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    元スレ八幡「相模を助けることになった?」

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    201 :

    相模っていっつも一瞬だけ相撲に見える

    202 :

    アフガン航空相模

    203 :

    喫茶店

    相模「ここの店いいでしょ?」

    八幡「どこでもいいっての、俺がこだわるように見えるか?」

    相模「あんま見えないけど」

    八幡「サイゼは駄目だったのか?」

    相模「サイゼ~?ないない」

    八幡「あいつらといい、サイゼになんの恨みが…」

    相模「誰よ?あいつらって?」

    204 = 1 :

    八幡「ああ、こっちの話だから気にするな」

    相模「いや、気になるって…」

    八幡「それより、なにか話があるんじゃないのか?」

    相模「話…?う~ん、まあ、あるかな~」

    八幡「なんだよ?」

    相模「その前に、若干挙動変じゃない?」

    八幡「そ、そんなことねぇよ」

    相模「そんなことあるし…」

    八幡「い、異性と二人で喫茶店とか慣れてないんだよ…わかってるだろ」

    相模「え~意外っ」

    205 = 1 :

    八幡「は?なにが意外なんだ?」

    相模「あんた奉仕部で、結衣たちに囲まれてるんでしょ?」

    八幡「あれ、囲まれてるのか?まあ、物理的には…そうだが」

    相模「生徒会長の一色さんもいるって言うし、もう慣れてるのかと思った」

    八幡「そんなわけないだろ…」

    相模「まあ、慣れてないほうが好都合かも」

    八幡「ん?」

    相模「ううん、こっちの話」

    相模「でもさ…やっぱあんたって凄いよね…」

    206 = 1 :

    八幡「はあ?なにが?」


    相模「うちを助けてくれるって言ってくれたけどさ…」

    相模「ほら、葉山くんと三浦さん呼び出して、無理やりグループにしちゃうし」

    相模「すっごい強引な手口だとは思うけど…」


    八幡「お前のいじめ、軽いものじゃなかったからな」

    相模「あの二人が協力してくれるなんて、比企谷じゃなきゃ無理なんじゃない?」

    八幡「三浦も葉山もいい奴だからな。あとあいつらは借り返してるだけだぞ?」

    相模「貸し作ってるだけで凄いし、貸し返してるだけには見えないし」

    八幡「葉山はポイント稼ぎっていう別の目的があるみたいだけどな…」

    207 = 1 :

    相模「え…?葉山君がポイント稼ぎ?」

    八幡「いや、なんでも、とにかくそんな大したものじゃないっての」

    相模「三浦さんも、比企谷だから協力してるように見えるけど…」

    八幡「なに言ってんだよ…」

    相模「もしかして、少し惹かれてるとかあるかも?」

    八幡「……」

    相模「まあいいや、あのさ、うちも三浦さんたちには感謝してるし…」

    相模「比企谷にも、もちろん感謝してるけどさ…」

    八幡「なんだ?」

    相模「寄りかかったりしないからさ…その…うちも一人歩きできるように努力するから…」

    208 = 1 :

    八幡「その考えはいいけどな…あんま無理すんなよ?」


    八幡「いじめから立ち直る場合、無理しすぎたら帰って落ち込むってのもあるしな」

    相模「経験者は語る?」

    八幡「さあな?」

    相模「あ、はぐらかした……もう~」

    八幡「とにかくそういうことだ。喫茶店に来てるんだし、なにか頼むだろ?」

    相模「あ、そうだね。ここ、比企谷のおごりでっ!」

    八幡「ちゃっかりし過ぎ…そっち呼んだのに…」

    209 = 1 :

    次の日


    八幡「今日はいい天気だ…でも眠い…」

    三浦「あ、ヒキオ…」

    八幡「おう…三浦か」

    三浦「ん」

    八幡「なんか、普通に挨拶するようになったよな…」

    三浦「まあ、成り行きであんなことになったし?」

    八幡「知らない奴が聞いたら、誤解するようなセリフですね」

    三浦「昨日はどうだったん?あの後」

    八幡「相模とか?」

    210 = 1 :

    三浦「そう」

    八幡「気になるのか?」

    三浦「別に、まあちょっと興味本位?」

    八幡「気になるんですね…別になにもないっての、喫茶店おごっただけだ」

    三浦「あんた太っ腹だし…」

    八幡「おかげで、お金が大変になってますけどね…今度は三浦だからな」

    三浦「はいはい、ていうか隼人に奢らせてよ」

    211 = 1 :

    三浦「……ちょっと、ヒキオ…」

    八幡「なんだ?」

    三浦「あれ…相模じゃん」

    八幡「あ、そうだな…」

    三浦「それに一緒にいる女って…」

    八幡「知ってるのか?」

    三浦「たぶん、あいつは…」

    212 = 1 :

    「なによ、話って?」

    相模「あのさ、言わなくてもわかると思うけど…」

    「な、なにが?」

    相模「彫刻刀で文字掘ってくれたのあんたでしょ?」

    「な、なんのことよ…?」

    相模「いや、目撃したし」

    「………」

    相模「もうさ、うちのこと嫌いでいいから二度と変な真似しないって誓ってよ」

    「な、なによ…ずいぶん強気じゃない…」

    相模「そりゃ、勇気もらったしね」

    213 = 1 :

    「…あんただって、ああいうことしてきたでしょ?」

    「ほら、比企谷だっけ?ああいう人種に」

    相模「それ言われると痛いんだけどさ~」

    相模「さすがに彫刻刀使ったり、あそこまではしてないけど」

    「今更、自分の立場悪くなったからって、勝手じゃないの?」

    「比企谷もなんであんたの味方みたいなんしてるんだか」

    相模「自分がやられてみてさ、色々後悔とか大きかったんだ、友達もなくしたし」


    相模「それでも、うちに協力してくれてるし…」


    「……」

    214 = 1 :

    相模「うちが本当に言えることじゃないけど…お願いだからさ」

    相模「自分が孤独になってやられた時のこと考えてみてよ」

    「……」

    相模「うちも少しずつ変わっていくから…じゃあ、お願いね」


    スタスタスタ


    三浦「なにあれ?」

    八幡「相模だろ?」

    三浦「そういうことじゃなくて…ヒキオ、昨日なんかあったん?」

    八幡「いや、特には…相模の決意を聞いただけだけどな…」

    215 = 1 :

    三浦「それだけ?ほんとに?」

    八幡「そ、それだけだよ……」

    三浦「あっそ、ふ~ん」

    八幡「ちょっと怖いですよ、あーしさん…」

    三浦「ま、相模にあとで聞くし」

    八幡「いや、だから怖いですって…」


    昼休み

    相模「え~、比企谷…見てたの…?」

    三浦「あーしもだけどね」

    216 = 1 :

    相模「三浦さんもか…」

    八幡「ま、たまたまだけどな」

    葉山「しかし、どういうことだい?」

    相模「う、うん…」

    三浦「どーせ、あーしらといるんだし、心配しなくても良かったんじゃない?」

    相模「そうだけどさ…できる限り、自分の力で解決に持って行かないとって思ってさ」

    三浦「ああいうのこれからも地道にやっていくわけ?」

    相模「まあ、ゆっくりだけどさ…わかってくれる人もいるじゃん…だから」

    217 = 1 :

    八幡「…」

    葉山「ふむ…」

    相模「ど、どうかな…?そういうの…?」

    三浦「……」

    葉山「いいと思うよ。なんにせよ、現状の状況以外に自分で動くのはいいことさ」

    八幡「ま、人それぞれだからな。雪ノ下とかもそういうことしそうだ」

    葉山「ひとりひとり潰していくということかな?」

    八幡「そういうこと」

    218 = 1 :

    相模「さすが雪ノ下さん…」

    三浦「いいんじゃない?相模が決めたことなら」

    相模「うん、ありがとう三浦さん」

    三浦「つっても、このグループが変わるわけじゃないし?」

    葉山「もしも、うまくいかなくても俺たちがサポートするさ」

    八幡「まあ、依頼だからな…」

    相模「みんな…うん、ほんと、ありがとね…うちなんかの為に」

    220 = 1 :

    八幡「相模」

    相模「えっ?」

    八幡「無理はすんなよ」

    相模「うん、わかってるって」

    三浦「なにこの感じ…」

    葉山「う~ん、二人きりにしてあげた方がいいのかな?」

    221 = 1 :

    奉仕部

    一色「それで、いい感じに行ってるんですね?」

    八幡「まあ、まだ始まったばかりだけどな」

    一色「そっちもですけど、相模先輩といい感じなんですよね?」

    八幡「なんのこと言ってんの…?」


    結衣「ヒッキー…」

    八幡「いや…由比ヶ浜…別に…」

    結衣「やっぱり、さがみんと…」

    八幡「なんのことだよ…俺は別に遠くに行ったりしねぇし」

    結衣「ならいいんだけど…」

    八幡「…」

    222 = 1 :

    雪乃「はっきりしないのね二人とも…」

    結衣「うう…だってさ…」


    雪乃「それにしても、相模さんも彼女なりに前に進もうということかしら?」

    八幡「みたいだな」

    雪乃「そう何よりね。彼女を少し見直したわ」

    八幡「お前も同じ立場ならそういうことしそうだけどな」

    雪乃「私の場合は恐怖を植え付けるでしょうね」

    八幡「さいですか」

    223 = 1 :

    結衣「さがみんもよかったね、やっぱりいじめなんて辛いだけだもん」

    八幡「そうだな」

    結衣「あのさ、今日お祝いも込めてどっか行こうよっ」

    雪乃「あら、いいわね。そうしましょうか」

    一色「さんせいさんせい~~!」

    八幡「え、俺も行くの?」

    結衣「当然じゃんっ!」

    八幡「まあ、今日くらいいいか…」

    結衣「ホントは二人がよかったんだけどね」

    八幡「はい?」

    結衣「ううん、なんでもないよ」

    ワイワイ

    224 = 1 :

    相模「あ、奉仕部楽しそう…お邪魔しようとしたんだけどな」

    相模「でも、それはまだ失礼かな…?」

    相模「よ、よし…今日は帰ろうかな…うん」


    スタスタ


    相模「でも…負けないし…うん。結衣たちにもうちを認めてもらわないとっ!」

    相模「三浦さんや葉山君とのこともあるし…色々やること増えてきたかな」

    相模「でも、そんなに悪い気はしないな、むしろ楽しいかもっ!」

    225 = 1 :

    相模「比企谷待っててよねっ!絶対うちのこと認めさせてやるしっ!」


    相模「そ、それから……」

    相模「……もにょもにょ」



    三浦「何やってんの?ヒキオは?」

    相模「今日は奉仕部で忙しいから無理みたい」

    三浦「なにそれ、たく…」

    葉山「まあ、今日は俺たちだけで出かけようか」



    相模「うんっそうしよっか、それから、明日からもがんばれ、南っ!」



    おわり

    226 = 1 :

    これにて終了です
    見ていただいてありがとうございました

    227 :


    ついにプロローグが終わったか…………

    228 :


    本編はこのまま続ける?
    別スレ立てる?

    230 :

    いやいやこれからだろ?
    相模更生ストーリーとしてはいちばんすきよ

    231 :


    これからじゃないか
    ここで終わるなんて勿体無い

    あと細かいようだけど相模はガハマさんの事呼び捨てじゃなくてちゃん付けじゃなかったっけ?

    232 :

    自己中クソガハマ ウザすぎ

    233 :

    打ち切りエンドみたいな事するなよ。

    続けてくれよ

    234 :

    続きもう少し待ちください
    ここに投稿していきます

    235 :

    うおお
    期待

    236 :

    2部です

    相模「だからさ、うちに関わらないでほしいんだけど」

    「なんだよ急に…俺黒板消ししか設置してないだろ…?」

    相模「だからそういうのもうやめてって言ってんの」

    相模「そもそも、男が介入してるだけでありえないし」

    「お前、俺のこと見下したような目で見てたことあったじゃねぇか」

    相模(あったっけ…?こういうの言われると弱いわ…)

    相模「じゃあ、これでお相子にしてよ。うちももうあんたにそんなことしないから」

    「……」

    相模「じゃあ、そういうことで、よろしく」

    スタスタ


    相模「は~…これで何人目だっけ?うまく言ったかな?」

    237 = 1 :

    相模「…」

    スタスタ

    チラチラ チラチラ

    相模(なんか見られてるけど、聞こえるように悪口言われるのもなくなってきたかな?)


    相模「これも比企谷や三浦さん、葉山君のおかげだよね…マジ凄すぎ」

    三浦「独り言とかマジキモイんだけど」

    相模「ひゃっ!?み、三浦さん…!?」

    三浦「なにビビってんの?」

    相模「あ、ううん…なんでも…」

    相模(この人、無意識に怖がらすからな~比企谷の気持ちも分かる気がする)

    238 = 1 :

    三浦「地道にやってんの?一人一人と話つけるの」

    相模「う、うん…」

    三浦「そ」

    相模「変かな?」

    三浦「前も言ったじゃん、別に変じゃないって」

    相模「あ…そうだよね…」


    三浦「手ごたえはどうなん?」

    相模「手ごたえか…まだわからないけど、わかってくれる奴もいたよ」

    三浦「ふ~ん、そうなんだ」

    三浦「ま、ああいう連中とは一回正面きって話した方がすっきりするかもね、お互い」

    相模「うん、それは思った」

    三浦「頑張ってるじゃん、相模も」

    相模「あ、ありがと……」

    239 :

    ツヅイテルー やったぜ!

    240 = 1 :

    三浦「まあ、がんばってるのは、あんただけじゃないけど」

    相模「うん、三浦さんたちのおかげだし、今のうちがあるの」

    三浦「そういう意味じゃなくて」


    相模「え?」

    三浦「てかさ、ちょっと聞きたいんだけど」

    相模「うん…?」


    奉仕部


    結衣「……」

    雪乃「由比ヶ浜さん…」

    結衣「変かな?あたしの考え…」

    雪乃「そうね…一般的に考えれば…そうかもしれないわね」

    241 = 1 :

    結衣「だ、だよね…さがみんのこと目の敵にしてるみたいだもんね」

    雪乃「でも気持ちはわからないでもないわ」

    結衣「ゆきのん…」


    雪乃「比企谷くんが、誰かと付き合うことで遠くに行くのが嫌なのね」

    結衣「あ、えと…その…」

    雪乃「わかってるわ、相手が相模さんというのが嫌ということでしょう?」


    結衣「……」

    雪乃「比企谷くんにあんなことをした張本人だものね」

    結衣「うん…やっぱり、ちょっとおかしいかなって」

    結衣「ねえ、ゆきのん…あたしどうしたらいいかな?」

    雪乃「そうね…」

    242 = 1 :

    雪乃「由比ヶ浜さんが付き合えばいいんじゃないかしら?」

    結衣「え、ええ~~!?」

    雪乃「?そんなに驚くこと?」


    結衣「え、あ…そ、そうでもないの…かな?」

    雪乃「今年のバレンタインデーでもああいうことあったのだし」

    雪乃「もう隠しても意味がない気がするけれど」

    結衣「ううう……」


    雪乃「私もあれから考えたという話はしてないかしら?」

    結衣「え?うん、聞いてないかも」

    243 = 1 :

    雪乃「奉仕部に入ってから、比企谷くんへの感情もずいぶん変わったように思うわ」

    結衣「うん、そうだよね。ゆきのんもヒッキーも変わったよね」

    雪乃「最初、恋人に間違われた時は不快だったけれど…」

    結衣「あ…あたしが早とちりした時だよね…」


    雪乃「ふふ、そうね…それで年末から、今年のバレンタインデーも経て…」

    結衣「……」

    雪乃「私なりに、彼への感情も考えるようになったの」

    結衣「そ、それで…?」

    雪乃「おそらく、私の感情は、まだ恋にはなってないと思うわ」

    結衣「ゆきのん…」

    雪乃「でも相模さんはどうかしら?正義の味方に救われてるようなものよ」

    244 = 1 :

    結衣「そ、それは……」

    雪乃「相手が比企谷くんという恋愛はしなさそうな相手だけれど」

    雪乃「由比ヶ浜さんの感情が前述のそれなら…やってみてはどうかしら?」

    雪乃「あなたの不安や不満も解決するんじゃないかしら?」


    結衣「ゆきのんは……いいの?ホントにそれで…?」

    雪乃「なんのことかしら?私はそんな感情ないと言ったでしょう?」

    結衣「嘘…へただよね」


    雪乃「だ、だから、何を言ってるのか…」


    結衣「声が震えてるよ、ゆきのん…」

    雪乃「由比ヶ浜さん」

    結衣「くす、ごめん、ゆきのん、あとさ…ありがとう」

    245 = 1 :

    今日はここまで

    246 :

    乙です
    続いてくれて良かった

    248 :

    相模にサガミを使うところまで続くと聞いて。

    249 :

    ゆいちゃん私ゴム使うのが夢だったの~

    250 :

    ・・・でこの後、さがみんが八幡を校舎裏の誰も来ない場所に呼び出して、
    着衣パイズリしているところを、ゆきのんとガハマさんが目撃して、修羅場に
    なるのですね


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