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元スレちひろ「プロデューサーさんの父性で事務所がヤバイ」
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モバP「はい」ピト
奏「ひゃあっ」
奏「冷たっ。もう、なによこれ!」
モバP「ご褒美だよ。仮眠がてらに買っておいたんだ。奏も疲れてると思って……」
奏「あのねPさん、これジュースじゃないの?」
モバP「ふふ。好きだろ、それ。飲み終わったら家まで送るよ。今日はお疲れさま、ゆっくりお休み」ニッコリ
奏「……ほんと酷い人ね、Pさんは」
…………
……
美優「あ……明かりがついていると思ったら、まだ居たんですね、Pさん」
モバP「あれ、美優さん。今日は撮影完了の打ち上げのはずでは?」
美優「はい。私は……キリのいいところで、上がらせて貰ったんです」
モバP「そうでしたか。ああ、どうぞ座ってください。今お水持ってきますから」
美優「いえ、お構いなく……きゃっ」
モバP「あれま、大丈夫ですか?」
モバP「少し酔っているみたいですね。手を貸しますよ」
美優「へ、平気です。そこまで飲んでいませんから……」
モバP「もう、遠慮しないでください。ほら、掴まって。こちらへどうぞ」
美優「なら、お言葉に甘えて……」
モバP「はい、お水です」
美優「ありがとうございます。すみません、お仕事の邪魔をしてしまって……」
モバP「いいんですよ。もう終わったので上がるところだったんです」
モバP「隣、座ってもいいですか?」
美優「ええ、どうぞ」
モバP「美優さんはどうして事務所へ? 何か忘れ物でもしちゃいましたか」
美優「忘れ物……と言ってもいいのでしょうか? 今日は、その、Pさんの顔を見ていませんでしたから……」
モバP「あ、ああ……すみませんでした。打ち上げに参加すると言っておきながら、結局出来なくて……」
美優「いえ、いいんです。私も、こんな遅くまで残っているとは思いませんでしたので」
モバP「はは、予定では十分時間に間に合ったんですけど、見通しが甘かったですね」
美優「急なお仕事が入ったんでしょう? それなら、仕方ありませんよ」
モバP「そう言って頂けると救われます」
美優「はあ……」
モバP「お疲れみたいですね?」
美優「Pさんに比べたら……このくらい」
モバP「撮影の疲れが相当溜まってるはずです。無理はダメですよ」
美優「そう、ですね……今は肩の荷が下りて、ほっとしてます……」
モバP「さて、ちょうど良いので家まで送りましょう」
美優「……あの、Pさん。もう少し、このまま居てもいいでしょうか?」
美優「Pさんのお邪魔になるようでしたら、いいんですけど……」
モバP「ええ、構いませんよ。美優さんが一息つけるまで、俺もゆっくりしますから」
美優「はい、ありがとうございます……」
美優「やっぱり……事務所に来て正解でした」
モバP「……?」
美優「人が多いところは、まだ慣れなくて……」
モバP「……慰労会は、楽しめませんでしたか?」
美優「いえ、とっても面白かったですよ。たくさんお話も出来て、いろんな方とお知り合いになれましたから」
モバP「ふふ、楽しめたのなら何よりです」
美優「少し疲れちゃいましたけど、やっぱりPさんの隣に居ると安心できますね。なんだか、落ち着きます……」
モバP「美優さんには、小さい子の面倒も見て貰ってますからね。俺が役に立つようでしたら、よかったです」
美優「子供は好きですから、気にしないでください……Pさんの負担が少しでも減るなら、私もうれしいですし……」
モバP「なら、日頃のお礼も込めて膝枕でもしましょうか」
美優「え?」
モバP「ほら、どうぞ。来てください」ポンポン
美優「……」
モバP「ふふ、冗談です」
美優「じゃあ……お願いします」ポテ
モバP「え、あら……」
モバP「美優さん、冗談ですからね? 真に受けないで下さい」
美優「今日、Pさんは打ち上げに来てくれませんでした。このくらいしても、いいと思います」
モバP「あはは……そう言われてしまうと、困っちゃいますね……」
美優「Pさん。いつも私が仁奈ちゃんにしてるように、してください……」
モバP「美優さん、あのですね……」
美優「……Pさんが来てくれなかったおかげで、私大変だったんですよ? 大勢の方に話しかけられて……」
美優「そのせいで、少し疲れてしまったかもしれません……」
モバP「貴方は、こういうことする人じゃなかったと思ったんだけどなあ……」
美優「私だって、昔のままじゃありません。度胸だってついたんです。誰かさんが、恥ずかしい衣装ばっかり着せるから……」
モバP「……返す言葉が有りませんね」
美優「ふふっ……あたたかくて、心地良いです……」
美優「やっぱりPさんの傍が、一番安心できて、落ち着きます」
美優「でも……それだけじゃないんです。胸が締め付けられることも、ドキドキすることもあって……」
美優「この気持ち、大切にしたいって思ってても……それでも……」
モバP「それは、たぶんお酒のせいですね」
美優「違うんです。Pさん、私は……」
モバP「きっと、まだ酔いが醒めてないんですよ。大丈夫です。明日になれば全て元通りになりますから。ね?」
美優「……」ギュウ
美優「……試写会には、来てくれるんですよね?」
モバP「もちろん」ニッコリ
美優「わかりました……。今はそれで、我慢しますから……」
…………
……
大人組はこれではそう何度もあしらわれてくれなさそうだなあ…その内爆発しそう
このPも大人組には無力というか、ただの鈍感Pよりもダンディさのせいで返ってモテそうでヤバいな
レスしたらエラーの有無に関係なくスレを更新してみりゃいいだろうに
ちひろ「はあー、ようやくお仕事終わりました……」
モバP「お疲れ様です。俺はまだ仕事が残っているので、先に上がってください。鍵は閉めておきますから」
ちひろ「プロデューサーさん、明日はお休みですよね? よろしければ、お仕事上がりに一緒に飲みに行きませんか?」
モバP「ええ、構いませんよ。それなら少しだけ待ってもらえますか? すぐに終わらせますので」
ちひろ「あれ……いいんですか、一緒に飲んでも? てっきり断られるかと思いました」
モバP「はあ。どうしてちひろさんの誘いを断るんです?」
ちひろ「いえ……だってアイドルの皆さんに誘われても、イベント以外はいっつも断ってるじゃないですか」
モバP「そうですね、二人きりのときは必ず断りますよ。それは彼女たちの信用に関わってきますから」
モバP「でも、ちひろさんはアイドルではありませんので、別に構いません」
ちひろ「ああ、そういうことだったんですか。それならちょくちょく誘えばよかったですね……」
モバP「ふふ。すぐに仕事を終わらせます。行きたい場所があれば、考えておいて下さいね」
ちひろ「はいっ 待ってますから」
ちひろ「プロデューサーさん、注いで下さい」
モバP「あの、ちひろさん。そろそろお酒は……」
ちひろ「……」ヒック
モバP「ほら、何か食べましょう? これなんかどうです? 店長のおすすめみたいですよ」
ちひろ「注いで下さい。早く」
モバP「は、はい」
ちひろ「あれー? プロデューサーさん全然飲んでないじゃないですかー」ヒック
モバP「飲んでますよ。それよりちひろさん、大丈夫ですか? 貴女、そんなに飲む人じゃありませんよね?」
ちひろ「もー、さっきから全然グラスが空いてないじゃないですかー。よーし注いじゃいますからー!」
モバP「あ、こら。ダメです、それ以上入りませんから! こぼれるこぼれる!」
ちひろ「飲めば入りますー。えへへー」
モバP「ああもう、ぐでんぐでんに酔っ払っちゃって……。ほんと、どうしちゃったんですか?」
ちひろ「うう……私だって……私だって好きで飲んでるんじゃありません。飲まなきゃやってられないんですよ!」
ちひろ「プロデューサーさんにはわからないんです。日々事務所で神経をすり減らす私の気持ちなんか、絶対に……!」
モバP「な、何かあったんですね? 話してください、力になりますから」
ちひろ「力になるですって? なんですかプロデューサーさん、そんな人事みたいに……。あ、いま面倒くさいって思いましたね?」
モバP「い、いえそんなことは」
ちひろ「大体ですね、事務所で起こる問題の八割はプロデューサーさんのせいじゃないですか! 人事みたいな顔しないで下さい!」
モバP「え、ええ? 何か書類に不備でもありますか?」
ちひろ「いえ書類は完璧です。いつもありがとうございます、私の優先順位まで考えてくれて」
モバP「あ、いえいえこちらこそ、ちひろさんには大変お世話になって……。じゃなくて、それなら何が問題になっているんです?」
ちひろ「知りたいんですか?」
モバP「それはそうです。ちひろさんがそこまで酔っ払うなんて、よほどの問題なんでしょう?」
ちひろ「本当に知りたいんですね?」
モバP「……え、ええ」
ちひろ「じゃあ、飲んでください。飲んでくれたら、教えてあげます。飲まなきゃ教えてあげませんから」
モバP「わ、わかりました。飲みましょう」
モバP「飲みましたよ。さあ、ちひろさん」
ちひろ「何言ってるんですか? それじゃあ飲んだうちに入りませんよ。これもです」
モバP「うぐ……飲みました」
ちひろ「まだこの瓶空いてませんけど。はい、注ぎますね!」
モバP「あ、あふぅ……」
ちひろ「うーん、だいぶいい感じになってきましたね……」
モバP「ちひろさん。もう、いいでしょう?」
ちひろ「そういえばプロデューサーさんって、イベントでも少ししかお酒飲みませんよね。どうしてですか?」
モバP「当たり前です。プロデューサーなんですから、飲むより、飲んだ後のことを考えないと……」
モバP「片付けとか、後始末とか……いろいろあるんですから、ね?」
ちひろ「店員さーん、ここからここまでのお酒持ってきてくださーい!」
モバP「う、うう……」
ちひろ「かなり辛そうですね。逆に、私は酔いが醒めてきましたけど……」
モバP「そろそろ、お願いします。これ以上は、持ちませんので……」
ちひろ「プロデューサーさん、それだけ飲んでも全然いつもと変わらないじゃないですか。もっとはしゃいだりしてくれると面白いんですけど」
モバP「ふふ……これでも、自制心には、自信があるんです。さ、ちひろさん。話してください……」
ちひろ「わかりました……」
ちひろ「店員さーん、お酒追加でーす!」
モバP「……」クラクラ
ちひろ「大丈夫ですか、プロデューサーさん?」
モバP「だれの……せいだと……」
ちひろ「そこまでして知りたいんですか?」
モバP「貴女に迷惑がかかるなら……知らないと……」
ちひろ「もうっ。プロデューサーさんがそうだから事務所がギスギスするんですからねっ!」
モバP「……?」
ちひろ「聞きますけど、プロデューサーさんってホモなんですか?」
モバP「なんですか、いきなり」
ちひろ「答えてください。これは事務所内トラブルTOP10に入る問題ですからね?」
モバP「違いますよ……」
ちひろ「本当ですか? あれだけアイドルから苛烈なアタックを受けておいて、何もしないなんて男性としておかしいのでは?」
モバP「どこの世界に、アイドルに手を出す、プロデューサーがいるんですか……」
ちひろ「手を出しちゃう方も居るみたいですけど」
モバP「そんなこと、死んでもしません……彼女達を、裏切ることになりますから……」
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