私的良スレ書庫
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元スレモバP「コミュ不足」
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―――― 某日 昼 プロダクション
モバP「――――ただいま戻りましたー……」 ガチャリ
周子「おかえりー♪」 グデーン
周子「あたしにする? 周子にする? それともしゅーこちゃんにする?」 ゴロゴロ
モバP「……塩見さん? 今日は休みだったよな?」
モバP「というか、ソファでゴロゴロするのはいいけど服がよれるぞ?」
周子「質問には答えて欲しいんだけどー? ……ま、いいけどね」
周子「今日は部屋に居ても暇だったから、散歩がてらに寄っただけだよ」
モバP「へぇ……、ところでちひろさん見なかったか?」
周子「社長のとこー」 ゴロン
モバP「そうか……」
モバP「因みに塩見さん、昼飯は?」
周子「んー、まだ食べてないけど……」
周子「プロデューサーさんは?」
モバP「俺のは冷蔵庫に……」
周子「へー……」 ジー
モバP「…………」
周子「…………」 ジー
モバP「……食べる?」
周子「食べる―♪」
――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――
モバP「――――はい、塩見さんの分」
周子「ありがとー♪」
周子「……プロデューサーさんの『溢れるパッション! 焼肉弁当!』も美味しそうだね?」 チラ
モバP「……分かった分かった。後で分けるよ」
周子「やたっ♪」 グッ
周子「代わりにあたしの『鮮やかキュート♪ 海鮮ちらし寿司♪』もあげるね」
モバP「ああ、後でもらうよ」 スタスタ
モバP「よいしょ……っと」 ボフッ
周子「……あれ? プロデューサーさん?」 スクッ
周子「もー、せっかく隣空けたのにそっちに座らないでよねー」 スタスタ
周子「……っと」 ポスッ
周子「じゃ、食べよっか♪」 ニコッ
モバP(何で皆、俺の隣に座るんだろう……?)
モバP「――――頂きます」
周子「いただきまーす♪」 パクッ
周子「…………んー♪ 美味しー♪」 モグモグ
モバP「……塩見さんは本当、美味しそうに食べるよな」
周子「食べるの好きだからねー」
周子「…………プロデューサーさんはよく食べる子は嫌い?」
モバP「まさか」 ハハッ
モバP「そんなことで誰かを嫌いになったりしないって」
周子「…………ん、そう言うと思った♪」
モバP「……ただ、アイドルなんだからスタイルには気を付けろよ」
周子「大丈夫大丈夫、しゅーこちゃん食べても太らないから」
モバP「……それ、他の皆の前では言うなよ」
周子「ん、分かった」
周子「…………あっ、プロデューサーさん」
モバP「どうした?」
周子「お米、付いてるよ?」 ヒョイパクッ
モバP「…………男性相手にそういうのは止めた方がいいぞ」
周子「んふふー♪ 顔赤いけど、どうかした?」
周子「流石のプロデューサーさんも初めての経験だったかなー?」 フフーン
モバP「…………!」 ビクッ
周子「…………あれ?」
周子「………………へぇー」
周子「……誰?」 ジロリ
モバP「…………」 ダラダラ
モバP「…………少し前に、アナスタシアさんからも同じことを……」
周子「……他には?」
モバP「……三船さんと神崎さんからも……です」
周子「…………」 フゥー
周子「…………よしっ」
周子「流石に直接は初めてだよね……!」 ズズイッ
モバP「ちょ、待っ……! 塩見さん落ち着いてっ……!」
投下終了。
こんな感じで小さくまとめて投下していきます。
それではまた。
>>408がとんでもないタイミングで仕事したな…
何というタイミング……。
これは周子にオイルマッサージをするような展開を書けと言うことでしょうかねぇ?
地震を怖がるアーニャが、揺れる度にプロデューサーに抱きついたり、怖いからと言って部屋に泊まってもらおうとしたり……。
そういうのなら書きたいです。
エロいのなんて2、3個しかシチュが思い付きませんし、正直無理です。堪忍してつかぁさい。
※一人当たり2、3個
仮に投下するとしてもこのスレではやりませぬ。
現在書き溜め中です。
のあさんがポンコツ化してますのであらかじめご了承ください。
―――― 某日 私室
蘭子「…………」 ソワソワ
『ピロリン♪』
蘭子「っ!?」 バッ
蘭子「我が友っ!」
(プロデューサー!)
文香『お土産、甘いものとしょっぱいもの、どちらが良いでしょうか?』
蘭子「む……黒き司書からの便りか……」
(文香さんからのメール……)
蘭子「……ククク、我が友は未だ戦いの途中、か」
(プロデューサー、まだ仕事なのかな……)
蘭子(今日は一緒にお買い物に行く約束だったのに……)
蘭子(まさか忘れちゃったとか……?) シュン
蘭子「……再び召喚の儀を行うべきか否か」
(……メール、私からしてみようかな?)
蘭子「…………」 ムムム
蘭子(……とりあえず)
蘭子(『甘いものでお願いします』、と)
蘭子「はぁ……」
蘭子「…………我が友」 ボソッ
(…………プロデューサー)
蘭子「我が友~っ!」 ゴロゴロ
(ぷろでゅうさあっ……!)
蘭子「――――――っ」 ゴロゴロ ピタッ
蘭子「…………会いたい」
蘭子(……約束の時間、過ぎちゃった)
蘭子(確か、夕方頃からまたお仕事が入ってるって言ってたよね……?)
蘭子(……どうしよう)
蘭子(プロデューサーと一緒に居られる時間が減っちゃうよぉ……) ウルウル
蘭子「や、やはり召喚の儀を……!」
(や、やっぱりメールを……!)
『ピロリン♪』
蘭子「っ!?」 ビクッ
蘭子「ぷ、プロデューサー……?」 オソルオソル
モバP『アパート前に着いたぞー。今から部屋に向かうからなー』
蘭子「っ!」
蘭子「……えへへ♪」 ランラン
モバP「すまん神崎さん、ちょっと遅れ――――」 ガチャリ
蘭子「――――プロデューサー!」 ダキッ
蘭子「……♪」 ムフー
―――― 某日 プロダクション
美優「…………」 フラフラ
美優「ただいま、戻りました……」 ガチャリ
ちひろ「お疲れ様です、美優さん」
ちひろ「……本当にお疲れのようですね。大丈夫ですか?」
美優「はい、ちょっと今日のお仕事は時間が早くて……」
美優「……ご心配ありがとうございます」
ちひろ「あー、そういえば今日のお仕事は早朝の撮影からでしたね……」
ちひろ「……午後のお仕事まで、少しお休みになられては?」
美優「そうさせて頂きます……」
美優「……仮眠室、空いてますか?」
ちひろ「はい、空いてますよ」 ニコリ
ちひろ「時間が来たら起こしますので、どうぞごゆっくり」
美優「すみません、それでは失礼します……」 イソイソ
ちひろ「…………あ」
ちひろ(そういえばプロデューサーさんが数時間前に仮眠室に行ってから、戻ってきたところを見てませんね……)
ちひろ(……まあベッドは二つありますし、大丈夫でしょう)
―――― 仮眠室
美優「…………」 ジー
モバP「…………」 スゥスゥ
美優「…………」
美優(ど、どうしてプロデューサーさんが……!) ドキドキ
美優(ちひろさん、空いてるって……た、確かにベッドはもう一つありますけどっ)
美優(でも……) チラリ
モバP「…………」 スゥスゥ
美優(こんなチャンス滅多に……じゃなくて!)
美優「…………」 スゥーハァー
美優(……ここでちゃんと休んでおかないと、午後からの仕事に支障が出る可能性があります)
美優(私欲でお仕事を疎かにしたら、それこそプロデューサーさんに申し訳ありません)
美優(そう、だからここは涙を飲んで……!) チラッ
モバP「…………」 スゥスゥ
美優(ち、違うベッドに……) チラチラ
モバP「…………」 スゥスゥ
美優(…………) ジー
美優(…………一瞬、一瞬だけだから……) モゾモゾ
モバP「ん…………」
モバP「…………」 スゥスゥ
美優「…………♪」 ピトッ
美優(プロデューサーさん、温かい……) ギュー
美優(…………)
美優「…………」 スゥスゥ
―――――――――――――――
――――――――――
―――――
ちひろ「――――美優さーん、時間ですよー?」 ガチャリ
モバP「あっ……」
美優「ん……」 ムニャムニャ
ちひろ「…………へぇ……」 ジロリ
モバP「違いますっ! 起きたらすでにこうなっててっ!」 ワタワタ
美優「…………ふふっ……すぅ……」 ムニャムニャ
―――― 某日 プロダクション
モバP「――――は?」
モバP「……えっと、すいません、もう一回言ってくれませんか?」
ちひろ「プロデューサーさんが混乱するのは分かりますが、何度聞いても同じですよ?」
ちひろ「『仕事先で面白い子を見つけたわ! 後はよろしく頼むわよ!』……だそうです」
モバP「……社長から?」
ちひろ「はい、間違いなく社長からのお電話でした」
モバP「頼むわよ、って……」
モバP「うちの新しいアイドルとして、ってことですよね……?」
ちひろ「……はい」
モバP「うわぁ……」
ちひろ「幸いといいますか、資金には余裕があるのでその辺りは大丈夫です」
ちひろ「ただ時間の方が……」
モバP「……何とか作りますよ」
ちひろ「……すみません。これじゃまた元通りになってしまいますね……」
モバP「皆からいろいろと言われる可能性はありますが、そこら辺は俺がちゃんと言っておきますよ」
モバP「それに最初はレッスンがメインだから、しばらくは今まで通り皆とコミュニケーションを取れると思いますし……」
ちひろ「よろしくお願いします。私も出来る限りフォローしますので」
モバP「こちらこそよろしくお願いします」
モバP「――――で、その社長がスカウトした子と会うのは何時なんですか?」
ちひろ「……あー、それがですね……」
モバP「……まさか今日来る、なんて言わないですよね?」 ハハッ
ちひろ「………………」
モバP「……マジですか」
モバP「社長からの電話をもらったのは昨日の夜って言いましたよね? 昨日の今日だなんていくら何でも早すぎますよ……」
ちひろ「……あとは明日と明後日も来ます」 ボソッ
モバP「ちょっと待って下さいっ」 バッ
モバP「え、ちょ、三人も来るんですか! 一人じゃなくて!」
ちひろ「しゃ、社長は何も言って無かったんですけど、後から送られてきたメールには三人分の資料があったので……多分」
モバP「ぐおお……! あの社長……!」 グヌヌ
ちひろ「因みに電話しても無駄ですよ。留守電にしか繋がりませんから」
モバP「あの『現在、海の向こうへはばたいているわ。邪魔をしないでちょうだい』ってメッセージのやつですね……」
モバP「はぁ……。どうあがいても俺とちひろさんでどうにかするしかないんですね……」
ちひろ「割といつものことじゃないですか。私はもう慣れました」
ちひろ「……頑張りましょう。ええ、本当に」 ハァ…
モバP「ですよね……」 ゲンナリ
モバP(…………せめて)
モバP(癖の無いアイドルでありますように……!)
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
のあ「………………」 ジー
モバP「えーと、その……」
のあ「………………」 ジー
モバP「高峯さんは、どうしてうちのプロダクションに……?」
のあ「………………」
のあ「…………星を観るために」
モバP「そ、そうですかー、星を観るためですかー」 ハハッ
モバP(どういう理由っ?!)
モバP「えっと、アイドルとして何かやりたいことってありますか?」
のあ「……星は、輝くモノのこと」
モバP「え?」
のあ「……モノは、物と者。二つの意味を指すわ」
モバP「な、なるほどー」
モバP(口頭だと分かりにくいんですけどっ)
のあ「…………」
モバP「…………?」
モバP(あ、話が終わったのか)
モバP「趣味などは――――」
のあ「――――最近は食に興味があるからグルメ番組に出演してみたいわね」
モバP(さっきの質問だこれ! しかもアイドル関係ないし!)
モバP(フリーダム過ぎるだろこの人!)
のあ「趣味は……最近だと食べることになるのかしら?」
モバP(聞かれても困るしもう聞いた内容ですっ)
のあ「………………」 ジー
モバP「……ど、どうかしましたか?」
モバP(今度は何なんだ……)
のあ「……貴方、気に入ったわ」 フッ
のあ「よろしく、プロデューサー」
モバP(今のやり取りのどこに気に入る要素があったというのか……)
モバP(高垣さんとはまた別種の自由人だぞこの人……!)
モバP「こ、こちらこそよろしくお願いします」
のあ(………………)
のあ(やっぱり人と話すのは緊張するわね……)
のあ(私の話もちゃんと聞いてくれるし、優しそうな人で良かったわ) ホッ
投下終了。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
それではまた。
―――― 某日 車内
モバP「――――現場に着いたらいつも通り挨拶回りをして、ちょっと時間を置いてから撮影開始だ」
アーニャ「ダー、今日は夕方頃まで……ですね」
アーニャ「晩ご飯はどうしますか?」
モバP「俺はどうにかできるけど……アナスタシアさんはどこか寄りたい所とかあるか?」
アーニャ「ニェート、特にはありません」 フルフル
アーニャ「…………でも」
モバP「……でも?」
アーニャ「料理の下ごしらえ、昨日の夜に頑張りました」 ジー
モバP「あー……」
モバP(……なるほど。そういうことか)
モバP「アナスタシアさんの手料理、ね……」
モバP「……今夜お邪魔してもいいか?」
アーニャ「ダー♪ ぜひ♪」 パアア
モバP「……ところでアナスタシアさんは料理は得意なのか?」
アーニャ「ん……今は、出来るようになりました」
アーニャ「皆と同じ部屋で暮らし始めた頃は、ニェウダーチャ……失敗もしましたけど……」
モバP「へぇ……」
アーニャ「……私しか、居ませんでした」 ボソリ
モバP「…………すまん」
モバP(……塩見さんと高垣さんだもんな。部屋割りの時、そういうこともちゃんと考えるべきだったな……)
アーニャ「ニェート、プロデューサーのせいじゃ、ありません」
アーニャ「おかげで沢山のこと、覚えられました♪」
モバP「……アナスタシアさんがそう思ってくれてるのなら嬉しいよ」
アーニャ「ダー♪」
アーニャ「今は、炊事・洗濯・お掃除・ゴミ出し・アイロン掛け……何でも私にお任せ、です♪」
モバP(あの二人アナスタシアさんに任せ過ぎぃ!)
モバP(一番若い子にやらせるなよっ、まだ15歳だぞっ)
アーニャ「……あ、シューコもカエデも、ちゃんと手伝ってくれますよ?」
モバP「そ、それならまだマシだな……」
アーニャ「ただ……カエデが手伝うと、ツマミ、ばかりになります」
モバP「――――よし、俺が後でちゃんと言っておこう」
モバP(……高垣さんのことだから『しっかり叱りますか?』って言って、流しそうだけどな……。言わないよりはいいだろう)
モバP「でもそんなに家事が出来るなら、アナスタシアさんは将来良いお嫁さんになるんだろうな」 ハハッ
アーニャ「――――っ!?」
アーニャ「…………!」 ドキドキ
アーニャ「ぷ、プロデューサーは、家事が得意な女性は好きですか……?」
モバP「んー、そうだなぁ……」
モバP「それで好きになる訳じゃないけど、得意な方が嬉しいかな」
アーニャ「……ブラーク、結婚するなら、どうですか?」
モバP「結婚? 結婚か……」
モバP「家事が出来るに越したことはないけど……結婚となると他にもいろいろあるからなぁ……」
モバP「でもまあそもそも、俺には縁の無い話だけどなっ」 ハハッ
アーニャ「…………」 ムー
アーニャ「プロデューサー、いろんな人に好かれてます。縁が無い、そんなことは無いと思います」
アーニャ「…………私も、大好きです」
モバP「アナスタシアさん……」
モバP(間違いなく『ライク』の意味合いだろうけど、大好きと言われるのは嬉しいな……)
モバP「ありがとう、嬉しいよ」
アーニャ「むー……」
アーニャ「……やっぱり、上手く伝わりませんね」 ショボン
アーニャ「……でも、16歳まで我慢、です。 ふふっ……♪」 ボソッ
モバP(急に寒気が……。風邪か?) ブルッ
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