元スレ食蜂「きょうはとうまさんといっしょにあそびました」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 :
続き気になる
152 :
病みぎみのおっとりで今下腹部がアツい
153 :
>>152
腹壊したんじゃねぇの?
155 :
面白い期待
156 :
みさきち可愛い期待
157 :
精神系能力者は、他人の憎しみや怒りや嫉妬といったマイナスの感情をまともに見ることになるから
性格がゆがみそうなものだけど、上条さんがいる限りは大丈夫そうだな。
158 :
投下します
159 = 1 :
「誰だよ上条」
「知り合い?」
「俺の幼馴染なんだ!学園都市に来る前からの!」
他の人達に向けて嬉しそうに言ったとうまさんは、私に向かって駆け寄ってきました
「みさき!」
私の名前を呼びながら全力で駆け寄ってくるとうまさんを見つめたまま、しばらく私は呆けていました
その間にもとうまさんは駆け寄ってきていて、私が気が付いた時にはもう目の前にいました
「みさ……どわっ!」
私の目の前でとうまさんは私を押し倒す形でずっこけました
「いたた……」
私を押し倒しながらとうまさんは打ち付けた額をさすっていました
一方の私は、ようやくとうまさんに会えたという実感が湧いてきたところでした
160 = 1 :
「ご、ごめんみさき。今どくから……」
私はどうしようもないほど嬉しくて、立ち上がろうとしたとうまさんを力一杯抱きしめました
驚いたとうまさんはのけぞって、そのまま立とうとしたので、両足を当麻さんの腰に回して、全身を使って抱きしめました
「ちょ、苦しい!みさき、苦しいって!」
外野ではさっきまで一緒にサッカーをしていた男の子たちが口笛を吹いたり拍手をしたりして騒ぎ立てていましたが、私にはそんなのどうでも良い事でした
とにかく嬉しくて、精一杯とうまさんを抱きしめ続けました
その時のとうまさんの体はすごく熱かった気がします
161 = 1 :
しばらくしたらとうまさんが苦しそうに呻き声を上げ始めたので解放しました
とうまさんは顔を真っ赤にして、苦しそうに呼吸していました
周りではなおも男の子たちが囃し立てていましたが、小学生の男の子なんてとうまさんを除けば皆こんなものなのでしょう。私は無視してとうまさんに改めて話掛けました。
「ずっと会いたかったわぁ……とうまさん」
「うん、待ってたぞ」
とうまさんはそう言って満面の笑みを向けてくれました
とうまさんの笑顔を久しぶりに、しかも間近で見て、私は体中が沸騰しそうなほど興奮しました
162 = 1 :
私はとうまさんに褒めてもらうために、必死で磨いた能力の話をしようと思いました
「あのね、とうまさん!私、学園都市に来てすごい能力を手に入れたのよぉ!」
「ほんとか!?すげえじゃねえかみさき!」
とうまさんは私の想像通り、本当に嬉しそうな顔でそう言いました
私はとても嬉しくて、私の能力を実際に見せてあげようと思いました
163 = 1 :
―――――――――――
―――――
とうまさんは目を大きく見開いて私の顔を見つめていました
きっと私の力の凄さに驚いているんだろう、その時は思っていました
何たってサッカーをしていた男の子達全員を私に跪かせたのですから
これほど人を操れたのは私も初めてでした。とうまさんのおかげでまた一つ成長したようです
しかし、とうまさんは褒めてなどくれませんでした
「お前……」
今まで見たことのないような鬼の形相で、とうまさんが叫びました
「お前何してんだぁッッッ!!!」
164 = 1 :
とうまさんがこんなに怒っているのを私は初めて見ました。しかもその怒りの矛先は私です
「わ、私は……あなたに……とうまさんに…褒めてほしくて……」
しどろもどろになりながらぼそぼそ喋る私を余所に、とうまさんは跪いたままの男の子たちに何故か右手で体のあちこちを触りました
すると不思議なことに、とうまさんの右手が男の子の頭に触れた瞬間、私の管理下から抜け出したのです
私は身動き一つできないまま、とうまさんが一人ずつ解放していくのを茫然と眺めていることしかできませんでした
165 = 1 :
とうまさんの不思議な右手で全員が解放されたあと、とうまさんは男の子たちに向かって言いました
「俺、ちょっとこいつと話があるから。みんな先に行っててくれ」
「え……お、おう。気を付けてな……」
私を怯えたような目で見ながら、男の子たちはぞろぞろと帰って行きました
さっきの騒ぎを見ていた周りの人たちも、一斉に帰って行きました
広いグラウンドには、私ととうまさんの二人だけになってしまったのです
「あ……その「お前さ」
私の言葉を、とうまさんが鋭く遮りました
「お前さ……そんなんじゃなかっただろ…………」
先程の怒りに満ちた顔とは打って変わって、ひどく悲しそうな顔をして、そう言いました
166 = 1 :
その瞬間、私は悟ってしまいました
もう、私は、取り返しのつかない程に
とうまさんから失望されてしまったのだと
「ああ…………」
こんなはずじゃなかったのに
こんなはずじゃなかった
こんなはずじゃ……
167 :
上条さん、言うことは正しいけど相手の都合や事情云々は一切考慮しないで自分の考えをぶつけるからな…
168 :
おいおい、上条さんは常に正しいだろ?(棒)
169 :
自分の正義に疑問を抱かないとか
さすがヒーローはちがうっすわ
170 = 1 :
私は今までとうまさんに褒めてもらうためだけに努力を積み重ねてきました
今回のことも、研究所で教えてもらった『この能力の使い方』をそのまま実践して見せただけだったのです
でも、どうやったって時間は戻りません
私は
私はもう、とうまさんに嫌われてしまったのです
頭がパニック状態になった私は、学校の外へと急いで走り出しました
「おい待てよ!みさき!」
一刻も早くこの場から立ち去りたくて、そこら辺に止まっていた車の運転手を能力で操り、その車に転がるようにして乗り込みました
「行って!早く!早くここから消えさせて!」
そうして、半狂乱状態の私は、とうまさんから逃げ出しました
私は、もう、どうやって生きていけばいいのか分からなくなってしまいました
171 = 1 :
続きます
172 :
乙
続きはよ
173 = 167 :
乙
これは流石に上条さんが悪い
正しいけど悪い
174 :
乙
みさきち悲しい…
175 :
事情を知らない故に起こる悲しい悪意って感じだな。
176 :
もう一度会えさえすればすれ違いも無くなるはずだ
もう一度会えさえすれば……
177 = 169 :
乙
これはあくまで上条さんのなかの悪いことで
自分の価値観を押し付けるのは
あまりいいこととは思えんがなぁ
178 :
抜けてたところがありました
>>162と>>163の間にこれが入ります
「みさきの能力って何なんだ?」
とうまさんが目を輝かせて私を見つめてきました
私は嬉しくて天にも昇りそうな気持ちでした
とうまさんのために磨いてきた力を、とうまさんのために使えるこの幸せは、何物にも代えがたいと思います
私は自分の中で何かが湧きあがるのを感じていました
今なら何でもできると―――何でも操れると、そう思いました
私は興奮気味に言いました
「私の力、とうまさんに見せてあげるわぁ」
そしてリモコンのボタンを押しました
179 :
乙です
まぁせっかく出来た友達全員が跪かされたらキレても仕方ない
二人の価値観の違いだな
180 :
みてみてーって言いながら友達が他人を跪けさせたら怒るわな
みさきちの努力だって知らなかった訳だし
181 :
このすれ違いもきっと乗り越えられるはず…早く再会するんだ
手遅れになるぞ
182 :
これはしいたけが上条監禁ルートですわ
183 :
必要以上の派閥のデカさは上条の代わりか。
どのみちレベル5は少し歪んでるんだろうな
でなきゃ「人を操る能力」の説明に「人を跪かせる」なんて思いつかん
精々思ったダンスを踊らせるかその程度だろ
上条は上条で正義で思考停止してる
正義の味方じゃなくて正義そのものだな
正義の味方はヒーローだけど正義は悪だ
正義は時として戦争すら引き起こす
184 :
上条さんが正義で行動してるとかバカじゃないの
185 :
>>183
煽るならちゃんとSS読んでから煽ろうね、判った?
186 :
きっと誤爆なんだよ許してやれ
187 :
上条が正義云々の時点で原作よんでないのがわかりますねぇ
188 = 183 :
>>185
煽ってるように見えたなら謝るがきっちり読んでる
どこが引っかかったかは知らんがな
189 :
どこが引っかかったかはその後のみんなのレスみりゃわかるだろ
190 :
原作読んでないにわかは黙ってて貰えますかね
191 :
192 :
ガチな形なんだからスルーして差し上げろ
193 :
押し倒されて>>160の体勢をナチュラルにとるとは……
194 :
すれ違いイベントに上条が価値観押し付けてるとか言ってる奴…
これは上条視点からすれば普通に怒るだろうし、一度怒られておかなきゃならん所だろ
ああ、このみさきちが独自エンドに向かうのか原作ルートに向かうのか知らんけど、後者なら別に怒られなくていいか
やってることはこんなもんだし
195 :
幸せになってほしいなぁ、、、みさきち
196 :
最近言葉が荒い人多いなあ
敬語使えとは言わないが、流石にどうかと思う
198 :
ネットで敬語wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
199 :
こういうのが流れ込んでくるからなぁ
まとめサイト死んでくれねえかなぁ
200 :
まとめ死ぬとここも死ぬんじゃないっけ?
場をわきまえられない奴が流入してるのは同意だがSSってジャンル上、共存しなきゃならんのも事実なんよ
みんなの評価 : ★
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