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    元スレ寂海王「君を必ず宮守女子に連れて帰るッッッ」 豊音「えっ?」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    801 :

    この>>1狂ってやがる…!(褒め言葉)

    803 :

    アシュラから今度はジャンク兄かw

    804 :

    ぱふぱふ(凶器)
    なんかおかしい
    けど実際巨乳の人が胸で中身入った缶を
    叩き潰したりしてたし、霞ちゃんの胸でしかも武術の心得があるっていうなら人の頭部ぐらい果物のように潰せる……のか?

    805 = 804 :

    ぱふぱふ(凶器)
    なんかおかしい
    けど実際巨乳の人が胸で中身入った缶を
    叩き潰したりしてたし、霞ちゃんの胸でしかも武術の心得があるっていうなら人の頭部ぐらい果物のように潰せる……のか?

    806 :

    咲世界ならおかしいけどバキ世界だからおかしくないな!

    807 :

    咲世界とバキ世界が合わさることで何をやってもおかしく見えない

    808 :


    「貴女のソレは、ただ悪魔に、鬼に魂を売っているだけ」

    「体を乗っ取られているだけ」

    「それでは真の強さにはたどり着けないわっ!」 グワッ

    豊音「ぽおっ!」 ドゴッ

    恒子「おーーーっと、ここで豊満な胸を使っての何か派手な技ーーーっ」

    本部「大雪山落としか……」

    「私達巫女は、神や悪魔をおろしている」

    「でもそれは決して体を乗っ取られているわけではない」

    「そして、支配し使役しているわけでもないっ」

    「互いの尊敬を忘れた一方的な乗っ取りは、もはや貴女の力なんかじゃないわ」

    「その驕りごと、貴女の鬼の血を封じてあげるっ」 ドガッ

    809 :

    オーガは友達、怖くないヨ

    810 :

    まだ、あきらめない

    811 :

    パロ元の単行本どっかいって停滞してましたが、言うほど忠実にパロる必要あるか?くらいに思えてきたので近いうちに再開します

    812 :

    再開期待

    813 :

    >>811
    超期待だヨー

    814 :

    再現してるのは実況・解説だけだからいいんじゃね?
    霞なんか文字通りのおっぱいおばけと化してるしなwww

    815 :


    「化けの皮を、剥いであげるわ」

    豊音「……ッ!」



    恒子「うおおおおおお!」

    恒子「次々と攻撃を仕掛けているぞーーーーーっ!」



    「制・裁・霊・魂・滅・消・斬――」

    豊音「ぽ……」

    「斬」

    豊音「ぽぽぉ……」



    「崩れたッッ」

    胡桃「トヨネッ……!」




    「斬」

    「斬」

    「斬ッッ」 ギュオーーーン

    恒子「あーーーーっと、再び姉帯選手を上空へと放り投げる~~~~~っ!」

    「悪霊退散ッッ」

    「地獄の乳頭台ーーーーーーーーっ!!」 ズッドォォォォォン

    816 :

    エアマスの尾形かw
    色々混じっていて元ネタ探すのも面白いな

    817 :

    爆乳がこれ程の武器・防具になると誰が予想できただろうか(遠い目)

    818 :


    「私にはお祓いするチカラがない……」

    「けれども私には、いつも祓ってくれる仲間がいる」

    「本格的なものはできなくても、彼女たちを見て覚えた退魔の技くらいあるわ」

    「そして――今の貴女には、それで十分」

    豊音「ぽ……ぽ……」

    「言葉にすれば同じ『オカルトに体を貸した雀士』かもしれないけど……」

    「ただ乗っ取られてるだけのオカルト雀士と違い……」

    「私達オカルトに精通した永水雀士は……」

    「鍛え方が違う!」

    「性根が違う!」

    「理想が違う!」

    「決意が違う!」

    豊音「グ……ウウウ……」

    819 :

    性根が性欲に見えた

    820 :


    「これで決着、ね」

    豊音「ぽぽ~……」

    「立てないはずよ、今のままでは」

    「……でも……」 チラ

    エイスリン「トヨーネ!」

    エイスリン「Stand Up!!」

    エイスリン「アキラメナイ!」

    白望「エイスリン……」

    エイスリン「Stand Up!!」

    エイスリン「ソノ太クテ大キナbodyヲ、立チ上ガラセテ!!」

    白望「エイスリン……」

    恒子「ああ~~~っと、ここで同じ宮守女子のエールが入るーっ!」

    821 = 820 :


    エイスリン「トーヨーネ! トーヨーネ!」

    豊音(エイスリンさん……?)

    白望「トヨネっ……!」

    豊音(あのシロまで、声を……)

    胡桃「トヨネーっ!」

    「今私達も行くからねっ!」

    豊音(聞こえる……)

    豊音(医務室にいるはずの、二人の声も……)

    寂海王「確かに、鬼の血は、強い」

    豊音(この言葉……そういえば、いつか、言われたっけ……)

    寂海王「強いだけでは虚しいぞ」

    豊音(……うん)

    豊音(うん)

    豊音(そうだね……)

    豊音(それに――)

    グググッ

    「……立ち上がるのね」

    「立ち上がれる痛みじゃないはずなのに」

    豊音「立つよ……」

    豊音「だってまだ……皆のエールを受けたのに、“私'はほとんど何もできてないもんっ」

    「ふふ……いい顔で、泣くようになったわね」

    「強いだけでは虚しい……その通り」

    「誰かのために使い、誰かと支え合うからこそ、戦える、立ち上がれる――」

    822 :

    続いて

    823 :


    「とても大切なことを教えてあげるわ」

    「私が、戦える理由」

    「安いプライドよ」

    豊音「安いプライド……」

    「誰かのため、大切な人のため」

    「そのためなら、なんだって出来る」

    「人は、安いプライドのためならば、なんとでも戦えるのよ」

    「心に巣食う魔物とだって」

    豊音「……うん……」

    豊音「私の安いプライド……」

    豊音「今、見せてあげるよー……!」 フラッ

    「ふふ、本当に、いい目――――」

    824 = 823 :











              グチャッ









     

    825 = 823 :


    豊音「…………え?」

    「」 グラァ

    ドサッ

    恒子「…………!」

    本部「~~~~~~~ッッ」

    健夜「い、一閃……」

    健夜「積み上げたものも、育てたものも、お構いなしに摘み取る無慈悲な一閃……」

    恒子「く、首がありえない方向に……」

    健夜「決して自分では育てず、育ちきった花を容赦なく摘み取る……」

    健夜「まさに、嶺上開花……」

    「安いプライド……・? 仲間……?」

    「関係、ないですよ」

    「邪魔をするなら――全部、ゴッ[ピーーー]」 ギロリ

    豊音「…………っ!」 ゾクッ

    826 :

    さ、殺人だー

    827 :

    だ、大丈夫、人体すごいから……

    829 :


    「お姉ちゃんと戦って……」

    「顔も知らなかったお義兄ちゃんと戦って……」

    「最後は鬼ぃちゃんを倒さなくちゃいけないから」

    「あまりムダな体力を使う暇はないの」

    「2校勝ち抜けなんてだるいルールはおしまい」

    「ここで、他のチームが全員辞退するような結果にする」 ゴッ

    豊音「……」

    豊音「はは……ちょー怖いよ……」

    豊音「すごいのに、ワクワクより、ガクガクしちゃう……」

    豊音「でも……」

    豊音「怖さを知らなかった今までより、多分、私は強い」

    「……怖さを知って、それでもまだ、立ち向かうの?」

    豊音「がんばれ――って、皆が言ってくれたからね」 フフ

    830 :

    すっかり末原がステルス…

    831 :

    お、鬼ぃちゃん……?

    832 :


    「真っ赤な花を――」

    シュバッ

    「咲かせる」

    ドシュウウウウウ

    豊音「……」 グラァ

    健夜「速いッ……」

    加藤「肉をえぐり、真っ赤な花を咲かせている……ッ」

    本部「いや……えぐるというより、詰み取る、か」

    健夜「あれぞまさしく、ツモり動作……」

    健夜「一体どれだけの時を、孤独なツモ切り動作で過ごせばあんな速度が……」

    833 = 832 :


    豊音「……」 ニタァ

    シュバッ

    「!?」

    加藤「血の目潰しッッ」

    豊音「――赤口」 グサァァァッ

    恒子「あーーーーっと、既に固まっていた血を細かくまぶした拳で殴りつけるゥゥゥーーーーーッ!」



    白望「……固まった血と固まってない血」

    白望「その二つを使ったラフ・ファイト」

    白望「……一見すると鬼に心を支配されてるみたいだけど……」

    胡桃「今の豊音は違う……」

    胡桃「だよね? シロ」

    白望「胡桃……」

    エイスリン「医務室 イナクテ イーノ?」

    胡桃「うん」

    胡桃「まあ、まだ走るのは無理だったから、塞に運んでもらったんだけど」

    白望「ああ、だから塞、あっちでうずくまって肩で息してるんだ……」

    834 = 832 :


    ゴシュッ

    豊音「ははっ、やっぱりすごいよー!」

    豊音「ここまで正確に頸動脈を狙ってくるなんてー!」

    ドゴッ

    「かっ……」

    (あれだけ肉を摘み取ってるのに、全然拳が鈍くならな……)

    豊音「あはは、鬼も仏も滅ぼしちゃうよー!」 ドガガガガ

    「このッ……!」 カン

    豊音「はは……これが濃厚な鬼の血……」

    豊音「怖いし、ちょー強いけど……」

    豊音「それだけじゃ最強じゃないってこと、先生や霞さんに教えてもらったもんねっ!」

    835 :

    すげえ

    836 :


    豊音「全てを終わらせるよー……」

    豊音「持てるオカルトを全てぶつける」

    豊音「宮永さんの心がざわついているなら!」

    豊音「その心を、大いに休めてあげるよー……!」

    寂海王「あの拳は……!」

    胡桃「寂さんッッ」

    寂海王「あの全身の筋肉とオカルトを込めた拳……」

    寂海王「並みのものなら、心の臓を貫かれるだけに終わろう」

    「ええ!?」

    寂海王「だが、あの目……」

    寂海王「彼女は、活人拳をしようとしているッッ」

    寂海王「宮永咲クンの強さを、そしてゆらぎを信じ、相手の心のみを砕いて呪縛から解き放とうとしているッッ」

    838 :


    加藤「あ、あれは一体……」

    本部「発勁の一種……か?」

    本部「筋肉の鎧やオーラなど、全てを無視して直接心臓という臓器を壊しにいっている――」

    刃牙「いや――」

    刃牙「正確には、壊さない程度に、心臓を止めたんだ」

    刃牙「そして、体内で反響したエネルギーが止まった心臓を再度動かす」

    刃牙「殺害と蘇生を同時に行っているんだ」

    加藤「な……なんのためにッ……?!」

    刃牙「……さァ」

    刃牙「今わの際の走馬灯でも見せたいんじゃないかな」

    加藤「~~~~~~!?」

    加藤「走馬灯なんて、狙って見せられるわけが……」

    本部「無い」

    本部「……少なくとも、無理だと思っている内はな」

    刃牙「イメージは無限」

    刃牙「心の臓を掴み、止め、動かし、そして相手の脳への電気信号すらコントロールするイメージができれば――」

    加藤「…………ッッ」

    839 = 838 :


    「がッ……」

    『咲……』

    (これは……)

    『そう。パンチは、こう、えぐりこむように』

    (走馬灯……ッッッ!!?)

    『うん。そうやれば、相手の吐血で真っ赤な花が咲く』

    (おねえちゃん……)

    『わあ! 出来たよ、おねえちゃん!!』

    (これは……・私……?)

    『格闘技って、面白いね!』

    (…………)

    (笑顔、か……)

    840 = 838 :


    『宮永さん』

    (……)

    『一緒に、全国に生きましょうね』

    (約束……したっけ……)

    (麻雀も……格闘技も……)

    京太郎『へえ、咲ってすごかったんだなあ』

    (皆が……面白さを思い出させてくれた……)

    優希『本気にさせたな』

    まこ『仇、とっちゃるけえ』

    (皆が必死に、バトンをつないでくれた……)

    「さあ、どうする、グラップラー咲――――」

    (闘う場を、部長がくれた)

    優希『安いプライドだじぇ』

    『安いプライドよ』

    豊音『私の安いプライド……今、見せてあげるよー……!』

    (私の……立ち上がる理由は……)

    (安い、プライドは――――――)

    841 = 838 :


    「――――――ッ!」 ハッ

    豊音「あ、起きた」 ニパ

    (気絶?)

    (いや、相手の動作、私の姿勢からして、意識がトんでいたのは一瞬!)

    (もっと寝かせていれば、勝っていたというのに――)

    豊音「ねえ、宮永さん!」

    「……!?」

    豊音「殴り合いって、楽しいよね!!」 パァァ

    「――――っ!」

    豊音「一緒に、楽しもうよ!」

    ドゴォォ

    842 :

    お株を奪われたァッッッ!!

    843 :


    恒子「ダッッ…………」

    恒子「ダァァァァァァァウンッッ!!」

    恒子「必殺のカウンターで、姉帯選手が再び地に伏したァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

    刃牙(あの一撃……)

    「…………」 ハァ・・・ハァ・・・

    (今の気迫……)

    (思わず、本気で攻撃したのに……)

    (首一つ、ねじ切れてない……)

    (この人が頑丈っていうのもあるけど……)

    (どうして……私……ッ)

    刃牙(……鬼じゃなくなっちまった、か)

    「どうして……あの殺意を思い出せないの……」

    844 :


    (殺さなくちゃいけないのに……)

    (敵も、心も、そしてあの鬼を……)

    (なのに……)

    (どうしてッ)

    (立ち上がろうとすると、まだふんばろうとすると、殺意じゃなくて皆のことが思い浮かぶの――!?)

    「私は……鬼でなくちゃいけないのにッ……!」

    845 :


    「…………」

    「お願い、もう立ち上がらないでください」

    「そのまま寝ていてくれたら……」

    「互いに、無事終われるから」

    「……」

    「……貴女もです。末原さん」

    恭子「…………っ」 ビクゥ

    「そのまま、おとなしく死んだふりをしていてください」

    「そうすれば――」

    恭子「……まあ……」

    恭子「そら、バレとるわな……」 ノソ

    846 = 845 :


    「末原先輩ッッッ!!」

    恭子「……」

    郁乃「やめときぃ、末原チャン」

    郁乃「なんぼニュー末原チャンが強い言うても、正直あの娘には勝てへんわ」

    恭子「……でしょうね」

    恭子「分かってます」

    恭子「分かってますよ」 スッ

    「何で立ッ――」

    恭子「闘うだけや」

    恭子「勝てるとは……思ってへん」

    847 = 845 :


    恭子「……」

    「……」 ギロリ

    恭子(ああ~~~~怖っ)

    恭子(おしっこ漏らしてめげそうになるわ)

    恭子「……でも…・…」

    恭子(無様を承知で、バケモンに立ち向かっていくのが……)

    恭子(末原恭子の、安いプライドやもんな……)

    恭子「これは、もういらんか……」 スッ

    「す、すすす末原先輩ッ///!?」

    郁乃「ええ~~、そのカッコかわええのに脱いじゃうん?」

    恭子「……すんません」

    恭子「ただの末原恭子として……」

    恭子「意地だけ、張らせてください」 ヌギヌギ

    恭子(例え無様に失禁してKOしようと……)

    恭子(せめて、前のめりに……!)

    848 = 845 :


    (な、なんで突然脱ぎ――!?)

    (まさか、私と同じで脱ぐほうが強い……?)

    (いや、でも、さっきまでを見ると、戦闘スタイルはギミックだらけのあの衣装じゃ……)

    「……」

    (わからない)

    (わからないから――放っておこう)

    (罠かもしれないし、それに――)

    (立ち上がってきた以上、攻めて来るのは間違いない)

    (だったら、自信のあるカウンターで、迎え撃つだけ)

    (それなら、何を企んでいようと、関係ないよね……!)

    (それに……防衛反応での一撃なら、きっと、迷いも……)

    849 :

    まだ準決勝ですらないってのが…

    850 :

    それでも…それでも末原ならなんとかしてくれる…


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