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元スレ穂乃果「最近さ……」
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なんかかまちーみたいだな
伏線だし過ぎて回収し切れてない感じ
伏線だし過ぎて回収し切れてない感じ
色々言われてテンション下がったのか、用事か、なんにせよ7年振りのステージがあるのかないのか、続き待つ
にこ「亜里沙ちゃん……」
穂乃果「でもそれって、ステージでわざわざやらなきゃいけないの?…確かにことりちゃんのお母さんのことは心配だけど…」
真姫「亜里沙ちゃん……この数字って」
亜里沙「IPアドレスですよ。数字だけで特定するほどの技術は亜里沙にはありませんが、皆さんが見た通り、ことりさんのブログの書き込みと、掲示板の書き込みのIPアドレスが一致しています。」
凛「つまり同一人物ってことだね」
ことり「……ごめんね」
雪穂「…それで、どうするんですかみなさん」
絵里「どうする、って…」
雪穂「ライブ、するんですか?しないんですか?」
花陽「……」
雪穂「いい加減、決めてください…!」
にこ「……もう、いいわよ。諦めるから。無理強いしちゃ、悪いものね」
ことり「…………」
にこ「別の方法を、探しましょ?ことり」
ことり「……嫌」
花陽「ことりちゃ、」
ことり「わがままだって、わかってる!それでも、みんなこうして集まれたんだよ!?一度バラバラになったμ’sが集まれたんだよ!?
……そんな、簡単に諦めたくなんてないよ…」
にこ「亜里沙ちゃん……」
穂乃果「でもそれって、ステージでわざわざやらなきゃいけないの?…確かにことりちゃんのお母さんのことは心配だけど…」
真姫「亜里沙ちゃん……この数字って」
亜里沙「IPアドレスですよ。数字だけで特定するほどの技術は亜里沙にはありませんが、皆さんが見た通り、ことりさんのブログの書き込みと、掲示板の書き込みのIPアドレスが一致しています。」
凛「つまり同一人物ってことだね」
ことり「……ごめんね」
雪穂「…それで、どうするんですかみなさん」
絵里「どうする、って…」
雪穂「ライブ、するんですか?しないんですか?」
花陽「……」
雪穂「いい加減、決めてください…!」
にこ「……もう、いいわよ。諦めるから。無理強いしちゃ、悪いものね」
ことり「…………」
にこ「別の方法を、探しましょ?ことり」
ことり「……嫌」
花陽「ことりちゃ、」
ことり「わがままだって、わかってる!それでも、みんなこうして集まれたんだよ!?一度バラバラになったμ’sが集まれたんだよ!?
……そんな、簡単に諦めたくなんてないよ…」
「ーーーちょっといいかしら?」
穂乃果「えっ……」
絵里「なんで、ここに…」
ツバサ「……久しぶりね、μ’sのみなさん」
……公園……
ツバサ「ごめんなさいね、いきなり話に割って入ったりして。たまたま、知り合いと飲んでたら聞き覚えのある声がしたから気になったの」
穂乃果「何の用……ですか」
ツバサ「そんなに警戒しないで。危害を加える気は毛頭ないわ。」
ツバサ「単刀直入に言う。……μ’sに、私がプロデュースするライブで歌って欲しいの」
にこ「……っ!?!ツバサさんって、まさか…!」
ツバサ「あぁ…言ってなかったわね。今はアイドルのプロデュースをしているわ。
9人が歌って踊るには十分なステージは確保してある。
もちろん私がプロデューサーだからある程度のネームバリューはあるし宣伝効果は抜群。」
ことり「……!」
ツバサ「それに……」
花陽「それに…?」
ツバサ「あんじゅからの……お願い、だから」
凛「……!あんじゅちゃんのっ…?!」
ツバサ「…………7年前。高坂さんがあんじゅから預かった手紙を読んだわ」
ツバサ「手紙には、あの事件のこと…あんじゅの私たちに対する想い、スクールアイドルに対する想いが書いてあった。
最初は、冷静になれなかったせいでまた嘘ばっかり書いてるんだろうと思ったし、何度か破り棄てようともした。
でも、出来なかった。
気づいたら毎日毎日何度もその手紙を読んでた。
…当たり前よね。
だって私たちは仲間だったんだもの。
そんな簡単に心から嫌うなんて、最初から無理な話だったの。
だけどそれに気付くには余りにも遅すぎた。
失くしてから気付く大切さ、ってよく言うじゃない?
本当に、その通りよ。
私は、あんじゅがいなくなってから彼女の大切さを知ったの。
あんじゅがね。
手紙の最後に未来の私たちへ希望を託していたの。
私が今プロデュースをしているのも元はと言えば、あんじゅが手紙に『ツバサにはずっとアイドルに関わっていて欲しい』って書いていたのがきっかけ。
……そして、あなたたちμ’sには、
『叶うことならもう一度、元気と笑顔をくれるμ’sにステージで会いたい』
って書いてたの。
こんな事、言ったら媚び売ってるふうに思われるかもしれないけど……私たちは、確かにμ’sには負けたくないって思ってた。でもそれ以上に、私たちはあなたたちμ’sのことが好きだった。
出来ることなら、あんじゅだけじゃない…わたしも、μ’sのステージがもう一度みたい。
もう一度、9人で輝いて欲しいの」
穂乃果「凄く、嬉しいです。でも、……やっぱり、私たちは…無理です…
あの時のこと、忘れられませんっ…!」
真姫「……万が一また何かあったら、って思うと」
にこ「(きっと……私がやりたいって言っても、みんなは…)」
凛「……っごめん、みんな。凛……やりたい」
にこ「!凛……!」
海未「で、ですが凛はさっきまで……」
凛「う、うん…分かってる…こんな手のひら返し人のこと言えないよね?自分勝手なの、分かってるけど…。
あんじゅちゃんが、そんなこと思ってたんだって知ったら蔑ろには出来なくなっちゃって。
…その、凛は…あんじゅちゃんのこと友達だと、思ってるから…」
穂乃果「………」
雪穂「……本当は、やりたいんじゃないですか?
皆さんも……お姉ちゃんも。」
穂乃果「っ!」
雪穂「顔、見てればわかるよ。私はお姉ちゃんの妹なんだから。」
穂乃果「雪穂……でも…」
雪穂「ああっ、もう!いつまでぐちぐちしてるの!
もう後ろめたいことなんて何もないでしょ!?
お姉ちゃんたちは堂々と輝いてればいいんだよ!
やりたかったらやればいいじゃない!
もうみんな大人なんだから、無力じゃないでしょ!?
待ってる人たち、いるんだよ……
μ’sのステージ、楽しみにしてる人たくさんいるんだよ……!」
絵里「……雪穂ちゃんの、言う通りかもしれないわ」
IP開示ブログとか地雷ですわ
てかIPで結び付けられるようなら花陽以前に普通に特定祭りなってるだろ
てかIPで結び付けられるようなら花陽以前に普通に特定祭りなってるだろ
続き、あって嬉しい、映画みたから生まれているこの気持ち。数年越しのライブが読めるなら、この気持ちが救われると信じたい
数年だったくらいからぐだりすぎて読んで無いんだがだれかまとめて
穂乃果「……絵里ちゃんまで。なんでみんなそんな自分勝手なの?周りの人のこと、考えないの?
また同じことがあったらどうするつもり…」
絵里「穂乃果はやりたくないの?」
穂乃果「……」
絵里「私は、やりたい。みんなでこうして7年ぶりに集まって、こんなきっかけをつくってもらえて。
…無駄にしたくない。みんなの気持ちも、ここにいる私達の気持ちも。」
希「えりちの、言う通りやと思う。確かに、何かあったら…怖い。それはきっとみんな一緒。でも、にこっちは1人でここまでアイドルとして頑張ってきた。…ううん、にこっちだけじゃない、ウチらみんな、そう。
理不尽な事件に巻き込まれて、恨まれて傷ついて、ウチらも誰かを恨んで傷つけて…後ろ指さされたことだって少なくない。
だからこそ、だからこそもう一度やり直したい。
あの頃のようには上手く歌ったり踊ったりできないかもしれない。
それでも、それでもウチはμ’sが好きなん。
μ’sのみんなでもう一度あの時果たせなかったステージを作りたい。
悲しみに閉ざされたまま、泣いてるだけなんてμ’sには似合わない!
ウチは、また新しい一歩をμ’sとして踏み出したいんよ!」
凛「希ちゃん……」
真姫「……みんなと離れてる間、私は毎日のようにあの頃のライブ映像見てた。
あぁ、楽しかったなって。
本当にただそれだけなんだけど、楽しくて仕方なくて…生き甲斐って言ってもいいくらいだった。
みんなのことを考えたらいつのまにか曲を作っていたりもして……上手く言えないけど、その、私も…もう一度だけでいいから、みんなとステージに立ちたい。
小児科医の卵の子供達に歌う西木野真姫じゃなくて、μ’sとして…ファンのみんなの前で歌う西木野真姫として、もう一度歌いたい…!」
にこ「…真姫」
花陽「……わたしは、やっぱりまだ、怖い。でも、μ’sのこと…7年たった今でも、覚えてくれてるどころか、あんなことがあってもまだ好きでいてくれてる人たちがいるとしたら、わたしは少しでもその想いに応えたい、って思う。
……終わるなら、最後までアイドルとして、お客さんを…μ’sのファンの人たちを笑顔にして終わりたい…!」
凛「かよちん……。……さっきは、あんなこと言っちゃったけど、凛…にこちゃんのこと、すごいなって思ってる。
…本当に、すごいなって。
凛はずっとアイドルやっていこう、なんて怖くてできなかったと思う。
…1人で、ずっと不安だったんだよねにこちゃん。
今日こうしてみんなが、集まったの1番嬉しいのもきっとにこちゃんだよね。
みんなで、踊れるかもってなった時もにこちゃんが1番嬉しかったんだよね。
…だから、凛はあんじゅちゃんとにこちゃんのために歌うよ。
ありがとう、って。
本当にありがとうって。
だって、あんじゅちゃんがいなかったら凛はいつまで経っても子供のままで、誰の役にも立てずになんとなく過ごしてたと思うし、にこちゃんがいなかったらこの9人は揃わなかったと思うから。
ありがとう、にこちゃん」
にこ「なっ…!な、何言ってんの…っ!当たり前でしょ!?
私はアイドルが好きなの!!…でもね、それと同じぐらい…ううん、もしかしたらそれ以上にμ’sが好き。
だから、無理言ってでもどうしても実現させたかった。
とはいえ、強引すぎたわよね反省だわ。
…みんながいなかったら、私はきっと今頃アイドルをテレビでみて羨ましがってるだけだったわよ。
μ’sがいたから、私はもう一度夢を持てたの。
みんなに貰った夢だもの、簡単には諦めたりしたくなかっただけよ」
絵里「にこ…あんまり泣かせないでよ……」
にこ「なんであんたが泣くのよ!
泣きたいのはこっちよ!それより…海未は、どうなの?」
海未「……私は、」
>>670
なんやかんやでもう一回ライブやろうとして無理そうな感じになったけど諦めるのはまだ早い
なんやかんやでもう一回ライブやろうとして無理そうな感じになったけど諦めるのはまだ早い
>>673
的確
的確
>>673
的確
的確
海未「……私は、迷っています。確かに、μ’sのみんなでもう一度同じステージに立ちたい気持ちは強いです。……ですが、みんなの言う通り、また同じことが起きるかもしれない。
今度は自分だけでなく、園田という名に傷がつくかもしれない。
それを考えると怖いのです…。
どうすることが、自分たちにとって一番いいのか。
どうあれば、誰も傷つかずにいられるのか……私はそればかり考えていて……正直、自分でもなにが良策なのかわかりません……」
ことり「海未ちゃん……」
穂乃果「ーーーー誰も、傷つかないことをしたいなって思ったの。」
穂乃果「7年前、最初にラブライブを目指したとき。
わたしの勝手な考えと行動でμ’sがバラバラになっちゃったよね?
あの時、決めたの。
今度は誰も傷つかずに、笑顔にできるようなことがしたいなって。
だからこそ、その後にまたμ’sをやってこれてよかったって思う。
ねぇ、みんな……ツバサさん。
わたしたちはもう一度、ステージに立っていいんでしょうか。
あんなことがあったのに、またステージに立つことが許されるんでしょうか。
ステージに立ったとして、みんなはそれを受け入れてくれるのかな。
また、わたしたちと一緒に笑顔になってくれるのかな?
穂乃果は、怖いんだよ。
守りたい人たちもいる、だけどなにより、大好きなみんなと大好きな歌を歌ってステージに立った時にお客さんが誰もいなかったりしたり……誰も笑顔になれなかったら、本当に、本当につらい…!!
あの時は花陽ちゃんも凛ちゃんが客席に来てくれた、後からみんながあの場にいたことを知ったから救われたの。
でも、穂乃果は!
もうあんな思いはしたくないの!!
ステージに立ちたいよ!?
みんなで立ちたい!わたしだって、出来ることならずっとずっとあの頃みたいに歌いたいと思ってた!!!
でも、でも……っ!
……っ?」
ぎゅー…っ
「ーーーー大丈夫よ」
穂乃果「つ……ばさ、さ」
ツバサ「大丈夫……。だって、周りを見てみなさいよ。
貴女は……」
穂乃果「……!っぅ……ぁ、」
ツバサ「ーーーもう、"ひとり"なんかじゃないでしょう?」
穂乃果「う……っぁ、あぁ……うわぁぁあああん!!!!ごめんなさい!!!ごめんなさい!素直になれなくて!穂乃果もずっとずっとみんなと歌いたかったよお……っ!!!!」
絵里「……決まり、みたいね?」
にこ「ええ、忙しくなるわ!」
希「やっぱりこの9人でμ’sなんよ……よかった、ほんとに…」
にこ「もう、みんなめそめそ泣いてんじゃないわよ…もう……ほんと、ばか、じゃないの……?」
凛「鏡見た方がいいよにこちゃん」
にこ「これは汗よ」
真姫「目から汗が出るなんて異常だわ、今すぐうちの病院に行きましょう」
にこ「ひぇえ!う、嘘よ!みんな泣いてるからわたしだっていいじゃない!」
穂乃果「……それと、」
穂乃果「それと、ことりちゃんのお母さんも探そう」
ことり「……っ!ほのか、ちゃ」
穂乃果「今までたくさんお世話になったんだもん。
やっぱりこのまま放ってはおけないよ!
みんな、いいかなぁ?」
海未「えぇ、私も同じ気持ちですから」
花陽「困った時はお互い様、ですよねっ」
ことり「みんな……っ、ごめん、ね!わたし、ネットにあんなこと書いたのに……あり、がとう…ありがとう……っ」
ツバサ「……ふふっ。
それがね、一概にも悪い反響ではないのよ。
どっちかっていうと批判なんて少ないぐらい!
みんなμ’sのステージを心待ちにしてるのよ?」
穂乃果「そう、なんだ……そうなんだ……!
みんな、やろうっ…!もう一度、わたしたち、ステージに立とうっ!!」
希「いいやん!楽しいステージにしよう!」
真姫「曲ならもう出来てるわ」
にこ「早!?」
海未「歌詞も書きためてあります」
凛「こっちも仕事早いにゃ……」
ことり「わたしももうほぼ衣装は出来てるんだ♪」
花陽「さすがです……」
亜里沙「……一件落着、かなっ」
絵里「ええ、そうみたいね。本当に……ありがとう、ふたりとも。」
雪穂「いえいえ!私はお姉ちゃんに素直になってほしかっただけですから」
亜里沙「μ’sのステージ、また見れるの本当に本当に嬉しい!!ありがとう!!」
ツバサ「さぁ!今日から忙しくなるわよ!!なんたってステージは2週間後だからね!」
にこ「……胃が」
穂乃果「えへへ…じゃあ、みんな!ファイトだよっ!!
「「「「おーー!!!!」」」
一応次からラストスパートになる予定です…
更新不定期で申し訳ありません。
ご指摘通り、即興で書き進めておりますしレスで頂いた疑問点はなるべく本編で解決させようと組み込んで来ましたので話のほうも広がりすぎな部分もあると思います。
こんな形でも時間はかかってしまいますが、必ず完結させたいと思っておりますのでぜひ最後までお付き合いください。
生徒「ねぇ、ほのっちー」
穂乃果「んー?なぁに?」
生徒「ほのっちアイドルだったの?」
穂乃果「ぶふっ!?!?ど、どこでそれを!?!?
てかなにそれ!!写真!?!?」
生徒「この間たまたま関東のアイドルショップ行ったら、みゅーず…?が特集されてて、写真とかグッズとかいっぱいあって……、これほのっちだよね?
こっちは、この間きたスクールカウンセラーの星空先生だし…にこにーもいるし、アナウンサーの絢瀬絵里もいるし、テレビに出てた園田道場の人もいるし……ほのっち何者……?」
穂乃果「え、えぇっと……それはぁ……あはは…」
凛「そうだよーっ、わたしたちスクールアイドルだったんだあ」
生徒「スクール……アイドル……?学校でアイドルをしてたってこと?」
穂乃果「うん、そうなるかな?もともと私たちがいた学校が廃校寸前になっちゃって…それを阻止しようと私が始めたんだよね…」
凛「あの時の穂乃果ちゃんは強引だったにゃー」
生徒「(にゃー……?)」
穂乃果「……でも、それからいろいろあって、μ’sも解散したしもうアイドルはしてないよ」
生徒「えっ、でもまたライブするんでしょ?みんな見に行きたいって言ってたよ?」
穂乃果「……!?!?えぇ!?」
凛「……個人情報皆無」
生徒「でも東京なんて新幹線で3時間ぐらいかかるし、交通費だってバカならないし……、……!」
穂乃果「……?え?」
生徒「ねー、ほのっちー?」
穂乃果「ん?え?」
生徒「μ’sでうちの学校でもライブしてよ!!」
穂乃果・凛「「えええええええええええ!?!?!?」」
凛「さ、さすがにそれは……ねぇ……?」
穂乃果「そうだよ……無理ありすぎると思うよ?」
生徒2「おーーい!」
生徒「あっ!きたきたどうだった?」
生徒2「署名もかなり集まったし生徒会からの承認も貰ったよ!先生たちもOKだって!!」
生徒「本当!?よく先生たちに通ったね!!」
穂乃果「……まさか」
生徒2「うんっ!!先生たちもμ’sのファンだったみたいなんだよー!!」
穂乃果・凛「!?!?!?!?」
生徒「やったね、ほのっち!!!!」
穂乃果「いや、えっと、えぇ……!?」
生徒2「楽しみにしてるね、ほのっち、凛ちゃんっ!」
凛「せ、先生にちゃん付けは良くないって言ってるにゃ!……っは!」
生徒2「にゃー!!凛ちゃんかわいいっ」
凛「〜〜っ!!!も、もう行こう穂乃果ちゃん!抗議だよっ!」
穂乃果「いや、そんなファイトだよっ!みたいに言われても……」
ピンポンパンポーン
『高坂先生、星空先生、至急校長室までーーー』
穂乃果・凛「………………」
校長「……というわけなんだが、なんとかμ’sで我が校をステージにライブしてはくれないだろうか?」
凛「(嘘でしょ……)」
穂乃果「(本当に?え、ていうかなんのために?)」
校長「恥ずかしながら、私も含め職員共々μ’sのファンでな。だが、関東とは余りに離れてるために復活ライブには行けそうもなくて…」
穂乃果「あ、あはは……」
凛「……校長。私たちμ’sに何があって…何故解散せざるをおえなかったか、ご存知ですか?」
校長「……」
凛「生徒たちは知らなくて当然ですが、他の職員の方々もきっとご存知ですよね?……ご存知なら、その後に起こりうる自体も当然ご理解いただけると思うのですが」
穂乃果「……私たちμ’sは、スクールアイドルとして活動した結果、自分たちだけでなく周囲の個人情報をも流出し、多くの無関係の方を事件に巻き込んでしまいました。
もしここでライブするとなれば、生徒の皆さんに危害がないとは言い切れません。
正直、私たちは学校という場でライブをするのは反対です。
……気持ちは、すごく、すごく嬉しいのですが」
校長「……そうだね。私的混合してしまった。
学校のことを考えるべきだったな、すまない。
後で個人的にサインを貰ってもいいかな?」
穂乃果「はい!それはぜひっ」
校長「ありがとう。嬉しいよ」
校長「……というわけなんだが、なんとかμ’sで我が校をステージにライブしてはくれないだろうか?」
凛「(嘘でしょ……)」
穂乃果「(本当に?え、ていうかなんのために?)」
校長「恥ずかしながら、私も含め職員共々μ’sのファンでな。だが、関東とは余りに離れてるために復活ライブには行けそうもなくて…」
穂乃果「あ、あはは……」
凛「……校長。私たちμ’sに何があって…何故解散せざるをおえなかったか、ご存知ですか?」
校長「……」
凛「生徒たちは知らなくて当然ですが、他の職員の方々もきっとご存知ですよね?……ご存知なら、その後に起こりうる自体も当然ご理解いただけると思うのですが」
穂乃果「……私たちμ’sは、スクールアイドルとして活動した結果、自分たちだけでなく周囲の個人情報をも流出し、多くの無関係の方を事件に巻き込んでしまいました。
もしここでライブするとなれば、生徒の皆さんに危害がないとは言い切れません。
正直、私たちは学校という場でライブをするのは反対です。
……気持ちは、すごく、すごく嬉しいのですが」
校長「……そうだね。私的混合してしまった。
学校のことを考えるべきだったな、すまない。
後で個人的にサインを貰ってもいいかな?」
穂乃果「はい!それはぜひっ」
校長「ありがとう。嬉しいよ」
穂乃果「……ってことがあったんだあ」
にこ『まぁ、確かに難しいわよね…んー…』
穂乃果「だって新幹線で3時間近いよ?飛行機でも乗り継ぎしなきゃないし…それに」
にこ『ラストライブって言った以上、いくら自分が勤めてると言えど特別視は出来ない。…でしょ?』
穂乃果「……さすがにこちゃん。」
にこ『当然でしょ!部長よ、わたしは!』
穂乃果「元、だけどね」
にこ『う、うるさいわねっ』
穂乃果「……えへ」
にこ『ひとつだけ』
穂乃果「……?」
にこ『ひとつだけ、考えがあるわ』
穂乃果「それって……?」
……次の日・校長室……
穂乃果「……という案があるのですが、どうでしょうか…」
校長「映画館でのライブビューイング……か。」
穂乃果「現地の熱気には勝てないかもしれませんが、私たちの顔は現地よりしっかり見えますし、何より画面越しでも変わらない想いを届けることを約束します。」
校長「……その瞳」
穂乃果「え?」
校長「私は、君のその瞳がとても好きだった。
μ’sとして、高坂穂乃果さんとして、ひたむきに前に進んでいくその姿に何度も胸を打たれた。
あんな事件があって、なんの役にも立てず心苦しく思っていたが……まさかこんな田舎の学校で君と会えるとは思わなかったよ。
……ありがとう。」
穂乃果「……っ!そ、そんな……私なんて何も…」
校長「学校の長としてではなく、1人のファンとして君を応援している。
来週のパフォーマンス、楽しみにしてるよ」
穂乃果「は、はいっ……!!」
穂乃果「にこちゃんっ、あの話通ったよ!ありがとう!」
にこ『そう、よかったわ。…さすがツバサね』
穂乃果「ツバサさんがこの案を出してくれたの…?」
にこ『そうよ。も、もとは私が出したんだからね!』
穂乃果「うん、ありがとうにこちゃん」
にこ『それと……ライブビューイングは全国の映画館で中継されることになったわ』
穂乃果「ぜ……全国ぅ!?!?!?」
穂乃果「……という案があるのですが、どうでしょうか…」
校長「映画館でのライブビューイング……か。」
穂乃果「現地の熱気には勝てないかもしれませんが、私たちの顔は現地よりしっかり見えますし、何より画面越しでも変わらない想いを届けることを約束します。」
校長「……その瞳」
穂乃果「え?」
校長「私は、君のその瞳がとても好きだった。
μ’sとして、高坂穂乃果さんとして、ひたむきに前に進んでいくその姿に何度も胸を打たれた。
あんな事件があって、なんの役にも立てず心苦しく思っていたが……まさかこんな田舎の学校で君と会えるとは思わなかったよ。
……ありがとう。」
穂乃果「……っ!そ、そんな……私なんて何も…」
校長「学校の長としてではなく、1人のファンとして君を応援している。
来週のパフォーマンス、楽しみにしてるよ」
穂乃果「は、はいっ……!!」
穂乃果「にこちゃんっ、あの話通ったよ!ありがとう!」
にこ『そう、よかったわ。…さすがツバサね』
穂乃果「ツバサさんがこの案を出してくれたの…?」
にこ『そうよ。も、もとは私が出したんだからね!』
穂乃果「うん、ありがとうにこちゃん」
にこ『それと……ライブビューイングは全国の映画館で中継されることになったわ』
穂乃果「ぜ……全国ぅ!?!?!?」
にこ『そ、全国。…わたしたちμ’sだもの、きっとたくさんの人が見てくれるわ』
穂乃果「にこちゃん……」
にこ『もう来週でしょ?そっちは大丈夫なの?ちゃんと練習してるんでしょうね?』
穂乃果「し、してるよぉ!凛ちゃんと2人で頑張ってるんだから!」
にこ『そう?……ふふっ』
穂乃果「……?」
にこ『ううん、なんでもない。穂乃果の歌、また聴けるんだなって思ったら楽しみで』
穂乃果「も、もう……褒めても何も出ないよ?
……でも、にこちゃんにそう言ってもらえるのは嬉しい、かな」
にこ『やけに素直ね』
穂乃果「にこちゃんもねっ」
にこ『にこはいつでも素直にこー☆』
穂乃果「ぅえへへ……お仕事がんばってね」
にこ『スルーしてんじゃないわよ!……ありがと、じゃあまたね』
穂乃果「うん、また!」
にこ『あっ』
穂乃果「え?」
プツッ
ツーツー
穂乃果「…あ…切っちゃった…」
穂乃果「……掛け直してこない」
穂乃果「……何だったんだろ?」
穂乃果「にこちゃん……」
にこ『もう来週でしょ?そっちは大丈夫なの?ちゃんと練習してるんでしょうね?』
穂乃果「し、してるよぉ!凛ちゃんと2人で頑張ってるんだから!」
にこ『そう?……ふふっ』
穂乃果「……?」
にこ『ううん、なんでもない。穂乃果の歌、また聴けるんだなって思ったら楽しみで』
穂乃果「も、もう……褒めても何も出ないよ?
……でも、にこちゃんにそう言ってもらえるのは嬉しい、かな」
にこ『やけに素直ね』
穂乃果「にこちゃんもねっ」
にこ『にこはいつでも素直にこー☆』
穂乃果「ぅえへへ……お仕事がんばってね」
にこ『スルーしてんじゃないわよ!……ありがと、じゃあまたね』
穂乃果「うん、また!」
にこ『あっ』
穂乃果「え?」
プツッ
ツーツー
穂乃果「…あ…切っちゃった…」
穂乃果「……掛け直してこない」
穂乃果「……何だったんだろ?」
穂乃果「お疲れ様でした〜!」
「「お疲れ様ー」」
凛「あっ、穂乃果ちゃーん、今帰るとこ?」
穂乃果「うん!凛ちゃんも?」
凛「そうだよー!ちょっと待ってて、一緒に帰ろ?」
穂乃果「駐車場までだけどね……」
凛「もー本当に不便だよね、車ないと何にもできないんだもん」
穂乃果「仕方ないよ田舎だし」
凛「わかってるよー……ん?穂乃果ちゃん携帯鳴ってない?」
穂乃果「えっ?……あ、本当だ。……希ちゃん?」
ピッ
穂乃果「もしもーし?」
希『あっ、穂乃果ちゃん!あんなー今どこおる?』
穂乃果「今?今は……仕事終わって凛ちゃんとこれから帰るところだけど…」
希『お、じゃあちょうどいいやん♪』
穂乃果「何かあったの?」
希『んとな、そのまま○○駅まで来てくれへん?』
穂乃果「…………へ?」
……○○駅……
希「あ、きたきたー!って、車!?!?穂乃果ちゃん車乗れるん!?えっ、凛ちゃんも!?」
凛「希ちゃん驚きすぎだにゃー、ここに住んでたら一人一台車持ってないと生活できないんだよ」
希「未知の世界すぎるわ……なあ?花陽ちゃん」
花陽「ぴゃぁ!はっ、はいっ!!」
穂乃果「花陽ちゃんライスセンターに釘付けだね…」
花陽「あわよくば見学にいきたいです……」
穂乃果「多分無理だから、精米機に一緒に精米しに行こう?」
凛「はっ……お米買うの忘れてた」
希「(精米機……?)」
穂乃果「それより……どうしてここに?」
凛「凛もずっとそれ聞きたかったよ」
希「あれっ、にこっちからきいてない?
花陽ちゃんとたまたま長期休みがかぶったから、せっかくだし2人会いに行こうと思って!」
穂乃果「あぁ……なるほど」
凛「かよちんはお米狙いだよね」
花陽「う、うん……えへへ」
穂乃果「うーん……でもどうしようか?ここらへんの居酒屋遅くても2時には閉まっちゃうし…」
希「えっ、朝までやってないん?」
凛「やっててもきっと人が入らないんだよ」
花陽「シビア……」
穂乃果「んー……」
凛「あっ、じゃあさ穂乃果ちゃんの家で宅飲みしよ?
コンビニとかでいろいろ買って!」
希「それいいやん!賛成ー!」
穂乃果「えええっ!?!?片付けしてないよぉ!」
花陽「全然大丈夫だよっ、私はお米があれば……!」
凛「だって!凛は今お米切らしてるからやっぱり穂乃果ちゃんのお家でけってーい!」
穂乃果「うう……わかった」
希「そうと決まったら行こうっ」
凛「かよちんは凛の車に乗ってくー?」
花陽「う、うんっ!」
希「じゃあウチは穂乃果ちゃんとーっ」
穂乃果「初めて人を乗せるよ……」
希「だ、大丈夫なん……?」
穂乃果「しっかりつかまっててね……!」
希「や、やっぱりウチ凛ちゃんの……ってあぁ!もう行っちゃってる!?」
穂乃果「なーんてね、大丈夫大丈夫〜!もう初心者マークも外れてるし!」
希「な、なんだぁ……びっくりさせないでよ」
穂乃果「えへへ、じゃあ穂乃果たちも行こうか」
……穂乃果・アパート……
「「「「かんぱーい!」」」」
穂乃果「……ぷはぁっ、それにしてもよく来たねぇ…
お金も時間もかかって大変だったでしょ?」
希「うん、まさか往復で3万近いとは思わんかったわ…」
花陽「新幹線も長かったし、腰痛くなっちゃった」
凛「途中から電波通じなくてイライラしちゃうんだよねー新幹線」
穂乃果「それわかる……穂乃果思うんだけど、駅弁って凄い高いのにそこまで美味しくないよね」
花陽「あれは思い出なんだよ穂乃果ちゃん!」
希「えー?ウチは美味しいと思うけどなあ」
穂乃果「そうかなあ」
希「うん……それにしても、こっちきて一番びっくりしたのは桜が咲いてることやな」
花陽「あっ……わたしもそれ思ったよ。もうすぐGWなのに。」
穂乃果「あー…こっちは開花が今の時期なんだよね。
こっちの人は卒業式とか入学式に桜が咲くのなんて都市伝説なんじゃないかって言ってるよ」
凛「しかもだいたい初夏に咲くから、本当に咲いてる時間短いんだよねーこの間なんて1日で散っちゃった」
希「日本にはこんなところもあるんやなあ」
花陽「同じ国なのに違うところみたいだね」
希「……それはそうと…もうすぐライブやね」
穂乃果「……うん」
希「緊張してる?」
穂乃果「…正直。すごく楽しみだけど、その分怖いし緊張もしてる。
でも、乗り越えなきゃいけないよね。」
花陽「……大丈夫だよ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「花陽ちゃん……?」
花陽「みんな、同じだから。」
希「そう。ステージに立つのは穂乃果ちゃんだけじゃない、ウチら9人なんよ。
ウチらなら、この9人なら支えあっていける。
そうやろ?リーダーの穂乃果ちゃんなら、わかるやろ」
穂乃果「……うん、それがμ’s……なんだもんね」
希「花陽ちゃんとね、話してたんよ。
穂乃果ちゃんも凛ちゃんもすぐ頑張りすぎて辛いこと、苦しいこと抱えるから心配やね、って。
そんな話したら、2人に会いたくなっちゃって。
花陽ちゃんとここまで来たってわけなんよ」
凛「すごい行動力にゃ……」
穂乃果「みんなと離れてて穂乃果も不安だったけど、こうしてわたしたちのこと思ってくれてたんだね」
希「んーん、ウチらも不安だったから。
……もう一度ステージに立つってだけなのに、なんでこんなに感情がぐるぐるするんやろね」
穂乃果「……すき、だから」
希「え?」
穂乃果「きっと……好きだからだよ。穂乃果たちは歌うこと……踊ること……みんなの前で自分たちの、μ’sのパフォーマンスをすることが好きだから。
だから、楽しみで楽しみで、だけど不安になるんだと思う…!」
希「……ふふっ、そうやね。ウチもμ’sとしてステージに立つのが好き」
花陽「わたしも!」
凛「テンション上がるにゃー!」
穂乃果「来週が楽しみになってきちゃったね」
希「うん?ウチはもう何日も前から楽しみやで!」
穂乃果「わ、わたしだって楽しみだったもん」
希「……ねぇ、穂乃果ちゃん
ライブ……成功、させようね」
穂乃果「うんっ!」
穂乃果「……うん」
希「緊張してる?」
穂乃果「…正直。すごく楽しみだけど、その分怖いし緊張もしてる。
でも、乗り越えなきゃいけないよね。」
花陽「……大丈夫だよ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「花陽ちゃん……?」
花陽「みんな、同じだから。」
希「そう。ステージに立つのは穂乃果ちゃんだけじゃない、ウチら9人なんよ。
ウチらなら、この9人なら支えあっていける。
そうやろ?リーダーの穂乃果ちゃんなら、わかるやろ」
穂乃果「……うん、それがμ’s……なんだもんね」
希「花陽ちゃんとね、話してたんよ。
穂乃果ちゃんも凛ちゃんもすぐ頑張りすぎて辛いこと、苦しいこと抱えるから心配やね、って。
そんな話したら、2人に会いたくなっちゃって。
花陽ちゃんとここまで来たってわけなんよ」
凛「すごい行動力にゃ……」
穂乃果「みんなと離れてて穂乃果も不安だったけど、こうしてわたしたちのこと思ってくれてたんだね」
希「んーん、ウチらも不安だったから。
……もう一度ステージに立つってだけなのに、なんでこんなに感情がぐるぐるするんやろね」
穂乃果「……すき、だから」
希「え?」
穂乃果「きっと……好きだからだよ。穂乃果たちは歌うこと……踊ること……みんなの前で自分たちの、μ’sのパフォーマンスをすることが好きだから。
だから、楽しみで楽しみで、だけど不安になるんだと思う…!」
希「……ふふっ、そうやね。ウチもμ’sとしてステージに立つのが好き」
花陽「わたしも!」
凛「テンション上がるにゃー!」
穂乃果「来週が楽しみになってきちゃったね」
希「うん?ウチはもう何日も前から楽しみやで!」
穂乃果「わ、わたしだって楽しみだったもん」
希「……ねぇ、穂乃果ちゃん
ライブ……成功、させようね」
穂乃果「うんっ!」
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