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    元スレ雪乃「比企谷くんを救うことになった。」final

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    みんなの評価 : ★★★
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    51 = 47 :



    海老名「私はこの通り腐っているし…
    おまけにかつての葉山くんのグループを潰すきっかけになった張本人だよ。
    そんな私が戸部っちの告白を受けるわけにはいかないと思ってたんだ…」


    雪乃「そんなあなたがどうして心変わりしたの…?」


    海老名「それは…あの時…ハッチーに謝りに行った時のことなんだけどね…」


    あの少女Aによる修学旅行の件が暴かれた後、

    海老名さんは比企谷くんへ謝罪に出向こうとしたらしい。

    でもその時の海老名さんは自分が仕出かしたその罪悪感から随分と思い悩んだそうだ。

    52 = 47 :



    海老名「でもね、そんな時に戸部っちが俺も一緒に謝りに行くって言ってくれたんだよ。」


    結衣「へぇ、あの戸部っちが…なんだか意外だね!」


    海老名「私もそう思ったよ。
    それで悪いのは海老名さんじゃなくて俺なんだからあまり思い詰めるなよって…
    そして最後にはその謝罪の意味も込めて彼はあの茶髪のロン毛を丸坊主にしちゃったんだ。
    あれを見て私はそれまで戸部っちのことを改めて見直してね。」


    雪乃「だから戸部くんとのお付き合いを始めたのね。」


    私の言葉に海老名さんは照れ臭そうに頷いた。

    最も付き合いと言ってもまだ友達以上恋人未満の関係らしい。

    経緯はどうあれあの修学旅行での戸部くんの依頼はこれである意味達成されたと私は思う。

    それなら今度は…

    53 = 47 :



    雪乃「それでは海老名さん。今度は私たちに協力してもらえる?」


    結衣「そうだよ。私たちヒッキーと仲直りしたいんだ!だからお願い!」


    海老名「え…それは…」


    海老名さんは戸惑った表情を見せる。

    恐らく同じ生徒会メンバーであるあの女のことを気にしているのだろう。

    けど海老名さんは私たちに借りがあるはずだ。

    本来、奉仕部の活動は無償で行われるものだけど今はそんなことを気にしてる余裕はない。

    この借りを今この場で返してもらわなければ…

    54 = 47 :



    三浦「姫菜、そんなの気にする必要ないよ。つーかアンタら勝手なこと言い過ぎだし。」


    雪乃「三浦さん、協力する気がないなら黙っていて欲しいのだけど。」


    結衣「ゆきのん抑えて。私たち喧嘩しに来たんじゃないんだからさ…」


    一触即発寸前だった私と三浦さんの仲裁に入った由比ヶ浜さん。

    さすがに私では三浦さんと喧嘩になってしまう。

    そんな私を見かねた由比ヶ浜さんが三浦さんとの仲を取り持とうとしてくれた。

    55 = 47 :



    結衣「優美子…こうして話すのも久しぶりだよね…」


    三浦「…」


    結衣「ほら、クラスじゃあんまり話してくれないからさ…」


    三浦「…」


    結衣「うん、確かに隼人くんのグループが解散してから私たち女子も話さなくなったよね。」


    三浦「…」


    結衣「でもさ、私たち女子はなんていうかさ…
    男子とは…そのちがうっていうか…女子だけの仲っていうのがあるわけで…」


    三浦「…」


    結衣「私たちは…その…何も問題なかったじゃん…」


    由比ヶ浜さんは疎遠になってしまった三浦さんに対して必死に会話の糸口を探している。

    けどそんな由比ヶ浜さんに対して三浦さんは無言を貫いている。

    私もこれ以上由比ヶ浜さんに対する不当な扱いに耐え切れず、

    口を出そうかと思ったのだけど…


    結衣「だからさ…前みたく仲良くしよ…ほら…葉山くんみたいにみんな仲良くみたいな…」


    その一言に思わず三浦さんが反応を示した。

    そして三浦さんは不快そうな顔をしながら由比ヶ浜さんに面と向かってこう言ってきた。

    56 = 47 :



    三浦「チッ…あんさぁ…いい加減にしてくんない…」


    結衣「え…優美子…?」


    三浦「さっきから黙って聞いてたけど…
    結衣が言ってることって全部自分勝手なことばっかじゃん!
    大体アンタらここに何しに来たわけ!?」


    結衣「私たちは…その…チョコを作りに…」


    三浦「だったら大人しくチョコ作ってればいいし!それが出来なきゃ余所に行きな!」


    三浦さんの怒鳴り声が家庭科室に響き渡る。

    それと同時に室内が一気に険悪な雰囲気になった。

    けれど三浦さんはそんな周りなど気にせず、

    怖気づく由比ヶ浜さんに対して更に酷い追い打ちを掛けてきた。

    57 = 47 :



    三浦「つーか由比ヶ浜さぁ…
    アンタ本当ならチョコなんか作るよりもやることがあるはずだよね?」


    結衣「え…やることって…」


    三浦「はぁ?マジでわかんないわけ?ハチオに謝ることに決まってんじゃん!」


    雪乃「待ちなさい!何で比企谷くんに謝ることになるの!?」


    三浦「ふざけんなし!
    アンタらがハチオを自殺未遂に追い込んだことをあーしらがもう忘れたと思ってんの!?」


    三浦さんの発言に私はある出来事を思い出していた。

    今から数ヶ月前…

    私と由比ヶ浜さんは、

    あの少女Aが屋上で比企谷くんに告白するのを防ぐために彼女よりも先に告白した。

    けどその想いは…彼に届かなかった…

    その原因は私たち奉仕部の不仲にあったからだ。

    修学旅行での件、比企谷くんが行った海老名さんに対する嘘告白。

    あれが私たちと比企谷くんの仲を裂く原因となった。

    けど後にあれは葉山くんが私たち奉仕部に面倒事を押し付けたことが判明して、

    彼の無実が証明された。

    けれど…彼の私たちに対する疑心を拭うことが出来なかった…

    58 = 47 :



    海老名「確かにあなたたち奉仕部に面倒なことを頼んだことについては…
    その…ごめんなさい…
    本当なら私たちがあなたたちを糾弾することは間違っていると思う。」


    三浦「それでもさぁ…
    アンタらはまずこんなチョコ作るよりもハチオに謝るべきじゃん!
    それなのに…アンタたちは何で…!?」


    結衣「それは…だって…」


    雪乃「私たちに…非はないからよ…」


    そうだ。私たちに非などあるはずがない。

    あの時…

    あの女が告白なんかしようと思わなければ私たちの告白は受け入れてくれたはずだ。

    それなのに…

    私たちの告白を比企谷くんは嘘告白と誤解してしまった。

    その結果、彼は全てに絶望して自殺未遂を図ろうとした。

    59 = 47 :



    三浦「自分たちは悪くないってアンタら本気で言ってんの?正気を疑うんだけど!」


    結衣「だって…あれは仕方なかったことだから…」


    三浦「仕方がないって…いい加減にしなよ!
    由比ヶ浜…あーしさぁ…アンタのことをずっと待ってたんだよ!
    アンタがハチオの前で謝りに来てくれるって。
    そしたらあーしはアンタの味方になってハチオとの恋仲も応援しようと思ってた!」


    結衣「だったら…!」


    三浦「それなのに今更ノコノコやってきてチョコ作りにきたって何だし!
    あーしは修学旅行の件でハチオに許してもらった時にこう思ったんだ。
    アンタが噂通りのことをハチオにやったのならあーしはハチオを守る。
    だから由比ヶ浜、あーしはもうアンタの味方になることはできないから…」


    海老名「悪いけど私も優美子と同じ意見だから。
    あなたたちが不仲になった原因は私だけど…ハッチーをこれ以上傷つけたくないから…
    だから…ごめんなさい…」


    結衣「そんな…」


    私たちは三浦さんと海老名さんに真っ向から拒絶された。

    この状況でこの二人と一緒にチョコを作るなんて不可能だ。

    私は泣き崩れる由比ヶ浜さんを支えながら他のテーブルへと向かった。

    60 = 47 :

    ここまで
    気まずくなったのでゆきのんたちは場所を移動しました

    61 :

    他のテーブルって誰んとこだろ?
    さがみんくらいしか候補がないが

    62 :

    >>60

    雪乃勝利とか要らない

    63 = 46 :

    こんなん馬鹿すぎてどうしたって笑うわ

    65 :

    乙です、続きが気になる

    66 :

    キャラの原型がまるでないな
    俺ガイルのキャラでする必要ないよねこれ

    67 :


    清々しいまでのクズ女に仕上がってるね

    68 :

    >>60
    雪ノ下勝利だけはやめてくれたのむ


    69 :

    うるせえな外野がごちゃごちゃと
    >>1がそうするつってんだから嫌なら見るなよガイジが!
    Aの時はAの時でうるさいのが湧いてきて>>1も大変だろうけど
    気にせず予定通り書けばいいぞ

    まあ正直ここから雪ノ下由比ヶ浜はどうかと俺も思うが逆に
    楽しみではあるな

    70 :

    この作者のアタマん中ってどうなってんだろうな?

    少女A以外の登場人物全てが薄っぺらいし頭悪い

    71 :

    よかったら俺の王国も救ってもらえないかな

    72 :

    どうやったら勝利にもっていけるのかが予想つかん

    73 :

    そもそも嘘告白で評判がた落ちの二人が強権振りかざしてたら印象最悪だわな。仮に二人に頭下げさせても周りは八幡庇うだろ。

    74 :

    いやいやいや
    この流れで少女Aが頭を下げる、八幡が土下座でゆきのが勝利だぞ・・・?
    この文面でこの作者がどういう結末に持って行こうとしてかなんてわかるだろ?
    後、これは二次創作なんだからもうちょっと肩の力抜いてせっかく書いてくれてる作品を楽しもうぜ!
    作者さんも気にせず頑張って続きを書いてねー。楽しみにしてる!

    75 :

    ゆきのん勝利とかマジやめてくれ!
    こりてない2人は徹底的に潰せよ

    76 :

    ゆきのんマジ無能な有能

    77 :

    何となくオチが読めた。確かに土下座するだろうな

    78 :

    無力な友情無駄な努力虚しい勝利

    79 :

    そういえば八幡が自殺したときってAと奉仕部2人しかいなかったんだよね?
    みんなAに言いくるめられちゃってるけど
    自殺の描写もなかったし、実際のところどういう状況だったのかわからんな
    っていうかAは教祖にでもなったら?ってほど周りを引き込むのがうまいんだね(^∇^)

    80 :

    願望書いちゃうガイジやばい
    自分の思い通りにならないと死ぬのかな

    81 :

    他のテーブルに行っても敵視してるさがみん、沙希、かおり、魔王だっているだろうにww
    かおりだって八幡をここまで馬鹿にしたら唯で済まないだろ。

    82 :

    折本はなぜか謂われもない恨みから生徒会女子全員から陰湿な嫌がらせをされたわけだが

    83 :

    >>79

    アレに関しては葉山グループの崩壊と比企谷が無実だという話を流したこと、はるのんがあたかも見たような噂流したことががっちり噛み合ったからだな。
    相模はゆきゆいにたいして最適解を伝えられそうだけど、果たしてこいつらが受け入れるか

    84 :

    >>79
    つーか八幡死んでねーし飽くまでも自殺未遂だし。
    そりゃ自殺の描写無いのも当たり前だろーが。

    85 :

    個人的に思うに、ここまで来たんだからハッチー×A子ちゃんエンドでいいんじゃね? 

    86 :

    >>1の劇中で少女Aに頭を下げさせるって書き方どっちにも取れるんだよな
    雪乃下に少女Aが下げる場合と雪乃下が少女に頭下げる場合に

    87 :

    >>79
    前作きちんと読んでこい

    90 :

    最初から少女Aがメアリー過ぎた

    91 :

    メアリーなのはともかく感嘆符多すぎた
    探偵少女かよって思った

    92 :

    まだかなー

    93 :

    黙れ、読むな!と言われようがあえて1に意見したい
    雪乃・結衣の勝利&少女Aが謝る…なんて展開を自分は望まない
    おそらく同意見の者はそれなりに居ると思う。

    95 :

    >>93
    黙れ、読むな!

    96 :

    読まないっていう選択肢が無いのが信者なんだろうな

    97 :

    >>93
    心底気持ち悪いです

    98 :

    >>93
    まぁまぁ、落ち着いて下さいよ

    本編は前作までで終わり、ここからは外伝っつーかパラレルワールドだと思えば良いじゃん?

    99 :

    少女Aという全知全能の絶対神なんてメアリーキャラ出した時点で材木座以下ですわ

    100 :

    探偵娘Aに名前変えよう


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