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元スレヒナタ「もし、過去に戻ることが出来たらどうする?」ナルト「ん?」
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エタらないナルト逆行モノがモットーです
ナルト「うう……『時をかけるくノ一』、泣けたってばよ……」ズビズビ
ヒナタ「良い映画だったね……特にあのシーン」
ナルト「うん、うん……まさか、あそこであんな決断を下せるなんて……偉い子だってばよ……」
ヒナタ(ナルト君のほうが、よっぽど凄い決断を下してきただろうになあ……でも)
ナルト「スゲエなあ……悲しいなあ……」ズズッ
ヒナタ(こういう、思いやりがあって、凄いことを凄いと思わずに出来るところが、ナルト君の良いところなんだよね、やっぱり)
ヒナタ「……ね、ナルト君」
ナルト「んぅ?」
ヒナタ「こうやって、部屋で、ふ、二人きりで映画見るのも、その……良いね」
ナルト「……おう!」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1439524789
ナルト「うう……『時をかけるくノ一』、泣けたってばよ……」ズビズビ
ヒナタ「良い映画だったね……特にあのシーン」
ナルト「うん、うん……まさか、あそこであんな決断を下せるなんて……偉い子だってばよ……」
ヒナタ(ナルト君のほうが、よっぽど凄い決断を下してきただろうになあ……でも)
ナルト「スゲエなあ……悲しいなあ……」ズズッ
ヒナタ(こういう、思いやりがあって、凄いことを凄いと思わずに出来るところが、ナルト君の良いところなんだよね、やっぱり)
ヒナタ「……ね、ナルト君」
ナルト「んぅ?」
ヒナタ「こうやって、部屋で、ふ、二人きりで映画見るのも、その……良いね」
ナルト「……おう!」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1439524789
ナルト「食った、食った! ごちそうさん、ヒナタ。すっげえ美味かったってばよ」
ヒナタ「ふふ、どういたしまして」
ナルト「夜はオレも手伝うぜ」
ヒナタ「一緒に作るの、楽しみだね」
ナルト「ああ、食材も買い込んだしな」
ヒナタ「……くすっ、なんかおかしいね。今食べたばかりなのに、もう次のごはんの話してるなんて」
ナルト「いーじゃねえか、楽しみな気持ちが抑えらんねえってことなんだからさ」
ヒナタ「……そうだね」にこっ
ナルト「うしっ、じゃあこれからどうする? 夕飯までは流石に時間あるし……映画返して、別なの借りてくっか?」
ヒナタ「うーん、それも良いけど……」
ミーン、ミンミンミン……
ヒナタ「……外も熱いし、家に居よ?」
ナルト「そうだな、そうすっか! それじゃあ……そうだ、アルバム見るか?」
ヒナタ「アルバム……?」
ナルト「そ、イルカ先生とかが撮ってくれた、昔の写真が載ってるからよ」
ヒナタ「それ、見たい!」ガバッ
ナルト「……ひ、ヒナタ? 前に乗り出して、なんか鼻息が荒いってばよ?」
ヒナタ「はやく、一緒に、見よ、ナルト君!」キラキラ
ナルト(目も光ってるってばよ……)
ヒナタ「ふふ、どういたしまして」
ナルト「夜はオレも手伝うぜ」
ヒナタ「一緒に作るの、楽しみだね」
ナルト「ああ、食材も買い込んだしな」
ヒナタ「……くすっ、なんかおかしいね。今食べたばかりなのに、もう次のごはんの話してるなんて」
ナルト「いーじゃねえか、楽しみな気持ちが抑えらんねえってことなんだからさ」
ヒナタ「……そうだね」にこっ
ナルト「うしっ、じゃあこれからどうする? 夕飯までは流石に時間あるし……映画返して、別なの借りてくっか?」
ヒナタ「うーん、それも良いけど……」
ミーン、ミンミンミン……
ヒナタ「……外も熱いし、家に居よ?」
ナルト「そうだな、そうすっか! それじゃあ……そうだ、アルバム見るか?」
ヒナタ「アルバム……?」
ナルト「そ、イルカ先生とかが撮ってくれた、昔の写真が載ってるからよ」
ヒナタ「それ、見たい!」ガバッ
ナルト「……ひ、ヒナタ? 前に乗り出して、なんか鼻息が荒いってばよ?」
ヒナタ「はやく、一緒に、見よ、ナルト君!」キラキラ
ナルト(目も光ってるってばよ……)
ぱらり
ヒナタ「あ……アカデミー時代の写真だね」
ナルト「おう、どう? この頃からオレってばカッコいいよな?」ニシシ
ヒナタ「うん……」しんみり
ナルト「……その反応は、逆に恥ずかしいってばよ」
ヒナタ「えっ、あっ……その、でも本当だよ?」
ヒナタ「わたし、この頃からずっと、ナルト君のこと、カッコいいって……」
ナルト「……(今なら、顔から天照出せそうだってばよ)」
ヒナタ「あ……アカデミー時代の写真だね」
ナルト「おう、どう? この頃からオレってばカッコいいよな?」ニシシ
ヒナタ「うん……」しんみり
ナルト「……その反応は、逆に恥ずかしいってばよ」
ヒナタ「えっ、あっ……その、でも本当だよ?」
ヒナタ「わたし、この頃からずっと、ナルト君のこと、カッコいいって……」
ナルト「……(今なら、顔から天照出せそうだってばよ)」
ヒナタ「……あ、でも」
ナルト「?」
ヒナタ「今見てみると、かわいい、って部分もあるなあ」
ナルト「かわいい? オレが?」
ヒナタ「うん……なんだかこう、くりくりしてて、笑顔もすごくかわいい……」
ナルト(……メチャクチャ恥ずかしいってばよおおおおおおおおお!! でも、ヒナタってば写真に夢中だし、この状況がいつまで続くか……)「あっ」
ナルト「ん?」
ヒナタ「……ッ」さっ
ナルト「……ヒナタ? 今、なんか隠し「何もしてないよ?」
ナルト「……」
ヒナタ「何も、してないよ?」
ナルト「……じゃあ、今背中に隠し持ってるのは「何も、持ってないよ?」
ナルト「……」
ヒナタ「……」
ナルト「……なーんだ、オレの勘違いか」
ヒナタ「そうそう、じゃあ次のページ見てみよう?」
ナルト「ああ、次からは第七班の頃の……(影分身の術!)」
ナルト(よし、分身を気取られないように背後に回して……)
分身ナルト(そーっ……)
ヒナタ「白眼!」バッ
分身ナルト「!」
ヒナタ「ナルト君……ダメだよ、部屋の中で影分身なんて」
分身ナルト「ちぇっ、バレたか……」ボンっ
ヒナタ「もう……」
ナルト「隙あり」ぱッ
ヒナタ「あっ」
ナルト「ごめんな、ヒナタ。お前なら絶対後ろに気付いて振り向くと思って、囮にしたんだってばよ」
ヒナタ「そ、そんな……」
ナルト「さて、どんな写真なんだ……って。別に、普通の写真じゃねーか。どこにそんな、隠すようなもんが……」
ヒナタ「……その?」
ナルト「ん?」
ヒナタ「後ろのほうに……」
ナルト「え……あっ、ああ!?」
幼少期ヒナタ『じーっ……』
ナルト「ひ、ヒナタが後ろの方に写ってるってばよ……」
ヒナタ「……っ(は、恥ずかしいっ!!)」かぁああっ
ナルト「……なんつーか、いやさ、お前が昔っからオレのこと好きでいてくれてたのは知ってたけど、こう形に残るものとして実際に証拠を見せられると、改めてうれしいっていうか、恥ずかしいっていうか……って、おい、ヒナタ? ヒナタ!! 気絶するなってばよおお!!!」
ヒナタ「……その?」
ナルト「ん?」
ヒナタ「後ろのほうに……」
ナルト「え……あっ、ああ!?」
幼少期ヒナタ『じーっ……』
ナルト「ひ、ヒナタが後ろの方に写ってるってばよ……」
ヒナタ「……っ(は、恥ずかしいっ!!)」かぁああっ
ナルト「……なんつーか、いやさ、お前が昔っからオレのこと好きでいてくれてたのは知ってたけど、こう形に残るものとして実際に証拠を見せられると、改めてうれしいっていうか、恥ずかしいっていうか……って、おい、ヒナタ? ヒナタ!! 気絶するなってばよおお!!!」
ナルト「け、結局五枚に一枚くらいはヒナタが写りこんでたってばよ」
ヒナタ(は、恥ずかしすぎるよおおおおお、昔のわたし、逆に凄すぎるよ! どれだけナルト君を付け回していたの!?)
ナルト「たははー……」
ヒナタ(ど、どうしよう……やっぱりナルト君、気持ち悪いと思ったよね……折角ここまで来れたのに、嫌われちゃったかな……)
ヒナタ「あ、あの ナルト「でもさ、ヒナタ」
ヒナタ「えっ?」
ナルト「今度からはさ、ちゃんと隣に立って写真撮ろうな。もう、恥ずかしがる必要なんて無ェんだからさ。その……恋人同士なんだから」にっ
ヒナタ「……」
ナルト「ヒナタ?」
ヒナタ「……」ぼんっ
ナルト「だあああああっ、今、恥ずかしがる必要無ェって言ったばっかりだろ!!!」
ヒナタ(は、恥ずかしすぎるよおおおおお、昔のわたし、逆に凄すぎるよ! どれだけナルト君を付け回していたの!?)
ナルト「たははー……」
ヒナタ(ど、どうしよう……やっぱりナルト君、気持ち悪いと思ったよね……折角ここまで来れたのに、嫌われちゃったかな……)
ヒナタ「あ、あの ナルト「でもさ、ヒナタ」
ヒナタ「えっ?」
ナルト「今度からはさ、ちゃんと隣に立って写真撮ろうな。もう、恥ずかしがる必要なんて無ェんだからさ。その……恋人同士なんだから」にっ
ヒナタ「……」
ナルト「ヒナタ?」
ヒナタ「……」ぼんっ
ナルト「だあああああっ、今、恥ずかしがる必要無ェって言ったばっかりだろ!!!」
ナルト「最近気絶しなくなったなあ、って思ってたけど、やっぱりその癖はまだ抜けきってないんだな」
ヒナタ「ごめんね、ナルト君……その、嬉しすぎて……」
ナルト(うあ、なんかこっちも恥ずかしくなってきたってばよ……)
ナルト「とりあえず、アルバムはいったん仕舞うってばよ。どうやらヒナタにはまだ刺激が強すぎるみてえだ」
ヒナタ「う、うん……(残念だなあ……)」
ヒナタ「ごめんね、ナルト君……その、嬉しすぎて……」
ナルト(うあ、なんかこっちも恥ずかしくなってきたってばよ……)
ナルト「とりあえず、アルバムはいったん仕舞うってばよ。どうやらヒナタにはまだ刺激が強すぎるみてえだ」
ヒナタ「う、うん……(残念だなあ……)」
――
ナルト「つっても、じゃあ晩飯まで何すっかなあ……」
ヒナタ「普通に、おしゃべりでもしてようか」
ナルト「そうだなあ、そうすっか! でも、何を話そうか……思い出話だとヒナタ、また気絶するかも……」
ヒナタ「しないよ!」
ナルト「へへ、冗談だってばよ」
ヒナタ「もう……あ、じゃあ、こんなのはどうかな」
ナルト「ん?」
ヒナタ「もし、過去に戻ることが出来たら、ナルトくんならどうする?」
ナルト「……ああ、さっき映画見たからか?」
ヒナタ「うん、ふと思いついて……」
ナルト「つっても、じゃあ晩飯まで何すっかなあ……」
ヒナタ「普通に、おしゃべりでもしてようか」
ナルト「そうだなあ、そうすっか! でも、何を話そうか……思い出話だとヒナタ、また気絶するかも……」
ヒナタ「しないよ!」
ナルト「へへ、冗談だってばよ」
ヒナタ「もう……あ、じゃあ、こんなのはどうかな」
ナルト「ん?」
ヒナタ「もし、過去に戻ることが出来たら、ナルトくんならどうする?」
ナルト「……ああ、さっき映画見たからか?」
ヒナタ「うん、ふと思いついて……」
ナルト「うーん、難しいなあ、突然言われると……そういうヒナタは?」
ヒナタ「わたしは、そうだなあ……昔のナルト君の写真、一杯撮るかも」
ナルト「ぶっっ!!」
ヒナタ「な、ナルト君?」
ナルト(も、もう突っ込むのは辞めにするってばよ……)
ヒナタ「それで、ナルトくんは?」
ナルト「うーん、やっぱり難しいなあ……全然思いつかねえってばよ」
ヒナタ「そ、そうだよね……」
ナルト「オレってば、昔から例えばって話が苦手だからなあ……ぶっ、なんだかアカデミーの課題みてえだな」
ヒナタ「え……あっ。『明日がもし地球最後の日だったら』、だよね」
ナルト「ああ、なんかあの質問みたいだなあ、懐かしい。あんときはイルカ先生が『月が落ちて来たりして』、とか言って、んで結局マジで落ちてきそうになって……」
ヒナタ「……ナルトくん?」
ナルト「……ま、まさかな? そんなこと無いよな?」
ヒナタ「……そ、そんなこと、ありえ」
グゥゥウウウウウン!!
ナルト「ぐっ!?」
ヒナタ「な、何!? 幻術!?」
ナルト「ど、何処から――」
ナルト(や、べえ、意識が……ヒナ――)
ヒナタ「な、るとくん――」
ナルト(――ヒナタ)
ナルト「……ヒナタ!!」バッ
ナルト(……ここは、俺の部屋? でも、なんか変だ……いや、おかしいんだけど、おかしくねえっていうか……)
ナルト「おい、ヒナタ!? どこだ!? ヒナタぁ!!」
シーン……
ナルト(返事が無い……一体、何が起きたんだってばよ。ヒナタは、無事なのか?)
ナルト「……ヒナタ!!」バッ
ナルト(……ここは、俺の部屋? でも、なんか変だ……いや、おかしいんだけど、おかしくねえっていうか……)
ナルト「おい、ヒナタ!? どこだ!? ヒナタぁ!!」
シーン……
ナルト(返事が無い……一体、何が起きたんだってばよ。ヒナタは、無事なのか?)
ナルト「とりあえず……解!」
シーン……
ナルト(変化なし……幻術じゃないのか、それとも……って)
ナルト「なんか、手が小さいってばよ?」
ナルト(てか、声も高い!?……まさか!)ばっ
ナルト「あれ、鏡が無い……」
ナルト(ヒナタが、買ってきてくれたはずの鏡が)
ナルト(でも、この服、間違いない。オレってば、ガキのころに戻ってる!?)
ナルト「仕方ねえ……影分身の術!」
ポンッ!
ナルト・分身ナルト「「……こ、こりゃあ……アカデミーのころのオレじゃねーか!!」」
シーン……
ナルト(変化なし……幻術じゃないのか、それとも……って)
ナルト「なんか、手が小さいってばよ?」
ナルト(てか、声も高い!?……まさか!)ばっ
ナルト「あれ、鏡が無い……」
ナルト(ヒナタが、買ってきてくれたはずの鏡が)
ナルト(でも、この服、間違いない。オレってば、ガキのころに戻ってる!?)
ナルト「仕方ねえ……影分身の術!」
ポンッ!
ナルト・分身ナルト「「……こ、こりゃあ……アカデミーのころのオレじゃねーか!!」」
ナルト「部屋も、よく見てみれば昔のオレの部屋だってばよ……」
ナルト(うへー、そういやヒナタが来てくれるようになる前はこんな感じで、メチャクチャ散らかってたもんな……)
分身ナルト「とりあえず、ヒナタを探さねえか」
ナルト「! そうだな、でもちょっと確かめたいことがある。先に探しに行っててくれ」
分身ナルト「了解、じゃあ行ってくるってばよ!」がらっ、さっ
ナルト「頼んだぞ……。じゃあ、こっちも確かめるってばよ」
ナルト(おい、九喇嘛、聞こえるか)
ナルト(うへー、そういやヒナタが来てくれるようになる前はこんな感じで、メチャクチャ散らかってたもんな……)
分身ナルト「とりあえず、ヒナタを探さねえか」
ナルト「! そうだな、でもちょっと確かめたいことがある。先に探しに行っててくれ」
分身ナルト「了解、じゃあ行ってくるってばよ!」がらっ、さっ
ナルト「頼んだぞ……。じゃあ、こっちも確かめるってばよ」
ナルト(おい、九喇嘛、聞こえるか)
精神世界
九喇嘛「……! 貴様、何故俺の名を?」
ナルト「……参ったなぁ、まさかとは思ったけど、身体だけじゃなくお前まで昔に戻っているだなんてよ」
九喇嘛「質問に答えろ! 何故お前がここに居て、俺の名前を口にしやがるんだ?」
ナルト「なんでって、そんなもん教えてもらったからとしか……」
九喇嘛「教えてもらっただあ? 言っておくが、手前が体験したことなんざ、俺は全部見てるんだぞ? そんな嘘を吐いたところで……」
ナルト「あー、もう、ごちゃごちゃうるせえってばよ! それでも九尾か、お前!」ゴオッ!
九喇嘛「!! お前、それはジジイの!!」
ナルト「お、この状態には、こんな姿でもなれるんだな! 収穫、収穫!」
九喇嘛「貴様……一体」
ナルト「へっ、オレがどういう状況にあるかなんて、オレ自身よく分かっちゃいねーよ」
ナルト「ただ、これだけは分かる」
ナルト「オレは――過去に戻ってきちまったみてえだ」
九喇嘛「……! 貴様、何故俺の名を?」
ナルト「……参ったなぁ、まさかとは思ったけど、身体だけじゃなくお前まで昔に戻っているだなんてよ」
九喇嘛「質問に答えろ! 何故お前がここに居て、俺の名前を口にしやがるんだ?」
ナルト「なんでって、そんなもん教えてもらったからとしか……」
九喇嘛「教えてもらっただあ? 言っておくが、手前が体験したことなんざ、俺は全部見てるんだぞ? そんな嘘を吐いたところで……」
ナルト「あー、もう、ごちゃごちゃうるせえってばよ! それでも九尾か、お前!」ゴオッ!
九喇嘛「!! お前、それはジジイの!!」
ナルト「お、この状態には、こんな姿でもなれるんだな! 収穫、収穫!」
九喇嘛「貴様……一体」
ナルト「へっ、オレがどういう状況にあるかなんて、オレ自身よく分かっちゃいねーよ」
ナルト「ただ、これだけは分かる」
ナルト「オレは――過去に戻ってきちまったみてえだ」
――
分身ナルト(――やっぱり、ここに居た! 日向家!)
ヒナタ「……」おろおろ……
分身ナルト(あー、遠目からじゃ、あれがどっちのヒナタだか分からねえってばよ……戸惑ってるのか、おろおろしてるのか……しょうがない、もっと近づいて)
???「――誰だ!」
分身ナルト「げっ!」
ヒナタ「!! ナルトくん!!」
ヒアシ「――貴様は! 何をしに来たんだ!」
分身ナルト「ヒアシのおっちゃん! これは、その!」
ヒアシ「貴様にそのように呼ばれる覚えはない!! 直ぐにここから立ち去れ、さもなくば――」
分身ナルト(――やっぱり、ここに居た! 日向家!)
ヒナタ「……」おろおろ……
分身ナルト(あー、遠目からじゃ、あれがどっちのヒナタだか分からねえってばよ……戸惑ってるのか、おろおろしてるのか……しょうがない、もっと近づいて)
???「――誰だ!」
分身ナルト「げっ!」
ヒナタ「!! ナルトくん!!」
ヒアシ「――貴様は! 何をしに来たんだ!」
分身ナルト「ヒアシのおっちゃん! これは、その!」
ヒアシ「貴様にそのように呼ばれる覚えはない!! 直ぐにここから立ち去れ、さもなくば――」
分身ナルト(あーそうだったなあ、この頃は里のみんなってば……)チラ
ヒナタ(……)じっ
分身ナルト(!)
分身ナルト(こ・う・え・ん・に・こ・い)
ヒナタ(!)こくり
分身ナルト(よしっ、これであとは……)
ヒアシ「はっ!!」
ヒナタ「な、ナルトくん!!」
分身ナルト「ちょっ、マジの掌撃を……」ボンッ
ヒアシ(!? 影分身、だと……)
ヒナタ「……ほっ」
ヒアシ「……」ぎろ
ヒナタ「!」はっ
ヒアシ「……ヒナタ、あの者に近づいてはならないぞ」
ヒナタ「っ……はい……」
ヒアシ「フン……」すたすたすた……
ヒナタ(……ナルトくん、大丈夫かな……)
ヒナタ(……)じっ
分身ナルト(!)
分身ナルト(こ・う・え・ん・に・こ・い)
ヒナタ(!)こくり
分身ナルト(よしっ、これであとは……)
ヒアシ「はっ!!」
ヒナタ「な、ナルトくん!!」
分身ナルト「ちょっ、マジの掌撃を……」ボンッ
ヒアシ(!? 影分身、だと……)
ヒナタ「……ほっ」
ヒアシ「……」ぎろ
ヒナタ「!」はっ
ヒアシ「……ヒナタ、あの者に近づいてはならないぞ」
ヒナタ「っ……はい……」
ヒアシ「フン……」すたすたすた……
ヒナタ(……ナルトくん、大丈夫かな……)
九喇嘛と和解してない状態での逆光は珍しいな
おもしろいからぜひ続けて欲しい
おもしろいからぜひ続けて欲しい
――
ナルト「!」
ナルト(おいおい、ヒアシのおっちゃん、マジでオレを殺す気で来てたってばよ……)
ナルト(でも、ヒナタには伝わったみてえだな。やっぱり、ヒナタも俺と同じ状況みてえだ。公園に行くか)
ナルト「……まあ、なんだ。別に何かしようってわけじゃねえんだ。安心してくれ」
九喇嘛「フン……信用できねえな」
ナルト「別に信用してもらおうなんて思ってねえさ……じゃあな」
ナルト「!」
ナルト(おいおい、ヒアシのおっちゃん、マジでオレを殺す気で来てたってばよ……)
ナルト(でも、ヒナタには伝わったみてえだな。やっぱり、ヒナタも俺と同じ状況みてえだ。公園に行くか)
ナルト「……まあ、なんだ。別に何かしようってわけじゃねえんだ。安心してくれ」
九喇嘛「フン……信用できねえな」
ナルト「別に信用してもらおうなんて思ってねえさ……じゃあな」
――
公園
ヒナタ「……! ナルトくん!」
ナルト「ヒナタ! 大丈夫か!」
ヒナタ「うん、そっちの方は?」
ナルト「オレも、まあ大丈夫だってばよ……やっぱり、ヒナタも来てたんだな」
ヒナタ「うん……気が付いたら、日向の家の、自分の部屋の中に居て……でも、なんか様子がおかしくて……色々調べてみたら、どうやら過去に来てしまったらしいって気が付いて……」
公園
ヒナタ「……! ナルトくん!」
ナルト「ヒナタ! 大丈夫か!」
ヒナタ「うん、そっちの方は?」
ナルト「オレも、まあ大丈夫だってばよ……やっぱり、ヒナタも来てたんだな」
ヒナタ「うん……気が付いたら、日向の家の、自分の部屋の中に居て……でも、なんか様子がおかしくて……色々調べてみたら、どうやら過去に来てしまったらしいって気が付いて……」
ナルト「オレも大体同じだってばよ。それに、ヒアシのおっちゃんの様子を見た感じ……」
ヒナタ「うん、みんなやっぱり、記憶は無いみたい……ごめんね、父様がまさかあんなことをするなんて……」
ナルト「なんでお前が謝るんだってばよ! んなもん分かってたことだ! この頃は皆、誤解してたんだから、仕方ねえよ」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト「それよりも、この状況をどうにかするのが先決だってばよ……ヒナタ、たしかお前あのとき、幻術だって言ってたよな?」
ヒナタ「……うん、その感覚にとても似てた。でも、幻術返しをしても解くことが出来なかったし……」
ナルト「それじゃ解くことの出来ない幻術の可能性もある。例えば……無限月読、あるいは限定月読とか」
ヒナタ「!! で、でも、それじゃあ」
ナルト「ああ、『写輪眼を持ってる奴』が犯人かもしれねえ」
ヒナタ「うん、みんなやっぱり、記憶は無いみたい……ごめんね、父様がまさかあんなことをするなんて……」
ナルト「なんでお前が謝るんだってばよ! んなもん分かってたことだ! この頃は皆、誤解してたんだから、仕方ねえよ」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト「それよりも、この状況をどうにかするのが先決だってばよ……ヒナタ、たしかお前あのとき、幻術だって言ってたよな?」
ヒナタ「……うん、その感覚にとても似てた。でも、幻術返しをしても解くことが出来なかったし……」
ナルト「それじゃ解くことの出来ない幻術の可能性もある。例えば……無限月読、あるいは限定月読とか」
ヒナタ「!! で、でも、それじゃあ」
ナルト「ああ、『写輪眼を持ってる奴』が犯人かもしれねえ」
ヒナタ「……」
ナルト「……けど、サスケがこんなことするとは思えねえ。他に、可能性は……」
ヒナタ「……私は、時空間忍術の可能性を疑ったの」
ナルト「! オビトや、カカシ先生が使ってたやつか」
ヒナタ「ええ……あの二人のは、空間を移動する術だったけれども、空間を移動できるなら、時間を移動することも可能かもしれない、って」
ナルト「……でも、それじゃあいずれにしても」
ヒナタ「うん……写輪眼を持つ人間が、犯人かもしれないことには変わりはない……」
ナルト「……どうしたもんか……」
ヒナタ「……そもそも、術者はこの時代にいるのかな」
ナルト「え?……あ」
ヒナタ「あの瞬間に、私たちに術をかけたんだとしたら、術者はあの時代に居るはず……つまり、いまここで何かをしようにも……」
ナルト「術を解けねえかもしれねえ、ってことか」
ヒナタ「うん……」
ナルト「え?……あ」
ヒナタ「あの瞬間に、私たちに術をかけたんだとしたら、術者はあの時代に居るはず……つまり、いまここで何かをしようにも……」
ナルト「術を解けねえかもしれねえ、ってことか」
ヒナタ「うん……」
あ、ちなみにロストタワーをまだ見れてないので、その設定は反映できてません
すみません
すみません
同じナルトが過去に戻ったスレが長く中断してるから期待
素朴な疑問なんだが変化で元の体格になったら体術はどこまで使えるんだろ
素朴な疑問なんだが変化で元の体格になったら体術はどこまで使えるんだろ
この様子だと(未来では)ボルトがまだいない頃か
そういや一楽のモデルになった店ってもう閉店してたんだな…
今回の映画見終わったら食べに行こうって思ってたのに
あんまりだってばよ・・・
そういや一楽のモデルになった店ってもう閉店してたんだな…
今回の映画見終わったら食べに行こうって思ってたのに
あんまりだってばよ・・・
ナルトの場合、問題はチャクラ操作力だよな。
昔のナルトはチャクラの量はあっても操作が下手だったから。
仙人モードさえ使えりゃ序盤余裕だが。
なんにしろ期待!
昔のナルトはチャクラの量はあっても操作が下手だったから。
仙人モードさえ使えりゃ序盤余裕だが。
なんにしろ期待!
逆行物ナルトの作者ってだいたいエタりません宣言してる印象
まあ完結した作品を見た試しがないから期待せずに待ってるよ
まあ完結した作品を見た試しがないから期待せずに待ってるよ
DBとかは完結したの見たことあるけどナルトは異常な程エタるよな
とりあえず期待しておく
とりあえず期待しておく
――
ナルト「とにかく、ヒナタ。オレから離れるな」
ヒナタ「うん、でも……この頃はまだ侍従がわたしを監視してて……」
ナルト「ああ、そっか……どうしたもんか……」
??「ヒナタ様?」
ナルト「げっ、侍従か?」
ヒナタ「――ッ!!」
ナルト「おい、ヒナタ?」
ヒナタ「……ネジ、兄さん……」
ナルト「えっ……」ばっ
ネジ「こんな所で、何をしているのですか」
ナルト「とにかく、ヒナタ。オレから離れるな」
ヒナタ「うん、でも……この頃はまだ侍従がわたしを監視してて……」
ナルト「ああ、そっか……どうしたもんか……」
??「ヒナタ様?」
ナルト「げっ、侍従か?」
ヒナタ「――ッ!!」
ナルト「おい、ヒナタ?」
ヒナタ「……ネジ、兄さん……」
ナルト「えっ……」ばっ
ネジ「こんな所で、何をしているのですか」
ナルト「ネ、ネジ……お前」
ネジ「ん、なんだ貴様? お前にそのように呼ばれる筋合いは無い」
ナルト(ヒアシのおっちゃんと同じようなこと言っているってばよ……)
ナルト「こ、これはな、その……」
ネジ「お前に聞いているのではない。俺はヒナタさまに聞いているのだ」
ナルト(あーっ、中忍試験の前はネジもこんな感じだったなあそういや……)
ヒナタ「……ッ」
ネジ「ヒナタ様、帰りましょう。ヒアシ様も心配なさっているはずです」スッ
ヒナタ「――ナルトくん! 行こう!」ガシッ
ネジ「なっ」
ナルト「え、ちょっ、ヒナタ!?」
ヒナタ「ッ!」タッタッタッ……
ネジ(行ってしまった……一体、何なんだと言うんだ……)
ネジ「ん、なんだ貴様? お前にそのように呼ばれる筋合いは無い」
ナルト(ヒアシのおっちゃんと同じようなこと言っているってばよ……)
ナルト「こ、これはな、その……」
ネジ「お前に聞いているのではない。俺はヒナタさまに聞いているのだ」
ナルト(あーっ、中忍試験の前はネジもこんな感じだったなあそういや……)
ヒナタ「……ッ」
ネジ「ヒナタ様、帰りましょう。ヒアシ様も心配なさっているはずです」スッ
ヒナタ「――ナルトくん! 行こう!」ガシッ
ネジ「なっ」
ナルト「え、ちょっ、ヒナタ!?」
ヒナタ「ッ!」タッタッタッ……
ネジ(行ってしまった……一体、何なんだと言うんだ……)
――
ヒナタ「はあっ、はあっ、はあっ……」
ナルト「ひ、ヒナタ、どうしたんだっ、てばよ……」
ナルト(やっぱり、体力もまだ全然ついてねえんだ、この身体)
ヒナタ「ごめん、ね、なるとくん、はあっ、突然……」
ナルト「ぜえっ……いや、良いんだけどさ、でもなんだって突然、ネジから逃げたんだってばよ?」
ヒナタ「……やっぱり、逃げたんだよね、わたし……」
ナルト「……?」
ヒナタ「はあっ、はあっ、はあっ……」
ナルト「ひ、ヒナタ、どうしたんだっ、てばよ……」
ナルト(やっぱり、体力もまだ全然ついてねえんだ、この身体)
ヒナタ「ごめん、ね、なるとくん、はあっ、突然……」
ナルト「ぜえっ……いや、良いんだけどさ、でもなんだって突然、ネジから逃げたんだってばよ?」
ヒナタ「……やっぱり、逃げたんだよね、わたし……」
ナルト「……?」
確か旧家の人って九尾の戦いにいたから知ってた設定じゃ
本当に原作読んでるの?
本当に原作読んでるの?
この頃はヒアシ様の出番殆ど無いから
九尾に対してどんなスタンスだったのか全然わからんね
九尾に対してどんなスタンスだったのか全然わからんね
レス番18ヒアシさんのとこなんだけど 四代目の子だと知っててこんな態度とるかな?と思って
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