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元スレ八幡「今日から…総武だ…」
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今日は素晴らしいサンデー
きっと誰かがSSを
おお、おお、待っている
きっと誰かがSSを
おお、おお、待っている
結衣「ヒッキー…」
八幡「おい…俺を哀れんだ目で見つめるな」
結衣「べ、別にヒッキーの事なんて見つめてないし…」
八幡「いや…しっかり見てたろ」
雪乃「はぁ…話が脱線してしまったわ。一旦落ち着きましょう」
八幡「そうだな…」
結衣「うん…」
雪乃「まずは先程も言った通り対処法を考える事だけれど、何か意見はあるかしら」
結衣「ん~…取り敢えず、さいちゃんをこれ以上イジメに合わせない事が一番だよね」
八幡「だからそれを今考えてんだろうが、お前馬鹿か」
結衣「馬鹿って言うな!」
八幡「まぁさっきの話じゃ全体の流れは分かっても細かな所はイマイチ把握出来ねぇ、だからそれを知る機会が欲しいところだな」
結衣「無視された…」
雪乃「そうね…確かにどういう状況の下でイジメが行われているのか、その情報は必要ね」
結衣「どうするの?」
八幡「テニス部に潜入するか…」
雪乃「潜入?幾ら総武生であっても貴方じゃ怪しまれるどころじゃないわよ?」
八幡「入部って形で入れば問題はないだろ」
戸塚「えぇ!?比企谷君テニス部に入ってくれるの!?」
結衣「ヒッキー奉仕部辞めちゃうの!?」
八幡「テニス部は入るが奉仕部部は辞めないって、しかも入るのは一時的にだ」
戸塚「…そうだよね」
八幡「何でそんな落ち込むんだ…」
戸塚「ううん…何でもない」
八幡「…話戻すぞ?テニス部に正式に入部したとなれば、怪しまれる事はないだろう」
八幡「そしてそこで現場を確認し、それからの対処を考える。勿論、戸塚がイジメられてたら自然に止めるよう心掛ける」
雪乃「まるで戸塚君が生贄みたいね」
八幡「戸塚は男だ。あと少しの間だけ耐えて欲しい」
八幡「確かに悪いと思うが、俺は馬鹿なんでな、これしか思いつかなかった」
結衣「ヒッキー…」
戸塚「いいよ。僕がお願いしてる立場なんだもん、文句はないよ」
雪乃「ただし、戸塚君の身に危険が及ぶか、作戦が続行不可能と判断した場合は止めるわよ」
八幡「あぁ、そうしてくれ。だが失敗するつもりもないがな」
雪乃「はぁ…まずはその作戦で行きましょう」
八幡「あぁ…任せてくれ。戸塚もそれでいいか?」
戸塚「うん。お願いするね?」
結衣「あたしはなにすればいい?」
八幡「お前は今回は戸塚のメンタルケアに励んでくれ。戸塚自信が潰れてしまえば元も子もないからな」
結衣「わかった!」
雪乃「私は別ルートからテニス部の動向を探ってみるわ」
八幡「それで頼む。俺はテニス部に潜入。雪ノ下は別ルートからの情報収集。由比ヶ浜は戸塚のメンタルケア。ひとまずはこれで行こう」
戸塚「テニス部の入部はどうする?」
八幡「善は急げだ。今から入部届け出しに行くか…戸塚、悪いがついてきてくれないか?」
戸塚「うん!じゃあ行こうか!」
八幡「よし、それじゃあ俺達もう行くが雪ノ下達はどうするんだ?」
雪乃「私達も今日は帰りましょうか、由比ヶ浜さんもそうしましょう」
結衣「そだね。明日から忙しくなりそうだし私も帰るよ」
八幡「そうか…じゃあ明日はよろしく頼むぞ」ガタッ
戸塚「じゃあね。雪ノ下さん。由比ヶ浜さん」
雪乃「えぇ、さよなら」
結衣「また明日ね~!」
-----
ーーー
翌日 総武高
八幡(昨日は雪ノ下達と別れた後、テニス部の入部届けを用意する為、職員室に向かった)
八幡(その時ちょうどテニス部の顧問もいた為、その場で承認もしてもらい、軽く挨拶しておいた)
八幡(だが、テニス部の顧問には変な顔をされたがな…どうせ前の学校の評判でも聞いていたんだろう)
八幡(まぁ戸塚の説得もあって何とかなった。正直助かったぞ戸塚)
八幡(そしてその後は集合日時、必要な物を教えてもらい職員室を後にし、帰途に着いた)
八幡(気持ちが少しザワつき、落ち着かなかったが小町の飯を食べると自然と楽になった)
八幡(楽になった後は明日どう動くか、どれ程のイジメを受けているのか、色々と頭の中で考え耽っていた)
八幡(…)
八幡(そして…作戦決行日の今日となった)
八幡(自分がやると言った以上、責任はキッチリ果たすつもりだ…)
八幡(さて、気合入れるか)
戸塚「おはよう!比企谷君!」
八幡「おう、おはよう」
戸塚「今日はテニス部初日だね!緊張とかしてない?」
八幡「しねぇよ、てか元気だなお前…あと俺は部活しに行くわけじゃねぇからな?」
戸塚「そうだけど、比企谷君がテニス部に来てくれるだけでも嬉しいんだ」
八幡「なんでだよ…」
戸塚「比企谷君って体育の時見てたけどテニス上手かったし、どんな人か気になってたんだ!」
八幡「はぁ…俺の事気にかけるなんて変わってるな」
戸塚「何で?」
八幡「普通は目が腐ってて、鈴蘭みたいな他人から見れば吐き溜めも同然の学校出身だったら近づきもせんがな」
戸塚「そんなことないよ!比企谷君の前の学校の事はあまりよく知らないけど、そんな理由で人を見る目を変えたりなんてしない!」
八幡「お、おう、落ち着け」
戸塚「あっ、ごめんね?大声出しちゃって…でも僕は比企谷君と仲良くしたいんだ」
八幡「そうかい…」
戸塚「うん!」
八幡「ま、仲良くするのは構わんがそれは依頼が終わってからだ、それだけは覚えとけよ?」
戸塚「大丈夫だよ。僕がお願いしたんだからね」
八幡「ならいい…」
-----
--ー
放課後 2-F 教室
八幡「そろそろか…」
結衣「ヒッキー!!」
八幡「くっ…毎度毎度うるせぇな!」
結衣「ハキハキ喋ってるんだからいいでしょ?」
八幡「だから音量をもう少し…」
結衣「もう!ヒッキー細かい!それよりこの後はテニス部行くんでしょ?」
八幡「あぁ…もういいよそれで…行くけどお前はついてくんなよ」
結衣「行かないし!あたしは奉仕部の部室に行ってゆきのんと作戦会議だし」
八幡「あまり雪ノ下を困らせんなよ?」
結衣「困らせる訳ないじゃん!ヒッキーに言われたくないし!」
八幡「何したんだよ俺…」
結衣「ヒッキー無茶しそうな感じだし…って、この話はまた今度にするね!」
結衣「じゃあ頑張ってね!あ、けど無理はしないでね?それだけ!じゃ!」
八幡(嵐が過ぎ去ったみたいだ…)
戸塚「比企谷君?どうしたの?」
八幡「なんでもねぇ…んじゃ行くか」
戸塚「う、うん」
八幡「…ところで、運動部に入るの初めてなんだが自己紹介的なもんはするのか?」テクテク
戸塚「うーん…しなくていいと思うよ?多分そのまま見学って形になるかも」テクテク
八幡「そりゃよかった、中途半端者が図々しく練習時間を削ってまで挨拶なんて嫌だからな」
戸塚「皆は練習時間が少なくなって喜ぶんじゃないかな…」
八幡「あっ…お前の所属してる部はそんな感じなんだったな…忘れてた」
戸塚「もうっ…けど僕はちゃんと練習したいんだからね?」
八幡「真面目なんだな、学校では制服着ない不良のくせに」
戸塚「そ、それは体操着の方が動き易いし、楽だから…」
八幡「冗談だ」
戸塚「比企谷君っ!からかわないでよ!」
八幡「まぁ好みは人それぞれだから深く追求するつもりはない、自分好みでいいんじゃね?」
戸塚「そう言ってくれると助かるよ」
八幡「っと、もうすぐでテニスコートが見えるな」
戸塚「部室は別の所にあるから着替えてからね?」
八幡「了解」
八幡(さて、テニス部の部室に来た訳だが…)
八幡「荷物はそこら辺に置いていってもいいか?」
戸塚「うん、いいけど貴重品だけはちゃんと管理してね?」
八幡「はいよ、んじゃ着替えるか…戸塚はそのまま着替え無しで行くのか?」
戸塚「えへへ…もう準備は出来てるよ!」
八幡「やる気満々じゃねぇか…」
戸塚「えへへ…そんな褒めなくていいよ」
八幡「褒めてねぇよ…」
八幡(あれだな、これは小学校時代によくある水泳の授業のためにわざわざ家から水着を着て来て、着替えの時間になったら服だけ脱げば着替え完了という手間の省けた手法だ)
八幡(戸塚はその体操着バージョンを披露してくれてたんだな、納得した)
戸塚「比企谷君はゆっくりでいいからね?」
八幡「ああ、待っててくれ」
八幡「…よし、着替え終わったぞ」
戸塚「じゃあテニスコートに行こうか」
八幡「ああ」
テニスコート
八幡「俺はひとまず見学だな、いきなりテニスラケットを握らせてくれるわけでもないしな」
戸塚「そうだね…それじゃあ宜しく頼むね?」
八幡「ああ、任せろ」
部長「集合ー!」
戸塚「あっ、号令かかっちゃった、また後でね比企谷君」
八幡(部活開始の合図か?何とも運動部らしい掛け声だ)
八幡(じゃあ早速お手並み拝見と行くか、まずは全体の流れを把握…)
八幡(こいつがこの部の部長か、運動部なだけあってガタイもしっかりしてやがる)
ウーッス バタバタバタ
八幡(そんで、部長の掛け声で集まって来たこいつらが一年から三年の部員、ざっと見たところ10人強ってとこか)
部長「よーし!今日も昨日と同じ練習メニューで行くぞ!各自柔軟体操から始めて練習に入るが、その前に」
八幡(…なんだ?)
部長「皆に嬉しいお知らせだ!今日から新しい仲間になった二年の比企谷君だ!」
八幡(おい…マジかよ)
部長「これから苦楽を共にして行く大事な仲間になるんだ…皆!力を合わせて頑張って行こうな!」
八幡(あ、暑苦しい…こいつ、熱血根性タイプか)
…ウーッス
部長「うん!いい声だ!」
八幡(全然やる気のない声にしか聞こえないんだが、この部長耳ついてんのか?)
部長「では比企谷君!君からもこいつらに一言かけてやってくれ!」
八幡「え?あ、ああ…」
八幡(やべぇ…そんなの考えてねぇよ。戸塚もアワアワしてんじゃん)
八幡(仕方ねぇ…ありきたりな言葉でも並べて言っとくか)
八幡「えーっと…テニス部の一員になった。宜しく頼む」
八幡(適当でかつ基本を忠実にした当たり障りの無い挨拶、これでいいだろ)
………
部長「おお!いい声だ!これなら期待出来そうだな!」
八幡(反応が部長しかない…戸塚は戸塚で周りの空気を察知してか知らずかモジモジしてるし、それ以外の奴らは無反応…)
部長「よーし!紹介も終わったことだ!そろそろ各自ペアを組んでいつも通り柔軟体操始めてくれ!」
八幡が強面すぎて面白くない。これなら別人召喚したほうがマシなんじゃね
中身はいつも通りで喧嘩最強の属性付けるだけで良かったと思う
中身はいつも通りで喧嘩最強の属性付けるだけで良かったと思う
やる気なくすの速すぎやろ
この体たらくで本当にクローズ読んでたのか?
この体たらくで本当にクローズ読んでたのか?
エターしないとか必ず完結とかいうやつって作者になる前に他のエター作品でぶつくさ言ってたやつが自分はこうはなるまいという決意表明をしたはずなのに平気でエタるよね
すまんやで…
予定がキツくて結構間がひらいてもーた
ちょっと投稿して、次の投稿日は木曜日にするで
予定がキツくて結構間がひらいてもーた
ちょっと投稿して、次の投稿日は木曜日にするで
八幡「あの、ちょっといいっすか?」
部長「ん?なんだ?」
八幡「俺は練習参加しなくていいんですか?」
部長「そうだな!今日は皆の練習風景をしっかり見学してくれ!見るだけでも得るものが必ずあるからな!その代わり明日からは厳しい練習が待ってるぞ?」
八幡「はぁ…」
八幡(ま、入部初日はこんなもんだよな)
部長「さて、俺も柔軟体操でもするか!誰か!俺と一緒に組もう!」ダダダ
八幡(元気だなぁ…)
八幡(肝心の戸塚はどんな感じだ?)チラッ
戸塚(はぁ…比企谷君に来てもらって浮かれてたけど、僕が置かれてる状況を忘れてたよ)
部員1「戸塚君!俺と組もうよ」
戸塚「あ、う、うん」
部員1「へへっ!サンキュー!組む奴見つからなくてさ、助かったよ」
戸塚「そうなんだ…僕で良ければ一緒にやろう」
部員1「そうこなくっちゃ!ささ!早いとこ始めようぜ!」
戸塚「うん…」
戸塚(最初は1人で出来るストレッチからだけど…)
部員1「…」チラッ
戸塚(最後は2人でしなきゃならないんだよなぁ…)
戸塚「ふ…ふっ…」グッグッ
部員1「…」チラッ
戸塚(1人の時間が終わっちゃった…)
部員1「そ、そろそろ2人でしよっか…」
戸塚「…どっちが先にする?」
部員1「お、俺からしてもらっていいか?」
戸塚「わかった、じゃあ座って足開いて」
部員1「おう!痛くしないでくれよ?」ドサッ
戸塚「安心してよ、じゃあ行くよ?」グッグッ
部員1「おおう!?」ビクビク
戸塚「ヒャッ!だ、大丈夫?痛かった?」
部員1「い、痛くないから気にすんな」
戸塚「そ、そっか…続き行くよ?」
部員1「…」
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