私的良スレ書庫
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元スレ寂海王「君を必ず宮守女子に連れて帰るッッッ」 豊音「えっ?」
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幻覚の自分に都合のいい相手といちゃつくのは相手への侮辱以外何物でもないからな。
塞(貫いてきたッ!)
塞(だけどまだ想定を越えはしないッッ!)
塞(幻覚と分かっていても、恋人の腹をぶち抜くことには抵抗がある)
塞(何とかぶち抜けた程度の正拳じゃあ、私の技まではぶち抜けないッ)
塞(無理やり幻影を振り払ってた場合もそう!)
塞(一度拳を引いて体勢を立て直す時間があるかしら!?)
塞(不完全な状態同士の激突ならば、私の謄空螺旋脚は負けないッッ!!)
ギュアッ
久「激突する……ッ!」
優希「のどちゃんッッ!!!!」
ズガァァァァァンッッ
>>453
本物の本人がいる前でやるのは完全アウトだろ
本物の本人がいる前でやるのは完全アウトだろ
恒子「?????ッッ!!」
恒子「こ、これはァァーーーーッ!?」
恒子「う、臼沢選手の顔面に、原村選手の正拳が突き刺さっているゥゥゥーーーー!!」
加藤「な、なんて威力だ……」
加藤「殴られた頭が地面にめり込み、硬直した体が真っ直ぐ天に伸びてやがる……」 ゴクリ
健夜「てっきり臼沢選手有利かと思いましたが……」
本部「……胸の差だな」
健夜「む!? うぇえ!?」
本部「低い姿勢から迎撃したのが仇となったな……」
本部「攻撃はまず巨大な胸に当たる」
本部「もちろん胸は揺れても脳震盪を起こしたりしない……」
本部「痛みさえ気にせずにいれば、位い具合に胸が衝撃を吸収し、また軌道もそらしてくれる……」
健夜「なるほど……」
健夜「多少のダメージは気にせずに己の打撃をマイペースに貫く原村選手の強みが出たわけですか……」
本部「うむ」
刃牙「いや……それだけじゃない」
健夜「え……?」
刃牙「あの轟音、そしてあの威力……」
刃牙「間違いなく、今の拳は……」
加藤「……」
刃牙「……マッハに、到達しようとしていた」
久「間違いないわ、あれは伝説のF・P・P……」
優希「えふぴぃぴぃ……?」
まこ「な、なんじゃあそれは!?」
久「F・P・P、正式名称フィストファック・ピストン・パンチ」
久「ボクシングにおける伝説の技よ」
【フィストファック・ピストン・パンチ】
その起源は清朝時代中国の覇羅範将軍とされる。
好色家として知られる羅範将軍による拷問術の一つが、拷問対象の下腹部に握った拳を捻り込み、胎内から破壊するというものだった。
次第に羅範将軍は腕を捩じ込む場所を傷付けた腹部や眼窪へと移し、これが現在のサディスト達が好む所謂『リョナ』の源流となったことはあまりにも有名。
余談だが初めてその拷問を受け生還し、その残虐な行為を世に知らしめた女性の名『梁那』が『リョナ』の語源となったことは、あまり知られていない。
羅範将軍の残虐な行為はほうぼうから非難され、中国武術会においてその存在は禁忌とされた。
しかし1989年、悪童の異名を持つアメリカのヒールボクサー『ジェイク・ハワード』が羅範将軍の拷問を参考にしたフィニッシュブローを開発。
フィストファック・ピストン・パンチという名前はこの時ジェイクが付けたものだが、長いためかこの技について記されている文献では表記をF・P・Pで統一している。
肉体を貫きなお内臓にダメージを与えるその威力は絶対的な破壊力を持っていたが、しかし腕にかかる負担も大きく、使用したジェイクの腕を引き裂き彼を引退へと追いやった。
しかしその威力と伝説に惹かれ、威力を落とし妥協するなりダメージを軽減する方法を模索したりし、オリジナルフィニッシュブローにF・P・Pを取り入れる者は現代でも少なくない。
その際は、二つのPの間に使用者の象徴となるアルファベットを挿入し、4文字で呼ぶのが通例。
その伝統を最初に始めた人物は未だ判明していないが、マスメディアに表記されたのは2000年にウェルター級チャンピオン『ジャック・ミレッジ』がその年代になぞらえて付けた『F・P・M・P(フィストファック・ピストン・ミレニアム・パンチ)』とされる。
その後はメディアが先行して選手に因んだ名前をつけ選手がそれを正式名称に採用するのが大多数のパターンとなるが、今でも選手自ら名付けるケースも稀だが存在する。
(民明書房刊 『ボクシングと中国拳法』より)
久「あの娘、この土壇場でF・P・Pを自分のものにしたんだわ……」
優希「のどちゃんは空手だけじゃなかったのかっ……!」
まこ「腹を貫き尚もダメージを与えるように動かす技だったからこそ、あれほどの威力が出せたって訳か……」
久「言うならば、ズボッとぶち抜くF・P・M・P(フィストファック・ピストン・まんこい・パンチ)ってとこかしら」
フラッシュピストンマッハパンチを汚すなよw
でも民明書房っぽさが出てて面白いから許すッッッッ!!
でも民明書房っぽさが出てて面白いから許すッッッッ!!
和(ア……リ……ガ……ト……)
和(臼沢さん、アリガトウ……) ナミダツー
和「臼沢さん……」
和「あなたに心から感謝したい」 ポツリ
和(自分が誰で……)
和(何の為にこの場にやってきて、そして何をしなければいけないかを――――――)
和(咲さんの素敵な笑顔を見て、改めて思い出しました……)
和「でも……だから……」
和(咲さんのために……)
和(少しでも、咲さんの力になり、そして捏造したあの日記を本当にするためにも……)
和(絶対に、負けるわけにはいかないんです)
和「…………咲さんが、ちょっとえっちで、大胆で……」
和「そして私を愛してるなんて、そんなオカルトありえません」
和「…………ありえないんですよ」
【副将戦】
勝者 原村和(清澄高校)
寂海王「……」
寂海王「悲しい背中だ」
白望「え……?」
寂海王「……勝者には、様々な種類がある」
寂海王「君のように、買って当然と言わんばかりに嬉しそうにもしない者」
白望「そんなつもりは……」
寂海王「なくてもそう見えるものさ」
寂海王「逆に中堅戦の姫松の選手のように、全身で勝利を喜ぶ者」
寂海王「敗者を煽る者もいる……」
寂海王「喜びのあまり涙する者や、気が抜けて倒れる者もいよう」
寂海王「だが彼女は、そのいずれでもない」
寂海王「あれほどまでに悲しい勝ち名乗りは知らない」
寂海王「……行こう」
白望「え……?」
寂海王「彼女の、そして日本の武道の未来のためにも、彼女を導いてあげなくてはなるまい」
寂海王「それに……塞クンも心配だろう?」
寂海王「皆で迎えに行こう」
胡桃「……塞ッ!」 ダッ
恒子「決着ゥゥゥーーーーッッ!!」
恒子「副将戦を制したのは、“バストも空手もワールド級”清澄高校原村和ァァァァーーーーーーッッ!!!!」
健夜「なにその勝手なキャッチコピー!?」
恒子「そしてこれにより、清澄高校の勝ち抜けが決定ッ!」
恒子「またも落とした永水女子は苦しいかァーーーーーッ!?」
健夜「でもまだ永水女子の大将が勝って、残りの一枠を賭けてのサドンデスになる可能性は残されています……」
健夜「大将戦までどうなるかわかりませんから、諦めないで頑張ってほしいものですね」
恒子「なるほど」
恒子「以上、テレビカメラも入ってないのに好感度をつい稼いでしまった小鍛冶麻雀プロの有り難いお言葉でした!」
健夜「そんないやらしい意図はないよ!?」
乙
はっちゃん逆襲は無しか
シロまこ洋榎と原作最多得点者が勝ってのが、ここに来て外してきたな
はっちゃん逆襲は無しか
シロまこ洋榎と原作最多得点者が勝ってのが、ここに来て外してきたな
恒子「それではいつの間にか増えてる解説の人にも話を聞いていきましょー!」
恒子「まずは公園が似合う感じの!」
健夜「すっごく失礼だよ!?」
本部「見たところ、武道の心得ならば清澄か宮守といったところ……」
本部「この結果は妥当だろうな」
健夜「答えるんだ!?」
本部「マイクを向けられたからな」
本部「オーダーで清澄が宮守を上回ったといったところか」
本部「永水は武道以外のモンの心得があったようだが、そんなもんが通用するるほどこの闘技場は甘くはない」
本部「姫ま」
恒子「なるほどー、それじゃあそこの何だか噛ませっぽいお兄さん!」
刃牙「」 プッ
加藤「あぁ!?」
刃牙「いや……彼の名は加藤……通称デンジャラスライオン」
刃牙「心身会のエースだ」
刃牙「噛ませ犬なんかじゃないさ」
恒子「なるほど」
恒子「ではデンジャラス体温さん」
加藤「ライオンだ」
恒子「なんだか不戦敗にでもなりそうな異名ですね、高熱っぽいですし」
加藤「~~~~~~ッ!!」
恒子「それで、何かコメントは?」
加藤「……まァ、確かにまだあの巫女集団にもチャンスはあるが……」
加藤「キビシーだろーよ」
加藤「何せ、ここで勝ってもつれ込ませても、永水だけは連戦」
加藤「もっと言うなら、大怪我をした姫松と比べほぼ無傷な宮守有利」
加藤「宮守は姫松だけを倒せば勝ち抜けの目がでかい分、圧倒的に優位な立場ッ」
加藤「対立するだろう姫松と宮守に対し、永水はどちらに加担するのか」
加藤「ついでに清澄もどう出るのか」
加藤「それに全てがかかってるだろうな」
恒子「なるほど、ありがとうございました!」
恒子「以上、デンジャラスダイソンさんでした!」
恒子「さっすが全く変わらない解説力でしたね!」
健夜「意味分かんないし失礼だよ!?」
恒子「それでは、えーっと、チャンピオンさん?」
恒子「何かコメントをどーぞ!」
刃牙「………………」
恒子「あのー?」
刃牙「……………ッ!」
恒子「あれ? もしもーし」
恒子「どーしたんですかねー、さっきまでは普通だったのに」
恒子「中継カメラのラグでしょうか」
健夜「真横に座っているのに!?」
寂海王「~~~~~~~ッ……・」
白望「……先生?」 ピタ
寂海王「…………」 ダラダラ
白望「……?」
寂海王「不味いッッ」
寂海王「こ、この感じッ」
寂海王「全身の細胞が、前に進むことを拒むこの感じッッッ」
白望「……?」
白望「よくわからないけど、胡桃達行っちゃったし、先に――」
寂海王「……待ち給え」
寂海王「前言を撤回してよ」
白望「?」
寂海王「君はここで待っていなさい……」
胡桃「塞ッ!」 ダッ
ドン
胡桃「あたっ……」
胡桃「あ、ごめんなさ――」
咲「……いえ」
咲「こっちこそ、ごめんなさい」
エイスリン「――――ッ!」 ゾワッ
エイスリン(ファック!)
エイスリン(ワッツアファッキンクレイジーオーラ!!)
エイスリン(ゼンシンノ ケアナカラ ヘド ブチマケソウダッッ…・・・!!)
豊音「……塞」 ダッ
豊音「だいじょーぶ?」
塞「う……」
和「大丈夫でしょう、少しコンクリートに頭部がめり込んだだけです」
和「そんなに命の危険はありません」
咲「よかった……原村さんが手を汚さなくて」
和「咲さん!!!!!!!!!」 ダッ
和「きてくれたんですね……やりましたよ、私」 ダキー
洋榎「何や、大集合やな」
絹恵「あ……お姉ちゃん……」
洋榎「よ、絹」
洋榎「何か今回は清澄の以外ダメージやばそうやったから、みんな様子見来たようやな」
和「怪我してないのに迎えに来てくれる宮永さんに感動しました」
咲「そんな大げさな……」
絹恵「はは……ごめんなお姉ちゃん」
絹恵「お姉ちゃんくらい怪我しても気合で勝ててたら、原村さんみたいに抱きしめてもらえとったんやろうになあ」
洋榎「なんや、抱っこくらいいつでもしたるでー」 ケラケラ
絹恵「もう、子供扱いせんとってや」
恭子「永水の娘は救急車に乗せられたみたいですね」
漫「すごい音立てて落下して、その後もやられたわけですからねえ」
洋榎「付き添いで何人かついてったようやけど、もしかして全員ついてって棄権とかちゃうやろな」
霞「ご安心を」
霞「……付き添いたかったけど、私が付き添ってもはっちゃんは喜ばないし、残らせてもらいました」
洋榎「ほー、そらよかった」
洋榎「ついでにさっきのちまっこいのも危険じゃなきゃええねんけどな」
霞「……そうね」
塞「すみませんなんか」
霞「いいえ」
霞「真っ向勝負ですもの、貴女が気に病むことはないわ」
全然関係無いけどこのSS読んでたら天上天下って漫画で技に麻雀の役の名前を付けてたキャラを思い出したw
咲「……棄権、か」 ポソ
和「え?」
咲「……もう勝ち抜けは決まってるし、私は別に、戦わなくてもいいんだよね」
和「咲さん……」
久「おーっと、それはどうかしら」
咲「部長?」
久「この話を聞いてなお、貴女は棄権するなんてことが言えるかしら?」 フフ
和「……?」
和「一体何の話です?」
洋榎「家族を人質にでも取っとるんやろか」
漫「逃げたらいつの間にか埋め込まれてた爆弾が爆破されるとか……」
咲「……あー」
咲「でもさすがにそんな技量はないんじゃ……」
久「そこは人間性を根拠に即座の否定をしてほしかった」
久「優希がやられた直後はあんなにやる気満々だったのに、急に怖気づくなんてね」
咲「……」
久「……お姉さんと戦うことになりそうなのが、そんなに不安なのかしら?」
咲「ッ!」
久「貴女のお姉さん、無事に試合を突破してるわ」
久「チームメイトが足を引っ張ったおかげで、一人で2勝」
久「思惑通り自分の圧倒的強さをアピールして」
咲「……」
久「……そこまでしてお姉さんが試合に挑む理由、教えてあげましょうか」
咲「え?」
久「学生議会長の情報網にかかれば、そのくらい調べられちゃうのよねえ♪」
塞「……何か混みいった話なら、私達は邪魔かもね」 イテテ
胡桃「肩貸そうか? 病院行く?」
塞「だいじょーぶ」
塞「……豊音の試合、見届けたいしね」
塞「控室のソファまで、付き合ってもらっていいかな」
胡桃「ん、もちろん」
塞「……」
胡桃「……」
塞「身長差のせいで、肩を借りても全然楽にならな」
胡桃「ごめんって」
由子「肩貸すのよー」
由子「こっちは人手余ってるし、体格的にー」
塞「あ、どうも」
洋榎「ほな、大将戦の前に景気付けになんかやっとくか?」
恭子「余計なことせんでええですから」
ドン
洋榎「あたっ」
洋榎「あ、すんません、見えなかっt――――」
塞「……ッ!」 ゾッ
胡桃「~~~~~~~~~~ッ!」
???「ククク……」
???「アクビしてるのに顔も見せねェと思ったら……」
???「随分つまらねえことをしてるみてェじゃねぇか」
豊音「あ、あわわわわ……!」
豊音「は、範馬勇次郎さんッッッ……!!」
勇次郎「くく……」
その男の持つ雰囲気は、見る者すべてを圧倒していた。
例え彼を知らぬ者でも、萎縮せざるを得ない圧倒的なまでの野性。
歴戦の闘士である寂海王が――否、歴戦の闘士だからこそ、寂海王が溢れるオーラに当てられて歩みを止めてしまう程に。
男、範馬勇次郎の持つ雰囲気は常軌を遥かに逸していた。
洋榎「……すんません」
いつもなら、洋榎は口すら動かすことすら叶わなかっただろう。
しかし――今この場で、洋榎だけが、明確に勇次郎へと声をかけた。
洋榎「デカすぎて避けられんかった」
だって彼女は『お姉ちゃん』だから。
最愛の妹が、またも見てくれているのだ。
いつものような軽い口調で、道化めいたことを言う。
まるでそれこそが愛宕洋榎と言わんばかりに。
勇次郎「クク……」
そんな洋榎に、勇次郎は応える。
容赦や手加減なんてない。
勇次郎「面白い奴もいるじゃァねぇか」
あるのは唯、目の前に立ち塞がる勇気ある者に敬意と本気をもって応える男気だけだ。
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