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    元スレ八幡「一人暮らししてたら雪ノ下さんが転がり込んできた」

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    1 :

    進学先を千葉市内の大学にして、大学からちょうどいい距離の部屋を借りた大学生になって初の夏休み初日

    いきなり魔王が攻めてきた

    陽乃「ひゃっはろー比企谷君久しぶり♪」ニコッ

    八幡「…」バタン

    陽乃「…」ピンポーンピンポーンピンポーン

    八幡「うるせえよ」ガチャ
    陽乃「上がっていい?」ウルウル

    八幡「やだ」バタン

    陽乃「…」ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

    八幡「通報するぞ」ガチャ
    陽乃「しなよ、だけど捕まるの比企谷君だよ?あたし大声出すから」スゥー

    八幡「玄関だけでいいですか?」

    陽乃「…」スゥーーーーー

    八幡「分かりました部屋に上げます粗茶も出します」

    陽乃「お邪魔します♪」イソイソ

    八幡(何のつもりだよ…)

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1439214322

    3 = 1 :

    陽乃「結構片付いてるんだ」キョロキョロ

    八幡「最低限は」

    陽乃「ふーん」

    八幡「つうか、何で俺の部屋知ってるんすか」

    陽乃「ん?こないだ見かけた時に尾けたんだよ」シレッ

    八幡「何で尾行されてるんだ俺…」

    陽乃「だってさー、雪乃ちゃんとガハマちゃんにも家教えないし気になるじゃない」

    八幡「教える義理ないでしょ、高校出たら縁の切れ目ですよあいつらなんて」

    陽乃「比企谷君はそのつもりでもあたしは違うんだなーこれが」ニマニマ

    八幡「?」

    陽乃「ほら、よく言うじゃない。押し掛け女房!あたしそのつもりなんだよ♪」

    八幡「いりませんよ女房なんか」

    陽乃「まあまあ、あたしの優秀な家事テクニックを見たらすぐにでもお嫁さんにしたくなるからさ」

    八幡「だから」

    陽乃「置いてくれないと大声出るかも」スゥーーーーー…

    八幡「女房はお断りですからね…」

    陽乃「そう言ってるのも今のうちだけだよ♪」

    4 :

    いいよー

    6 = 1 :

    二時間後

    八幡(うわー、完璧な家事スキルだ、掃除も洗濯も非の打ち所が無い。しかも…)

    陽乃「♪」グツグツ

    八幡(うまそうな匂いで腹が減って仕方ない)グゥーギュルルル

    陽乃「もう少しで出来るからねー」グツグツ

    八幡「はい」

    陽乃「♪」ジャブジャブ

    八幡(魔王の意図が掴めん…餌付けか?餌付けなのか?胃袋を掴んだと見せかけてハートキャッチ物理なのか?)

    陽乃「あ、多分そろそろあたしの荷物が一通り来るから受け取ってね。今手が放せないから」

    八幡「え、アッハイ」

    7 = 1 :

    八幡「受け取りましたけど、多くないですか?」
    陽乃「え?同棲するならこの位はいるでしょ?」フキフキ

    八幡「ん?同棲?」

    陽乃「もう忘れたの?あたしは押し掛け女房だってば」カチャカチャ

    八幡「本気だったのか…」

    陽乃「あれ?変だね、最初から嘘なんか吐いてないのに」マゼマゼ

    八幡「いきなり押し掛け女房だっつって信じるか普通」

    陽乃「たしかにそうかも」クスッ

    八幡「どうなるんだこれ…」

    9 = 1 :

    陽乃「楽しみだよね♪」ケラケラ

    八幡「不安しかねえよ…」ガックリ

    陽乃「出来た♪」

    八幡「飯は楽しみだったけどさ…」

    陽乃「食べよっか!」ニマニマ

    八幡「はい」

    10 = 1 :

    八幡「ごちそうさまです」カチャン

    陽乃「はいお粗末様」ズズー

    八幡「…」

    陽乃「小さい声で『うまい』ばっか言ってたね、嬉しいな♪」ニコニコ

    八幡「うまかったですよマジで」

    陽乃「さて、片付けるよ」カチャカチャ

    八幡「やりますよそれくらい」

    陽乃「いいのいいの、押し掛け女房だし」カチャカチャジャー

    八幡「本当の目的は?」
    陽乃「比企谷君のお嫁さんになることだってば」ジャブジャブ

    八幡「…」

    陽乃「疑ってるね、あたし本気なのに」ジャブジャブ

    八幡「それが全部じゃないんでしょ?」

    陽乃「追々話すから、ごめんね?」ゴシゴシ

    八幡「内容次第では出て行ってもらいますけどね」

    陽乃「いいよそれで」フキフキ

    11 = 1 :

    八幡(よくわからんが悪意はなさそうだ、気を抜いたら眠く…)ウトウト

    陽乃「そうそう比企谷君…あれ?寝ちゃった」

    八幡「…」zzz

    陽乃「…」ニヤァ…

    12 :

    まーた押しに弱い八幡が女に好き放題されるのか

    13 :

    いろはすだけは八幡のアパート知ってそう

    14 :

    いろはすの大学入学後も腐れ縁が続いてそう感は異常

    16 :

    最難関ヒロインのはずの
    八幡がガバガバやんけ

    18 :

    社長が県議やってる建設会社とかほぼヨゴレだからな
    変なのに目付けられたな八幡

    19 :

    ほぼ汚れというより悪の塊以外のなにものでもなかろうなww

    20 :

    魔王に偽り無しか

    21 :

    陽乃さん泣かせたいよなあ

    22 :

    半年後
    そこには泣きながら原発で作業する>>21の姿が!

    まだ沈まないだけマシだね

    23 :

    八幡「日経平均株価ぁ!」ガバッ!

    陽乃「どうしたの?起きていきなり経済なんか気にして」

    八幡「あ、あれ?雪ノ下さん?」キョロキョロ

    陽乃「ああ、寝ぼけてるんだ」ニシシシ

    八幡「なんか急に眠くなって…今日の終値はいくらでした?」

    陽乃「はいはい、比企谷君の株価はストップ高だよ」

    八幡「…今何時?」

    陽乃「そうね大体ね、ご飯食べてから三十分くらいだから8時半過ぎだね」

    八幡「そうですか」

    陽乃(その三十分間みっちり比企谷君の寝顔を大量に盗撮したなんて言えない)バックアップバックアップ
    八幡「まだ眠い…」シパシパ

    陽乃「ふーん」モゾモゾ

    八幡「なんでベッドに入ってくる」

    陽乃「添い寝だけど?」
    八幡「ベッドで寝たいなら俺は床で寝ますね」

    陽乃「なんで?」ガシッ

    八幡「なんでじゃねえよ、いきなり家に転がり込まれてその相手に添い寝される意味が分からんわ」

    陽乃「えー、でもあたし比企谷君のお嫁さん(仮)だしさ」

    八幡「(仮)が問題なんですよ」

    陽乃「仕方ないなあ」ゴソゴソペラッ

    八幡「なんすかそれ」

    陽乃「婚姻届だけど」

    八幡「…」ピシッ

    陽乃「(仮)が問題なら(仮)を取ればいいじゃない」

    八幡「どこのアントワネットだあんたは」

    陽乃「ハンコくれたら後は全部やっとくよ」グリグリ

    八幡「やるわきゃねえだろ」イヤイヤ

    陽乃「亭主関白?」

    八幡「億が一結婚が成立したとしても俺にはカカア天下の未来しか見えないです」

    陽乃「それがお望みならいいよ」

    八幡「結婚しませんてば」

    陽乃「ふーん」ダキッ

    八幡「あ、ちょ、離して」ジタバタ

    陽乃「…」ムニムニ

    八幡「おお…」

    陽乃「添い寝したげるね♪」ムニュムニュ

    八幡「…」ドキドキ

    陽乃「…」クスッ

    25 :

    建設会社とかカタギに思えないしな

    26 = 1 :

    陽乃「…」ニヤニヤ

    八幡「…」ドキドキ

    陽乃「ん…」ズイッムニュムニュ
    八幡「!」ドッキドッキ

    陽乃「…」スリスリ

    八幡「…」ドッキドッキ!

    陽乃「…意気地なし」ボソッ

    八幡「て、手なんか出せるか!」ワタワタ

    陽乃「遅かれ早かれなのに」ムニュムニュ

    八幡「とにかく寝ますから」モゾモゾ

    陽乃「背中向けなくても」ムニュムニュ

    八幡「…」ドキドキ

    陽乃「…」ムニュムニュ

    八幡(乳トン先生!エロエロですよ!)ドキドキ

    陽乃(照れてる比企谷君の顔撮りたい)ムニュムニュ

    27 = 1 :

    チュンチュン…


    八幡「んあ…?」パチッ

    陽乃「あ、起きた?」ジュー

    八幡「はい」ノビー

    陽乃「朝ご飯出来たよ」
    八幡「はい」ホゲー

    陽乃「寝起き悪いんだ」カラカラ

    八幡「まあ」

    陽乃「食べたらどうしたい?」

    八幡「いただきます。…食べたらひたすら寝たいですね」

    28 = 1 :

    陽乃「夏休みだもんね」モグモグ

    八幡「あ、今日は大学行かないといけないんでした」モグモグ

    陽乃「そうなの?」

    八幡「提出しないといけない課題を忘れてて、期限が今日までなんです」

    陽乃「なるほど」

    八幡「昼過ぎには帰れますけどね」

    陽乃「分かったよ、あたしが留守番しとくから行ってらっしゃい」

    八幡「二日目なのになんだこの慣れてる感じ」

    陽乃「まあまあ」ニコニコ

    八幡(本当に何を企んでるんだこの人は…)

    29 = 1 :

    昼前 大学

    八幡「遅くなってすみません、次は早めに出しますんで、失礼します」ペコリ

    沙希「あれ、比企谷?」ドキッ

    八幡「んだよ川崎」

    沙希「あ、いや、夏休みなのにいるなんて思わなくて…」モジモジ

    八幡「課題出しただけだからもう帰るけどな」

    沙希「そう…」ショボン

    結衣「ヒッキー珍しくない?夏休みに大学いるなんて。しかもサキサキまで」

    沙希「由比ヶ浜」

    八幡「川崎には言ったが課題出しただけだからもう帰る」

    結衣「え、もったいなくない?」

    八幡「なにが?」

    結衣「せっかくだし遊ぼうよ」

    八幡「知るか、リア充はリア充とよろしくやっててくれ」

    沙希「…」

    結衣「友達は友達だけどヒッキーだって友達…」
    八幡「俺に友達なんざいない、たまたま同じ高校なだけでつるむ理由はない」プイッ

    沙希「あんた」

    八幡「小中高大このままぼっちでいいから、リア充様にわざわざ手間とらせる気ないから」

    結衣「でもさ」

    八幡「今さら誰かに寄られてもうっとうしいだけだ、今まで独りで気楽だったのになんで来るんだよ」チッ

    沙希「…」

    八幡「周りが俺をどうでもいいと思ってるように俺も周りがどうでもいい、二度と必要外で絡んでくんな迷惑だ」ペッ

    結衣「ごめん…」

    沙希「…」

    八幡「謝罪もいらん、どうでもいいからな」スタスタ
    沙希「あいつ…」

    結衣「ヒッキー…」

    八幡(帰って寝よ)テクテク

    31 = 1 :

    八幡「…」ガチャッ

    陽乃「あ、おかえり」

    八幡「戻りました」

    陽乃「ただいまでいいのに、比企谷君の家なんだし」

    八幡「雪ノ下さんがいますからね」

    陽乃「あれ?トゲトゲしいじゃない、大丈夫?」
    八幡「大丈夫です」

    陽乃「何かあった?」

    八幡「何もありませんよ」

    陽乃「嘘」

    八幡「嘘じゃないです」
    陽乃「ガハマちゃんあたりと会ったんじゃない?」

    八幡「会いましたよ、うっとうしいから二分で切り上げました」

    陽乃「なるほどね」

    32 = 1 :

    八幡「予定通り一日中寝て過ごすんで」

    陽乃「それはいいけどさ、あたしでいいならいつでも話聞くからね?」ナデナデ

    八幡「大丈夫です」スッ

    陽乃(ふむ、一番ガード堅いのが比企谷君ってどうなんだろ?でもこういう子じゃないと興味湧かないしなぁ、性的な意味でも後輩的な意味でも恋愛的な意味でもかわいいんだよねぇ)ウーム

    八幡「…」グー

    陽乃(話してくれるまで時間掛かるだろうし、今はとりあえず寝顔を撮ろう)カシャッカシャッカシャッカシャッ


    八幡「…」zzzz

    陽乃(比企谷君かわいいよ比企谷君)カシャッカシャッカシャッカシャッカシャッカシャッカシャッカシャッ

    33 = 1 :

    八幡「ん…」ムクッ

    シーン…

    八幡(雪ノ下さんもさすがに飽きて帰ったか)ボヘー

    陽乃「ただいまー」バタン

    八幡(飽きてないのかよ)「ただいまではないんじゃないっすか?」

    陽乃「気にしない気にしない」ガサガサ

    八幡「ああ、買い出し」
    陽乃「そ、ご飯の材料とSDカードを買いにね」

    八幡「SDカード?」

    陽乃「そうそう、データ容量が少なくてさ」

    八幡「ふうん」

    陽乃(比企谷君盗撮フォルダでギガ越えたなんて言えない)ヌフフフフ…

    八幡「?」

    34 :

    (もうHDD買ってSDが満タンになるたびにPCに入れたほうが早いんじゃないかなーって)

    35 = 1 :

    八幡「生活費?」ムシャムシャ
    陽乃「ほら、あたしたち同棲してるじゃない」モグモグ

    八幡「同棲じゃなくてあんたが居候してんだろが」

    陽乃「だからさ、生活費を払いますよって言ってるんじゃない」モグモグ

    八幡「…あんたいよいよマジで住む気なのか?」
    陽乃「ずっとそう言ってるよ?」キョトン

    八幡「あの荷物の量的にあり得るとは思ったけど…はあ…」

    陽乃「まあまあ、住み込みの美味しい料理を作ってくれる美人で胸の大きな家政婦さんが来たくらいに思ってよ」


    八幡「まだ話す気無さそうだなあんた」

    陽乃「比企谷君もね」

    八幡「…」

    陽乃「…」

    36 = 1 :

    八幡「…まあ、メリットの方がデメリットよりデカいか」フウ

    陽乃「WINーWINでしょ?」ニヤリ

    八幡「場合によってはやっぱ追い出すかも知れませんよ」

    陽乃「いいよ♪」

    八幡「あんた調略うまいな」

    陽乃「まあね」ニッ

    37 = 1 :

    八幡「よし、出来た」

    陽乃「何してたの?」

    八幡「風呂場の脱衣場にカーテン着けてたんすよ」

    陽乃「そんなに裸見られるの嫌?」

    八幡「いや、雪ノ下さんの為ですよ」

    陽乃「あ、あたしの為…!」キュン

    八幡「何かの拍子でToLOVEるのは避けたいですから」

    陽乃「あたしは比企谷君なら見られるの平気、っていうか今からでも見せたいんだけど」ススッ…

    八幡「ストップ」

    陽乃「残念」イソイソ

    八幡「風呂の順番はどうします?」

    陽乃「あたしが先に入ると比企谷君はあたしの出し汁を堪能できるでしょ?比企谷君が先に入るとあたしは比企谷君の出し汁を堪能できるでしょ?どうしよっかなー」ムムム
    八幡(どうしよっかなー追い出そっかなー)ムムム
    陽乃「あ」ピーン!

    八幡「?」

    陽乃「一緒に入れば完璧じゃない?」キラキラ

    八幡「追い出すぞコラ」

    38 :

    ガハマたちと何があったのかもこれからわかるのかね

    40 :

    むしろ力ずくでどうにかできるのってはるのんくらいじゃないか?
    他の連中は…敢えて語るまい、誰も得しない

    41 :

    違和感あれどもだいぶ好みなSS

    42 :

    陽乃「冗談冗談」ケラケラ

    八幡「ったく」

    陽乃「あたし先でいい?」

    八幡「いいっすよ」

    陽乃「ありがと」ヌギヌギ
    八幡「なっ!?」クルッ

    陽乃「お姉さんの裸に興味ないの?」ニヤニヤ

    八幡「そりゃありますけど…」

    陽乃「からかうのは後にしてさっぱりしてくるね!」トタタタ…

    八幡「…青か…」ポツリ

    ジャー

    陽乃(比企谷君かわいいなぁ♪)ゴシゴシ

    43 :

    小町の乱入はまだですか?

    44 = 1 :

    陽乃「上がったよー」ホカホカ

    八幡「あー、なら次は俺っすね」スタスタ

    陽乃(これで比企谷君の裸を盗撮できる…ふふふ)ニヤリ

    八幡「?」ゾクッ

    ジャー

    八幡(雪ノ下さん、の妹のあいつはこの状況を知るとまた罵倒してくるんだろうか…しないわけないわな、姉貴が同じ部活だった野郎の家にいるのを許すわけがない)ワシャワシャ

    八幡(あーあ、何の因果でフラれた女の姉貴を家に置いてんだろ…さっさと忘れたいのに)ゴシゴシ

    45 = 1 :

    陽乃「お、上がったね」ニコニコ

    八幡「はい」ホカホカ

    陽乃「あたしの出し汁どうだった?興奮した?」ニヤニヤ

    八幡「するか!」

    陽乃「あたしなら比企谷君の出し汁で興奮するよ?」ニヤニヤ

    八幡「知るか!…つうか何で寝る前に化粧してるんですか?」

    陽乃「薄化粧知らない?」

    八幡「?」

    陽乃「知らないならいいけどさ」ギラリ

    八幡「??」ゾクッ

    46 = 1 :

    陽乃「もう寝るんだよね?」

    八幡「はい」

    陽乃「あたしも寝るけどね」イソイソ

    八幡「おやすみなさい」モゾモゾ

    陽乃「はいおやすみなさい」モゾモゾ

    八幡「おい」

    陽乃「なぁに?」スリスリ

    八幡「ベッド開いてるんだからそっち行けよ」

    陽乃「やだ」ガシッ

    八幡「なら俺がベッドで寝ます」

    陽乃「やだ」ガシッ

    八幡「うぎぎぎ…」グググ…

    陽乃「いいじゃない、一緒に寝ようよ」ギリギリ

    八幡「力強すぎだろあんた」ポスッ

    陽乃「力というよりコツだよ」ドヤッ

    八幡「はあ…」ゴロリ

    陽乃「こっち向かないと全裸になって比企谷君をメチャクチャにしちゃうぞー」ウリウリ

    八幡「なにそれこわい」ゴロリ

    陽乃「ふふふ…お姉さんに甘えなさい」ギュッ…

    八幡「…」

    陽乃「雪乃ちゃんのこと、まだ頭から離れない?」ナデナデ

    八幡「…知ってたんですか」

    陽乃「まあね」ナデナデ

    八幡「忘れたいんですけどね、誰かさんがいきなり居候しだして更に時間が掛かりそうですよ」

    陽乃「それは仕方ないよ、あたしと雪乃ちゃんそっくりだから。ここ以外」パフッ…

    八幡「んぶっ!?」

    陽乃「雪乃ちゃんはこんなこと出来ないよ?あたしにしたら?」ムギュー

    八幡「…」

    陽乃「…ちゃんと忘れられたら考えてね」ムニムニ

    八幡「…」コクリ

    陽乃「ムラムラしたら襲っていいからね」ナデナデ
    八幡「…」シーン

    陽乃(あたしすごくドキドキしてる…比企谷君分かってるよね?)

    47 = 1 :

    雪乃「あなたとは付き合えないわ」

    八幡「そうか…」

    雪乃「あなたにはもっと素敵な人がいるわよ」

    八幡「お前が一番素敵だったよ」

    雪乃「っ!」ビクッ

    八幡「フラれたのはいいんだ、慣れてるしな。理由を教えてくれよ」

    雪乃「…それは」

    ユサユサ

    陽乃「比企谷君、朝だよー!ご飯だよー!」ユサユサ
    八幡「…」パチッ

    陽乃「あ、起きた」

    八幡「…夢の内容って何で忘れるんですかね」ボリボリ

    陽乃「んー、専門家じゃないからあまり分からないけど、夢を見るのが情報の整理をするためのものなら、見たり聞いたりしたことと似た場面の時に出来るだけいい結果を出す答えを控えてるんじゃない?」

    八幡「そういうもんですかね」

    陽乃「目が覚めた時に覚えてた方が後々忘れちゃうことが多いじゃない」
    八幡「あー、心当たりあります」

    陽乃「だから次は失敗、もしくは更に良い結果の為に記憶を必要外で出さないようにだと思うよ」
    八幡「なるほど」

    陽乃「とりあえずご飯食べよ?」

    八幡「はい」

    48 = 1 :

    八幡「…」モグモグ

    陽乃「…」モグモグ

    八幡「うまい…」ボソッ

    陽乃「♪」キュン!

    八幡「…」モグモグ

    陽乃「そういえば、夏休みっていつまでなの?」
    八幡「確か9月下旬までは夏休みです。何日までだったっけなー」

    49 :

    陽乃「分からないんだね」

    八幡「プリント捨てたかもしれません」

    陽乃「大学また行くしかないかな」

    八幡「割と近いからいいですけどね」

    陽乃「いつまでか調べたらどっか行かない?」

    八幡「うーん、そういえば洗剤が切れそうでしたね」

    陽乃「なら駅前まで行こうよ」

    八幡「仕方ないですね」
    陽乃「デートだね」ニコニコ
    八幡「ち、違いますよ////」プイッ

    陽乃「ふふふ」ニコニコ

    50 :

    大学

    八幡「分かりましたよ」
    陽乃「何日まで?」

    八幡「26日まででした」
    陽乃「やっぱり長いね」
    八幡「大学によるでしょうけどこんなもんでしょう」

    陽乃「たしかに」

    八幡「さて」

    陽乃「あとはデートだね」

    八幡「デートじゃねえよ」

    陽乃「いいからいいから」


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