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    元スレ八幡「死ねばいいのに」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    101 :

    かつてここまでガッツリと中の人ネタを弄る俺ガイルSSあっただろうか・・・?

    多分あったよね

    102 :

    やけに爽やかだと思ったら女子2人が暴言吐かないからか

    103 :

    とうとう由比ヶ浜が女子扱いされなくなったでござるか

    104 :

    昼休み


    八幡「今日も飯が美味い」

    結衣「ヒッキーのお弁当っていつも美味しそうだよねー」

    八幡「美味しそうじゃなくて美味しいんだ。由比ヶ浜は自分で作らないのか?」

    結衣「うん。それに少女漫画の主人公って料理出来ない子が多いじゃん?」

    八幡「いや、俺は君に届けくらいしか知らないから」

    結衣「そっかー。他にも結構面白いのあるから見てみてよ」

    八幡「時間があればな。それより三浦達と一緒に食べないのか?」

    結衣「うん。ヒッキーと一緒に食べたいし」

    八幡「まあ、あまりないがしろにするなよ」

    結衣「大丈夫だよ。週末は一緒に遊びに行く約束してるから」

    105 = 1 :

    八幡「ほーん」

    結衣「あれ? さいちゃんだ。おーい!!」


    戸塚「あ、由比ヶ浜さん。それに比企谷くんも」


    結衣「よっす。練習?」

    戸塚「うん。うちの部活は弱いから。前から昼休みにも練習させて下さいってお願いしててやっとOKが出たんだ」

    結衣「さいちゃん、真面目だねー」

    戸塚「そんなことないよ。弱いから練習するのは当たり前だし。そういえば比企谷くんもテニス上手いよね?」

    八幡「見られてたのか?」

    戸塚「うん。フォームも綺麗だしもしかして経験者?」

    八幡「いや、ベイビーステップを見てるだけだ」

    106 = 1 :

    戸塚「漫画見ただけであれだけ出来るんだ……」

    八幡「俺は運動神経いいからな」

    結衣「ヒッキー、中学の時に表彰されてたもんね?」

    八幡「おう。…………なんで知ってんの?」

    結衣「あたしの同中の子がヒッキーと同中の子と友達なんだって。その子から色々聞いたんだよ」

    八幡「そ、そうか。……よくない話ばっかりだっただろ?」

    結衣「うん。でもこんなの少女漫画なら当たり前だし」

    八幡「さよですか」

    戸塚「二人とも仲良いよね。最近は教室でも話してるみたいだし」

    結衣「うん。てかヒッキーはさいちゃんのこと知ってたの?」

    107 = 1 :

    八幡「一応クラスメイトだし。それに有名人だろ?」

    戸塚「そんなことないよ」

    結衣「そんなことあるし。さいちゃん、女子の中で人気抜群だし」

    戸塚「そ、そうなの?」

    結衣「うん。女の子にしか見えないとか!」

    戸塚「そ、そうなんだ……」

    八幡「男ならそう言われても嬉しくないよな」

    結衣「そうなの?」

    八幡「ああ。由比ヶ浜だって男前とか言われても嬉しくないだろ?」

    108 = 1 :

    結衣「うん。嬉しくない」

    八幡「男も可愛いって言われても嬉しくないんだ」

    戸塚「比企谷くんも可愛いとか言われてたの?」

    八幡「いや全く。漫画でそういう話を見ただけだ」

    戸塚「漫画好きなんだね。今度、体育の授業でペア組まない?」

    八幡「いいけど足引っ張るかもしれないぞ」

    戸塚「大丈夫だよ。僕の見た感じは男子の中で一番上手いと思うし」

    八幡「高評価だな。まあ、よろしく頼む」

    戸塚「うん!」

    109 = 1 :

    翌日 奉仕部


    雪乃「比企谷くん、漫画ありがとう。面白かったわ」

    八幡「おう。楽しんでもらえてよかった」

    雪乃「特にめそというキャラが可愛かったわ」

    八幡「外見はな。そういえば由比ヶ浜は漫画好きだが雪ノ下はどうなんだ?」

    雪乃「めったに見ないわね。……その、もしよかったらでいいのだけれど……」

    八幡「ん?」

    雪乃「また面白い漫画を貸してくれないかしら?」

    八幡「いいぞ。今度はどういうのがいいんだ?」

    雪乃「ありがとう。そうね、スポーツものにしようかしら」

    110 = 1 :

    八幡「スポーツものか。わかった、また明日持ってくる」

    雪乃「よろしくお願いするわ。そういえば、由比ヶ浜さんは?」

    八幡「そういえば教室にもいなかったな」


    結衣「やっはろー!」


    雪乃「こんにちは、由比ヶ浜さん」

    八幡「遅かったな」

    結衣「うん。今日は依頼人を連れてきたんだー」

    雪乃「依頼人?」


    戸塚「し、失礼しまーす……」


    八幡「戸塚か」

    111 = 1 :

    戸塚「比企谷くん? ここで何してるの?」

    八幡「俺は部活だ」

    戸塚「比企谷くん、部活やってたんだ。ここが奉仕部でいいんだよね?」

    八幡「ああ。名前がアレだが如何わしい部活じゃないぞ」

    雪乃「当たり前でしょ。奉仕部へようこそ、戸塚彩加くん」

    戸塚「僕のこと知ってるんだ」

    雪乃「ええ。わたしは部長の雪ノ下雪乃よ。とりあえず座ったら?」

    戸塚「あ、はい。失礼します」

    112 = 1 :

    5分後


    雪乃「そう。つまりあなたのテニスの技術向上を助ければいいのね?」

    戸塚「うん。僕が上手くなればみんなももう少しやる気出してくれるのかなって」

    八幡「上手くなりたいならスクールに通った方がいいじゃないか?」

    戸塚「そうだね。でもなるべくみんなが見えるところでやった方がいいかなと思って」

    八幡「なるほど。確かに一理あるな」

    戸塚「それにスクールはお金も掛かるから。……それで受けてくれるかな?」

    雪乃「いいでしょう。あなたの依頼を受けるわ」

    八幡「依頼を受けるのはいいけど。雪ノ下はテニス経験者なのか?」

    雪乃「ええ。アメリカに留学していた時も趣味で行っていたわ」

    結衣「ゆきのん、アメリカに行ってたの!?」

    雪乃「中学の時にね」

    113 = 1 :

    結衣「それじゃ英語話せるの?」

    雪乃「もちろんよ」

    戸塚「本場アメリカにプレイしてたんだ。凄いや!!」

    雪乃「そ、そんな大したことないわ。週六でスクールに通ってただけだもの」

    八幡「がっつりやってるじゃねえか」

    雪乃「こほん。放課後は部活があるのよね? では早朝と昼休みに練習しましょう」

    戸塚「早朝はさすがに悪いんじゃ……」

    雪乃「大丈夫よ。ねえ、二人とも?」

    八幡「おう。いつもランニングしてるから問題ないぞ」

    結衣「あたしもサブレの散歩で早起きしてるから大丈夫!」

    雪乃「それじゃ明日からさっそく始めましょう」

    114 = 1 :

    翌朝


    雪乃「まずは体作りね。わたしがスクールで行っていたメニューよ」

    戸塚「うっ。筋トレが沢山ある……」

    雪乃「戸塚くんのスポーツテストの結果を見て、最適のメニューを用意したつもりなのだけれど」

    戸塚「……うん。やっぱりある程度筋トレはしないと駄目だよね」

    雪乃「そうね。基礎体力は問題ないのだけれど、筋力がなさすぎるわ」

    戸塚「うっ」

    八幡「見るからに細いもんな」

    雪乃「比企谷くんはどうなの?」

    八幡「戸塚よりマシだが俺もある方じゃねえな」

    雪乃「そう。それじゃ今日から頑張りましょう」

    結衣「おー!!」

    115 = 1 :

    一週間後


    八幡「よう」

    戸塚「あ、比企谷くん。おはよう」

    八幡「意外と元気そうだな」

    戸塚「うん。昨日の午後はずっと休んでたから」

    八幡「そうか。俺もずっと引きこもってた」

    戸塚「同じだね。そういえばなんで今日は朝練ないんだろ?」

    八幡「戸塚の疲れを考慮してじゃないか?」

    戸塚「そっか」


    材木座「は、八幡……。その、御仁は……?」


    八幡「材木座か。クラスメイトの戸塚だ」

    116 = 1 :

    戸塚「初めまして。戸塚彩加です。比企谷くんのお友達だよね?」

    材木座「ふむ。ソウルメイトである」

    八幡「いや、そこまでじゃないから」

    戸塚「比企谷くんのお友達なら、僕ともお友達になれる、かな。そうだと、嬉しいけど」

    材木座「……まあ、そこまで言われたら仕方があるまい。貴公のお友達になってやろう」

    戸塚「ありがとー。これからよろしくね!」

    材木座「はふんっ!!」

    八幡「材木座、戸塚は男子だからな?」

    材木座「ふぁっつ!?」

    117 = 1 :

    昼休み


    雪乃「それじゃ今日からはボールを使った練習をしましょう」

    戸塚「うん!」

    雪乃「……と言いたいのだけれど、少し体調が悪くて……」

    結衣「ゆきのん、大丈夫?」

    雪乃「え、ええ。比企谷くん、戸塚くんに球出しをしてくれないかしら?」

    八幡「ああ。なんか辛そうだな」

    戸塚「雪ノ下さん、保健室に行った方がいいんじゃ?」

    雪乃「そうね……。少し行ってくるわ。ごめんなさい……」

    戸塚「気にしないで」

    雪乃「それじゃ……」

    118 = 1 :

    八幡「あんな顔色悪い雪ノ下は初めて見たな」

    結衣「下腹部押さえてたし生理痛かもね」

    八幡「」

    戸塚「」

    結衣「あたしはそこまで痛くないんだけど、そんな痛いのかな?」

    八幡「いや、俺たちに聞くなよ……」

    戸塚「そ、そうだね……」

    結衣「あたし、ゆきのんに付き添ってくるね」

    八幡「おう。それじゃ始めるか」

    戸塚「うん!」

    119 = 1 :

    10分後


    戸塚「ふぅ。やっぱり9分割も難しいや」

    八幡「そうだな。ただ身体能力に優れない戸塚が強くなるためには……」

    戸塚「コントロールの向上が絶対不可欠だよね」

    八幡「ああ」


    三浦「あ、テニスしてんじゃん。テニステニス!」


    八幡「げっ」

    戸塚「あ、三浦さん達だ」

    三浦「ね、戸塚ー。あーしらもここで遊んでていい?」

    戸塚「僕らは遊んで「駄目に決まってんだろ」

    三浦「……は?」

    120 = 1 :

    八幡「俺たちは遊んでるわけじゃねえんだよ。練習してるんだ。それにこのコートは戸塚がお願いして使わせてもらってるから他の奴は無理だ」

    三浦「は? だから? あんた部外者なのに使ってるじゃん」

    八幡「俺は戸塚の依頼を受けて練習の手伝いをしてるんだ。アウトソーシングってやつだ」

    三浦「はぁ? 何意味わかんないこと言ってんの? キモいんだけど」

    八幡「アウトソーシングも知らないのかよ。よくそんなんでこの学校に入れたな」

    三浦「……あーしのこと馬鹿にしてんの?」


    葉山「まぁまぁ、あんまケンカ腰になんないでさ」


    八幡「ちっ」

    葉山「ほら、みんなでやった方が楽しいしさ。そういうことでいいじゃないか?」

    八幡「みんなでやった方が楽しいねえ。……わかった。それじゃお前らも戸塚の練習に付き合ってくれるってことでいいんだよな?」

    121 = 1 :

    葉山「そういうことになるね」

    八幡「そっか。それじゃこれから毎日よろしく頼むわ」

    葉山「え」

    八幡「俺たちは早朝と昼休みに戸塚の練習に学校がある日は毎日付き合ってるんだ」

    葉山「いや、流石に毎日は……」

    八幡「そうだよな。お前だってサッカー部の練習があるもんな。なら戸塚の気持ちわかるよな?」

    葉山「戸塚の気持ち?」

    八幡「ああ。確かお前ら埼玉スタジアム目指してるんだっけ?」

    戸部「っべー。ヒキタニくん、掘り起こさないで欲しいわー」

    八幡「俺はヒキタニじゃなくて比企谷だ。次間違えたらぶっ殺すぞ?」

    122 = 1 :

    戸部「わ、ワリィ!!」

    葉山「あ、ああ。一応全国を目指してるよ」

    八幡「ならお前らが真剣に練習してる時に部外者が楽しそうだから仲間に入れてくれ、と言ってきたらどう思う?」

    葉山「……そうだな。俺たちが悪かった。みんな、行こう」

    三浦「ちょっ、隼人!?」

    八幡「あ、思い出した。三浦はコート使ってもいいぞ?」

    三浦「はぁ? 急に何言ってんの?」

    八幡「由比ヶ浜から聞いたんだが中学でテニスしてたんだろ。それなら戸塚のいい練習相手になりそうだしな」

    三浦「ざけんな。あんたの言うことなんて絶対聞かないし」

    123 = 1 :

    八幡「それじゃ俺がコートから出ろって言ったらテニスしてくれんの?」

    三浦「……っ!!」

    葉山「比企谷くん。もうその辺で許してくれないか?」

    八幡「……ああ。葉山、自分の彼女の手綱くらいしっかり握ってろよ」

    三浦「か、彼女ってっ///」

    葉山「比企谷くん、何を言ってるんだ?」

    八幡「戸塚、練習再開するか」

    戸塚「う、うん……」

    三浦「あーしが隼人の彼女///」

    葉山「優美子!?」

    124 = 1 :

    放課後


    雪乃「そう。そんなことがあったのね」

    八幡「ああ。それより由比ヶ浜、確認したいことがあるんだが」

    結衣「なに?」

    八幡「三浦は中学でテニスしてたって言ってただろ?」

    結衣「うん。県選抜にも選ばれたって聞いたし」

    八幡「それって硬式と軟式どっちだ?」

    結衣「確か硬式だったと思う。部活じゃなくてスクール行ってたみたいだし」

    八幡「そうか。なら本当に戸塚のいい練習相手になりそうだな」

    雪乃「比企谷くん、何を考えているの?」

    八幡「ちょっと利用させてもらおうと思ってな」

    125 = 1 :

    翌日 放課後


    結衣「隼人くん、今日も部活?」

    葉山「ああ。戸塚を見習って朝練もするようになったんだ」

    結衣「そうなんだー。やっぱ部活で頑張ってる人っていいよねー」

    葉山「そうだな」

    三浦「……」

    結衣「女子でもそう思う?」

    葉山「え?」

    結衣「ぐうたらしてる子より部活を頑張ってる子の方がいいと思う?」

    126 = 1 :

    葉山「そうだな。俺は部活で汗を流して頑張ってる子はいいと思うよ」

    三浦「……っ!?」

    結衣「だよねー。あたしもバスケ続ければよかったかも」

    葉山「今からでも遅くないんじゃないか?」

    結衣「うーん、でも違う部活に入ってるし。それじゃまたね!」

    葉山「ああ」

    三浦「……」

    葉山「優美子、俺も部活に行ってくるよ。また明日な」

    三浦「あ、うん……」

    127 = 1 :

    週明け 奉仕部


    結衣「ヒッキー、優美子がテニス部に入部したみたい」

    八幡「そうか」

    雪乃「あなたの計算通りってことかしら?」

    八幡「どうだろうな。まあ、三浦目当ての男子部員が出来れば今よりマシになるんじゃねえの」

    結衣「確かに優美子は外見は可愛いからねー」

    雪乃「あなた結構容赦ないこと言うのね」

    八幡「それに戸塚の技術向上にもつながるだろ」

    雪乃「そうね。そういえば貸してもらった黒子のバスケ、全部読み終えたわ」

    八幡「そうか。どうだった?」

    雪乃「これも面白かったわ。それに……」

    八幡「ん?」

    雪乃「何でもないわ。次は何がいいかしらね?」

    結衣「ゆきのん、あたしの漫画も貸そうか?」

    雪乃「少女漫画を読んだら頭が由比ヶ浜さんみたいになりそうだから遠慮しておくわ」

    結衣「どういう意味だし!?」

    128 = 1 :

    また今度
    次はチェーンメールかな

    129 :

    おいおいガラスの仮面を読まずして漫画を語れると思うなよ

    130 :

    王家の紋章とパタリロを読ませてからゴルゴとこち亀読ませよう

    131 :

    夏目読ませたらにゃんこ先生にはまりそう

    133 :

    ここは幕張、鳴くようぐいすからの喧嘩商売の流れで

    134 :

    テニスの本場ってアメリカだったのか

    135 :

    >>134
    お前もベイビーステップを読んだ方がいい

    137 :

    乙!
    無難な所でトライガン~マキシマムとヘルシングを読ませたいな

    140 :

    奉仕部連中が各々割と容赦なくてフラストレーション溜まらず楽しく読める

    141 :

    テニヌもアメリカ強そうなオーラあるよな
    現実だとたわしが最強だけどこの間負けてたな

    142 :

    >>139
    コミックメイトほどじゃあないだろう

    144 :

    >>134育成環境では世界最高峰。錦織圭だって13歳からアメリカでやって来たおかげだし、シャラポワなんてから亡命して渡米

    145 :

    本場って言われると確かに違和感はあるけれども

    146 :

    テニスの最先端がここには有るってエーちゃんも言ってたし

    147 :

    アメリカで本場のハンバーガー食ったんだ程度の適当な会話だろ

    148 :

    テニスの本場は中国だぞ
    テ・ニンスって人が戦争中に銃で撃たれていたが、華麗なステップで避けつづけると手に持っていた鉄板で弾丸を撃ち返したのが始まりだと謂われてるって民明書房で読んだ

    149 :

    テニス発生の地は朝鮮半島だって聞いたぞ

    150 :

    そんなこと言ったらゴルフの発祥も中国だぞ
    開祖は呉竜斧(ご=りゅうふ)さんな


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