私的良スレ書庫
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元スレ八幡「なんだ、かわ……川越?」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」
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直接の描写はなくてもいいかなー
ただ朝チュンした後、二人の会話がちょっと大人びたりするのは見てみたいからエッチ自体はあっていいと思う
ただ朝チュンした後、二人の会話がちょっと大人びたりするのは見てみたいからエッチ自体はあっていいと思う
どう書いてもここの主ならばきっと納得してくれるように書いてくれそうなので、どちらでも
カマトトぶってる奴多くて笑うエロでもなんでもガンガン入れたれよ
>>406
それだな
それだな
質問してる相手に対してどっちでもいいは最悪な返答だけどな、玉縄会議じゃあるまいし
ぶっちゃけ俺ガイルでエロ書いて良かった奴なんて今までで一つしか見たことないんだもん…
どう考えても身持ち固いもんなー。ああ八幡ね。
擬音でレス増やすぐらいなら、手握るだけであたふたする描写のほうが良いかな
擬音でレス増やすぐらいなら、手握るだけであたふたする描写のほうが良いかな
擬音とセリフだけのエロならないほうがマシ
あくまで好みだが
エロは地の文派
あくまで好みだが
エロは地の文派
大多数が言っているように、書き手が書きたいように書けばいいと思うが・・・
とりあえず直接的な描写無しで完結させて、自分の中で不完全燃焼な部分があれば追加エピソードとして書けばいいんじゃない?
とりあえず直接的な描写無しで完結させて、自分の中で不完全燃焼な部分があれば追加エピソードとして書けばいいんじゃない?
八幡「…………」
雪乃「…………」チラ
結衣「…………」チラ
八幡(何なんだいったい)
八幡(部活始まってからやたら二人がチラチラこっちを見てくる)
八幡(煩わしい……つってもそれを指摘するとそれはそれでうるさいことになりそうだが)
八幡(落ち着かねえ…………誰かこの空気をぶち壊してくれ。依頼人か平塚先生あたり……いや、この際材木座でも誰でもいい。誰か!)
陽乃「ひゃっはろー! 雪乃ちゃん元気してる?」ガラッ
八幡(すいません誰でもいいというのは嘘です。さっきのお願いキャンセルできませんか神様?)
雪乃「…………」チラ
結衣「…………」チラ
八幡(何なんだいったい)
八幡(部活始まってからやたら二人がチラチラこっちを見てくる)
八幡(煩わしい……つってもそれを指摘するとそれはそれでうるさいことになりそうだが)
八幡(落ち着かねえ…………誰かこの空気をぶち壊してくれ。依頼人か平塚先生あたり……いや、この際材木座でも誰でもいい。誰か!)
陽乃「ひゃっはろー! 雪乃ちゃん元気してる?」ガラッ
八幡(すいません誰でもいいというのは嘘です。さっきのお願いキャンセルできませんか神様?)
雪乃「たった今元気がなくなったわ、できればすぐに帰ってちょうだい」
陽乃「えーそれは大変だ、お姉ちゃんが元気を分けてあげよう。それっ」ダキッ
雪乃「暑苦しいから離れてちょうだい。というか何でここにいるのよ」
陽乃「んーちょっと進路関係で呼び出されてね。簡単に言うと私の大学の紹介文を」
雪乃「なるほどわかったわ帰ってちょうだい」
陽乃「ひどーい、愛しのお姉ちゃんを追い出すの? ガハマちゃんも何か言ってよ」
結衣「あ、えと……あはは」
八幡(戸惑ってやがるな由比ヶ浜。まああの状況に何か言えって言われても困るか。俺にできるのはとばっちりが来ないように…………じゃない、事態をややこしくしないように大人しくしていることだ。全力ステルスモード発動!)
陽乃「あれー比企谷君どうしたの? 今日は随分大人しいじゃない」
八幡(なん……だと……ステルスモードが通用しない?)
八幡「俺はいつもこんなんですよ。ぼっちは誰にも迷惑かけないように大人しく静かに部屋の片隅にいるんです」
陽乃「えーそれは大変だ、お姉ちゃんが元気を分けてあげよう。それっ」ダキッ
雪乃「暑苦しいから離れてちょうだい。というか何でここにいるのよ」
陽乃「んーちょっと進路関係で呼び出されてね。簡単に言うと私の大学の紹介文を」
雪乃「なるほどわかったわ帰ってちょうだい」
陽乃「ひどーい、愛しのお姉ちゃんを追い出すの? ガハマちゃんも何か言ってよ」
結衣「あ、えと……あはは」
八幡(戸惑ってやがるな由比ヶ浜。まああの状況に何か言えって言われても困るか。俺にできるのはとばっちりが来ないように…………じゃない、事態をややこしくしないように大人しくしていることだ。全力ステルスモード発動!)
陽乃「あれー比企谷君どうしたの? 今日は随分大人しいじゃない」
八幡(なん……だと……ステルスモードが通用しない?)
八幡「俺はいつもこんなんですよ。ぼっちは誰にも迷惑かけないように大人しく静かに部屋の片隅にいるんです」
陽乃「うんうん今日はそうっぽいね。でも昨日は大人しくしてなかったみたいじゃない?」
八幡「…………」
八幡(何なのこの人どこで聞いてくるの怖い)
陽乃「結構噂になってるよ。何人かの後輩に『最近面白い事あった?』って聞くとみんな昨日のこと話してくるもん」
八幡(ええー……)
雪乃「ちなみにどんなことを言われてるのかしら? 大体想像はつくのだけれど」
陽乃「うん、『目の腐った男子が般若のような表情で獲物を探し回って校内を練り歩き、ひとりの女生徒をさらっていった』って」
八幡「いや、尾鰭背鰭腹鰭付きすぎでしょ。何だよ獲物って…………」
陽乃「あっはっは、それでちょっと聞き回ってみたんだけどね、『比企谷君が怖い顔をして歩いてたらひとりの女生徒に呼び止められて一緒に学校を出て行った』が真相っぽいけど合ってる?」
八幡「まあ概ねは」
陽乃「何が比企谷君をそこまで怒らせたのかなってもー気になっちゃって気になっちゃって。あとその女生徒、かわ、かわ……」
八幡「川村がどうかしましたか?」
陽乃「あーそんな名前だっけ? 川村さんがどうしてそんな状態の比企谷君に近付いてったのかなって」
八幡「…………」
八幡(何なのこの人どこで聞いてくるの怖い)
陽乃「結構噂になってるよ。何人かの後輩に『最近面白い事あった?』って聞くとみんな昨日のこと話してくるもん」
八幡(ええー……)
雪乃「ちなみにどんなことを言われてるのかしら? 大体想像はつくのだけれど」
陽乃「うん、『目の腐った男子が般若のような表情で獲物を探し回って校内を練り歩き、ひとりの女生徒をさらっていった』って」
八幡「いや、尾鰭背鰭腹鰭付きすぎでしょ。何だよ獲物って…………」
陽乃「あっはっは、それでちょっと聞き回ってみたんだけどね、『比企谷君が怖い顔をして歩いてたらひとりの女生徒に呼び止められて一緒に学校を出て行った』が真相っぽいけど合ってる?」
八幡「まあ概ねは」
陽乃「何が比企谷君をそこまで怒らせたのかなってもー気になっちゃって気になっちゃって。あとその女生徒、かわ、かわ……」
八幡「川村がどうかしましたか?」
陽乃「あーそんな名前だっけ? 川村さんがどうしてそんな状態の比企谷君に近付いてったのかなって」
八幡「俺が怒るなんて珍しくても有り得ないことではないでしょう? それとその女生徒はクラスメートです」
陽乃「ただのクラスメートが怒ってる比企谷君に話し掛けたの?」
八幡「ただの、じゃないですね。少なくとも雪ノ下や由比ヶ浜と同レベルには親しい間柄かと」
雪乃・結衣「!!」
陽乃「ひ、比企谷君がデレた!? まさか偽物! 本物をどこにやったの!?」
八幡「なんでそこまで言われるんですか…………まあ俺が一方的に思ってるだけですけどね。こんな俺を相手してくれるだけありがたいと思いますよ」
陽乃「へー…………でもいつの間にそんな川村さんみたいな子と仲良くなったの? 雪乃ちゃんがいるのに浮気は駄目だぞっ」
八幡「なんで俺と雪ノ下が付き合ってるみたいな言い方なんですか…………むしろ逆ですよ。俺は沙希の方と付き合ってます」
陽乃「え、沙希って?」
八幡「怒り狂う俺にも臆さずに近付いて来てくれるとても出来た彼女ですよ」
陽乃「あ、あはは、やだなー比企谷君たら、お姉さんを騙そうったってそうは…………」チラ
雪乃「…………」
結衣「…………」
陽乃「ほ、ホントに? ホントにその川村さんと付き合ってるの?」
陽乃「ただのクラスメートが怒ってる比企谷君に話し掛けたの?」
八幡「ただの、じゃないですね。少なくとも雪ノ下や由比ヶ浜と同レベルには親しい間柄かと」
雪乃・結衣「!!」
陽乃「ひ、比企谷君がデレた!? まさか偽物! 本物をどこにやったの!?」
八幡「なんでそこまで言われるんですか…………まあ俺が一方的に思ってるだけですけどね。こんな俺を相手してくれるだけありがたいと思いますよ」
陽乃「へー…………でもいつの間にそんな川村さんみたいな子と仲良くなったの? 雪乃ちゃんがいるのに浮気は駄目だぞっ」
八幡「なんで俺と雪ノ下が付き合ってるみたいな言い方なんですか…………むしろ逆ですよ。俺は沙希の方と付き合ってます」
陽乃「え、沙希って?」
八幡「怒り狂う俺にも臆さずに近付いて来てくれるとても出来た彼女ですよ」
陽乃「あ、あはは、やだなー比企谷君たら、お姉さんを騙そうったってそうは…………」チラ
雪乃「…………」
結衣「…………」
陽乃「ほ、ホントに? ホントにその川村さんと付き合ってるの?」
八幡「まあ俺自身信じられないとこもありますが…………」
陽乃「ゆ、雪乃ちゃん、ホントに比企谷君と川村さんが?」
雪乃「…………」プイ
陽乃「ガ、ガハマちゃん、川村さんって……」
結衣「…………」プイ
陽乃「あはは、地雷、踏んじゃったかな…………あ、そろそろ私帰るね、じゃあまた」スタスタ、ガラガラピシャ
八幡「…………」
雪乃「…………」
結衣「…………」
八幡「くくっ……」
雪乃「ひ、比企谷君、川崎さんを川村さんで通すのはやめてほしかったのだけれど」クスクス
結衣「そーだよ! あたし何度も笑いそうになったじゃん! あんな真面目な顔で川村さん川村さんて。つい顔そむけちゃったよ!」アハハ
八幡「すまんすまん……あー、ついに雪ノ下さんに一矢報いた気がする」
雪乃「でもバレた時が怖いわよ」
八幡「そんときゃお前らも道連れだ」
結衣「ひどい! …………でもヒッキーのあの言葉、あたし嬉しかった」
八幡「あ? 何だっけ?」
結衣「サキサキとすごく仲良くなってあたし達とちょっと距離ができちゃったかな、なんて思ってたけど…………そのサキサキとおんなじくらい仲が良いって言ってくれて」
八幡「あー…………すまんな、気持ち悪いこと言って」
結衣「嬉しかったって言ってるじゃん!」
雪乃「そうよ、普段の態度はあれでも心の底ではあなたのことを認めているわ。由比ヶ浜さんも、私も」
八幡「雪ノ下…………なんか素直で不気味だな」
雪乃「なっ! そ、それこそあなたには言われたくないわ!」
結衣「あはは、ゆきのん赤くなって可愛い!」ダキッ
雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん、あまりからかわないでちょうだい」
八幡(今ここにあるのは間違いなく俺が望んだいつもの奉仕部の空気だった)
八幡(陽乃さんを上手く追い返せたし、結局俺が怒ってた理由も聞かれなかったし…………てか俺が川崎と付き合ってるというのはそんなに衝撃的だったのか?)
八幡(…………あんな言葉が素直にスルッと出たのも川崎の影響だろうか?)
八幡(そんな益体もないことを考えながら俺は読書の続きに戻った)
陽乃「ゆ、雪乃ちゃん、ホントに比企谷君と川村さんが?」
雪乃「…………」プイ
陽乃「ガ、ガハマちゃん、川村さんって……」
結衣「…………」プイ
陽乃「あはは、地雷、踏んじゃったかな…………あ、そろそろ私帰るね、じゃあまた」スタスタ、ガラガラピシャ
八幡「…………」
雪乃「…………」
結衣「…………」
八幡「くくっ……」
雪乃「ひ、比企谷君、川崎さんを川村さんで通すのはやめてほしかったのだけれど」クスクス
結衣「そーだよ! あたし何度も笑いそうになったじゃん! あんな真面目な顔で川村さん川村さんて。つい顔そむけちゃったよ!」アハハ
八幡「すまんすまん……あー、ついに雪ノ下さんに一矢報いた気がする」
雪乃「でもバレた時が怖いわよ」
八幡「そんときゃお前らも道連れだ」
結衣「ひどい! …………でもヒッキーのあの言葉、あたし嬉しかった」
八幡「あ? 何だっけ?」
結衣「サキサキとすごく仲良くなってあたし達とちょっと距離ができちゃったかな、なんて思ってたけど…………そのサキサキとおんなじくらい仲が良いって言ってくれて」
八幡「あー…………すまんな、気持ち悪いこと言って」
結衣「嬉しかったって言ってるじゃん!」
雪乃「そうよ、普段の態度はあれでも心の底ではあなたのことを認めているわ。由比ヶ浜さんも、私も」
八幡「雪ノ下…………なんか素直で不気味だな」
雪乃「なっ! そ、それこそあなたには言われたくないわ!」
結衣「あはは、ゆきのん赤くなって可愛い!」ダキッ
雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん、あまりからかわないでちょうだい」
八幡(今ここにあるのは間違いなく俺が望んだいつもの奉仕部の空気だった)
八幡(陽乃さんを上手く追い返せたし、結局俺が怒ってた理由も聞かれなかったし…………てか俺が川崎と付き合ってるというのはそんなに衝撃的だったのか?)
八幡(…………あんな言葉が素直にスルッと出たのも川崎の影響だろうか?)
八幡(そんな益体もないことを考えながら俺は読書の続きに戻った)
一旦ここまで
てかレス多くてびっくりしたわい!! しかも結構真面目に答えてくれてるという……
こうなったら覚悟を決めます
地の文ナシのエロは殆ど書いたことないのですが、ちょっと避けて通れない部分があるので最低でもそこだけは書こうと思います。一応注意書きは入れますので
そいではまたノシ
てかレス多くてびっくりしたわい!! しかも結構真面目に答えてくれてるという……
こうなったら覚悟を決めます
地の文ナシのエロは殆ど書いたことないのですが、ちょっと避けて通れない部分があるので最低でもそこだけは書こうと思います。一応注意書きは入れますので
そいではまたノシ
乙!頑張れ!
最近家に帰って来たらまずここを見るのが習慣になった
最近家に帰って来たらまずここを見るのが習慣になった
八幡「と、まあそんなことが今日放課後にあってな」
沙希「ふうん……あ、これわかる?」
八幡「ああ、これはだな…………」
八幡(現在の舞台は予備校である。今の時間の担当の講師が大幅に遅れるということで自習を言い渡されているのだ)
八幡(大半は進学校の生徒なため、皆それなりに真面目に取り組んではいるがやはりそこは学生、いまいち身が入ってなかったりお喋りに興じたりしているものも多い)
八幡(俺と川崎も多少の雑談をしながら参考書の問題を解いていく)
八幡(まあ時々周囲の目が痛いんですけどね、『てめえみてえなのが可愛い女の子とイチャイチャしやがって!』って視線が突き刺さります。別にイチャイチャはしてないんですが)
八幡(でも女の子と二人で勉強してるやつがいたら俺も負のオーラをぶつけますね、はい)
沙希「で、その陽乃さん、だっけ。何かしてくるの?」
八幡「わかんねえ、あの人は本当に読めねえからな。何故かよく知らんがやたら俺と雪ノ下をくっつけようとしてたし」
沙希「…………そう。それ、あんたはどうなの?」
沙希「ふうん……あ、これわかる?」
八幡「ああ、これはだな…………」
八幡(現在の舞台は予備校である。今の時間の担当の講師が大幅に遅れるということで自習を言い渡されているのだ)
八幡(大半は進学校の生徒なため、皆それなりに真面目に取り組んではいるがやはりそこは学生、いまいち身が入ってなかったりお喋りに興じたりしているものも多い)
八幡(俺と川崎も多少の雑談をしながら参考書の問題を解いていく)
八幡(まあ時々周囲の目が痛いんですけどね、『てめえみてえなのが可愛い女の子とイチャイチャしやがって!』って視線が突き刺さります。別にイチャイチャはしてないんですが)
八幡(でも女の子と二人で勉強してるやつがいたら俺も負のオーラをぶつけますね、はい)
沙希「で、その陽乃さん、だっけ。何かしてくるの?」
八幡「わかんねえ、あの人は本当に読めねえからな。何故かよく知らんがやたら俺と雪ノ下をくっつけようとしてたし」
沙希「…………そう。それ、あんたはどうなの?」
八幡「何がだ?」
沙希「だから、その……雪ノ下とくっつこうって考えはあんたにはないのかなって」
八幡「いや、そんなの真面目に考えたことねえし。そもそも釣り合ってないだろ」
沙希「…………恋愛ってのは釣り合っているいないで決めるもんじゃないと思うんだけど」
八幡「まあ、そうかもな」
沙希「想像すらしたことないの?」
八幡「ないと言えば嘘になるが……やっぱり現実味がねえんだよな。今となっちゃ川崎の方がずっといいし」
沙希「なっ……!」
八幡(……あれ? 俺今ちょっと恥ずかしいことを)
講師「すまん遅れた! すぐ始めるぞ!」
八幡(遅れていた講師が飛び込んできたため、俺達の会話と思考はそこで中断された)
八幡(スカラシップのためにも一旦気持ちを切り換えて集中しないとな)
沙希「だから、その……雪ノ下とくっつこうって考えはあんたにはないのかなって」
八幡「いや、そんなの真面目に考えたことねえし。そもそも釣り合ってないだろ」
沙希「…………恋愛ってのは釣り合っているいないで決めるもんじゃないと思うんだけど」
八幡「まあ、そうかもな」
沙希「想像すらしたことないの?」
八幡「ないと言えば嘘になるが……やっぱり現実味がねえんだよな。今となっちゃ川崎の方がずっといいし」
沙希「なっ……!」
八幡(……あれ? 俺今ちょっと恥ずかしいことを)
講師「すまん遅れた! すぐ始めるぞ!」
八幡(遅れていた講師が飛び込んできたため、俺達の会話と思考はそこで中断された)
八幡(スカラシップのためにも一旦気持ちを切り換えて集中しないとな)
八幡(そして今日も比企谷タクシーは元気に出動。川崎さんを乗せて走ります)キコキコ
八幡(もちろんもう暗いからゆっくりと安全運転で。他意はありません)キコキコ
八幡(しかし何でだろうな。正面から抱きつかれるとあんなに恥ずかしいのにこうやって背中から抱きつかれるのにそれ程抵抗ないのは)キコキコ
八幡(やっぱり大義名分があるからか? いやでも…………あ、もうすぐ着いちゃうな)キコキコ
沙希「…………」ギュウッ
八幡(え、なに? 何かめっちゃ抱き締められてるんだけど!?)
沙希「…………」ギュウウ
八幡(えっと、こういう時どうすればいいの!? 教えてくれ葉山! お前ならわかるだろ!?)
沙希「…………」キュ
八幡(あ、緩んだ、そして川崎家の前に着いた)キッ
沙希「……ありがとね」ヒョイ
八幡「おう」
八幡(心なしか自転車から降りた川崎の様子がおかしい。いつもならここで名前を呼び合って別れの挨拶をするところなのだが…………俺は一旦自転車から降り、スタンドを立てた)
八幡(まあ……さっき川崎もやってきたし、おあいこでいいだろ…………)
八幡(緊張で身体が強張る。喉がカラカラになる。そんな状態で俺は震える手を川崎の方に伸ばした)
八幡(そのまま川崎の背中に両腕を回し、思い切り抱き締める)
沙希「ひ、比企谷!?」
八幡(うおおおお! やっぱ無理!)
八幡(俺はすぐに腕を解き、自転車に飛び乗って漕ぎ出した)
八幡(挨拶することも振り返ることも今は無理だ。全力でその場から離れた)
八幡(恥ずかしい! 恥ずかしい! 俺は何てことを!)
八幡(うわあああああああ!)
沙希「比企谷の方から……抱きしめて、くれた…………」
沙希「だめ……ニヤケちゃう…………こんな顔じゃ、家、入れない……」
沙希「ばか、ばか…………どうしてくれんのさ、ばか」
八幡(もちろんもう暗いからゆっくりと安全運転で。他意はありません)キコキコ
八幡(しかし何でだろうな。正面から抱きつかれるとあんなに恥ずかしいのにこうやって背中から抱きつかれるのにそれ程抵抗ないのは)キコキコ
八幡(やっぱり大義名分があるからか? いやでも…………あ、もうすぐ着いちゃうな)キコキコ
沙希「…………」ギュウッ
八幡(え、なに? 何かめっちゃ抱き締められてるんだけど!?)
沙希「…………」ギュウウ
八幡(えっと、こういう時どうすればいいの!? 教えてくれ葉山! お前ならわかるだろ!?)
沙希「…………」キュ
八幡(あ、緩んだ、そして川崎家の前に着いた)キッ
沙希「……ありがとね」ヒョイ
八幡「おう」
八幡(心なしか自転車から降りた川崎の様子がおかしい。いつもならここで名前を呼び合って別れの挨拶をするところなのだが…………俺は一旦自転車から降り、スタンドを立てた)
八幡(まあ……さっき川崎もやってきたし、おあいこでいいだろ…………)
八幡(緊張で身体が強張る。喉がカラカラになる。そんな状態で俺は震える手を川崎の方に伸ばした)
八幡(そのまま川崎の背中に両腕を回し、思い切り抱き締める)
沙希「ひ、比企谷!?」
八幡(うおおおお! やっぱ無理!)
八幡(俺はすぐに腕を解き、自転車に飛び乗って漕ぎ出した)
八幡(挨拶することも振り返ることも今は無理だ。全力でその場から離れた)
八幡(恥ずかしい! 恥ずかしい! 俺は何てことを!)
八幡(うわあああああああ!)
沙希「比企谷の方から……抱きしめて、くれた…………」
沙希「だめ……ニヤケちゃう…………こんな顔じゃ、家、入れない……」
沙希「ばか、ばか…………どうしてくれんのさ、ばか」
まだ今日はサキサキ出してなかったので追加投下
そいではまたノシ
そいではまたノシ
うぉぉぉぉぉ!テンション上がってきたー!!
甘すぎる!
乙!一日一沙希!
甘すぎる!
乙!一日一沙希!
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