私的良スレ書庫
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元スレモバP「コミュ不足」
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>>156
地獄の忠犬ですねわかります
地獄の忠犬ですねわかります
まさか犬耳を付けた蘭子と猫耳を付けたアーニャと狐耳を付けた周子が、三人で大きめの布にくるまりながら頭だけ出して、
蘭子「────地獄の番犬!」
(────わんっ♪)
アーニャ「ニャー♪」
周子「こんこん♪」
ってやるネタを潰されてしまうとは…‥。
発想が平凡過ぎたようですね、このネタはお蔵入りさせます。
平凡すぎる発想って言うのは↓みたいなのだよ
なんかボンテージとかビキニとかエロい格好のアイドル+手にアッキー(ウサコちゃん)でケルベロス(神撃のバハムート)
なんかボンテージとかビキニとかエロい格好のアイドル+手にアッキー(ウサコちゃん)でケルベロス(神撃のバハムート)
頼むから書いてくれ
おばあちゃんがケロベロスと愉快な仲間たちを見ないと死んじゃうんです!
おばあちゃんがケロベロスと愉快な仲間たちを見ないと死んじゃうんです!
蘭子「魂の休息……!」 ギュウッ
(とっても安心します……!)
モバP(お、落ち着け……!) ズキズキ
モバP(ゆっくり息を整えるんだ……!)
蘭子「…………我が友」
(……プロデューサー)
蘭子「長き孤独、この身をやがて蝕まん……」
(最近はずっと一人でのお仕事で、寂しかったです……)
蘭子「………………♪」 ギュー
モバP(…………ふぅ)
モバP(よし、痛みが引いてきたぞ。これなら喋れそうだ)
モバP「……神崎さん、お疲れ様」
蘭子「闇に飲まれよっ」
(プロデューサーこそ、お疲れ様ですっ!)
モバP「えーと、神崎さんはどうしてここに? 確か午前中はお仕事でしたよね?」
蘭子「ククク……。無論、我が力は十分に示された」
(はい、お仕事はちゃんと出来ました!)
蘭子「今は今宵の供物の選別に来ている」
(ここには今日の晩御飯の食材を買いに来たんです)
蘭子「……だが、我が視界に友を捉えたのだ」
(……でも、途中でプロデューサーを見つけて、思わず会いに来ちゃいました♪)
モバP「ほー、なるほど……」
モバP「今日は神崎さんが料理当番なんだな」
蘭子「――――然り」
(――――はい!)
モバP(うちのプロダクションには合計で6名のアイドルが所属している)
モバP(年齢も出身地もほとんどバラバラの6人だ。当然のことながら最初の頃は、その仲もどこかギクシャクしていた)
モバP(そこで導入したのが、3人ずつに分けてのルームシェアでの共同生活だった)
モバP(そこから紆余曲折はあったものの、今では皆とても仲良しになってくれたのだから、試みは功を奏してくれたといっていいだろう)
モバP(……提案、部屋探し、親御さんへの説明)
モバP(全てこなしてくれたちひろさんには感謝しかないな、本当に)
モバP(…………それにしても神崎さんが料理かー)
モバP「――――メニューは決まっているのか?」
蘭子「禁断の果実!」
(ハンバーグです!)
モバP(やっぱりそうか)
モバP(……ハンバーグかぁ……最後に食べたのって何時だっけ?)
モバP「…………俺も食べたいな」 ボソッ
蘭子「――――ふぇっ!?」 ドキッ
蘭子「わ、我が友! 今の言葉は真実か!」
(ぷ、プロデューサー! 本当ですか!)
モバP「ん? ああ、最近食べてなかったからな。何だか久しぶりに食べたくなってさ」
蘭子「……そ、そうか」
(……本当、なんですね)
蘭子「……………………」 フゥー
蘭子「――――――我が友」 キリッ
(――――――プロデューサー)
蘭子「貴方を今宵の晩餐に招待するわ!」
(よ、良ければ晩御飯を一緒に……!)
モバP「……晩御飯を?」
蘭子「うむ!」 コクコク
(はい!)
モバP「……か、神崎さん達の部屋で?」
蘭子「……う、うむ!」
(……は、はい!)
モバP「うーん……」
蘭子「………………」 ドキドキ
モバP(担当のアイドルとはいえ、女の子の部屋に男が上がるのは……)
モバP(……でも)
蘭子「………………」 ウルウル
モバP(――――神崎さんのこの表情は裏切れないよな)
モバP「じゃあ、お邪魔でなければ……いいか?」
蘭子「――――っ!」
蘭子「――――や」
蘭子「やったあ……!」 パアアッ
モバP(……うん)
モバP(ちゃんと共同生活が出来ているのかの調査ということにしておけば、ちひろさんも許してくれるだろう)
モバP(……多分。きっと)
モバP(……一応連絡はしておこうか。後が怖いし)
蘭子「むふふー♪」 ランラン
投下終了。
部屋割りはアーニャと周子が一緒で、蘭子は別です。
それではまた。
蘭子「――――はっ?!」
蘭子「休息の時は終わりを告げ、新たな戦いが始まらんっ!」
(ゆっくりしてる場合じゃないですね、急いで買い物を済ませてきます!)
モバP「そうか? 晩御飯の時間はまだまだ先だぞ?」
蘭子「クックック……、悠久の時を経ることで我が禁断の果実はより完成へと近づく……!」
(プロデューサーのために、腕によりをかけたハンバーグを作りたいんです……!)
蘭子「心して待つが良い! ――――では、さらばだ」 テクテク
(楽しみにしていて下さいね♪ それじゃあまた後で)
モバP「ああ、楽しみにしてるからなー」
モバP「………………あっ」
モバP「晩御飯の時間を聞き損ねた……。後でちゃんと確認しておかないと……」
モバP(……買い物が終わったら一旦プロダクションに戻って、ちひろさんに任せてきた仕事の状況を確かめれば丁度いい時間になりそうだ)
モバP「――――っと、そういえば二人をほったらかしのまんまだったな」
モバP(そろそろ迎えに行くか)
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
車内
アーニャ「――――プロデューサー、今日は本当に、ありがとうございました」
アーニャ「とっても、とっても楽しかったです♪」
モバP「ははっ、どういたしまして」
モバP「二人が楽しんでくれたのなら何よりだよ」
周子「あたしも楽しかったよー♪ ありがと♪」
周子「……でも、欲を言えばもうちょっと一緒に居たかったなー」
アーニャ「ダー、私もシューコと同じ、です」
モバP「まあ今日は急な話だったからな……」
モバP「今度はオフの日に、どこか遊びにでも行くか?」
アーニャ「…………!」 ピクッ
周子「…………!」 ピクッ
モバP「――――あー、でも、二人のオフが重なるのってそうそう無いかもな……」
モバP(昔ならいざ知らず、今は二人とも仕事増えてきてるし……)
アーニャ「――――シューコと一緒じゃない、寂しいですけど、プロデューサーと一緒なら、寂しくないですよ?」
周子「うんうん、あたしもオフに一人で居る方が寂しいかなー?」
モバP「……そうか?」
アーニャ「ダー。……実は私、プロデューサーと一緒に行ってみたいところ、あります♪」
周子「あたしもあるよ。ちょーっと遠いんだけどね♪」
モバP「うーん……」
モバP(……二人がそれでいいなら、俺も特に言うことは無いか)
モバP「――――よし、分かった」
モバP「二人とも別々で悪いけど、一緒にその『行きたいところ』ってやつに行こうか」
アーニャ「――っ!」 パアアッ
周子「――よしっ」 グッ
アーニャ「ふふっ、楽しみ、です♪」
周子「……アーニャちゃん、抜け駆けは駄目だからね?」 ボソッ
アーニャ「……ダー」 サッ
周子「目、逸らさずに言ってくれる?」
アーニャ「……しゅ、シューコこそ、駄目ですからね?」
周子「んー……フリ?」
アーニャ「ニェート、違います! 絶対、駄目ですよ!」
周子「やっぱフリじゃーん♪」 ケラケラ
アーニャ「――――シューコ! 違いますからね!」 ユッサユッサ
モバP「――――はっはっは」
モバP「はしゃぐのはいいけど、オフはまだまだ先の話だからなー?」
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
プロダクション 駐車場
モバP「――――本当に送って行かなくていいのか?」
周子「へーきへーき♪ 部屋まで全然遠くないし、アーニャちゃんと一緒だからねー」
アーニャ「ダー、私たちは大丈夫です。プロデューサーはお仕事頑張って下さいね?」
モバP「……ああ、もちろん」
モバP(……ちひろさんなら俺の仕事、全部終わらせてしまってそうだけどな)
モバP「二人とも、気を付けて帰れよ?」
周子「ん、りょうかーい♪」
周子「……本当に今日はありがとね?」
アーニャ「スパシーバ、プロデューサー」
モバP「こっちこそありがとな。楽しかったよ」
モバP「……それじゃまた明日」
アーニャ「ダザーフトラ、また明日、です♪」
周子「じゃあねー♪」
モバP「――――ちひろさん、ただいま戻りましたー」
文香「――――――っ!」 ビクッ
文香「あ……」
文香「……お疲れ様です、プロデューサーさん」
投下終了。
二人がプロデューサーと一緒に行きたい所→実家
それではまた。
残りの2名のアイドルですが、1人は声付き、1人は声無しです。
そしてどちらも大人です。
起承転結の転を書いてるんだが、なかなかまとまらなくて気が付けば文字数14万超えてた……
まだ結が残ってるのに、大長編ってレベルじゃねえぞorz
まだ結が残ってるのに、大長編ってレベルじゃねえぞorz
モバP「――――あ、ああ。鷺沢さんこそお疲れさま」
モバP「……えっと、ちひろさんは居ないのか?」
文香「……つい先程まではいらっしゃいました」
文香「ですが、携帯を持ったまま何処かに……」
モバP「あー、そうか……」
モバP(これは……行き違いになったかな?)
文香「……実はちひろさんから伝言を預かってます」
文香「『施錠して先に帰っていてもいいですよ』とのことでした」
文香「……プロデューサーさんは、どうされますか?」
モバP「そうだなあ……。せっかくの申し出だけど、確認したいこともあるし、ちひろさんが戻るのを待つよ」
文香「……そうですか」
モバP「ああ。前、失礼するぞ」 ボフッ
文香「………………」 スクッ
文香「………………」 トコトコ
文香「………………」 ポフッ
モバP「…………鷺沢さん?」
モバP(……どうしてわざわざこっちのソファに座り直すんだろう?)
文香「……どうか、されましたか?」 キョトン
モバP「……いや、何でもないぞ」
文香「………………」 ペラッ
モバP(そして何事も無かったかのように読書を再開するのか……)
モバP「…………そういえば、鷺沢さんはどうして事務所に残ってたんだ?」
文香「…………ちひろさんが出かけてしまったので……」 ペラッ
モバP「そ、そうか……。言われてみれば確かにそうだよな……」
モバP(無いとは思うけど、誰も居ないときに泥棒なんかに入られたら大変だもんな……)
モバP(……ん? ということは……)
モバP「……ごめん、鷺沢さん」
モバP「俺が戻ってこないと帰るに帰られない状況だったってことだよな」
モバP「もう大丈夫だから、今日は先に上がっていいぞ」
文香「………………」 ピタッ
文香「……プロデューサーさん」 ススッ
モバP「――――へっ?!」
モバP(ち、近いっ! 肩が触れてるっ!)
文香「……最近は、こうやって傍に居られる時間がありませんでした」
文香「……プロデューサーさんさえ良ければ、もう少しこうさせていて下さい……」
モバP「――――え、いや、それは……」 アタフタ
モバP(この状況、ちひろさんに見られたりなんかしたら大変だぞ……!)
文香「……駄目でしょうか」 ギュウッ
モバP「っ!?」
モバP(…………あー……もー……)
モバP「…………す、少しだけなら」
文香「……ありがとうございます」 コテン
モバP(――――俺の肩に頭乗せるのやめてっ! ドキドキするからっ!)
文香「……んっ」 スゥー
文香「……ふふっ♪」 スリスリ
モバP(く、首元がくすぐったい……!)
モバP(こんな場面ちひろさんに見られたら――――)
蘭子「――――我が友、宴の時は来た!」 バーン
(プロデューサー、準備が出来たので迎えに来ました♪)
蘭子「――――っ!?」
蘭子「…………魂の共鳴!」
(…………私も混ぜて下さい♪)
モバP(――――悪化した!)
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