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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」姫子「運命の、赤い糸」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
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    651 :

    エンディングが見えた(白目)

    652 = 640 :

    生徒たちに癒して貰わなくちゃ!
    しかしお洒落か、部屋の掃除やゴムの準備もしてたりするのかなww

    654 :

    いくのんが教育しておいてくれれば平和になるかも……

    655 :

    病ったぜ

    656 :

    ひえええ……

    657 = 643 :

    次はどこにしようかなー

    658 :

    乙女ないくのんが見られるね(白目)

    659 = 1 :

    「とーっても、良いことがあるんよ~」

    「は、はぁ」

    「勿論、みんなにも良いことだから……期待しててな?」


    と、ノートパソコンを畳むと、郁乃はバッグに荷物を片付けて立つ。



    「代行?」

    「ごめんな~、急用出来ちゃったから。今日は、自主練習で頼むわ」

    「そういうことでしたら」




    「ふふふ……ずっと待っとったんよ、ダーリン♪」

    660 = 656 :

    ふつう……か?

    662 = 640 :

    京太郎はよく別れられたなww
    しかしゾロとなると、付き合った順番がいくのん→コーチだったのか、それともコーチ→いくのんの順番だったのか気になるww

    663 = 641 :

    大丈夫だ!まだ生徒のぞろ目もある!(錯乱)

    664 :

    交際(という名の調教)をしていたのかなぁ

    665 = 1 :




    ――それから、数日。

    京太郎は、大阪に来ていた。


    「えっと……スーパーが、そこで……あっちには公園があるのか」


    引っ越しの片付けを終えて、前監督への挨拶を済ませた京太郎は、自分の生活圏内となる地域を探索していた。

    私用でも仕事でも大阪を訪れたことは過去に何度かあるが、ここいらの土地勘は無い。

    時間のある内に、どこに何が有るのかは覚えておきたかったのだが――


    「あーっ! 危ない!!」

    「へ?」


    悲鳴に近い叫び声。

    振り向くと、何やら白いボールのようなものが猛スピードで迫り――


    判定直下
    0~33 顔面セーフ!
    34~66 何とか弾いた!
    67~99 ナイスキャッチ!

    668 = 651 :

    ゾロ目封じられてる?

    669 = 640 :

    それから数日だと、いくのんはどういう急用ができたのやら
    白いボールとな

    670 :

    エトペンかな?

    671 = 1 :

    「――以後、気をつけるように。一歩間違えてたら大変なことになったんだからな」

    「はい……すみません……」


    濡れたタオルで赤く腫れた腕を冷やし、京太郎は公園のベンチに座って、一人の少女に説教をしていた。

    しょげ返っているこの少女の話によると、散歩のつもりで公園を訪れたところ、サッカーボールが落ちているのを発見して。

    元サッカー部の血が騒ぎ、公園内の木をゴールに見立ててシュートしたところ。

    ボールが思ったより古かったということと、久しぶりの動きで体がイメージ通りに動かなかったことが重なって。

    ボールの軌道が予想よりも逸れて、目標の木から外れて、道を歩く自分に当たってしまった、とのこと。


    「まずは周りをよく見ること。体がうずくのは

    672 = 664 :

    うずくのは・・・!

    673 = 640 :

    サッカー以外でも早く体が疼くようなって欲しいものだ

    674 :

    これは腕時計型麻酔銃でやられましたねぇ…

    675 = 1 :

    「――以後、気をつけるように。一歩間違えてたら大変なことになったんだからな」

    「はい……すみません……」


    濡れたタオルで赤く腫れた腕を冷やし、京太郎は公園のベンチに座って、一人の少女に説教をしていた。

    しょげ返っているこの少女の話によると、散歩のつもりで公園を訪れたところ、サッカーボールが落ちているのを発見して。

    元サッカー部の血が騒ぎ、公園内の木をゴールに見立ててシュートしたところ。

    ボールが思ったより古かったということと、久しぶりの動きで体がイメージ通りに動かなかったことが重なって。

    ボールの軌道が予想よりも逸れて、目標の木から外れて、道を歩く自分に当たってしまった、とのこと。


    「まずは周りをよく見ること。俺も元運動部だから偶に体がうずくのは分かるけど、それで誰かが怪我したら洒落にならん」

    「はい……仰る通りです……」


    ふう、と京太郎は溜息を吐く。

    俺も中学時代にこんな過去があったなぁ、と京太郎は懐かしい気分になった。


    「お、絹ー!! オカンがそろそろご飯って、呼んどるでー!!」

    「あ、お姉ちゃん」

    「お……?」


    洋榎判定直下
    1~30 兄ちゃん、どっかで見たよーな
    31~60 んー……も、もしかして……?
    61~98 え!? まさか、す、すすすすす……
    ゾロ目 ???

    676 = 647 :

    こい

    678 = 640 :

    京太郎はハンドボールやってたみたいだもんな

    679 = 664 :

    やはり天使

    680 :

    一応トッププロだったのかな

    681 :

    >>680
    活動が関東中心だった説

    682 = 651 :

    妖怪アラフォーに注ぎ込まれたからね

    683 = 654 :

    この京太郎はプロ編のジョグレス進化した程度らしいけど
    どれくらいの実力なの?

    684 :

    オモロイ顔の方病ませたかったな…

    685 = 654 :

    なに淡や照も最初は……

    686 = 680 :

    乙女ネキが一番かわいいってはっきりわかんだね

    687 :

    いきなり病んでるより、病んでいく過程を楽しみたいよね

    688 :

    この世界のいくのんはインハイ時にはもう指環つけて子供も授かってそうw

    689 :

    >>683 世界中からのメールパワーがないオメガモンくらいじゃね?

    690 :

    >>686
    あたりまえだよ、なぁ?

    691 = 1 :

    「兄ちゃん、どっかで見たよーな」

    「ちょ、お姉ちゃん、失礼だから――」


    突如として乱入し、自分の顔をまじまじと見詰めてくる少女。

    しかし、当然のことながら、京太郎にはこの少女と出会った覚えはない。

    『お姉ちゃん』という言葉からして、この少女はサッカー少女の姉なのだろうが。


    「いや、人違いじゃないか?」

    「んー、そっか……?」

    「ああ……すいませんすいません……」


    もしかしたら現役時代の自分のファンなのかもしれないが、わざわざそれを自分から言う気にはならない。

    相手が知らないなら自分も知らない、京太郎はそういうことにした。


    「……それじゃあ俺はここで」

    「あ、せめてお詫びを!」

    「いや、いいよ。次から気を付けてくれれば」

    「おー、またな。兄ちゃん」


    ふと空を見上げれば、雲行きも怪しい。

    雨が降り出す前に、さっさとここを去るのがお互いの為になるだろう。

    京太郎は二人に背を向けて、公園を後に――



    「あ……あーっ!!?」

    「っ!?」


    足が出口に差し掛かったところで、公園内に響く無遠慮な大声。

    驚いて振り向く前に、先程の少女が回り込んで来た。

    先程までの怪訝な瞳が驚きの色に染まっている。


    「や、やっぱり! 絹! ペン、サインペン持ってない!?」

    「あるわけないやん、そんなの……どうしたの?」

    「どうしたもこうしたもあるかい! だってこの人、この人は――!」

    「……」


    ……大阪って、こんなに忙しい場所だったか?

    京太郎は、小さく溜息を吐いた。

    692 = 640 :

    京太郎は奥ゆかしいな

    >>682
    けど同い年の場合だとむしろ燃えるシチュになっちゃうようなww
    覇道を行くライバルヒロインの誘いによって覇道に足を突っ込んだけど、正ヒロインとの愛によって王道復帰ってわけだし
    そいや京太郎はプロの知り合い居るのかな? いくのんもコーチもプロとは違うし、まぁ今回は生徒主体の話っぽいけど

    693 = 641 :

    ネキかわいい

    694 :

    ネキ大勝利なんだ!

    695 :

    ドロドロですか

    696 = 658 :

    すいません、寝落ちしてました
    再開します

    697 = 640 :

    了解
    夜ですし、寝ちゃってもいいんですぜ

    699 = 641 :

    おかえり。無理せんでな

    700 :

    乱入してきた少女の名前が愛宕洋榎、現役時代の自分のファンであるらしい。

    サッカー少女の名前が愛宕絹恵、洋榎の妹らしい。

    そして二人とも、姫松高校の麻雀部のレギュラーメンバーだとのこと。


    「ああもう! こんなことならもっと洒落た格好を――」

    「いや、そんな服そんなんばっかやん、お姉ちゃん」

    「うっさい!」


    一線を退いてから大分経ったが、こんな場所で思わぬ出会いをするとは。

    京太郎は嬉しくなって頬を緩めた――が。


    「……それは嬉しいんだけど、そろそろ雨降ってきそうだから」

    「あー……? ホントだ」

    「サインは、また。今度会った時にでも。それじゃ」

    「あ、はい」

    「また今度ー」


    洋榎の反応を見るに、自分が彼女たちの指導を受け持つというのは、サプライズにしておいた方が面白そうだ。

    京太郎は二人に手を振って、今度こそ公園を後にした。





    その日の夜。

    京太郎の予想通り、あの後に降り始めた雨はどんどん勢いを増して、太陽が完全に沈みきった今でもアパートの窓を雨が強く叩く音がする。


    ――ピンポーン。


    「……こんな時間に?」


    宅配便ということはないだろう。

    お隣さんの挨拶にしても、少し不自然に感じる。

    京太郎は怪訝に感じながらも、玄関の扉を開けて――










    「えへへ、来ちゃった~♪」


    心臓が、跳ねる音がした。


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