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    元スレ京太郎「俺が三年生?」由暉子「ゆきみだいふく、食べませんか?」

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    みんなの評価 : ★★
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    451 = 1 :



    誓子→京太郎 二回目


    誓子「え、またですか?」

    誓子「……か、カピバラさん可愛いよね?」

    誓子「え、ダメ?」

    誓子「……じゃあ料理がうまい、とか」

    誓子「少なくとも私よりも……」ズーン

    誓子「え? 異性としてどうか?」

    誓子「そ、そんなの言えませんっ! もう終わりです!」

    誓子「……少なくとも今はまだ、ね」



    452 = 1 :

    選べる人より選べない人のほうが書き出すの楽なんだよなぁ
    キャラの再選択に関しては一応どれだけ京太郎と絡んだかってとこですかね?

    あと、未登場のキャラでも関係あるキャラのエピソードで登場することは十分ありえます

    それじゃ、おやすみなさい

    460 = 385 :


    二年生編だけでも阿知賀永水有珠山等5人全員出てるとこあるから
    選べるキャラ書き出すだけで手間かかるから仕方ないね
    今度は気をつけるよ
    それはそうとようやくユキを出せて何よりです

    464 :

    乙~
    ユキはどんな展開か楽しみだな~

    465 :

    ようやっと新刊買えました
    地方は発売が遅い遅い

    それにしても最近めっちゃ暑い……

    風呂入ったら始めます

    466 :

    ついに準決勝戦開始ですか

    467 :

    まってるのよー

    468 :

    それじゃ、始める前に二年編までで登場済みの大阪のキャラをどうぞ
    コンマの高い二人を採用
    下5まで

    469 :

    竜華

    470 :

    471 :

    472 :

    トキ

    473 :

    474 :

    475 :

    憩ちゃん

    476 = 1 :

    それじゃあ竜華と怜で

    始めます

    477 = 1 :



    ・二年、三月、ゆきが消える前に


    由暉子「え、また卒業旅行にですか?」


    誓子「この前行けなかったでしょ? だからその埋め合わせに」

    揺杏「大体ユキがいないんじゃただの旅行じゃん」

    「てなわけで成香も一緒にどうぞ」

    成香「私も、ですか?」

    由暉子「その口ぶりだと、まるで先輩たちは行かないみたいじゃ……」

    揺杏「そこらへんは複雑な事情があるんだよね」

    「こればっかりはね……」

    成香「そ、そんな重大な事態が……もしかして病気を患っているんじゃ……」

    誓子「そんなわけないでしょ……」ハァ


    誓子「お金がないの、お金」

    478 = 1 :



    由暉子「お金、ですか?」

    揺杏「もうマジ無理。この前のでやばくてさ」

    「貯金の残額が……」

    成香「でも、私たちもあまり余裕はないですよ?」

    由暉子「この前も飛行機代を無駄にしてしまったわけですし……」

    「だろうね」

    揺杏「だから私らがピンチなんだよー」

    成香「? どういうことですか?」

    由暉子「もしかして……」


    誓子「うん、私たちだけじゃ不公平だしね」

    揺杏「ま、出してあげられる額はあまり多くないけどな」

    「身銭を切るんだからしっかり楽しんでくること」

    479 = 1 :



    成香「そんな……」

    由暉子「あの……みんなで一緒には行けないん、ですよね?」

    成香「私たちの貯金も出せばきっと!」

    「それじゃ色々足りなくなるんじゃない?」

    揺杏「観光費とかもな」

    誓子「だから、なるかにユキも存分に楽しんできてね?」


    由暉子「……わかりました」

    成香「ユキちゃん……」

    由暉子「いっぱい楽しみましょう、先輩」


    「よし、話が決まったところでアレだな」

    揺杏「そうだね、アレだ」

    誓子「? なにかあったっけ?」

    「それはアレだろ」

    揺杏「うんうん」


    「「おみやげ!」」


    誓子「こらこら」


    480 = 1 :




    由暉子「ところで、行き先は決まってるんですか?」

    成香「あ、そうですね。今からだと時間かかっちゃうかもですし」


    「大阪だよ?」


    由暉子「大阪、ですか?」

    揺杏「いやー、格安プランがあってさぁ。USJも近いしいいかなって」

    誓子「ごめん、二人に押し切られちゃって」

    由暉子「そうですか……」

    成香「大阪……素敵です!」


    揺杏「でも、ユキと成香じゃちょっと心配だな」

    「大丈夫じゃない? もう子供じゃないんだしさ」

    481 = 469 :

    ちょっとじゃなくてとても心配ですね

    482 = 1 :



    成香「大丈夫です! ユキちゃんはしっかり守ります!」


    「……うん、確かに心配だ」

    成香「爽さん!?」

    由暉子「私たちだけじゃ危ないでしょうか?」

    揺杏「ユキはこれだし、成香もまぁ」

    誓子「そこらへんは大丈夫よ。ちゃんと策があるから」

    「策? ……衛星で監視か!」

    誓子「そんなお金があったらみんなで行くわよ」


    誓子「でも、やっぱり私だけじゃ悪いから」


    成香「ちかちゃん?」

    誓子「とりあえず二人は存分に楽しんでくること、いい?」

    由暉子「はい、いっぱい楽しんできます」


    由暉子(……ゆきが消える前に会いたかったな)


    483 = 1 :




    京太郎「……は? 大阪?」


    誓子『ダメかな?』

    京太郎「ダメというかなんというか……いきなりすぎて」

    誓子『あ、ごめんね』


    京太郎「ふむ……つまりボディガードか」

    誓子『うん、ユキとなるかだけじゃ心配なの』

    京太郎「にしたっていきなり長野から大阪に行けってのはなぁ」

    誓子『行き先は爽たちに押し切られちゃったの。お願い』

    京太郎「でもなぁ……」


    誓子『……長野、温泉、のぞき』ボソッ

    484 = 1 :



    京太郎「うっ、頭が」

    誓子『お詫びに一つなんでも言うこと聞くって言ったよね?』

    京太郎「それを持ち出すか……わかったよ、どうせ暇だし」

    誓子『本当? じゃあ経費は後で払うからちゃんと教えてね』

    京太郎「俺に払う金があるんだったら一緒に行ってやれよ」

    誓子『あなたが行かなきゃ意味ないの』

    京太郎「まったくなんなんだか……まぁ、お金は俺が何とかするからいいよ」

    誓子『ダメ。ちゃんと払います』

    京太郎「俺は金があるからいいんだよ。バイトもしてるし」

    誓子『それは関係ないでしょ?』

    京太郎「でも今度はそっちに貸しを作れるんだよな」

    誓子『貸し? ……えっと、えっちなこととかしたいの?』

    京太郎「俺の気遣いを返しなさい」


    485 = 471 :

    温泉でいったいナニがあったんだ……

    486 = 472 :

    えっちなことさせてくれるんですか!

    487 :

    そういう発想が出てくるチカセンがえっち

    488 = 1 :




    誓子『じゃあ、飛行機の時間と二人が泊まるホテルはメールで送るから』

    京太郎「わかったよ。後輩思いの誓子さん」

    誓子『……そんなのじゃないだけどね』ボソッ

    京太郎「違うのか?」

    誓子『……なんで聞こえてるのよ』

    京太郎「むしろどうして聞こえないと思う」

    誓子『とりあえず、お願いします』

    京太郎「おう」

    誓子『ちなみに、サプライズ演出で二人には須賀くんが来ること知らせない予定だから』

    京太郎「大丈夫なのか、それ?」

    誓子『多分喜んでくれると思うよ? 特にユキは』

    京太郎「ふーん、とりあえずわかったよ」


    京太郎「にしても大阪か。何回目だっけ?」

    京太郎「色々挨拶しておきたい奴もいるけど……」

    京太郎「まぁ、無理だろうな」

    京太郎「えっと、飛行機の着く時間は……こりゃホテルで合流したほうがよさそうだな」


    489 = 1 :




    京太郎「このホテルか……」

    京太郎「もう二人は着いてるはずだよな」

    京太郎「そういや、俺が来ること知らないんだっけ?」

    京太郎「今更だけど大丈夫かな……」


    竜華「あれ、須賀くん?」


    京太郎「お、本当に奇遇だな」

    竜華「またこっちに遊びに来たん?」

    京太郎「まぁ、そうなのかそうでないのか……」

    竜華「ふぅん……ね、ところで暇なら一緒に歩かへん?」

    京太郎「いや、今はちょっとな」

    竜華「ホテルにチェックインしてからでもええよ? なんならロビーで待っとるし」ムニュ


    京太郎(……なぜそこで俺の腕を取る)

    京太郎(しかも胸を押し付けてるのはわざとなのか?)

    京太郎(いかん、直接攻撃はダメージが……!)

    490 = 1 :



    京太郎「ま、待ってくれ。ちょっと都合が悪くてだな」

    竜華「え、まさか竹井さんと旅行とか?」

    京太郎「久ちゃんはいないって」

    竜華「久ちゃんはってことは……まさか別の子と?」ギュッ


    京太郎(なんか腕の力が強くなった)

    京太郎(慣れてきたとはいえ、これ以上はヤバイ……!)

    京太郎(なんか真屋たちを清水谷に引き合わせるのは良くない気もするし)

    京太郎(ここはどうにかして穏便にお引き取り願うしかないか)


    京太郎「そうだな、せっかくだしそこの喫茶店でなにか飲むか」

    竜華「ほんまに? やった!」


    京太郎(まぁ、二人共ホテルに着いてから身支度とかあるだろうし、ほんのちょっとだったら大丈夫だろ)


    491 = 469 :

    大丈夫だといいね

    492 = 1 :




    京太郎「じ、時間食った……二人はまだホテルか?」

    京太郎「えっと……いたっ」


    成香「ユキちゃん、このバスですよ」

    由暉子「なんとか間に合いましたね」


    京太郎「バスが出る……やばい」

    京太郎「タクシー!」


    「どこまでですか?」

    京太郎「今出たバス、追ってくれ!」



    京太郎「くそ、どこで降りるんだよ……」

    「なに、尾行中? お兄さん探偵? ストーカー?」

    京太郎「あえて言うならボディガードです」

    「なんやおもろいなぁ、お兄さんどこの人?」

    京太郎「長野県民だけど……あ、ここで降ろしてくれ!」

    「まいど。2000円です」


    493 = 1 :




    由暉子「なに食べに行きます?」

    成香「私的にはたこ焼きの気分です」

    由暉子「じゃあこのハズレ入りたこ焼きの店なんてどうでしょうか?」

    成香「そんな冒険心いらないです!」


    京太郎「あーもう、人多くて近づけやしない」

    京太郎「これじゃ本当に尾行してるみたいじゃん」


    「なぁ、あの二人やばくね?」

    「お、小さめだけどかなりレベル高いやん」

    「な? 特に二人共押したらいけそうなとことか燃えるっしょ」

    「行っちゃう?」

    「行っちゃうか!」


    京太郎「あー、ちょっといい?」


    「なに、俺たち?」


    京太郎「あの子達、一応俺の連れだからさ」

    「は? いや、ならなんでこんな離れて歩いてんの」

    「美少女の独り占めは許さんで!」

    京太郎「あーもう、めんどくせぇな!」


    494 = 1 :




    由暉子「?」

    成香「ユキちゃん、どうかしましたか?」

    由暉子「今、聞き覚えのある声が……」

    成香「うーん、人がいっぱいでよくわからないですね」


    『あーもう、めんどくせぇな!』


    由暉子「……まさか」

    成香「それより、そろそろお腹がすきました……」クゥ

    由暉子「あの、ちょっとコンビニ寄ってもいいですか?」

    成香「コンビニですか?」

    由暉子「ちょっと買いたいものがあるので」


    495 = 1 :




    京太郎「ふぅ、やっと追い払った……」

    京太郎「二人は……いた」

    京太郎「なんでコンビニ?」

    京太郎「まあいいや。合流しちゃうか」


    「ふむふむ、こんなお出かけ日和にストーカーとな?」


    京太郎「……違います」

    「犯人はみんなそう言うもんやねん」

    京太郎「あのな? 何を根拠に人をストーカー呼ばわりしてんだよ」

    「ずっと見てた証人がここに一人」クイクイ

    京太郎「はーい、ストーカーもう一名入りまーす」


    496 = 1 :




    「もう、こっち来るなら連絡くれたらええやん」

    京太郎「つっても今日は別件だしな」

    「大阪でガールハンティング?」

    京太郎「おい」

    「うちだったらハントされてもかまへんよ?」

    京太郎「しませんしません」


    京太郎「とにかくちょっと忙しいんだよ」

    「むぅ」プクー

    京太郎「まぁ、悪いな」

    「竜華のふとももなら許せるものの、他の物にうつつを抜かすとは……」グヌヌ

    京太郎「えっと、なんの話だっけ?」

    「ばーかばーか、浮気者ー」

    京太郎「人聞き悪いからやめなさい!」


    497 = 1 :




    成香「うぅ……お好み焼きをちゃんとひっくり返せるか心配です」

    由暉子「お店の人にやってもらうこともできるみたいですけど」

    成香「で、でもちょっとひっくり返してみたいです」

    由暉子「きれいにひっくり返せたら……かっこいいですね!」

    成香「頑張りましょう!」


    由暉子「――あ」


    由暉子「やっぱり……」

    成香「ユキちゃん?」

    由暉子「ちょっと出てきます」

    成香「あ、でもお好み焼きが……」

    由暉子「大丈夫です。すぐ戻りますから」


    498 :

    人聞き悪いが事実ではあるな、うん

    499 = 1 :




    京太郎「また時間食った……」

    京太郎「今度こそ完璧見失ったよ……」

    京太郎「まだ遠くまではいってないみたいはずだけど、どこかの店に入ったのか?」

    京太郎「参ったな……こうなったら桧森に番号聞くかな」


    「誰かお探しですか?」


    京太郎「ああ、ちょっとちっこい二人組の女の子を……」


    由暉子「それって私のことですか?」

    500 = 1 :



    京太郎「……なんだ気づいてたのか」

    由暉子「聞き覚えのある声がすると思ったら姿が見えたので」

    京太郎「もうちょい早く声かけて欲しかったぜ……」

    由暉子「あの、偶然じゃないですよね?」

    京太郎「うん、サプライズらしいんだけど」

    由暉子「やっぱり、誓子先輩が言ってた策って……」

    京太郎「そういうわけだ。本当はホテルで合流するつもりだったんだけどな」

    由暉子「それって遅刻ってことですよね?」

    京太郎「まあ……そうなる、のか?」

    由暉子「なら罰ゲーム、いいですか?」

    京太郎「なにそれこわい」

    由暉子「いいですよね?」

    京太郎「あー、わかったわかった」

    由暉子「じゃあ、こっち来てください」グイッ



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