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元スレ総合P「過労死しそうにない」
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あとは
雪歩VS真・愛海
志希・アーニャVS貴音・野々原茜
だよ。でも300行ったし後は明日にするよ!
じゃあの
雪歩VS真・愛海
志希・アーニャVS貴音・野々原茜
だよ。でも300行ったし後は明日にするよ!
じゃあの
―――
一ノ瀬志希が自分を追い続けていた『鬼』と対面したのは
直径およそ100メートル程の池には大きく湖には少々小さい
そんな貯水池を越えたタイミングだった。
「……やはり一ノ瀬志希でしたか」
空を映す大きな水溜り。それを挟んで向かい合う二人。
ぼそりと呟いた四条貴音の言葉は風と葉鳴り、水のさざめきに流れて消えた。
「ふむ、回り込んでいては姿を見失ってしまいますね」
風上から風下へ、匂いを頼りに一定以内に鬼を寄せつけずに居た
志希をここで捕らえたい。
「にゃふふー、さぁってどうするつもりかな~?」
それを対面で見守る志希は腕を組み正面から貴音を見つめる。
相手がどうでるか楽しみで仕方ない、未知が見たい。
というその気ままな性格はいつひょいと飽きてどこぞに行くかもわからない。
一分程の、距離の離れた対峙を動かしたのは。
もう第三者だった。
「ん?」
貴音と同方向。つまりは風上側から近づいてくる誰かに先に気がついたのは、
距離が近い貴音ではなく、やはり志希だった。
「おや?」
次いで、僅かな駆動音。
コンピューターのファンを少しだけ大きくしたような、
機械仕掛けの音が聞こえ、そこで貴音も乱入者の存在に気がつく。
「呼ばれてないけど、茜ちゃん登場ー!」
如何を問う前にでかい声で自己紹介をしながら現れたのは野々原茜。
スケートボードのタイヤを取った様な宙に浮く機械に乗って、
貴音の横に滑るように並ぶ。
「やっほ貴音ちゃん! そして向こうには、むむむ……志希ちゃん! やっほー!」
「やっほー茜ちゃん!」
追う側と追われる側気さくに挨拶を交わした後、
同じ役割である貴音に改めて向き直る。
「もしかして、コレ渡るのに悩んでた感じ?」
「えぇ、手段はあるのですが。使うかどうかを少々悩んでいました」
「ふぅん? じゃあ私が行っていい?」
「どうぞ」
短いやり取りを行い、貴音が一歩下がり代わりに茜が一歩前進する。
「よっと」
宙を浮くボードを踏み背中に背負い、
代わりに懐から一足のローラースケートを取り出し装着する。
「やっぱこれっしょ!」
こちらも同じくいくつか金属製のパーツがついてはいるがローラーは無く。
パッと見ではごついだけの靴にしか見えない。
が、それも茜が側部のボタンを押すと先ほどまでボードが発していた物と同じ
小さな駆動音をさせて履いた茜ごと宙へ浮く。
「おぉーすっごいにゃー。……で、こっちに来るの?」
「いくよー!」
身体を左右に揺らし、普通のローラースケートと同様に
ゆっくりと加速しながら茜の身体は水面へと躍り出る。
「どうだー!」
得意満面とも言える満開の笑顔に対し、
しかし志希は自身の優位を疑わなかった。
徐々にこちらに近づいてくる茜の距離を確認し、
彼女がやがて自分から約50メートルの位置。
つまりは池の中央部に到達した時になって、やっと志希は動く。
「これでもくらえー! 試作7F号!」
もはや普段着の白衣から取り出したのは二つの試験管。
その栓を外し叫びながらそれを力強く投げる。
「?」
「え、なに?」
空中で二つの液体が混ざりながら
やがて重力に従い池にポチャンと軽い音を立てて落ちる。
何が起こるのか、何がしたいのか。
傍から見ていた貴音にも動きを止めてしまった茜にもわからなかった。
五秒。経つまでは。
「うわわわぁぁ!?」
中身を失いぷかぷかと浮かんでいた試験管付近の水が、
ゆっくりと持ち上がり、一つの形を形成する。
スライム。RPGなどで登場する定番のモンスターが茜の目の前に姿を見せた。
次いで、後方にも一体。左右にも一体ずつ。
都合四体の巨大なスライムが茜を取り囲む。
「……こ、これは茜ちゃん大ピンーチ!」
「いっけぇー!」
普段出す機会がない研究成果を出せたのが嬉しいのか、
やたら高いテンションで佇むスライムに指示を出す。
「……ふぅ、仕方ありませんね」
山のような粘体の塊が指示を受けて蠢き、
茜に圧し掛かろうとする刹那。
それを見ていた貴音が嘆息を吐いて小さく呟き、
池に足を踏み入れる。
パキン。と何かが割れた様な音。
そして続くパキパキという、小気味良い音。
「え?」
志希と茜の声が重なった。
視線の先には池の水面を悠々と歩く貴音の姿。
――否、水面ではなく。氷面。
いつの間にか池は凍て付き固まり、
水のみならず、スライムまで完全に凍り付いていた。
「嫌いなのです」
こつこつと、表面に霜を張り付かせた氷面を歩く貴音は呟く。
「……氷の女王等という渾名は」
言って足元を見ていた視線をあげ、志希を見つめる。
「――っ!?」
ここで始めて、志希は戦慄を。
全身に立つ、寒さからではない鳥肌を感じ。
恐怖した。白衣から今度はフラスコを取り出し、近場の木々に栓も取らずに投げつける。
叩きつけられ割れたフラスコからまたも
極彩色の液体が撒き散らされ、木々の根に振る。
「い、いけっ!」
どもる舌。鳥肌が立つにも関わらず額を落ちる汗。
初めて感じた「焦り」に突き動かされるように指示をだすと、
液体を浴びた木々が動物のようにゆっくりと根を足に、枝を腕にして歩き出す。
「……」
一瞥。志希から目を逸らしそちらを見て、僅かに腕を振る。
すればたちまち木々もまた、凍りつき瞬く間にその動きを止める。
「すっごー……」
凍りついた四つの山から抜け出し、ただ唖然とする茜。
この状況をどうするか必死で考える志希。
その両名を視界におさめ、勝者の面持ちで歩む貴音。
誰がその場を支配しているか。
一目瞭然だった。
>>307-308
おう、ねぇよ
おう、ねぇよ
>>319
おかぁエミリー
おかぁエミリー
おかぁえり
正妻の舞さんとP好き勢の静かな戦いを見てみたい気がする
正妻の舞さんとP好き勢の静かな戦いを見てみたい気がする
―――
同刻。一つの終焉を迎えようとする戦場を見つめる瞳があった。
人の胴回り程の太い枝に腰掛け、離れた位置から
細く長い狙撃銃のスコープを覗きタイミングを見定める蒼い瞳。
「ОДин」
ドラグノフ。SVDとも呼ばれるセミオートマチックライフル。
「Два」
その引き金に添える白い指先に、そろりと力が入る。
「……Три」
息を多めに吸い。その瞬間の為に呼吸を止め意識をスコープの先。
数ミリにしか見えない見知った顔の頭部にクロスを合わせる。
―――そして。
―――
金属同士がぶつかる音が、響いた。
「こ、今度はなに!?」
二人が音の発生源を見ると、いつ手にしたのかわからぬ
氷の細剣を携えた貴音が明後日の方向を睨み硬直していた。
「……狙撃のようです。茜、捉えられますか?」
「えっと、方向がわかれば多分!」
ガチャガチャと服の中をあさりスコープの様なものを取り出す。
「伏せなさい!」
取り出した物を装着しようとしたところで、貴音が跳ねる。
茜の頭を強引に押さえつけ、その身体に触れるギリギリの位置で剣を振るう。
「うわぁっ!?」
金属音。
「え? いま違う方向からこなかった?」
少し離れた位置からそれを見る志希が少し緊張感に欠ける声色で言う。
「これは……跳弾?」
銀髪を揺らして周囲に目を巡らす。
(……今のうちに逃げられないかなー)
などと志希が考えていると見透かされたように睨まれた。
そんな微妙に硬直した三人の上空から一つの黒い機械が落ちてくる。
ガツンとそれなりの、音を立てて氷の上に着地した機械は、
どうやら無線機のようで、ノイズをしばし流した後。
『……ザー……Привет』
あんな勢いで落ちて来て、壊れてしまったんじゃないだろうかと
お門違いな心配も他所に無事喋りだした。
「今の狙撃はアナスタシア嬢でしたか」
『Да.……その通り、です。……アー……志希さん』
「んえ? あ、うんなにかな?」
『поддержать.……支援、します』
三度目の金属音。一度目、二度目とも違う角度・方向から
言い終えたと同時に弾丸が飛び込み、対して貴音は踊るように弾丸を断ち切る。
そういやこの>>1、遠い昔に次はバトルものが書きたいとか言ってたね
思う存分やっていいのよ
思う存分やっていいのよ
急性腎不全の末期
嘔吐・吐血・食欲減退・下痢
腎機能がほぼなくなってるため尿とともに出る毒素が溜まって尿毒症
とても危険な状態で、腎臓は一度昨日を失ったら再起不能
入院したもダメかもしれないので医者として勧める事もできない
原因は不明、白血球が極端に増加し血中カリウムやらが測定できない位増えている
だって
嘔吐・吐血・食欲減退・下痢
腎機能がほぼなくなってるため尿とともに出る毒素が溜まって尿毒症
とても危険な状態で、腎臓は一度昨日を失ったら再起不能
入院したもダメかもしれないので医者として勧める事もできない
原因は不明、白血球が極端に増加し血中カリウムやらが測定できない位増えている
だって
……え?>>1の体のこと?
本気でやべぇじゃねえかオイどうすんだ……
本気でやべぇじゃねえかオイどうすんだ……
体調不良報告を見る度、>>1は転職を視野に入れた方がいいと思うんだが
誰か>>1に片方腎臓を提供するか?
生体間移植?は日本だと基本家族からだった記憶(技術じゃなくて倫理的に)
病院行って可能だったらドナー登録してこよっと
病院行って可能だったらドナー登録してこよっと
>>324
―――
それを外から眺める人間が居ないのが惜しまれる。
島中に設置された監視カメラで戦いを眺めていたPはそう思った。
なにせ最新鋭の秒間32コマを誇るカメラですらその戦いは残像やブレで
まともに認識できない事になっているのだ。
ただ漠然と理解できるのは、両の手に氷のレイピアを携えた貴音が踊り、
四方八方360℃全方位から向かってくる7.62mm弾を切り刻んでいるんだろうという程度。
さらに見所はそれだけじゃない。
おもむろに茜が嵌めているこれまた機械のパーツがごてごてとついたグローブ
のスイッチを押すと、巨大なガントレットへとグローブは姿を変えて。
今度は地面に撒かれた事によって現れたゴーレムが志希の指示のもと
その茜に向かい。金属と鉱石のゼロ距離での殴り合いが行われている。
「……特撮映画だな」
腕を組み、珍しく煙草の一つでもふかしながら発した台詞。
「本当にね」
それにちひろが首を大げさに振って肯定し。
「なにをいまさら」
隣で別のモニターを眺めていた小鳥が呆れたように呟く。
残り時間は、もう少ない。
―――
それを外から眺める人間が居ないのが惜しまれる。
島中に設置された監視カメラで戦いを眺めていたPはそう思った。
なにせ最新鋭の秒間32コマを誇るカメラですらその戦いは残像やブレで
まともに認識できない事になっているのだ。
ただ漠然と理解できるのは、両の手に氷のレイピアを携えた貴音が踊り、
四方八方360℃全方位から向かってくる7.62mm弾を切り刻んでいるんだろうという程度。
さらに見所はそれだけじゃない。
おもむろに茜が嵌めているこれまた機械のパーツがごてごてとついたグローブ
のスイッチを押すと、巨大なガントレットへとグローブは姿を変えて。
今度は地面に撒かれた事によって現れたゴーレムが志希の指示のもと
その茜に向かい。金属と鉱石のゼロ距離での殴り合いが行われている。
「……特撮映画だな」
腕を組み、珍しく煙草の一つでもふかしながら発した台詞。
「本当にね」
それにちひろが首を大げさに振って肯定し。
「なにをいまさら」
隣で別のモニターを眺めていた小鳥が呆れたように呟く。
残り時間は、もう少ない。
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