私的良スレ書庫
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元スレ寂海王「君を必ず宮守女子に連れて帰るッッッ」 豊音「えっ?」
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咲「くッ……」 ギリギリギリ
咲(この馬鹿力……振りほどけないッッッ!!!)
咲(でも技はシンプルだから無効化は出来――)
ゴッ
恒子「頭突きィィィーーーーーッ!!」
恒子「ベアバッグで締め付けながら、姉帯選手は打撃の手も緩めなァァァァーーーーいッ!!」
咲「くっ……!」
咲(なんなのッ……この人ッッッ!!!)
久「咲のプラスマイナスゼロにはまだ弱点がある」
久「それは麻雀からの派生技ゆえの同時攻撃への脆さ」
久「ターン制とも取れる麻雀にはない同時に複数から攻撃を受けると脆いのよ」
和「麻雀にもダブロンがありますが……」
久「大会でも、あの子のハウス麻雀でも、ダブロンルールは採用されていなかったからね」
久「ここで永水か姫松が咲の妥当に乗り出してくると不味い……」
霞(プラスマイナスゼロでダメージを減らしても、あのベアハッグからは逃れられない)
霞(どちらかを討つなら今)
霞(でも……どちらから?)
霞(まずどちらを討つのが正着打なのかしら?)
寂さんの言う通り麻雀って格闘技に通じていたんですねー(遠い目)
恭子「……」 アワワ
ベアハッグとプラスマイナスゼロの膠着状態。
豊音「宮永さんもすっごいタフだよー!」 アハハ
豊音が骨を締め上げる音と、たまに行う打撃音が響く会場で。
咲「ぐッ……」
咲(だめ……読み切れないし振りほどけないッッッ!!!)
プラスマイナスゼロで相手にきっちり返すことすら厳しく、このままではジリ貧となる状況。
霞(一番厄介なのは、やっぱりあののっぽの娘かしら……)
膠着状態を動かしたのは、一際大きく鳴り響いた破壊音だった。
ゴギンッッッ
恒子「………………ッッ!!」
福与恒子すら言葉をなくす、あまりに凄惨な音。
恭子「ひっ、ひぃっ……」 カタカタ
末原恭子は動けなかった。
ただ歯を鳴らし、涙と尿を垂れ流すしか出来なかった。
霞「そんな……」
石戸霞もまた、動けなかった。
動こうと決断したのが遅すぎた。
霞「この感じ……」 ゾゾゾゾゾ
決まり手は、木々をも抱き壊す姉帯豊音の熊式鯖折り(ベアハッグ)――
一度あの世見てからが本番なのは
板垣世界も麻雀(近代麻雀系)も基本だから・・・
板垣世界も麻雀(近代麻雀系)も基本だから・・・
これは格闘漫画に於ける腕を巻き込むタイプの絞め技を脱出する技術の基本である肩関節外しですな
久「……プラスマイナスゼロでは……」
久「あの技からは抜けられない」
久「……もし、抜けようとするのなら」
久「私達の知る“プラスマイナスゼロの闘士”としてでかく、鬼の子として真っ向から相手を潰す覚悟を決めなくちゃならないわ……」
――――に、対する、
霞(目覚めさせてはいけなかった……)
霞(追い込んではいけなかったッ!)
霞(この射殺すような殺気……)
霞(間違いなく、鬼の一族ッッッ!!!)
頸椎への肘打ち下ろし。
咲「私……殴り合い、それほど好きじゃないんです」
咲「だから、プラスマイナスゼロでみんな無傷の終わり方をしたかったのに――」
プラスマイナスゼロでは済まぬ、破壊力の伴った一撃だった。
咲「本気で、摘み取らないといけなくなっちゃったじゃないですか……」 ギロッ
久「あの子がきちんと戦うことになるのなら……」
久「間違いなく、真っ赤な花が咲き乱れるわ……!」
グラッ……
豊音「……はレ……なな……」
咲「何!?」
咲(まだギリギリ意識が残ってたのか……)
豊音「ぼっちでは……死なないって……」
豊音「言ったんだよー……!」 ギロッ
咲「!」
咲(振りほどけな――――!)
グラァッッ
ズッドーーーーーーーーーーーーーーーン
恒子「な、なんと、姉帯選手ダイナミックダーーーーーーーウンッ!!」
恒子「宮永選手をがっちりホールドしたまま後方に倒れたァァァァーーーーーーッ!」
加藤「じゃ……」
刃牙「ジャーマンスープレックス……ッ!!」
健夜「み、宮永選手、顔面から地面に叩きつけられましたが、大丈夫でしょうか……」
霞「……」
霞(“いいの”が入った……恐らくしばらくまともに立ち上がってはこない……)
霞(勿論あのスープレックスで再起不能なんて思えないけど、今が好機なのは確実ッッ)
霞(あの二人が起き上がる前に姫松を倒せば、無傷でサドンデスに持ち込めるッッ)
恭子(なあんて思うとるんやろうなあ……)
恭子(正直まだ膝ガックガクやし、永水もすげー怖いけど……)
恭子「さっきまでの二人と比べたら、紙切れみたいなもんやァァァァァ!!!!」 ダッ
加藤「動いたッッ!!」
恒子「この機に勝ち上がりを狙うべく、先に動くは姫松高校末原選手ッッ!」
恒子「石戸選手は構えて迎撃の姿勢だァァァァーーーーーーッ!」
恭子(私かて、密かに心得はあるッッ)
恭子(中学生のときに趣味にしとった通信教育ッッッ!!!)
恭子(うちは通信空手をはじめあらゆる格闘技のデータを持っとるんや!)
恭子(基本石戸霞のスタイルは“見”ッ!)
恭子(鉄壁のガードで隙をついてくる)
恭子(まずはフェイントを織り交ぜてからの――――――)
ドゴッ
ケン・マスターズ流 通信空手か…
それで炎を出せるようになったJKがいたな
それで炎を出せるようになったJKがいたな
恭子(なッ……ッ!)
末原恭子は、大の字に寝そべったまま目を見開いた。
驚愕と言う他ない。
始動モーションを完全に潰された。
比較的トリッキーな動きであり、また相手の構えの隙を突いたというのに。
加藤「~~~~~~ッ!?」
恒子「……い、今のは……」
健夜「見間違いでなければ……胸、ですね……」
本部「敢えて作った隙というのは、本来、“気付いていれば対処できるようなものだか、それに気付いていないかのように振る舞う”といったもの」
本部「言うならば騙し討ち」
刃牙「だが今のは本質的に異なっている」
刃牙「本来なら肉体の可動域的にどうにもならない隙を見せた」
刃牙「罠の匂いを感じても、カウンターや防御や回避に転じようがなければ攻め入ってしまう」
本部「その不可能を可能にしたのが、あの常軌を逸した肉体ッッ」
本部「防御動作に附随する肉の塊のによるカウンターッッッ!!!」
本部「ソレに対する防御を想定する格闘技は地球上には存在しないッッッ!!!」
加藤「ハッ……超実践肉塊ってか」
本部「常識を覆す攻撃法を防ぐ術はない」
本部「目と体で覚えなくちゃならん」
本部「しかしあの巨大な質量を的確に顎に食らって、果たして立ち上がれるのか……」
恒子「つまりおっぱいすげえ、と」
健夜「やんわりぼかしてくれてたのに言っちゃうんだ!?」
末原恭子は、驚愕していた。
霞の胸の圧倒的暴力に――
・ ・ ・ ・ ・ ・
―――― で は な か っ た 。
恭子(あの胸は想定内や……)
恭子は格闘家ではない。
そしてオカルトを“識って”いるッ。
だからこそ、このありえなさも想定の範囲内ッッ!!
驚く要素があるとするなら、それは一つッ!
恭子(立ち上がれるッッッ!!)
恭子(今の私には効いとらんッッッ!!)
赤坂郁乃は武道家ではない。
赤坂郁乃は、真っ当な教師ですらない。
まわりの評価を気にせず己というものを貫き通し、どこまでいっても己の気分だけを行動原理に置く――ただそれだけの存在である。
贔屓にしている末原恭子に肩入れするのは恭子の評価がほしいからであり、だからこそ恭子の評価と己の欲なら己の欲を優先できる。
郁乃「末原ちゃん、これですごさを理解してくれたやろか~」
漫「……」
蛇蝎の如く疎ましがられる郁乃であるが、ことパイプという点においてはトップクラスのものを持っていた。
自由奔放故に顔が広く、そして欲に忠実だからこそ、きちんと観察していれば衝突前に逃走はできる。
故にその人脈と天秤にかけて人がむらがり、どんどんと好感度に反して盤石の基盤を作り上げていた。
むしろ露骨に敵対する理由は生んでくれず、しかし面倒かつ郁乃を挟んで知り合った相手の顔を立てる必要もある。
そういう点をすべて引っくるめて、「面倒臭い人」であるのだ。
郁乃「戦いは、武力や知力だけやないねんで~」
そして、その力は地下闘技場を開くまでには至らずとも、かなりの影響を持っていた。
戦いの場に赴かず、それでも自分の望み通りに事を運ばせる、特殊な一人の戦士として。
――否、人形傀儡士として、か。
漫「こんなん、末原先輩やなくても……」
特殊繊維を編み込んだ制服は、打撃による衝撃を吸収する。
同様の生地のスカートの裏には暗器が仕込まれ、さらにスカートの奥の布地は卓越した吸水性を誇っている。
またリボンにはICチップが搭載され自動で顎を引き致命傷を回避する機能や、噛み合わせを整え力を引き出す機能もある。
まさに強く生まれ変わるための変身。
オーバーテクノロジーによる超強化ッッ!
郁乃「そうや?」
それがどうしたと言わんばかりに郁乃がキョトンと首を傾げる。
郁乃「だって、末原ちゃん弱いやん」 ニコリ
漫「なッ……!?」
郁乃「そんな末原ちゃんが強くなりたい言うんやから、こうなるのは必然やろ~?」
赤坂郁乃は贔屓をする。
しかし、贔屓目抜きでの妥当な評価くらいはできた。
郁乃「ええやん、末原ちゃんは望み通りに強うなって、そして強さを維持するために私のことを必要としてくれる……」
郁乃「誰も損しないウィンウィンやん?」 フフフ
原作よりだいぶメンタル弱いからな
というか他の面子が異常すぎる(ボソッ
というか他の面子が異常すぎる(ボソッ
一人を贔屓してもチームが崩壊していないのも。
恭子の贔屓目推薦である漫を入れてもバランスを保てているのも。
全ては赤坂郁乃の手腕。
漫「このッ……」
郁乃「ん~~?」
郁乃「なんか言いたげやな~?」
漫「……」
郁乃「悪魔とか、クズとか、外道とか、ち~っとでも口に出してくれとったら懲罰降格できたんに~~」 ザンネーン
漫「…………」
監督は軽視されがちである。
事実麻雀部においては選手の運と実力が勝負の大半を左右する。
仕事をしてもオーダーの決定や雑務くらいと観客には思われがちだし、軽視されすぎて監督などほとんど居ないに等しい学校も少なくない。
由子「そんなことはないのよー」 ズイッ
由子「きっと、こんな技術を試合までに間に合わせた手腕を賞賛しようとしたのよー」
郁乃「あら~よぉ分かっとるや~~ん」
だが、実際は違う。
監督とは、6人目の選手とすら呼べる存在。
一流の監督ともなれば、一人の戦士を生かすことも殺すことも可能になる。
郁乃「この特注セットを間に合わせたのは、我ながら凄いと思うし~」
郁乃「呼ぶなら悪魔とかそんなんやなく――」
そして郁乃は、その一流たる資格を有する。
郁乃「間に合った天才」
郁乃「そう呼んだってや~」 ニタァ
恭子(大丈夫……今の私にダメージは通らんッッ)
赤坂郁乃には人望がない。
教え子の性格を変えられるほどの思慕も無ければ指導力もない。
恭子(やれるかもしれんッ)
恭子(警戒心を抱かせる前にッッッ)
だからこその人脈。
だからこその技術を用いた実績。
それで無理矢理人を動かす。
本来と違うポテンシャルや戦術を引き出し、戦況を動かす。
恭子「他の二人が起きてくる前にッ」 ダッ
かくして恭子は動かされた。
無意識に、郁乃の望むバトルスタイルに書き換えられて。
本来ならば行わないような行動を、末原恭子の思考回路そのままでとらされた。
郁乃「心を壊したり、無理矢理動かすようでは三流以下……」
郁乃「上に立つ者なら、ちょっとのスパイスで普段のまま操らな」 フフフ
霞(やけ?)
霞(いいえ、そんなはずがない)
霞(おそらく何らかの策があってのこと)
霞(でも考えてる余裕はなさそうね)
霞(自分の普段のスタイルを信じて――)
霞「何か分からないけど、喰らいなさいッ」 オモチスウィングッッ
ドガァァッッッ
恒子「~~~~~~ッッッ!!!」
バチッ
当てたのは、石戸霞。
その胸による絶対防御は崩れない。
霞「な……!?」
だがしかし、ダメージを負うのもまた石戸霞。
末原恭子は、全身を防御している。
肌と同じ色の極薄タイツもその一つであり、そこにはよく見なくては分からないような暗器が仕込まれている。
勿論容易く繰り出せるものではないが、石戸霞の巨大な胸がブラインドの効果を果たすため、難易度は格段に下がる。
簡単な電撃くらいなら、当てられるのだ。
恭子(悪く思わんといてや)
長々はできない。
だが一撃で十分。
動揺の隙を突いて沈めるのみ。
恭子(アンタは強い、私より遥かにな)
恭子(でも、だからと言ってただ負けるわけにはいかんのや)
郁乃により、進むべきを捻じ曲げられた。
そのことにすら気が付かず、恭子は更に道を転げ落ちていく。
恭子(凡人が思考を止めたら終わりや!)
恭子(例えどれほどえげつないことでも、勝つために打てる手を全て打つことこそ戦いへの真摯な姿勢ッ)
恭子(私にはこうするより他ないんやッッッ!!!)
さも今までの自分ならば当然行くべき道を着ているかのように。
霞(そう……それが貴女の答えなのね……)
霞(それでも、私だって負けられないわ)
霞(小蒔ちゃん達を守る使命を持つ者として)
霞(そして何より、小蒔ちゃん達の友達として――!) クワッ
バルンバルンバルン
加藤「なんだあの動きはッッッ」
本部「まるで扇風機のように胸部を動かし、風を送る……」
刃牙「勿論それだけで相手に何かできるわけじゃあない」
刃牙「だが――」
恒子「なんとォォォーーーーッ、末原選手ふっとばされたーーーー!!」
刃牙「高速回転する胸部は、並の攻撃を受けただけではとまらない」
刃牙「慣性のままに回転を続け、追撃を阻む城門となる」
恭子「ぐっ……!」
恭子(腐っても防御の鬼、そう簡単には行かんか……)
恭子「おわっ!?」
ドテッ
恒子「あーーーっと、末原選手、すっ転んだァァーーーーッ!」
霞「……」
恒子「しかし石戸選手、これを追撃はせずッッッ」
加藤「罠かと思って警戒してんのか?」
健夜「何らかのダメージを回復しようとしている風にも見えますね」
霞(うん……後遺症はなさそうね)
霞(問題なく、降ろせるわ)
恭子「くっ……」
恭子(――――!)
恭子(そうか、ちょいと弾かれたくらいに思っとったのに、いつの間にか宮守のとこまで飛ばされとったんか)
恭子「……」
恭子(宮守の奴も清澄のやつも、また起き上がってこんとも限らん)
恭子(勿論追い打ちでトドメをさすなんて後味の悪いこと、普通はできへん)
恭子(せやけど……)
恭子(きっちりやるべきなんやないか?)
恭子(打てる手をすべて打ってこそ、凡人の私が生き残れるんとちゃうか?)
恭子(今なら……)
恭子(こっそりと電流を流せるし、それならばモーションいらずでバレへんのとちゃうか?)
恭子「……」
恭子「……すまんな」 ボソ
バチィッ
殺す気で放たれていた宮永咲の一撃は、姉帯豊音の意識を見事に刈り取っていた。
ただゆっくりと死んでいくだけとなっていた巨体は、しかし――
豊音「……」 バチィッ
――反射的にビクリと動くほどの電撃によって、大きく運命を変えられることになる。
恭子(うわっ……まともな最大出力やとこんな威力なんか……)
恭子(し、死んではないやろ……)
恭子(痙攣したり失禁したりはしとらんし……) カタカタ
――A.E.D(電気ショック除細動器)
その使用目的は不整脈(心室細動)を起こした心臓を『停止させる』ことにある。
一度完全に停止した人の心臓は、
魂が 生きる意志が、まだそこに在れば――
豊音「……」 ユラァ
恭子「!?」
――再び熱く、規しく鼓動を刻み始める。
豊音「……ポ」
だが――生きる意思は少女のモノなれど、少女はまだ目覚めない。
豊音「ポポポ」
今の少女の器を動かすは、圧倒的な生へのエネルギーを有する黒き鬼の血。
豊音「ポポポポポ」
感情の無い真っ赤な目で。
意味のない奇妙な呼吸音を発しながら。
不気味に少女は――否、漆黒の鬼は蘇った。
恭子「ッッ!!」
それは単なる『反応』に過ぎなかった。
圧倒的恐怖による、反射的な防衛行動。
そのタックルが、未だ焦点の定まらぬ目の鬼を地へと転げさせる。
恭子「う……おおおおおおおああああああああああッ!!」
恭子(あかんッッあかんでこれッッッッ!!)
恭子(ここで何とかせな殺られる……ッ!)
再び湧き出す圧倒的な恐怖に怯え、豊音にのしかかってしまった。
下手に密着したせいで、もはや距離をとることもできない。
恭子「え、永水の!」
恐怖に怯える恭子が取った手、それは――――
恒子「決ィまったァァァァーーーーーーーーーーーーッ!」
恒子「末原選手のエビ固めだァァーーーーーーーーーーーーッ!!!」
刃牙「正確には逆エビ固め……」
刃牙「リバース・ボストンクラブと呼ばれる技」
刃牙(だが……狙ってやったというよりは――)
恭子(お、思わずかけてもーたッッ)
恭子(大阪でプロレスごっこが流行った時にビデオで研究した逆エビッ)
恭子(でもこれじゃあ宮守の動きを封じられても仕留められる気がせーへんッ)
恭子(足をへし折ろうにも、ぶっとすぎるわッ!)
恭子「永水のッッ」
恭子「私がこいつの足を封じるッッッ!」
恭子「その間に、トドメをッッッッ!!!!!」
霞「……ッ!」
恭子「何ぼさっと見――――」
恭子「かはッ!?」
恭子(えっ、な、苦し――)
恭子(なんっ!?)
恭子(攻めとるのは私なのに!?)
恭子(こ、呼吸が……)
恭子(し、視界が、黒く……)
恭子(あ、がん――) メダマグルン
ドサァ
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