元スレ仗助「艦隊これくしょんンンン~~~~?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 :
乙
まさか三部承太郎とは思わんかったわww
大井っちはどうしても好き嫌い出るからしょうがないと思うけどねぇ
352 = 346 :
装備を何度も開発し直せる+弾とバケツ節約出来る仗助は序盤かなり有利になるな
烈風や彗星だけでなく46砲や電探とかも作れるし
妖精さん的には一番のブラック鎮守府になるけど
353 :
艦これの方はあんまり詳しくないけど
それでも面白いな
何となく4部の承太郎じゃなさそうとは思ったけど
まさか目の前の男が自分の叔父だとは思わんだろうな
354 :
これは深海側にDIOが居る可能性も…
355 :
乙
大井っちの件はアニメで「北上以外どうでもいい」みたいな若干捻くれた百合要素が定着してしまったし仕方がないと思う
とりあえず読者の意見は気にせず>>1の好きなように書いてくれ
にしても艦これ世界へワープが本当に敵スタンドのせいなら、その黒幕が気になるな…
356 :
既存のスタンドだとこんなことが出来そうなのってボヘミアンラプソディぐらい…?
357 :
仗助が提督になりたがってたなら近い能力だな
358 :
>>346
答える必要は無い
359 :
ダービー弟に「矢」ぶち込んだら、こんなスタンド能力になったりして
360 :
艦これわからんけど、ジョジョしかわからないけどこのSSには、読ませるといったら読ませる………『スゴ味』があるッ!
艦これやってみるかな…
361 :
>>360
尚、登録からゲーム開始まで運の要素が絡み、一週間以上またされるのもざら
362 :
興味本意で登録しに行ったらサーバー全埋めで萎えてしまったおもひで
363 :
良かったな
今日五時半から鯖開放だぞ
364 :
公式ツイッターにてサーバ開放の告知があるから確認されたし
今日の5時半にあるようだぞ
365 :
うまく入れると良いなw
今出てるキャラだとうーちゃん以外は割とすぐ仲間に出来るかねぇ
366 :
アニメ開始に合わせて開かれた佐伯湾鯖だが加賀さんいないわ……うーちゃんは居るのに……
367 :
通常建造で空母レシピ回してればそのうち出るでしょ
368 :
グレートなスレに引かれ合ってしまった、期待乙
スタプラは提督業には使えなさそうだ……と言うよりクレイジーダイヤモンドが便利すぎるな
369 :
スタプラあれば事務関係の書類書くのとか超速そう
370 = 360 :
>>361
えぇ…(困惑)
371 :
長くとも二、三日置きにはサーバー解放してるので
意外と簡単に入れると思う(自分は二回目のチャレンジで入れた)
372 :
ぶっちゃけゲームとしてはクソもいいところだからあまり期待はしないほうがいい
某同人弾幕イライラ棒と同じでキャラの立て方が飛びぬけてるから二次創作が盛況で人気があるというのが正しい
373 :
お前がそう思うんならそうなんだろうな、お前ん那珂では
374 :
>>372みたいなのもいれば、自分みたいに2年経ってもまだ楽しんでるのもいるから、人それぞれじゃないかな?とフォロー的なのを入れてみたり…
375 :
世の中にはね…『レベルを上げる』だけで幸福感を得られる人種がいるんですよ…
『ゲームの中でレベルを上げたって無駄さ』とお思いでしょうか?
確かに、無駄なのでしょう。『貴方の人生においては』…ね
人間とは奇妙な生き物です。個体によって嗜好が違うのですから…
それが争いのタネになったり、逆に仲良くなるためのヒントだったりすることを…忘れないでくださいね
376 :
ゲームの艦これ品評談議なら2ちゃん本スレ行こう(小声)
377 :
このスレのテーマは――実にありふれたこと、『人間讃歌』です
言い忘れてたけど、一応ね
378 :
どこかで誰かが言ってたけど人間賛歌が関係の無い作品の方が少ないよねwwww
379 = 1 :
正規空母瑞鶴は回想する――。
この、空条承太郎という提督について。
彼は学生だ。高校生だ。
瑞鶴の居た時間に相当させるなら、中等学校生だが――そうとは信じられないほどの冷静さと判断力を併せ持つ。
そして、スタンド――【スタープラチナ】。
強烈なパワーとスピード。そしてそれと対照的なまでの精密さを併せ持つ特異な能力。瑞鶴には見る事も聞く事もできないが。
それでも十二分にそれが凄まじいというのは理解しており、同じだけ、そんな力を使いこなす承太郎こそが強力なのだとも。
『瑞鶴……おめー、野球は好きか?』
『え、いきなり……何!?』
『俺には覚えがねえが……どうにも野球ってのは送球ってのが大事なようだな』
鎮守府への襲撃を受け満身創痍の瑞鶴と、それを庇う承太郎。
実に何でもなさそうに見当違いの事を呟きながら、彼は遠方の深海棲艦を睨み付ける。
そよ風でも薙いでいるかの様に。問題ではないと帽子を直して。
380 = 1 :
『やれやれ……確実にトドメを刺そうと、砲身をこちらに向けたな』
そして空条承太郎は、深海棲艦を撃破した。
目標物と銃口――その点と点が合わさり、一直線に並んだそこに。
丁度、その砲口と同じだけの直径。嵌めればすっぽりと嵌る、砲身の旋条痕に合わせた溝まで作り上げたコンクリート片を。
いつの間にか、一瞬で作成したそれを――深海棲艦の砲塔目掛けて、投げつけた。
投げ付けた、というか……瑞鶴に見えたのは――それが唐突に出現して宙に浮かんだと思ったら、猛烈な勢いで突っ込んでいった事だが。
敵が照準して、発射するまでの僅かな隙に。次弾を装填するまでの些細な間に。
彼は銃口をすっぽり覆う蓋を叩きつけて、そして発射せんと着火し――逃げ場をなくした火薬の暴発を誘発させたのだ。
『ただ一つてめーの思い違いは……確実に止めを刺すのはこっちだった、って事だ』
爆裂する軽巡洋艦型深海棲艦を余所に、涼しい顔で一言。
これだけで――空条承太郎の場数と能力というのは、瑞鶴にも知る事ができた。
だが、それと彼に対して好感を抱くというのは別の話。凄まじいと感じこそはすれ、そこに身近さや親しみはない。
彼女の記憶に残っているのはそんな戦闘よりも、むしろ後の事。
381 = 1 :
『なるほどな……正規空母瑞鶴か』
瑞鶴は思った。
ここからきっと聞かれるとしたら、深海棲艦や艦娘、或いは提督としての仕事についてだろうと。
隙のないこの男なら、まずはそんな風に現状の把握と情報を最優先させるだろう――と。
だが、違った。ふとした疑問をそのまま口に出した、そんな口調で、
『おい、翔鶴や葛城ってのはいねえのか?』
『……わ、判るの!?』
『少し齧っただけだがな』
空条承太郎は、瑞鶴の姉妹艦や戦友の名を口にしたのである。
その後、何度か……空条承太郎が執務の合間に図書室から飛行機や船の本を引っ張り出して読んでいるのを、瑞鶴は目撃している。
どうやら以前から、その手の本を読むのは彼の趣味であったらしい。
瑞鶴の事にも、帝国海軍の事にも言及した。彼は歴史を知っていたし、戦争を覚えていた。
少し――少しだけ好きになれそうだった。
自分たちの事を忘れずにとどめている/自分たちの戦いが忘れられていない――そんな事が。
382 = 1 :
とは言っても、
(やっぱコイツ本当腹立つぅぅぅぅ~~~~~~~~~)
先ほどの加賀の一件を思い返し、瑞鶴は拳を握った。
加賀も承太郎も、本当に良く似ている。二人で放っておけば無言のまま着実な行動をし続けるだろうに。
だから、加賀への怒りは承太郎への怒りに近似している。
というかそもそも。
そもそも承太郎がもっとちゃんと艦娘を言い含めておいたのなら、加賀にあんな醜態や付け入る隙を見せる事もなかったし。
承太郎がむやみやたらに――しかも向こうは知り合い風で気がよさそうな奴(髪型もちょっとかわいい。好み)――挑発するから、ああも喧嘩になったし。
それを受けて、加賀が憤怒を露わに口撃してきた。
元はと言えば――という奴だ。かなり大方、空条承太郎と正規空母加賀が原因になっている。
「……」
それなのに本人は澄ました顔で、空を見上げている。
383 = 1 :
今二人は、出島のような場所の桟橋に居た。
拠点防護演習や対地爆撃を行う島の一つで、加賀のグループはその向かい側。最初に遭遇した堤防辺りを右手に、対角線の島に陣取っている。
とりあえず敵味方、離れた場所に陣を構え、それぞれの艦隊の損傷率で競おうというのだ。
艦娘の弾薬は、それぞれが被害や威力が少ない模擬演習弾。東方仗助が爆撃を受けても平然としていたのはこれが理由。
ただし例外として瑞鶴と加賀の航空機の機銃だけが、実弾になっていた。
そう、今は二人っきり。
他の四隻は艦娘としての能力を十全に発揮する為に、もう水上に陣取っているというのに。
瑞鶴だけは、承太郎の隣に居た。
(……何考えてるのよ)
全てに先制して行われるのは、空母の意に動き空中を飛びまわる航空機。
船よりも余程素早いそれらが、海戦に置いての先駆けとなり敵と接触する。そのまま空域を自由に駆け、随時爆撃や雷撃を行う仕組み。
制空権というのは重要だ。
航空機――本来なら水平方向の敵だけを気にしておけば済むものを、頭上にも気を払わなければなってしまう。
だからこそ、如何にして敵の航空機の数を減らすかが肝要なのだ。
384 = 1 :
(むー)
むすりとして、空条承太郎をまじまじと眺める瑞鶴。
やはりと言うかなんというか、加賀同様表情から内心を推し量るのが難しい。
苦手なタイプだ。
それにしても――。
それにしてもさっきは、何だか判らないが助けてもらった。
そう。多分瑞鶴には見えないが、スタンドから攻撃を受けたという事なのだろう。危なかったという奴だ。
なんというか。
なんというかそこらへんは、承太郎と加賀は似ている。普段は省みない癖に、その場になったら人を庇おうとするであろうところとか。
先ほども――。
先ほども何が起きたのか判らぬままに、承太郎に庇われ抱きかかえられていた。
そう、いつの間にか。
承太郎の腕の中に収まっていた。
385 = 1 :
(提督さん……胸板、やっぱりガッシリして――――――って違う違う違う違う違う違う違う違う違う! 違う! ちがう! ち! が! う! ち・が・う・の!)
近くで見たらやっぱり顔が整っているな――とか。
あの、敵を睨む真剣な目には吸い込まれそうだった――とか。
何というか苛烈な力強さと冷静な判断力がありそう――とか。
いくつもいくつも勝手に浮かび上がるモノローグを、何とか手で振って掻き消す瑞鶴。
仲間は怪訝そうな眼差しを向け首を捻り、当の承太郎は、
「おい、瑞鶴」
「ひぇっ!? なっ……!? ちか、ちか、ちか、ちかいっ、提督さん近いよお~~~っ」
「……何を訳が分からねー事を言ってやがる」
「ちょっと耳を貸しな」、と身を屈めて突き出される承太郎の顔。
そのまま彼の口元が近づくその先――――瑞鶴の両肩は縮こまり、彼女の耳は真っ赤に染まっていた。
386 = 1 :
中断
このスレのテーマは実にありふれたこと、人間讃歌(ラブコメ)です
387 = 375 :
仗助側の人間賛歌(ラブコメ)の難易度高すぎやしませんか
388 :
瑞鶴から溢れるヒロイン臭
389 :
仗助良かったな。天龍だけじゃなく瑞鶴からも髪型の評価は良いぞ(ボソリ
390 = 378 :
この世界では斬新な髪型なのかもしれないリーゼント
391 :
>>387
人間賛歌(ラブコメ)っつったら好感度マイナススタートが巻き返すのが至高だろ?
392 :
お待たせしました
393 :
瑞鶴は仗助の髪型が好みなのか、加賀と承太郎も共通点何回も仄めかされてるし
正規空母交換してたらもっと円滑に運んだだろうが、そこをあえて外してるんだな
人間賛歌どうなってくか楽しみ
394 = 1 :
◇ ◆ ◇
「……それで加賀さん、どーするんスか?」
「艦上機の性能、練度ともに負ける気はしません」
「いや、ひこーきの話じゃあなくってッスねぇ~」
逆側の島に配置された仗助と加賀たちは、顔を突き合わせる。
「ど~~~~にも俺、船とかそーゆーの詳しくないから……相手の性能とか教えて欲しいんスけど」
「五航戦は未熟です」
「だからぁ~~~~~~~~」
怒り心頭なのだろう。何度も動作を確認しながら、無手で空を射っている。
当の本人である仗助がすっかりクールダウンしているというのに、逆にクールな加賀が未だ冷めやらぬというのは何とも言い難い。
どうしたものか、と頬を掻く。
他に頼りになりそうなのは……
395 = 1 :
「山城さ――」
「高速戦艦……高速戦艦よ……大丈夫、ねーさま……山城はやります……一時期金剛型よりも装甲が薄いとか好き勝手言われて……その分も……」
「……グレート」
山城は呪詛を漏らすのに忙しいようだ。
視線を地面に戻して、釘の刺さった人形でもいじくるかの如く指を動かしている。
そこだけ見るとホラーだ。余計に頭が冷める。
卯月は――頼りにならないだろう。仗助が顔を向ければ、その途端にさっと顔を逸らした。そこから口笛。
見た目相応というか、余り作戦だのなんだのと難しい事には向かないらしい。
となるとどうしたものかと首を捻る。
流石に、あの空条承太郎を前に無策で突撃するというのは無謀極まってる。だが、仗助も丘の事ならともかく海には明るくない。
と、そこへ。
「提督ー、さっさと作戦決めちまおうぜー」
天龍と大井が、仗助を手招き。
沈着そうに見えて激情に飲まれた加賀や、呪いに勤しむ山城は兎も角として打ち合わせを済ませようという訳だ。
396 = 1 :
半ば意外であった。
大井はともかく、天龍はそういう風な企み事というのは不得手である――と仗助は考えていたから。
だが、
「オレたち巡洋艦はよー、駆逐艦の御守りもしつつ船団も護らなきゃいけねーんだよ」
「ああ、なるほど」
「ってなわけで、戦う前には十分に相手の事を知っとかなきゃな。昔みてーに敵に好いようにはされねえぜ」
「マジかよ……おめー本当に頼りになる奴だよなぁ~!」
「フフ、当然だろ? なんたって……」
「世界水準軽く超えてるからなぁ!」
「そーゆーことだ!」
しゃがみ込んだ体勢のまま互いを指さし合う仗助と天龍。
これからの演習なんてなんのその。緊張感を感じさせない打ち解けた朗笑を交わし合う彼女らと、その他の艦の光景はちょっとしたシュールな絵だ。
――こほん、と。
笑いを零し合い盛り上がろうとする二人を諌める大井。
いつものような穏やかな――おっとりとした雰囲気は消えて、どことなく冷たさが臨む顔立ち。
そのまま馬鹿話に興じそうだった二人は我を取り戻し、千切った棒きれを手に砂浜を眺める。
397 = 389 :
> しゃがみ込んだ体勢のまま互いを指さし合う仗助と天龍。
イメージしたら2人とも可愛い件
398 = 1 :
「それじゃあ提督、作戦を考えましょう」
「あ、お願いします……大井さん」
「大井でいいですよ~?」
朗らかな笑み。親しげな笑い。
余程今まで仗助に向けられたそれよりも、自然な笑顔だというのに。
何故だろうか。
仗助は、背筋が寒くなる気持ちを覚えた。
「まず提督、うちの艦隊の利点って……何かしら」
「利点……」
言って、仗助は面々を見回す。
正規空母――加賀、戦艦――山城と二枚看板が来て。
それに軽巡洋艦――天龍、重雷装巡洋艦――大井、駆逐艦――卯月と来る。
「バランスがいいとこ、っスか?」
399 :
まんま億泰ポジだからなぁ・・・フフ怖
400 = 1 :
「……装備が潤沢なところですよ?」
言って、手元の砲を翳す大井。
仗助と【クレイジー・ダイヤモンド】のその力のおかげで、資源の消費なく最強の装備を開発済み。
順風満帆のリセットマラソン。極悪非道のブラック開発である。妖精さんたちは血涙の海に沈んだ。
鎮守府の海域攻略度合いと比べ物にならないほどに整った装備。開発出来る最高の装備は、全て手にしている最強仕様。
「砲弾、砲塔、艦上機、魚雷、電探……何から何まで最強装備、という事は――」
「正面からやりあっても勝てる、っつー事っスか?」
「……ハァ」
「い、いや……あくまでも『もののたとえ』ッスよ! ものの!」
「どうだか」
溜め息と共に、枯れ木で砂浜をなぞる大井。
周辺の海図が、記されていく。
そこに適宜天龍が、島や岩礁を追加していった。どうにも仗助と承太郎が向かい合っていたその間に、把握を完了していたらしい。
みんなの評価 : ★
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