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    元スレ咲「命にかえてもお嬢をお守りします」

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    みんなの評価 : ★★
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    153 :

    サキ→ガイト(無意識)
    ガイト→サキ(意識的?)
    こういうところがグッとくるで乙

    154 :

    この咲さん長髪やったんか、やばい可愛い
    ガイトさんも嫉妬可愛い
    みんな可愛い

    乙です

    155 :

    面白い
    乙です

    156 = 155 :

    面白い
    乙です

    157 :

    この咲、格好良すぎ。
    こんな格好良かったら、次々に女を、無意識のうちに落とす天然ジゴロになってしまう。

    158 :

    「――智葉様、お食事の準備が」

    「うわーんサキー! どこ行ってたのよ智葉めっちゃくちゃ怖かったし―――へぶし!」

    客間の部屋の襖を開けるなり淡が突進してきたので、咲は華麗に避けて盆の上の食事を死守した。
    上座に座る智葉の前に盆を起き、自分の分は定位置であるその右斜め前に置く。

    「……なんで避けるのよー」

    「避けなかったら食事が台無しになってるでしょ」

    ため息を吐きながら咲がお茶の準備をしていると、
    智葉の友人の分の食事を持ってきた使用人たちがくすくすと笑いだす。

    使用人1「今日は賑やかですねぇ」

    使用人2「みなさん、どうぞごゆっくりお過ごしくださいね」

    使用人3「なにせ智葉お嬢様と咲様のお友達がくるなんてはじめてで」

    「……いえ、私ではなく智葉様のご友人です」

    使用人1「あら、ご謙遜など。智葉様と咲様のご友人でしょう?」

    「いえ、ですから……」

    159 = 158 :

    「うん、私らすっごい仲良しなんですぅ」

    洋榎「せやせや!うちらすっごい仲良しやんな!」

    「特に私とサキは親友だもんね!ね、サキ!」

    「淡ちゃん…」

    未だくすくすと笑い続ける使用人たちは準備が済むとさっさと部屋を後にした。
    誤解されたまま、である。

    しかし誤解されたままだろうと特に支障がないことに気付いた咲は、
    途中で考えるのが面倒になってお茶を入れる作業のみに集中することにした。

    咲は仕事以外のことは、案外大雑把である。

    「智葉様、お茶です」

    智葉「ありがとう、咲。いつもすまない」

    「いえ、仕事ですので」

    智葉「……咲、そこは『それは言わない約束だろう 』という発言が様式美なのだが」

    「ぷぷっ。智葉、言われてやんの」

    160 = 158 :

    賑やかに食事が進んでいくなか。
    おもむろに智葉は箸を置き、4人へと目を向けた。

    智葉「食べながらでいい。皆に聞いてほしいことがある」

    「むぐむぐ…、何?智葉」

    ゆみ「一体何だ、改まって」


    智葉「―――実は、今年いっぱいでプロを辞めることになった」


    「ええっ!?」

    咲以外の、その場にいた全員が声を上げた。

    洋榎「な、何でや!?」

    「そんな急に……」

    智葉「来年から、この私が辻垣内組を正式に継ぐことになったんだ」

    「……」

    全員が絶句して言葉をなくす。
    智葉が組の跡を継ぐのはもっと先の話だと思っていたのに。

    161 = 158 :

    智葉「今まで世話になったな。皆と同じチームになれて、本当に良かったと思っている」

    「智葉……」

    ゆみ「……ああ。私もだよ」

    洋榎「せや!何たって智葉はチームの要やったしな」

    「でも、寂しくなるなぁ……」

    憩の言葉に、全員がしんみりとなる。
    そんな空気を払うかのように咲は声を上げた。

    「みなさん、今日は泊まっていかれてはどうですか?」

    「えっ…?」

    「そうですね、少し気が早いですが智葉様の送別会と称して、夜通しで麻雀勝負なんていかがでしょう」

    智葉「咲……」

    洋榎「それええな!よし、うちは乗ったで!」

    「私もですぅ!」

    ゆみ「いいな。ではちょっと家に連絡するよ」

    「ねえねえ、それってもちろんサキも参加するんだよね?」

    162 = 158 :

    「えっ、私も?」

    きょとんとする咲の腕を淡が勢いよく引っ張る。

    「インハイのリベンジだよ!今日は負けないからねー!」

    「え、ええと……」

    困ったように咲は主人へと目を向ける。
    智葉は深く笑みながら頷いた。

    「……分かりました。私も参加させてもらいます」

    「やったー!またサキと麻雀が打てる!」

    ゆみ「これは気合を入れ直さないといけないな」

    「うわぁ、めっちゃ楽しみやわぁ」

    洋榎「なあなあ!ビリになった時の罰ゲームとか決めとかへん?」

    すっかりはしゃいでいる淡たち4人。
    そんな光景に智葉と咲は視線を交わし微笑む。


    辻垣内家の夜は、客人たちのかしましい騒ぎ声とともに更けていった。


    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    163 = 158 :

    今回はここまでです。7月中に終わらせるといっといてこのザマだよ。
    次回で一気に完結させたいです。

    164 :

    乙 終わってしまうのか、寂しくなるな

    165 :

    乙乙

    167 :

    まだかな

    169 :

    待ってますぞ

    170 :

    もう書くなよ
    糞モブスの為に界を悪人にするモブ信者作者だからな
    本当に害悪だわ

    171 :

    >>170
    消えろくず

    172 :

    また照ファンの荒らしか
    ほんとタチが悪いなぁ

    173 :

    と自演する末尾O
    狙いは照の心象を悪くすること
    照厨じゃなくてもモブ嫌いなんて山ほどいるんですけどね

    174 :

    お前も末尾0じゃねーかww
    お前の荒らしはワンパターンだからすぐに分かるんだよ、照豚

    175 :

    照好きでなければスルーすればいいだけの話
    顔真っ赤にして言い訳してる時点で自分は照ファンだって言ってるようなものだよな

    177 :

    そのつまらないスレをしょっちゅう覗きに来てるのは何でなんですかねぇ

    178 :

    待ってるよ

    179 :

    待っとるけん

    180 :

    「お嬢、おはようございます」

    智葉「おはよう咲。お嬢と呼ぶな」

    「これは失礼しました」

    いつものやり取りとともに、二人は挨拶を交わし合う。
    では朝食のご用意を、と厨房へと向かいかけた咲を智葉は引きとめた。

    智葉「ちょっと待ってくれないか」

    「…智葉様?」

    智葉「咲に大事な話があるんだ」

    「私に、ですか?……分かりました」

    そのまま智葉に手を引かれて、咲は主人の部屋へと移動する。
    部屋の扉がパタンと閉まった瞬間、智葉にぐいっと身体を引き寄せられた。

    「智葉様!?」

    181 = 180 :

    智葉「咲、心して聞いてほしい」

    いつもと様子の違う主人に至近距離で見つめられ、
    咲は動揺し視線を彷徨わせてしまう。

    「…っ、あの、何でしょう……」

    智葉「――うちの組の伝統として、跡を継ぐ時に伴侶となる者を同時に決めるしきたりがある」

    智葉「それは……知っているな?」

    「!!………はい」

    ああ、そうか。
    主人はついに、自分だけの主人ではなくなるのか。

    他の誰かと並び立つ智葉を想像して心に暗い靄がかかる。
    じくじくと痛み出す胸を押さえ、咲はぎゅっと目を閉じた。

    智葉「咲?具合でも悪いのか?」

    「いえ、何でもありません。……続けてください」

    たとえ智葉がどんな伴侶を選ぼうとも、
    自分はこの人の傍を離れない。ずっと守ると決めたから。

    そんな決心とともに、咲はそっと目を開いた。
    目の前には、真剣な表情で咲を見つめる智葉。

    182 = 180 :

    智葉「では言わせてもらう。――――咲、結婚してくれ」

    主人の言った言葉が咄嗟に理解できず、咲はぽかんと立ち尽くした。
    うんともすんとも言わない咲に、智葉は眉を寄せる。

    智葉「咲?聞こえていたか?」

    「……え?」

    智葉「だから、結婚してくれ、と言ったんだ」

    こんな恥ずかしい台詞を何度も言わせるな、と智葉が顔を赤らめる。
    今だ状況が理解できない咲は、ぽつりと言葉を返す。

    「ええと……誰と、でしょうか…?」

    智葉「―――ああもうっ!」

    いい加減堪忍袋の緒が切れた智葉がそう叫ぶとともに、
    咲の腕を強く引っ張った。

    「…っ!!」

    瞬間、2人の唇が重なる。

    183 = 180 :

    智葉「これで分かったか?……私はお前に求婚してるんだ。咲」

    「……智葉、様……」

    求婚?智葉が自分に?
    呆然としながら咲は呟く。

    「だって、あなたと私では…」

    智葉「釣りあわないとでも言うつもりか?だがそんなことは私が決めることだ」

    智葉「主人と部下という関係から、伴侶という関係に変わる。ただそれだけのことだろう?」

    「でも…だって…」

    智葉「私はお前以外の誰をも選ぶ気はない」

    「……っ」

    智葉「…それとも、咲は私の伴侶になるのが嫌なのか?」

    途端、悲しげな表情になる智葉に
    咲の心がつきんと痛んだ。

    「……ずるいです。そんな顔されたら断れるわけ……ないじゃないですか」

    184 = 180 :

    するり、と智葉の頬に手を添える。
    智葉はその咲の手に自分の手を重ね合わせた。

    手のひらから感じる智葉の温かな体温に
    咲はそっと目を閉じ、そして呟いた。

    「……分かりました。お受けします」

    こんな私で良ければ、ずっとお傍にいると誓います――――

    そう囁いた咲に、
    智葉の顔が淡く綻んだ。

    智葉「ありがとう……咲」

    ぎゅうと強く身体を抱きしめられる。
    互いの鼓動がとくんとくんと響き合う音が心地よい。

    智葉「では、私からも誓わせてくれ」

    「え…?」

    智葉「これからは、私にもお前を守らせてほしい。私と咲は一心同体になるのだから」

    いいな、と顔を覗きこんでくる智葉に咲は一瞬目を見開く。
    そしてふわりと花が綻ぶように、微笑んだ。

    「はい……智葉様」

    185 = 180 :

    智葉「…そんな無防備な表情をされては堪らないな」

    抱きしめていた腕を解いた智葉は、
    そのまま咲をソファに押し倒した。

    「あっ…待っ…」

    智葉「待てない」

    咲の言葉を遮るように、その唇を自らの唇で塞いだ。
    先程のように軽いキスではなく深い口づけに咲は溺れそうになる。

    「…んっ、んぅ…」

    智葉「咲のそんな余裕のない顔を見るのは初めてだな」

    漸く唇を離した智葉に悪戯っぽく言われ、
    咲の頬が赤く染まる。

    このまま翻弄されっぱなしなのは悔しい気がして、
    智葉の首にするりと腕を巻きつけた咲は、その耳元で囁いた。

    「なら、もっともっと私の余裕を奪ってください。ご主人様…」

    智葉「……っ」

    途端、智葉も咲と同様に頬を赤くする。

    智葉「…全く。私を煽った責任、取ってもらうからな」

    「望むところです」

    そう言って嫣然と笑みを浮かべた咲は、
    今度は自分から智葉に唇をよせた。


    主従関係から恋人へと発展した2人は、
    部屋に篭りきりで深く愛し合った。


    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    186 = 180 :

    今回はここまでです。
    あと後日談書いて終わります。

    187 :

    乙 待ってた!

    188 :

    咲さんついに極道の妻になるのか

    189 :

    乙やで

    191 :

    この後二人は滅茶苦茶××した。


    過去のトラウマなんて全て忘れてしまうぐらいに愛し合って欲しいです。

    192 :



    ――――
    ――――――――
    ――――――――――――


    敵対する組からの襲撃を受け、菫は恋人の宥とともに囚われの身となっていた。
    寝転がされた石畳は固く冷たい。

    「菫ちゃん…」

    「大丈夫だ宥、私が何とかする」

    そう言って恋人を励ますが自分の手は後ろ手にロープで縛られていて身動きがとれない。
    弘世家の人間も、突然の敵襲に四苦八苦していて助けがくると楽観視できる状況ではない。

    はっきり言って、絶望的だ。
    菫が重く息を吐き出した途端。

    ガシャン!と窓ガラスがけたたましく割れる音とともに、
    女が転がり込んできた。

    男>1「な、何だ!?」

    男>2「襲撃か!くそっ!」

    女は瞬時に体制を整えると、
    縛られていた菫のロープをナイフで切った。

    「咲か。すまない助かった」

    193 = 192 :

    軽く頷いた咲がそのナイフを向かってきた男に投げつける。
    男はかろうじてナイフを避けるが、その隙に咲が石畳を蹴って飛び上がる。

    咲の膝頭がナイフを避けた男の顔面に綺麗にねじ込んだ。男が倒れ込む。

    その隙を狙って咲へと刃物を振りかざした別の男の足を、菫が俊敏な動きで浚って地面に転がし
    みぞおちに強烈な一発を食らわせて気絶させる。

    部下1「咲姐さん!」

    部下2「姐さん、我々も援護します!」

    その後咲の後に続いてやってきた数人の男たちとともに、敵をあっという間に殲滅させる。
    周囲を見渡し、敵全員が倒れていることを目視すると咲はスマホを取り出した。

    「――到着しましたか、ええ、救護要員を急がせてください。弘世組の組長が軽い怪我をしています――」


    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    194 = 192 :

    智葉「おかえり、咲。ご苦労だったな」

    菫と宥を無事送り届け、辻垣内家の門をくぐると
    和服姿の若き組長、智葉が咲を出迎えた。

    「ただいま戻りました。智葉さん」

    智葉「大丈夫か?どこも怪我してないか?」

    咲の身体をあちこち触り心配げにする智葉を安心させるように、
    くすりと笑って咲は言った。

    「心配いりません。かすり傷ひとつありませんから」


    咲と智葉が結ばれてから、2年の月日が流れた。
    2人の間には跡継ぎも生まれ、今は子育てに忙しない日々を送っている。

    洋榎「ほほぅ、さすがは極道の妻やな!」

    「咲ちゃんは相変わらず強いなぁ。関心するわ」

    「洋榎さんに憩さん。皆さん来てらしたんですね」

    家を訪れていた洋榎たちが智葉の横から顔を出した。
    咲はぺこりと挨拶をする。

    195 = 192 :

    智葉「それにしても…咲が自ら援護に行かずとも、部下たちに任せておけば良かったものを」

    「まだ言ってるんですか」

    智葉「私はなるべくお前を危険な目にあわせたくはないんだ」

    真剣な目で見つめられ、僅かに頬を赤くした咲は智葉から目を逸らして言う。

    「でも、今回はどうしても私自身の手で片付けたかったんです」

    智葉「何故だ?」

    「弘世さんは大事なご友人なんでしょう?」

    「あなたの大切な人は、私の大切な人でもありますから」

    柔らかな笑みとともにそう言われ、
    智葉は思わず咲を引き寄せ、胸に閉じ込めた。

    智葉「……ありがとう。咲」

    そのまま至近距離で見つめあい、甘い雰囲気になった2人であったが。

    ゆみ「あー、君たち。私達の存在を忘れてはいないか?」

    ごほんとわざとらしく咳をしながら、ゆみがそんな雰囲気に待ったをかける。
    若い夫婦は慌てて体を離した。

    196 = 192 :

    「あーあ。せっかくママたちのラブシーンが見れると思ったのに。ねぇ、雲雀ちゃん?」

    腕に抱いていた赤子に淡が話しかける。

    「雲雀の面倒みてくれてたんだ。ありがとう淡ちゃん」

    「ううん。雲雀ちゃん大人しくてお利口さんだったよ」

    赤ん坊「あうー」

    咲が淡の手から子供を引き受ける。
    途端に腕の中の赤子は楽しげに笑い声をあげた。

    ゆみ「やっぱり自分の母親の元がいちばん落ち着くんだろうな」

    「やっぱりってことは、ゆみちんのとこのお子さんも?」

    ゆみ「ああ。モモの腕の中にいるときがいちばんリラックスしているな」

    「いいなー皆。私も子供欲しいよー」

    洋榎「亦野さんとは進展してないん?」

    「誠子はへタレだからね…」

    遠い目をしてため息を吐く淡に、咲がくすっと笑う。

    197 = 192 :

    「それじゃあ淡ちゃんの方からアプローチすれば良いんじゃない?」

    咲の言葉に淡は手をぽん、と叩いて頷いた。

    「うん、それだ!ちょっと誠子襲ってくる!」

    叫ぶと同時に踵を返して走り去る淡に、一同はぽかんとなる。
    いち早く我に返った智葉が呆れた口調で呟いた。

    智葉「あいつは相変わらず突拍子がないな」

    ゆみ「まあ、それが淡だからな」

    しみじみと頷き合う2人に、咲がまたくすりと微笑む。

    洋榎「はぁ、恋人持ちはええなぁ…独り身が身に染みるわ」

    「そんなら私が立候補しよっか?洋榎」

    洋榎「えっ…い、いきなりそんなん言われても…」

    突然の憩の言葉に洋榎がしどろもどろになる。

    「私じゃ嫌なん?」

    洋榎「嫌、やないで…でもうち可愛くないし…」

    「洋榎は可愛いで。私にとってはめっちゃ可愛い女の子や」

    迫る憩に、顔を赤くする洋榎。
    いつの間にか良い雰囲気になっている2人を見てゆみは苦笑する。

    198 = 192 :

    ゆみ「それでは私はお邪魔なようだし、そろそろお暇するよ」

    智葉「お邪魔なのは私達も同じなのだが」

    「そうですね。…ゆみさん、また遊びにきてくださいね」

    ゆみを家の外門まで見送った咲と智葉が、元いた庭に戻った頃。
    すっかり出来上がり、手を繋ぎ見つめ合っている洋榎と憩の姿があった。

    智葉「あいつらは一体いつまでいるつもりなんだ?」

    「さぁ…でも幸せそうで何よりです」

    はぁとため息を吐く智葉に、洋榎たちを優しい目で見守る咲。

    赤ん坊「あうー」

    智葉「ん?どうした雲雀?」

    「多分お腹が空いてるんだと思います」

    智葉「そうか。ではそろそろ夕飯にするか」

    そう言いながら智葉が赤子の頭を優しく撫でる。

    智葉「雲雀には沢山食べて成長して、立派な跡継ぎになってもらわねばならんからな」

    「それなら心配いりませんよ。何せ――」

    微笑みながら、咲が力強く告げた。


    「私達の、自慢の子供ですから」

    カン!

    199 = 192 :

    だらだらと続けた挙句無理に終わらせてしまってすいません
    咲さんを姐さんと呼ばせたかっただけの為に書き始めた話ですが、
    最後まで見て下さった方ありがとうございました

    200 :

    乙 ボディガード咲さん好きだったわ


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