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元スレ京太郎「夢の彼方」
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理沙「まずは少年の運試しということで…はい」ゴトッ
京太郎「いや、はいじゃありませんが」
健夜「ヒロダのシュークリームかあ。これ、昔と比べて値段が上がっちゃったねー」
理沙「…それでも美味!」
京太郎「ですが、この中の一つがお辛いんでしょう?」
理沙「…まあ、そうなんだけど」
京太郎「中には何が?」
理沙「ブート・ジョロキアって唐辛子」
健夜「えっ」
京太郎「…それって、どのくらい辛いやつなんですかね?」
健夜「うーん…一個食べたら、救急車のお世話になるくらいかな」
京太郎「oh...」
理沙「そうなりたくなければ、知覚を駆使して回避すべき」
京太郎(いやいやいやいや!)
京太郎「…うーん」
理沙「嫌ならば、拒んでも構わない」
健夜「単なる思い付きだしね」
京太郎「……」
京太郎(確かに、先生達の言う通りには違いない…だけど)ウズウズ
理沙「…迷ってるの?」
京太郎「それは、まあ。病院送りは怖いんで」
健夜「その割には、なんだかウズウズしてるけどね」
京太郎「先生…確かにそうです。けど、どうしてなんでしょう?」
健夜「…それは勿論、勝負がしたいからだろうね」
京太郎「……」
健夜「きっと須賀君はさ、勝負に飢えてるんだよ。負けてばかりだから尚更ね」
健夜「…こういうのなら、ひょっとしたら勝てるかもって思ってるんじゃない?」
京太郎「……」
京太郎(…なんも言えねー。事実その通りだからさ)
理沙「…図星」
健夜「それじゃあ、いっちょやってみよっかあ」
京太郎「…はい!」
激辛シューは誰の口に?
京太郎→>>257 のよりん→>>258 すこやん→>>259
京太郎「…ぐぬぬ」
健夜「須賀君…早くしないと日が暮れるよー?」
理沙「…優柔不断!」
京太郎「つっても病院送りがやっぱ怖くて」
健夜「まー何とかなるよ。それ、あくまで可能性の話だし」
理沙「…そもそも、中らなければよし!」
京太郎(くそう…他人事だと思って!)
京太郎「…ええい、ままよ!」ガバッ
健夜「それじゃあみんな」
理沙「いっせーのーでっ」
パクッ
京太郎「…!」
健夜「!!」
理沙「!?」
京太郎「…うん、ふつーに美味いっす」モグモグ
健夜「そうだねー」ハムハム
京太郎「こっちはツインフレッシュですね」
健夜「私は桃だね…これ、期間限定なのが惜しいかも」
理沙「…」パクパク
理沙「……」ムシャムシャ
理沙「………」
京太郎「…」
健夜「…」
理沙「…けほっ」
理沙「…な、何?べ、別に私のは当たりなんかじゃないしっ!」
京太郎「…」ジトーッ
健夜「…それ、本当?」
理沙「…本当!」ゴクンッ
ヒリヒリヒリ...グオォォッ!!
理沙「!?!?!?!?」
理沙「…ゲホゲホッ! カッ、カアァァァァッ!」
京太郎「ちょっ!?」
理沙「…う、ウエエッ…カハッ……」
健夜「…須賀君」
京太郎「砂糖水、準備出来てます…さっ、どうぞ」
理沙「み、水っ!」ガバッ
京太郎「おっと」
理沙「…ごくっ、ごくっ、ごくっごくっごくっごくっ……」
理沙「…ふう」
京太郎「あの、大丈夫ですか?」
理沙「…かたじけのうござる」
健夜「お腹、何ともない?」
理沙「うう…あの、少しばかり下痢っぽいかもしれません……」
健夜「…どうしたらいいかな?」
京太郎「正露カンとかあればいいんですけど…失礼」
理沙「あっ…」
ピ...ピシッ
理沙「…何でか治まっちゃいました」
健夜「何したの?」
京太郎「ツボを圧しました。人差し指と親指の間くらいの奴を」
健夜「…誰に習ったの?」
京太郎「知り合いの執事さんに」
健夜「……」
理沙「あの…小鍛治プロ」
健夜「何かな?」
理沙「彼がここに居るのって、単に身の回りを世話してもらって…」
健夜「違うよ」
>ロシアンシューから数日
健夜「…ん」
京太郎「先生、ここがいいんですか?」
健夜「そうだねー。とっても気持ちがよくなっちゃう」
京太郎「…恐縮です」
健夜「謙遜しないの。実際、君はとっても上手なんだよ?」
京太郎「それはそうですが…」
...モミモミ
京太郎「…こんなこと(マッサージ)ばかり上手になっても、どうしようもないんですけど」
健夜「いや、いいんじゃない?」
京太郎「しかしですね、俺がここに来た目的は…」
健夜「そう必死になっても、しょうがないと思うけどね」
京太郎「…そういうものでしょうか」
健夜「じゃあ聞くけど、須賀君は麻雀プロにでもなりたいの?」
京太郎「それは…まだ何とも」
健夜「今すぐ結論を出す必要はないよ。そりゃまあ、麻雀が強くなるに越した事はないでしょう」
健夜「だけど今の君には、それに拘る理由がないだけの話」
京太郎「…俺には、麻雀に対する熱意が足りないと?」
健夜「そうとも言えるし、単に他の選択肢があるとも言えるよ」
京太郎「…それっていい事なのかなあ」
健夜「私個人は、悪いことじゃないと思うよ。一つの事しかまともに出来ないのは、とっても不都合だし」
京太郎(先生の場合、単にやらないだけなんじゃ)
健夜(―――聞こえてるよ?)
京太郎(…失礼しました)ペッコリン
健夜「さて、と。もうそろそろ、>>267が来るはずなんだけど…」
<ピーンポーン
健夜「はーい…って、あれ?」
京太郎「どうしました?」
健夜「いや、モニターに誰も映ってなくて…ピンポンダッシュかな?」
京太郎「先生相手にそれはないと思いますが」
健夜「ところがどっこい」
ガシッ!
「あだだだっ!」
京太郎「……」
健夜「…赤土さん。何やってるんですか?」
晴絵「い、いやー…ちょっとした茶目っ気といいますか」
健夜「…須賀君」
京太郎「警察に電話ですね。では…」ピ、ポ、パ
晴絵「やめてっ!」
京太郎「…甦る伝説と言われた赤土さんが、こんな人だったとは」
健夜「少し前はこんなのじゃなかったんだよ。うん」
健夜「けど、プロに復帰してからは調子に乗ることが多くなって…ぶっちゃけなれなれしい」
晴絵「そんなあ…私と小鍛治プロの仲じゃないですかあー」アッハッハ
健夜「…そーだねー」
京太郎(先生ってば、死んだ魚のような目をしてる)
健夜(彼女がこーこちゃんと鉢合わせにならなければ、こんなことには)
晴絵「…ところで私、どうしてここに来たんでしたっけ?」
健夜「何言ってるの?」
京太郎「えっと…ここには指導で来たんじゃないんですか?」
晴絵「うーんとね…ただの暇つぶしかな」
京太郎「…さいですか」シラー
晴絵「いや、勿論冗談だからね!?」
京太郎「先生…ホントにこの人で大丈夫なんですか」
健夜「そう思うのは分かるけど、大丈夫…うん、大丈夫だから」
晴絵「うわー…すっごく傷つくわー」
健夜「それが嫌なら、もう少しくらい真面目にしてよ…」
京太郎「…よろしくお願いします!」
晴絵「おー、よろしく少年!」
京太郎「で、俺は一体何をすればいいですか?」
晴絵「そうだね…今の君じゃ、色々と足りなさ過ぎる」
晴絵「本当なら何でもかんでもやらせたいところだけど…とりあえずは、>>276かな」
京太郎「…う、うーん」
晴絵「え、すっごくやる気ありげだったのに難色?」
京太郎「え、いやその」
健夜「赤土さん…それね、私が出した答えと同じなのよ」
晴絵「あっちゃー…」
健夜「けど、あなたも同じ答えを出したのなら、やっぱり身体を鍛えるのが近道なんだろうね」
晴絵「そうですね。技術とかは最低限で何とかなるでしょうし」
京太郎「…あの」
健夜「何かな?」
京太郎「とりあえず、いつもの走りこみに行って来ますね」
タッタッタッ...
晴絵「…いい走りしてますねえ」
健夜「彼、中学時代はハンド部だったからね」
晴絵「なるほど納得」
晴絵「となると、体力はそれなりについてますよね」
健夜「そうだね。そっちの高鴨さんには及ばないだろうけど」
晴絵「はは、シズと比べちゃ流石に酷ですよ…それと小鍛治プロ」
健夜「何?」
晴絵「どうしてあの子を迎え入れたんです?正直、そこまでする理由はないと思いますけど」
健夜「気まぐれだよ、気まぐれ」
晴絵「若いツバメを育てて食べる…そんな噂も立ってますけど」
健夜「言わせておけばいいよ、そんなの」
晴絵「…相方の福与アナに茶化されますよ?」
健夜「それはやだな…あの子、この手の話は何度も振ってくるから…」
晴絵「…苦労してるんですね」
健夜「いや、あなたも大概だからね!?」
京太郎「…ふう」
晴絵「お疲れさん。いつもこのペースでやってるの?」
京太郎「はい。といっても最初はブランクあってキツかったですが」
晴絵「それにしたってねえ…10キロを30分強って」
健夜「正直、陸上で頑張ってれば全国狙えるレベルだよ」
晴絵「そう考えるとなんか勿体無いですね」
健夜「うん…」
京太郎(褒められてるはず、なんだけどなあー!)
晴絵「まだ余裕がありそうだし、次は>>280して鍛えてみようか」
京太郎「…充電?」
晴絵「そ、充電」
京太郎「生憎俺に発電機能はありませんが…」
晴絵(…あったらやりそうだなーこの子は)
晴絵「そうじゃなくて…かくかくしかじか」
>胡桃ちゃんが充電!充電!
京太郎「…えっ」
健夜「あの、赤土さん?」
晴絵「君にはこれから、>>283の人間椅子になってもらうのだ!」
座るのは誰?
A:晴絵
B:健夜
C:その他咲キャラ
健夜「…ええ?」
京太郎「赤土プロ、これは一体何が狙いで」
晴絵「ずばり、忍耐力の強化!」
京太郎「忍耐力…」
健夜「まさかとは思うけど、赤土さん」
晴絵「そう、須賀君が小鍛治プロ相手にた」
ベキィ
晴絵「ばわ!」
健夜「アンタ、子供相手に何言おうとしてんの!」
晴絵「それは勿論、青少年に必要な性…」
健夜「 そ こ ま で だ よ ? 」
晴絵「マジすみませんっした!」ドゲザー
健夜「まったくもう…!」プンスコ
京太郎(先生、いつもより大分うろたえてるな)
京太郎(基本俺の前じゃローテンションだし…うん、見てて新鮮だわ)
健夜「ゴメンね須賀君…代案なら私が考えるから」
京太郎(だからもう少し)
京太郎「いえ、その必要はないですよ」
ヒョイッ
健夜「ふえ?」
ストン
健夜「…あ、あのさ須賀君」
京太郎(いつもと違う先生の姿も見てみたいかなって)
京太郎「折角だしやってみましょうよ、充電」
>>286のコンマで判定
00-50 うん、どうもしない
51-89 あれ…なんかムラっときたかも?
90-99 大人の充電って、どんなものか教えてもらっていいですか?
>...30分後
健夜「…」
京太郎「…」
晴絵「…」ニヤニヤ
健夜「…あ、あの」
晴絵「この充電、大体1時間が平均らしいですよー?」
健夜「」
京太郎「…まあ、そういうことですから」
健夜「なにがそういうことよっ!」グイッ
京太郎「ちょっ…倒れそうになるからやめて」
健夜「きゃっ」
京太郎「おっと…ふぅ、何とかなった…あ」
健夜「あ…」
晴絵(須賀君が両手を支えにして、倒れるのを防いで…)
晴絵(そしたら彼の頭は下を向いた。小鍛治プロは倒れそうになって、結果顔が上に向く形に)
京太郎「…あ、あの」
晴絵(あわやキス寸前ですかあ…小鍛治プロ、存外やりますねえ)ニタニタ
健夜「こ、この程度でうろたえちゃダメだよ。うん」///
晴絵(そっちの方がうろたえてるじゃん!)
京太郎(ちょっ…先生、顔が近いですよ顔がっ)
健夜「…須賀君」
京太郎「は、はい」
健夜「…こんなに近くでお互いを見たの、初めてだね」ニコッ
京太郎(いきなり笑顔で何言ってんのこの人ー!!)
京太郎「…そうですね」
健夜「だからなのかな。近くで見るあなたの顔が、とても輝いて見えるの」
京太郎(さっきからテンションおかしいですよ、先生!)
京太郎「…恐縮です。ただ、この体勢だと腕がしんどいのでそろそろ」
健夜「…もうちょっと」
京太郎「!?」
健夜「もうちょっとだけ、このままでいたいんだけど…いいかな?」
...ムラムラッ
京太郎(おろ?ひょっとして俺、先生にムラっときちゃったりなんかしてる?)
>>290で指定
たってる?たってない?
健夜「…どうしたの?」
京太郎「え、いや」
健夜「やっぱりこの体勢って辛いだろうし、やめちゃう?」
京太郎「ま、まだ大丈夫」
京太郎(全然大丈夫じゃねー!俺、ちっとも大丈夫じゃないから!)
健夜「そう?ならいいんだけど」
ググ...
京太郎(…お、おい)
健夜「ねえ…」
京太郎(し、鎮まれ…鎮まれ…頼むからたつな、たつんじゃあない!)
京太郎「な、なんでしょうか先生?」
健夜「…私の下で燻ってるそれ、よかったら鎮めてあげようか?」
京太郎「」
京太郎(あ、これダメな奴だ)
恒子「あ、やっぱり須賀君じゃん。やっほー」
京太郎「ど、どもっす」
京太郎(よりによってこんな時にこの人かよ…)
恒子「こんな所でふさぎこんでどうしたのさ?」
京太郎「それが…修行が上手くいかなくて」
京太郎(うん、嘘は言ってない)
恒子「えー…あんだけしごかれたのに、今更?」
恒子「腕立て100回5セットとか、それなりに苦労はしてたじゃない」
京太郎「もう慣れましたけどね」
恒子「…そんな風に言ってられる子が、ちょっと上手くいかないくらいで拗ねるとは考えにくいんだけど」
京太郎(うっ…このままじゃさらに追求されそうだ)
恒子「で、ホントはナニがあったのかな~?」
京太郎「い、いやあ…別に」
京太郎(このままダラダラ引き延ばしても意味はない。しかし…)
恒子「…言わないのなら、すこやんに連絡しちゃうよ?」
京太郎「そんなっ!?」
京太郎(今戻るのはマズい!仮に向こうがよくても、俺が耐えられないから!)
京太郎(うう、一体どうすれば…)
>>295 自由安価
今回はここまででー
京太郎(…やっぱリベンジするしかない!)
京太郎(つまづいてなんかいられない。よし、早速どこかでぬいて)
恒子「あれ、どこ行くのー?」
京太郎(…そうだった。この人がいたんだった)
京太郎「もうそろそろ戻らないといけないかなって…」
京太郎(まいったな。どうやってごまかそうか)
>>300 どうする?
付きまとうな的な台詞で突き放す
しつこいようなら怒鳴っちゃえ
しつこいようなら怒鳴っちゃえ
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