おう、あくしろよ

>>143
映画にもなりシリーズ化しているからレンタルしてきたらいいよ

>>152
俺以外って書いとるで

少なくとも一般的には俺ガイルよりは知名度あると思う
あと初期と後期で同じ漫画か？って思うほど絵がうまくなってるよね

閉まる方のクローズだと思ってた

乙です！

朝だぞ
あくしろよ

クローズスレは鈴蘭高校の掲示板になるのかな？
>>58は罪深い……

この総武高校で鈴蘭はどれほどの知名度なのだろうか

オラ！昼だぞ！

また雑談カス共が沸いてる

捻くれてないからまったく八幡らしくないな。

>>143
映画化もされたヤンキー漫画だということくらいなら知ってる

夕方だゾコラァ！

じゃあ再開します

－－－－－
ーーー

翌日 2-F教室

八幡(あの後、俺と由比ヶ浜はあの雰囲気イケメンを振り切り、雪ノ下の待つ場所へと戻って行った)

八幡(由比ヶ浜はあの野郎と対峙していた時怯えていたが、雪ノ下と合流したあたりから安心したのか、笑顔を見せてくれた)

八幡(雪ノ下は由比ヶ浜を宥めつつ、俺とこれからの対策をどうするか議論した)

八幡(話し合いの結果、一先ず由比ヶ浜の身を考慮して、由比ヶ浜の保護を優先する事に)

八幡(雰囲気イケメンに対しては、こちらからはアクションは出さない、無理にでも挑発するとかえって危険だろうと言う結論に至った)

八幡(俺もそれに賛成したが、この問題は時間が経って解決する問題じゃない、だから早めに見切りをつけたかった)

八幡(最後は由比ヶ浜のメンタルの問題か…)

八幡(あまり追い詰めてくれるなよ…雰囲気イケメン)

由比ヶ浜「やっはろー比企谷くん！」

八幡「…おう」

由比ヶ浜「どうしたの？元気ないね？」

八幡「お前は昨日の件がありながら、元気いっぱいだな」

由比ヶ浜「そうだね～けど悩んでも仕方ないから！」

八幡「そうか…何つーか、能天気だな」

由比ヶ浜「能天気じゃないし！これでもしっかりしてるんだから！」

八幡「それよりお前…俺と話しててもいいのかよ…」

由比ヶ浜「ふぇ？なんで？」

八幡「ほら、周りの視線気にならないのか？俺と喋ってたら嫌な噂流されるぞ？」

由比ヶ浜「気にならないよ？最初は怖い人かと思ったけど、今は大丈夫！」

八幡(優しいんだな…馬鹿っぽいけど)

八幡「ならいいけどよ…」

由比ヶ浜「うん！」ﾆｺﾆｺ

平塚「おーい席に着きたまえ、HR始めるぞ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

由比ヶ浜「じゃあそろそろ行くね！また後で～」

八幡「…うす」

八幡(てかいつの間に仲良くなっちゃってんの俺…)

八幡「ようやく昼メシか…」

八幡(今日は小町特製弁当だ、いつものベストプレイスに行くか)

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「やぁ、比企谷くんって人はこのクラスにいるかな？」

八幡(…あん？)

相模「…あそこに居ますけど」

「わざわざ教えてくれてありがとね」ﾆｺｯ

相模「…はぁ」

「……」ｽﾀｽﾀ

八幡(こっち来やがった…何の用だ？)

雰囲気「やぁ、昨日ぶりだね」

八幡「…何の用だ？」

雰囲気「昨日はろくに挨拶も出来なかったからね、今日はちゃんと挨拶しとこうと思って」

八幡「別にいらねぇんだが…仲良くなるつもりなんてないぞ」

雰囲気「あはは、そんな身構えなくてもいいじゃないか」

八幡「…」

雰囲気「はぁ…ちょっと聞きたい事があってさ」

八幡「…何を？」

雰囲気「由比ヶ浜さんの事だよ」

八幡「それなら答えるつもりはねぇぞ」

雰囲気「何で隠したがるんだい？もしかして付き合ってるとか？」

八幡「はぁ？」

雰囲気「…それは無いよね～。比企谷くんだもんね」

八幡(うぜぇ)

雰囲気「ねぇねぇ教えてよ、同じクラスなら彼女の事よく知ってるだろ？」

八幡「…さぁな」

雰囲気「…ﾁｯ」

八幡(今舌打ちしたか？)

雰囲気「まぁいいや…ねぇ比企谷くん、今日の放課後空いてる？」

八幡「…生憎と部活があるんでな、空いてない」

雰囲気「いいじゃないか、休んじゃえよ」

八幡「お前に指図される覚えはないが？」

雰囲気「おっ！やっと反応してくれたね」

八幡(くそ…ムカつくがこいつのペースに乗らされるな…落ち着け)

雰囲気「で？いいよね？ね？話があるんだよ～」

八幡「…今日だけだ、これに付き合ったらもう関わらないでくれ」

雰囲気「うんうん！流石比企谷くん！話が分かる男だね～」

雰囲気「じゃ、放課後迎えに来るから待っててね～」ｽﾀｽﾀ

八幡(…一番嫌いなタイプだ、何考えてやがる)

由比ヶ浜「比企谷くん…」

八幡「どうした由比ヶ浜？」

由比ヶ浜「さっきの人…」

八幡「お前は気にするな…」

由比ヶ浜「でも…」

八幡「心配しなくていい、お前にはこれ以上危害を加えさせねぇよ」

由比ヶ浜「比企谷くんは？」

八幡「俺は問題ない、これでも武術の心得はある」

八幡(武術なんて習った事ないが…)

由比ヶ浜「無理はしないでね？」

八幡「勿論、いざとなったら逃げるまである」

由比ヶ浜「あはは…なら大丈夫だね」

八幡「…おう」

八幡「…ふぅ。やっと放課後か…」

八幡(近い内にテストがあるな…テスト範囲の表はまだかな…)

「…」ｽﾀｽﾀ

八幡(来たな)

雰囲気「やぁ！さっきぶり！」

八幡「テンションたけぇよ馬鹿が…」

雰囲気「そうかい？いや～嬉しくてね～」

八幡「あっそ…」

雰囲気「ん？聞かないのかな～？まぁ聞かれても教えないけどね～」

八幡「…行かないのか？」

雰囲気「せっかちだね～比企谷くんは～、行くかい？」

八幡「さっさとしてくれ…時間が勿体無い」

雰囲気「ふふっ。じゃあ行こうか」ｽﾀｽﾀ

八幡(やけに嬉しそうだな…何企んでやがる)ｽﾀｽﾀ

由比ヶ浜「比企谷くん…」

八幡「ここは？」

雰囲気「見ての通り何も無い空き地だよ？」

八幡「…で？話ってなんだよ」

雰囲気「ハァー…」

八幡「あん？」

雰囲気「なぁ…その口の聞き方どうにかなんない？」

八幡「口の聞き方？」

雰囲気「偉そうに聞こえるんだよね～。耳障りだわ」

雰囲気「もう少し丁寧に言えない？あ！無理か～、馬鹿そうだもん！」

八幡「喧嘩したいならそう言えよタコ」ｽﾀｽﾀ

雰囲気「ちょちょちょ！ストップストップ！いきなり手出すなんてヤンキーかよ」

八幡「喧嘩吹っ掛けて来てんのはお前だろうが」

雰囲気「話し合いってのが出来ないのかな？」

八幡「出来ないね、俺馬鹿だから」

雰囲気「…ぷっ」

八幡(くっそ…ぶん殴りてぇ)

八幡「…とっとと用件を言え」

雰囲気「はぁ…分かったよ、単刀直入に聞くけど、お前は由比ヶ浜さんの何なんだ？」

八幡「なんでもねぇよ、ただのクラスメイトだ」

雰囲気「そんな風には見えなかったけどな」

八幡「お前が見えなくても事実なんだから、そう答えるしかねぇだろ」

雰囲気「…じゃあ昨日のあれはなんだ？」

八幡「…？」

雰囲気「俺と由比ヶ浜さんの邪魔をしたのは何なんだ！！」

八幡「邪魔なんてしたっけ？」

雰囲気「しただろ！せっかく由比ヶ浜さんと楽しくお喋りしてたのに！！」

八幡「楽しいのはお前だけだろ？あいつは嫌がってたぜ」

雰囲気「うるさい！由比ヶ浜さんは楽しかったはずだ！俺と話せたんだから！嬉しそうな顔してたじゃないか！！」

八幡「どこをどう見てそう見えたのか知らねぇが落ち着け」

雰囲気「なのにお前は勝手に割り込んで来やがって…お前俺の由比ヶ浜さんが好きなんだろ！？」

八幡「別に好きじゃねぇから…話し始めてまだ数日しかたってねぇのに」

雰囲気「嘘つけ！！お前はあの後俺の由比ヶ浜さんとデートしたんだろ！？」

八幡(もしかして買い物の事か？あれその場を切り抜けるでまかせだったんだが)

八幡「……してねぇから」

雰囲気「いま！今言い淀んだだろ！！何誤魔化そうとしてる！！」

八幡(やっべ…こいつマジで話通じねぇ…)

雰囲気「答えろよ！！俺の由比ヶ浜さんに何しやがった！！」

八幡「だから何もしてないっつてんだろ！いい加減落ち着けコラァ！」

八幡「なんだ？さっきから由比ヶ浜由比ヶ浜…うるせぇんだよ！！お前は壊れたロボットかよ！！」

八幡「終いには俺の由比ヶ浜さんなんて寒い事抜かしやがって」

八幡「いい加減にしろよ？お前由比ヶ浜に迷惑かけてんの分かってんのか？」

雰囲気「………え」

八幡「あいつはな、お前からのストーカー行為に悩んで俺達の所に相談に来たんだよ」

八幡「いつの間にか知られていた連絡先、告白を断ったにも関わらず教室に素知らぬ顔でやってくる、帰り道ではコソコソつけられてるかもしれないってな」

八幡「見えてなかったか？お前と話してるあいつ…凄い震えてたぞ…」

八幡「分かるわけないよな？お前自分の事しか考えてないもんな」

八幡「そんな奴が由比ヶ浜に相応しいと思うか？」

八幡「答えはNOだ、自分勝手な糞ストーカー野郎なんざ相応しくねぇよ」

八幡「由比ヶ浜を想う資格なんてお前には無い、分かったか？」

雰囲気「……うぅぅ」

八幡「おい！聞いてんのか？」

雰囲気「俺は悪くない…由比ヶ浜さんはそんな事思ってない…言ってない」

八幡「あいつにも直接断られてんだろ…」

雰囲気「お前が吹き込んだんだ…そうだ…」

八幡「…ダメだ…頭のネジぶっ飛んでんな」

雰囲気「うううううううううううううぅぅぅ！！！！」

八幡「！？」

雰囲気「知るかぁぁ！！俺の何が悪い！！俺は由比ヶ浜さんが欲しいんだ！！俺に指図すんじゃねぇぇぇぇ！！！」

雰囲気「もういいや…知らね…お前◯すわ」

八幡「◯す？やれるもんならやってみろカスが」

雰囲気「どうなっても知らねぇから！！へへっ待ってろ！！」prrrrrr

雰囲気「もしもし！？もういいぞ！こいつ全員で叩き潰すぞ！来てくれ！」

八幡「…は？電話？人頼みかよ…だっせぇ」

雰囲気「うるさい！！お前さえ居なければ由比ヶ浜さんは俺のモノになってたんだよぉぉぉ！！いなくなれぇぇぇ！！」

八幡「…はぁ」

雰囲気「はぁはぁ…よう、来てくれたか」

不良1「あーこいつが例の？」

不良2「ぎゃはは！見るからに雑魚そうじゃん！俺らいらなくねぇ？」

八幡(雰囲気イケメン合わせて3人か…)

雰囲気「こいつ邪魔なんだよ、俺らでヤろうぜ」

不良1「いいぜ？久々に暴れてーしよぉぉぉ！！」

不良2「暇つぶしくらいにはなってくれよ？雑魚」ｺｷｺｷ

八幡「３対１かよ、お前らカスだな」

雰囲気「うるせぇんだよ！！黙ってろ！！」

不良1「お？俺らもしかして喧嘩売られてる？」

不良2「あーあ、ピキッちゃたわ…半◯しじゃ済まねぇわ」

不良1「どれ位まで逝っちゃう？ん？」

不良2「勿論全◯し確定っしょー！！」

雰囲気「あははは！お前終わったわ！！」

不良1「ウィー！！ヤル気じゃーん！！」

八幡「御託はいいからさっさとかかって来いよ」

雰囲気「…」ﾋﾟｷｯ

雰囲気「言われなくても行ってやるよ！ウラァァァ！！！」ﾀﾞｯ

不良1「ぶち◯す」ﾀﾞｯ

不良2「マジで覚悟しろよ雑魚」ﾀﾞｯ

休憩

え、パンツ脱いだんだけど

ワイが休憩変わったるで

もう5分経ったぞ

キンクリされるか否か…それが問題だ

ｵﾚｷﾄｸ,ｽｸﾞｶｴﾚ

休むな

働け、馬車馬のように

不良マンガっぽくていい展開

休憩代行業者に連絡しておいたから早く

クローズならちゃんと描くけど
ワーストならキンクリだな

オラ！出てこい！>>1！

雰囲気イケメンからイケメン取っちゃったのか………

パンツ脱いだのに…

雰囲気に不良呼べるほど人望あったことに驚き

ちょっと開始

不良1「オラァ！」ﾌﾞﾝｯ

八幡「…」ｽｯ

不良1「避けてんじゃねぇよ！」ﾌﾞﾝｯ

八幡(…攻撃が単純すぎる…こいつ喧嘩慣れしてないな…)

八幡(全然腰が入ってない…目の焦点がブレてる…)

八幡(まずは顔面に一発…様子見で入れてやるか)

八幡「…避けるに決まってんだろうがぁ！痛いのは嫌なんだよ！」ﾄﾞｺﾞｫ

不良1「プギャ…」ﾄﾞｺﾞｫ

不良2「おい！てめぇ！！」ﾌﾞﾝｯ

八幡「おいおい…一発で終わりかぁ？雑魚すぎんだろ」ｽｯ

不良2「雑魚はお前だぁ！！」ﾌﾞﾝｯ

八幡「お前ら行動パターンが一緒なんだよ…見切ればガキでも簡単に避けれるぜ」ｽｯ

不良2「くそっ…全然当たらねぇ…」

雰囲気「おい！しっかりしろよ！こんな奴に手こずってんじゃねぇよ！」

不良2「…チッ」ﾌﾞﾝｯ

八幡(次はパンチを入れて来た所をカウンターでお見舞いしてやる)

八幡「ふっ！」ﾊﾞｷｨ

不良2「いぎぃ！は、鼻ぎゃぁ！！」ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ

八幡(あーあ、鼻折れちゃったな…ご愁傷様です)

八幡「まだ終わりじゃないから」

不良2「こ、こにょ野郎！！」ﾌﾞﾝ

八幡「さっきからしょっぱいんだよカスが！！」ﾒｷｨ

不良2「ギィ！…ぶはっ」

八幡(相手がフラついた…次は顔面に膝入れてやる)

八幡「おい…俺の事全◯しするんじゃなかったの？」ｶﾞｼｯ

不良2「は、離せ！」

八幡「だっさ…さよなら」ﾄﾞｽｯ

不良2「ご、ごめ…」

ﾄﾞｽｯ ﾄﾞｽｯ ﾄﾞｽｯ ﾄﾞｽｯ ﾄﾞｽｯ ﾄﾞｽｯ ﾄﾞﾁｬﾄﾞﾁｬ

不良2「……」ﾄﾞｻｧ

雰囲気「な、何なんだよ！お前ぇ！」

八幡「何って…かかってきたから相手してやっただけだが？」

雰囲気「正気じゃない…無抵抗の人間に膝蹴り入れ続けるなんて…」

八幡「喧嘩ってこういうもんだろ？甘い事言ってんなよ」

雰囲気「ふ、ふざけるなぁぁぁぁ！！」ﾀﾞｯ

八幡「やっときたか…」

雰囲気「…イヒッ」ｽｯ

八幡「！？」

雰囲気「喰らえぇ！オラァ！」ｽﾊﾟｯ

八幡「うっ…」ｽﾊﾟｯ

雰囲気「あははは！どうした！？ビビっちゃったかい？」

八幡(あぶねぇ…制服の先切られたか…こいつマジで頭ヤバいぞ)

八幡「卑怯だな…人頼みのあとは刃物頼りかよ」

雰囲気「知りませーん！お前さえヤれればどうでもいいんだよ！！お前を倒して由比ヶ浜さんを迎えに行くぅぅぅ！！」ﾀﾞｯ

八幡「くそっ…」

雰囲気「逃げないで下さ～い！大人しく捕まって下さ～い！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

八幡(チッ…刃物振り回しやがって、近寄ることが出来ねぇ)

八幡(こっちも長物で対抗するしかないが、めぼしい物が見当たらねぇ)

八幡(……)

八幡(いや…あった…あいつを怯まさせるモノが)

雰囲気「やっと観念したかい？こっちも疲れちゃったよー」

八幡「…あぁそうだな」

雰囲気「じゃあ最後に何か言い残した事はないかい？」

八幡「…一つだけ言わしてくれ」

雰囲気「ウヒヒヒ！いいよ！さあどうぞ！」

八幡「とっととくたばれゴミクズが」ｻﾞｧｧｧ

雰囲気「！？…う、うぎゃぁぁぁぁぁぁ！！」

八幡(今だ！)

八幡「刃物は没収させてもらうぜ」ﾊﾟｼｯ

雰囲気「目が…目がぁぁぁぁぁぁ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

八幡無双

八幡(よし…上手くいったな…砂利で目潰し)

八幡(これで奴は目の痛みで当分動けないだろう)

八幡「おい…もう終わらせんぞ」ﾌﾞﾝｯ

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

雰囲気「うぁぁぁ…見えない…見えないよ…」

八幡「お前は総武生だからな、目立つ顔面は殴らないでやるよ」

八幡「その代わり目立たない体はグチャグチャにするがな…」

雰囲気「ひっ！ごめんなさい！俺が悪かった！」

八幡「悪かった？本当に心の底から思ってんのか？」

雰囲気「ああぁぁ…勘弁してくれぇぇ…この通りだ…」

八幡「携帯寄越せ…連絡取れないようにぶっ壊す」

雰囲気「ぐぅぅ…」ｽｯ

八幡「よっと…」ｸﾞｼｬ

八幡「それと、由比ヶ浜に今後一切近づかない事…誓えたら勘弁してやる」

雰囲気「ち、誓います…もう近寄りません…」

八幡「男に二言はねぇぞ？分かったか？」

雰囲気「はい…」

八幡「チッ…興醒めだ…帰るわ」ｽﾀｽﾀ

雰囲気「………」ｺﾞｿｯ

八幡(これでこの件は一件落着か…)

八幡(雰囲気イケメンが予想以上のクズだった…由比ヶ浜も可哀想に)

八幡(カスとはもう付き合いたくねぇな…あの野郎制服駄目にしやがって)

雰囲気「うううぅぅぅ！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

八幡「！？」ｻｯ

雰囲気「ウゲェッ…」ﾄﾞｻｯ

八幡「……」

雰囲気「ふっ…ふっ…ふっ…」

八幡「懲りて…なかったんだな」

雰囲気「うるせぇ！！不意打ちだバーカ！」

八幡「救いようのないゴミだな」

八幡「もう知らん…歯食い縛れ」ﾄﾞｽｯ

雰囲気「ゴエェェェェェ！」

八幡「………………」ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯ

雰囲気「やめ…ごめ…ぎゃぁぁぁぁ！！」

－－－－－
ーーー

奉仕部 部室

八幡「…」ｶｷｶｷ

雪乃「…」ﾍﾟﾗｯ

八幡(結局あの後、雰囲気イケメンの野郎をボコボコにし、再起不能にしてやった)

八幡(他の二人にも今後一切こちらに接触しないよう忠告すると、二人共否応なしに即答してくれた)

八幡(返事を聞いた後俺はその場を後にし、自宅に帰ったのだが)

八幡(小町に制服の件で随分怒られた…)

八幡(小町のあの怒った顔はなかなかレアだったな…)

八幡(そして翌日学校に行ってみると、由比ヶ浜に声を掛けられた)

八幡(どうやらあの野郎から久々にメールや電話が来なかったと、安心したような声で話してくれた)

八幡(まぁ俺がその携帯をぶっ壊したから、連絡しようにも出来ないんだがな…だが、次も同じく由比ヶ浜に接触してきたら問答無用でぶっ潰す)

八幡(そうしていつもと同じ日常に戻って数日が経った今日…)

由比ヶ浜「やっはろー！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

雪乃「あら、いらっしゃい。今日はどうしたのかしら」

由比ヶ浜「いやーこの前の相談の事で話があってね」

雪乃「そう、近況報告って訳ね…で？今はもう収まったのかしら」

由比ヶ浜「うん、今は連絡も来ないし、あの人を見かける事も無くなったよ」

八幡「よかったじゃねぇか、これで気兼ねなく学生生活を送れるってもんだ」

由比ヶ浜「でもその人…噂によると学校に登校してないらしいんだよね」

雪乃「比企谷くん…貴方何か知らないかしら？」

八幡「集団引き連れてかかってきたからぶっ飛ばしただけだ、それ以外は何も」

雪乃「はぁ…貴方…」

由比ヶ浜「あ、あはは～…」

八幡「今回は相手が聞く耳持たなかったんだ、仕方ねぇよ。…俺も問題は起こしたくねぇしな」

雪乃「次からはちゃんと私に相談しなさい、貴方いつか退学どころか警察に捕まるわよ」

八幡「…」

由比ヶ浜「まぁまぁ！結果あたしを助けようとしてしてくれたんだし、この話はこれでおしまい！いいよね？ゆきのん、ヒッキー！」

八幡「ヒッキー？誰だよそれは」

由比ヶ浜「ヒッキーはヒッキーだよ？」

八幡「もしかして俺のことか？」

由比ヶ浜「勿論！ヒッキー以外誰がいるの？」

八幡「引き篭もりみたいに聞こえるからやめてくれ…」

雪乃「あら、いいじゃない。いっそその名の通り何処かの部屋に監禁してヤンキー体質を治すって手もあるわね」

八幡「お前は口の矯正が必要だな」

雪乃「何ですって？」

由比ヶ浜「はい！喧嘩しない！」

雪乃「この男に口答えされるのが物凄く遺憾なのだけれど…」

由比ヶ浜「まぁまぁ、それよりあたし今日からこの部に入るね？」