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元スレ足柄「鎮守府近くの食堂へ」
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霞「じゃあ、おじさんは死んでいく曙を…ななこさんを目の前に…」
寿史「…幸か不幸か、アイツにはその時の記憶がないんだ」
霞「え?」
寿史「いや、もちろん事故の記憶はある。だが、死にゆくななこを見た記憶は無いんだよ。おそらく事故の衝撃で気を失ったのか…あいつにその時の記憶はない」
霞「そう…なんだ」
寿史「だから今のアイツが居るのかもな…」
寿史「事故の原因は線路の不備と電車の規則以上のスピード。当時の奴らはお盆期間によるラッシュでダイヤが乱れていたからと説明してたよ」
霞「怒った?」
寿史「もちろん」
寿史「だが」
霞「?」
寿史「色々抗議していくうちに虚しくなってきてな…結局やった所でアイツが返ってくるわけじゃないんだって…よ」
寿史「だから、途中ですべてを投げ出した」
寿史「別に逃げたわけじゃねぇよ。俺なりの戦いを…その矛盾しまくりな戦争の行く末をあいつに見せてやろうと思ってな」
寿史「クヨクヨしてたらまた怒号が来そうだしな」フフッ
霞「…強いなぁ」
寿史「…強がりなだけさ。こうしてお盆になったら帰ってくるのを毎年待ってるわけだしな」
霞「ねぇ、やっぱさっきの白いのって…」
寿史「うん?白いの?何のことだ?」
霞「へ?」
寿史「まぁ、でも帰ってきてるのかもな」
霞「…でも、寿史さんの奥さんが曙だなんて…意外だ」
寿史「そうか?」
霞「うん…私の知っている曙はワガママで聞かん坊で態度悪くてぶっきら棒で生意気で…そんな奴がおじさんの母親ね…」
霞「ほんと…世の中どうなるか分からないわ……ね?」
??「…」ズゥゥゥゥン…
霞「…え?…あっ…あっ」パクパクッ
寿史「なんだ?急に口をパクついて」
??「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
霞「…あ」クラッ…
パタン
寿史「おいおい、こんなとこで寝ると風邪ひくぞ」
寿史「…と言うより。少しいたずらが過ぎるんじゃないか?」
寿史「ななこ」
ななこ「…」ベーッ
寿史「ったく…姿変わらなくてもお前、いくつだと思ってんだ」
ななこ「…」フンッ
寿史「幽霊になってもこれだ…」
寿史「…信二には会ったのか?」
ななこ「…」ニコッ
寿史「と言っても寝顔を見ただけか」
ななこ「…」クスッ
寿史「オイオイ気絶させた相手を笑ってやるな」
ななこ「…」クイクイッ
寿史「なに?この子が悪い?」
ななこ「…」ウンウン
寿史「ははっ、似た者同士仲良くしろや」
ななこ「…」ムキーッ
寿史「だから歳…」
ななこ「…」フゥ
寿史「何だもう行くのか?」
ななこ「…」クスッ…ウン
寿史「送り盆はまだだぞ?ゆっくりしていけばいいのに」
ななこ「…」
寿史「わかったよ…また来年な」
ななこ「…」バイバイ
寿史「行っちまったか」
深海「あれぇ~霞ちゃんこんなところで…ってお父さんまだ寝てないの?」
寿史「ああ。一杯やってたからな」
深海「霞ちゃんと?」
寿史「いや…似てはいるが…な」
深海「…そっか」
寿史「いくら暑くてもここじゃ風邪をひく。連れてってくんねぇか?」
深海「もとよりそのつもり。よ…っと」
深海「じゃあ、おやすみ」
寿史「おう、おやすみ」
寿史「…」
寿史「来年か…俺にそんな時間があるのか分からんがな」
~うさぎ屋にて~
霞「ってことがあったの!」
ラン「へぇ~おじさんのお母さん元艦娘なのかぁ」
ハギ「意外だね」
霞「ちょっとそこじゃないでしょ!」
ラン「だって、起きたら布団の上なんだろ?」
ハギ「夢かもしれないって自分で…」
霞「あんなリアルな夢があるか!だいたい起きてからしっかり確認したし…おじさんに…」
ハギ「でも、肝心の所は寿史さんって人にはぐらかされたんでしょ?」
ラン「と言うか否定までされたって」
霞「うぅ~、あの夜は絶対にあった話なんだから」
ラン「まぁでも、あろうがなかろうがひと夏の思い出でいいじゃねぇか。なぁ?」
ハギ「まぁねぇ。この間のランに比べたらある意味素敵かも」
霞「ラン?」
ラン「おいハギ。まさかあの事じゃ」
ハギ「ねぇ聞いてよ。ランったらねぇ」
霞「なになに?聞く聞く」
ラン「おいちょっと待てって!ハギ!あの話は!あの話だけは!!」
米「おやつのお団子。ここに置いておくね」
3人「ありがとうございまーす」
ラン「って、あの話は無しだぁーーーーー!!」
話の都合上ここで出しておきたかったお話です。
次回は感謝祭の事を交えながら久々に吹雪たちを出したいなと思っています。
ではまた会う日まで。
乙です
こういう理由があったから店主に妖精が見えてたのか
さり気なく以前の話での疑問点(と言っていいのか)も回収してるのね
こういう理由があったから店主に妖精が見えてたのか
さり気なく以前の話での疑問点(と言っていいのか)も回収してるのね
店主(37歳・人間と艦娘のハーフ)
店員1(不詳・元深海棲艦)
店員2(不詳・元艦娘)
…なにこの店すごい
店員1(不詳・元深海棲艦)
店員2(不詳・元艦娘)
…なにこの店すごい
ここの世界観って、同型艦は複数居るんだっけ?
それとも曙は一人しか居ないんだっけ?
それとも曙は一人しか居ないんだっけ?
以前にアニメ組が出てきて店主混乱ってネタあったから、同型艦複数居る設定だね。
大和みたいな希少なのは1人だけみたいだけど。
大和みたいな希少なのは1人だけみたいだけど。
乙です。
霞が引き取られた理由そういうことも関係しているんだろうな
霞が引き取られた理由そういうことも関係しているんだろうな
乙っぽい
今回は店主が熱血漢なのが親父さんの血筋だって事がよく判る話でした
今回は店主が熱血漢なのが親父さんの血筋だって事がよく判る話でした
>>918
霞ママ~とか言い出す店主はいないと思うぞ。たぶん。
霞ママ~とか言い出す店主はいないと思うぞ。たぶん。
どうもお久しぶりです。
またレポートの山と格闘していたので大分遅れてしまいました。
ある程度できたので投下していきたいのですが、よくよく考えたらもう900越えてるんですよね…
この投下で950は超えると思うので状況を見て次のスレ立てをしようと思います。
>>912
あいまいな所をそろそろ消化していかないといけないので
>>914
レア艦以外は複数いると思っていただいて大丈夫です。
>>916
じゃなくても男なら引き取るでしょ!
>>922
色々居ますね。
まず海外艦は第一候補としてあります。
あとは、様子見でちょこちょこ出していけたらなって。
改二関係も弄ってみたりしたいかな…
>>923
1年間ノータッチだったのがすごくすごく痛い…
何とかします!
てなわけで投下していきます。
今回は小ネタの延長線上みたいなお話です。
~ラーメン龍にて~
タツ「はぁ~…」
加賀「…」ズズーッ
ラン「タツにい、冷やし中華注文入ったよ」
タツ「あいよぉ~…」
加賀「あの、今日のご主人は具合が悪いんですか?」
ラン「あん?そんな事ねぇと思うけど」
加賀「いやいや、だって魂抜けそうじゃないですか…」
ラン「体調悪いっつうか…原因は"あれ"だろうな」ビシッ
加賀「?…ドラゴンズ?」
ラン「ほら、最近あんまチームの調子よくないじゃん」
加賀「そうなの?」
ラン「うん。この間も負けてたし…」
加賀「あぁ…」
タツ「…グスン」
ラン「え?あっおい!冷やし中華の上に涙落とすなよ!?それ出せなくなっちゃうから!」
タツ「…はぁ」
ラン「いやまぁほら、調子悪いかもしれないけど頑張って闘う姿かっこいいじゃん?ほら、男気にあふれているっていうか…」
ラン「ってあああああ冷やし中華ぬるくなっちまう!先出すぞ!」
加賀「何かを好きになるというのは大変ですね」ズルズル
加賀「…しかし」
加賀(…前はドラゴンズのグッズが多かったのに)
二○のポスターバンッ
○野のポスターババンッ
相○のポスターバババンッ
櫻○のうちわババババンッ
○潤の写真バババババンッ
あ○しグッズ「ごちゃあ~…」
加賀「確実に侵食されてる…」
加賀「…」
加賀(そのうち『ラーメン嵐』にでもなるんじゃないかしら)ズズーッ
タツ「…されている」
加賀「?」
タツ「あぁ…あら○に浸食されていくぅ~…ラーメン嵐になっていくぅ~…」アァ…
加賀「ブゥっ!…ゲホゲホッ」
タツ「?大丈夫加賀さん」
加賀「そっちですか!?」
タツ「??なにが??」
加賀(全く…おや?)
陽炎「…」ペチャクチャ
不知火「…」フンフン
加賀(あの二人は陽炎型の…あっちは…いつものパン屋ですか)
~ベーカリーこむぎやにて~
不知火「むむむ…」
陽炎「何しかめっ面してんのよ」
不知火「今話しかけないでください!」
不知火(ここは数量限定のカレーパンにするか…いやでもツナサンドを買っている以上しょっぱい系は避けて甘い系で攻めるか…)
不知火「うむむむむ…」
陽炎「まさか悩んでるの?」
不知火「陽炎は何を買ったんですか?」
陽炎「え?ミックスサンドと…さっき新商品って書いてあったチーズタルトっていうのを」
不知火「チーズタルト!!??」
陽炎「うわっ!」
不知火(チーズタルト…見落としていました。そんな一式徹甲弾級の新商品が追加されていたなんて」
陽炎「ずいぶん物騒な例え方してくるわね…」
不知火「え?」
陽炎「途中から声に漏れてたわよ…何?チーズタルト食べて轟沈でもする気?」
不知火「いえ、そういうわけでは…」
陽炎「だいぶ悩んでいるわね」
不知火「今日の不知火はかなり優柔不断です…」
陽炎「だったらいつも通りでいいんじゃない?下手に変わったことをしようとするから悩むのよ」
不知火「いつも通り…」
陽炎「ほら、あのアンパン焼き立てだって。好きでしょ?」
不知火「お」
陽炎「クリームパンっていう王道もいいんじゃない?」
不知火「ほう」
陽炎「ちょっとそれてジャムパンなんて…」
不知火「ん?」
陽炎「あえてカレーパンっていうのも」
不知火「ちょっと…陽炎?」
陽炎「あっ見て見て夏季限定、桃のジャムを使ったパンだって!」
不知火「もーーーーーーう!!」
陽炎「え?」
不知火「陽炎はこの不知火をどうしたいのですか?!」
陽炎「チョイスの手伝い」
不知火「どう考えても悩ませてますよ!」
陽炎「あれ?そう?」テヘ
不知火「あー、また悩んでしまいます!」
陽炎「ほら早くしないと休憩時間が…」
不知火「誰のせいだと!」ギロッ
イネス「コラ、そこの二人!」
不知火・陽炎「!!」
イネス「店内で騒いじゃだめよ」
不知火「もっ申し訳ありません」
陽炎「ごめんなさい」
イネス「不知火、悩んでいるんだったら新商品試してみる?」
不知火「っ!?チーズタルト以外にも新商品があるのですか?」
イネス「そうだよぉ~、ほら!」
陽炎「って…」
不知火「…メロン…パン?」
陽炎「いつもの定番商品じゃん」
イネス「ちっちっちっ」
イネス「これは新商品のメロンパンです!」
不知火「素材が違うんですか?」
イネス「それはいつもと一緒」
陽炎「じゃあ、焼き方とか製法が違う?」
イネス「それも一緒」
不知火「え?じゃあ、定番商品じゃ…」
イネス「まぁまぁ、だまされたと思って買って」
不知火「はぁ…」
陽炎「ちょっと待って?値段がいつもより100円高くない?」
イネス「それもヒント。あとは夏季限定!」
陽炎「桃のジャム以外に?」
柿本「まぁ、夏季限定は他にもいろいろあるよ」
陽炎「あら、ご主人」
柿本「これもその一つ。不知火ちゃん、それ貸してみな?」
不知火「?」
柿本「これをこうして…」
陽炎「え?メロンパン2つに割っちゃうの?」
柿本「で、これを入れる」
不知火「それって…」
不知火・陽炎「バニラアイス!」
イネス「そう!夏季限定で100円高い理由だよ!」
不知火「なるほど…」
陽炎「でもそれってさ…鎮守府まで持たなくない?」
不知火「あ」
陽炎「しょうがない…近くの公園で食べようか。私もそれください」
イネス「まいど!」
柿本「最近その言葉好きだね」
イネス「黒潮が教えてくれたのよ」
不知火「すみません陽炎」
陽炎「いいよいいよ。私も興味あったし」アグッ
陽炎「冷たくって美味しい!」
不知火「歩きながらは…」
陽炎「じゃないと溶けちゃうよ?」
不知火「それも…そうですね」
陽炎「スマホとタバコよりマシよ」
不知火「おいしいです」
陽炎「あたりだね」
陽炎「あれ?あれって…」
不知火「扶桑姉妹?」
扶桑「あら陽炎さんたち」
山城「珍しいわね。こんなところで会うなんて」
陽炎「お疲れ様です。あっちから…龍の帰りですか?」
扶桑「そうなの。これからデザートにうさぎ屋でかき氷を食べに行くところなの」
不知火「へぇ、あそこかき氷も始めたのですか」
扶桑「ええ、うさぎや自慢の餡子を使ったかき氷なの」
山城「絶品よ。…いけない姉さま!数量限定だから早くしないと!」
扶桑「そうね。ではごきげんよう」
山城「熱中症には気を付けるのよ」
陽炎「ありがとうございます」
不知火「…」
陽炎「どったの?」
不知火「…龍で例の量を食べてきたのでしょうか…それでかき氷…」
陽炎「戦艦と駆逐艦は違う…深く考えるのはよしましょ…」
~うさぎ屋にて~
山城「…不幸だわ」ドヨーン…
特製かき氷 完売!
ハギ「本当にごめんなさい!長門さんたちに出したのが最後でして…」
扶桑「大丈夫よ。私たちはうさぎ屋の餡子さえ食べられれば。ねぇ?山城」
山城「姉さま…不幸だと言った直後にそれを聞きますか?」
長門「なんだかすまないな」
扶桑「早い者勝ちだもの…仕方ないわ。ねぇ?山城」
山城「姉さま、ひょっとして試されてます?」
扶桑「そうだ。今日は趣向を凝らしましょうか」
山城「と言うと?」
扶桑「何も冷たいのはかき氷だけじゃないわ」
長門「うん?」
陸奥「他に冷たいメニュー…」
山城「ひょっとして"水ようかん"ですか?」
扶桑「それもいいわね」
山城「あれ?餡子だからてっきり」
扶桑「偶には餡子を外すのも悪くないでしょ?」
長門「して、そのメニューとは?」
扶桑「おハギさん。"わらびもち"を2つ貰えますか?」
ハギ「はい!わらびもち2つですね」
山城「なるほど。さすが姉様!」
陸奥「最近は見ないけど、焼き芋屋さんも夏になると売ってるモノね」
長門「なんだそれ?」
陸奥「知らない?焼き芋屋さんは夏になると暑くて焼き芋が売れなくなるから、代わりに冷たいわらび餅を売るの」
長門「そうなのか」
加賀「でも最近は夏でも焼き芋を売ってたりしますよ」
扶桑「加賀さん」
加賀「おハギさん、私は豆大福を」
ハギ「はい!豆大福ですね。お茶置いておきます」
加賀「ありがとうございます」
山城「あの量食べてよく大福が入るわね」
加賀「あなたが言うの?」
陸奥「ねぇ、焼き芋って夏でも売るの?」
加賀「焼き芋屋はどうだかしれませんが、スーパーなんかでは一年中やっているとこがありますよ」
陸奥「ああ、スーパーね」
長門「暑いのに需要があるのか?」
扶桑「あるから売ってるんじゃないかしら?最近はサツマイモの種類も増えてきましたし…一番味をナチュラルに試してもらえるのが焼き芋かと」
陸奥「なるほど」
長門「こうやって聞いていると焼き芋も悪くないな」
山城「流石にもう入らないでしょ?」
長門「このビッグセブンに不可能は無いさ」キラン
陸奥「そうやってナチュラルに私まで巻き込むのやめてちょうだい」モウ
ハギ「わらびもち2つお待たせしました」
扶桑「ありがとうございます」
山城「器ひんやりで気持ちい」
ハギ「こっちは豆大福です」
加賀「ありがとうございます」ニコッ
山城「そういえば赤城は?」ハムッ
加賀「今日は一日オフで遠出しています」
陸奥「バラバラにオフなんて珍しいわね」
加賀「偶にはそういう日もあります」
長門「私たちでもあるだろうに」
陸奥「加賀と赤城の話よ」
扶桑「私たちは無いわ。いつも山城と一緒」
山城「ですね」
扶桑「なぜかしら?」
山城「なぜでしょう?」
陸奥「それはたぶん気を使っての事よ…」
加賀「特に妹側への配慮ね」
長門「うんうん」
山城「へ?」
??「あら?」
??「かき氷が売り切れとな?」
扶桑「?」
山城「あなた達」
長門「すまん、私たちで最後だった」
陸奥「今から休憩?」
加賀「大和さん、武蔵さん」
大和「ええ」
武蔵「うーむ…」
大和「どうしたの?」
武蔵「かき氷目当てだったからな…」
ハギ「ごめんなさい」
大和「いいのよ。無くなるほど盛況なら私たちもうれしいわ」
武蔵「だな」
山城「なにかしら、さっきから胸にグサグサと来るわ」
扶桑「試されているのよ」
山城「やっぱりさっきのは試されていましたね!?」
武蔵「こうなったら仕方ない」
大和「武蔵?」
武蔵「私は別の場所へ行くよ」
大和「どこへ行くの?」
武蔵「この時間の穴場だ!」
加賀「ひょっとして…街角や?」
長門「最近、吹雪たちやその他駆逐艦たちが贔屓してるっていう?」
陸奥「飛鷹や隼鷹も行ってるって聞くわ」
加賀「基本何でも揃ってるって聞いたわね」
大和「武蔵常連なの?」
武蔵「たまに行くぐらいだ。顔なじみも居るからな」
大和「そうなんだ」
武蔵「じゃあ、またあとでな」
陸奥「じゃあね」
加賀「そんなにおいしいのかしら?」
大和「さぁ?」
大和「あ、ハギさん。私はみたらしで」
ハギ「かしこまりました」
長門「最近青葉の取材を断ったって聞いたな」
陸奥「青葉の?」
扶桑「まぁ」
山城「青葉なら何となく分かるけど…」
ハギ「この間は別の雑誌の記事もお断りしたって」
加賀「おハギさん?」
ハギ「ごめんなさい。あそこの霞ちゃんとは仲がいいもので…つい」
扶桑「別に構いませんよ。確かあそこの子と仲良しでしたね」
ハギ「はい、霞ちゃんとは仲がいいので」
ハギ「多分少人数だから変にはやると店が回せないのかも」
陸奥「ふーん、なるほどねぇ」
長門「だが、そういう店ほど気になるな」
陸奥「あら、武蔵を追いかけるの?」
長門「それもいいな」
山城「いやいや、限度ってもんが」
長門「ビッグセブ…」
陸奥「長門?」ゴゴゴゴゴゴゴ
長門「そうだな…さすがの長門にも限界があるな…」ガクガクブルブル
加賀「…どっちが姉なのでしょうか」
大和「私は人の事言えないかも」
ハギ「お待たせしました。みたらしです」
大和「ありがとう」
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