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    元スレ八幡「陵桜学園桜藤祭」ゆたか「準備ですっ」

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    みんなの評価 : ★★★×6
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    101 = 1 :

    八幡「……」

    パチン

    そう『おぉ!?停電!停電か!!?比企谷くん!比企谷くーーーーん!!』

    八幡「……二階の便所行ってくるわ」

    かがみ「………うん」


    シーン

    そう『……これやっばいやつだわぁ…』

    102 = 1 :

    ……不調ぽいから休むの

    読者の皆の衆も毎日無理しない程度に自分の体を大事にして欲しいぞ…。

    済まぬ…済まぬ……

    103 :

    乙かれ!
    最後のそうのセリフ今の気持ちだったわけだな

    104 :

    乙!

    >>1こそお大事に

    105 :

    一回癌なんて言う物語の禁じ手っぽいことやったから
    この八幡の記憶が飛ぶのも何か頭に障害があっても不思議ないな
    ギャグっぽくしておいて実は重病でしたみたいな

    106 :

    お兄ちゃんが部屋に閉じこもって、らきすたの本抱えて布団にこもって妄想してる。
    って風にも取れるよな。
    平和な日常やいきなり飛んでイベントの妄想・・・。

    107 :

    どちらにしろ鬱い未来が見えるな

    108 :

    そうだね そうだね

    109 :

    はなから夢オチあるで

    110 :

    八幡「泉、お前のオヤジさん免許持ってたのか」

    こなた「なわけないじゃん。今回の引率は…まぁ、知り合いのおじさんだよ。おとーさんは今日もお留守番」

    八幡「そんな感じなのか……え、それ大丈夫なの」

    こなた「正確には私たちがその人達のキャンプについて行く感じだから……って、計画したの八幡達じゃん」

    八幡「そうなんだろうけどよ……そうなんだろうけどよ。俺ってホント馬鹿だな…」ハァ

    つかさ「八幡くーん!もう皆揃ってるよー!」

    かがみ「早くしてよね、折角のキャンプなんだから!」

    八幡「へーへー」

    ブゥゥン

    キキッ

    八幡(バン車…?)

    「よぉ八幡。この子達も行くんだよな?」

    八幡「………ん?お、はぁ」

    「……大丈夫か?今日寝てないんじゃねーのお前」

    八幡「いや…誰でしたっけ」

    「おい」

    111 = 1 :

    「やんだ忘れられてやんの」

    「ざまぁみろ。ウチで花を10万分くらい買えば多分思い出してくれるぞ」

    「そっかー、やんだだからなー」

    「うっせ」

    八幡(ふぇぇ…知らない人がいっぱいだよぉ…)



    小岩井「あ、どーも小岩井です」ペコッ

    ジャンボ「竹田つと「これはジャンボ!」…ジャンボです」

    よつば「よつばはよつば!よろしくなー!」

    やんだ「俺は安「……これはやんだ」何で俺の時だけ残念そうなんだよ」

    かがみ「柊かがみです、こっちは双子の妹のつかさ。今日はよろしくお願いします」

    つかさ「よろしくお願いしま~す」

    小町「よつばちゃんおひさー」

    よつば「ゆたかはどうした?」

    ゆたか「あはは、私はこっちだよぉ」

    よつば「全然きづかなかった!」

    ゆたか「えぇ…」



    小岩井「よろしく」

    やんだ「うわやべぇ。本物のJKっすよジャンボさん」

    ジャンボ「風香ちゃんも女子高生だったろ」

    やんだ「なんかこっちのが華がある気がするでしょ雰囲気とか」

    112 :

    よつばとキター!

    113 = 1 :

    やんだ「この車貸してくれた金持ちのお嬢様は来ねーの?」

    小町「みゆきさんは忙しいからって、来てないですよーやんださん」

    やんだ「へー、このバン幾らくらいすんだろ、買わねーけど」

    よつば「…かえれ」ボソッ

    やんだ「ひでーな、ハイッチュウやるから機嫌直せよ」

    よつば「いらない」モグモグ

    やんだ「食ってんじゃねーか」

    ジャンボ「八幡。荷物乗せんの手伝え」

    八幡「はぁ」

    八幡(祭りから一週間も経ってない筈なんだが。俺の交友関係ドウナッテンノ?生まれてこの方友達なんてほぼいなかったけどこっちじゃサクサク作れちゃうヌルゲーなの?千葉が難易度高かっただけなの?)

    みなみ「手伝います」

    八幡「…その小さいのだけ頼む」

    みなみ「……」コク

    かがみ「あの。これ、材料です」

    ジャンボ「お、ありがとう。おまえら、今回も夜はBBQだぞ」

    やんだ「昼は?」

    ジャンボ「カレー」

    やんだ「またかよ」

    つかさ「昼は私達でやりますよ~」

    やんだ「JKの手料理カレーかよ!Twittellerで自慢するわ」

    小岩井「彼女に殺されろ」

    やんだ「…だ、大丈夫っすよ」

    よつば「よつばも作る!」

    つかさ「じゃあ一緒にやろうねっ」

    よつば「だきょうする」コクッ

    小岩井「おい」

    114 :

    いきなり糞つまんなくなった

    115 :

    これはこれで…イイ!

    116 :

    鬱エンドの線が濃厚になる流れだな

    117 = 1 :

    こなた「これみゆきさんとこの車なんだねー」ガチャ

    よつば「こどもだ!」

    こなた「こどっ…」ガーン

    小岩井「ほんとだ。どこの子?」

    こなた「いやあの」

    やんだ「おい子供。そこのお茶とってくんね」

    こなた「……子供じゃなーい!高3なんですけど!割といい学校に通ってるんですけど!!」

    小岩井「え、マジで?」

    こなた「初対面から失礼な人達だなぁもう」

    やんだ「おい子供、そこのお茶とって」

    こなた「ほぁたぁぁぁーー!!」


    グァァッ─────!!





    ~2min later~



    八幡「ここで最初に受付するのか…」ボロッ

    よつば「させてくれるかな!?」

    小岩井「八幡が遊んでくれてよかったなー」ハハハ

    よつば「あはははー!」

    八幡(……このガキ…)

    ジャンボ「毛虫とかムカデとかいないといいな」

    ゆたか「そんなのいるんですか…!?」

    118 = 1 :

    ジャンボ「予約してた竹田です」

    受付「はいっ レンタル品はこちらで……あとこれを。今年、1度か2度目撃情報がありますのでクマ除けの鈴です。おかえりの際返却してください」

    よつば「去年も借りたなー」チリンチリン

    こなた・かがみ「「……クマが出るの?」」

    よつば「サンタはくまがこわいからすずならすの?」

    つかさ「くまさんだって。くまったね~」ニコニコ

    かがみ「それどころじゃないわよっ!」

    こなた「いざとなったら八幡がいるし大丈夫だよ」

    八幡「俺に戦闘力を求めるな。クマのデコピンで死ぬ自信があるわ」




    つかさ「わぁ…いい景色だね~」

    かがみ「気持ちいいくらい大自然って感じね……んーっ」ノビー

    よつば「久しぶりー!」

    ヒサシブリー ヒサシブリー ヒサシブリー…

    よつば「あいかわらずなんもないなー」

    八幡「お前来たことあんの」

    よつば「きょねんえなとみうらもきた!」

    八幡「へぇ知らんけど」

    ジャンボ「八幡、お前よつばと恵那ちゃんとみうらちゃんに卵ぶつけられてただろ。あの2人だよ」

    八幡「」

    八幡「」

    119 = 1 :

    小岩井「テントとタープどこに張る?去年と同じとこにするか」

    ジャンボ「とりあえずテーブル出すぞ」

    やんだ「テント張りはもはや神だし。今回は俺の独壇場」

    八幡「……」

    ジャンボ「おい広げるから八幡、そっち持て」

    八幡「…うっス」

    やんだ「じゃあ俺テント張っとくわ」

    みなみ「タープ…やります」

    ゆたか「私も手伝いますっ」

    ジャンボ「じゃあよろしく頼むな」


    つかさ「じゃあ私達はカレーの準備しとこっか」

    かがみ「じゃあ鍋とか取ってくる」

    よつば「なーなーあそぼー」

    つかさ「あ…ごめんね、後で遊んであげるから。ね?」

    よつば「……じゃーほかんとこいく」


    こなた「へーこれがタープかぁ。本物は初めて見たかも」

    八幡「おい泉、こっち手伝」

    よつば「こども!あそぶぞ!」

    こなた「こどもじゃないってば…ねぇ八幡?」

    八幡「めんどくさい事になる前にそいつのおもり役に任命する」

    こなた「ちょぉっ!?ちゃ、ちゃんとした仕事をプリーズミー!」

    120 = 1 :






    かがみ「起きろっ!!」ゴッスン

    八幡「うがっ!?………お、おう?」

    かがみ「よくも木陰でサボってたわね…!つかさが一人でカレー作ってるじゃないの!!」

    八幡「……悪い、なんか気怠くてな…」フラッ

    かがみ「え…ごめん、大丈夫なの?」

    八幡「あぁ、……小岩井っておっさん達は?」

    かがみ「は?……誰よそれ」

    八幡「…車運転してくれたり、俺の知り合いぽい4人だよ」

    かがみ「……運転してくれたのはこなたのお父さんじゃない。寝ぼけてるの?」

    八幡「……………ん?」

    こなた「おっ。八幡、目が覚めた?急に倒れたからこの私がテントに運んだんだからね!感謝すべし!」

    八幡「…………おう?」

    121 = 1 :

    こなた「ふふーん。…あーーーっ!!私のマンガーーーーー!!!!」ガーン

    マンガ『クシャクシャ…』

    かがみ「キャンプにまでマンガを持ってくるんじゃないわよ…あーあ。ぐちゃぐちゃじゃない」

    こなた「よくも枕にしてくれたなー!弁償しろー!!」

    八幡「ん?嫌だ」

    こなた「ばっさりと!くぅぅ、八幡と距離を置いて私のカバンを置くべきだったか…っ」

    八幡「……………」

    こなた「……どしたのさ」

    八幡「…タチの悪い夢を見たような気がしてな。つかさんとこ行ってくるわ」

    こなた「弁償!」

    八幡「わぁったよ。後でな」

    こなた「わかればよろしい」






    かがみ「それなんのマンガなの?」

    こなた「ん?『よつばと』」

    122 :

    [紅王症候群]
    ・時間がすっ飛び、結果だけをいつの間にか得ている体感症状。
    ・その間の記憶は補填されることは無く、大概の者が困惑を覚える。
    ・尚、これの類似に時間の経過を“無かったことにされる”現象も存在するが、そちらははだかエプロンとかをこよなくリスペクトする先輩とかがよく使うのでそう珍しい現象ではないらしい。

    123 :

    男塾名物の方がしっくりくるな

    124 :

    いい感じに収めやがったwwwwwwww

    125 = 1 :

    つかさ「えーっとえーっと、野菜を…」

    八幡「はい、やります」トントン

    つかさ「あ、お帰りなさーい」

    八幡(ふぇぇつかさが怒らないよぉ罪悪感がすごいよぉ)

    つかさ「ふぅ、あついあつい」

    八幡「………」チラッ

    『アセジットリ』

    八幡「…………」トントン

    八幡(邪な考えが頭を過る事は、青少年としては健全な反応だからって事で許してくれるだろうか)

    悪魔八幡『ちょっと近づいてクンカクンカするくらいならセーフだ。何故なら周りに誰もいないしばれないようにすれば大丈夫だ』

    八幡(だよなぁ…でもつかさ相手にそれはなぁ……良心が抉られるというか)

    ???八幡『ちょっと待った!』

    八幡(お、出たな俺の良心)

    本能八幡『ついでに触ったりとかしてみるのはどうでしょう?』

    八幡(いやお前良心じゃねぇのかよ)

    126 = 1 :



    《つかさを変な目で見たら殺す》ザザッ


    八幡(!?)ビクッ

    八幡「」バッ

    かがみ「………ね?」ゴゴゴゴゴ

    八幡「……」コクコク

    つかさ「どうしたのー?」キョトン

    八幡「なんでもないぞー?」トントントントンザクサクザクザクブシュッ

    つかさ「ふあぁぁー!八幡くん血が出てるよーっ!?」

    八幡「あ?う、うおぉぉっ!?!」ドクドク

    かがみ「……なにやってんのよ」ハァ

    八幡「ひぃ」

    かがみ「手を出しなさい、ほら」グイッ

    八幡(き、切り落とされる……ッ!)

    かがみ「………」


    カプッ


    八幡「…………」

    かがみ「………ん」

    八幡(これは……し、舌の感触が…っ!)

    つかさ「わ、わぁぁ……」ドキドキ

    127 = 123 :

    これは正妻

    128 = 1 :

    絆創膏『パンダ ヤデ』

    八幡「…………………………………………………………………………………」

    こなた「八幡どうしたの?」

    つかさ「う、うん、ちょっと……ね、お姉ちゃん」

    かがみ「ん?どうかしたの?」キョトン

    つかさ「えぇぇっ」

    かがみ「………」パクパク

    つかさ(お、お姉ちゃんすごいなぁ……)

    かがみ(………目の前に水道があったのに…馬鹿だ私…ハハ……)プルプル




    八幡「…………………」

    かがみ『………ん』

    八幡(表情もそうだった。そんで糸を引いてた唾液が何より)

    八幡「………………………おっふ」

    129 = 1 :




    小町「おーいお兄ちゃーん」

    八幡「ん?なんだよかがみ」

    小町「いや……小町なんだけど」

    八幡「ん?なんだよかがみ」

    小町「」



    こなた「かがみん、八幡に何したのさ」

    かがみ「何もしてないわよ。絆創膏あげたくらいかしら」

    こなた「つかさ。本当?」

    つかさ「えぇっ う、うん」

    こなた「………変だなぁ」

    ゆたか「私が話しかけてもあんな調子だったよぉ…」

    みなみ「…………」




    みなみ『…先輩』

    八幡『ん?なんだよかがみ』

    みなみ『』ガーン

    八幡『……』

    みなみ『……先輩』ユッサユッサ

    八幡『ん?なんだよかがみ』ガックンガックン

    みなみ『』バシバシ

    八幡『ん?なんだよかゆみ』

    みなみ『』




    みなみ「………」ジーッ

    かがみ「……?」

    130 :

    こえーよ

    131 = 124 :

    恋チョコ思い出した

    132 = 1 :

    そう「……」セッセセッセ

    八幡「………」ボー

    そう「……完成だ。どうした少年、さっきからずっと心ここに在らずの様子だぞ?」

    八幡「…………かがみん萌え」

    そう「んん?何があったのかは知らないが、元気を出してシャンとしないとみんな心配するぞー?」

    八幡「はぁ、……ところで何してたんですか」

    そう「ん?」



    そう「ハンモック」ギシギシ

    八幡・こなた「「ちょっと待て」」



    こなた「なにこれお父さん。素敵すぎでしょ、次のせてよ」

    八幡「ははは寝言言うな次は俺だろ?」

    そう「ああ^~すまない今は無理だぁ~」


    こなた「ところで八幡、もとに戻ったんだね」

    八幡「おれは しょうきを とりもどした」

    こなた「……ちょっと本当かどうかわからないけどまぁいいや。ちょーっと探検してくるね~」

    八幡「クマにあったら速攻逃げろよ」

    こなた「生きて帰って来る」グッ

    133 :

    追いついた。このSSマジ最高。

    134 = 1 :

    また明日のん
    部屋に落ちてたよつばとをふと読んで面白かったからって中途半端にぶち込んだ事については謝罪するなん

    済まぬ…済まぬ……

    ローゼン読んで寝るのおやすみなの

    135 :

    あらあら~

    136 :

    次はローゼンかな?

    おつ

    137 :




    ゆたか「んんーっ 空気がきれいだなぁ」

    つかさ「あ、こなちゃん。鳥さんがいるよー」

    こなた「なんだろ。一心不乱に木を突いてるし、キツツキかな」

    みなみ「……キツツキ」

    こなた「…………ふむ」ジーッ

    つかさ「こなちゃん、どうしたの」

    こなた「いやぁ、私達ってほんとに小さいよなぁって思ってね?主に胸とか胸とか胸」

    つかさ「え?」

    みなみ「…」

    ゆたか「胸…かぁ」

    こなた「まぁ私とゆーちゃんに限ってはこれからの成長は望めないと思うけど」

    ゆたか「そんなことないよぉ まだ高1だもんっ」

    みなみ(まだ高1だから─────。)

    こなた「やっぱり色気なのかな。こう、ピンク色のロマンスが無いよねぇ私達。あ。その辺はそうでもないか」

    ゆたか「ロマンス?」

    つかさ「?」←その辺

    みなみ「!?」←その辺

    こなた「八幡はみゆきさんの爆弾に見惚れてたけどー……やっぱり大きい方が好きなのかな、やだねぇ男ってやつは」

    138 = 1 :

    八幡「うひっくし×2。偏見で悪口を言われたような気がする」

    八幡(雪ノ下かな?雪ノ下なのかな?あのアマ…)

    かがみ「風邪でもひいたの?」

    八幡「いや。…ところで探検隊はどこまで行ってるんだ?あんま遠くに行くとクマに会うぞ」

    かがみ「あ、会うわけないでしょ。そんな事あってたまるもんか」

    八幡「それフラグじゃね…」



    こなた「しーあわっせはー あーるいてこーないー だーから歩いていくんだねー♪」ズンズン

    つかさ「いーちにーちいっぽ♪」テクテク

    ゆたか「みーっかでさーんぽ♪」トテトテ

    みなみ「…さーんぽすすんでにほさ」スタスタ

    「ガウ」

    こなた「おぉっ? なんか最後の野生的だね?やるじゃんみなみちゃん」

    みなみ「…私じゃないです」

    こなた「つかさ?」

    つかさ「私でもないよー」

    こなた「なんだ、ゆーちゃんか」

    ゆたか「私言ってないよぉ?」

    こなた「じゃあ誰が」クルッ

    139 = 1 :



    クマ「………」



    こなた「」

    つかさ「どうかし…わぁ」

    ゆたか「本物のくまさん…?」

    みなみ「……」ジリッ

    こなた「…下手に動いちゃダメだよ。追っかけてきちゃうからね」

    つかさ「し、死んだふりとか…」

    ゆたか「死んだふりしたら食べられちゃうって聞きましたっ」

    みなみ「ゆっくり…下がって行きましょう」


    クマ「………」



    こなた「何か忘れてると思ったら鈴だよ、私のバカ……ってまだついてきてる。しつこいなぁ」ジリジリ

    クマ「…………」

    ゆたか「…お姉ちゃん」

    こなた「…なに?後ろ下がってよ」

    ゆたか「む、むりだよぉ」

    こなた「なんでさ。クマが近付いてきてるのに?」

    つかさ「後ろ……もう崖かも」

    こなた「げげっ?!」

    みなみ「……………」

    140 = 1 :

    つかさ「食べられちゃうのかな…」

    こなた「…改めて見ると大きいな。しかも口からよだれダラダラ垂らしてるし……お腹空いてる感じだよね多分」

    ゆたか「わわ、こっちに来るっ」

    みなみ「…………………」

    クマ「………………」ハァハァ

    こなた(つかさ達を危ない目に合わせたのは私みたいなもんだし、なんとかしないと………えぇいもうっ!)

    こなた「みんな、よく聞いてね。私が左に向かってダッシュす」

    みなみ「……助けを 呼んできて」

    ゆたか「え…?」



    みなみ「……っ!」ダッ

    クマ「!!!」ダッ



    ゆたか「みなみちゃん!?」

    こなた「ぬゎんですとーーっっ!!?」

    つかさ「クマさんが追いかけてっちゃう!助けないとっ!」

    141 = 1 :

    こなた「うぅっ…ううぅーっ!」ブルブル

    つかさ「こなちゃん!」

    こなた「ゆーちゃん、つかさ!助けを呼びに戻るよっ!全速力!!」

    ゆたか「みなみちゃん、みなみちゃん…」

    こなた「分かってるよ…でも私達じゃ何もできないの!せめてお父さん達がいるところまでは死ぬ気で走らなきゃなの!!」

    つかさ「でもっ…」

    こなた「……っ」

    つかさ「……」

    ゆたか「お姉ちゃん、走るよっ!」

    こなた「ゆーちゃん…」

    ゆたか「助けを呼んできてって、私達を信じて走ったもん。私達も無事だって信じて助けを呼ばなきゃ!」







    八幡「…………ん?」

    かがみ「八幡、お店で買っといた花火とかあるの。運ぶの手伝いなさいよ」

    八幡「怠いんだが……ってオイ。これ爆竹じゃねーか」

    かがみ「え?そうなの?へー、紅佰爆華って書いてただけで分からなかったわ」

    八幡「すげぇ100連だ。…こっちは20連か」

    142 = 1 :

    かがみ「へぇ…初めて見たわ」マジマジ

    八幡「もしかして全部爆竹とか…ないよな?お前に限ってな?」

    かがみ「あんたじゃないんだからそんなヘマはしないわよ。興味本位で買ってみただけ。こっちは普通の花火…多分」

    八幡「ロケットに手持ちにネズミに線香……普通だな」ゴソゴソ

    そう「zzZ…」

    小町「お兄ちゃーん、これ何ー?」

    八幡「あん?か、かん、癇癪…弾?癇癪玉か?」

    小町「へー。花火?スーパーボールみたいだね」

    八幡「……その中から一つか二つとってあっちのハンモック下に向かって強めに投げつけてみろ」

    小町「? いぇーい」ポイッ


    パンパンッ!

    そう「ぬぅあぁぁ!!?」ズルッ

    ドテーン!!!!

    八幡「ん。確かに癇癪玉だな」

    小町「だ、大丈夫ですか!!?」





    ゆたか「お兄ちゃーーーんっ!!!」

    143 = 1 :

    八幡(天使が泣きながら駆けてきた。これはもう抱きとめるしかないと俺の本能が叫んでいる)

    本能(煩悩)八幡『ktkrprpr』

    八幡「はっはっは、どうした蛇でも出たのか?」キリッ

    ゆたか「クマぁっ!」

    八幡「」

    本能八幡『』


    こなた「………」ハァハァ

    八幡「おい、いず」


    こなた「どうしよぉ……」グスッ


    八幡「」

    こなた「私の、私のせいだぁ…っ」

    八幡「……何がどうなってるんだってばよ」

    こなた「…うっ、ひぐっ」

    つかさ「こなちゃん落ち着いて…」

    そう「なんだなんだ、どうした!こなた?こなたー!?」

    八幡「クマが出て、逃げて来たのか?……いやちょっと待て、岩崎はどうした。姿が見えな」

    ゆたか「みなみちゃん、私達を、逃がすために、走って、クマを、助けっ、て!!」ケホッケホッ

    八幡「」

    ガシッ

    ダッ

    かがみ「あ、あのバカ……こら!こなた!!」

    こなた「………ぅぅっ」

    144 = 1 :

    かがみ「あんたらしくもない、泣いてる暇があるならキャンプ場の受付に走って助けを呼びなさいバカ!」

    こなた「でも……」

    かがみ「この中で一番足が速いのはこなたよ。当事者でもあるしどんなクマが出てどんな状況だったかも説明できるだろっ うじうじしてないでさっさと行きなさいって言ってんの!このおばか!!!」

    こなた「ぅ……ううっ!黙って聞いてれば人をバカバカとーーーっっ!!!」ゴシッ

    かがみ「…」フッ

    こなた「うじうじなんてしてないもんね!かがみのバーカ!かそくそぉーーちっ!!」バヒュンッ









    八幡(クマってあれじゃん?100mを6秒で走るし、爪はナイフ並みだし200kgくらいある世界に通用するパンチ持ってるらしいじゃん?体毛も茶色とくればどこのコマンドー?)

    八幡「……しかもどの辺なのかも聞いてないまま飛び出して来ちゃったよバカだ俺」

    八幡(目の前にあるぐちゃぐちゃの足跡は泉達のものだろう。あっちの方向から走って逃げて来た……そして囮になるために逃げたとするなら…)

    八幡「…こっちじゃないな」

    八幡(わざわざ危険度高くなりそうな山には入らない。おそらくそっちの斜面でほどほどに生えてる木を障害物にしながら逃げるのが妥当だ。流石の岩崎でもクマと徒競走して勝てるとは思えん)

    145 = 1 :

    雑投下ですまんなの

    147 :

    なんか寒い

    148 = 1 :

    八幡「!」






    みなみ「……ふふ」ナデナデ

    クマ「………zzZ」

    八幡(い、今起こったことをありのまま(ry 何戯れてんだよあの子獣の奏者かなんかなの?)

    みなみ「…ふかふか だね」スリスリ

    クマ「…………zzZ」

    八幡(なんか凄く恥ずかしくなってきた。 何を焦って飛び出したんだろ…花火片手に)

    みなみ「………」ナデナデ

    八幡「心配した身にもなれよぉ!!!」

    みなみ「!?」ビクッ

    クマ「!!」

    八幡「べ、別に怖くねーよ。そんな目で見んなよクマ公」

    みなみ「…先輩」

    149 = 1 :

    八幡「お前ちょっと来い。あぁクマは連れて来なくていいむしろ寄せ付けんな怖い」

    みなみ「?」


    八幡「いや『?』じゃねーよ天然かよ」

    みなみ「どうしてここに…、あ」ハッ

    八幡「察した?察したよな?お前がクマに襲われたとかでゆたかと泉が泣きながら抱きついてきた(※妄想)から慌てて探しに来たらこのザマだよ畜生!!」ガクッ

    みなみ「す すみませ…」アタフタ

    八幡「勢い余って飛び出した俺を殴りたい…『無事でいてくれよな(キリッ』とかちょっと真面目に呟いてしまった俺を殺してくれ……」

    みなみ「あ、あの…」

    八幡「野生のクマだろ、なんで懐いてんだよ。桃太郎印の団子でも持ってんならくれよ食べてみたいから」

    みなみ「あの子は まだ子供みたいで…親と逸れて寂しかったのかも……」

    八幡(親熊もいるのかよマジふざっけんな子熊大き過ぎわろえねぇ。小熊と離れた親熊とかやばいじゃん、遭遇したらやべぇじゃん今度こそ死ぬわいかんテンションがおかしい)

    八幡「……、とりあえずそのクマ放置して逃げんぞ。親熊とエンカウントなんてしたら洒落にならん。もしかしたらチビる」ハア

    みなみ「……でも、親と逸れたままだと 寂しいし…かわいそうです」

    八幡「俺たちが親熊の爪の錆になって死ぬ方をまず考えろよオイ お前はあれか、釈迦の前世のウサギか何かか?我が身をクマに差し出すつもりですか?」

    みなみ「……」シュン

    150 = 1 :

    八幡「ほら帰るぞ、俺はまだ死にたくない」

    みなみ「……はい。…あっ」

    八幡「そうと決まればさっさとこんなデンジャーゾーンのど真ん中から抜け出」クルッ

    親熊「………グルルル」

    八幡「……」ドサッ

    【はちまんは いしきを てばなした。】





    ペロペロ

    レロレロ

    ペロペロレロレロ

    八幡「…………う…?」

    クマ「……」ペロペロペロペロペロペロレロレロ

    八幡「」

    クマ「…………」ペロペロペロペロペロペロペロペロ

    八幡(顔がベタベタする)

    みなみ「もう───ちゃ ダメだよ?」メッ

    クマ「…」コクコク

    親熊「……」ノッシノッシ

    みなみ「…バイバイ」


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