私的良スレ書庫
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元スレモバP「コミュ不足」
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投下終了。
アーニャと美優さんの身長が同じという事実……サンドさせたい。
それではまた。
いいぞ?サンドさせても
みんながどうかは知らんが俺は構わんのだぞ?
みんながどうかは知らんが俺は構わんのだぞ?
寧ろ3Pとか勃○もんだから喜ぶ奴は喜ぶだろう(無論、俺もその一人だが………)
―――― 某日 事務所
モバP「――――名前で呼んで欲しい?」
文香「……はい」
文香「……駄目でしょうか?」
モバP「駄目ってことは無いけど……今更って感じがな……」
モバP「……現状で問題は無いんだし、このままでも良くないか?」
文香「…………問題はあります」
モバP「……あるのか?」
文香「………………」
文香「……プロデューサーさんと出会ってから、かなりの時間が経ちました」
文香「決して自惚れではなく、今ではとても良い関係を築けていると思います」
モバP「それは俺も同意するよ」
文香「……ありがとうございます」
文香「…………だからこそ、その……」
文香「……いつまでも他人行儀な呼び方をされると、寂しい、です」
モバP「鷺沢さん……」
文香「……そこは、名前で呼ぶところだと思うのですが……」
モバP「す、すまん……急にはちょっと……」
文香「いえ、プロデューサーさんらしい反応だと思います」 フフッ
モバP「名前…………名前、ねぇ……」
文香「……そんなに難しいことでしょうか?」
モバP「うーん……何て言ったら良いかな……?」
モバP「名字のほうが慣れてるっていうのもあるし、プロデューサーとアイドルっていう関係上名前呼びが憚られるっていうのもあるし……」
文香「……でも、アナスタシアさんは名前で呼んでます」
モバP「それを言われるとなぁ……!」 グヌヌ
文香「………………」
文香「……分かりました。今、この場で、というのは諦めます」
モバP「え、いいのか?」
文香「プロデューサーさんを困らせてしまうのは本意では無いので……」
文香「……ただ、理由をちゃんと教えてくれますか?」
文香「先ほどの理由の他にも、まだ隠しているように見受けられましたので……」
モバP「鷺沢さんもそうだけど、最近うちのアイドル達は妙に鋭いな……」
モバP「…………言わなきゃ駄目か?」
文香「名前で呼んでくれるか、理由を話すかのどちらかでお願いします」
モバP「…………」 ムムム…
モバP(名前で呼んでるといつの間にか好意を抱いてしまうから、とは言えないしなぁ……)
モバP(……仕方ない、か)
モバP「――――文香……さん」
文香「………………」
文香「……『さん付け』が少し気になりますが、これは……」
文香「とても、良いものですね……」 ニコリ
モバP「…………鷺沢さんが満足してくれて良かったよ」 ハハッ
文香「…………」 ムッ
文香「一度、だけですか?」
モバP「あー、とりあえずはこれで勘弁して欲しいんだけど……」
文香「………………」
文香「……そう、ですね」
文香「今はまだ、我慢します……」
文香「…………♪」 フフッ
モバP(おぉー、こんなにご機嫌な鷺沢さん、初めてだな……)
投下終了。
これがヤンデレスレなら他のアイドル達に聞かれている場面です。危ない。
まだ少し忙しいですが2,3日に一度は投下できるよう頑張ります。
それではまた。
――――某日 事務所
楓「――――最近、私にだけ冷たくないですか?」
モバP「…………はい?」
モバP「えっと……急にどうしたんですか?」
楓「言葉通りの意味です。プロデューサーの私への対応が、他の皆と比べて雑だと思うんです」 ムスッ
モバP「…………いや、そんなことは無いですよ」
モバP「そうですよね、ちひろさん?」 クルッ
ちひろ「……そこで私に振るんですか?」
ちひろ「ええと…………」 ガサゴソ
ちひろ「…………プロデューサーさんの最近のスケジュールを見る限り、大体同じくらいの割合で皆さんと一緒にお仕事をしてますね」
ちひろ「少なくとも一緒に居る時間は皆さんと同じだと思いますよ?」
モバP「……だそうですけど」
楓「確かにちひろさんの言う通りかもしれません。でも、量は同じだとしても、質は違いますよね?」
モバP「質……? どういう意味ですか……?」
楓「……皆から聞きましたよ。随分と大胆なことまでされたそうですね?」
ちひろ「っ!? ぷ、プロデューサーさん……! まさか……!」 ガタッ
モバP「え、あ、ちょ、誤解ですっ! 身に覚えがありませんっ!」
楓「いろいろと聞いてますよ……。周子ちゃんとは食べさせ合いっこをしたそうですね?」
モバP「いや、それは確かにしましたけど……!」
モバP「俺の心情的には雛に餌をやる親鳥の気分ですよ? 邪な意図はありませんっ」
楓「蘭子ちゃんとは会う度に抱きしめ合ってる仲だとか」
モバP「……正確には抱き付かれてるんです」
モバP「というか高垣さんもお酒が入るとそうやって絡んでくるじゃないですか……」
楓「それなら美優さんとの添い寝は?」
モバP「そ、それについては不可抗力です……」
モバP「気付いたら隣に居たんです。俺からは何もしてません。……決して」
楓「アーニャちゃんとは夜に秘密の特訓もしているそうですし……」
モバP「料理を食べさせてもらってるだけですっ」
モバP「その言い方だといかがわしくなるので止めて下さい!」
楓「極めつけは文香ちゃんです。名前で呼んだというのは本当ですか?」
モバP「それは本当ですけど……」
モバP「……え? それが極めつけになるんですか?」
楓「はい、もちろんです」 ズイッ
楓「だってプロデューサー、私達のことは名前で呼んでくれないじゃないですか……」
楓「アーニャちゃんとちひろさんのことは名前で呼ぶのに……」 チラリ
ちひろ「……言われてみればそうですね」
ちひろ「気にしたことが無かったので分かりませんでした」
楓「……ちひろさん、自慢ですか?」 ジトッ
ちひろ「えっ、ち、違いますよっ!」 アタフタ
モバP「うーん……そんなに気にすることじゃ無いと思うんだけどな……」
楓「プロデューサーはそうでも、私は気にします」
楓「名前の他にも、言葉遣いとかも私や美優さん……あと文香ちゃんにも少しよそよそしいですよね?」
モバP「うっ……」 ギクリ
モバP「それはその……子供とは違いますし……」
楓「大人に対しては距離を置くんですか?」 フフッ
モバP「そ、そういう意味じゃ…………」
楓「…………ふふっ♪」
楓「ごめんなさい、少しからかい過ぎました」
楓「要するに、もっと仲良くしましょう、と私は言いたいんです♪」
モバP「……仲良く、ですか」
楓「はい♪」
楓「そのためにもまず私と――――」
楓「――――飲みに、行きましょうか♪」
モバP「結果それですか……」
ちひろ「あ、私もいいですか?」
リアルに忙殺されてました。皆さますみません。
量は多くないですが今週末には更新致します。
サンドもケルベロスもやってないのにエタるわけにはいきませんから。
―――― 某日 プロダクション
ちひろ「――――ただいま戻りました♪」
モバP「あ、お疲れ様ですちひろさん。留守番してましたけど、電話も何も無かったですよ」
ちひろ「そうですか? 珍しいこともあるんですねー」
モバP「いつもはどうなんですか?」
ちひろ「それはもうひっきりなしに電話がかかってきますよ。何といってもうちには勢いのあるアイドルが何人もいますから!」 エッヘン
ちひろ「……まぁそれもあって最近は特に忙しいですけど」
モバP「……やっぱり俺も中の仕事を手伝いましょうか?」
モバP「最近は皆とのコミュニケーション不足も解消してきた気がしますし、外に出る時間を減らせば……」
ちひろ「それだとまた前の状態に逆戻りじゃないですか……」 ハァ
ちひろ「プロデューサーさんは余計なことを考えず、皆と仲良く交流していて下さい」
モバP「うーん……、でもそれだとちひろさんが……」
ちひろ「はぁ……。前にも言ったと思いますが、私のことは気にしないで下さい」
ちひろ「…………毎日毎日愚痴を聞く日々はもう嫌ですから」 ボソッ
モバP「ちひろさん? どうかしました?」
ちひろ「……いえ、何も」 ニコリ
ちひろ「そんなことより、プロデューサーさん。新しい娘達の様子はどうですか? 仕事のこととか、生活のこととか」
モバP「皆のですか? そうですね……」
モバP「まず高峯さんは俺の予想以上の能力の持ち主でしたね。基本的なことはすぐに出来てしまいますし、物怖じしない度胸も有りますからデビューも秒読み状態です」
モバP「ところどころで……何と言いますか、抜けてる感じがしますけど、それもまたギャップがあって良いですね」
ちひろ(…………ところどころ? いえ、のあさんはいつも……)
モバP「それと生活の方ですが、特にうちの大人組と仲良くやってるみたいですよ。何回か一緒に飲みに行ったと聞きました」
モバP「あとは……アナスタシアさんと一緒に居ることも多いですね。趣味が同じということもあって話が弾むみたいです」
ちひろ「……そう、ですか」
ちひろ(素の状態ののあさんを見たことが無いんでしょうか? あの人はうちのアイドルの中でもかなり特殊な部類に入ると思うんですけど……)
ちひろ(……まぁ特に問題が無いのであれば私がわざわざ言うことでもないですよね。きっと)
ちひろ「それで、他の二人は?」
モバP「黒川さんは他の娘達に比べて歌唱力が頭一つ抜けてますね。いずれは歌方面で推していくつもりです」
モバP「最初はこう……気難しいといいますか、そんな部分もありましたけど、今は仲良くやれていると思います」
ちひろ「確かに、最初の頃の千秋さんは難しい所がありましたね」
ちひろ(今はもうそんな頃の影も形も無いですけど)
ちひろ(千秋さんがうちのプロダクションに来て早2週間……。プロデューサーさんのコミュ力が高いと見るべきか、それとも千秋さんが……)
モバP「黒川さんも大人組とよく交流してますね。あとは出身関係でアナスタシアさんとも」
ちひろ「アーニャちゃん、人気者ですね」
モバP「ええ、まったく」 フフン
ちひろ「ふふっ、どうしてプロデューサーさんが誇らしげにするんですか。もう……」 クスクス
モバP「……さて、最後は白坂さんですね」 コホン
ちひろ「うちの最年少アイドルですね。小梅ちゃんのデビューは時間がかかりそうですか?」
モバP「体力的な面も技術的な面も、まだまだ幼いですから……」
モバP「でもまあ神崎さんのような例もありますし、個性で勝負していきますよ」
ちひろ「個性……」 ブルッ
モバP「あれ? ちひろさんはホラー系は苦手ですか?」
ちひろ「ええと、得意では……。プロデューサーさんは平気なんですか?」
モバP「俺は割と平気ですね。幽霊に限らず、血とかそういうのも大丈夫です」
ちひろ「へぇ……」
ちひろ「…………もしかして、例の『あの子』も見えてたりするんですか?」
モバP「『あの子』ですか? 見えませんよ?」
ちひろ「あ、やっぱりそうなん――――」
モバP「せいぜい何処に居るかが分かるくらいです。気配ってやつですかね?」 アハハ
ちひろ「そ、そうですかー……」 アハハ…
ちひろ(じょ、冗談ですよねっ? そうですよねっ?)
モバP「ほら今、あの扉の外に――――」
小梅「――――お、お疲れ様です……」 ガチャリ
ちひろ「ひっ!?」 ビクッ
千秋「――――何の騒ぎかしら?」 スタスタ
ちひろ「ひぃっ!?」 ビクビクッ
ちひろ「ふ、二人とも、驚かさないで下さいっ」
小梅「ご、ごめんなさい……?」
千秋「……どういう状況?」
モバP「……まぁいろいろあったんだよ」
モバP「そんなことより、二人ともお疲れ様。レッスンはもう終わったのか?」
千秋「とりあえず一段落はしたわ。やっぱりダンスは慣れないわね」 フゥ
ちひろ(……千秋さん、ごく自然にプロデューサーさんの隣に座りましたね)
ちひろ(あ、小梅ちゃんも反対側に……)
モバP「黒川さんはやっぱり歌の方が良いですか?」
千秋「……そうね、上手くできない自分にイライラしてしまうことがあるから、出来るなら自分の得意分野を伸ばしたいわ」
千秋「でも、それは私のワガママでしょう? 貴方が言ったこと、私は信じてるから……」
モバP「ああ、黒川さんの声はとても素晴らしいけど、それに動きが加わればもっと綺麗になると思うんだ」
モバP「今は俺を信じて頑張ってくれないか?」
千秋「もちろんよ。貴方の期待に応えてみせるわ」 フフッ
モバP「ははっ、頼もしいな」
小梅「……ぷ、プロデューサーさん」 クイクイ
モバP「っと……、白坂さん? どうした?」
小梅「ち、千秋さんばっかり、ずるい……」
小梅「私ともお話……し、しよ?」
モバP「あー……ごめんな。別に仲間外れにしようとしたわけじゃないんだ」 ナデナデ
小梅「んっ……♪」
小梅「……し、知ってる、よ? プロデューサーさん、優しいから……」
モバP「面と向かってそう言われると何だか背中がむず痒いな……」 ハハハ
千秋「……あら、随分楽しそうね? 私も混ぜてもらえるかしら?」 ギュウ
モバP「く、黒川さん? ちょーっと痛いんですけど……」
千秋「痛くしてるのよ……!」 ギリギリ
モバP「何でっ?!」
ちひろ(この人達、私が居ることを忘れてませんかね?)
ちひろ(…………いえ、羨ましくなんて無いんですけどね。ええ) ムスッ
ちひろ「――――それにしても、最初の頃と比べて大分人数が増えてきましたね」
モバP「あー、確かにそうですね……」
ちひろ「一人一人への対応も大事ですけれど、これからは効率も考えていかないと……」
モバP「効率、ですか?」
小梅「……ぷ、プロデューサー、さん……?」 ジッ
モバP「あはは、そんな不安そうな目で見つめなくても白坂さんのことを見捨てたりしないよ」 ナデナデ
小梅「えへへ……♪」
千秋「……あら? 私はどうなるのかしら?」
モバP「もちろん黒川さんもですよ。『皆』俺の大事なアイドルですから」
千秋「……一言余計ね。まぁ、今はそれでも構わないけれど」 フッ
ちひろ「…………えーと、いろいろ言いたいことは有りますけど、今は置いておきましょう」
ちひろ「つまりですね、私が言いたいのは、そろそろユニットを考えてみるのはどうでしょう、ということなんですよ」
モバP「ユニット……! そう言われてみるとうちのアイドル達には決まったユニットが無かったですね」
ちひろ「ええ、お仕事を誰かと一緒にというのは何度かありましたけど、しっかりとしたユニットとしてお仕事を受けたことは一度もありません」
ちひろ「ファンの皆様にもソロの集まりだと思われてるみたいですよ?」
モバP「うーん……新たな試みとしてはアリ、だよなぁ……」
千秋「確かにそうかもしれないわ。でも私や小梅はまだまだ基本が成ってないし、少し荷が重いとも思うけど……」
モバP「……いや、完成してないからこそっていうのもあると思う」
小梅「……例えば、誰と誰のユニット、なの?」
モバP「例えば……」 ウーン
モバP「……どんな組み合わせが良いと思います? ちひろさん」
ちひろ「そこで私に振るんですか? いや、確かに言い出したのは私ですけど……」
モバP「まぁここで出たユニットで決定ってわけでもないですから、気軽にお願いします」
ちひろ「気軽に……」 ムムム
ちひろ「……小梅ちゃんと蘭子ちゃんの二人とかですかね?」
千秋「……無難ね」
モバP「黒川さんに同意です」
ちひろ「――――気軽にって言ったじゃないですかっ」 ガーッ
千秋「一応聞いておくけれど、私ならどうかしら?」
ちひろ「え、えっと……アーニャちゃん?」
小梅「……北海道?」
ちひろ「…………」 サッ
モバP「……流石に安直じゃないですかね?」
ちひろ「うぅ……こういうのは苦手なんです……」
ちひろ「そういうプロデューサーさんはどうなんですか……?」
モバP「え、俺ですか?」
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