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    元スレちひろ「プロデューサーさんの父性で事務所がヤバイ」

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    1 :


    愛梨「じゃんっ♪」

    モバP「ん?」

    愛梨「どうですか、Pさん? うさちゃん愛梨ですっ」

    モバP「まだライブまで時間あるから、そんなに早く着替えなくてもいいんだぞ?」

    愛梨「Pさんに見て欲しくて。……似合いますか?」

    モバP「うん、似合ってる似合ってる。うさぎで正解だったな」


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1396351079

    2 = 1 :


    愛梨「えへへ、ありがとうございます! 私もうさぎは自分にぴったりだなって思うんです」

    モバP「そうなのか?」

    愛梨「うさぎって寂しがり屋さんじゃないですか。私だって同じです」

    愛梨「最近はPさんも構ってくれませんし、すこし寂しいなって……」

    3 = 1 :


    モバP「そうか。なら俺の見立も間違ってなかったんだな」

    愛梨「あ~そういうこと言っちゃうんですねっ」

    モバP「ふふ。それだけ愛梨が一人前になったってことだよ」

    愛梨「それは、そうかもしれませんけど……ちょっと違います……」

    モバP「良い事だよ。もっと誇りなさい」ニコ

    愛梨「むう……」

    4 = 1 :


    愛梨「じゃあ、撫でてくださいっ。うさぎって撫でられるの好きなんですよ♪」

    モバP「うーん、あまりそういうことはしたくないんだけど」

    愛梨「……」ジー

    モバP「わかった。来なさい」ナデナデ

    愛梨「えへへ。おしりのふわふわが触り心地良いんですよ~。ほらさわってみてください」フリフリ

    モバP「それはまた今度な」

    愛梨「なでなでされたら熱くなっちゃいました……ぬ、脱いでもいいですか!?」

    モバP「こら。それ以上何を脱ぐんだ」

    愛梨「あ、そうですね」

    5 = 1 :


    愛梨「Pさん、見てくださいっ」

    モバP「ん?」

    愛梨「ぴょんぴょーんっ♪ うさちゃんジャンプですっ。ぴょんっ♪」ボインボイン

    モバP「愛梨、そういうのはファンの前でしてあげなさい。きっと喜ぶから」

    愛梨「Pさんは喜んでくれないんですか?」

    モバP「俺を喜ばしてもなあ。なんにもならないさ」

    6 = 1 :


    愛梨「そ、そんなことありませんっ わたしは―――」ブチ

    モバP「あたっ」コン

    愛梨「あっ! ボ、ボタンが飛んじゃいました……。大丈夫ですか?」バルルン

    モバP「うん、俺は平気だよ。いや、まずは胸元をしまいなさい」

    愛梨「きゃあ!? す、すみません。み、見ました? 見ましたか?」

    モバP「すまない見なかったことにしておく。それよか衣装をなんとかしないと」

    7 = 1 :


    愛梨「Pさんの反応に、私は少し悲しいです……」

    モバP「確かもう一着別のがあったよな。仕方ないそっちにしよう。愛梨もそれでいいね?」

    愛梨「はい……」

    モバP「落ち込まないの。大丈夫だよ、ふわふわの衣装も似合うから」ニッコリ

    愛梨「そうじゃないです……Pさんのばか」



    …………

    ……

    8 = 1 :


    美波「制服だなんて、また着ることになるとは思いませんでした」

    モバP「普通は卒業したら着ないからな」

    美波「そうですよね。何だか、イケナイことをしてる気がします……」

    モバP「そうかな。大丈夫、違和感ないよ」

    美波「に、似合いますか?」モジモジ

    モバP「うん。現役といっても十分通用する。可愛い可愛い」

    美波「か、可愛いですか? そうですか、よかった……」

    9 = 1 :


    美波「パパが言ったんです……制服姿をプロデューサーに見せ付けてやれって。そうしたらきっと喜ぶって」

    モバP「はは。まったく、あのお父さんも娘に何を言ってるんだか」

    美波「お、おとうさん? ですか?」

    モバP「ん?」

    美波「いえ、なんでもありません。……ふふ」

    モバP「?」

    10 = 1 :


    美波「ねえ先輩。この後、少し私と付き合ってくれますか?」

    モバP「お? なんだ、撮影の練習か?」

    美波「いえ、ちょっと言ってみただけです。でもPさんは先輩というよりは先生って感じですかね?」

    モバP「そうだなあ。確かに人にものを教えるのは嫌いじゃないが」

    11 = 1 :


    美波「この頃は、アイドルになるなんて夢にも思ってませんでした」

    モバP「高校のころはどんな娘だったんだ?」

    美波「マジメでしたね。勉強もそこそこで、生徒会役員も務めていましたし」

    モバP「そっか、見てみたかったな。高校時代の美波も」

    美波「そうですね。私も、もっと早くPさんと会えていたらって―――」

    美波「……いえ、やっぱりダメです」

    モバP「どうしてだ? 俺としてはもう少し早くスカウトできていればなあって思うけど」

    12 = 1 :


    美波「だって、高校時代にPさんに会っていたら……勉強になんて、手がつかなくなっちゃいます」

    モバP「なるほど。確かに美波は一度背中を押してあげると、どんどん前に行っちゃうからな」

    美波「もう、そうじゃないです。今でもこんなにドキドキしてるんです。あの頃だったら、きっと……」

    モバP「ふふ、大丈夫だよ。こう見えても勉強はできたほうなんだ。今でも高校生組み教えるぐらいの学力だってあるんだから」ニッコリ

    美波「……やっぱりPさんには意地悪な先輩役が似合うと思います」



    …………

    ……

    13 = 1 :

    一端切

    14 :

    智絵里はよ

    15 :

    素敵

    17 :

    アーニャ!アーニャ!

    18 :

    肇ちゃんマダー?

    19 :

    美優さんはよ

    20 :

    おい美波ちゃんのパパ(意味深)やめよう

    21 :

    NGと美嘉ちゃんが見たいです

    23 :

    十時愛梨(18)

    /nox/remoteimages/1e/c1/33fbbb2c3486a2262c4181c4df72.jpeg 新田美波(19)
    /nox/remoteimages/26/99/beee871cc783da176ec7de9b7851.jpeg

    24 = 1 :

    偶に安価も回収。遅筆だけど

    25 = 1 :


    智絵里「はあ……き、緊張しちゃいます……」

    モバP「大丈夫だよ、ライブはもう何度もやってるんだ。落ち着いて」

    智絵里「は、はい。でも、何度もやってるのに……それでもダメです。わたし、緊張で、震えちゃって……」

    モバP「それでもいいんだ。智絵里の臆病なところは、良いところでもあるんだから」

    智絵里「そうなんですか……? わたし、臆病なのは、いやです」

    26 = 1 :


    モバP「そうだな。でもいつも初心を忘れないってことは、慢心しにくいってことだよ」

    智絵里「慢心なんて、そんなこと……」

    モバP「もしファンが今の智絵里を知ったら、きっと嬉しく思うよ。間違いない」

    智絵里「そうでしょうか?」

    モバP「うん。だから緊張してもいいんだ」

    27 = 1 :


    智絵里「そう言われると、ちょっとだけ、震えが納まってきました気がします……」

    モバP「ふふ、よかった」

    智絵里「Pさんは、すごいです。いつもわたしのこと気にかけてくれて……見捨てないでくれて。わたしに、勇気をくれて……」

    モバP「プロデューサーだからな」

    智絵里「わたし、アイドルになったとき、思ったんです。こんなわたしでも……Pさんと一緒なら変われるって」

    智絵里「だから、ずっとわたしのこと……見てて下さい。待ってて、欲しいです……」

    28 = 1 :


    智絵里「え、えっと、その……て、手を握って貰えますか? いつものように……」

    智絵里「震えが納まるように……ぎゅって……。勇気が、欲しいんです」

    モバP「ダメだよ」

    智絵里「ど、どうしてですか? やっぱりわたしのこと、嫌になって……」

    モバP「そうじゃない。もっと強くなりたいって言ったろう? なら、少しずつでもいいから進まないと」

    智絵里「で、でも、怖いんです……Pさんに、手、握って欲しいんです……だ、だめですか?」

    29 = 1 :


    モバP「智絵里。君を待ってるのは俺じゃない。ファンなんだ。勇気を与えるのが、君の役割なんだよ」

    智絵里「わ、わかってます。そ、それでも、わたし……Pさんとなら……」グスッ

    モバP「行って来なさい。観客が待ってる」

    智絵里「……」グス

    30 = 1 :


    モバP「智絵里。君を待ってるのは俺じゃない。ファンなんだ。勇気を与えるのが、君の役割なんだよ」

    智絵里「わ、わかってます。そ、それでも、わたし……Pさんとなら……」グスッ

    モバP「行って来なさい。観客が待ってる」

    智絵里「……」グス

    31 :

    岡崎先輩のセリフを聞いてると、常々養父になりたいと思うわ

    32 = 1 :


    智絵里「……」グス

    モバP「……わかった。俺もここで智絵里を待ってるから」

    智絵里「……ほ、ほんとうですか?」

    モバP「ああ、本当だとも。ほら、いい娘だからもう行き来なさい」

    智絵里「手も、握ってもらえますか?」

    モバP「それは智絵里のがんばり次第だね。でも、いつまでも俺に甘えてちゃいけないよ。次からは―――」

    智絵里「えへへ……じゃあ、行ってきます。見ててくださいね、わたしの、精いっぱいを。Pさんにも歌声、届けますから」



    …………

    ……

    33 :

    的場パパはいつ出ます?

    35 = 1 :


    「あ、プロデューサー」

    モバP「ん? 凛じゃないか。学校の帰りか?」

    「うん。今から事務所に行くところだよ。プロデューサーは?」

    モバP「同じだよ。といっても資料取りに行くだけで、また外に出るんだけどね」

    「ふふっ、なら事務所まで一緒だね、プロデューサー」

    モバP「ああ。ほら凛、荷物貸しなよ。持つから」

    「え? いいよ別に」

    モバP「文句言わない」グイ

    36 :

    ウサミンパパとかもう定年退職してるんj……

    37 = 1 :


    「あ……」

    モバP「ほら、行くよ」

    「……プロデューサーって時々強引だよね」

    モバP「はは。こういう仕事してるとな。そういう面も必要になる」

    「そうなの?」

    モバP「アイドルの背中を押すのがプロデューサーの仕事だからね。時には強く押すときもあるさ」

    「ふーん……」

    38 = 1 :


    「ね、プロデューサー?」

    モバP「ん? なんだ」

    「えいっ」

    モバP「うわ。お、おい……凛?」

    「ふふっ、どう? プロデューサー?」

    モバP「どうって……なにをするんだ、いきなり。腕を組むのは止めなさい」

    「やだよ。私も、時には強引になったほうがいいかなって……」

    モバP「あのな、凛。こんなところ人に見られでもしたらまずいだろう?」

    「大丈夫だよ。私だって、流石に人気がある場所じゃこんなことしないよ」

    39 = 1 :


    「でも、そうだね。もし誰かに見られたら、恋人同士に見えちゃうのかな……。ね、プロデューサー?」

    モバP「そんなに顔を赤くして何を言ってるんだか……。恥ずかしいなら手を離しなさい。良い娘だから」

    「またそうやって子供扱いして……プロデューサーがそうだから私たちがこういうこと―――」コケ

    「きゃあっ!?」ドテ

    モバP「うわっと。だ、大丈夫か?」

    40 = 1 :


    「いてて……転んじゃった」

    モバP「悪い、支えられなかった」

    「いいよ、私のせいだし。はあ……やっぱり慣れないことはするもんじゃないね……」

    モバP「そうだな、反省しなさい」フイ

    「……ん?」

    「あっ」バッ

    モバP「凛、手を貸すよ。ほら、立てるか?」

    「う、うん」ギュ

    41 = 1 :


    「ね、プロデューサー……見た?」

    モバP「ああ、悪かったよ」

    「……感想は?」

    モバP「馬鹿なこと言わない、もう忘れたよ」

    「忘れたって、それだけ?」

    モバP「それより怪我はないか? どこか痛んだりしないか?」

    「うん、平気……あ」

    42 = 1 :

    モバP「どうした?」


    「ちょっとおしり痛いかも」

    モバP「それは仕方ないな。自業自得だよ」

    「プロデューサーが撫でてくれたら納まるかもね」

    「ふふ……触る?」

    モバP「……」デコピン ピシ

    「いたっ」

    モバP「慣れないことはしないんじゃなかったのか?」

    「わたしだって、偶にはこういうことしたくなるよ」

    モバP「まったく。その様子なら大丈夫そうだな。行くよ、凛」

    「あ、待ってよプロデューサー」



    …………

    ……

    43 = 1 :

    一端切

    44 :

    いいね

    45 = 36 :

    しぶりんのお尻なめまわしたい

    46 :


    「ふぅ……」

    モバP「ライブお疲れ様、奏」

    「ええ、ありがとう。ねえPさん……ちゃんと私の姿、隅々まで見てくれた?」

    モバP「ああ、ばっちりだったぞ」

    「ふーん……そう」

    モバP「なんだ?」

    47 = 46 :


    「Pさんは嘘吐きだなって」

    モバP「うん? どうしてだ」

    「私の舞台、全部見てくれなかったでしょ。わかってるんだから、途中で居なくなったの」

    モバP「なるほど、そのことか。奏は出だしは緊張気味だからな」

    「Pさん、最初しか居なかったじゃない」

    48 = 46 :


    モバP「だからだよ。そこさえ乗り越えれば、奏は問題無いだろう」

    「私はね、そのあとの、一番輝いてる姿をアナタに見て欲しかったの。……わかる?」

    モバP「はは。それは君のファンが見るものであって、俺じゃないよ」

    「そうじゃないわよ。もう鈍感ねぇ……それとも、わざとなのかしら?」

    モバP「悪かったよ、どうにも疲れていてね。少し仮眠が必要だったんだ」

    「そう言われたら何も言えないじゃない、酷い人……」

    49 = 46 :


    「まあいいわ。でも、少しでも私に申し訳ない気持ちがあるなら、わかるわよね?」

    モバP「?」

    「私の瞳を見て。そらしたらダメよ?」

    モバP「ああ、いいよ」


    「……」

    モバP「……」


    「ほんと、憎たらしいほど真っ直ぐ見つめてくるよね、Pさんって」

    モバP「ありがとう……で、いいのかな?」

    50 = 46 :


    「じゃあ、私の唇を見て? 私が欲しいもの、いつも言ってるわよね」

    「目、瞑ってるから……ご褒美、ちょうだい? ね、Pさん……」

    モバP「もう、仕方ないな……」スッ


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