

    八幡「海浜総合の合同クリスマスイベントか?」

    いろは「あれ? なんで知ってるんですかー?」

    802 = 1 :

    八幡「本牧から聞いた」

    いろは「なら話が早いですね。で、その仕事が超やばいんですよー……」

    雪乃「どうやばいのかしら?」

    いろは「今回のイベントは向こうが企画したんですけどー」

    八幡「だろうな。お前が企画するとは思えん」

    いろは「ですよねー。それで始めてみたものの、うまくまとまらないんですよねー」

    雪乃「つまり海浜総合の生徒会長が無能ということかしら?」

    いろは「無能というかなんというか。……とりあえず人手も足りないですし手伝ってほしいんですよー」

    八幡「手伝いねえ。……どうする?」

    雪乃「そうね。この前の依頼も有耶無耶になってしまったしいいんじゃないかしら?」

    八幡「そうだな。いきなり本牧と藤沢だけに一色の御守させるのも大変だろうからな」

    803 = 1 :

    いろは「先輩はわたしのこと馬鹿にしすぎじゃないですかねー」

    雪乃「それでいつから手伝えばいいのかしら?」

    いろは「今日からお願いしたいんですけど」

    八幡「今日からかよ!?」

    いろは「あまり時間がないんです……」

    雪乃「そう。なら今日は比企谷くんだけ行ってくれるかしら?」

    いろは「雪ノ下先輩は用事でもあるんですか?」

    雪乃「ええ。久しぶりに実家に帰らないといけないのよ」

    八幡「お母さんと仲良くな」

    雪乃「もちろんよ。明後日からはわたしも参加するから安心しなさい」

    いろは「はい」

    八幡「んじゃ行くか」

    804 = 1 :

    コミュニティセンター


    八幡「ここでイベントやるのか?」

    いろは「はい。三階に大きいホールがあってそこで行う予定です」

    八幡「ほーん」

    いろは「ここが講習室です。失礼しまーす♪」


    玉縄「はーい、どうぞー」


    いろは「おつかれさまでーす」

    玉縄「いろはちゃん、お疲れさま。……誰?」

    いろは「ああ、うちのヘルプ要員です!」

    玉縄「へー。僕は玉縄。海浜総合の生徒会長なんだ。よろしく!」

    八幡「……ああ、どうも」

    805 = 1 :

    玉縄「よかったよ。総武高と一緒に企画ができて。お互いにリスペクトできるパートナーシップを築いてシナジー効果を生んでいけないかなと思っててさー」

    八幡(なに言ってんだコイツ?)


    折本「あれ? 比企谷じゃん」


    八幡「……おお。折本か」

    折本「比企谷って生徒会なの?」

    八幡「違う。ヘルプ要員だ」

    折本「じゃ、あたしと同じだ。由比ヶ浜さんは一緒じゃないの?」

    八幡「あいつは用事があってな。明日からは来るんじゃねえの」

    折本「そっか。てかそっち人少なくない?」

    八幡「うちは少数精鋭だからな」

    806 = 1 :

    折本「少数精鋭って。なにそれマジウケる!」

    八幡「いやウケねーから」

    折本「んじゃまたねー」

    八幡「おお」


    いろは「先輩、お知り合いいたんですか?」


    八幡「中学の同級生だ」

    いろは「へぇ。もしかして元カノだったりします?」

    八幡「俺は由比ヶ浜が初カノだ」

    いろは「ちっ。つまんないの」

    八幡「今舌打ちした? したよね?」

    いろは「それよりそろそろ座りましょー」

    807 = 1 :

    八幡「ああ」


    本牧「比企谷。本当に来てくれたんだ」

    藤沢「お疲れさまです」


    八幡「おう。なんか大変みたいだな」

    本牧「まあね。大変だけならいいんだけど……」

    藤沢「相手の会長さんがなに言ってるのかわからないんです」

    八幡「お、おう……」

    いろは「あ、会計の稲村先輩です」

    稲村「よろしく」

    八幡「おう」

    808 = 1 :

    いろは「そろそろ始まりますよー」


    玉縄「えー、じゃー会議始めます。よろしくお願いしまーす」


    「よろしくお願いしまーす」

    玉縄「前回と同じくブレインストーミングからやっていこうか」

    本牧「はぁ」

    八幡「溜息ついてどうした?」

    本牧「もう五回目なんだ。ブレスト……」

    八幡「……」

    玉縄「議題は前回に引き続いて、イベントのコンセプトと内容面でのアイデア出しを……」

    子1「俺たち高校生への需要を考えると、やっぱり若いマインド的な部分でのイノベーションを起こしていかないと」

    八幡(ふむ。なるほど)

    809 = 1 :

    子2「そうなると、当然俺たちとコミュニティ側とのWIN-WINの関係を築くことを前提に考えなきゃいけないよね」

    八幡(確かにそうだな)

    子3「そうなると戦略的思考でコストパフォーマンスを考える必要があるんじゃないかな? それでコンセンスをとって……」

    藤沢「なに言ってるかよくわかりませんね」

    八幡「そ、そうだな……」

    いろは「とりあえず向こうが中身ないこと色々提案してくるんですよー」

    八幡「ほ、ほーん……」

    玉縄「みんな、もっとロジカルシンキングで論理的に考えるべきだよ」

    八幡「……」

    玉縄「お客様目線でカスタマーサイドに立つっていうかさ」

    本牧「相手の生徒会長、英語が苦手みたいなんだ」

    八幡「そのようだな」

    810 = 1 :

    10分後


    いろは「先輩、だいたいどんな感じがわかりました?」

    八幡「相手の意見が中身がないことだけはわかった」

    藤沢「これを毎回議事録しないといけないんです」

    八幡「……大変だな。てかこれって合同の意味あるのか?」

    本牧「うーん、向こうの生徒会は男だけだから女っ気が欲しかったんじゃないか?」

    藤沢「え」

    いろは「そうなんですか?」

    本牧「いや、俺の予想だけど」

    八幡「……お前、たまに変なこと言うような」

    本牧「え」


    玉縄「いろはちゃん、これお願いしていいかな?」


    いろは「あ、はーい」

    玉縄「よろしくね。わからないことがあったら何でも言って。ちゃんと教えるから」

    いろは「わかりましたー」

    811 = 1 :

    5分後


    藤沢「こんな中身がない議事録って意味あるんでしょうか?」

    稲村「ないと思う」

    いろは「字を書く練習だと思えばいいんじゃないかな?」

    八幡「この調子だとイベントは破たんしそうだな」

    本牧「だろうね」

    八幡「これなら一色が仕切った方がいいじゃないか?」

    いろは「うーん、でも企画したのが向こうですからねー……」

    八幡「そうだな。……それで俺は文実みたいに好きなことしていいわけ?」

    いろは「本牧先輩、どうしましょ?」

    本牧「俺はそれでいいけど。アフターケアは会長がすることになるけどいい?」

    いろは「それは嫌です!」

    八幡「おい」

    812 = 1 :

    本牧「でも明後日からは雪ノ下さんが来るんだろう? 雪ノ下さんが玉縄を論破してる姿が想像つくんだけど」

    藤沢「そうですね。なら傷が浅くなるよう比企谷先輩にお願いした方がいいんですかね?」

    八幡「ちなみに本牧は?」

    本牧「俺は副会長だから。会長の許可なしに好き勝手出来ないんだ」

    藤沢「けれど比企谷先輩は生徒会ではないので」

    八幡「なるほど。……一色、いいか?」

    いろは「そんなに雪ノ下先輩ってやばいんですか?」

    八幡「ああ。なにせ雪ノ下の姉はある生徒を自殺まで追い込もうとしてたからな……」

    いろは「うわっ、マジですかそれ……」

    稲村「噂で聞いたことがある。相模さんだよな?」

    八幡「ああ。もちろん雪ノ下はそこまで追い込まないと思うが相手が再起不能になってしまうかもしれない」

    本牧「そういえば雪ノ下さんって帝王学も学んでるとって聞いたことがある」

    八幡「え? それどこの主将さん?」

    813 = 1 :

    翌日


    結衣「今日からあたしも手伝うからよろしくねー」

    藤沢「由比ヶ浜先輩、よろしくお願いします」

    本牧「よろしく」

    いろは「結衣先輩、よろしくお願いしまーす」

    八幡「あれ? 会計の稲村は?」

    いろは「上腕二頭筋を痛めたそうです」

    八幡「なら仕方ないか」

    結衣「なんか文実思いだすねー」

    藤沢「そうですね」


    玉縄「じゃあ、始めようか。よろしくお願いしまーす」


    「しゃす!」

    814 = 1 :

    玉縄「うーん、まだちょっと固まりきってないから昨日のブレストの続きからやってこう」

    結衣「ブタペスト?」

    いろは「は?」

    八幡「一色、由比ヶ浜は無視していいぞ」

    結衣「むぅー!」

    子1「せっかくだし、派手なことしたいよね」

    折本「それ! あるある。やっぱり大きいことっていうか」

    玉縄「……確かに小さくまとまりすぎてたかもしれないな」

    結衣「けっきょく、何やるの?」

    藤沢「まだ何も決まってません」

    815 = 1 :

    結衣「え。会議六回目なのに?」

    藤沢「はい」

    玉縄「というわけで、ちょっと規模感を上げようと思うんだけど、どうかな?」

    いろは「んー。そうですねー」

    八幡「あの「はーい!」

    玉縄「はい。由比ヶ浜さんだっけ?」

    結衣「なんで六回も会議してるのに何も決まってないの?」

    玉縄「」

    八幡「」

    結衣「文化祭でクラスの出し物決める時は一回で決まってたよ?」

    八幡「ぶふっ!」

    816 = 1 :

    玉縄「そ、それは沢山の意見を聞いてグループシナジーを生んで、大きなイベントを……」

    結衣「六回も会議してるなら沢山意見出てると思うんだけど。それをまとめるのが会長さんの役目じゃないの?」

    藤沢「ゆ、由比ヶ浜先輩!」

    結衣「え? あたし、何か変なこと言った?」

    八幡「……いや、変なことは言ってない」

    結衣「ホントに?」

    八幡「ああ。……とりあえず由比ヶ浜の言う通りブレストに時間を掛け過ぎだと思う。今日で出し物決めようぜ」

    子1「で、でもまだ二週間近くあるしね?」

    八幡「二週間しかないだろ。バッファを持たせることも考えないといけないだろ?」

    結衣「バッハ?」

    817 = 1 :

    子2「なにそれ美味しいの?」

    八幡「」

    玉縄「ちょっと君!」

    子2「え?」

    本牧(ビジネス用語あれだけ使ってたのにバッファは知らないのか)

    結衣「本牧くん、あたしバッハくらい知ってるし!」

    藤沢「由比ヶ浜先輩、作曲家のバッハじゃないですよ?」

    結衣「え?」

    いろは「うーん、確かにいつまで会議ばかりしてても仕方ないですからねー。今日で決めちゃいましょう!」

    玉縄「え? でも……」

    いろは「駄目ですか?」

    玉縄「……うん。そうしようか」

    八幡(チョロいなコイツ!?)

    818 = 1 :

    今回はここまで
    12巻いつ出るのかな……

    820 :

    まさかの事態を打開したのがガハマさんwww

    821 :

    おつ
    由比ヶ浜有能だな

    822 :

    当たり前の疑問を当たり前の様に口にするだけで円滑に事が進むんやなあ

    823 :

    乙でございます

    824 :

    面白いんでございます

    825 :

    続きはまだかな

    826 :

    すんげーサクサクいくなぁ

    827 :

    更新はよ

    828 = 827 :

    更新はよ

    829 :

    やっと追い付いたけど本牧と藤沢がどこで出たか思い出せないんだが
    この合同会議だってどちらかの教師が付いていてもよさそうなんだがな
    一から十まで面倒見る訳でも毎回双方が顔出す訳じゃないし

    830 :

    本牧と藤沢の初登場は文実。
    教師は原作でも付いてなかったからしゃーない。

    831 :

    おもろい

    832 :

    お久しぶりです
    明日投下します

    833 :

    日付変わったぞ

    838 :

    翌日 奉仕部


    雪乃「そう。総武と海浜総合に分かれて行うことにしたのね」

    八幡「ああ。二部構成だな」

    雪乃「演劇はご年配の方々に受けそうね」

    結衣「だよねー。孫がいない人も孫が出来たような感じ味わえるし!」

    雪乃「……」

    八幡「……」

    結衣「なに?」

    八幡「……何でもない。雪ノ下は今日から参加出来るんだよな?」

    雪乃「ええ。わたしが参加したからには勝利が約束されたようなものよ」

    八幡「いや、勝負してないから」

    839 = 1 :

    講習室


    玉縄「僕は玉縄。海浜総合の生徒会長なんだ。よろしく!」

    雪乃「奉仕部主将の雪ノ下雪乃よ。よろしくお願いするわ」

    玉縄「っ!」

    玉縄(なんだこの威圧感は! 本当に同学年なのか!?)


    本牧「雪ノ下さんが参加してくれたからだいぶ楽になるな」

    藤沢「そうですね」

    いろは「でもなんかわたしに対するプレッシャーも凄そうなんですけど……」

    八幡「雪ノ下は自分が認めた人間以外の下につくのは嫌がるからな」

    いろは「えー……」

    結衣「いろはちゃん、大丈夫だよ! ゆきのん、容姿だけは褒めてたから!」

    いろは「つまり中身はポンのコツだと……」

    840 = 1 :

    10分後


    いろは「えっと、演劇にしたのはいいんですけど稽古時間どうしましょうか?」

    藤沢「時間足りないですよね?」

    本牧「そうだね」

    雪乃「声優を入れるのはどうかしら?」

    八幡「なるほど。確かにそれなら小学生への負担も少なくなるな」

    結衣「あたし、声優やってみたい!」

    雪乃「声優も小学生にやってもらうに決まってるでしょう?」

    結衣「うっ」

    いろは「それでは声優を付けるということで。……それとですねー、実は玉縄さんからお願いされたことがありまして……」

    841 = 1 :

    本牧「嫌な予感がする……」

    いろは「何か小学校以外に保育園にも協力をお願いしちゃったみたいでですねー」

    八幡「内容も決まってないのにお願いしてたのか?」

    いろは「そうみたいなんですよー」

    結衣「あっちの生徒会長さん、ポンコツなんだねー」


    玉縄(聞こえてるよ……)


    いろは「保育園児を活かしたいい案ありませんかー?」

    藤沢「いるだけで癒しになりそうですよね」

    八幡「そうだな。俺たちの汚れた心を浄化してくれそうだ」

    842 = 1 :

    本牧「比企谷は心だけじゃなくて目も汚れてるよね」

    八幡「おい」

    結衣「保育園児、クリスマス。うーん……あっ!」

    藤沢「由比ヶ浜先輩、何か思いついたんですか?」

    結衣「うん。クリスマスケーキを用意して、保育園児たちにご年配の人達に運んで渡してもらうってのはどう?」

    いろは「……なるほど。それいいですよ、結衣先輩!」

    結衣「えへへー」

    雪乃「さすが由比ヶ浜さんね」

    結衣「ゆきのんにも褒められちゃったー」

    843 = 1 :

    雪乃「精神年齢が近いからいい案が思い浮かぶのね」

    結衣「どういう意味だし!?」

    雪乃「そのままの意味よ」

    結衣「むぅ。ゆきのんだって胸とか小学生並じゃん。あっ」

    「あっ」

    雪乃「……由比ヶ浜さん」

    結衣「ひぃっ!」

    雪乃「わたしの胸のことを言う人は親でも殺すわよ?」

    結衣「ごめんなさい!!」

    844 = 1 :

    ロビー


    結衣「あー、怖かったー」

    折本「由比ヶ浜さん、お疲れさまー」

    結衣「あ、かおりんだ。やっはろー」

    折本「かおりん!?」

    結衣「うん。かおりだからかおりん!」

    折本「いきなりあだ名つけられるとか。マジウケる!」

    結衣「あたしのことも好きに呼んでいいよ」

    折本「んじゃ結衣ちゃんでいい?」

    結衣「うん。今から帰り?」

    845 = 1 :

    折本「そう。今日用事があって途中で抜けないといけないんだよねー」

    結衣「そっか。そっちはどう?」

    折本「ぼちぼちかなー。結局、プロじゃなくてうちの吹奏楽部にお願いするみたい」

    結衣「無難だね」

    折本「まあね。それよりあの黒髪の美人さんだれ?」

    結衣「ゆきのん。奉仕部の部長だよー」

    折本「奉仕部? なにそれ?」

    結衣「あたしとヒッキーが所属してる部活だよー」

    折本「どんな部なの? 名前の通りに比企谷に奉仕してるとか? なんちゃって!」

    結衣「ヒッキーに奉仕してるのはあたしだけだよ」

    846 = 1 :

    折本「」

    結衣「この前もヒッキーったら。……あ、ちなみに奉仕部は助っ人部みたいな感じだから」

    折本「あ、うん」

    折本(比企谷もやることやってるんだ)

    結衣「そういえばかおりんに聞きたいことがあるんだけどいい?」

    折本「いいよー」

    結衣「彼氏がいた時って週に何回エッチしてた?」

    折本「」

    結衣「あたしの周りって見た目リア充なのに恋人いない人しかいないからさー」

    折本「」

    結衣「かおりん、聞いてる?」

    847 = 1 :

    講習室


    いろは「それじゃ次回から小学生が参加するのでわたしから説明しておきますね」

    本牧「うん。初日から演劇の役割分担も決めたほうがいいかな?」

    藤沢「初日はいきなりすぎじゃないですかね?」

    雪乃「そうね。初日は避けた方がいいと思うわ」

    八幡「だな」

    雪乃「あと、主役の子はもう決めているのよ」

    いろは「え? 雪ノ下先輩に言いましたっけ?」

    雪乃「いいえ。参加する子が知り合いなのよ」

    八幡「知り合い?」

    雪乃「比企谷くんも知ってる子よ。鶴見留美さん」

    八幡「ルミルミか!」

    848 = 1 :

    雪乃「ええ。昨日メールが来たのよ」

    いろは「知り合いってことは親戚ではないんですよね?」

    雪乃「ええ」

    本牧「小学生と知り合いって……」

    藤沢「もしかして比企谷先輩ってロリコンですか?」

    八幡「なぜそうなる」

    雪乃「わたしの次に可愛い子だから主役に相応しいと思うの」

    いろは「はぁ。そこら辺は雪ノ下先輩に任せていいですかね?」

    雪乃「もちろんよ」

    藤沢「あの自信を少し分けて欲しいです」

    本牧「そうだね」

    849 = 1 :

    総武高


    戸塚(帰ったらお風呂入って夕食食べて早く寝よう)

    葉山「戸塚、お疲れさま」

    戸塚「あ、葉山くんだ。お疲れさま」

    葉山「今から帰りかい?」

    戸塚「うん。葉山くんも?」

    葉山「ああ。……優美子はどうだい?」

    戸塚「だいぶ中学時代の感覚取り戻したみたいだよ。次の大会は期待出来るんじゃないかな?」

    葉山「そっちじゃなくて戸塚と優美子の仲だよ」

    戸塚「え」

    葉山「もう付き合ってるようにしか見えないな。うん、実は付き合ってるんじゃないか?」

    戸塚「な、なにを言ってるの?」

    葉山「銀髪の戸塚と金髪の優美子でバランスもいいしね。俺とだと金髪同士になっちゃうからさ」

    戸塚「だから何を言ってるのさ!?」

    葉山「つまり優美子を戸塚に押し付け――――ごほん、二人とも上手くいってほしいんだ」

    戸塚「今押し付けるとか言ったよね!?」

    850 = 1 :

    ここまで
    8月に12巻出るみたいですな


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