私的良スレ書庫
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元スレ八幡「今日から…総武だ…」
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八幡「…」
雪乃「…」ペラッ
八幡(それにしても暇だ…)
八幡(何かをしようにもこの部屋には何もない…)
八幡(部長の雪ノ下は本を読み始めるし、本当に静かで落ち着かない)
八幡(…次のテスト勉強でもするか)ゴソゴソ
八幡(恐らくこの学校内での一番勉強出来ない奴は俺だ、なら空いた時間にでもこうやってちょっとずつでも勉強しないといけないな)
八幡(俺は中途半端が嫌いだ…だから次のテストではいい成績を残したい)カキカキ
雪乃「…」チラッ
八幡「…」カキカキ
雪乃「…」ジー
八幡(何だ?視線を感じるんだが…)
八幡「…どうした?」
雪乃「い、いえ何もないわ、ちょっとボーッとしてただけなの」
八幡「…そうかい」
八幡(そう言い放って俺はまた勉強に取り掛かった)
キーンコーンカーンコーン
八幡(…あれから二時間程勉強に没頭していると、あっという間に外が夕焼けに染まっていた)
雪乃「比企谷くん、今日の部活はここまでにしましょう」
八幡「あぁ、明日からも大体これくらいの時間で部活は終わりか?」
雪乃「えぇ、チャイムも鳴ったし、依頼者も来ないしね」
八幡「この時間なら大丈夫か…分かった」
雪乃「他に何か聞きたい事は無いかしら?」
八幡「…部室の鍵はどうすんだ?」
雪乃「鍵は部長の私が返却に行くから大丈夫よ」
八幡「そうか、んじゃ頼んだぞ…また明日な」
雪乃「えぇ…また明日」
八幡(こうして奉仕部活動1日目が終わった。奉仕部らしい仕事は一つもしていないんだが)
八幡(明日からどんな依頼がやってくるのかちょっとだけ期待しようか)
八幡(俺は帰宅する前に、制服のブレザーをカバンに仕舞い込んで、自転車に跨った)
八幡(目当ての物を買いに行く為に、マッカンとタバコ、この2つは俺にとって欠かせない嗜好品である)
八幡(総武生や、先生には見つかったら何かと面倒なので、少し遠めのコンビニへ向かう事にした)
八幡(コンビニに到着し、あとは目当ての物を買うだけなのだが、タバコは年齢認証をしなければならない)
八幡(なのでこの場合、俺は親父の持っていたtaspoを提示する方法をとった)
八幡(もちろん顔写真は自分のに取り替えてな)
八幡(本当はしちゃいけないが、これが面白いくらいに成功する)
八幡(そしてマッカンとタバコを買い終えた俺はその場を後にし、小町が待つ家へと帰宅する)
比企谷家
八幡「ただいまー」
小町「おかえりー!お兄ちゃん!」ガバッ
八幡「うおっ!いきなり抱きつくんじゃねぇ!」
小町「えへへ、そう言って本当は嬉しいくせに~」
八幡「別に妹に抱きつかれても嬉しくもなんともねぇよ」
小町「はぁ~お兄ちゃんはツンデレだなぁ~」
八幡「デレてる要素がどこにあったよ…」
小町「まぁまぁそんな事よりも!学校はどうだった?」
八幡「別に普通、校舎が綺麗なのはよかったな」
小町「友達は!?出来た?」
八幡「出来る訳がねぇ、俺みたいな奴に話しかける奴さえ居なかったぞ」
小町「悲しいね…お兄ちゃん」
八幡「おい…そんな哀れんだ目で見ないでくれ…余計辛くなる」
小町「大丈夫だよお兄ちゃん!いつかお兄ちゃんを分かってくれる人が現れるかもしれないから!」
八幡「いつかね…いつになることやら」
小町「あっ、そう言えば帰ってくるの遅かったけどどうしたの?」
八幡「あぁ、部活に入る事になったんだわ」
小町「お兄ちゃんが部活!?」
八幡「なんだよ…そんなに珍しいか?」
小町「あれだけ消極的だったお兄ちゃんが…」
八幡「ただし強制入部だけどな」
小町「なーんだそれなら納得だね」
八幡「納得しないでくれ、あと俺は消極的でもないからな…」
小町「そう?」
八幡「俺はどちらかと言うと積極的だ」
小町「うーん…あまりそうは見えないけどなー」
八幡「まぁどっちでもいい、それよりメシはもう出来てるのか?」
小町「ううん!もうちょっとだけかかるから少しだけ待っててね!」
八幡「分かった、んじゃ俺も手伝うわ」
小町「本当?ありがとうお兄ちゃん!」ガバッ
八幡「だからいちいち抱きつくな…」
-----
ーーー
八幡「ごちそうさん」
小町「はーい!お兄ちゃんさっきの話の続きなんだけど」
八幡「ん?なんだ?」
小町「部活って何処に入ったの?運動部?文化部?」
八幡「あー、運動部じゃないのは確かなんだが、奉仕部ってとこだ」
小町「奉仕部?どんな事をする部活なの?」
八幡「何でも生徒の悩みの相談を受けて、それを解決するらしい」
小町「へぇ~お兄ちゃんがお悩み相談とはね~」
八幡「うるせ、自分でもらしくないってことくらい分かってる」
小町「それで?お兄ちゃん一人なの?」
八幡「いや、俺とあと一人居るぞ」
小町「もしかして女の子?」
八幡「よく分かったな、綺麗な子だったぞ、口は悪かったけど」
小町「ほうほう!これは小町の義姉候補になる期待はしてもよろしいのですな?」
八幡「ならねぇよ…知り合って1日目だぞ」
小町「年月を重ねて行くごとに2人は惹かれあって…」
八幡「しないから」
小町「もう…お兄ちゃんは冗談が通じないんだから」
八幡「冗談はあまり好きじゃないんだよ…」
小町「けど、仲良くしなよ?ただでさえ友達居ないんだから」
八幡「余計なお世話だ」
ーーー
八幡「ごちそうさん」
小町「はーい!お兄ちゃんさっきの話の続きなんだけど」
八幡「ん?なんだ?」
小町「部活って何処に入ったの?運動部?文化部?」
八幡「あー、運動部じゃないのは確かなんだが、奉仕部ってとこだ」
小町「奉仕部?どんな事をする部活なの?」
八幡「何でも生徒の悩みの相談を受けて、それを解決するらしい」
小町「へぇ~お兄ちゃんがお悩み相談とはね~」
八幡「うるせ、自分でもらしくないってことくらい分かってる」
小町「それで?お兄ちゃん一人なの?」
八幡「いや、俺とあと一人居るぞ」
小町「もしかして女の子?」
八幡「よく分かったな、綺麗な子だったぞ、口は悪かったけど」
小町「ほうほう!これは小町の義姉候補になる期待はしてもよろしいのですな?」
八幡「ならねぇよ…知り合って1日目だぞ」
小町「年月を重ねて行くごとに2人は惹かれあって…」
八幡「しないから」
小町「もう…お兄ちゃんは冗談が通じないんだから」
八幡「冗談はあまり好きじゃないんだよ…」
小町「けど、仲良くしなよ?ただでさえ友達居ないんだから」
八幡「余計なお世話だ」
小町「小町はですね…心配なのです」
八幡「…」
小町「お兄ちゃんは昔から喧嘩ばっかして傷を増やしていって」
小町「友達も作ろうとしないでいつも一人で突っ走っちゃうから…」
八幡「…」
小町「小町が男子数人に虐められてた時も無謀にも助けにきてくれたよね?」
八幡「…昔の話だ」
小町「あの時のお兄ちゃんは凄くカッコよかったけど、それと同時に不安になったんだ」
小町「いつかお兄ちゃんが危険な目に合うかもしれないって」
八幡(そうだ、俺は昔から喧嘩ばっかしていたな)
八幡(最初は小町を守る為に強くなろうと思い、かかって来る奴らと喧嘩してた)
八幡(俺が強くなれば小町の盾になれると思った)
八幡(だけど、一部の馬鹿な奴らが俺の妹を虐めると俺が怯むとでも思ったのか、小町に対して影でちょっかいをだしていた)
八幡(それがエスカレートしていき、終いには虐めまでに発展していった)
八幡(当然、俺は虐めた奴ら全員を男女関係無しにぶっ飛ばし、事を収めようとした)
八幡(だが俺は思った。俺のせいで小町が虐められてた。俺は小町のそばにいちゃいけないと思った)
八幡(だから俺は高校進学を機にこの街を去った)
八幡(結局俺は小町に心配をかけたままだったんだな…兄貴失格だ)
小町「だからお兄ちゃん…あまり無理はしないでね?」
八幡「分かってるよ…心配はかけないようにはする」
小町「んふふ~お兄ちゃんは小町が大好きだもんね!」
八幡「ああそうだな」
小町「およ?お兄ちゃんがデレた!」
八幡「デレてねぇよ、普通だ」
小町「照れなくてもいいのに~」
八幡「はぁ…」
小町「じゃあ小町先にお風呂に入ってくるね!食器洗いよろしく!」
八幡「分かった、ゆっくり浸かってこいよ」
小町「…なんならお兄ちゃんも一緒に入る?」
八幡「入らない、さっさと行け」
小町「はーい…じゃあよろしくー」テテテ
八幡「はぁ…相変わらず小町は…」
八幡(まぁ仕方ないか…だって…)
八幡(小町の家族はもう…俺しか居ないんだから)
小町「じゃあお風呂も入った事だし寝よっか!」
八幡「ああ、やっぱりまた一緒に寝るのか?」
小町「当たり前じゃん!お兄ちゃんいや?」
八幡「…別に構わんが」
小町「じゃ一緒に寝る!」
八幡「はいはい…分かったから静かにな」
小町「はーい」
八幡(小町の甘え癖は相変わらず健在だな、と言っても最近になってからはさらに酷くなってるが)
小町「お兄ちゃん!早く布団に入って!」
八幡「急かすな急かすな」
小町「えへへ~」ギュ
八幡「うっ…苦しい」
小町「我慢我慢!体が丈夫なのがお兄ちゃんの長所でしょ?」
八幡「いや…寝るとき位ゆっくりしたいんだが」
小町「…やっぱり小町は離れたほうがいい?」
八幡「…勝手にしろ」
小町「わーい!」ギュ
八幡「やっぱり苦しい…」
-----
---
鈴蘭男子高校
ワーワーワーワー
「お前らー!決まったぞー!」
「何が決まったんだよ!どうした?そんな慌てて」
「今年の一年戦争の優勝者が決まったんだよ!」
「はぁ!?まだ一年の奴らが入って来て1日もたってないぞ!?」
「あぁ入学式の最中に大乱闘が始まって勝負が決まったらしい」
「いきなり戦争かよ…で?誰だ?その一年坊主は」
「そいつはこの街の人間じゃないらしい…またよそ者だ」
「そうか…で?名前は?」
「あぁそいつの名は…」
---
鈴蘭男子高校
ワーワーワーワー
「お前らー!決まったぞー!」
「何が決まったんだよ!どうした?そんな慌てて」
「今年の一年戦争の優勝者が決まったんだよ!」
「はぁ!?まだ一年の奴らが入って来て1日もたってないぞ!?」
「あぁ入学式の最中に大乱闘が始まって勝負が決まったらしい」
「いきなり戦争かよ…で?誰だ?その一年坊主は」
「そいつはこの街の人間じゃないらしい…またよそ者だ」
「そうか…で?名前は?」
「あぁそいつの名は…」
春道の下だとゼットン達いるしそのさらに下だと花達がいるけどどの辺なのかな
クローズ読んだの結構前だから全然覚えてないな
読みなおそうかな
読みなおそうかな
この八幡はあーしちゃんすら圧倒しそう
なおやはり陽乃んには勝てない模様
なおやはり陽乃んには勝てない模様
八幡「…」パチ
小町「…」zzz
八幡「今何時だ…」スッスッ
八幡「朝の6時か…」
八幡「変に早起きしちまったな…」
小町「…」zzz
八幡「…」ナデナデ
八幡「今日は久々に俺が朝飯と弁当でも作ってやるか」
八幡(小町も家事に勉強に頑張ってくれてるからな、今日くらいはゆっくり寝ててくれ)
八幡「よし、とりあえず着替えて下に降りるか」
小町「あわわ…やばいよ~、寝坊しちゃった!」ガチャ
八幡「おう、おはよう」
小町「お兄ちゃん!起きたなら起こして…ってありゃ?」
八幡「ん?どうした」
小町「お兄ちゃん…朝御飯作ってくれてるの?」
八幡「まぁな、そろそろ出来上がるから制服に着替えてこい」
小町「あ、ありがとう…珍しいね、お兄ちゃんが準備するなんて」
八幡「たまにはいいだろ、小町ばっかりに負担はかけさせねぇよ」
小町「…そっか、じゃあ小町着替えてくるね!」ドタドタ
八幡「おう」
小町(お兄ちゃん…やっぱり優しいね…)
八幡「さて、小町も起きてきた事だしさっさと済ませちまうか」
小町「では!いただきます!」
八幡「いただきます…ゆっくり食えよ、今日も送ってやるから」
小町「うん!ありがとうお兄ちゃん!」
八幡「…」モグモグ
小町「…」モグモグ
八幡「あ、今日は部活あるから帰宅は昨日と同じくらいの時間帯になるから」
小町「了解~」
八幡「何か買ってくるものあるんだったら言ってくれよ?後でメールでもしてくれれば帰りに買ってくる」
小町「ん~そろそろお醤油が切れそうだから買ってきて欲しいかも」
八幡「ん、分かった」
小町「…」モグモグ
八幡「あと知らない奴にはついて行ったら駄目だかんな」
小町「小町そこまで子供じゃないよ…」
八幡「最近は物騒だからな…この近辺でストーカー被害が出てるって言うんだからよ」
小町「はいはい、分かりました~」
八幡「ほんとに分かってんのかよ…」
小町「大丈夫!帰りは友達と一緒に帰ってくるから!」
八幡「だといいんだが…それより、その友達とやらは男じゃねぇだろうな」
小町「違うよ?何で?」
八幡「いや、小町に変な虫が付いてんのかと心配でな」
小町「んふふ~お兄ちゃん安心してよ、お兄ちゃんが思ってる事はないからね!」
八幡「そうか…」
小町「うん!」
両親がいないとは収入源はこれ如何……ってそれも投下中に言明されるのかな
八幡「んじゃ、行くか」
小町「はいはーい」
八幡「戸締りはちゃんとしたか?」
小町「バッチリオッケーです!」
八幡「ガスの元栓も大丈夫だな?」
小町「大丈夫!」
八幡「よし、じゃあ後ろに乗ってくれ」
小町「はーい!お兄ちゃんよろしく~」
八幡「ちゃんと捕まってろよ」
小町「あーやっぱり楽だな~」
八幡「俺は重くて足が辛いけどな…」
小町「小町太ってないよ?お兄ちゃん女性に対して失礼だよ?」
八幡「わり…やっぱり重くないぞ」
小町「よし、これから気をつけてね」
八幡「はいはい」
>>80
追い追いわかると思います
小町「じゃ、お兄ちゃんまた後でね~」
八幡「おう、しっかり勉強してこいよ」
小町「それはお兄ちゃんに言えることだよ~」
八幡「うっ、分かってるっての…」
八幡「さて、小町も送れたことだし俺もボチボチ行くとするか」
八幡(今日も学校で一人なんだろうなぁ)
八幡(この性格じゃ友達が出来るのはいつになるやら…)
八幡(まぁ嘆いていても仕方ないか…それまで俺は今の奴らの学力に追いつくために勉強あるのみだ)
八幡(目標は赤点をひとつも取らないこと)
八幡(厳しいが、これでも進学校に通う身だ、最低限の事はやるか」
-----
---
総武高校 2-F
八幡「…」ガラッ
八幡(やっぱり視線がこっちに集まるか…)
八幡(慣れるまでの辛抱だ…)
八幡「…」スタッ
八幡(HRまで時間があるな、勉強でもするか)
葉山「やぁ、ヒキタニくんおはよう」
八幡「あん?…あーおはよう」
葉山「どうだい?新しい学校には慣れたかい?」
八幡「全然、見ての通りクラスに馴染めてねぇよ」
葉山「あはは…そうか、良かったら僕たちと一緒に話でもしようよ」
八幡「…お前らと?」ジー
八幡(あれか…あれが葉山のグループってトコか、何やらこっちを見てヒソヒソと話してやがるが、葉山が俺と話してるのがそんな珍しいのか?)
八幡(これで俺が葉山の言う通りに一緒に混ざれば気まずいことこの上ない)
八幡(ここは穏便に済ませておくか…)
八幡「悪いが俺は頭が悪いんでな、今から勉強をしなくちゃならん、せっかくの誘いだが今日は勘弁してくれ」
葉山「そうか、それなら仕方ないな、勉強なら分からない事があったら僕に聞いてくれよ?」
八幡「すまんな」
葉山「いやこっちこそ勉強の邪魔して悪かったね」
八幡(とは言ったものの…)
八幡(俺が断った事が気に食わないのか更にヒソヒソと聞こえてくる)
八幡(なんなんだ一体…言いたい事があるなら正面向かって言ってくれればいいのに)
八幡(はぁ…)
関係性のない由比ヶ浜
関係性のない材木座
関係性のない戸塚
期待。
関係性のない材木座
関係性のない戸塚
期待。
八幡(結局、今日も昨日と同じように放課後に至るまで何も真新しい出来事は何も無かった)
八幡(授業も鈴蘭とは違い、進行ペースが速い、あっちじゃ小学生が習う内容を繰り返し授業でしてたからなぁ)
八幡(それじゃあやばいと危機感を覚えて、自分で独学で勉強してたからなぁ)
八幡(それでもこの学校ではついて行くのがやっとだった)
八幡(流石、進学校、なかなかやるじゃねぇか)
八幡(それと今日の弁当が小町特製じゃなく八幡特製弁当と言ったところか)
八幡(上手いとは自負出来ないが食えないことはない、多分)
八幡(そして今日も特別棟へ赴き、二回目となる奉仕部部活動を開始するのであった)
奉仕部部室
八幡「うーす」ガラガラ
雪乃「あら、こんにちは、今日は来ないかと思ったわ」
八幡「流石に次の日にはほっぽり出すなんて真似はしねぇよ」
雪乃「そこら辺はキッチリ弁えているのね、少し関心しちゃったわ」
八幡「俺はこう見えて真面目なんでな、決められた事は最後までやり通すぞ」
雪乃「そう…では依頼者が来るまでいつも通り待っていましょうか」
八幡「そうだな、来ないと思うがな」
雪乃「…」ペラ
八幡(そう言って俺は勉強道具を取り出す、これが奉仕部での日常になりそうだな)
ガラガラ
八幡(ん?誰だ?)
この八幡独学で総武高に入学しただと……?
まぁ原作でも地頭はかなり良いけど
まぁ原作でも地頭はかなり良いけど
由比ヶ浜「こ、こんにちは~」
雪乃「あら、いらっしゃい」
八幡(お?俺が来て2日目で初めての依頼者か?)
由比ヶ浜「あれ!?比企谷くん!?」
八幡「あ?誰だお前?」
由比ヶ浜「あたし一緒のクラスだよ!?」
八幡「そうだっけ?知らねぇや」
雪乃「比企谷くん…自分のクラスの人くらいちゃんと覚えてなさい…」
八幡「いや、俺ボッチだし、話した事もない奴の顔なんて覚えられねぇから」
由比ヶ浜「あ、あはは、じゃ、じゃあ自己紹介するね?あたしは由比ヶ浜結衣、比企谷くんと同じクラスだよ」
八幡「あぁよろしく」
雪乃「私は奉仕部部長の雪ノ下雪乃よ、よろしく由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「よろしく、雪ノ下さん」
雪乃「自己紹介はこれくらいにして、由比ヶ浜さん今日は一体どうしてこの部に来たのかしら」
由比ヶ浜「う、うんその事なんだけどね?実は相談があってね」
雪乃「そう、では相談内容を言ってもらえるかしら」
由比ヶ浜「うん、実はちょっと人間関係についての問題を抱えているんだ」
雪乃「人間関係?」
由比ヶ浜「この前ね?隣のクラスの男子に告白されちゃったんだけど」
由比ヶ浜「あたしはそういうのまだわかんないし、その人の事はよく分かんないからお断りしたんだけど」
由比ヶ浜「それから数日経ったある日、またその人から手紙が送られてくるようになったんだ」
由比ヶ浜「最初は諦め切れないのかなって思ってまたお断りの返事をしたんだ」
由比ヶ浜「けど、なかなか諦めてくれなくて…最近では休み時間とかに度々その人が来るようになって…」
由比ヶ浜「あたしの連絡先を何処で聞いたのか、結構な頻度でお誘いメールが来たり…」
由比ヶ浜「帰り道にその人をよく見かけるようになったりして…どうしようかなぁと思って相談に来ました」
雪乃「成る程ね、ストーカーされてるのね」
八幡「バッサリいくな…おい」
由比ヶ浜「えぇー!?ストーカー!?」
雪乃「私も何回か経験してるから分かるわ」
八幡「お前ら大丈夫かよ…」
雪乃「
俺が代わりに寝るし休むから続けてくださいお願いします
しかしこの八幡相手だと材木座は当然として戸塚でもビビって声かけられなさそう
しかしこの八幡相手だと材木座は当然として戸塚でもビビって声かけられなさそう
睡眠代行業者に連絡しておいたから早く続きを!
葉山が話しかけてるし外見で判断するような子じゃないだろ戸塚は
葉山が話しかけてるし外見で判断するような子じゃないだろ戸塚は
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