私的良スレ書庫
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元スレ提督「おいクソレズ」 大井「なによ能無し」
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――翌日・演習場――
大井「はぁ……はぁ……」
北上「おーい、大井っちー」スタスタ
電「そろそろ出撃できるのです!」スタスタ
大井「……二人とも」
大井「大元帥のところから来た艦娘は、もう帰ったんですか?」
電「なのです!」
北上「指輪を確認しただけだったからねー」
大井「そう、それじゃさっそく……」フラッ
北上「大井っち!?」ガシッ
大井「ご、ごめんなさい。ちょっとつまづいちゃって」
電「つまづくような物はないのです!」
北上「ちょっと頑張りすぎじゃないの?」
北上「確か昨日も、夜遅くまでずっと演習場にいたよね」
大井「大丈夫ですよ。その分ちゃんと休んでますから」ニコッ
大井「さ、早く行きましょう!」スタスタ
北上「……大井っち……」
電「大丈夫じゃないのです……とても不安なのです」
北上「そうだよね。あんな状態で出撃なんて……」
電「電たちでフォローするのです!」
北上「それはもちろんだよ」
電「なのです! 今まで以上に頑張るのです!」スタスタ
北上(……でも)
北上(敵も強くなって来てるし、あたしたちはあたしたちのことで精一杯になる状況が来たら……)
――――
――それから四日後――
大井「……やった……やっと改二になれたわ!」
大井「敵勢力の事情で出撃海域が限られてしまったけど、ようやく……!」
北上「おめでとう大井っち!」
電「なのです! 電も嬉しいのです!」
大井「ありがとう! これも付き添ってくれた二人のおかげです!」
北上「ううん、大井っちが頑張ったからだよ」
電「さっそく提督に報告なのです!」
大井「え?」
北上「早く報告してさー、抱きしめてもらいなよ」ニヤリ
大井「なっ!?」カァァ
電「いえ、ちゅーくらいしてもらってもいいのです!」
大井「ななっ……何を言って……!」
北上「ほらほら、あたしたちも一緒に行くからさー」グイグイ
電「一緒に行くのです!」グイグイ
大井「待ってください! 抱擁ならまだしもチューなんて、そんな大胆なこと……!!」
――執務室前――
大井「……うぅ……」
北上「ノックノック」ヒソヒソ
電「れっつごーなのです」ヒソヒソ
大井「……コ、コホン」
コンコン
提督「どうぞー」
大井「し、失礼します」ガチャ
提督「おー、大井か」
大井「……どうしたのよその顔」
提督「顔?」
大井「なんかやつれてない? 目の下にクマができてるし、髪もボサボサよ」
提督「ゾンビメイク」
大井「ふざけないで。そんなになるまで何してんのよ」
提督「仕事だよ仕事、最近仕事が楽しくてなー」
大井「あんたってそんな奴だったっけ」
提督「うるせえよ。それより何か用か?」
大井「……」
大井「……この服、見て」
提督「服?」
大井「そう」
提督「見たけど」
大井「……何か思うことない?」
提督「ああ……そういや、なんかいつもと違うな」
大井「!」
大井「……と、言うと?」
提督「何だよいきなりニヤニヤしやがって」
大井「いいから! どこが違うと思うの?」
提督「んー、なんか……」
提督「……白いよな? 服が裏返ってんのか」
大井「殴るわよ」
提督「嘘だって嘘、振り上げた拳を降ろせ」
寝ます、また明日に更新します
見てくださってありがとうございます
見てくださってありがとうございます
面白そうなスレ発見と思い開いたら本当に面白い
一気読みしてしまった
一気読みしてしまった
乙
ケッコン指輪みたいなゲームだから大した疑問なく許される要素と
軍隊物であることを前提にしたストーリーって割と矛盾するからね
戦力増強目的なら提督個人の自由意志で相手と時期が選べるのはおかしい、指輪が量産可能ならなおさら
LV99が何人いるかにもよるけど錬度や艦種・数のバランス、現場の提督の意見を考慮して上が決めた方が効率的だろう
まあその辺りを考えるのが作者の腕の見せ所だし頭を悩ませるのが楽しいところでもあるんだが
ケッコン指輪みたいなゲームだから大した疑問なく許される要素と
軍隊物であることを前提にしたストーリーって割と矛盾するからね
戦力増強目的なら提督個人の自由意志で相手と時期が選べるのはおかしい、指輪が量産可能ならなおさら
LV99が何人いるかにもよるけど錬度や艦種・数のバランス、現場の提督の意見を考慮して上が決めた方が効率的だろう
まあその辺りを考えるのが作者の腕の見せ所だし頭を悩ませるのが楽しいところでもあるんだが
ここまで提督の有能な面が一つも無い件
ボロボロになってるのを秘書とかにも気を使われてないっぽいし慕われてないんやろなぁ……
ボロボロになってるのを秘書とかにも気を使われてないっぽいし慕われてないんやろなぁ……
書きたいことは分かるけどそれを書こうとするのを優先してるせいで中身に違和感があるかな
悪く言うとチャンプルーっぽい
悪く言うとチャンプルーっぽい
あんま言ってやるなよ
書きたいものが先行して他がガバガバなんてよくあることだろ
どう捉えるかは読む側次第だけどさぁ
書きたいものが先行して他がガバガバなんてよくあることだろ
どう捉えるかは読む側次第だけどさぁ
ほんとお前らあら探し好きだよな脳内補完脳内変換くらい標準装備しとけよ
傍から見ててしょーもない指摘レスは不愉快です
どうでもいいんです
どうでもいいんです
お前らとりあえず落ち着け
>>1が投下して終わったあとにわからないことは質問するなりしたらいいじゃん
>>1が投下して終わったあとにわからないことは質問するなりしたらいいじゃん
ケッコン指輪とジュウコン指輪の話を、ストーリー外で先に説明したぐらいしか落ち度はないと思うが
話のおおまかな流れは頭にあるんですが、細かい設定とかは考えてないんです…
今から9時半くらいまで更新します
今から9時半くらいまで更新します
提督「しっかし早いな……もう以前のお前の恰好に戻るなんてな」
大井「っ!」
提督「おめでとう。こんな無難な事しか言えねえけど」
大井「……そんなことないわ」
提督「?」
大井「ありがと。嬉しい」ニコッ
提督「お、おう」ドキ
大井「それでその……他には何かないの……?」
提督「何かって何だよ」
大井「え。だから、えっと……ご褒美的なものを……」
提督「……ああ、なるほど」
提督「悪い。考えたんだけどよ、ちょっと今は懐に余裕がなくてな」
大井「違うそうじゃない」
提督「違うのか?」
大井「いや……その気持ちは嬉しいんだけど」
大井「ほら、お金を絡めなくてもできることって……あるじゃない?」モジモジ
提督「……ああ、なるほど」スッ
提督「分かった」スタスタ
大井「……っ」ドキドキ
提督「……」ピタッ
提督「よく頑張ったな」ナデナデ
大井「……へ?」
提督「ん? 何だよ、これも違うか?」
大井「……ううん」
大井「あってる」
提督「そうか」
大井(……これはこれでありかも……)
大淀「失礼します」コンコン
大井「!?」
提督「どうぞー」
大淀「提督、例の件についてなのですが……」ガチャッ
大淀「あら? 大井さん、いらっしゃったんですね」
大井「ええ……」
大淀「やっぱり、その格好の方がなじみ深いですね。改二おめでとうございます」ニコッ
大井「ありがとうございます」ペコリ
大淀「それで、例の件なのですけど……」ジー
大井「?」
提督「あー……そうだな」
提督「大井、悪いけど席を外してくれるか?」
大井「え?」
大井「あの、私のことなら気にせず…」
提督「重要な話なんだよ、頼む」
大井「……そう、分かった」
ガチャ
大井(……重要な話……私には話せないってこと?)
大井(……まあ、仕事の中にはそういうのもあるわよね……)
スタタタッ
北上「大井っち、どうだった?」
電「大淀さんが来たから、隠れてて見れなかったのです!」
大井「二人とも!」
北上「ギュってしてもらえた?」
電「それともちゅーなのです?」
大井「ふふ、秘密です」
北上「えー教えてよー」グイグイ
電「このこのーなのです!」グイグイ
大井「それより、今日も出撃任務ありましたよね?」
大井「昼食をとって備えましょう!」スタタッ
電「あ、逃げたのです!」
北上「絶対に口を割らせてやるんだからー!」
スタタタッ
――――
――午後・任務達成して帰投――
電「おつかれなのです!」
北上「それじゃ後で食堂に集合ねー」
大井「はい、また後で!」
大井「ふー、今日も何とか……ん?」
大井「あれは……提督と金剛さん」
提督「――――」ワイワイ
金剛「――――」ワイワイ
大井「……楽しそうね」
大井「何を話してるのかしら?」スタスタ
提督「――んじゃ、そういうことで……」
大井「こんにちは金剛さん」
提督「!?」ビクッ
金剛「お、大井!? ビックリしたデース!」
大井「そんなに驚かなくても……」
大井「それより、二人で何を話してたんですか?」
提督「別に、何でもねえよ?」
金剛「そうデス! 気にすることないネ!」
大井「けどあんなに楽しそうにして……」
大井「教えてくれたっていいじゃないですか」ムスッ
提督「何というかよ……お前には関係ないことだから」
大井「……は?」
金剛「提督、言葉が悪いデス!」
金剛「あ、あははー! 安心するネ! 他愛のない会話というやつデス!」
金剛「そうデス! 私、榛名に用事があったんデース!」スタスタ
大井「あっ、ちょっと」
提督「オレも用事があったんだ」スタスタ
大井「待って!」ガシッ
提督「うおっ」
大井「どうして言えないの? 何かマズイことでも…」
提督「んん……まあ、そうだな……」ポリポリ
提督「悪い大井!」スタタッ
大井「あ……!」
大井「何なのよ……もう」
――数分後・食堂――
電「……大井さん、なにかあったのです?」
大井「え?」
電「さっきからボーっとしてるのです」
北上「分かった、提督のことでしょ」
大井「……」
北上「……あたりっぽいけど、ハッピーな感じじゃないね」
大井「北上さん」
北上「ん?」
大井「実はさっき――」
大井「――酷くないですか? これっぽっちも教えてくれないんです!」
北上「んー、それは確かに酷いねー」
電「……そういえば」
北上「どうしたの?」
電「今日の朝も、提督と金剛さんがナイショ話をしてたのです」
大井「本当に?」
電「なのです。近づこうとする前に終わってしまったのですけど……」
大井「……」
北上「……大丈夫だよ大井っちー」
大井「えっ」
北上「きっと人に話すほど深い内容じゃないんだよ、話すのもバカバカしいっていうかさ」
大井「そ、そうでしょうか」
電「なのです! 考えすぎなのです!」
大井「それならいいんだけど……」
――翌日――
提督「――――」ワイワイ
陸奥「――――」ワイワイ
大井「こ、今度は陸奥さん?」
大井「一体何を……」スタスタ
陸奥「――ふふっ、そうね。その方がいいと思うわ」
大井「何がですか?」
陸奥「きゃっ!?」
提督「大井……」
大井「何がいいと思うんです、陸奥さん」
陸奥「え? ええっと……」
提督「気にすんなよ、な? 何てことない話だ」
大井「じゃあ話してくれたっていいじゃない!」
提督「お、怒るなよ……」
大井「怒るわよ!」
陸奥「まあまあ落ち着いて……」
陸奥「安心して? 私はただ…」
提督「待て陸奥! 何も言うなって!」
大井「」ピクッ
大井「はぁっ!!」キーンッ
提督「ふぐっ!?」
提督「こ……股間はねぇよ……股間は……」
大井「さあ陸奥さん! 今のうちに洗いざらい!」
陸奥「へ? あ、あの……その……」チラッ
提督『頼む、逃げろ』ジェスチャー
陸奥「ご、ごめんなさい!」スタタタッ
大井「陸奥さん!」
大井「何で……何でなのよ」
大井「こうなったら……あれ?」
大井「あいつがいない!! 一体どこへ!?」
提督「うおぉぉぉぉぉぉ!!」ドドドドド
神通「きゃあぁぁぁぁぁ!!」
那珂「提督がすごい速さでホフク前進してる!?」
川内「キモっ!?」
大井「くっ、どこにもいない……這って逃げたわね」
大井「そういや身体能力だけはいいんだった……迂闊」
大井「……何で?」
大井「……どうして話せないのよ……バカ……」ボソッ
ここまでで、見てくださってありがとうございます
一日おき、できれば毎日更新します
一日おき、できれば毎日更新します
乙
設定二の次で大井っち書きたいだけだろうに変なのに粘着されて可哀想ね
設定二の次で大井っち書きたいだけだろうに変なのに粘着されて可哀想ね
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